屑ヴィン

登場作品

エクシリア

主にTOXにおけるアルヴィンを指して呼ぶあだ名。X2はこう呼ばれることはほとんどない。
元ネタは攻略本インタビューにて中の人
Q.今回演じたキャラクターに対する印象
A.どうしようもない屑野郎な一面がありますが、「こういう弱くて狡い部分ってあるよね。」と感じる筈です。
Q.キャラクターに自分が似ているところ、似ていないところ
A.よく似ています。屑具合が特に。似ていないところは見た目の格好良さです。
等の質問についてこうコメントしたことからついた。
彼は作中において幾度と無く裏切り行為を働いており、
その度に何事も無かったかのように平然と戻ってくる行為を繰り返している。
裏切る度に「もう裏切らない」とパーティに誓うもまたしても裏切る。
しまいには「今度裏切ったらその剣を突き立ててくれて構わない」とまで言い切るも
その宣言した相手が見ていない時にまたしても発言を覆し裏切ってしまう。
ゆえに「裏切り」という行為に対する重みというものが限りなく薄くなり
既にプレイヤーはおろか味方キャラすらも「また裏切るんだろうな」という認識を
植えつけてしまった上でそれでも裏切るものだから、本来なら重大な事件であるはずなのに
もはやギャグレベルの行為でしかなくなってしまった。
(一部では完全版商法を繰り返すバンナムの姿を重ねる者もいる)

また、度々ジュードに対しベタベタ触りたがってくる一面も
「その手の層」に対するファンサービス的な印象が強すぎることもあるだろう

もちろん、ただの「どうしようもない屑野郎」というわけではない。
そういった経緯も踏まえてみるとまた違って見えるかも知れない。以下に経緯を記す。

+ アルヴィンの経緯(ネタバレ注意!)
異世界に6歳という幼少期に突然放り出され、父親は死亡・母親は精神的ショックで病を患ってしまい、
アルクノア(簡単に言えばテロ組織)に与さなければ処方薬が手に入らないため、小さいうちから汚い仕事をこなさざるを得ない生活を送ってきていた。
アルクノアのリーダーは叔父であるが、甥であるアルヴィンを疎ましく思っており、折り合いは良くなかった。
母親の看病の薬・故郷に帰りたがっていた母親をエレンピオスに連れ帰る目的のためにアルクノアの一員として動くつてでジュードたちと出会う。
その一方でア・ジュールのウィンガルとも関わりを持っており、二重ないし三重スパイを行っていた。
その合間にも母親とは度々手紙のやり取りをしていたが、母親が死んだのをきっかけに自分が今まで頑張ってきた意義を失う。
以上の荒んだ生い立ち・人生から彼を憐れむ一部から“アル憫”と呼ばれることもある。


+ アルヴィンの輝かしい裏切り遍歴(ネタバレ注意!)
同棲していたプレザから情報を得るとあっさり裏切った(ファンズバイブルで詳しく書かれる)
仲間を領主に売って「情報が手に入ったからいいだろw」→その後実は敵組織のスパイだと判明
→ジュードに裏切らないよね?と釘を刺された直後に裏切る→何事もなかったように復帰
→エリーゼから「裏切るなよ、絶対に裏切るなよ!?」→また裏切る
→ジュード「僕、アの事信じてるから」→ア「俺が今度裏切ったら剣で刺してくれ(キリ」
→故郷に戻りたいがためにジュードを殺そうとして庇ったレイアを銃で撃つ
→テンパりつつも、ア「前から気に食わなかったんだよ!優等生ヅラしやがって!」とジュードとクロスカウンター
→その後パーティに復帰、エリーゼに嫌味言われつつもほっぺにチューされる

+ アルヴィンの活躍(ネタバレ注意!)
イル・ファンでのジュード救出→いなければジュード投獄でゲームオーバー
キジル海瀑でのグレーターデモッシュ挑発作戦→いなければミラ捕獲でゲームオーバー
サマンガン樹海でのケムリダケ刺激作戦→いなければエリーゼ捕獲により離脱
バーミア峡谷での狙撃兵武器落とし→いなければジュード死亡かミラ死亡でゲームオーバー
バーミア峡谷での術コア狙撃→いなければ破壊失敗によりPT全滅
カラハ・シャールでの暗殺者狙撃→いなければ他のメンバーにも危害が及んだ可能性あり
シャン・ドゥでのティポ奪取事件→データメモリは取られたがエリーゼの無事は守れた
カン・バルクからの脱出行→裏切ったふりのおかげでワイバーン使用許可降りた、追手が来なかった
ガラス玉サブイベでのミラピンチ→アルヴィンが来たお陰で助かった
…などなど、ただ裏切ってパーティーに不利益をもたらしていただけではない。

+ 要約
アルヴィン (Alvin)CV:杉田 智和 キャラクターデザイン 藤島康介
「あれま、杉田に助けられても、すっかりウザキャラになったか」

通称「屑(野郎)」。リーゼ・マクシア各所を裏切り歩いてきたと言うだけあり、その人望の無さは確か。
誰に対しても舐めた口調でうざったらしく接し、常に小物らしく余裕のない態度を見せる。「俺は知らなかったんだ!!」
裏で暗躍しているように見えて、実はかなり行き当たりばったりなところがある。
他人の気持ちを敏感に感じ取れず、相手が望んでいる言葉や行動を踏みにじって返すのが得意。
その一方で、自分自身のことは多く語らず、サブイベントの数々に、伏線をうまく隠してしまう。
母親のために動くと言いながら、毒を盛られていることをスルーするのには、何か目的があるのだろうか……

ちなみに、第6回人気投票ではエクシリアキャラでは最も高い第5位にランクインしている。
以上からアルヴィンはアクの強く、好き嫌いが分かれるキャラであると言えるだろう。
ちなみに、X2ではだいぶ更正したので逆に「影が薄い」「地味」と言われたりしている(人気も落ちた)。なんだかんだでXでは個性派だった。
ちなみに、クレストリアの宣伝では「アルヴィンは裏切っても筋肉は裏切らない」という謎の格言ができた。
もはや彼の裏切りっぷりは良くも悪くも彼の個性として扱われている。


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関連項目



最終更新:2019年07月16日 23:13