タイトルどおり、山賊のアジト、及び闘技場で掛かるBGM
ジャズ系の粋で小洒落た曲であり、およそ荒くれもののアジトの曲としては
一見似つかわしくないイメージとも言える。しかし闘技場の醸し出す、薄暗くて、胡散臭くて、
どことなく妖しい雰囲気には合っているので本来こっちの用途だったのではないのかとも思える。
基本的にはトランペットとピアノが主題の二重奏。ソロ気味で吹きまくる序盤のトランペットが
ノリノリで実にいい味を出しており、思わず踊りだしたくなってくる類の曲である。
後ろのピアノもいわゆる「弾き語り」という印象であり、曲を聴いた限りで浮かんでくるのは
やはりウェルテスの酒場のようなムード…。やっぱり山賊のイメージじゃないなぁｗ
