HP激変バグ

ラタトスクの騎士

クリア後のグレードショップにて「HP増加」「HP減少」を購入すると、なぜかリーガルとしいな、四章以前の二人を除いたシンフォニア組とリヒターのHPが激変する妙なバグ。
八章でのリーガルの元々のHPは6200程度だが、HP増加を買うと何故か9999になっており、反対にHP減少を買うと5700程度に減少する。
本来コレットと同じくらいのHPしか無いしいなも、増加させると何故か8700近いHPになっており、減少させるとHPが2500程度に減っている。
これだけだと有益に思えるが、残りのパラメータがこのHPに反比例して大きく増減し、HP増加の場合は500に届かないパラメータが複数存在するという状態になる。
説明にもエミルとマルタだけとは書いておらず、実際に全員に反映されている……と見せかけて、何故か五章に入るとリーガルとしいな以外は全員完全固定のステータスにされてしまうという謎のバグがある。
七章でリヒター戦に魔物をすべて預けて臨むとロイドが加わるが、この時のロイドも影響を受けている。ただ、そのときのロイドのHP以外の能力を調べる術が無い。
そして正式に加わる八章ではパラメータが固定のものに修正されるため、HP増加を買った場合、七章リヒター戦では9999あったはずのHPが5125まで激減してしまう。
また、HP増加を買った場合リーガルとしいなの能力は四章から激変する。そのため、スカイキャンセルなどを強制セットされているリーガルの場合、HP増加を買うと四章でのSPが18/12と明らかにおかしな状態になる。

+ なぜこんなことになるのか
Sキャラやリヒターは「ランダム成長値」は0の固定成長なのだが、内部的にはエミル・マルタ・魔物と同じシステムで成長処理をしているため
この成長率合計がエミルやマルタの物よりもかなり高く設定されており(攻略本では「S」とか「A」と表記されており、エミルやマルタでは足元にも及ばない)、そこに「HP+500」「HP160」に対応して成長率が変化する。
要はHPを増やした場合はワーム系の魔物みたいな初期値から成長させるわけであり、HPが飛びぬけて高くなるわけである。
Sキャラに序盤の内に引き継いだ薬草を与えると、次章でのLVアップ時に能力の成長結果が実際に変わることを確認できる。
……が、このHP激変仕様におもいっきり水を差すのが「五章に入るとリーガルとしいな以外はHP関連のグレードの影響を受けない基本ステータスに戻ってしまう」という謎の仕様。
三章~四章と章をまたいで仲間に居るリフィルやジーニアスは四章の段階ではHP増加の影響を受けているのだが、七章で再び加入した時には固定ステータスになってしまうため、当時4000以上あったHPは3000台に減少する。
どんなにHP突出状態のステータスをしていようとお構いなしに「このステータスで再加入させる」という仕様によってデータを書き換えるため、そこまで高かったHPは影も形もなくなってしまうのである。
そもそもの初加入が五章以降になっているゼロス、プレセア、八章ロイドに関しては当然ながらHP変動は起きない。
そしてリーガルとしいなだけは何故かこのシステムが適用されなかったので上記の異常なHPを保ったままLV50の最終ステータスになるのである。
なお、七章での再加入時のLV45→八章のLV50間の「5LV分の成長」に関しては一応「同じSキャラを成長させる」という処理にしているらしく、無いに等しい伸びしろだが薬草での成長率補正は有効。


最終更新:2024年11月23日 18:08