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はっぴゃくきゅうじゅうはち
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ジョウト
はっぴゃくきゅうじゅうはち
ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「
ななひゃくにじゅういち
」を25周年を記念して書き直したもの。
要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。
企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。
当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!?
感想対象
全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記)
ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記)
外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』)
『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
『みんなのポケモンスクランブル』
『ポケモンスナップ』シリーズ(全て)
『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY&Z』『S&M』『新無印』中心)
映画シリーズ(全て)
『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
『スマッシュブラザーズ』シリーズ
その他(『ポケモンマスターズ』など)
元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。
前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。
非対象
『ポケモンパネポン』
『ポケモンピンボール』
『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
『ポケモンレンジャー バトナージ』
『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
『ポケモンピクロス』
『ポケモンユナイト』
ポケモン分類法
フォルムチェンジ、姿違いは
「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」
としてあります。
例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目
ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。
また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。
例:トリトドン、ビビヨン
目次
No.001~151 カントー
No.152~251 ジョウト
No.252~386 ホウエン
No.387~493 シンオウ
No.494~649 イッシュ
No.650~721 カロス
No.722~807&リージョンフォーム アローラ
No.808~898&リージョンフォーム GO&ガラル
No.152~251 ジョウト
No.152 チコリータ
金銀御三家の1匹。
開発時「ハッパ」という名前だったらしい。確かに頭に葉っぱついてるけれど。そんな名前にならなくてよかった。
アニメではいじっぱりのこいつをサトシが捕まえたと思ったら物凄くサトシになついていた。世に言うツンデレの元祖とはこいつのことか。
その見た目やアニメの影響で♀扱いされることが多いが、御三家は♂:♀=7:1なので実際は男の子が多い。♀の入手はとにかく苦行。
シナリオでは初代でくさが有利だったツケが回ったのかかなり辛い。「はっぱカッター」を初期に覚えるが急所率が下がってしまい、状態異常技も「どくのこな」しか覚えない。しかも序盤2つのジムがくさの弱点タイプなのは何かの嫌がらせなのか。
ポケダンのパートナーはほぼ毎回こいつと決めていた。特に探検隊では女の子設定になるので物凄く可愛い。超も大人しくこいつにすればよかった…… 救助隊ではあまり特徴がなかったが、探検隊以降「アロマセラピー」を覚え、状態異常に強い優秀な回復役として成長した。また探検隊ではかしこさ「しゃこうか」を身に着け仲間勧誘もこなせる。
なおXDでは本来覚えられない威力150の大技「ハードプラント」を覚えたチコリータなるものが手に入った。RSE当時メガニウムは覚えず、DPで覚えられて以降も初期形態で覚えられるのはXDの個体のみとなる。地味ながら貴重な個体と言える。
No.153 ベイリーフ
実際の香辛料にある名前。たまにカレー用のスパイスに混ざっている。だからと言ってこいつをカレーにぶち込んではいけない。ガラル地方に入国できないが、逆に良かったのかも知れない。
コロシアムではまさかのこいつの状態で登場し、度肝を抜いた。しかも♂♀はランダムでメタモンも当時いなかったので♀を粘るため必死になっていた覚えがある。
アニメではサトシのチコリータが進化し、ますますサトシになついて遂には押し倒し事案にまで発展した。その時に覚えた技が「のしかかり」である。このアニメちょっと危ない。ちなみに進化はここで止まっている。
No.154 メガニウム
メガシンカしてはいない。メガシンカするとメガメガニウムになるのだろうか。
シナリオでの使い勝手の悪さに反比例するかのように、金銀当時では御三家6匹中最強の称号を掲げていた。ガラガラをはじめじめんに強く壁技も使え、「やどりぎのタネ」「つるぎのまい」「のろい」でダメージソースも確保し「耐久なのに耐久潰し」という恐るべきポケモンだった。が、RS以降能力強化に制限がかかり耐久がガタ落ち、弱点タイプ大幅強化、ガラガラが衰退で需要も大幅減、ライバルも続々登場とマイナス要素が重なり、一気に最底辺の実力に落とされてしまった。そして現在も這い上がれずにいる……
メガニウムといえば「のしかかり」という声が絶えない。某有名ブログにも取り上げられていたほど。実際他に有用な技ろくに覚えない。せめて「ねむりごな」の1つでもあれば。
アニメではその昔サトシのジュプトルがこいつに惚れており、こいつを守ろうとしてジュカインに進化までしていたが、本人はトロピウスとくっついてしまった。哀れジュカイン。この他『ライコウ 雷の伝説』に出て来る噛ませ犬ポジションが使っている。
ポケマスではコトネのバディとして登場。「ひかりのかべ」でサポートするだけでなく「能力強化に応じて威力が上がる」という強力なバディーズ技を持つ。
Newポケスナではまさかの最初に出会うイルミナポケモンとして大抜擢。パッケージの中央にも描かれた。やったぜメガニウム!
No.155 ヒノアラシ
金銀御三家の1匹。
背中の炎はピンチになると噴き出すが、それ以外では収まっている。そのせいでXY以降のグラフィックでは炎を出していない。これは進化形も同じ。公式イラストや今までのドット絵に慣れていると結構な違和感を覚える。
シナリオでは良くもなく悪くもなくといったところ。進化は早くすぐ強くなれるが覚える技はほのお技が異常に多く、得手不得手がハッキリしているので相手を見極める必要がある。特にコガネジムで不用意に出すととんでもないことになる。
アニメではサトシが捕まえており、性格が図鑑通り臆病だった。
個人的に御三家ではこの系列が一番好き。その関係でポケダンの主人公は毎回こいつと決めている。性能としては探検隊以降範囲攻撃を獲得し、DXでは連続攻撃「ころがる」を実用化させることに成功した攻撃特化のポケモン。ほのお技以外ろくに覚えないので、数少ない他タイプの技のチョイスが肝心。
なおXDでは本来覚えられない威力150の大技「ブラストバーン」を覚えたヒノアラシなるものが手に入った。RSE当時バクフーンは覚えず、DPで覚えられて以降も初期形態で覚えられるのはXDの個体のみとなる。地味ながら貴重な個体と言える。
No.156 マグマラシ
最初マグマアラシという6文字のポケモンかと思っていた。今新規実装されたらそうなっていたのだろうか。
進化しても可愛さを失うことはなく、それでいてカッコよさも備わったポケモン。中間進化の中でも好きなポケモンの1匹。
進化が早いので大体の場合最初のジム前後で既にこいつになっているが、逆に最終形態になるには歴代御三家中最も遅い。かつコガネジムの悲劇は大体こいつが被害者である……
コロシアムではまさかのこいつの状態で登場し、度肝を抜いた。しかも♂♀はランダムでメタモンも当時いなかったので♀を粘るため必死になっていた覚えがある。
No.157 バクフーン
最終進化してカッコよくなりました。剣盾でエースバーンが出るまで唯一御三家でほのおタイプしか持っていないポケモンだった。
実は種族値がリザードンと全く同じ。だが対戦ではこれが災いし、技バリエーションに乏しいこいつはリザードンの下位互換と言われ続けてきた。
DPで何と「ふんか」を獲得し、高いすばやさ・とくこうから威力150をぶっ放す化け物ポケモンに変貌した。範囲攻撃なので特にダブル・トリプルで恐ろしいまでの火力を見せ、高速「ねこだまし」などとの相性が抜群によい。バクフーンとマニューラの組み合わせをDP発売後逸早く思いついて対戦会で大暴れさせた経験がある。あれは強過ぎた。だがほのお技以外をろくに覚えないのでほのおが止められるとかなり弱い……
アニメでは『ライコウ 雷の伝説』に出て来る主人公が使っている。
ポケマスではヒビキのバディとして登場。本編同様の「ふんか」使いだが、全体攻撃できるほのおタイプはライバルが複数おり、やや不遇。
Newポケスナでは火山に生息。プテラと睨み合っている個体にイルミナオーブを当てると代名詞となった「ふんか」を発動する。
No.158 ワニノコ
金銀御三家の1匹。
分かりやすいワニのポケモンだが二足歩行。しかも進化してもずっと同じ。そのおかげでパンチ技を使えるので便利。
シナリオでは進化が歴代御三家中最も遅いものの基本的には有利。ただジムで弱点を突けるかというと微妙。HGSSでは火力上昇かつあく物理技「かみつく」「かみくだく」の加入でマツバ戦で優位に立てるため、ますます有利になった。唯一シジマは苦手。
アニメではテンションが高くて思わず踊り出すワニノコをサトシが捕まえたことから、陽気なキャラがますます定着した。なおそのワニノコはルアーボールに入っているが、本編でそれが実現可能になったのは第7世代から。
なおXDでは本来覚えられない威力150の大技「ハイドロカノン」を覚えたワニノコなるものが手に入った。RSE当時オーダイルは覚えず、DPで覚えられて以降も初期形態で覚えられるのはXDの個体のみとなる。地味ながら貴重な個体と言える。
No.159 アリゲイツ
某PCのOS制作会社の会長ではない。
図鑑でキバのことを矢鱈と詳しく説明している。相当キバが自慢らしい。
進化レベルが歴代御三家で最も早く、そのためこの形態でいられる期間は異常なまでに短い……道中に出て来るモココより短いってどういうことだ。
コロシアムではまさかのこいつの状態で登場し、度肝を抜いた。しかも♂♀はランダムでメタモンも当時いなかったので♀を粘るため必死になっていた覚えがある。
No.160 オーダイル
進化したら二足四足どちらも使えるポケモンになった。だが顔がかなりおぞましい。現実のワニのようにがぶりと食いつきそうな見た目。
レベル30進化なので、その昔レベル30が上限のルールでは御三家で唯一出ることができた。
対戦では初めてこうげきが最も高い御三家で、そのせいでRSまで技に乏しくまともに戦えなかった。DP以降みず物理技が登場してこいつ自身物理技を多く覚えられるようになったことで大幅に強化された。能力強化を「こうそくいどう」「つるぎのまい」「りゅうのまい」と3つも覚える。隠れ特性「ちからずく」との相性も抜群。
レンジャー光の軌跡では過去編最大の壁の1匹。キャプチャ不能かつダメージを受ける巨大な水の塊を出しまくり妨害する。そうこうしているうちに時間切れになる……何度挫折したか。
アニメでは『ライコウ 雷の伝説』に出て来るヒロインが使っている。
なお、金銀御三家最終形態のうちこいつだけNewポケスナに登場しなかったが、追加コースで無事登場した。
No.161 オタチ
金銀のコラッタポジション。だが金銀/HGSSでは日が出ていないと出現しない。夜には代わりにコラッタが出てくる。
真ん中が的に見えるのでイラスト等で何かと的に使われやすい。やめたげてよぉ!
No.162 オオタチ
進化して更に可愛くなって帰ってきた。だがこいつどこからが胴体でどこからが尻尾なのか? 「どうながポケモン」といえど長すぎる。
特性に「ものひろい」がないせいで冒険面で冷遇されていたが、HGSSで「するどいめ」+「いわくだき」、BW以降「おみとおし」+「ほしがる」「どろぼう」が優秀で、「ものひろい」組とは異なるベクトルでアイテム集めに重宝するようになった。
対戦でもノーマル最速の「このゆびとまれ」や特性「おみとおし」+技「すりかえ」などの固有戦術を持ち、侮れない1匹。
だが刀のゲームが流行したせいでこの名前は刀の分類だと思われかねないのが難点。似たような現象が他のポケモンにも起きている。実に哀しい。
Newポケスナでは捕食対象ポケモンとしてグラエナやマニューラから命を狙われていた。哀れ。
No.163 ホーホー
金銀の所謂序盤鳥。だが金銀/HGSSでは夜にならないと草むらに現れない。金銀/HGSSでは木を揺らせば落ちて来ることもある。金銀では昼に落とすと眠っていたが、RS以降特性「ふみん」が追加されたせいでHGSSでは昼に落としても普通に起きている。
フクロウと時計の両方がモチーフで、デザインが個人的に優秀だと思う1匹。
本来2本足だがいつも1本足で立っており、2本足で立つ瞬間はほんの一瞬だけだという。Newポケスナではもう片方の足が出てくる貴重な瞬間がある……どころか空を飛んでいる時には普通に2本足で飛んでいる。どうやら1本足は立つとき限定のようだ。
No.164 ヨルノズク
進化して普通のフクロウ……というか、ミミズク? になった。首が360度回転するらしい。怖い。
対戦では特性「ふみん」で自らも「さいみんじゅつ」を使いこなすが、いかんせん中途半端。「ふみん」自体も有用性がかなり変動するので不安定な実力を持つ。エスパータイプでも持ってくれていれば多少個性が出たのかもしれないけれども。いっそ特性「いろめがね」でアタッカーにするという手もなしではない。
金銀/HGSSではマツバ戦で厄介なゲンガー封じに一役買ってくれるが、HGSSの場合特性「するどいめ」だとあまり有用でない。特性をよく確認したい。
アニメではサトシが色違いのヨルノズクを捕まえていたが、通常のに比べて一回り小さかった。なお決め技は「ねんりき」である。強過ぎて最早「サイコキネシス」レベルだったが。
No.165 レディバ
テントウムシモチーフの可愛い子。イトマルと対になる存在。金銀/HGSSでは銀/SS限定かつ朝にしか出現しない。
レディアン共々バージョン違いでかつ「朝限定のポケモン」は後にも先にもこいつだけ。夜限定はたくさんいるのに。
このように登場当初はかなりレア度の高いポケモンだった。だがレア度が高くても実力は……といったところ。コレクターズポケモンと言える。
先行登場組なので金銀発売前の映画にも出ている。赤色が鮮やかで映像によくマッチしていた。
ポケダンでは進化後が有名だが進化前でも強く、探検隊では高ステータスで連続攻撃をぶちかます。さらに超ポケダン以降は4匹まとまって眠った状態で登場するという特殊な出現方法をとっている。下手に起こすと大惨事。
No.166 レディアン
進化して顔が結構凛々しくなった。アリアドスと対になる存在。進化前同様朝にしか出てこない。
対戦ではとくぼうが高くすばやさもそこそこだが、こうげきが物凄く低くとくこうも高くない。弱点も多いので耐久を活かせるかというと。しかも隠れ特性が「てつのこぶし」。ふざけてるのかと。
だがポケウッドでは凶悪な侵略者に扮している。これくらいにまで強くなってくれればいいのだが。
そしてポケダン探検隊ではゼロ南3強の1匹。部屋攻撃「ぎんいろのかぜ」を始め攻撃も耐久もサポートも超一流。こいつが部屋の遠くから出てきたら死を覚悟した方がよい。その後の作品でも敵として恐ろしい強さを誇っている。もちろん味方につけても強い。この手のポケモンが外伝で強いのはお約束なのだろうか?
Newポケスナでは飛ぶ時にきらきらと鱗粉のようなものが舞う。このためレディアンが飛ぶと写真映え抜群の天体ショーが見られる。
No.167 イトマル
蜘蛛モチーフで後ろにも顔があり、顔を変化させ威嚇する。結構凝ったギミックを持つポケモン。
レディバと対になる存在。金銀では金かつ夜にしか出ない。とはいえ木を揺らせば時間帯関係なく落ちて来るのでレディバ系列ほどレアではない。
なおポケダンでは進化後よりこちらの方が強敵として印象に残りやすい。移動速度を落として「みだれひっかき」や「ミサイルばり」でボコスカ殴ってくる。
No.168 アリアドス
進化して結構カッコよくなった。割と好きなデザイン。レディアンと対になる存在。進化前同様夜にしか出てこない。
悪役キャラが好んで使ってくる傾向にあるがあくタイプではない。ただ何故か「サイコキネシス」を自力で覚える。お前は一体何タイプだ。
対戦では特性「ふみん」なので特定の相手には強いが、いかんせんすばやさが低く、こうげきもそこそこ。ライバルも強力なので肩身が異常に狭い。とはいえ登場当時に比べれば技が揃った方。登場当時はむし技がほぼ皆無と言ってよかったのだし。SMでは遂に専用技「どくのいと」も獲得した。
Newポケスナでは巣を張って獲物を待ち構えるだけでなく、襲ってきたメガヤンマを糸で退散させていた。
No.169 クロバット
「ゴルバットってなんだか顔怖いし、あんまり強くないし、空も飛べないし微妙」という初代の印象をものの見事に粉砕してくれたポケモン。
進化によってすばやさが永遠の高水準130にまでなり、念願の「そらをとぶ」も獲得しシナリオでも十分使えるようになった……まではよかったが、登場当時は一致技最高威力が「そらをとぶ」止まりで、どくの攻撃技も覚えなかった。対戦でも活躍したかと言えば微妙だった。
RS以降攻撃技がかなり整備され、固有の役割を確立することとなった。攻撃も可能だが基本は補助や持久戦、嫌がらせを得意とする。耐久もそれなりにある上に4倍弱点もないので中々止められない。どくタイプの優等生である。
どうでもいいがこいつが「アクロバット」を覚えるのは洒落か何かか?
ポケダン救助隊ではレベル1ダンジョン攻略の切り札である。技マシン要らず、どく無効、空中移動といいことずくめ。私のきよらかなもり初攻略はこいつだった。
Newポケスナでは洞窟に出現。「止まって休むのが下手」という図鑑の設定通り、飛び続けるものの中々止まれない様子が見られる。
No.170 チョンチー
色使いと目が好みで、深海系のポケモンで群を抜いて好きなポケモン。みず・でんきと優秀なタイプを持ち、シナリオでも使いやすい。
ただでんき技は金銀の場合「10まんボルト」の技マシンがないせいで「スパーク」止まり。とくこうが高くないので「かみなり」でもいいと言えばいいのだが。
ポケダン救助隊の銀の海溝でやっとの思いで仲間にできてそのままB99Fまで連れて行ったのもいい思い出……なのだが、探検隊の奇跡の海で「ほうでん」連打マシンに化けてしまった。大人しかったチョンチーを返せ。
Newポケスナではやはり深海のポケモンなのか、海中コースに生息。光が差し込む場所に集まって光を浴びるチョンチー達がとても綺麗。
No.171 ランターン
「進化すると目茶目茶可愛いランターンになるんすよ」(HGSS発売前CMより)
進化前でも十分可愛かったチョンチーが進化して更に可愛くなった。
みずとでんきの相性は抜群で、特性でどちらかの属性を無効化することも可能。ここに「れいとうビーム」などが加われば攻撃面で隙ができにくい。だがとくこうがやや低いので火力不足に注意。
対戦でもみず・でんき・こおりの3タイプの技を揃えればかなり盤石。だがとくこうが存外低く、同じタイプのライバルウォッシュロトムが立ちはだかる。こちらは「ちくでん」「ちょすい」なので無効タイプの差で勝負したい。ちなみに「みずびたし」からのタイプ一致でんき技というえげつないコンボもできる。
ポケダンでは一転トラウマメーカー。遠距離から「ほうでん」、こちらの「ほうでん」は無効、倒しても「はっこう」で敵が増えるの三重苦。
Newポケスナではまさかのプルリルに命を狙われるという光景が見られた。助けると秘密のルートに案内してくれる。
No.172 ピチュー
ピチュウではない。
所謂「ピカチュウポジション」というよりは、まさかのピカチュウの進化前が登場。アニメの「ピカチュウの森」で出てきた赤ちゃんピカチュウは何だったのか。
ピチューの自力技として「てんしのキッス」や「わるだくみ」がある他、Emで追加された「ボルテッカー」を覚えるには孵化が必須。だが「ボルテッカー」の習得条件は「片親に『でんきだま』を持たせた状態で育て屋・預かり屋に預ける」というもの。第7世代でのみピカチュウに教えられるが、それ以外では孵化しないと絶対に覚えられない。
映画での活躍が多く、ピチュー兄弟やギザ耳ピチューなどでやんちゃぶりを発揮してくれた。あの街はニューヨークモチーフらしいのだが、つまるところ後のイッシュ地方なのだろうか。
「ギザみみピチュー」という特殊個体がいる。片方の耳がギザギザで、中の人は中川翔子。本人のかつての口癖「ギザ」にもかかっている。HGSSかつ配布イベントでのみ登場し、同作品以外に送ることはできないが、下記スマブラでこの姿で戦わせることができる。
スマブラにはDX・XPでファイターとして登場。電気を発すると自分がダメージを受ける上に最も軽いため吹っ飛ばされやすい。登場当時は弱キャラだったが、SPでは吹っ飛ばす能力がピカチュウより上という個性がつけられ、戦い方によってはピカチュウを上回る強さを持つようになった。
レンジャー光の軌跡ではウクレレピチューが登場し、お得意の電撃で相手を痺れて動けなくさせることができる。ただしその技が使えるかどうかは確率による。
アニメの新無印1話ではあのサトシのピカチュウがピチューだった頃の物語が描かれた。なついて進化するはずなのだが、何と人間ではなく世話をしてくれた母ガルーラへの愛情から進化するという結末で、予想外かつ満点の回答に感動を覚えた。
Newポケスナでは公園・抜け道に生息。飛び跳ねたりオシャレしたりと、とても可愛い。
No.173 ピィ
第8世代現在唯一の「名前が2文字」のポケモン。
分類がまさかのヒトデマンと同じ「ほしがたポケモン」。確かにシルエットは星に見えなくもない。
同期で出てきたピチュー・ププリンに比べると他作品への出演機会が少なく、地味な印象。しかも某パズルゲームのスキルアップモンスターの名前と同じせいで検索するとそちらの方が引っかかる始末。ピィの明日はどっちだ。
No.174 ププリン
名前がプクリンと紛らわしい。最終形態と初期形態が紛らわしいって一体。
本編よりポケダンのイメージがやたら強い。一家全員で本編外の活躍が多いから仕方ないのだが。
空の探検隊にてプクリン親方がまだ小さかった頃の物語「てんさいププリン」で主役を張った。可愛いだけでなく実は成長率が物凄くよく、下手するとししょーのアーマルドよりも強くなってしまう。流石プクリン親方、幼少期から才能を発揮しておられる。超ポケダンでもししょーとププリンの絡みが見られる。
No.175 トゲピー
チョッキップルィィィィィィィィィ!!!
海外進出の際にカスミのお臍を隠すためにこのポケモンが投入されたという都市伝説があるらしい。
野生では一部の地域にしかおらず、大体タマゴを貰ってから育てることになる。特に金銀では「ポケモンのタマゴの証明」として、HGSSでは「ホウオウルギアに選ばれた証」として超重要なポケモン。ちなみにHGSSではホウオウルギアに選ばれた証なのか、イベントで貰えるトゲピーは当時新規追加の遺伝技「じんつうりき」を覚えている。
進化後が進化後なので♀のイメージが強いが、性別比は♂:♀=7:1。こんな可愛いポケモンが女の子のはずがない。
登場時はノーマルタイプだったが、XYからノーマルが取れてフェアリーに変更されている。だからといってこいつ自身に何か新しい技が増えたわけではない。進化先では影響があるが。
剣盾のマックスレイドバトルにおいては外れNPCの1匹。そもそもこの形態でバトルをすること自体が間違っている気がするのだが。一応「いのちのしずく」で回復してくれることはあるし、「きあいのタスキ」を持つので行動保証はされている。なお、繰り出してくるトレーナーの名前「マユミ」はアニメでトゲピーを連れていたカスミの中の人飯塚雅弓氏だと考えられている。
ポケGOでは初のタマゴ限定ポケモンとして登場。中々の低確率で苦戦したが、リオルはこれの更に上を行く低確率だったので今となっては可愛い方ではあった。進化のため一時期連れ歩いていたが、その時にトレーナーはカスミのようにお腹の辺りに抱っこするポーズを取るので面白かった。
ピッピに次ぐ「ゆびをふる」使いでもある。しかもアニメレギュラーなので頻繁に指を振り、大体爆発する。とても怖い。スマブラにもモンスターボールから現れるポケモンとして登場し、何が起きるか分からない効果を発揮してくれる。
No.176 トゲチック
あの可愛かったトゲピーが進化するとこんな姿に! ……という触れ込みだったが、妙に硬い代わりに決定打に欠けるしシナリオでは使いにくいというのが正直なところ。それでも結構可愛くて密かに好きなポケモン。
初登場した金銀では進化前に合わせたのかドット絵がやや黄ばんだ色合いをしていたが、クリスタル以降白くなった。
剣盾を除いて野生出現はなく、この系列を孵化しようとするとトゲピーのままではタマゴが見つからず、わざわざトゲチックに進化させないといけないので中々の手間。♀も少ないし本当に大変。
RS期に「このゆびとまれ」を獲得し、ひっそりとダブルバトルでサポート役として使われていた。そしてDPでとんでもない進化形が追加されることになる。BWでは自身も「しんかのきせき」を持たせて戦えるようになり、XYからはフェアリー・ひこうに鞍替えした。
この形態の頃はまだ手が動かしやすいと思われる位置についていたので、パンチ技を覚えても違和感はなかった。この形態の頃は。
ポケダン、特に救助隊では特性「はりきり」で予想外の高火力を発揮する。当時物理技扱いの「げんしのちから」など食らおうものなら一たまりもない。
ちなみにコロシアムでは最後に手に入るダークポケモンでもある。しかも主人公の偽者というキワモノから。
ポケGOでは念願の野生出現を果たすが、登場当時被捕獲率が最低に設定されていたらしく、更には中々逃げないこともあって、ボールイーターとして非常に恐れられていた。出現率がすこぶる低いためその被害に遭うことは少なかったが。現在でも出現することは稀だが、イベント時にレイドボスとして登場することがあるため、入手は楽になった。
アニメではトゲピーの楽園を救うために訪れたカスミのトゲピーが進化し、以降同地を守ることに決めたため、カスミとお別れすることになった。
No.177 ネイティ
テーテー!
独特な鳴き声、インパクトのある目とちんまりとした体で禍々しい何かを感じさせるポケモン。案の定エスパータイプである。
羽根が小さいので飛ぶことができないが、「ドリルくちばし」などは覚えられるのでひこう技が使えないわけではない。
ジョウトやシンオウでは出現場所に行くのが凄く面倒なポケモン。比較的長いダンジョンを抜けた先にしか出現しない。かつシンオウは大量発生限定。
第3世代で特性「シンクロ」で有用な性格を持つポケモンが欲しい場合、サファリゾーンのこいつもしくはネイティオが出現するエリアで中央に特定の色のポロックを置いてこいつやネイティオをゲットしまくると効率が良い。歩数対策にはダートじてんしゃでぴょんぴょん跳ねればよい。何故こんなことを書いたかといえば、私がかつてその方法で有用な性格の特性「シンクロ」持ちを揃えたから。
Newポケスナでは遺跡に生息。0.2mしかないので大きさ点が稼ぎづらいが、ふわりんごを投げるなどすればすぐ近寄ってくれるので、意外と大きく撮りやすい。
No.178 ネイティオ
トゥートゥー!
進化してインパクトが更に強まってしまった。もう手が付けられない。トーテムポールもビックリの中毒性。トゥートゥー!
様々なMAD動画がこいつの鳴き声で作られた。一度聴いたら抜け出せない。あなたも私もトゥートゥー!
対戦ではまさかの強特性「マジックミラー」を引っ提げるので油断しているとこいつに足元を掬われ……トゥートゥー!
ポケダンでもその独特のキャラで峡谷の主や鑑定団をやって……トゥートゥー!
<●><●><トゥートゥー!
No.179 メリープ
もふもふの電気羊。金銀/HGSSでは最初に手に入るでんきタイプなので滅茶苦茶お世話になった。分かりやすいモチーフとそれなりの性能。何より可愛い。
BW2にてメリープだらけの「サンギ牧場」が登場し、実にもふもふだった。フィールドのドット絵大量はずるい。
ただしそのもふもふの毛は静電気を帯びていることが大半。触ったら痺れる。でも可愛い。
ポケGOでは何故か実装当初ヨーギラスばりの超レアポケモンに指定されていた。探しても探しても全然出てこない。出現場所まで全力で走ってどうにかゲットしたこともある。2021年現在では少しずつ改善されてきた。
No.180 モココ
モモコではない。モコモコでもない。ロコモコでも当然ない。
最初に公開されたのがデンリュウで、次に公開されたのがメリープで、一番後になってこの子が登場。中間進化の地味さ加減に泣いた。立場はピカチュウと同じはずなのに。進化も早いせいでこいつでいられる期間も短い。何とも言えない。
体色が系列で唯一ピンク色になる。何故突然この色になったのかは謎。ちなみに進化形は色違いがややピンクがかった紫になる。
ちなみにこいつから二足歩行になるので、金銀でやろうと思えば技マシンを買って「かみなりパンチ」「ほのおのパンチ」を揃えることができるが、「かみなりパンチ」は進化後が自力で覚えてしまうのでお金の無駄になる。「ほのおのパンチ」くらいで止めておくのが賢明。
No.181 デンリュウ
ぱるぱる!
金銀の最初の方に公開されたポケモン。同期にヤドキング、ドンファンがいる。名前からでんき・ドラゴンだと思っていた人がそれなりにいるらしい。
ミカンが「アカリちゃん」という名前のデンリュウを世話していたので、ミカンをでんきタイプ使いだと思っていた人が多いようだ。
対戦ではでんきタイプの割にすばやさが低いが、とくこうは比較的高く、耐久もそれなり。昔は「カウンター」の申し子だったが今は「コットンガード」の方が有名だろうか。毛が既にないのに。
金銀シナリオでは進化と同時に「かみなりパンチ」を、技マシンで「ほのおのパンチ」を覚えられる。苦手なくさを返り討ちだ。HGSSではどちらも物理技なのでそこまで強くないが、代わりに「シグナルビーム」と「パワージェム」を覚えられる。
ポケGOでは初期形態メリープが激レアポケモンだったので、必然的に入手は困難だった。大量発生キャンペーンも実施されたが、用意された特別な技がメガシンカ時にタイプ一致になる「りゅうのはどう」で、当時メガシンカは実装されていなかったため物議を醸した。わざわざ数年先に役に立つ技を今実装するのかと。
超ポケダンでは調査団の団長をしている。強い正義感の持ち主だが方向音痴。それでも何故か目的地に着いているという天才肌。
No.181 メガデンリュウ
ドラゴンだと思っていた人が多いらしかったデンリュウがXYになって本当にドラゴンになってしまった。進化する度に削れていたもふもふが復活して嬉しい限りだけれど、ドラゴン要素はどこに。
特性も「かたやぶり」と中々に強力だが、ドラゴン自体が逆風真っ只中だったため運用はかなりシビアにならざるを得なかった。すばやさも下がってしまう。
No.182 キレイハナ
クサイハナが分岐進化すると臭いが取れて綺麗になるという。何だそのギャップは。しかもどくタイプが取れて身長が縮んでしまうという。何故に。
本編よりも外伝の活躍が多いポケモン。スマブラではボールから出てくると周囲を眠らせる。ポケダンではパッチールのカフェでソーナノくじの大当たりと共にダンサーとして登場する。Newポケスナでも系列で唯一登場し、自慢の踊りを見せてくれる。先行登場組でもあり、金銀発売前の映画にも出演している。
対戦では分岐先のラフレシアと何かと比べられがち。「リーフブレード」は剣盾でもこちらしか覚えられないが。
進化前後の大幅な変更から鑑みるに、元々クサイハナから進化させる予定がなかったのではないだろうか?
No.183 マリル
金銀発売前の情報公開時にブルーと名前が逆になっていたポケモン。確かに見た目の色が青だから間違ってはいないのだが。
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。スリバチやまに超低確率でしか出てこないのだが、他の地方では嫌というほど出現する。ジョウト地方でこいつの身に一体何があったというのだろうか?
HGSSでコトネに「ぞうきんみたいなにおい」と言われてしまった。やっぱりジョウトでこいつ虐められていたんじゃ?
ポケダンでは探検隊にてルリリの兄として登場、弟のルリリを常に心配していた。
ちなみに、第2世代の「ピカチュウポジション」としてマリルが認定されることがある。タイプが異なる上にピカチュウとの共通点が分類が「ねずみ」であることと進化前・進化後がいることくらいなのだが。
No.184 マリルリ
マ リ ル リ さ ん
当初は耐久が高いだけのマスコットだった。RSで何故か特性「ちからもち」でこうげきが超強化された。DPになってみず物理技が誕生し強くなり始めた。BWでは特性「そうしょく」を手に入れたがそこまで話題にはならなかった。
そしてXY。奴はフェアリータイプと「はらだいこ」「アクアジェット」の同時習得手段を手に入れてしまった。その可愛らしい見た目と裏腹に超火力を引っ提げるフェアリーの恐ろしさを体現するようなポケモンへと成長した。
ダイマックスアドベンチャーでもこいつが出てくるが、残念ながら特性は「そうしょく」なので対戦でよく見かける超火力アタッカーにはなりえない。うっかりすると選びがち。
そしてポケダン救助隊でも幸せの塔最凶最悪の魔王として君臨。ダンジョン中層なのにステータスが高層の敵以上、技も特性も凶悪。ラッキー捜索隊を次々と屠ってきた歴戦の猛者である。DXでは幸せの塔の個体は弱体化したが今度は炎の山の強敵として登場し、隊員達を震え上がらせた。
アニメではピチュー兄弟のよきお姉さんとして登場。普段凄くやさしいが一度怒りに触れると誰も止められない。登場時期は金銀の頃なのだが、この頃から既に凶悪な実力の片鱗が垣間見えていたのだろう。
No.185 ウソッキー
嘘つき+嘘の木だからくさではなくいわタイプ。なのだが、何故か「ウッドハンマー」を覚える。どういうことだ。岩感満載である。
金銀/HGSS/Emでは道を塞ぐポケモンとして登場し、ジョウロで水をかけると戦闘に入る。
カロスでは何とオーロットの群れにこっそり混じっている。こちらも岩感満載である。
対戦では「がんじょう」を持ち「ふいうち」「けたぐり」など珍しい技を持つが、タイプがいわしかないため他のいわタイプと比べると火力面でやや押され気味。それでもすばやさが低く、それを逆手に取れれば強い。
なおXYで隠れ特性のウソッキーを手に入れようとなると低確率出現&群れ5匹のうち1匹という超低確率の壁を潜り抜ける必要がある。……その間に別のポケモンの色違いを3匹引いた。もうやりたくない。
ポケGOでは2代目10kmタマゴの外れ枠だが、初代のカイロスと異なりいわタイプの貴重な戦力だったのでそこまで絶望感はなかった。ミニリュウやヨーギラスを引けた方が嬉しいことに変わりはなかったが。
Newポケスナではベースキャンプにやってくる野生ポケモンとして登場。ヤブクロンやコラッタ等と仲良し。
No.186 ニョロトノ
♪とにょ~ろとにょ~ろとにょ~ろ♪
アニメのニョロトノのこの鳴き声が超癖になるのほほんとしたポケモン。オタマジャクシからやっと蛙になった上に突然緑色になる。可愛い。
対戦ではBW以降「あめふらし」獲得で大暴れしているが、RS時代から特性「しめりけ」による爆発技無効兼「ほろびのうた」使いで結構な実力者だった。現在でも「ほろびのうた」は忘れていると痛い目を見る。
ポケダンでは最終鬼畜蛙として有名。やっぱりここでも「ほろびのうた」が凶悪。特に空の探検隊、運命の塔でのこいつは正に死神のような存在と言える……何故最終9階層にだけ出現するように設定した。DXでもその強さは健在で、何と味方につけると「つうろひっちゅう」で必中「ほろびのうた」が実現してしまう。バランス崩壊もいいとこである。
No.187 ハネッコ
二十日大根のような体つきに可愛い顔。正体はタンポポの葉っぱがモチーフ。その葉っぱがプロペラのように回転して飛行する。その様子が凄く可愛い。そして最初に覚える技は「はねる」。どうしよう可愛い。
元々猫のモチーフも入っていたようで、名前や耳にその名残がある。実は「ネコにこばん」も覚えられる。
シナリオで連れて行くとなると攻撃が不得手でまともな攻撃技を覚えるのにも苦労する。愛でカバーしてあげたい。
私がPDWで最初に連れて帰った隠れ特性♀はこの子だった。「タネマシンガン」も覚えていたが自力技という……
ポケダン救助隊でこいつを仲間にして連れて帰る場合、こいつが出るダンジョン「奈落の谷」は下の階層が何とプテラしか出てこない魔窟になっている。ハネッコ諸共殺されてしまうので「あなぬけのたま」で脱出した方が安全。私は果敢にも連れ歩いたが、もうやりたくないと思った。
No.188 ポポッコ
進化して花が咲いた。普通はここで最終形態だがタンポポモチーフなのでその先がある。温度によって花が開いたり閉じたりするので温度計として活用できるかもしれない。
ハネッコは各地にいるが、野生のポポッコはかなり珍しく、登場したのはシンオウのポケトレとジョウトのサファリのみ。
コロシアムではスナッチできるポケモンの1匹になっているため、捕獲要員としてこいつを捕まえて育てた覚えがある。補助が満載で、火力はお察しの通りだった。
No.189 ワタッコ
オワタ\(^o^)/ッコ!……ではない。
花が枯れても綿毛が残るのでこちらが最終形態。綿毛は風に乗って飛んでいくのでひこうタイプがつく。綿毛のくさタイプの後輩が複数登場しているが、いずれもひこうタイプはつかない。
対戦ではすばやさが高いが、それ以外は低め。登場時はパッとしなかったがRSで特性「ようりょくそ」を手に入れたことでダブルのサポート役として一躍注目が集まった。「ねむりごな」「アンコール」で暴れて困ったら「てだすけ」だ。BWから「いかりのこな」「おきみやげ」で自主退場も可能になった。天候合戦で異常に強いが、弱点が多い上に「ねむりごな」の命中率が不安定。
『みんなのポケモン牧場』でワタッコばかりを集めていると固有アクティビティ「タビダチ」が見られる。ワタッコが集団で飛び立つ姿がとても可愛い……が、そもそもワタッコばかり集めるのが中々の苦行。
コロシアムでは影が四角くなっていることで散々ネタにされた。それでも手をもそもそしながら「ねむりごな」を繰り出すモーションは凄く可愛かった。
No.190 エイパム
可愛い可愛いお猿さん。手が退化し尻尾で何でもこなす。そのため尻尾だけでバランスを取って直立することもある。
木の上で暮らしていることが多く、ジョウトやシンオウでは実際に木の上にいる個体を捕まえることになる。
RSEまでこれ以上進化できず、しかもスペックがそこまで高くないため注目度は今一つだった。この境遇はDPで一変することになる。
ちなみに特性が「にげあし」の場合進化後「テクニシャン」で、「ものひろい」「スキルリンク」はそのままとなる。育てる時には特性に注意。
Newポケスナではジャングルとリバーに出現し、やんちゃなお猿さんとして可愛い仕草を見せる。
No.191 ヒマナッツ
ある朝突然降ってくるというとんでもポケモン。しかも種族値がまさかのオール30。第6世代までは最も合計能力が低いポケモンだった。
育てても育てても進化せず、まさかの「たいようのいし」という当時の新アイテムで進化。加えて早めに進化させても覚える技が変わるだけで技を覚えないということはない。当時としては型破りな仕様を持っていたポケモン。
DPtのポケトレでも粘れるが、まさかのまさか、草むらが異常に狭い。これで色違いまで粘ろうものなら地獄を見ること間違いなし。「ゆっくりポケトレしていってね!!!」
No.192 キマワリ
キャー!!
進化して一気に花開いた。ニコニコ顔がとても印象的。
能力は大きく上がるが、すばやさは低いまま。そのせいで特性「ようりょくそ」は死んでいるも同然……
だがDPで追加された特性「サンパワー」を活かし「トリックルーム」と「にほんばれ」で超火力をぶっ放す通称「太陽神」というロマン戦術で名を馳せた。かつて公式大会の県予選決勝にこの戦術のキマワリが登場したことがあり、惜しくも敗れたが度肝を抜いた。HGSSで教え技「だいちのちから」を新たに覚えられるようになったが、この県予選決勝での活躍を受けて追加されたのではないかという説があり、あの試合で「だいちのちから」があれば「リーフストーム」でとくこうを下げることなくメタグロスを倒せていたためとも言われている。
ポケダン探検隊ではギルドメンバーの一員で、いつもキャーキャー言っているが、敵として出た場合「にほんばれ」で火力上昇+2回攻撃という化け物ポケモンになる。もたもたしているとこっちがキャーキャー言う羽目に。
アニメでその昔ニャースがこいつに変装していたことがあった。あの、小判隠しきれてませんけれども。
No.193 ヤンヤンマ
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。確かに都会では蜻蛉が珍しくなったが大量に沸いてこられても怖い。ジョウト以外はそれなりに出て来る方。
RSまで無進化で、特性も「かそく」や「ふくがん」を得たが活かせる場面は少なかった。DP以降進化が追加されたが、「さいみんじゅつ」はこいつ限定で覚えるので注意が必要。
ポケGOでは出現時にかなり遠くに構える他移動するモーションのため、ボールを当てるのが困難なポケモンの1匹。Excellentは至難の業。
No.194 ウパー
すべすべしてそう。のぺーっとした顔が凄く可愛い。昔流行したウーパールーパーがモチーフ。
初めてみず・じめんの複合を持ったポケモン。最初見かけた時にみずタイプのはずなのに何故でんきが効かないのかと疑問に思った。弱点が少なくて中々便利なので金銀/HGSSシナリオでは必ず入れていた。
ちなみに手がないので手を使った技を使うことはできない。コガネデパートでれいとうパンチを買っても進化するまでお預け。足はちゃんとあるので歩いて移動するのかと思いきや、アニメでは這っていた。可愛い。ポケダンでは跳ねていた。可愛い。かたやNewポケスナでは普通に歩いていた。あれ?
そのNewポケスナではとにかくウパーが可愛い。喜ぶ姿だけでなく不機嫌顔も可愛い。アマカジとは大の仲良しのようだ。
No.195 ヌオー
ぬぉ? ぬぉ!
名前から物凄い力を入れているのかと思いきや、正体は進化前同様のぺーっとしていた。何じゃそりゃ。可愛いじゃないか。
そのぽえーっとした顔からヤドンと並べたくなる。昔の4コマに実際にあった。凄くほっこりした。見た目から隅っこにいそうな感じもする。系統的には似ているのだろう。
初めて登場したみず・じめん複合の最終形態で、弱点がくさしかないことで話題を集めたが、くさ自体が金銀当時強かったため活躍の場はあまりなかった。
RS以降は特性に恵まれ、その昔は「ちょすい」で、現在では「てんねん」で相手の戦術をとことんまでボロボロにしてくる。「アンコール」「じこさいせい」「のろい」を駆使して頑張ればカイオーガやガブリアス、果てはいきなり襲来してきたミュウツーや剣盾最強伝説ポケモンのザシアンにだって勝てる。可愛い顔してやる時はやるのだ。
金銀/HGSSシナリオでは凄くお世話になったが、「じしん」を覚えるまでが凄く大変だった。覚えてしまえばこちらのもの。「せんせいのツメ」は欠かせない。
Newポケスナではジャングルとリバーに出現し、子供のウパーを見守ったり川や滝壺に飛び込んだり急流に流されて喜んだりと、非常に可愛い仕草を見せる。
No.196 エーフィ
エーフィは♂しかいない。いいね?
イーブイのエスパー進化。太陽が出ている間にしか進化しない。
太陽をモチーフにしているが、たいようのいしでは進化しない。時間帯の概念がない作品では太陽関係のアイテムを出さない限り進化できない。そのせいでFRLGではこいつに進化できないという事態が起きてしまった。
とくこう・すばやさが高いが、同様のスペックを持つフーディンと比較されがちだった。BWで特性「マジックミラー」を獲得して大きく強化された。「ちょうはつ」を受けずに能力強化してから「アシストパワー」を決めれば勝利は近い。
コロシアムでは主人公が最初から持っており、どちらかと言えば攻撃担当。
ポケGOでは進化条件が「相棒に設定して一定距離共に歩いた後朝または昼に進化する」という本編の条件をなぞるような仕方でのみ進化する。だが実は特定のNNをつけることで1度だけ必ずエーフィに進化できる裏技が存在する。性能は純エスパーとして申し分ない。
Newポケスナでは樹海の導き役として登場。季節分岐のトリガーになる他、はぐれたシキジカを連れて来たりしている。
某世界大会優勝者がエーフィ♀を溺愛してやまないが、エーフィ♀はバグである。いいね?
No.197 ブラッキー
イーブイのあく進化。夜の間にしか進化しない。
月をモチーフにしているが、つきのいしでは進化しない。時間帯の概念がない作品では月関係のアイテムを出さない限り進化できない。そのせいでFRLGではこいつに進化できないという事態が起きてしまった。
元々どくタイプだった説があり、実際に体内から毒素を出す記述が図鑑に残っている。もしそれが実現していればエーフィとの相性が逆転してしまうから面白い。
金銀シナリオでジョウト地方のうちにあくタイプを連れていこうとなった場合、必然的にこいつ1択になる。それ以外のあくタイプはシナリオクリア後でないと手に入らない。クリスタル版のニューラ?とくこう種族値35で何をしろと?
とくぼう・ぼうぎょが高く、イーブイ進化形では随一の耐久力を誇り、持久戦はお手の物。そこから状態異常を吹っ掛けてもよし、「のろい」を使ってもよし、「イカサマ」を連打してもよし。弱点も今でこそ突かれやすいが昔はそう簡単に飛んでこなかった。昔は「どくどく」がお友達だったが剣盾で剥奪されたため、最近では「あくび」を多用している。
コロシアムでは主人公が最初から持っており、どちらかと言えば補助担当。
ポケGOでは進化条件が「相棒に設定して一定距離共に歩いた後夜に進化する」という本編の条件をなぞるような仕方でのみ進化する。だが実は特定のNNをつけることで1度だけ必ずブラッキーに進化できる裏技が存在する。性能は合計CPこそ低いが耐久が高く、本編の性能に違わず持久戦が得意。
Newポケスナでは遺跡に生息し、アブソルと仲が良い。
No.198 ヤミカラス
サカキさま ばんざい
金銀/HGSSでロケット団のアジトの鍵を開くキーワードはこいつが覚えている。しかもHGSSではヤミカラス自身の音声認識で解除するという用意周到ぶり。お前はオウムか。確かに「オウムがえし」は覚えるが。
金銀ではカントーの都会の周辺に住んでおり、正にカラスといった感じ。ただしジョウトではHGSSで追加されたサファリゾーン以外で出現せず、詰まる所金銀初出なのにジョウト地方には出現しないという事態が発生している。
だが登場当時は無進化であく技も金銀からRSEまで威力60の「だましうち」が最高という有様。漸くDPで進化獲得+「ふいうち」習得で救済され、BWでまさかの「いたずらごころ」+「しんかのきせき」獲得で進化後とは全く異なる補助主体の運用が可能になった。
だがいかんせん自力ひこう技の乏しさはどうにかならないものか。自力で「つばさでうつ」止まりで遺伝では「ゴッドバード」「ブレイブバード」「ドリルくちばし」という無駄に豪華なラインナップ。ギャップが凄まじい。
ポケGOではやたらとゲットしにくい迷惑鳥。原作からして被捕獲率は低かったがそこまで再現しなくても。
No.199 ヤドキング
こまったなぁ
金銀の最初の方に公開されたポケモン。同期にデンリュウ、ドンファンがいる。
ヤドランが進化してヤドキングになるとずーっと信じていた。まさかのまさかヤドンから分岐進化だとは。
こいつと言えば映画『幻のポケモン ルギア爆誕』での活躍だろう。人語を喋れるという設定で、起用されたのはまさかの有名芸人浜田雅功氏。顔が似ているからなのだろうか。本人デザインの「ハマちゃんのヤドキング」というカードも登場した。
対戦ではヤドランとぼうぎょととくぼうを入れ替えただけのスペックなので、ヤドラン同様に戦えるが、ヤドキングのみ「わるだくみ」を覚えられる。またヤドランと比べると特殊技が若干強いダブル・トリプル向けではある。……何故片方だけメガシンカしたのだろう?
というかヤドランとヤドキングでぼうぎょととくぼうの違いや一部の技の違いしかないというのはいかがなものか。ガラル種では解決してくれたが、既存種もそろそろどうにかなって欲しいと思う。
No.200 ムウマ
初のゴースト単ポケモン。そして可愛い。いたずらが好きでよく髪の毛を引っ張ったり泣き叫ぶような声を出している。可愛い。
英単語に「呟き」という意味の「murmur」があるが、このポケモンがいることで覚えられた記憶がある。
金銀シナリオでの登場は凄く遅く、シロガネやまの内部、しかも夜にしかいないという珍しいポケモンだった。
対戦では、金銀ではゲンガーと異なり「じしん」で弱点を突かれないことからカビゴンに対して強く、「くろいまなざし」→「ほろびのうた」のコンボで完全封殺ができた。RSEで「ふゆう」がついたことで無効が増え、DPtで進化を獲得、更にBWで「しんかのきせき」を獲得し本人も強化……と、それなりに恵まれている。
BW/BW2期にはPDWで「れんごく」を覚えたムウマが手に入ることがあった。よい個体を手に入れようと粘ったものである。
No.201 アンノーン
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ!?
最初は26種だけだったが、FRLGで!?が追加され28種になった。こいつをAから順番に集めようとして挫折した人数知れず。私がやり遂げられたのは運が良かったと言える。
一体どういうポケモンなのか未だによく分かっていない存在。伝説のポケモンというわけでもないのにタマゴを産まない。文字を司っているのは間違いないが、こいつらが集まったら何が起こるのだろう?アルセウスが行うポケモン誕生の儀式にも何故か現れていたし。
対戦では最強すぎて語ることすら憚られる。ただ「めざめるパワー」だけあればよいのだ。
ちなみにアルフのいせきでラジオを特定の位置にチューニングすると謎の音楽が聞こえる。公式では「アンノーンの会話」とされているが……中々不気味。
どうでもいいが、Gがどう頑張ってもGに見えないが気のせいだろうか。元々文字にする予定がなかったらしいし、初期のデザインなのかもしれない。
またWのデザインが某テレビ局のマークに酷似していたためか、FRLGから少しだけ変更されている。
ポケGOではメリープやヨーギラスが可愛く感じられるほどの超絶レアポケモンである。イベントでもない限り入手はまず不可能。何せ1ヶ月に1匹出るか出ないかというほど。それでいてどの文字が出るかはイベントで固定されなければランダム。勘弁してくれ。ちなみに私はかつてお台場でルアーモジュールからたまたま出てきたアンノーンGに遭遇してゲットしたことがある。
No.202 ソーナンス
(>w<)<ソオオオオオオオオオオオオナンス!!
デザインはポケモン版権とグッズ展開を司るクリーチャーズの取締役石原恒和氏がモチーフだという。
金銀登場時、元々の設定は光が苦手で洞窟でひっそりと暮らしているはずのポケモンだった……アニメで準レギュラー化するまでは。
ロケット団のムサシの手持ちに入るや否や絶妙のタイミングでいきなり出てきて「ソーナンス!」と甲高い声で相槌。これを何度も繰り返し気づけば人気ポケモンの仲間入り。その結果、暗い設定は残るもののどこか剽軽なキャラクターとして現在は定着している。アニメの影響は絶大である。
対戦では自分から攻撃ができないポケモンで、金銀当初はまるで弱かったが、RSで特性「かげふみ」と技「アンコール」を獲得し一気に強力なポケモンとなった。単体で仕事をするというよりは、相手の交代を封じつつ「アンコール」で行動を制限しエースとなる攻撃役を繰り出すのが中心。ダブルでは「ほろびのうた」との組み合わせが凶悪。「ゆっくりしんでいってね!!!」
ところが第3世代の特性「かげふみ」は「かげふみ」同士鉢合わせると両者逃げられなくなってしまう。つまりソーナンス同士が向き合ってしまうと互いのPPが尽きるまで試合が終わらなくなってしまうのだ。だけならまだしも特性「トレース」でコピーされると一方的に攻撃され放題になる。中でも「めいそう」を覚えたサーナイトを出されるとソーナンス側は詰んでしまう。これを解消するためか、第4世代以降は両者が「かげふみ」の場合に限って交代できるようになった。
剣盾のマックスレイドバトルにおいては外れNPCの1匹。そもそも攻撃が必要なゲームに能動的に攻撃することができないポケモンを持ち込む方がどうかしている。何を考えてこいつを選んだのか……
ポケGOでは洞窟=山間部ということなのか、傾斜地に多く出現する傾向にあった。また、持ち前の耐久とかくとうを半減できるタイプ相性から、ジム置き常連メンバーの1匹でもある。「カウンター」「ミラーコート」は本編と異なり攻撃技として使え、また同ゲームでは本編では覚えない「やつあたり」「おんがえし」を覚えられることがある。
No.203 キリンリキ
上から読んでもキリンリキ、下から読んでもキリンリキ。ちなみに英名Girafarigも同じ仕組み。
タイプはノーマル・エスパーで、初の「ひこう以外のノーマルタイプ複合」ポケモン。尻尾の脳味噌は小さく、結構な乱暴者。実は当初エスパーではなくあくタイプだったのではないかという話もあるくらい。弱点が分かりにくいが、むしとあくの2つのみで、かくとう1倍、ゴースト無効。
実は元々前後対称の双頭種だったという記録が残っており、体験版での遭遇報告がある。つまり頭と同じパーツが尻尾にあたる部分にも存在していたことになる。ちょっと受け付け難い姿である。
対戦では基本的に地味だが特性は優秀で、例えばダブル・トリプルで「せいしんりょく」+「ふくろだたき」という芸当が可能。
BWではシナリオクリアに非常に便利で、特性「せいしんりょく」でひるみ無効、「にどげり」で「がんじょう」貫通、PPの多い「ひみつのちから」をタイプ一致で使用可能といいことずくめ。だがソフト内では出てこないため、完全に2周目以降の周回プレイ用。
ポケダン探検隊ではエレキへいげんで「こうそくいどう」をこいつを仲間にしておくとボス戦が本当に楽になる。お世話になりました。
No.204 クヌギダマ
木の上にひっそりと暮らす松ぼっくりのようなポケモンだが、レベル1桁で何と「じばく」を覚えてしまう。そのためこいつを捕まえようとするといきなり「じばく」に巻き込まれて捕獲要員共々倒れてしまうという事態が続発する。爆発されなかったとしても「とっしん」まである。困った自滅魔だこと。
だがいざ捕まえてみるとタイプ一致技を自力で殆ど覚えず、あるとすれば自分もダメージを負ってしまう技ばかり。何ともはた迷惑なポケモン。
タイプ一致技はXYで遺伝技の「ミサイルばり」が強化されたので多少マシにはなったが、自力では未だに「むしくい」のみという。うーんこの。
ポケGOではジョウト組の中ではレアな方。探してもなかなか出てこない。
No.205 フォレトス
進化して金属の膜が体を覆い始め、ますます爆弾ボールのようになった。目が内部から覗いているが、中の人はいるのだろうか。
対戦では高いぼうぎょを活かし、金銀以来設置技のプロとして活躍。「まきびし」「どくびし」「ステルスロック」の3種全てを覚え、仕事を終えたら「だいばくはつ」で自主退場。BWからは「がんじょう」強化でほぼ確実に設置技を使えるようになった。正に必殺仕事人。
ちなみに登場当時はがね技を一切覚えず、むし技も当時威力の低い「ミサイルばり」だけだった。現在では「ジャイロボール」などを覚えられ、むし技も「ミサイルばり」の強化で攻撃しやすくなっている。こいつにアタッカー用の攻撃技が必要かどうかはさておき。
どうでもいいが、何故か「でんじほう」を覚える。どうせなら「でんじは」の方を覚えて欲しかったのだが、何故こっちを?
アニメではタケシが捕まえていたが、何故か彼のフォレトスはスピードボールに入っている。こいつ素早かったっけ?
No.206 ノコッチ
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。だがその存在がレア過ぎて毎回「何だこいつ」ってなる。タイプも特性も忘れやすいし。
モチーフがその昔騒がれたツチノコなのだが、一転ポケモンでは地味な扱いになってしまった。進化もしないためコレクター向きのポケモンと言えるかもしれない。
だがポケダンマグナゲートで準レギュラーとして大抜擢を受けた。見た目に違わない臆病な性格が印象的。
対戦では「てんのめぐみ」のストップ戦法をいち早く実現したポケモン。「でんじは」や「へびにらみ」から「いわなだれ」ないし「ずつき」だ! 第7世代以降大きく弱体化することになったが……
No.207 グライガー
初見でタイプがよく分からなかったポケモン。どくやむしかと思ったらどちらも入っていないし、じめん・ひこうと言われても両タイプの技はろくに覚えないし。「じしん」を覚えたグライガーの初登場が『スタジアム金銀』のトーナメントクリア特典というからもう。
金銀/HGSSではデリバードと対になっていたが、能力もタイプもかなり違う上に出現場所も違うので何故?という感じだった。
対戦ではRS以降タイプや特性の優秀さで注目度が上がり、DPでは進化も実現しBWからは「しんかのきせき」で再び自身も戦えるようになった。中々の出世株である。困ったら「ハサミギロチン」だ。
アニメでは「グライガーマン」という謎のマントマンが登場していた。仲間の「グライガール」まで。お前コウモリだっけ?
ポケGOでは例によって傾斜地に多く出現する傾向にあった。
No.208 ハガネール
初めて「はがねタイプとして」公開されたポケモン。そしてまさかのイワークからの進化で遅くなった代わりにまともな火力を手に入れた。こいつを切り札とするジムリーダーミカンも印象的。
対戦ではぼうぎょが物凄く高く、金銀ででんきタイプキラーとして君臨し、RSで特性「がんじょう」獲得、DPで技「ジャイロボール」獲得、Ptで技「のろい」復活と着実に強化され、遅いことを逆に武器にして物理の壁として君臨する。だが特殊技には脆く、BW以降は同タイプのライバルに押されがち。
こいつといえばやはり某動画の「ワカモト」だろう。「サイコクラッシャー(ジャイロボール)!!」
Newポケスナではイルミナポケモンとして登場したが、何と高速で洞窟を移動するというカメラマン泣かせの生態。1回目の撮影でまともに撮影できず、とても悔しかった。
No.208 メガハガネール
ハガネールが進化して金属の塊のようなものが常にまとわりつくようになった。触れようとするとオートで「ステルスロック」のダメージでも受けてくれればよいのだが、特性は残念ながら「すなのちから」。
肝心の特性が天候が弱化しているせいで活かせる場面が少なく、「がんじょう」も手放したせいで火力と引き換えに安定性を失ってしまった。だが体重が重くなったことで「ヘビーボンバー」のダメージが上昇しており、十分ダメージソースにはなるだろう。ぶっちゃけボスゴドラでいい気はするが。
No.209 ブルー
金銀での紹介時にマリルと名前が逆になっていたポケモン。確かにブルーという名前なのに色がピンクなのは違和感満載だけれども。
またこの名前のおかげでブルー自体よりブルーバージョンやグッズのブルーカラーの方が検索で引っかかりやすいジレンマ。検索しにくいポケモンの1匹でもある。
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。だがクリスタルでは解除され、HGSSでは復活している。せわしない。
第6世代からノーマルタイプが取れてしれっとフェアリータイプになった。ブルドッグが元ネタなのに。確かに分類は「ようせいポケモン」だけれども。
進化前でも立派なキバがあり、そこからなのか、多くのポケモンが進化後に覚えられる3種のキバ技をこいつは唯一進化前の時点で覚えられる。その代わりフェアリーになったせいでタイプ一致技は「じゃれつく」くらいしかなくなってしまった。
アニメではニャースの尻尾をつけ狙うブルーが登場した。また、映画『みんなの物語』では悲劇の役として熱演している。
No.210 グランブル
コワモテな見た目に反して臆病な性格という物凄いギャップの持ち主。その状態で近接格闘やはたまた愛らしくじゃれるなんてことをするのだから、ポケモンはよく分からない。
第5世代までノーマルタイプだったが第6世代ではフェアリーに変更された。そのため今まで覚えていたノーマル技からタイプ一致が外れ、タイプ一致物理技が「じゃれつく」だけになってしまった。いいんだか悪いんだか。こう見えて「じしん」を覚えられるため、弱点対策はバッチリ。
ポケダン救助隊幸せの塔ではラッキー勧誘の前に立ちはだかる強敵。同じ強敵であるマリルリ共々後の世でフェアリータイプになったのは偶然か。
近年「グランブル」から始まるポケモン外のコンテンツ名称がいくつか出てきているため、正しく検索されづらくなっている悲劇のポケモンの1匹。何も進化前を真似しなくても。
No.211 ハリーセン
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。
ハリセンといっても突っ込みに使う方ではない。ハリセンボンがモチーフで、風船のように膨らむことから分類はプリン系列同様「ふうせんポケモン」。プリンと異なり「だいばくはつ」までやってのける……と思ったらプリンも「じばく」を使い始めた。
無進化で実力もそこそこのためあまり注目されることはないが、RS期のカイオーガが出場可能だった公式大会では「すいすい」によるルンパッパキラー兼「みちづれ」役として大活躍していた。現在でも唯一の「すいすい」持ちどくタイプで高速「どくづき」「みちづれ」が強い。天候を活かさない場合隠れ特性「いかく」が強い。
剣盾のマックスレイドバトルにおいては当たりNPCの1匹。特性「いかく」なので対物理に強く、きちんと攻撃技を4つ揃えている。おまけに「きあいのタスキ」を持っているので事故にも強め。物理主体なのに性格が「ずぶとい」なところは目を瞑ってあげよう。
ところでハリーセン頭のことヒュウっていうのやめよう?
No.212 ハッサム
発寒という駅が北海道にあるらしい。
ヘラクロスと並び金銀の出世虫。ストライクから進化したものの、種族値の合計が進化前と一切変わらない。進化というよりフォルムチェンジに近いのかもしれない。
進化することで飛行能力を失い遅くなったが、代わりに耐久力が上昇した。
対戦ではフォレトス共々初のむし・はがねで、弱点が1つしかないことや「つるぎのまい」などの豊富な変化技に加え、DPで特性「テクニシャン」が、Ptで強力な先制技「バレットパンチ」が追加され、一気にメジャーの一角に登り詰めた。この為「バレパンマン」という俗称までついたこともある。
BW/BW2ではウルガモスと並びむしの2大巨頭として活躍していた。現在は「テクニシャン」対象技だった「むしくい」の剥奪もあってやや鳴りを潜めている。
ポケダン探検隊では「テクニシャン」+「れんぞくぎり」が強烈。「むしのしらせ」まで発動しようものならとんでもないことになる。
スマブラではDX以降に登場。ボールから出てくると相手を追尾して斬りつけてくる。
No.212 メガハッサム
昔あったネタ「めがっさ」ではない。
腕のハサミ部分がよりリアルなハサミになった。腕だけ見ると大きな牙を持つ化け物に見える。メガシンカで特性が「テクニシャン」固定になった。
火力はあまり上がっていないので普通に攻めるだけなら通常のハッサムでよい。寧ろ耐久が上がったことにより「つるぎのまい」などが使いやすくなったため、能力強化を念頭に置いたメガシンカと言える。
No.213 ツボツボ
某キノコ王国に出てきそうな見た目をしている。
金銀の頃はこいつに「きのみ」を持たせて何回か戦闘すると「きのみジュース」になった。現在では「きのみ」というアイテムがないので野生のツボツボが「きのみジュース」自体を持っている。
だがコレクターズポケモンと思いきや実はぼうぎょ・とくぼうが全ポケモン中1位となる脅威の230、反面残りの能力は極端に低く、すばやさに至っては最低値の5しかないという、とんでもなく両極端なポケモン。
対戦では基本的に持久戦が中心だが、「パワートリック」を使って攻撃に回ることも可能。「トリックルーム」との相性が抜群によく、一度発動すればほぼ必ず最速で動くことができる。特性も「がんじょう」「あまのじゃく」の2つが有用。
さすがツボツボだ、何ともないぜ!
No.214 ヘラクロス
ヘラクロォー!
ハッサムと並び金銀の出世虫。本来の対だったストライクが進化したことにより、カイロスとの新たなる対関係ポケモンとして登場した。実際カブトムシとクワガタは男子の間で人気が高い昆虫の2種である。
体内に翅があって実際に飛べるが、ひこうタイプではなくかくとうタイプである。
対戦では金銀で高火力むし物理技「メガホーン」を引っ提げ颯爽と登場。RS以降「こだわりハチマキ」を獲得し「メガホーン」を中心とした超火力でメジャーポケモンの名を欲しいままにした。XYでフェアリータイプにどちらも半減されてしまうが、それでも火力は魅力的。
金銀期に開催された公式大会では決勝戦で「きあいのハチマキ」+「きしかいせい」という伝説を作った。ポケモンは最後まで分からない!
アニメではサトシの手持ちとして登場。美味しそうなミツのある木に飛びついてそれにありつく癖があるが、バトルの腕は随一。
ポケGOでは何と南米地域限定種になってしまっており、日本での入手が非常に困難。バトルで強いのにこの仕打ちはあんまりではないか?
No.214 メガヘラクロス
メガシンカして少しまん丸になってしまった。頭からのみならず鼻のようなところからも角が出ている。腕もごん太になっている。どちらかと言えばかくとうタイプに寄せたメガシンカなのだろうか。こうげきは一般ポケモンで最大の185となり火力にさらに磨きがかかったが、すばやさは10下がってしまう。
特性がまさかの「スキルリンク」。しかも「ミサイルばり」「つっぱり」「タネマシンガン」「ロックブラスト」を新たに獲得し、連続技マイスターになった。これらの連続技を軸に戦う……と言いたいところだが、「つっぱり」は元の威力が低いため「インファイト」に取って代わられる。すばやさが下がるのが最大の問題なので、繰り出しやメガシンカのタイミングが問われるポケモンと言える。
No.215 ニューラ
金銀で満を持して登場した新しいあくタイプ……なのだが、登場当時からRSまでまるで注目されなかった。
というのも自身のタイプであるあく・こおり両方が特殊技扱いなのにも関わらず、自身のとくこうは物凄く低く、取り柄と言えばすばやさがかなり高いこと、若干こうげきも高いことくらい。
そのため金銀でも注目されず、無進化のままRSまで放置されていた。DPになって漸く両タイプの物理技が手に入り、かつ進化も追加されたことで救済された。ただし先制技「こおりのつぶて」はニューラの時にしか自力で覚えない(剣盾ではマニューラでも思い出せる)ので注意が必要。
すばやさ115でこうげきが95もあるため、進化初期形態限定大会(リトルカップ)では鬼のような強さを誇る。
ちなみにポケカではneo時代に超強力な効果を持つニューラが出ており、デッキへ入れる枚数制限が最も厳しいランクに収められたことがある。
No.216 ヒメグマ
ヒメ? ヒメ!
可愛い可愛い子熊。だがこういうポケモンに限って進化すると……はポケモンのお約束。
金銀/HGSSではゴマゾウと対関係。ゴマゾウ共々「ものひろい」が進化すると消えてしまうので敢えて進化させずに育てるのも手。
隠れ特性に「みつあつめ」を持つ唯一のポケモンでもある。だから何だと言われればそれまでだが。
XDでは初めてスナッチするダークポケモンとして抜擢された。愛くるしい仕草から技を繰り出すのがとても可愛い。特に「じしん」のモーションは技とのギャップが凄い。
アニメでは超腹黒ヒメグマが登場し、その可愛い見た目とのギャップに度肝を抜いた。
ちなみに金銀組で唯一、RSEとFRLGとでドット絵が異なっている。他のポケモンは流用されているのに何故こいつだけ?
No.217 リングマ
進化前の可愛い姿はどこへやら。立派な熊になりました。分類がまさかの「とうみんポケモン」。案の定自力技に「ねむる」「いびき」がある。
対戦ではこうげきが物凄く高く、特性は状態異常で強化されるものが中心。特に「こんじょう」+「からげんき」の威力は絶大。だがすばやさが遅くもなく早くもない中途半端な位置にいるせいで、何かしらのお膳立てが必要。
ポケGOでは出現すると超近くに接近した状態でボールを投げることになる。進化前は割と遠くにいるのに何故?
ポケダンでは「アームハンマー」を使うことでとんでもないことになる。ポケダンでは鈍足が状態異常扱いになる為、「こんじょう」で火力上昇、「はやあし」で移動速度上昇と、デメリットどころかノーリスク強化技になっている。撃たせないように。
アニメでは森の暴れん坊としてしょっちゅう「はかいこうせん」を繰り出していた。
No.218 マグマッグ
最初見た時「グレンの噴火の影響がここまで来たのか」と思った。サイクリングロードにこんなのがウロウロしているなんて。しかもベトベトンなどと一緒に。両方ともタマゴグループが不定形なのは何かの縁なのだろうか。
とはいえちまたでは「単にマグマッグの体が固まらない温度を保てる場所がサイクリングロードのアスファルトくらいしかないからあそこにいるのではないか」という考え方が有力視されている。
進化レベルが存外高い上にすばやさが低いため、シナリオ用として育てようとするとうんと苦労する。
何気に「止まると死ぬ」ポケモンでもある。常に動いていないと冷えて固まってしまうらしい。
ちなみにこいつの遺伝技に「ねっぷう」があるのだが、不定形グループにこの技を自力で覚えるポケモンはいない。その為ORASのサーチで粘るのでなければ教え技が必要なのだが、RS~DPまで「ねっぷう」の教え技がないため、XDで手に入るマグカルゴ♂がどうしても必要だった。かなり手間がかかる。そしてこの弊害を受けたのがシャンデラである。
ポケパルレ・ポケリフレではレジアイスと並び「絶対に触れないポケモン」。全身がマグマのせいで火傷してしまう。よって撫でてなかよし度を上げることが不可能。
No.219 マグカルゴ
ナメクジが進化してカタツムリに。しかもいわタイプまでついて。ほのお・いわってちょっと待てと。みずもじめんも4倍じゃないか。しかもすばやさが絶望的に低い。うーむむ。
その昔は「ほのおのからだ」「マグマのよろい」でタマゴ孵化にお世話になった。今はその役目も…… だが2代目3代目孵化要員(ウルガモス、ファイアロー)に対してはタイプ的に無類の強さを誇る。
BWから「からをやぶる」を覚えられるが、こいつの場合殻を破ったら退化してしまう気がするんだが。
かつては合計種族値が405と、410のポニータより低いという絶望的な弱さだったが、SMで種族値上方修正がかかり事なきを得た。が、剣盾で同タイプの上位互換ともとれるセキタンザンが出てしまい今後が危うい。マグカルゴ自身は剣盾に未登場なので競合しなければいいだけの話だが。
なお、こいつへの進化レベルは38なのだがFRLGの「ともしびやま」でそれよりもかなり低いマグカルゴがごくごく稀に手に入る。「いわくだき」を何回もしないと出てこないので相当な根気が必要。私もやってみたがレベル35くらいが限界だった。そして現在ではポケGOのせいでレベル1のマグカルゴなんていう生き物すらゲット可能。何て時代だ。
ポケダンでは当初こそ目立たなかったが、「からをやぶる」「だいちのちから」などレベル技に強力なものが次々入ってきたせいで超ポケダン以降ぶっ壊れの一員に変化。特にDXではマグマの地底で次々と救助隊員を沈めてきた悪魔のポケモンである。
No.220 ウリムー
顔が可愛い。体もまるっこくて可愛い。温泉見つけちゃったりするのも可愛い。戦闘時のイメージから妙に「こらえる」のイメージも強い。ただ最初は何でこおりなのにこうげきが高いんだと思ってしまった。発想が歪んでいる。
金銀シナリオではこおりのぬけみちに出て来るものの、こおり技は「ふぶき」以外まともなものを覚えないため直後のジム戦ではちょっと厳しい。しかも「じしん」を自力で覚えなかった。HGSSではこおり物理技も登場しレベル技も改善されているため、きちんと育てれば以降のシナリオでも大活躍してくれる。
DPから追加された最終進化形になるにはこいつが「げんしのちから」を遺伝で持ってくるか、イノムーのときに「げんしのちから」を思い出させる必要がある。どちらも普通のレベルアップで覚えてくれないので結構面倒。
なお「こおりのつぶて」は元々こいつの時にしか覚えない。剣盾になっていつでも思い出せるようになったが、それ以前の作品では忘れさせると二度と習得できなくなるので注意!
ポケGOでは洞窟組の性なのか傾斜地に多く生息する傾向にあった。
No.221 イノムー
進化してつぶらな瞳になった。それが毛で隠れちゃってる。可愛い。しかも目がよく見えないせいで突進するらしい。可愛い。
金銀当時は結構な実力者で、こおり技で止まらないじめんタイプなのででんきタイプキラーとして活躍していた。RSになると耐久や火力が一気に削れて苦しい立ち位置になったもののDPで進化、BWで「しんかのきせき」獲得でこいつ自身も復活と、中々の愛されぶりである。
なおDPから追加された進化形になるにはイノムーが「げんしのちから」を遺伝で持っているか、こいつが「ハートのウロコ」で「げんしのちから」を思い出す必要がある。そのせいでラブカスがクリア後の大量発生でしか手に入らないHGSSではマンムーに進化しにくい……何故レベル1技にしてしまったのか。
元々のヤナギの切り札。HGSS強化モードではもう1段階進化させている。
No.222 サニーゴ
見た目ピンクでまるっこくでサンゴのようなポケモン。だがサンゴなのにいわタイプ。毒に弱いはずなのにどくタイプに強い。どういうことだってばよ。そしていつまで経っても進化せず、剣盾ではリージョンフォームに進化の先を越されてしまった。
技は優秀で色んなポケモンに色んな技を継承できる。遺伝次第では「もろはのずつき」まで覚えてしまう。いや、そうじゃない。そうじゃないんだ……
Ptくらいまでは特性「はりきり」で「ふいうち」「だいばくはつ」「がむしゃら」を併用して中々器用に動けていた。BWで「だいばくはつ」が弱体化したせいでその戦法も通じにくくなった。SMで種族値が上昇し、剣盾でダイマックスを得たため以前よりはまともになった。
RSEではこいつが「あかいかけら」を持っていたが、水中ではなく釣りで手に入る上にRSE当時の釣りの仕様は歴代で最も釣りにくい仕様だったので集めるのにかなり苦労した。
ポケGOでは熱帯~亜熱帯限定。日本では奄美大島以南でのみゲット可能。沖縄土産にサニーゴというのはだいぶ皮肉な気がするが。
No.223 テッポウオ
鉄砲魚のまんまなネーミング。特性通りスナイパーで色んな遠距離攻撃技をぶっ放してくる。だが一体どういう原理であんな小さな口からタネやゴミや岩の塊が出てくるんだ?
とかなんとか言っていたら元々重火器もモチーフの1つに入っていた説が登場し、口から色々出せるのはそのせいではないかとのこと。だからこそ進化形があの見た目になるのだという。
金銀の場所限定レア&大量発生対象ポケモンの1匹。だが何故かクリスタルでは出現しなくなっている。釣り過ぎたのだろうか。
ポケダンでも中々のスナイパーぶりを発揮してくれるが、「はりきり」のせいで物理技は外れやすい。ただ「タネマシンガン」などもらおうものなら物凄いダメージを受ける。
マンタインとは文字通り共生関係にあり、進化前タマンタの進化条件にもなっている。
No.224 オクタン
ど う し て こ う な っ た ?
ポケモン界一の謎進化。魚がタコになるってどういう原理だってばよ。遠距離砲みたいな技をこれでもかと覚えるし、一方で「ハイドロポンプ」はBW2になって漸く追加されたし、何なんだこいつは。
と思っていたが、実は元々重火器もモチーフの1つに入っていた説が登場し、つまりオクタンのこの見た目は戦車に見立てているのだという。オクタンのタンはつまり「タンク」だということらしい。鉄砲から大砲に進化したとなれば確かに納得のいく説である。
対戦では鈍足かつ耐久不足で見た目の派手さに関わらずあまり目立っていなかったが、HGSSで「しおふき」を覚えたことで「トリックルーム」下で放つことができるようになった。
かつて「きあいのハチマキ」を巻いたゴルゴ所長のオクタンが一躍有名になったことがあり、配布もされた。
ポケダンは進化前以上の遠距離スナイパー。ジグザグに歩かないとまずぶち抜かれる。救助隊シリーズではチーム「カラミツキ」のリーダーも務めた。
No.225 デリバード
どう見てもサンタクロースがモチーフなのだが、袋のように見えるものは尻尾らしい。
カモネギ共々悲劇の鳥として知られる。能力が悲しいくらいに低い、カモネギと異なりリージョンフォームも進化ももらえない、隠れ特性は通常と効果被り、悲しみを背負い過ぎてもう。
金銀/HGSSではグライガーと、FRLGではニューラと対になっていたが、どちらもDPで進化しているのは嫌がらせなのか。進化をくれ。
タイプ自体はフリーザー以外にこいつしかいない準固有で技もそれなりにもらっており、一応ひこう唯一の「ねこだまし」持ちではある。現状でもルール次第では戦えなくもないが、流石に能力が低すぎる。
一方ポケダンでは「プレゼント」がトラウマレベルの超性能。こいつが出てくるダンジョンは一切気が抜けない。
ちなみに最近ではモチーフ通りクリスマスにちなんだイベントポケモンとして目され、ポケGOや剣盾でピックアップされている。ポケGOはクリスマス期間にしか手に入らないポケモンになっている。剣盾ではマックスレイドバトルのボーナスポケモンとして、倒すといいアイテムが手に入りやすい。
No.226 マンタイン
「カイトポケモン」だが歌を歌うわけではない。偶然にも色が同じだが。ありふれた恋心に罠を仕掛けたりもしない。
テッポウオの共生先。タマンタからこいつへの進化条件にもなっている。
エアームドとは金銀/FRLG/HGSSで対関係で、能力もエアームドと「こうげき・ぼうぎょ⇔とくこう・とくぼう」をシャッフルしただけだった。だがタイプがみず・ひこうなので4倍弱点がある上にライバルにはギャラドスやペリッパーといった強豪がいる。妙な技を覚えたりする上に特殊耐久が高いので強さはそれなり。
ちなみにSMからはマンタインの種族値だけ上方修正されたため、シャッフル関係ではなくなった。
海底トンネルのようなもので見られたら楽しそうだなと思っていたらBW2で実現した。中々の迫力で好きだった。剣盾では進化前共々空中へジャンプしながら登場するためこちらも中々の迫力。
そしてマンタインといえばUSUMのミニゲーム「マンタインサーフライド」だろう。主人公がマンタインでサーフィンでき、アクションまで決められるというとても楽しいミニゲームだった。
なお、捕獲係数が低く、かつ意外と重たいので特に金銀/HGSSではヘビーボールを投げたいが、実際ハイパーボールの方が効果がある。
No.227 エアームド
鳴き声がトゲピー!!に聞こえる。
金銀新登場のタイプはがねでシュッとしたフォルムがカッコいいポケモン。
マンタインとは金銀/FRLG/HGSSで対関係で、能力はマンタインと「こうげき・ぼうぎょ⇔とくこう・とくぼう」をシャッフルしただけ。だがタイプがはがね・ひこうなので守りが強く、登場当時から物理の壁として立ちはだかる。
ちなみにSMからはマンタインの種族値だけ上方修正されたため、シャッフル関係ではなくなった。
見た目に似合わず持久戦を得意とし、「ステルスロック」「まきびし」「のろい」「はねやすめ」などがお友達。だがイメージを逆手にとって見た目通りの攻撃的な戦法も取ることがあり、危うく壊滅させられかけたことがある。「こだわりハチマキ」を巻いて「ブレイブバード」だ。
ポケダンでは救助隊でのザーマス口調で度肝を抜いたほか、弱さの割に経験値を大量にくれるので特に清らかな森で狩りの対象にされていた。
なお、捕獲係数が低いので何かしらのボールを投げたいが、こいつははがねの癖に50.5kgと異常に軽い。そのせいで「ヘビーボール」など投げようものなら逆に捕まりにくくなってしまう。伝説のポケモンにスーパーボールを投げるのと同じ捕獲率とのこと。よい子は絶対に真似をしないように!
No.228 デルビル
体が黒くて怪しげな犬。口から火まで吐いてくる。
登場当時タマムシ横の草むらに夜にしか現れずしかも低出現率という稀少価値と強力な進化形で私の興味を掻っ攫ってくれた子。見つけても吠えられる可能性があるため捕獲には慎重を要した。
XYで隠れ特性を粘ろうと思うと低確率出現の群れにしかいないため探すのは難儀する。登場した瞬間発動するタイプの特性なので判別自体は楽だが。
No.229 ヘルガー
サーナイトが私の元に現れる前一番好きだったのがこいつ。実は「エスパー殺しのあくタイプ」全体に惹かれてその中でも一番フォルムが好みだったのがこいつというだけなんだけれども。現実の犬は大の苦手なのに。
1品ものの「どろぼう」をわざわざこいつに使いアイテム強奪家業をやっていたこともある。「しあわせタマゴ」強奪は本当に苦労した。
対戦では固有のタイプを持ち、低い物理耐久を器用な技で補って戦う。だが「カウンター」や「みちづれ」はどうやって出してるんだ。こうげきよりとくこうが高い稀少なあくタイプでもある。
ちなみにXYでなぜかライボルトとの対関係ができた。どういう脈絡でだろうか?
四天王カリン、そしてロケット団幹部アポロ(HGSSで名前が追加)の切り札。ポケマスではカリンが登場時になかったメガシンカを駆使してくる……が、サービス開始当時☆5の外れ枠として散々に叩かれてしまった。
No.229 メガヘルガー
ヘルガーがメガシンカして更に強く……いや、何で特性「サンパワー」なんだ。「晴れ」の時に強化されるってお前元々夜行性の番犬だろ?確かに第3世代で晴れパにたまに紛れていたけれども。そしてぼうぎょが上がるのはいいが「晴れ」の時にHPが削れるせいであまり意味がない。色々ちぐはぐ過ぎて頭が痛い。
晴れても晴れていなくても戦えると言えば聞こえはいいが、わざわざメガシンカ枠を潰すほどでは……となりがち。あくタイプの性なのだろうか。一応キュウコンと組ませて特性を発揮することはできるし、ギルガルドやメタグロスに強いので居場所がないわけではなかったが。
No.230 キングドラ
キングギドラではない。
深海に潜み、あくびでうずしおを引き起こすという。ちなみに「あくび」「うずしお」の2つの技を両方とも覚えられるようになったのはDPから。
みずタイプにしては結構地味でかつドラゴンポケモンなのにドラゴンタイプがついていなかったシードラが、まさかの進化かつドラゴンタイプ付与で度肝を抜いた。が、能力が平均的すぎる上にそれ以外も特徴がこれと言ってないせいで、初登場時はパッとしなかった。
RS以降特性「すいすい」が加わったことで天候「あめ」の主力攻撃要員として大抜擢を受けた。何より弱点が突かれにくいのが強み。「あまごい」や「あめふらし」からの「ハイドロポンプ」「なみのり」「だくりゅう」は強烈。だが火力は現在ではそこそなので注意が必要。「スナイパー」を活用して「きあいだめ」から攻めても良好。剣盾では「ぼうふう」も手に入り不一致ながら遂に雨下の必中技を手に入れた。
ヨロイ島では何と野生出現し、「雷雨の日でハニカームの海の岩場にしか出現しない」という興味をくすぐられる出現の仕方をする。周りには複数匹のシードラもいる。多分その場所の底に住処があるのだろうか。ワクワクする。
四天王イブキの切り札。金銀でこいつのキングドラに勝った後に貰える技マシンが威力60の「りゅうのいぶき」。当時のキングドラのドラゴン技最高威力である。
ポケダンでも「すいすい」が強力かつ危険。こいつが出現するダンジョンは本当に気が抜けない。
No.231 ゴマゾウ
ドンファンの方が逸早く公開されたため、進化前がどんなポケモンなのか様々な予測がなされたが、まさかこんな可愛らしい小象だとは。
金銀/HGSSではヒメグマと対関係。ヒメグマ共々「ものひろい」が進化すると消えてしまうので敢えて進化させずに育てるのも手。
じめんタイプなのだがじめん技は中々覚えてくれない。「あなをほる」すら覚えないってどういうことだ。そしてそれが影響して、ポケダン空で主人公候補に選ばれた時は悲しくなるほどの技不足で歴代でも屈指の高難易度となった。これでパートナーにイーブイなど選ぼうものなら……
クリスタル限定で遺伝技に「みずでっぽう」がある。お前水溜められたのか? そしてDPtから「こおりのつぶて」を新たに遺伝技として覚えられるようになっている。どうやって生成するんだそれは?
アニメではサトシが初めてタマゴから孵化させたポケモン。トゲピーは親がカスミになってしまったのでノーカウントとする。
No.232 ドンファン
女たらしではない。鼻の下は伸びているが。
金銀の最初の方に公開されたポケモン。同期にデンリュウ、ヤドキングがいる。そのため金銀発売前の映画に出演し、冒頭でトレーナーが使ってきた。「ポケモンバトル、できるかな?」
最初何のモチーフかよく分からなかった。進化前を見て漸く象がモチーフだと分かった。ちなみにタイヤもモチーフに入るらしく、回転しながら移動する習性がある。
対戦では分かりやすい物理攻撃役で、特性「がんじょう」がBWで強化されたことで安定性が急上昇した。他タイプ技も器用に使いこなすので意外と勝てる相手は多い。
そして何故か「こおりのつぶて」を覚える。一体どこからどうやって放っているというんだ。反面何故か「こおりのキバ」は覚えない。どうなっているんだ。ちなみにクリスタル限定で「みずでっぽう」を覚えられた。また最近では「じゃれつく」を覚えられるが、トレーナーにやったらトレーナーが死ぬんじゃなかろうか。
アニメではサトシがゴマゾウから進化させ、その後ホウエン地方にも連れて行った。
No.233 ポリゴン2
ポリゴンが進化して新たなプログラムを追加されたが、空を飛ぶことを目標にしていたのだろうか。ポケモンの名前に数字が入るのはこいつが唯一。だが金銀ではNNに数字がないせいでこいつのNNを変えると「ポリゴン2」に戻すことができなかった。
日本名は「ポリゴンツー」と読むのが正式。「ポリゴンニ」ではない。
とくこうを始め各能力がバランスよく高い上に「じこさいせい」もあるためしぶとく戦うことができる。DP期に進化形が出たことで陰に隠れたが、BWで「しんかのきせき」が登場し大復活を遂げた。超耐久と「じこさいせい」で居座り続け「でんじは」「どくどく」をばら撒いたり「イカサマ」で大ダメージを食らわせたり。特性も3種全て有効活用できかなり強力。
ポケダン探検隊では系列全員がトラウマメーカーという珍しくも凶悪なポケモン。時限の塔の悪夢よ。
当然ながらアニメには出られない。
No.234 オドシシ
ジョウトが西日本モチーフのため、奈良名物の鹿をモチーフにしたこいつが奈良をモチーフにしたキキョウシティの周辺に出て来るという、スタッフの拘りを感じるポケモン。そのせいか他地方ではなかなか手に入らない。
対戦では正直語ることに困る。立派な角に不思議な力があるため、その角を活かした「いかく」「さいみんじゅつ」「トリックルーム」「メガホーン」など、結構便利な技や特性を持ってはいるのだが……
この姿がトナカイに見えるのか、ポケGOではクリスマスの時期になるとデリバード共々キャンペーンが展開される。流石にクリスマス限定ポケモンというわけではないが。
この度進化形が見つかったようだが、原種からなのかリージョンからなのか、続報が待たれる。
No.235 ドーブル
ドーブルの ねこだまし ドーブルは このゆびとまれを つかった ドーブルの がむしゃら こうげき ドーブルの ダークホール ドーブルは へんしんを した ドーブルの くろいまなざし ドーブルの キノコのほうし ドーブルの こころのめ ドーブルは ぜったいれいどを つかった ドーブルの キングシールド ドーブルの ニードルガード ドーブルの トリックガード ドーブルは イカサマした ドーブルの おいかぜ ドーブルは トリックルームを つかった ドーブルの いかりのまえば ドーブルの ……
トイプードルと画伯の融合形態。筆のような尻尾で様々なものを描くという。バシャバシャと高速で動かしてキルを取るわけではない。
対戦では殆どの技をコピーできる技「スケッチ」を駆使してあらゆる技の組み合わせが実現可能なので、可能性の塊を通り越して人によっては悪夢のような存在。そしてかつてレベル1のドーブルが世界を制覇したことがある。何故レベル1か。「トリックルーム」が最大のヒント。
もちろん対人戦をやらずとも、移動要員や捕獲要員、果ては対戦施設攻略要員として穴埋めどころかメインを張らせることも可能。ただし技によってはコピー方法にひと手間もふた手間もかかる。
捕獲要員として見た場合、自身の特性「テクニシャン」とノーマル技がタイプ一致になる関係で、実はキノガッサより「みねうち」の威力が高い。ただしあちらは「ポイズンヒール」による無限耐久が可能なので場合によりけり。
ポケGOでは手持ちのポケモンを撮れる機能を使うとまれに写真の前にひょっこりと現れる(フォトボム)という度肝を抜く方法で登場。技は被写体のポケモンのものを丸々コピーする(ただしチャージ技は1つだけ使用可能)。これ考えた人天才じゃなかろか。
ポケダンでは救助隊にて遠吠えの森で迷子になっているお絵かきドーブルが登場し、自分の基地の旗を描き変えてくれる。
No.236 バルキー
サワムラー、エビワラーの進化前のみならず当時新ポケモンのカポエラーの進化前でもあるという結構強引なまとめ方をされたポケモン。いや確かに全員ラーで終わってるけども。
能力はヒマナッツよりマシだが種族値が全部35という悲惨さ。また、進化先でバラバラに技を覚える関係で♂のみのポケモンで唯一遺伝技がある。
進化条件は、レベル20以上でレベルアップした時にこうげきが高いとサワムラー、ぼうぎょが高いとエビワラー、同じ値だとカポエラーなのだが、第2世代はともかく第3世代以降性格の補正や能力強化回数の制限で望みの進化先に進化できないケースが続発している。カポエラーに進化させるのに毎度毎度手間がかかる……
金銀/HGSSではスリバチやまのB1F奥地にいるからておうからもらうが、手持ちに空きがないともらえない。行くまでが物凄く大変だというのに。
ポケGOでは進化方法が本編とやや異なり、攻撃の個体値が最も高ければサワムラー、防御の個体値が最も高ければエビワラー、HPの個体値が最も高ければカポエラーに進化する。このゲームは個体値が可視化されるのでこのような仕様になったのだろう。
No.237 カポエラー
こーのーまーまーきーみーをーつーーーれーてーゆくーとー
バルキーの進化形の1匹として追加されたが、四天王で見て以来どうやって手に入れるのかよく分からないポケモンだった。そして蓋を開ければ進化条件は果てしなく面倒。こうげき・ぼうぎょを同じ値にしないといけないって何なんだ。
対戦でも目立たないポケモンだったはずが、RSで「いかく」、DPで「ねこだまし」「インファイト」「フェイント」、Ptで「ふいうち」、BWで「ファストガード」「ワイドガード」を獲得しダブル/トリプルで縦横無尽の活躍を見せるようになった。特にトリプルでは登場時から常に使用率上位だった。痒い所に手が届く便利なポケモンである。
準固有技に「トリプルキック」があるが、何故か3発全てに命中判定があり、1発でも外すと技がそこで終わる。使いにく過ぎて存在すら忘れられがち。そしてこの技がSMで固有技から準固有技に転落したことすらも。そして剣盾でこの技のこおりタイプかつ強化版「トリプルアクセル」が登場しますます影が薄くなってしまった。なお、カポエラーも覚えられる上に役割破壊として強力。
だがポケダンではこの「トリプルキック」を引っ提げて願いの洞窟最凶最悪の死神と化す。相性で今一つなはずのフーディンでもこの技で蹴り殺されるぞ。
ダイマックスアドベンチャーではバルキー族全員が高性能キャラとして登場。こいつは特性「いかく」で物理耐久の補佐ができ、連続技「トリプルアクセル」で最難関ジガルデすら射程に入れる。「コーチング」でサポートもお手の物。
第6世代以降のモーションではボックスを踏んでいるように見えるが、これは元ネタの格闘技カポエイラの動作の1つ「ジンガ」とのこと。だがボックスを踏んでリズムを取っているように見えるせいでネタにされることが多い。たからじまぁ。
No.238 ムチュール
キスに特化しているルージュラの進化前なのだが、「てんしのキッス」は覚えても何故か「あくまのキッス」は覚えない。金銀の内部データの遺伝技にはあったらしいが。「てんしのキッス」や「ドレインキッス」は覚える。
このせいで金銀ではムチュールから育てると「あくまのキッス」を覚えるのにスタジアム金銀必須という物凄い手間がかかる事態になってしまった。RS以降は技思い出しシステムが追加されて事なきを得た。
ポケダンでは高ステータス、優秀な技と特性でレベル1ダンジョンの強敵。探検隊では味方として突き進んでも強い。
No.239 エレキッド
エレブーの進化前で、先行公開されているため金銀発売前の映画にも出演している。反面金銀/HGSSで手に入れようとするとエレブーがカントーにしかいないため凄く面倒。
見た目がそのまんまコンセントなのでXDで「コンセント」というNNのエレキッドが交換でもらえる。手をグルグル回すことで発電できるが、そのまま懐中電灯のように光りそう。
ちなみにDPではFRとのダブルスロットでこいつが出現するが、こいつからしか「エレキブースター」が手に入らないというかなり鬼畜な仕様だった。特性「せいでんき」で吸い寄せられるのでブビィよりはマシだが。
No.240 ブビィ
ブーバーの進化前。金銀/HGSSでは手に入れようと思えばエンジュシティ到達時点でブーバーを捕まえてそだてやに預ければ簡単に手に入る。
ちなみにDPではLGとのダブルスロットでこいつが出現するが、こいつからしか「マグマブースター」が手に入らないというかなり鬼畜な仕様かつ、エレキッドと異なり特性によって引き寄せることもできない、出現場所がハードマウンテンで出現レベルも極端に低い為スプレーも効果がないというとんでもなく鬼畜な仕様。私は最終手段としてポケトレで無理矢理出現させるという方法に出て何とか複数個確保した。結構な苦行だった。
No.241 ミルタンク
気が付いたら 同じジムばかり挑む そしていつも同じ奴で死ぬ
諦めずに メンバー代えて挑戦するけど すぐに全滅するよ
レギュラーバッジがあれば 邪魔なウソッキーをどかせるけど
何回やっても! 何回やっても!
ミルタンクが倒せないよ
あの「ころがる」何回やっても耐えれない
攻撃当てて削ってみても すぐに「ミルクのみ」で台無し
ゴーストタイプも試してみたけど 「ころがる」相手じゃ意味がない!
だけど次は絶対勝つために ぼくは「きんにく」だけは最後までとっておく
まずその大胆なデザインに目を奪われる。何と搾乳部位がある。これ子供もやるゲームだぞ。しかもきちんと♀しかいない。だが同じ牛なのにケンタロスとは別種扱いで2匹を預けてもミルタンクしか生まれない。ケンタロスは泣いていい。
こいつと言えば冒頭にあるアカネのミルタンクだろう。「ころがる」は本当にやめてくれ。マグマラシが死んでしまう。回復技「ミルクのみ」も完備。金銀でもHGSSでも壁として堂々と立ちはだかる。交換で手に入る「きんにく」(ワンリキー♀)がいれば何とかならなくもないが。
ポケGOではケンタロスが地域限定になっていたが、ミルタンクはそんなことはなく全世界で出現する。とはいえかなりのレア。実装直後の週末のお台場でポケGOをしていたら埠頭にひょっこりミルタンクが現れ、何の気なしにゲットしたが、直後人がどっと押し寄せてえらい騒ぎになっていた。それでもラプラスよりはマシだったが。
No.242 ハピナス
ハピ=デ=トマリマス(1563-1617)
ラッキーがまさかの進化を遂げてしまった。圧倒的特殊耐久と安定回復ソース「タマゴうみ」の持ち主で、登場した金銀当時から特殊攻撃役の壁として君臨し続けるピンクの悪魔。なめてかかると「カウンター」までぶっ放される。
だが、所謂「ハピで止まります」が使われ始めたのは意外にもDP期からと遅い。この頃から対戦人口がうんと増えたことが原因だろうか。そしてその後は進化前の方が耐久が高くなり、自身はそこまで弱体化しなかったものの鳴りを潜めた。
アニメでは進化前共々ポケモンセンターのお供で、ムサシがかつて養成所で修行していた頃に仲良くなり、久しぶりに再会したこいつを庇って罪を背負った話は涙なしには語れない。
ただ、見た目や設定の上ではフェアリーがついてもおかしくないのに、こいつの系列がフェアリーでないのはバランス調整なのだろうか。
ORASではレベル100のこいつだけを出してくるトレーナーがいるひみつきち、通称「ハピナス道場」で話題になった。3匹倒せば経験値が万単位で手に入るぞ。
DPtに登場したモミのパートナーポケモン。彼女はハピナスに限らずHPの高いポケモンを駆使してくる。
ポケGOではジム防衛最強の番人として君臨し、ゲーム本編から約10年再び「ハピで止まります」が実現してしまった。今日も世界のどこかでCPの高いハピナスに生半可なチームで挑んで敗北するトレーナーが発生している。一応野生で出現しなくもないが、超低確率のため期待しない方がよい。
No.243 ライコウ
金銀の伝説の1匹。雷雲を司るからでんきタイプ。
三犬と呼ばれるがモチーフは虎だという。犬は当時の獣系ポケモンのアイコンから連想されたとのこと。
鬼畜厳選難易度の筆頭だったポケモン。強制徘徊を捕まえるかもしくは長いシナリオを進める必要があり、そしてその状態で「めざめるパワー」まで粘ろうと思うものならとんでもない時間を要する。ORASで固定出現するようになって本当によかった。
だがこの「めざめるパワー」が入らないどころか「まもる」「みがわり」を繰り返すだけでいいという結論に達したことがDP中期にあった。特性「プレッシャー」なので相手が勝手に疲弊するし「どくどく」でスリップダメージも可能。恐怖の「時間稼ぎ戦法」の立役者である。
対戦ではとくこう・すばやさが高く、すばやさで上回るサンダースに比べ耐久も高いことから上記の「時間稼ぎ戦法」を始め「めいそう」や「リフレクター」などでじっくりと場を展開するのが得意。そこから色々なコンボも生み出された。ただし現在では同タイプのライバルにやや押され気味。剣盾では何故か口から「ねっとう」を吐くようになった。マーライオンかお前は。
HGSSの頃に「でんじほう」「はどうだん」「しんそく」「ウェザーボール」を覚えた色違いのライコウが配布されたことがあったが、なぜか性格が「うっかりや」だったせいで残念ポケモン扱いされた。こいつを最速にしても最速ガブリアスに先手を取られるという致命的な欠点を抱えていたためである。何と、剣盾にてこの4つの技全てを一般のライコウが覚えられるようになった。4つの技が全て固有という配布形態もそうだが、全部が同時に解禁というのも珍しいものである。
隠れ特性が変更されたポケモンの1匹で、「ちくでん」から「せいしんりょく」に変更されている。
ポケGOでもでんき最強クラスの実力者として君臨し続けている。
スマブラではDXでモンスターボールから登場し、ファイターを電気で攻撃する。が、第2世代準伝説3匹の中で唯一X以降登場しなくなってしまった。何故に。
ゲームでの優遇ぶりに引きかえ映画出演は登場から11年後と、物凄く時間がかかった。『ライコウ 雷の伝説』というスペシャルアニメが放映されたことはあるが。
No.244 エンテイ
金銀の伝説の1匹。火山を司るからほのおタイプ。
三犬と呼ばれるがモチーフはライオンだという。犬は当時の獣系ポケモンのアイコンから連想されたとのこと。
「唯一にして絶対の神エンテイ様が華麗に参上!皆の者我にひれ伏せぃ! エンテイは神!エンテイは神! ENTEI is GOD! ENTEI is GOD!」
……今は昔、エンテイというポケモンはこうげきが高いのに物理技がろくにない、コロシアムで味方の「じしん」で倒される、RSで「オーバーヒート」を覚えなかった、DP以降もせっかくの物理技「フレアドライブ」を覚えなかった……と、本当に散々な扱いを受けていた。ついた蔑称が唯一神。威張っているだけの張りぼてだった。
HGSSの頃に「フレアドライブ」「しんそく」「とおぼえ」「ブレイククロー」を覚えた色違いのエンテイが配布されたことがあったが、正直それがあってもよくて中の上くらいの強さしかなかった。それなりに戦えるようになってはいたが、決定的に「何か」が足りない状態が長く続いていた。
ところがXYからまさかの「せいなるほのお」を習得し、「とつげきチョッキ」の登場で火力耐久機動力全てを兼ね備える化け物が誕生してしまった。やけどにならないほのおタイプには「ストーンエッジ」やUSUMから追加された「じだんだ」で対抗できる。しかも剣盾では特性「せいしんりょく」に「いかく」無効がつきエンテイと非常に相性がよくなったのみならず、「しんそく」「フレアドライブ」の一般解禁、「かみくだく」「きしかいせい」「てだすけ」の習得などの拡充がなされ、何とダブルではメジャーポケモンの一角にのし上がり、シングルでも採用率が高くなっている。最早紛うことなき唯一神。それまでの境遇が聞くも涙語るも涙だったのが嘘のようである。
隠れ特性が変更されたポケモンの1匹で、「もらいび」から上記「せいしんりょく」に変更されている。
ポケダンでも昔は周りの同タイプに押されパッとしなかったが、超ポケダン以降「せいなるほのお」がまさかの部屋攻撃になったため味方にするとチートクラスの強さを誇る。本当にどうしちゃったんだこいつ。
映画のエンテイパパ(アンノーンが作った幻だが)が凄く優しくて凛々しかった。『結晶塔の帝王』はミュウツーの次に好きな映画。その後本登場は9年後となり、『キミに決めた!』では他のジョウト伝説に比べ出番が多いという優遇がなされている。
なおポケGOでは実装当時からほのお最強クラスの実力者として君臨し続けている。
スマブラではDX以降モンスターボールから登場し、自分の真上に火柱を発生させて攻撃する。
No.245 スイクン
金銀の伝説の1匹。北風を司るが何故かみずタイプ。
三犬と呼ばれるがモチーフは豹だという。犬は当時の獣系ポケモンのアイコンから連想されたとのこと。
クリスタルの看板ポケモン。ミナキとかいうストーカーも現れた。クリスタルでは尻切れ蜻蛉感があったがHGSSでは完遂した。
対戦ではみずタイプの権化とも言うべき耐久の化身。圧倒的なぼうぎょ・とくぼうに弱点の少なさ、オプションとして優秀な特性、恵まれた技で登場時からバトルの最前線で活躍している。
しかもかつてHGSS期に「ぜったいれいど」「しんそく」「エアスラッシュ」「アクアリング」を覚えた色違いのスイクンが配布されたことがあり、戦場は冷気の波動に包まれた。高耐久に無効タイプの存在しない一撃必殺技を与えてはいけない。影響は絶大で、ポッ拳のこいつのバーストアタックが「超・絶対零度」である。もう駄目だ。そして何とSMにて自力技として実装された……のだが、同時に「ぜったいれいど」をこおりタイプ以外が使うと命中率2割に低下し、さらにこおりタイプに無効化するという弱体化措置を取られてしまった。だが安定感は変わらず、最近では「おいかぜ」要員としてダブルにも進出している。
隠れ特性が変更されたポケモンの1匹で、「ちょすい」から「せいしんりょく」に変更されている。
ところがポケGOでは耐久特化なのが災いして対戦面での評価が低く、更に通常技にみず技が現在でも存在しないという状態。一般ポケモンのシャワーズの方がよほど強いと言われる有様。一応GOバトルでは活躍の目があるがあまりに対戦人口が少ないのでまず認知してもらえない。どうしてこうなった。
映画出演は『セレビィ 時を超えた遭遇』で果たし、汚れた水を清める力を発揮した。
Newポケスナでは金銀伝説はおろか所謂準伝説と呼ばれるポケモンでは唯一の出演を果たし、オーロラが見られる氷河地帯を駆け抜けていく。条件を満たすと自らの力を放出し、辺りを凍らせる。写真映えは勿論抜群なのだが、あれ、みずタイプ……?
スマブラではDX以降モンスターボールから登場し、DXでは自分の周りを攻撃し、X以降は直線上にビームを放つ。だがどちらも氷の攻撃である。あれ、みずタイプ……?
No.246 ヨーギラス
土の中からもっそり出て来る幼体ポケモン。ちょっと悪そうな目つきだけど体が丸々してて可愛い。たくさん食べて大きくなるんだよ。
金銀でのこいつの生息地はシロガネやまだが、そのうちこいつら一族に食われてなくなっちゃうんじゃないかと心配になる。ちなみにシナリオクリア後にしか出てこないが、シロガネやまはカントーではなくジョウトなので堂々と「ジョウトのポケモン」と名乗ってよい。なお、HGSSではサファリゾーンでも手に入るようになった。
この見た目で90kgくらいあるが、その昔アニメでサトシは肩に背負っていたという。流石スーパーマサラ人。
ポケGOではお察しの通りのレアポケモン。最終形態が超強力なので出現場所には人がたくさん集ったものだった。
No.247 サナギラス
蛹詐欺ポケモン。蛹の癖に技マシン覚えまくるし飛んで跳ねるし虫じゃないし。ただし特性は蛹に倣ってか「だっぴ」。
進化レベルがハクリューと同じ55なので育てるのはかなり大変。おまけにこちらは4倍弱点が2つもあるので相手を選ぶ必要がある。
通常特性はおろか隠れ特性までも「だっぴ」なせいで、フレンドサファリで隠れ特性を判別しようと思うととんでもない労力を要する。調べるのに最低でも「ふしぎなアメ」が25個必要。
ポケダンではトラウマメーカーの1匹。「いやなおと」も「すなあらし」もマジでやめて。
No.248 バンギラス
「一番印象に残ったのはぁ~、バンギラス!」(HGSS発売前CMより)
ジョウト地方における所謂600族。強くてカッコよくて、ちょっとずんぐり、でも圧倒的威圧感。どことなく怪獣映画を彷彿とさせる。
実は初登場した第2世代ではトレーナーが誰も使っておらず、自力で育てる以外にその姿を見ることがなかったという寂しいデビューだった。コロシアムのワルダックが初起用で、本編ではFRLGで強化ライバル(後の作品でグリーンとして登場)が使ったのが初となる。
この反動からなのか、HGSSでは発売前にCMで大プッシュされ、「バンギラスグリーン」と呼ばれた。実際ゲーム内でグリーンがバンギラスを使ってきたのである意味予言だった。
対戦でも当初こそレベル55進化が災いしてパッとしなかったが、RSで特性「すなおこし」が加わり、DPからすなあらし中にていわタイプのとくぼう1.5倍効果が付与されたことで、対特殊の要塞として降臨。物理特殊どちらの技も幅広く覚え、変化技も「りゅうのまい」「ステルスロック」「でんじは」などが強力。だがかくとう4倍の他弱点の数は7つと非常に多く、油断しているとあっさり倒される。ダイマックスして「じゃくてんほけん」を持たせればそれなり。
ポケGOでは「ポケGOを快適にプレイしたい人が育てるべきポケモン筆頭」に名を連ねている。CPが高く優秀な技を揃えるため育て上げれば伝説キラー、ロケット団キラーとして大活躍を果たせる。ただしジムに置いてはいけない。
ポケダン救助隊ではチーム「FLB」のメンバーだが、リザードンとフーディンは「すなあらし」は平気なのだろうか。
ちなみにかつて「おまえら」「にんげん」「じゃねぇ!」というNNをつけたバンギラス3体でポケスロンをやっていたことがある。通称「頭がいわタイプ」チーム。ネタに見えて得意コースでは滅法強かった。
No.248 メガバンギラス
バンギラスが更に強くなって帰ってきた。真ん中にサナギラスを思わせる模様がついた。正にラスボス。特性は「すなおこし」のままなのでメガシンカ前が隠れ特性でもこの特性になる。
耐久は物理も特殊もやたら硬い。技威力がそこまででもないが、「りゅうのまい」を使うと手がつけられなくなる。反面かくとうに対する弱さは据え置きのため、メガガルーラのついでに対策されがちなのが弱点。
ちなみに私がORASのバトルハウススーパートリプルで200連勝した時に起用していたメガシンカはサーナイトではなくこいつ。「りゅうのまい」から全体「いわなだれ」だ。
No.249 ルギア
命をかけて、かかってこい!
銀/SSの看板ポケモン。元々映画『ルギア爆誕』に向けてデザインされたオリジナルのポケモンだったが、本編に逆輸入された。なお、本来金銀の発売は1998年の予定で、ルギアの映画は1999年である。つまり「開発が遅れたためにルギアを本編に登場させることができた」ということになる。そしてこれが「映画で活躍したルギアをすぐにゲーム内でゲットできる」という強烈な宣伝にもなった。
だが突貫工事でゲーム内に導入した影響か、設定があやふや。映画で海の神と称されてゲームでも海底洞窟の最奥部にいるのに、みずでなく何故かエスパータイプになっている。「ホウオウがほのおに決定したためルギアがみずだとホウオウが可哀想だから」「エスパーが強かったから」などの理由があるらしいが。しかも「海の神」と称される割にゲーム内では元々「かねのとう」という塔に降り立つポケモンだったことになっている。おまけに次作RSで「海の化身」が登場する始末。映画でも最近では風の神様としての側面を見せている。
ちなみにホウオウとは「金⇔銀」「上⇔下」「太陽⇔月」「空⇔海」「陽⇔陰」の関係。対関係を作り切れなかったとのことだがこれくらいでいいと思う。
銀ではシナリオに関わることがなかったが、SSでは必ず戦うことになる。この時に獲得した専用BGMは中々におぞましい。以降もこのBGMが専用曲として扱われている。
スペックとしては耐久が高い上に妙に素早い。対戦では固有技「エアロブラスト」を軸に、先手を取って「めいそう」「はねやすめ」などで自分の場を展開するのが得意。特性「マルチスケイル」で耐久を更に引き上げられ、文字通りの浮沈艦が完成することも。弱点が多くかつメジャーどころに集中しているのが欠点。これが災いし、かつてHGSS期に出場できた大会では県予選でも全国大会でも世界大会でも最高位が準優勝止まりという日の目を見なかった悲しみを背負う。だが嵌れば強いのは現在も同じで、シングルバトルでは凶悪な性能を誇る。
XDではコードネーム「XD001」と呼ばれる究極のダークポケモンとして登場。パッケージにもなっている。リライブすると「サイコブースト」や「フェザーダンス」等を思い出せるようになる。なお、これが第3世代でルギアを手に入れる数少ない方法で、これ以外では配布ダンジョンである「へそのいわ」に行く必要がある。
ポケGOでは初めて解禁された伝説のポケモン。アメリカのシカゴでのオフラインイベントに参加した人を対象にバトルイベントを実施する予定だったが、通信障害が発生し返金騒ぎになってしまった。そのため運営側がお詫びとしてルギアを全員に配布するという措置を取った。つまり「詫びルギア爆誕」である。その後日本でもフリーザーと同時に伝説初解禁と相成った。
Newポケスナでは海中のランターンがトリガーとなり、ルギアの部屋に案内される。辺りに響く大きな唸り声を上げる様は圧巻。
映画では『ルギア爆誕』・『みんなの物語』の2本で物語の鍵となっている。特に『ルギア爆誕』作中のフルーラの笛の音はとても美しい。『光輪の超魔人フーパ』にもお助けキャラとして参戦。アニメにも登場し、ルギアの親子が存在した他、新無印ではサトシとゴウが仲良くなるきっかけにもなった。
スマブラではDX以降モンスターボールから登場。「エアロブラスト」でファイターを風に巻き込み攻撃する。
ちなみに冒頭の台詞は映画の嘘予告だったが、ポケダンで使われることになった。
No.250 ホウオウ
我は死なぬ、何度でも蘇るさ!
金/HGの看板ポケモン。
名前がずばり鳳凰で不死鳥の伝説もしっかり持っている。かねのとうが焼けた時に死んでしまった名もなき3匹をライコウ・エンテイ・スイクンとして蘇らせたという。
金銀のポケモンで最初に公開されたのが実はこいつ。アニメ第1話にちゃっかり登場しているのもそのせい。だが反動で映画に出演したのは登場から約20年後と最もブランクが空いた。
ちなみにルギアとは「金⇔銀」「上⇔下」「太陽⇔月」「空⇔海」「陽⇔陰」の関係。対関係を作り切れなかったとのことだがこれくらいでいいと思う。
金ではシナリオに関わることがなかったが、HGでは必ず戦うことになる。この時に獲得した専用BGMは和風ロックの壮大な音楽でカッコいい。以降もこのBGMが専用曲として使われている。
対戦ではとくぼう・こうげきが高く、準固有技「せいなるほのお」を持ち、炎を飛ばすが物理技なのでホウオウと相性がよい。ひこう技は「ブレイブバード」や「ダブルウィング」等がある。技「じこさいせい」「はねやすめ」や特性「さいせいりょく」で持久戦に持ち込むのも得意。
世代によって評価の浮き沈みが激しく、初登場時はかなりの使用率を誇っていたが、RS以降カイオーガのせいで更に肩身が狭くなり、DPtで最底辺に追いやられた。だがHGSSで「ブレイブバード」を手に入れ大復活。世界の頂点をも手に入れた。ところがXYでファイアローにシェアを奪われ、固有技もエンテイに渡ってしまった。SM以降再び持ち直し、剣盾では主にシングルのサイクル戦で運用されている。
第3世代でホウオウを手に入れる場合、配布ダンジョンである「へそのいわ」に行くことができなければコロシアムのバトル山を制覇する必要があるが、親名は自分ではなく「バトルやま」となるため、剣盾に送るまでNNをつけることができない。
ポケGOではタイプ一致技で便利なものをあまり覚えてくれないという扱いに困るポケモン。特にひこう技に優秀なものがない。
ポケダン救助隊では探検家パッチールが会いたいと強く願っていたポケモン。ホウオウを仲間にして実際に会わせるととても喜んでくれる。ただしDXでは同じイベントが起こるが、仕様上会わせることはできなくなっている。残念。
Newポケスナでは近くで撮影させてもらえなかった2大ポケモンのうちの1匹。遠くを飛んでいる所をただ眺めるだけというサトシ状態のまま、どうやって大きく撮れるのか不明だった。3ヶ所にあるにじいろのはねにイルミナオーブを当てる必要があるとは。
スマブラではDX・Xでモンスターボールから登場。「せいなるほのお」で巨大な火柱を作って攻撃する。For・SPではボールから出てこなくなった代わりにステージ「カロスポケモンリーグ」でたまに登場し、同様火柱攻撃を仕掛けてくる。
映画デビューは2017年の『キミにきめた!』が初。別世界線ではあるがサトシと対面し、何だかんだあってバトルをした。アニメではサトシが直接相対した描写はないが、遠くを飛んでいくところを目撃したことなら何度かある。
No.251 セレビィ
タマネギではない。セロリでもない。
金銀の幻のポケモン。森の守り神という立ち位置。森の数だけセレビィがいるのか、映画などでは複数匹の存在が確認されている。
その昔「きんのはっぱ」をホウオウに、「ぎんのはっぱ」をルギアに持たせてウバメのもりに行くと現れるらしいという都市伝説があった。実際は「ジーエスボール」がキーアイテムで、しかもクリスタル限定かつモバイルアダプタ必須というかなり限られた入手方法だった。
そしてクリスタルのVCが登場し、何と「ジーエスボール」とセレビィのイベントがゲーム内に収録されたため、VCクリスタルさえあれば無限に手に入るようになった。ちなみに出現方法はジーエスボールを森の中の祠に置くという仕方なのだが、あれは鈴か何かだったのか?
『セレビィ 時を超えた遭遇』でミュウ同様映画出演を果たしたはいいのだが瀕死にまで追い込まれてしまう。映画でメインを張るポケモンが瀕死になったのはこいつが初である。それだけならまだしも『幻影の覇者 ゾロアーク』で2回目の登場を果たした時も死にかける。不憫。3回目の登場となった『ココ』では最後にちょっとだけ登場というかなり地味なものになってしまった。シナリオ上仕方ないが。
対戦では専用技がなく、「ほろびのうた」「わるだくみ」「ふいうち」など固有っぽい戦術を見せるが幻組で比較するとどれもこれも他にできるキャラがいる。しかもタイプが災いし弱点の多さは随一。
「ときわたり」自体はHGSSでその能力を発揮したことがあるが、もっと上の「時間の神」まで出てきてしまった。更に不憫。
だがコロシアム・XDではこいつがいないとダークポケモンのリライブができないという超重要ポジション。コロシアムの拡張ディスクがあればセレビィ自身も無限に手に入る。拡張ディスクは貴重品で、私も中古で買った際に万単位のお金を支払った。
ポケGOではセレビィが手に入るリサーチタスクに「ポケモンを交換する」が含まれているせいで、これができないトレーナーがタスクに詰んでしまうという事態が発生してしまった。更に言えば色違いのピンクのセレビィが登場するタスクが存在するのだが、こちらも「ムサシとコジロウを3回ずつ倒す」というタスクがあり、この2人が登場しない期間には絶対にクリアできないようになっている。困ったもんだ。
Newポケスナでは森の遺跡エリアに生息し、仲間を待っていた。所作がところどころ女子っぽくて可愛い。
ポケダン探検隊のピンクのセレビィはとても可愛い。ツンデレビィと言われるのも納得のツンデレ具合。旦那とは図鑑番号が2つ違いというからもう。末永く爆発しろ。
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最終更新:2021年10月16日 22:03