《創符「流刑人形」》
No.264 Spell <
第四弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(1) 術者:鍵山 雛
(自動α):
〔あなたの場の「人形」を持つキャラクター全て〕は、相手プレイヤーの
スペルカードの効果の目標にならない。
(自動γ):
〔全て
ノード枚数の合計値〕が4の倍数になった場合、〔
必要ノード1以下の「人形」を持つキャラクター全て〕を
決死状態にする。
攻撃力(0)/耐久力(1)
流し雛はその身に厄を引き受けた後、川や海などから神の下に送られる。
コメント
このカードによって決死状態になる必要ノードが1以下の
人形は
第十三弾現在
全てのノードの合計なので、対戦相手のノード枚数も含まれる。
狙って流すのは難しいが、出しておけばそのうち確実に流されるだろう。
自分のメディスン・メランコリーや鍵山 雛、
メイベルなど破棄されない種類の
人形を守ったり、小型速攻デッキに投入してブロッカーになる相手の
上海人形や
蓬莱人形をまとめて流したりと意外と汎用性が高い。
しかもこのカード自体も
人形である為、スペルカードの目標にならないのもポイント。
人界剣『悟入幻想』などのスペル除去で妨害されないので、相手が
秋の女神や
狙撃のようなコマンド除去を持っていない限り除去は困難である。これは上記のどちらの使い方の場合でも役に立ってくれる。
とはいえ、このカードを
人形対策カードとして見た場合、除去カードとしてはかなり不確実性が目立つのも事実で、現状では対象キャラを除去するなら
疾風『風神少女』でまとめて破棄した方が安定するので、どこまでアンチ
人形として活躍出来るかは微妙な所だろう。
かと言って対象外の
人形サポートとして見た場合、ノードの数次第で自壊してしまうというデメリット持ちなので、個々を守るだけなら
夢符『二重結界』の方がずっと安定するのは言うまでも無い。当然、
人形主軸のデッキならこちらも
蓬莱人形などを使うのが大半なので、その場合のリスクも考えれば採用は躊躇われる。
どちらを目的にしても上手く立ち行かず、結果かなり癖のあるカードとして仕上がっている。その点は術者の
鍵山 雛/3弾の性質を非常に良く受け継いでいると言えるだろう。
- 合計ノード枚数9(全てスリープ)の時2コストのカードを使うと、ノード合計は7となるので2つ目の自動効果は発揮されない。 プレイコストは同時に支払われているからである。
- コスト支払い自体には干渉できず、またこのカードが持つのは(自動)効果であるため、ひとたびノードの合計枚数が4xになってしまったら人形たちを守る術はない。
- 霊烏路 空/9弾や秘宝『斑鳩寺の天球儀』で必要ノードを増やせば、このカードを含めた場の人形が流れることがなくなり、半永久的にスペルから守り続けることが可能。が、そこまでする価値があるかどうかは微妙と言わざるを得ない。
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最終更新:2013年02月13日 21:29