INSIDE MAN
出演: デンゼル・ワシントン, クライヴ・オーウェン, その他
監督: スパイク・リー
まさに、お話よりも過程を楽しむ映画。
とにかく強盗側のやり口が渋い。なるほど、と思わせる手口の数々。
とにかく強盗側のやり口が渋い。なるほど、と思わせる手口の数々。
事件を追う刑事のパートはあくまでも「この事件を外から見て、翻弄される視点」であり、
裏の有る仕事を請け負った弁護士のパートは「真相に関する伏線、もしくはヒントを得る視点」である。
裏の有る仕事を請け負った弁護士のパートは「真相に関する伏線、もしくはヒントを得る視点」である。
強盗側の素性は一切明かされず、他の登場人物に関してもあくまでも役柄としての情報を与えるのみ。
純粋に強盗計画の経過と真相を視聴者に楽しませてくれる。
純粋に強盗計画の経過と真相を視聴者に楽しませてくれる。
・・・というかこの、『強盗側の素性は一切明かされず』がやっぱキモなんだよな。うん。
この監督が狙ったんだと思うのだが(日本人だから、かもなぁ)ラストまで見ると、とても単純な疑問が生じる。そしてそれについて考えてゆくと、どんどん伏線に気づかされるという、非常にミステリ好きには堪らない作りが見事。
この監督が狙ったんだと思うのだが(日本人だから、かもなぁ)ラストまで見ると、とても単純な疑問が生じる。そしてそれについて考えてゆくと、どんどん伏線に気づかされるという、非常にミステリ好きには堪らない作りが見事。
派手さに欠けるし、キャラクタで売ってるわけでもないため好き嫌いは分かれるだろうけど結構お勧め。