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日常

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イタリアの町の天辺に聳え立つボンゴレ基地
その基地は大きくてきらびやかとしていて一軒基地には見えなく
お城にさえ見えてしまうほどだった
そこの基地の主沢田綱吉は執務室で自らよりも背の高い屈強の男達を片手で指揮していた

「貴方は、これをお願いします」
「はい」
「貴方はこっちを」
「分かりました」

数十名の男達に片手一本で指揮する姿は10年ちょっと前とは変わっていて
後ろ髪も伸びて優雅で綺麗だった
男達が頭を下げて執務室から出て行くのを確認した綱吉は
一気に肩の力を抜いて椅子にしなーとたれ落ちる

この椅子に座って数年がたつがいまだにボスとゆう大座には慣れない

机にふっつぶせているとドアがそろりと開けられる
そこから覗く二つのかわいい顔

「ママ~?」
「ママいる?」

「レン君、リー君。どうしたの?」
「別に・・・・ただ何してるのかなーって」

ドアの間から覗いている顔は雲雀と綱吉の子供である蓮李と李蓮だった

「いつまでもそんなところに居ないでそこに座りな」
そういうと二人はぴょこぴょこといかにも高そうな・・・では無く高い皮のソファーに座る
綱吉は二人へお菓子と飲み物を準備し東都立ち上がったとき
ドアがノックされる
はいと返事をすればドアが開けられて入ってくるのは
綱吉の右腕の獄寺隼人だった
「隼人。どうしたの?」
「10代目、これを」
「手渡されたのはホッチキスでとめられた書類」
ありがとう、後で目を通すね」
帰ろうとした獄寺はソファーに座っている二人に気づいた
「あ、蓮李さんと李蓮さんじゃないっすか」
「隼人兄~一緒に遊ぼうよ」
「こらこら、レン君。隼人お兄ちゃんは忙しいんだよ」
「あ、いっすよ十代目。俺今ちょうど仕事終わったところですから」
「でも、せっかく終わったばかりなのに・・・」
「いえ、大丈夫ですから」
「そう?」
「はい」
そこまで言われれば否定することも出来ず綱吉は席から離れてお菓子の準備をする
獄寺は二人にトランプなどをせがまれている
「レン君、リー君、お菓子とかを持ってテラスへ行ってきたらどう?」
テラスを指差せばうんと元気いっぱいな声が返ってくる
二人は片手にトランプを持って獄寺の手をグイグイとひっばりテラスへと導く
「本当に楽しそう」
そんな声もおおはしゃぎしている3人には聞こえないようだ
獄寺もすんごく楽しそうにしていた
綱吉はお菓子と飲み物をお盆に載せてテラスへと運びに行ってやる
テラスといっても
そこいらのテラスとは愕然と違う
広さは一つの家ぐらいの広さがあるんじゃないのか?ッてぐらい広くて設備もすごい((ボンゴレ舐めんなよ
それに今日は雲ひとつ無い快晴だ

「ママもするー?」
「あ、ママはいいよ」

レン君は3人の前にトランプを配る

そんな3人を見ながら
綱吉は微笑むとテラスの下にある庭へと視線をおろした
するとそこにはなにやら棒を振り回す一人の男の姿があった
よく見てみるとそれは山本だった
山本はバットを振っていたのだった

「おーい武ー!」

声を掛ければまぶしそうに目に手をかざして目を薄める山本
綱吉気づいた山本ははにかんで手を大きく振る

「おー綱かー。何してるんだ~?」
「今、レン君たちが獄寺訓とトランプしてるんだ」
「へ~それじゃ、俺もいっていいか?」
「うん、もちろん」
「ありがとうなのな」
そういうとバットを片手に姿を基地に中へと消していった

しばらくすると執務室のドアが叩かれる
「綱ー入るぜ」

バットを片手に入ってきた山本はトランプ中のレン君とリー君の頭をガシガシと撫でると
綱吉の横へ来て柵に腰を掛けて空を見上げる
「いい天気だな~」
その声は大空へ吸い込まれるように消えていった
「武はさっき何やってたの?」
「んー?野球の素振りかな」
「そうか」
「綱はトランプしねーのか?」
「俺はいいや」
そうかと乾いた声がまた大空へと吸い込まれていく
傍らではな゛ぁーなんてゆう獄寺の声が聞こえてくる
ばば抜きでもしていてばばを引いてしまったのだろう
横でけらけらと笑う声
綱はふと思い出したように山本へ声をかける
「山本、何か飲む?」
「お!飲む~俺ちょうどのど乾いてたんだ~サンキューな」
綱吉は掛けて執務室へと戻るとコップに飲み物を入れて山本へ渡してやる
しばらくしてババ抜きが終わると次は
リー君が人生ゲームをしようと言い出す
流石に3人ではつまらないと言いたげな表情で3人が・・・獄寺までもが綱吉と山本を見つめてくれる
二人は顔を合わせてクスクスと苦笑いをする
山本が折れたように
分かったよ。綱もするよな?
って言い出すもんだから仕方なくやるよというと3人はやったーと大喜び
獄寺までもが一緒に舞い上がる

 

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