《「嫌われ者のフィロソフィ」》
【ターン1枚制限】
〔相手プレイヤー〕は手札を2枚破棄しても良い。破棄しない場合、〔あなた〕は2
ドローし、ライフポイントを5得る。
近くとも遠くとも疎まれる存在
コメント
古明地 こいしの
スペルカード。
相手プレイヤーに相手の手札を増やすことを嫌うか、自分の手札を減らすことを嫌うかを選ばせる。
その効果は非常にいやらしく、相手がどちらを選んだとしてもカード
アドバンテージ上は1枚の得となり、ドローができたならばライフアドバンテージのおまけまでついてくる。
さすがに
強引な取引のように1コストとはいかないものの、2コストのカードがやることとしては十二分以上であり、また相手がどちらを選択するかを見ることで相手の手札の質を考える材料にもなる。
さらに
術者である古明地 こいしは除去耐性のあるアタッカーであり、ある程度のノードが確保できるなら簡単に採用できるため、
術者を据えた運用も非常に楽。ターン1枚制限こそあるものの、除去耐性の高いこいしであれば次のターンも場にいる可能性は高く、このカードの効果でこのカードを引いてしまってもあまり問題にはならないだろう。
ただし弱点がないわけではない。相手プレイヤーの手札に
銀ナイフがあるとその威力は半減するし、
上白沢 慧音(白沢)/9弾が捨てられては相手の展開を助けてしまう。
最悪なのは
月眼『月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)』が相手の手札にあった場合で、「
古明地 こいし/12弾を
プレイしてすぐにこのカードをプレイしたら相手プレイヤーの場にふらふら迷い込みました」ということにもなりかねない。
効果自体は強力だが、相手のデッキ内容によって効く効かないの差が非常に大きいので、相手によっては思い切ってサイドアウトできるようなデッキ構成にしておきたいところ。
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最終更新:2012年09月28日 02:27