サーナイトリボンの旅
執筆時期:令和2(2020)年5月初稿→令和5(2023)年11月更新 執筆者:高宮毅彦
これは、私のサーナイト「セレナーデ」が88個のリボンを獲得した約17年の旅の記録を綴ったものである。
第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー)リボンの記録
まずハートゴールドに転送。
今や懐かしのパルパーク。
まずハートゴールドに送ったのは、ここでしか取れないリボンが1つだけあるため。
ポケスロンのコンディション表示も今は昔。ちなみにポケルスは『エメラルド』電池切れにより消えないままだったものの、この世代で消滅。
『ポケモンXD』からやってきた証と、『ポケモンXD』限定のリボンを取ってきた証。
なお、ソフト上では平成23(2011)年4月となっているが、実際は12月頃に転送した。
歴代でも最多のリボン数を誇る難所中の難所。実際挫けかけた。
ハートゴールド・ソウルシルバー
レジェンドリボン
このソフトでしか取れない唯一のリボン。このソフトではチャンプリボンは取れない。
曜日リボンも取れなくはないが、場所移動の必要があるので別の作品の方が楽。
ダイヤモンド・パール・プラチナ
シンオウチャンプリボン
条件 |
ポケモンリーグでチャンピオンを倒し殿堂入りする |
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少なくともリメイク後よりは格段に楽。
あしあとリボン
条件 |
なつき度を最大にする→ゲット時からレベルを30以上上げる(第6世代~) |
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課金系リボン
ゴージャスリボン 1万円 |
ロイヤルリボン 10万円 |
ゴージャスロイヤルリボン 999999円 |
この4つのリボンは同時に達成可能。
お金を稼ぐためにバトルサーチャーを起動→倒す→歩く(これでなつき度が少しずつ上がる)→バトルサーチャーを起動→……の繰り返しで1時間もすれば取得できる。
ジェントルマンさんとマダムさんごめんなさい。
曜日系リボン
条件 |
特定の曜日に特定の人物に話しかけるともらえる |
しゃっきリボン(月) |
どっきリボン(火) |
しょんぼリボン(水) |
うっかリボン(木) |
すっきリボン(金) |
ぐっすリボン(土) |
にっこリボン(日) |
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全部の言葉が「リボン」の「リ」に引っ掛けられているのがハイセンス。
ちなみに、手に入れるならORASが最も楽で、一ヶ所に留まっているだけでなく手持ちの全員にリボンをつけてくれる。
アビリティリボン
条件 |
バトルタワーシングルバトル21戦目に登場するクロツグ(1回目)を倒す |
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特に問題なくクリア。
ダブルアビリティリボン
これも問題なくクリア。昔からダブルバトルは大得意。
ワールドアビリティリボン
条件 |
バトルタワーWi-Fiバトルルームのランク5以上に入る※現在入手不能 |
達成平成26(2014)年。そして現在入手不能の超貴重リボン。
DSのWi-Fiサービスが同年5月20日をもって終了したため、現在はWi-Fiバトルタワーそのものに入れない。
そのサービス終了を知って慌てて再開し、パーティを用意して獲得したもの。
横のナショナルリボンの写真は『ポケモンXD』からやってきたことを証明するためのもの。
挑んだパーティは上の画像にあるアーボックとカビゴンとセレナーデ。
アーボックで「いかく」を発動させ、「こだわりスカーフ」を「すりかえ」て相手の動きを固定させたうえでカビゴンにチェンジし、「のろい」「かげぶんしん」を積みまくって「かみくだく」で倒す、というもの。セレナーデは保険。
このパーティを考案したのは知る人ぞ知る元世界チャンピオンのモルフ氏。
感謝の印として氏の依頼に応じてあの伝説のドーブルにもこのリボンをつけた。
公式大会優勝者にのみついた栄光の「カントリーリボン」も添えて。
ちなみに当人曰くこのドーブルは今でも『ダイヤモンド』に眠っているとか。
マルチアビリティリボン
条件 |
バトルタワーマルチバトル(通信なし)50連勝を達成する |
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達成令和元(2019)年。
この世代最難関。私のリボンの旅が長いこと中断した最大の原因の1つ(何回も中断しているが)。
指定されたNPCとタッグを組んでマルチバトルをしなければならない。しかもそれで50回連続で勝てという。無茶が過ぎませんかね?
そして当時は7戦ごとに区切られるためNPCの手持ちもそこでリセットされる。前いい技を持っていた同じ種族が全然強くない別の技を覚えていたなんてざらにある話。
まるで出口が見えず、それでもちまちまと進めていたが、気付けばポケモンGOが出てサン・ムーンが出て間もなく第8世代という状態で記憶の彼方へ。
そんな令和元(2019)年5月、ふと何気なく第4世代のソフトを起動させてみるとちっとも読み込まない。おかしいなと思い何度か試すも全然読み込まない。これはまずい。
セレナーデ以外にもたくさんの幻のポケモンを第4世代のソフトに抱えており、同様リボン獲得のために待機させていたのだった。
この子達がデータ読み込み不能で消えてしまっては元も子もない。
どうすれば読み込みがよくなるか色々探して聞いて、どうにか安定させて再開。
作戦として、NPCはミルを優先、こちらはメタグロスを確定させてNPCのポケモンに合わせラティオスなりサンダーなりギャラドスなりに変更して49戦進む。その後50戦目でセレナーデを入れる。
……それでもNPCの手持ち情報は日付変更で変わるので中々やきもきした。
この時からセレナーデの4枠目の技は「まもる」を標準装備(コンテストなどでは変更あり)にした。
そして持ち物も何かがない限り「オボンのみ」に。
ペアアビリティリボン
条件 |
バトルタワーマルチバトル(通信あり)50連勝を達成する |
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このリボンの時からセレナーデを1戦目から参加させることに。
通信ありなので、育てたメンバーを組み合わせて挑めばOK……なのだが、マルチなので片方が全滅すると1VS2になる他、技エフェクトを切れないので試合が長くなる。
パーティは「セレナーデ・メタグロス」&「ウインディ・サンダー」。ウインディは「いかく」、サンダーは「めざめるパワー」くさタイプを搭載。
色々理不尽なやられ方もしたけれど何とかなった。
グレートアビリティリボン
条件 |
バトルタワーシングルバトル49戦目に登場するクロツグ(2回目)を倒す |
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……すっかり忘れていたリボン。これも急いで獲得。
ただどのポケモンで戦ったかは記憶にない。どうやったんだろう。多分ボーマンダとメタグロスだとは思うが?
なお、シングルバトルなのでセレナーデは「まもる」を外し「10まんボルト」に変更してある。とはいえ「めいそう」もないので基本的にはバトルさせない方針で行った記憶がある。
各種コンテストリボン
条件 |
各種コンテストを制覇する(1部門1ランクにつき1つずつ) |
部門 |
名称 |
かっこよさ部門 |
クールリボン・クールリボングレート・クールリボンウルトラ・クールリボンマスター |
うつくしさ部門 |
ビューティリボン・ビューティリボングレート・ビューティリボンウルトラ・ビューティリボンマスター |
かわいさ部門 |
キュートリボン・キュートリボングレート・キュートリボンウルトラ・キュートリボンマスター |
かしこさ部門 |
ジーニアスリボン・ジーニアスリボングレート・ジーニアスリボンウルトラ・ジーニアスリボンマスター |
たくましさ部門 |
パワフルリボン・パワフルリボングレート・パワフルリボンウルトラ・パワフルリボンマスター |
第4世代のコンテストはダンスまである。コンディションがいくら高くてもダンスで事故ると勝てなくなる。特にマスターランクは致命傷になりうる。
それで実際かっこよさコンテストで1回負けた……
アピール審査も技の仕様や誰にアピールするかでかなり悩まされる。
そんなわけで殆どやり込まなかったが、ここにきてそのツケが出てきてしまった。何とか全コンテスト制覇できたけれど、とてもしんどかった……
ちなみに、やるなら断然『ダイヤモンド・パール』>『プラチナ』。何せダンスのリズムが圧倒的に簡単。『プラチナ』のダンスは素人が手を出していいものじゃない。
かっこよさ |
うつくしさ |
かわいさ |
かしこさ |
たくましさ |
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……この数年後に色んなポケモンでこのコンテストを進めて「なんだ簡単じゃないか」と思えるようになってしまったので、やはり慣れは大事。
難しいと判断して泣く泣く幻のポケモン達にリボンをつけるのを断念したのが悔やまれる。コンディション上げは大変だが。
おまけ
レッツー
ポ ケ ス ロ ン ! ! !
だいぶ下手になっていて泣いた(昔は最低でも500点台後半は出せた)。
勝った証。
昔はポケスリートとして名を馳せたものだった。
そして、かがやくはっぱ。
死が二人を分かつまで。いや、死してもなおその結びは永遠に。
成果
リボン39個獲得。合計66個。
とにかくしんどかったし、時間もかかった。足掛け約8年。
twitter上にて公開し始めてたくさんの人に見てもらった。
タグ「#サーナイトリボンの旅」も決定。
66個のリボンを手に入れた動画↓
最終更新:2020年04月15日 23:27