フェージン。
ファーマー。金髪碧眼の青年。
父と二人で質素な農場を経営していたが、父の他界により経営が困難になり農場を売却。
身の振り方を決めあぐねている最中にクムオーンと知り合い、迷宮に旅立つこととなる。
父が幾度となく繰り返していた「お前の母さんは人魚だったんだよ」という言葉のせいか、
海に不思議な執着がある。母親とはまだ幼い頃に死別しているので、面影らしい面影も思い出せないのだけれど。
クムオーンの誘いに乗った根底には、そんな思いもあったのだろう。
ハロウィン。
ビーストキング。黒髪に褐色の肌。痩せぎすの少女。
フェージンの農場の側に住み着いていた野生児。
彼女から家畜を守るため、夜を徹して見張りを続けるフェージンと丁々発止の勝負を重ねるが、
何かと大らかなフェージンの父に懐柔される形で、半ば彼らの家族の一員として過ごし始める。
名付けも父によるもの。
フェージンに付いてくる形で農場を去る。
クムオーン。
パイレーツ。赤毛に眼帯。無精ひげの男性。
海の上で産まれて、海の上で生きてきた生粋の船乗り。
愉快な海賊暮らしを続けていたが、近年の急激な魔物の増加により海賊も荒み、
略奪に手段を選ばなくなってきた辺りで嫌気が差し、所属していた海賊団から出奔。
しかしその最中に難破し、なんとか辿り着いた陸地にてフェージンと知り合う。
恩義を感じ、尊敬していた海賊が一人いた。
それがフェージンの父であると知り、あのおっさんの血が流れているのなら絶対に船乗りに向いているはずだと、
熱心にフェージンを口説き落とす。
ベロニカ。
バリスタ。白髪に日に焼けた肌の少女。
人嫌いの気味がある一方で、砲撃が大好きな娘。
その技術も確かで、好きなだけ砲撃の研究が出来るとの理由で船団の護衛官として生計を立てるが、
海賊による襲撃を打ち負かせず拉致される。
幸いにもクムオーンとともに脱出に成功。そのままギルドの一員に加入する。
海に対して取り立てて思い入れがあるわけではないが、船上から眺める星空が好きで、
砲撃好きと組み合わさって、自分の弾をいつか月にまで届かせたいとかいう願望を持っている。
あるは。
プリンセス。紫色に豪奢な髪をした少女。
エトリアとラガード、二つの世界樹を踏破している少女。
ラガードの世界樹を踏破の後しばらく、公女の側仕えとして過ごすがふらふらとまた旅に出た。
アーモロードに向かう船上から、何が興味を引いたのかフェージンらにいつのまにかついて回る。
姫さまめいた格好は側仕えとして過ごしていた衣服そのまんまだから。
相変わらず滅多に喋らないので、周りから勝手に姫扱いを受けている。
不思議な声の力は相変わらずで、それに加えてルバーブのそれを見よう見まねに修得した剣技も備える。
最終更新:2010年04月01日 04:54