石動・禍因 = カイン・ローリングストーン
性別:男
年齢:父なるヤハフェの年齢からアダムが楽園を追放されるまでの年月とイヴが身篭ってからの十月十日を引いただけ。
職業:王であり神であり主であり伝説
種族:吸血鬼
クラス:吸血鬼
外見:若干浅黒い肌、父母と同じ真っ黒な艶のある髪、額に咎人カインの印、土により育まれた物を身に付けられないので化学繊維や鉄の鎧、絹を好む。

設定: 『吸血鬼の始祖』『人類最初の嘘吐き』『呪われし者』『人類初の殺人者』『ノドの地にて流離う者』『鍛治氏の始祖』『不死の王』『夜の支配者』
   『災禍の担い手』『人類の天敵』『ひとつにして全てのもの全てにしてひとつのもの』『弱きものどもの主』『霧と灰に愛されし者』
即ち、ロード・オブ・ヴァンパイア

詳しい彼の半生に関しては石動家を参照のこと。

愛の魔王によって力の大部分(特に彼を害する物は皆7倍の報復を受けると言う神の愛)を吸い取られた禍因は滅びの間際に
自らを子孫の誰かの身体に転生させる儀式を行った。
しかし、その儀式に吊られた男?という愛の魔王の腹心による妨害因子を植えつけられた為、彼は不完全な形で転生することになってしまう。
結果として、彼は三世代離れた死産の子石動・灰に、それも本来ならば目覚める筈の無い水子の自我が芽生えてしまってから転生することとなってしまう。
その後、一時は身体の支配権を乗っ取る事に成功するも、
影宮家の力により数億分の一にまで封印され弱められた力をさらに半分にして石動・刹那の肉体に預けられてしまい失敗。
この時、刹那の中にいたブリンク・ローリングストーンという意識を取り込んでしまい、灰の身体の中にほぼ同一の力を持つ3つの意識が混在し均衡状態を作り出す事により、灰の肉体の状態そのものは安定したまま10数年が過ぎることになった。
最近になって、灰の肉体、精神共に吸血鬼としての力への依存度が非常に高くなって来た為、必然的に禍因の影響力が三者の中で高まり、三すくみが崩れ始めていた。
繰り返される虚構世界の中で徐々に灰への侵食率を高めていったが、記憶の神と真っ向から争い合う気はさらさら無かった為に今まで発現せずにいた。
最終的に彼は、海鳴における最終決戦にて灰が力を求め過ぎた際に発現。
暴走を起こさせる事も無く、ただ静かに彼の精神を乗っ取った。
以降の彼については石動・カインを参照のこと。

性格的には孤独癖と放浪癖のある賢人。絶望した者や虐げられた者、神に見捨てられた者、血族を放っておけず、その縁により腹心達は絶対の忠誠を誓っているものが多い。
逆に祝福された者、幸福な者、虐げる者、神に近き者を認めず、それらと争う事で主が自らに課した役割を担えると信じている。
余裕のある石動・灰とでも言うべき人格を持っているが、これは石動・灰そのものが禍因の模倣であるとも言える。

相手の血を吸いつくす事によって下位吸血鬼(ブラッド・サッカー、レッサー・ヴァンパイア)に、相手の血を適量吸うことで吸血鬼(ヴァンパイア)に、自らの血を分け与えることによって上位吸血鬼(エルダー・ヴァンパイア)に転化させる事が出来る。
下位吸血鬼は思考能力が単純化され、命令に忠実だが食欲旺盛な兵士。
吸血鬼は生前の能力によって多種多様な力を持ち、生前の意識のまま動くが上位種の命令には逆らえない。下位吸血鬼を作り出すことが出来る。
上位吸血鬼はほぼ吸血鬼と同じだが数倍の魔力と再生能力を持ち禍因以外の命令を受け付けず、自分より下位の吸血鬼を作り出すことが出来る。
これらの能力を駆使して自らの血族を広げながら、自己のアイデンティティの確立の為、常に人類との生存競争に明け暮れてきた。
全ての吸血鬼の弱点を併せ持つが故に自由な行動もほぼままならない為、実質的な戦闘能力においては他の魔王や部下にさえ劣るが、その何人も比肩する事が適わない経験と叡智こそが最強の武器であり、単純な力勝負でさえなければ彼に勝つことはほぼ不可能である。∴奇跡∴や『加護』と呼ばれる力を簡略化した術式によりほぼ無制限に振るうとも言われている。

腹心にプリムラ・カーマイン(現在:シア・カーマイン)、他2名を持つ。
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最終更新:2011年01月20日 00:52