《断罪裁判》
「思い上がりも甚だしいわ」
(SP-37:「紫の桜は、罪深い人間の霊が宿る花。貴方はその紫の桜が降りしきる下で、断罪するがいい!」)
Illustration:
びなゆ(SP-37:
仄柑)
コメント
代表的な
カウンターカードのひとつ。
ノードとコストの高さの代償として、あらゆるカードのプレイを止められる。
作戦阻止・
ディゾルブスペル・
瞋怒を内臓したカウンターであり、当然ながら非常に高い汎用性を持つカードである。
それだけにノード・コスト共に高く、また他のカウンターカードに使いやすい物が揃っているので、
グッドスタッフやビートダウンのようなデッキには
是非曲直庁の威令や
作戦阻止ほど採用される事は少ない。いくら強力だからといって、ただ入れただけのカードを使いこなす事は難しい。
逆に言えば、このカードが採用されているデッキは他のカウンターカードも採用している場合がほとんどである。その意味で、まさしく
コントロールデッキの切り札であり、それ以上でもそれ以下でも無いカードと言える。
幸い、この手のカードとしてはコストの高さ以外にリスクが無いのでまだ使いやすい方だが、それでもこのカードを使うに当たって「カウンターすべきカードを見極める」センスは必要不可欠となるのは言うまでも無い。
- 一見上記の三種カウンターの上位カードのようだが、ディゾルブスペルには「無効にされない」という一文により干渉合戦にならないというメリットがある。逆に1ドローさせるというデメリットも無くなっているので一長一短だが。このカードのみ三種と異なりコストが余分に1必要となっているのも忘れずに。
- 是非曲直庁の威令や破邪顕正、十王の激怒といったライバルが続々登場している作戦阻止とは違い、キャラクターカード・スペルカード・コマンドカードをまとめて無効に出来るのはこのカードだけなので地位は安泰といえる。
- …だったのだが、第十二弾にてついに同じ効果を持つ陰謀論が登場した。コストでは勝っているものの、向こうは抵抗を持つ上に条件付きながら容易に必要ノード、コストを軽減できる能力が付加されている。このカードの出番は非常に危うい。
- かつてはノード5コスト0という燃費の良さであった。あまりに強力過ぎた為か同じくコスト0カウンターだった作戦阻止、ディゾルブスペル同様にエラッタが掛かりコストが2になった。
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最終更新:2012年08月21日 20:53