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機動警察パトレイバー

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機動警察パトレイバー

ゆうきまさみ 小学館



帰省したついでに再読。
残念ながら終盤にさしかかったあたりまでしか読めなかったため、総括はそのうち。

90年代における最高傑作のひとつだと思う。
魅力的なキャラクター、確立した世界観、だらけさせないストーリィの進行、分かりやすい心理・情景表現。

あまり絵が上手い印象はなかったが、読み返してみるとレイバー戦など非常に迫力がある。
子供の頃はレイバー戦にしか興奮を覚えなかったものだが、
いまこの年齢で読むと登場人物や組織の行動原理、後藤や内海の立ち回りなど全体に散りばめられたドラマが非常に面白い。



蛇足①
機動警察パトレイバー 劇場版のストーリィのキモだった「HOS](Hyper Operation System)と、
開発者の帆場も作中に登場していたのは気づかなかった。

蛇足②
特車2課の課長と整備のシゲさんが本編に登場するのは、実は中盤になってから。

蛇足③
作中において、泉と太田の機体の差異(クセ)について幾度も言及されている(泉機は手先が器用、太田機は射撃が上手い)。
でもこの辺って甲殻機動隊のフチコマ(AIを搭載した自走戦車)のように、「各機体が学習した事を補完しあい、より上位の存在にしてゆく(故に己を持たない)」の方が理に適っている。
まぁ本編においては泉機が器用だからこそグリフォンに狙われる、という流れがあるわけだが。
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