ポストモダニズム
- 1.自分達に賛同しないものをミソジニー、レイシスト、ネトウヨ、壺扱いすること。
- 2.自分たちでも意味を理解していない数式や物理学の用語を、無内容な文章を飾り立てるために用いること。
- 3.論文や著作などにおいて意識的に言葉遊びをしたり、無内容な記述を含めたりすること。
1995年に物理学者のアラン・ソーカルは、ポストモダン思想家の文体を真似ながら、数多くの数式や科学用語を含むが意味の成立しない無内容な論文を意図的に作成して、現代思想系の学術誌に送った。そして、その論文は受理・掲載されてしまったのだ。その後にソーカルは著書『「知」の欺瞞――ポストモダン思想における科学の濫用』を発表して、フランスを主とする当時のポストモダン思想家たちが、自分たちでも意味を理解していない数式や物理学の用語を、無内容な文章を飾り立てるために用いていることを批判した。
アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由