概要
『TCR』のいわば「無印」にあたるシリーズ。すべてはここから始まった。
舞台は神戸・北野の異人館街にほど近い場所にあるキリスト教主義の女子校・湊星女学院。
湊星女学院の聖歌隊は学校自体とほぼ同等の長い歴史をもち、一時期は数十人の隊員を抱えていた。しかし今ではその人気は薄れ、一時にはわずか2人にまで減少するほどとなっていた。
これは、そんな湊星女学院の聖歌隊員たちが時に何気ない学園生活を送る姿を、また時にそれぞれの形で教会音楽の世界に向き合う姿を描く、可憐で賛美に満ちた日々の物語である。
湊星女学院の聖歌隊は学校自体とほぼ同等の長い歴史をもち、一時期は数十人の隊員を抱えていた。しかし今ではその人気は薄れ、一時にはわずか2人にまで減少するほどとなっていた。
これは、そんな湊星女学院の聖歌隊員たちが時に何気ない学園生活を送る姿を、また時にそれぞれの形で教会音楽の世界に向き合う姿を描く、可憐で賛美に満ちた日々の物語である。
作者のOneNoteに書かれているのだからきっとそうなのだろう。しらんけど(このページの作成時点で本編が存在しないので)。
キャラクター
湊星女学院聖歌隊
詳細は個別ページを作成予定。
| 名前 | 読み | 学年 | 声域ランク | 備考 |
| 佐村 南菜 | さむら なな | 3年生 | 1 | 聖歌隊 隊長 |
| 長谷川 楓 | はせがわ かえで | 3年生 | 6 | 聖歌隊 副隊長 |
| 久我坂 藍奈 | こがさか あいな | 2年生 | 4 | |
| 緒方 由理 | おがた ゆうり | 2年生 | 8 | |
| 柳沢 音葉 | やなぎさわ おとは | 2年生 | 3 | |
| 坂口 麗桜 | さかぐち うらら | 2年生 | 5 | |
| 岩淵 真鈴 | いわぶち ますず | 1年生 | 9 | |
| 星河シーラ紗佳 | Hoshikawa, Sheila Sayaka | 1年生 | 2 | |
| 藤波 穂月 | ふじなみ ほづき | 1年生 | 7 |
世界観・舞台・用語
湊星女学院(そうせいじょがくいん)
物語の舞台となる、神戸・北野にある私立の女子高等学校。法的(?)な正式名称は「湊星女学院高等学校」、読みは「そうせいじょがくいん」だが、英語名では"Kobe Sousei Girls High School"と頭に「神戸」がつき、KSGHの略称も時々公式で使用される。正確な所在地は兵庫県神戸市中央区北野町三丁目付近で、三ノ宮駅から長い坂を登った北野異人館街のほぼ西隣にある。
キリスト教主義校であり、前身の私塾から数えると隣の異人館街と同じくらいの歴史がある。現在の湊星女学院の直接の原型である高等女学校となった1920~30年代からある瀟洒な礼拝堂は、聖歌隊の活動の拠点のひとつであるとともに、休校日に結婚式場と提携して貸し出すことで小金稼ぎにも活用されていたりもする。
併設の中学校を開校して中高一貫にしようという動きはだいぶ前からあるが、北野の現校地はそれだけのキャパ増加に耐えられず、かといって移転をするわけにもいかず膠着状態。別校地に中学校舎を開設する(これは現実世界の、それも同県内で前例がある)案もあるがコスト面ではやや不利で、結局は近接地に用地を取得できるかどうか、という状況。
キリスト教主義校であり、前身の私塾から数えると隣の異人館街と同じくらいの歴史がある。現在の湊星女学院の直接の原型である高等女学校となった1920~30年代からある瀟洒な礼拝堂は、聖歌隊の活動の拠点のひとつであるとともに、休校日に結婚式場と提携して貸し出すことで小金稼ぎにも活用されていたりもする。
併設の中学校を開校して中高一貫にしようという動きはだいぶ前からあるが、北野の現校地はそれだけのキャパ増加に耐えられず、かといって移転をするわけにもいかず膠着状態。別校地に中学校舎を開設する(これは現実世界の、それも同県内で前例がある)案もあるがコスト面ではやや不利で、結局は近接地に用地を取得できるかどうか、という状況。
声域ランク
湊星女学院聖歌隊は少人数である――具体的には、9人で6声部の曲を扱うこともあるなど、合唱と言うよりもほとんどヴォーカルアンサンブルに近い――ため、各メンバーを一般的な「ソプラノ・メゾソプラノ・アルト」の3分割にしておらず、曲や各メンバーの声の特性によってフレキシブルなパート分けをする。そのために「声域ランク」という概念を用い、これは各メンバーを得意な音域が高い順から数字を振るものである。数が小さいほど高音部、大きいほど低音部の適性が高い傾向にあるという認識で概ね問題ないが、常にこのランク順のパート分けがされるとは限らない。