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はっぴゃくきゅうじゅうはち
>
シンオウ
はっぴゃくきゅうじゅうはち
ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「
ななひゃくにじゅういち
」を25周年を記念して書き直したもの。
要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。
企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。
当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!?
感想対象
全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記)
ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記)
外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』)
『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
『みんなのポケモンスクランブル』
『ポケモンスナップ』シリーズ(全て)
『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY&Z』『S&M』『新無印』中心)
映画シリーズ(全て)
『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
『スマッシュブラザーズ』シリーズ
その他(『ポケモンマスターズ』など)
元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。
前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。
非対象
『ポケモンパネポン』
『ポケモンピンボール』
『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
『ポケモンレンジャー バトナージ』
『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
『ポケモンピクロス』
『ポケモンユナイト』
ポケモン分類法
フォルムチェンジ、姿違いは
「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」
としてあります。
例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目
ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。
また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。
例:トリトドン、ビビヨン
目次
No.001~151 カントー
No.152~251 ジョウト
No.252~386 ホウエン
No.387~493 シンオウ
No.494~649 イッシュ
No.650~721 カロス
No.722~807&リージョンフォーム アローラ
No.808~898&リージョンフォーム GO&ガラル
No.387~493 シンオウ
No.387 ナエトル
DP御三家の1匹。
別に萎えてはいないがこの名前のせいで下ネタ方向で散々ネタにされてしまった。しかもガセ進化形まで登場してえらい騒ぎになった。「アオバス」はいいとして「アオバスバス」って何だ。
シナリオでは鈍足くさタイプで取り扱いは慎重にしないといけないが、物理化した「はっぱカッター」「かみつく」を「のろい」で地道に強化すれば着実に進める。弱点を突く上に「いかく」をばら撒いてくるムックル系列が永遠の天敵。
アニメではサトシとシンジがそれぞれ捕まえている。
なお、こいつの隠れ特性「シェルアーマー」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性はなくもない。
No.388 ハヤシガメ
ナエトルの進化形……なのだが、アオバスとかいう真偽不明の画像が出回っていたせいでそちらの方がある意味有名になってしまった。不憫。
アニメではサトシが進化させたものの、重量級の扱いに慣れていなかったせいでまるで戦い切れていなかった……らしいのだが、あれ?かつてコータス持っていなかったっけ?
No.389 ドダイトス
立派な巨大亀……どころかユグドラシルみたいな見た目になった。でかい。分類もまさかのグラードンと同じ「たいりくポケモン」。
初のくさ・じめん複合で、進化直後に覚える「じしん」、思い出し技「ウッドハンマー」を軸にシナリオでは様々な相手に対抗できる重量級として大活躍を見せる。が、こおり4倍は痛い。
対戦ではこおり4倍の他弱点の多さが災いしメジャーなポケモンのついでに対策されがちなのが何とも惜しい。いわもじめんも半減だから対砂嵐で強いと言っても弱点技が飛んでこないわけではないし。しかもすばやさが全御三家最終形態中最も遅いときた。カメックスを見習ってくれ。
ポケマスではヒカリのバディとして選ばれた。「あれ?ポッチャマ系列は?」との声が絶えなかったのは言うまでもない。本人の性能としてはサポート兼攻撃役でメガニウムと似たような立ち位置。こちらはダメージ軽減はないがHPと状態異常の回復ができる。
アニメでもサトシのドダイトスは遅過ぎて上手く動けなかったという。確かにXYの時のサトシのメンバーは異常に素早かったし、そういうトレーナーなのかもしれない。
映画『名探偵ピカチュウ』では巨大なドダイトスが登場し、いきなり地面が揺れたかと思ったらドダイトスの背中だったという衝撃の展開を引き起こした。
No.390 ヒコザル
DP御三家の1匹。
DPシナリオはほのおタイプが極端に少なく、こいつを選ばないと他にポニータ系列しかいなくなる。「別にほのおなんて使わないからいいじゃん」と思っているとドーミラーにボコボコにされる。肝腎のこいつも進化してかくとうがつくせいでドーミラーを一撃で倒せないと弱点を突かれる。ドーミラー強過ぎる。
尻に火がともっているが、ヒトカゲと違って消えても死ぬことはない。
シナリオでは最初のジムがいわタイプなので進化させてから戦いたいが、進化させない場合「なまける」や「わるだくみ」なんて技も覚える。「わるだくみ」はレベル23と意外とすぐに覚えてくれるので「マッハパンチ」が惜しくなければ覚えさせてもいいかもしれない。
アニメではシンジのヒコザルがサトシに渡っていたが、DPは矢鱈とポケモンのトレードが多いように見える。
なお、こいつの隠れ特性「てつのこぶし」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性はそれなり。
No.391 モウカザル
ヒコザルが進化することでかくとうがつく。あれ、この流れ前作でも見たような……
進化と同時にかくとう技「マッハパンチ」を覚える。あれ、この流れ前作でも……?
案の定よくワカシャモと比較されるし、進化後も比較されてばかり。どちらも似たような能力傾向があるし仕方ない。
こうげき・とくこうどちらも高くなるが覚えるのは物理技ばかりなので、こうげきが下がる性格だと火力不足で大変なことになる……実際なった。辛かった。お金と時間があれば「かえんほうしゃ」の技マシンを買って与えてもいいかもしれない。
Newポケスナでは他2形態を差し置いて唯一の出演。火山で暮らす悪戯好きの小猿ポジションといったところ。寝ているガチゴラスを起こしたりゴローンを蹴飛ばしたり、やりたい放題。
No.392 ゴウカザル
おっす!おらゴウカザル!おんめーつええなあ!おらすんげーわくわくすっぞ!皆ーおらに力を分けてくれー!!
見たまんま孫悟空のポケモン。ちゃっかり御三家に亀がいたりするし、エンペルトは差し詰めペンギン村のオマージュか。まるで某漫画のようだ。本来の西遊記であればルンパッパやエンブオー辺りになるのだろうけれども。
すばやさ・こうげき・とくこうの種族値が全て100を超え、3つも100を超える能力がある御三家はこいつが初となった。技の多さは天下一で、物理特殊変化技を器用に覚え、かつどれもこれも便利そのもの。「インファイト」「オバーヒート」「ねっぷう」「アンコール」「ねこだまし」のイメージが強いが、これだと決めてかかると「とんぼがえり」「ストーンエッジ」「めざめるパワー」「くさむすび」などで痛い目を見る。取り得る選択肢のあまりの多さに「存在が役割破壊」「相手のゴウカザルは技10個」という異名までついたほど。ちなみに私は「ゴウカザルのタイプはゴウカ/ザル」と言っていた。
だが栄光は長続きしないもので、BW以降バシャーモが超強化され始め、XYで完全に立場を逆転された。そしてSMで遂に第一線から退いた。「昔は強くていいポケモンだった。今はミカルゲもないがね」
四天王オーバの切り札……なのはDPのみ。Ptではブーバーンが担当。一方ポケマスはDPに倣ってオーバのバディ。
アニメではサトシのもとでエースとして活躍し、リーグでは元の主シンジのエレキブルとガチンコ勝負を繰り広げた。
No.393 ポッチャマ
ポチャポチャポチャー!!
DP御三家の1匹。
最初は可愛いらしいペンギンの子供だったが、アニメでのヒカリのポッチャマのドジっ子なイメージが広まり過ぎてすっかりドジなポケモンとして認知されてしまった。不憫。だがそのアニメの効果かシンオウ御三家の中では知名度が高い。
シナリオでは安定のみずタイプ……のはずが、「バブルこうせん」を覚えるのが異様に遅く、それまで「あわ」しかないので最初のジムで押し切られる可能性がある。しかも次のジムが弱点なので序盤は結構辛い。地味にひこう技を覚えてくれるのでひこうタイプになるのかと思いきや、予想を大きく裏切る進化をする。
なお、こいつの隠れ特性「まけんき」はBW初期の「ポケモンカードはじめてセット」にしかついてこず、しかもランダム封入のため現在ではかなり入手困難。何とか手に入れたけれど探すのが大変だった。実用性は……何とも言えない。
Newポケスナにも登場。やっぱりというべきか雪原に出現。温泉に入ってのんびりしたり、海中に潜って貝殻を取って来たり、とにかく可愛い。ユキハミが隠れている高い木に一緒になって隠れてひょっこり顔を出すというお茶目な場面も見られる。可愛いが過ぎる。
No.394 ポッタイシ
進化して太子になったが、どいつもこいつも自分が一番偉いと思っている。どこの専制君主だお前は。そしてアニメのポッチャマがこいつに進化していないこともあって知名度は低い……
進化したての状態で覚える技は何故か「メタルクロー」。何でやねん。タイプ不一致やん。だがこれが伏線でもある。
ポケダンではクレバスの洞窟、ゼロの島南部の2ダンジョンでかなりの強敵として立ちはだかる。能力が高く倒しにくい上半端に削ると特性「げきりゅう」で物凄い威力の「あわ」「バブルこうせん」が飛んでくる。超危険。
No.395 エンペルト
最終形態で遂に皇帝陛下になられた。凛々しい姿は正にコウテイペンギン。初のみず・はがね複合で守りが硬くなった……のだが、自力でははがね技を「メタルクロー」しか覚えない。技マシンを使ってもいいがDP当時は一品ものなので凄く勿体ない上にこおりタイプくらいにしか刺さらない。実質守りのタイプとして機能させる方がいい。
対戦でもはがねタイプの技を積極的に使うわけではなく、耐性の多さに利用するのが中心。とくこうが歴代御三家で2番目に高く、「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」「くさむすび」などが有用。ドラゴンが半減なのでドラゴン技を受け止めて返り討ちにもできる。補助は「あくび」「こうそくいどう」など中々器用。弱点がメジャーで、かつとくこうを上げる手段がないのが難点。
かつての世界大会でこの耐性を多さを利用しドクロッグを相方に組んだトレーナーが優勝を決めた。初見では予想もつかない組み合わせと圧倒的な立ち回りで見る者を魅了した。
ポケダンではゼロ南3強の1匹。耐性が異常に多く進化前同様特性「げきりゅう」が発動すると物凄い火力になる。遠距離でこいつを見た時の恐怖は半端ない……
ポケマスではジュンのバディとして登場したが、進化前の弱点がそのまま引き継がれたせいで、原作では弱点ではないくさタイプを弱点とする。
No.396 ムックル
ピパラパパポピー!
DPの所謂序盤鳥。このポケモンの登場時にとあるアニメで全く同じ名前のキャラクターがいたため、当該アニメファンは衝撃を受けたという。子供の頃の夢は色あせない落書きで。
序盤鳥にしては破格の性能で、一緒に公開された技「ブレイブバード」をはじめ「つばさでうつ」「でんこうせっか」など便利な技を次々覚える。
ちなみにBW期で進化後に隠れ特性がついたが、こいつは通常特性のままだった。そのせいで進化させずに孵化しても隠れ特性にはならないという落とし穴があった。現在では隠れ特性「すてみ」が追加されているので安心。
ポケダン探検隊ではトゲトゲ山の殺戮兵器として君臨。可愛い弟ルリリを助けようと向かった侵入者達をその体で次々と葬ってきた。私も葬られた人の一人……何故あんなに強いのか。
No.397 ムクバード
コロトック共々DPtのポケトレで連鎖を途切れさせる達人。その節は本当にお世話になりました、ありがとうございません! 何が鬱陶しいって「いかく」まで発動するから逃げるのに時間が少しかかる点。これでいてシナリオでは大活躍するのだから憎めない。
進化と同時に「いかく」を手に入れたことで耐久上昇の他味方のサポートにも有用。秘伝用に控えたとしても「いかく」で十分サポート可能。
ちゃっかり対戦でも低レベルで「がむしゃら」を使うのに「いかく」のサポートができるため結構活躍できる。相手もまさかレベル4のムクバードに痛めつけられるとは思いもしないだろう。
No.398 ムクホーク
ピーーーーーー!
いざゆーけー むてきーのー ムクドリぐーんだんー いざゆーけー すてみのー ムクドリぐーんだんー われらーのーわれらのー ムークーホークスー(シンオウムクホークス球団歌『いざゆけムクドリ軍団』)
上の元ネタが九州の球団なのに本人は北海道モチーフのシンオウ出身とはこれいかに。
ノーマル・ひこうで史上最強と名高いポケモン。進化した瞬間に「インファイト」を覚え鮮烈なデビューを果たす。高火力、高機動力かつ「いかく」持ち、シナリオでも「ブレイブバード」「インファイト」「いかく」で攻防に大活躍。多くのトレーナーが連れ歩き、その鳴き声を聞いただけで「ああ、そらをとぶでも使ってるんだろう」と誰もが気付くほど。
対戦でも新たに登場した「とんぼがえり」を織り交ぜて器用に動きつつ高火力を叩きこむヒットアンドアウェイの戦法で有名になった。隠れ特性「すてみ」なら「ブレイブバード」「すてみタックル」の火力が更に上昇し、より火力に特化する。攻撃以外にも一般ポケモンで最強の「いのちがけ」使いだったり「フェザーダンス」もあったりと、戦術が豊富。このせいで次代の序盤鳥が不憫に思えてくるほど……
No.399 ビッパ
DPの所謂序盤ノーマル。
DPの時期、某匿名掲示板にある掲示板「ニュー速VIP」に入り浸る連中のことを「VIPPER」と呼んでいた。そしてこいつの名前はビッパ。ネタにされないはずがなく。進化形もどこか煽っているような顔つき。何なんだこいつら。
だがポケダンでは涙もろくて思いやりのある先輩探検家として登場し、イメージ脱却に一役買った。「あっし、ビッパでゲス!」
最近ではNewポケスナで公園ルートのアイドルとして見出され、更にポケGOではビッパデイなるビッパだらけのイベントが開催され、運営までもビッパに染まった。時代は変わるものだ。
No.400 ビーダル
某匿名掲示板の「やる夫」に似ていなくもないネタ的なデザインに驚き。進化前VIPPERだし。図鑑に「見た目の割に機敏」って書いてあるしやっぱりそれを意識したのかと。そして剣盾でまさかの後継者としてヨクバリスが出てきた。
そしてこう見えてまさかのみずタイプ。これのおかげで秘伝技要員としては中々に便利。「ロッククライム」で高い所もすいすい。
対戦ではどの特性も有用かつ運ゲーの申し子。「たんじゅん」+「かげぶんしん」や「ムラっけ」の博打戦法などで対戦相手を焦らしまくる。相手がイライラしたらこちらの勝ち。その顔で何でも避けまくる様は「影分神」と呼ばれ持て囃された。
No.401 コロボーシ
がまんポケモンのソーナンスよりもがまんポケモン。
所謂序盤虫……なのだが、「がまん」を覚えるせいで冒険中でも不意の一撃で倒されてしまうことがある。DPからちゃっかり優先度が+1に変わっているのもミソ。
これのせいでとある知り合いが「倒されたら強制交換のタマゴ縛りプレイ」で何度もこいつに倒されていた。不憫。そして私もポケモンスクランブルでこいつの「がまん」にボコボコにされた。強過ぎる。
No.402 コロトック
チチチチチポワーオ!
ムクバード共々DPtのポケトレで連鎖を途切れさせる達人。本当にありがとうございません! 特に「じまんのうらにわ」にこいつが出るのは悪意しかない。特徴的な鳴き声もやけに耳に残る。
対戦ではむしタイプで唯一の「ほろびのうた」使い……なのだが、それ以外に取り柄があるかというと、うーんという感じ。隠れ特性もあんまり噛み合わないしライバルが強過ぎるし。
音を奏でられるので、ポケGOではジラーチを眠りから覚ます音楽を奏でる役に選ばれた。最近ではストリンダーという後輩も現れたが、あちらではうるさ過ぎて怒られるかも知れない。
No.403 コリンク
こうげきが高いでんきタイプの触れ込みで登場したが、実際そんなに物理技を覚えるわけではない。何だかんだで「いかく」が強いのでこの子を最後まで冒険に入れる人が多くいた。私もその1人。
でもこんな顔でどうやって威嚇しているんだろう?謎である。しかも「とうそうしん」まで持っている。見た目によらず好戦的なのだろうか。
ポケダン空では主人公を担当したことがあるが、火力が階層によって上下してしまうのが非常に不安定。しかも自身の進化形が中ボスだったエレキ平原奥地は更にきついライボルトに差し替えられてしまった。技マシン対応率もよくないし、ピカチュウに比べると安定感は今一つ。
No.404 ルクシオ
進化して凛々しくなった。この姿でなら確かに「いかく」っぽい感じ。足がスパッツに見えるとかいう話があるらしい。マニアック過ぎる。
ポケダン時・闇の探検隊ではエレキ平原奥地でボスであるレントラーと一緒に大群で登場し「いばる」を連打して動きを止める。勘弁してくれ。なお空ではラクライに差し替えられている。
アニメでシトロンの手持ちに抜擢されてすっかり注目の的になった。ゲームでも持っていればいいのに。
No.405 レントラー
最終形態はより凛々しくなった。モチーフは虎なのかライオンなのかよく分からないけれど多分ライオンの方。でんき唯一の「いかく」持ちでシナリオでもお世話になった。
対戦でのこいつの強さの半分は特性で、四足歩行ゆえの技の不遇さを優秀な特性「いかく」「こんじょう」で補っている。技威力があまり高くないが、ダイマックスがあれば大きく改善されるため、剣盾では歴代でも評価が高い。
デンジの切り札……なのはDPのみ。Ptではエレキブルが担当。一方ポケマスではDPに倣ってデンジのバディ。
ポケダン時・闇の探検隊ではエレキ平原奥地のボスで、同ゲーム初の集団戦。ルクシオ共々大群戦の恐怖を身をもって教えてくれる。なお空ではライボルトに差し替えられている。
アニメではシトロンの手持ちとして登場し、サトシと熱いバトルを繰り広げた。設定である「透視能力」も生かされている。
No.406 スボミー
ロゼリアの進化後は望んだが進化前は望んでいない…… だが顔つきが妙に癖になる。こう見えて特性が進化後と同じなので触れると「どくのトゲ」でどく状態になることがある。迂闊な真似は危険。
その昔、遺伝技で「じんつうりき」を覚えさせるにはスボミーでないと覚えてくれなかったが、それを孵化しようとなると「おこう」を持たせる必要がある。伴って厳選が物凄く大変になってしまう。その上で「めざめるパワー」となれば……
さすがに条件が厳しかったのか、剣盾では「じんつうりき」がロゼリアの方の遺伝技に入り、更に「めざめるパワー」自体が廃止された。
DPのシナリオに連れて行ったことがあるが、なつき進化のせいで進化までが本当に大変だった。
No.407 ロズレイド
ロゼリアが凛々しくなって帰ってきました。本当に嬉しかった。あまりの嬉しさに旅パーティにも採用しようとスボミーから頑張って育てるくらいに。♂なのか♀なのか分からない中性的なデザインが癖になる。
技「リーフストーム」も同時に公開され、高威力くさ技と予想しワクワクしたのだが、まさか当時の遺伝技だとは誰が知りえたか。シナリオで使えないことにガッカリした。
対戦ではとくこうが高いもののすばやさは少し高い程度。「ようりょくそ」ではないせいで天候との相性は「ウェザーボール」くらいしかなく、天候での爆発力はくさタイプにしては今一つ。だが火力は十分出せ、「テクニシャン」+「マジカルリーフ」or「めざめるパワー」が矢鱈と強い。が、剣盾で「めざめるパワー」が廃止され窮地に。
ナタネの切り札。ポケマスでもバディとして組んでいる。
ポケダン探検隊ではレイダーズのメンバーとして登場するが、物語は一切語られていない。一体何者なんだ。
No.408 ズガイドス
DP期の新技「もろはのずつき」、新特性「かたやぶり」と同時に解禁。
こいつ自体が色々ぶっ飛んでいるが、何よりぶっ飛んでいるのがこうげき種族値が125もあること。進化前でこの数値。DPの火力インフレを予感させたポケモンと言える。ヒョウタの切り札でもあり、序盤からこんなぶっ飛んだポケモンと戦わされる羽目になるのは大変。
こちらはダイヤモンドでのみ手に入る。バージョンによって化石の出現が異なり、かつ何個でも手に入るのは初となった。地下通路にはお世話になりました。
No.409 ラムパルド
進化前の火力は衰えず、何とこうげき種族値はあのケッキングよりも高くなった。そこからのタイプ一致「もろはのずつき」は決まれば反則的な火力を誇る。下手な物理受けは一撃粉砕、そのまま無双ゲームだ。……実際には本人の耐久やこの技の反動が災いしあっさり倒されることが多い。2匹倒せれば御の字と言われる。
特性「かたやぶり」も何かと話題になり、「ふゆう」持ちに「じしん」が当たるので当時流行していたドータクンが倒されかねないことからかなりマークされた。が、ラムパルド自身の耐久力がからっきしなのとガブリアスがトップに君臨した影響で活躍の場が大幅に狭まってしまった。
なお、DP期にサッカーのワールドカップ決勝戦で相手選手に強烈な頭突きを噛まして退場処分になった挙句、チームまで敗れてしまったという有名サッカー選手がいたせいで、そいつに関連したNNがつけられることも多かった。彼も今や立派な監督である。
ヒョウタの強化後の切り札でもあり、その関係でポケマスでは彼のバディのズガイドスがラムパルドに進化するようになっている。
ポケダンマグナゲートでは宝箱を開ける役目を負っていたが、開ける方法が頭突きという。……箱壊れないか?大丈夫なのか?
No.410 タテトプス
DP期の新技「メタルバースト」と同時に解禁。だがタイプに何で4倍弱点が2つも入っているのかと。しかも前方の攻撃には強いが後ろからは隙だらけって。
ただ進化前にしては防御関連の能力はかなりの高さ。ズガイドスとは好対照。
こちらはパールでのみ手に入る。バージョンによって化石の出現が異なり、かつ何個でも手に入るのは初となった。地下通路にはお世話になりました。
No.411 トリデプス
「里n」と書いてトリデプスに見えるというネタがかつてあった。
盾から砦に進化。前からの攻撃は完全ガード。だがやっぱり後ろは超隙だらけ。何とも極端な。
DP時代は正直パッとしなかったが、BWでの「がんじょう」の仕様変更で必ず一撃は耐えられるようになり、「メタルバースト」が決まりやすくなった。ひっそり「じわれ」を仕込む手もある。
ちゃっかり「ワイドガード」も覚え、バトルサブウェイ/バトルハウスでは忘れていると痛い目を見る……というかめっちゃ見た。もうこいつと戦いたくない。
トウガンの切り札。ヒョウタの父親であり、親子で対照的な化石組を切り札にしている。
No.412 ミノムッチ
ミノムシがモチーフなので持っているミノは着脱可能。そして最後に戦った場所でミノが変わるという。戦闘後に周りのものを集めているらしい。しかも室内で戦うとゴミを集めてピンクになるという。何を集めているというのだ。
だがこのミノの変化は基本的にゲーム本編のみで、ポケダンやスクランブルなどでは別個体として扱われてしまう。ややこしい仕様だから仕方がないとはいえ少し寂しい限りである。
このようにミノではなく中身が本体なので色違いは中身のみ変わる。そしてそのせいで色違いが異常なまでに見分けにくい。1回色違いに遭遇した時に間違えて倒しかけた。紛らわし過ぎる。
何と2021年9月現在隠れ特性が第5世代PDWでのみ入手可能という超絶レア種になっている。BDSPで手に入ればいいのだが。
ポケGOではミノを変更する手段がなく、しかも実装当初は出現率がありえないほど低く設定され、特にすなちのミノは激レア中の激レアだった。そのため複数フォルムどころか進化すらままならない状態だった。数ヶ月後イベントで大量発生したため事なきを得たが。
No.413 ミノマダム(くさきのミノ)
くさきのミノをまとった状態で♀が進化するとくさタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。
4倍弱点が2つもあり、対戦ではかなり扱いづらい。一応とくぼうが高くそれなりに耐久があり「リーフストーム」などを覚えはするし、SMから「ちょうのまい」や「むしのさざめき」でかなり強化されてはいるが。
No.413 ミノマダム(すなちのミノ)
すなちのミノをまとった状態で♀が進化するとじめんタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。
最終形態で唯一のむし・じめんであり、ぼうぎょが高く他のミノよりは扱いやすい。「じわれ」なんで技も覚える。しかも「スキルスワップ」で特性、例えば「ノーガード」をもらうととんでもないことになる。SMでは「ふいうち」、USUMでは「サイドチェンジ」まで覚えるようになった。だがこうげきの方が高いのにむし物理技に乏しく、最高威力は「むしくい」止まり。覚えさせるなら特殊技「むしのさざめき」で代用するのも手か。
No.413 ミノマダム(ゴミのミノ)
ゴミのミノをまとった状態で♀が進化するとはがねタイプがつく。進化前と異なりミノを変えることはできない。
むし・はがね自体はたくさんいるが、特性「きけんよち」で唯一の弱点ほのおタイプの技を察知できる能力を持つ。それ以外にあまり特徴がなかったが、SMから「ちょうのまい」や「むしのさざめき」を覚えたので、同複合では珍しい特殊型として活路が見出せるようになった。ちなみにゴミのミノだからなのか、この形態のみ「ダストシュート」を覚えられる。
No.414 ガーメイル
「例えば シビシラスと ガーメイル おんなじ ところ いくつ あるかな?」
ミノムシ自体が蛾の幼虫なので、成虫は当然蛾なのだが、雌は翅を持たず、雄だけが翅を持つという。その設定をなぞったのか、ミノマダムは翅を持たず、ガーメイルだけが翅を持つ。だがミノマダムのバリエーションを考えるとどこか物足りないように感じる。
色違いは一転非常に分かりやすくカラフルな色合いに変化。ここはミノマダムと好対照。
対戦ではむし・ひこうにライバルが多く、特に同世代に出たメガヤンマやXYのビビヨンが脅威。せめてもう少し物理技があったら。
だがポケダンでは例に漏れず「ぎんいろのかぜ」で大暴れしている。中途半端に削ると「むしのしらせ」で酷いことになる。しかも出現ダンジョンが天空の階段や風の霊峰という面倒なダンジョンのせいで余計印象に残りやすい……
No.415 ミツハニー
ミツハニー自体は♂♀両方いるが、♂はこれ以上進化しない。しかも♂:♀=7:1である。♀は文字通り「選ばれた存在」ということらしい。
ということは♂はこのまま戦うしかないのだが、どう見ても進化前のこの状態でまともに戦えるはずもなく。フィオネよりも深い悲しみを背負っているポケモン。一応「むしのさざめき」を覚えてくれるので火力自体は頑張れば出るかもしれない。そしてこの悲劇は第7世代で繰り返されることになる。
なおポケダン探検隊では特性「みつあつめ」が「かしこさを上昇させる『おいしいミツ』を拾ってくることがある」効果になったことで、こいつをフル稼働させるとかしこさがうんと上げやすくなる。私もレベル100まで育ててお世話になった。
ポケGOでは最初♂♀両方出ていたが、突如♀だけ出現という状態になった……のも束の間、再び♂♀両方出現に切り替わった。そして当初出現率が低かったせいで♀が中々手に入らず、大変な思いをした。
No.416 ビークイン
♀しかいない上に蜜に溢れている。色々な意味で危ない香りがする。鳴き声が妙に特徴的。めっちゃうるさい。
専用技を「こうげきしれい」「ぼうぎょしれい」「かいふくしれい」と3つも覚えて進化直後にいわ技「パワージェム」を覚えるという謎の優遇がされている。剣盾では進化直後に覚える技が「きりさく」に変更されている。いずれにしても少しスピアーに分けてくれ。
対戦では耐久が高く、物理特殊どちらでも攻撃可能で技も一通り揃っている……のだがいかんせんいわ技の4倍を始め弱点が多いのがネック。
剣盾では何と「かいふくしれい」が剥奪されてしまった。何故だ。しかも「はねやすめ」も過去作限定。何故だ。攻撃に転じろということなのか。ただしヨロイ島ではビークインがメインのイベントが存在する。手持ち1匹だけでダイマックスしたビークインに挑むという中々強烈な試練が待っている。
ポケダンではゼロの島北部で矢鱈と暴れてくれた。「こうげきしれい」が全体攻撃だなんて。
No.417 パチリス
パチリスではない、パチリス「さん」だ!
2014年、世界大会に突如現れその活躍ぶりに全世界が感動した「パチリスさん」が登場。見事優勝し強烈な印象を残した。
元々「ものひろい」要員兼愛玩用として見られていたが、「いかりのまえば」を覚えて耐久もそれなりにあるためダブルでサポートができないかとDP時代から模索していた人がいた。それがBWになって「このゆびとまれ」と隠れ特性「ちくでん」が加わり一気に一線級に成長。そしてXYで覚醒。
このように「XYでパチリスが強くなった」ではなく「BW時代から強かったがXYのカロス限定戦にマッチしすぎた」が正しい。ともあれあんな可愛いポケモンがいきなり殺伐空間に現れたらびっくりすること間違いなし。本当に強くなりました。
そんな注目株なのにポケGOではロシア等の地域限定種になってしまっている。日本にも寄越せ。
No.418 ブイゼル
技「アクアジェット」と共に公表されたポケモン。
実はこの技、公表当時威力が60もある先制技だったが、流石に強過ぎたのか40に修正された。ただDPtのシナリオで使う場合「なみのり」が加入するまでみず技が「アクアジェット」しかないという事態になるので冒険用としては60欲しかった。
第6世代以降「アクアジェット」を使う時に尻尾をくるくる回転させるモーションが可愛い。
超ポケダンではデンリュウ調査団の水中調査担当。頼れる兄貴としてお世話になりました。
No.419 フローゼル
みずタイプでは元すばやさ最速タイだが、特性「すいすい」が発動すれば現在でも最速。そのお蔭で野生で遭遇すると逃げるのは大変。
対戦ではすばやさの他こうげきも高く物理技も豊富。だが物理技の火力はやや低いため「ハイドロポンプ」等の特殊技も視野に入れたい。隠れ特性「みずのベール」+「かえんだま」+「すりかえ」も中々強い。第7世代で遂に「みずびたし」最速まで手に入れた。
恐らく最も「アクアジェット」が似合うポケモン。第6世代以降見せるモーションが中々カッコいい。
マキシマム仮面ことマキシの切り札。
No.420 チェリンボ
そのまんまサクランボだが、大きい顔と小さい顔との2つがある。小さい方は進化用のエネルギーなのでしぼんで消えると進化する。この小さい顔に意思や脳味噌はあるのだろうか?色々気になるところである。
野生のチェリンボ自体が結構レアで、木に生息している個体に遭遇する以外の方法がない。しかも剣盾ではきのみを掻っ攫っていく。不届き者!
ちなみに進化後が進化後なので隠れ特性は存在しない。
ポケGOでは何と「ハーブルアー限定種」という非常に特殊なポケモンになっている。チェリムの方は普通に出てくるのに、何故に?
No.421 チェリム
「チェリ↑ム↑ッ! 姿が変わったァ!!」
バトレボの特性発動ナレーションに毎度毎度笑わせてもらった。
天気が晴れになると花が開く「ポジフォルム」、それ以外の時には蕾状態の「ネガフォルム」になる。ただ公式イラストは基本的にポジフォルムで紹介されるので、ネガフォルムの状態のチェリムを見て「こんなポケモンいたっけ?」となりがち。
特性「フラワーギフト」で「はれ」になると「ポジフォルム」に姿が変わり、自分と味方のこうげき、とくぼうが上昇する……のだが、こいつはこうげきよりとくこうの方が高い。しかも当初は物理くさ技をろくに覚えなかった。色々突っ込みどころ満載である。完全にダブル向けのポケモンだった。流石にまずかったのか物理技が増やされ、XYで「はなふぶき」を、剣盾で「ソーラーブレード」までも手に入れた。
HGSS期にグラードンと組んで世界を制したことがある。もちろんゲンシグラードンとの相性も抜群。特殊技が来てもチェリムの力で耐えるんや!
ポケGOでは「晴れているとポジ、それ以外だとネガ」の状態で登場。ただし出現判定が発生した時点での天候が反映されるので、時間またぎで出現する場合「晴れていないのにポジ」「晴れているのにネガ」という珍現象が起こることがある。
No.422 カラナクシ
初見でラプラスの進化前じゃないかと騒がれたポケモン。全くもって関係ない種族だったが。
しかも2種類いる。ピンクが「にしのうみ」で青が「ひがしのうみ」と呼ばれる。どちらかと言えば進化形共々青い方が好きだが、図鑑登録などはピンクの方が中心。
シンオウ地方とホウエン地方にはどちらも生息しているが、カロス地方はピンク、アローラ・ガラル地方は青しか生息していない。ちなみにホウエン地方でもORではピンク、ASでは青が出現する。
ポケダンでは「よびみず」でみずタイプへのトラウマとなるポケモン。体験版ではまさかのまさか「からにこもる」までも吸収していたのでぶっ壊れかと思った。流石に修正されたけれども。
ポケGOでは東西が綺麗に反映され、「にしのうみ」は西半球、「ひがしのうみ」は東半球に生息している。日本ではイベントを除いてひがしのうみしか基本的に手に入らない。……実装当日にちょっとだけ登場したというバグがあったが。
No.423 トリトドン
ぽわ~おぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょ
独特の鳴き声と癖になる見た目でコアな人気を誇る。が、どうもあの3つ目が私は苦手。それでも色合い的に青が好き。ちなみにPtのドットアクションは鳴き声に合わせて首をかくかくさせるのでとても面白い。
BWで「よびみず」の仕様変更でみず技が無効+吸収+とくこう1段階上昇という破格の性能となり、一躍みずキラーとして有名になった。ダブルバトルでの採用率が高いがシングルでも活用できるのが強み。ただしウォッシュロトムに対しては互いに有効打がなくなりがち。
タイプ一致高威力の「だいちのちから」は主力技の1つだが、長らく自力でも遺伝でも覚えられなかった。剣盾で漸く自力技に入ったので事なきを得た。
No.424 エテボース
エテボーズではない。
「ものひろい」要員でしかなかったエイパムが超強化されて帰ってきた。肥大化した尻尾はマジックハンドそのもの。手は使わなくなったらしいが一応ある。パンチ技はもしかすると尻尾から繰り出すのだろうか。
対戦では特性「テクニシャン」を獲得し、「ねこだまし」が恐ろしいダメージを誇る他新たに覚えた「ダブルアタック」が「おんがえし」並の火力を誇る。
個人的にはトラウマ製造機。毎度毎度ボコボコにされかける。「ねこだまし」で減り過ぎ。「とんぼがえり」で逃げるな。だけならまだしも1回「おうじゃのしるし」+「みだれひっかき」で怯んで負けたことがある。ぐぬぬ。
No.425 フワンテ
ぷわわー!
たにまのはつでんしょに金曜日にしかいないという2代目曜日限定ポケモン。DP発売から数日後がちょうど金曜日だったので、一緒にやっていた人と2人でそこに行って捕まえてみたら互いに別の特性(こちら「ゆうばく」向こう「かるわざ」)だったのが懐かしい。
だがこの2つの特性がポケダンで凶悪な性能になってやって来るとは誰も思わなかっただろう…… 最終鬼畜熱気球。「あやしいかぜ」を遠距離から2連発。「ちいさくなる」でどんどん避ける。倒したら「ゆうばく」でダメージ。遭遇したら真っ先に対処せよ。味方にしても勿論最強。
なお、DPで全国図鑑解禁のためにシンオウ図鑑を完成させる(見るだけでよい)必要があるのだが、この金曜日のフワンテを逃すと、ヨスガジムのクイズをわざと間違えて出てくるトレーナーと戦う必要がある。凄く面倒。
ポケGOでは流石に金曜日にしか出ないということはないが、天候が強風の時に多く出現する傾向にある。風に流されてやってくるのだろうか。とても可愛い。
No.426 フワライド
ぶーぶーわわぶーわわ
進化したら熱気球になりました。こいつに乗ったら行先不明になるらしいが、トレーナーのフワライドがこいつで空を飛んでもそうなるんだろうか。ちなみにNewポケスナではパールルが実際に行方不明になっていた。怖い。
対戦では「かるわざ」を活かしつつ「ちいさくなる」からの「バトンタッチ」を決めて後に繋ぐゲームメーカー。SM以降ではダブルでフィールド用シードを持たせてすばやさを上げる戦法も見出されている。
ポケダンでは進化前同様最終鬼畜熱気球。「ちいさくなる」「あやしいかぜ」でこちらを追い詰め倒そうものなら「ゆうばく」でトドメ。どちらも相当なトラウマを植え付けるポケモン。勿論味方につけても最強。ゼロの島ではお世話になりました。
シンオウのジムリーダーであるメリッサはコンテストに「ばるん」という名前のフワライドを出場させている。なおポケマスではメリッサではなくマツバのバディとして登場した。
No.427 ミミロル
かわいらしいうさぎのポケモンなのだが、捕獲時のなつき度がまさかの0である。伝説のポケモン並になつかせるのに時間がかかる。これでなつき進化なのだからDPシナリオ中に進化させるのは中々に至難の業。しかもレベルが上がると「やつあたり」まで覚える。筋金入りの嫌われようである。
なおこのせいでポケダン探検隊の野生のミミロルは固定45ダメージとかいうとんでも技を序盤シナリオでぶっ放す。ポケダン探検隊は時より闇が難しいと言われる所以の一つである……
No.428 ミミロップ
進化形がまさかのバニーガール。実にけしからんもっとやれ。しかし♂もこの姿である。バニー……ボーイと呼べばいいか?
対戦ではすばやさが高いがそれ以外は平均的。多様な技を覚えるので何をしてくるか本当に分からない。「アンコール」なのか「すりかえ」なのかはたまた普通に攻撃するのか。しかもメガシンカの可能性まであるのが恐ろしい。可愛い顔して中々のやり手である。
色違いはピンクで正に愛の戦士。ポケGOをやっていた時にかの有名なアニソン『Agape』を流した瞬間にミミロルが光ったことがある。「Would you call me if you need my love?」
そしてこいつと言えばポケダン探検隊のチャームズだろう。「私達に不可能はなくてよ!」
No.428 メガミミロップ
進化して破れ網タイツ気味になった。実にけしからんもっとやれ。だが性格は攻撃的になってしまった。なんてことだ。そして♂もこの姿である。男の娘?
かくとうタイプ付与かつ特性「きもったま」かつ「とびひざげり」獲得でゴーストタイプにも自慢の蹴りを食らわせることができる。元々変化技が多いので攻撃一辺倒でなくてもよく、「まもる」を読んで「アンコール」等もできる。耐久がそんなに上がっていないので過信は禁物。「とびひざげり」を外しても泣かない。
No.429 ムウマージ
可愛いムウマが更に可愛くなって帰ってきた。見た目がまんま魔女で分類もマジカルポケモン。とはいえ魔法を操ると言える技は「おまじない」や「マジカルフレイム」くらい。一応「マジカルシャイン」もか? マジカルポケモンという割に特性「マジシャン」も持っていない。
ドンカラスとは対関係で進化条件も同じ。タイプも能力もまるで違うが気のせいだ。
ゲンガーと似たステータスになったが、弱点はこちらの方が少ない。「でんじは」や「わるだくみ」などで固有の戦術を展開する。SMからゲンガーが「ふゆう」でなくなったため、同特性を持つゴーストタイプ最終形態はムウマージのみになった。
ポケダンには「クレセリアを2発でボコボコにしてシナリオを失敗に終わらせる悪魔のようなムウマージ」がいる。奴に近づいてはならない。
メリッサの切り札。ただし彼女がくれるわざマシン「シャドークロー」は覚えられない。どうなってるんだ。
No.430 ドンカラス
ヤミカラス達の親分として君臨するポケモン。分類もおおボスポケモンである。シルクハットや髭などボスらしい意匠が入っているのが凄く渋い。が勿論♀もいる。
ムウマージとは対関係で進化条件も同じ。タイプも能力もまるで違うが気のせいだ。
対戦では攻撃面やHPが高いが耐久はそこまででもない。技威力もそんなに高くなかったが、HGSS期に「ブレイブバード」で改善された。だがBW期に進化前が「いたずらごころ」を獲得したせいで進化前との差別化を迫られる事態に。同タイプのバルジーナも加わったが、火力はこちらが圧倒的に上なので火力職として頑張りたい。
No.431 ニャルマー
某鼠の国の住人にいそうなめっちゃ気高い猫ちゃん。高級なキャットフードじゃないと食べてくれなそう。なでなでしたい。進化させたくない。可愛い。
DPt/BW2でスカンプーとは対関係。この段階では見た目がまるで天地の差だが。とはいえDPシナリオではスカンプーの入手が早いのに対しこちらは結構遅い。
進化前限定技が多いので進化のタイミングが悩ましいポケモン。「ふいうち」は少なくとも取っておきたい。
No.432 ブニャット
ど う し て こ う な っ た 。私の可愛いニャルマーちゃんを返せ。
この図体でラティオスより素早い。一体どうなってるんだこの猫。特性は地味に強いが、「あついしぼう」で素早いってどういうことだ。
DPt/BW2でスカタンクとは対関係。どちらも癖のある見た目で確かに対という感じではある。……ニャルマーちゃんを返せ。
対戦では最速の「まけんき」持ちなので「いかく」など入れようものなら高火力で押し潰されてしまうこと請け合い。ただ技のバリエーションは正直多いとは言えず、特徴が最速「まけんき」だけという状態から中々抜け出せずにいる。それでも「さいみんじゅつ」があるだけマシといえばマシ。
またバトルハウスのシングルシャトレーヌのこいつに泣かされたトレーナー数知れず。一度寝たら中々起きない「さいみんじゅつ」は強過ぎる!
No.433 リーシャン
チリーンが進化すると思ったら進化前が出るとは思ってなかったでござるの巻。
鈴から風鈴になるという分かりやすい進化だが進化条件「なついて夜に進化」が存外覚えにくい。ちなみにこの進化条件はブラッキーとこいつだけ。
ポケダン探検隊ではゼロの島南部最序盤で最強の一角。「まきつく」やめてくれ。固定6ダメージとかもう。
ポケGOでは例によってタマゴ限定種。元がレアなチリーンの進化前なのでタマゴもかなりのレア。入手には苦労した。
No.434 スカンプー
名前からしてスカンクがモチーフなのは分かったが鳴き声どうにかならなかったのか。そして何故あくタイプまでついた。このなりで「だいばくはつ」「おきみやげ」まで使ってくる。怖過ぎる。
DPt/BW2でニャルマーとは対関係。この段階では見た目がまるで天地の差だが。とはいえDPシナリオではこちらが結構早くに手に入るがニャルマーの入手は遅い。
ポケダンで出会いたくない敵キャラの1匹。進化形の方がヤバいがこちらもこちらで「いやなおと」がある上に倒しても被害が及ぶ。
No.435 スカタンク
進化して更に臭くなってしまった模様。勘弁してくれ。しかも進化直後に「かえんほうしゃ」を覚える。お腹のガスでも燃やしてるのかこいつは。
DPt/BW2でブニャットとは対関係。どちらも癖のある見た目で確かに対という感じではある。
対戦ではタイプこそ強いが能力は中途半端。しかも「ふいうち」をPtで覚えられるようになったのだが、それ以降自力技にも遺伝技にも追加されていない。いい加減普通に覚えられるようになってください貴重な一致先制技なんですから。
本編ではドラピオンと比較されがちだがポケダンでのその凶悪さは反則級レベル。やることなすこと害悪でしかない。「おきみやげ」「かえんほうしゃ」「みだれひっかき」「どくどく」ともう酷すぎるラインナップ。倒しても「ゆうばく」でこちらに害を及ぼすのだからもう手が付けられない。チーム「ドクローズ」のリーダーでもある。
No.436 ドーミラー
DPシナリオでこいつに大苦戦したトレーナー数知れず。「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」で動けない、妙に硬い、特性のせいで弱点が実質1つしかない、トレーナー戦は当時特性「ふゆう」固定、そして頼みのほのおタイプはシナリオで殆ど出てこない。
ポケダン探検隊で弱体化されるどころかむしろ強くなって帰ってきたという。特性2つで弱点なし、異常に高い耐久、「ふういん」「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」で行動不能。進化前なのにこれほどまでにトラウマを植え付けるポケモンも珍しい。
なおBDSPでは弱点にゴーストとあくが追加されている状態なので、DP当時よりは倒しやすくなっているものと思われる。
No.437 ドータクン
大きくなったドーミラー。敵としても強かったが味方にしても強かった。レベル30程度で四天王戦に紛れさせても活躍できた。
BW2まで特性「ふゆう」もしくは「たいねつ」で弱点が実質1つしかなかったというとんでもポケモン。よく惑わされた。NNに「ふゆう」で実は「たいねつ」でしたとかよくあった。
対戦では「トリックルーム」や「ステルスロック」からの「だいばくはつ」でお馴染みのポケモンでもある。攻撃させてもそれなりに強いがやはり補助のイメージが強い。
だがXYから弱点が2つも増えてしまい、弱点がほのおとじめんのどちらかで悩ませる間もなくゴーストやあくでぶん殴られる事態に。今までが強過ぎただけと言われればその通り。
四天王ゴヨウのDPにおける切り札。その強さは「そりゃ最強の四天王になるわけだ」と納得のもの。Ptではエルレイドが担当。
ポケダン探検隊のこいつはゼロ南3強の1匹。間違っても戦ってはいけない。進化前と変わらずやることなすこと何もかも凶悪で耐久も有り余るほどある。勘弁してくれ。
No.438 ウソハチ
RS中期にマネネと共に公開されたウソッキーの進化前。盆栽が木になるってお前。しかも体内から水を出して「うそなき」ってお前。にもかかわらず進化条件がそれではなく「ものまね」ってお前。
『XD』で他の種族に先んじて登場したこともある。DPがまだ出ていないのでゲットは勿論できないが、一時的に味方になってバトルすることはできる。
DP~BW2までマネネと対関係になっていた。進化条件も同じ。といっても第4世代でもう片方が手に入らないわけではない。
また、アニメではタケシが手に入れており、その影響からか、HGSSで彼のサイホーンとの交換条件にウソハチを指定してくる。
No.439 マネネ
RS中期にウソハチと共に公開されたバリヤードの進化前。……バリヤードの進化前? こんな可愛い子が? その事実を知らされてにわかには信じられなかった。
DP~BW2までウソハチと対関係になっていた。進化条件も同じ。といっても第4世代でもう片方が手に入らないわけではない。
第6世代からフェアリータイプもついた。進化後はうーんという感じだがマネネなら許せる気がする。
ポケGOでは進化形がヨーロッパ限定種なせいでこいつもヨーロッパ限定種かつタマゴ限定種。たとえ現地に行っても手に入らないことの方が多い。勘弁してくれ。
アニメでのコジロウのマネネが妙に可愛かった思い出が強い。
……うん、やっぱりこいつがバリヤードに進化するなんて信じられない。
No.440 ピンプク
まさかラッキーの進化前という生き物が登場するなんて。
お腹に抱えているものはタマゴではなく石だという。その証拠かこいつの進化条件は「まんまるいし」。ただし石を使うのではなく「持たせて朝昼にレベルアップ」という少しややこしい進化方法。ラッキー系統はタマゴを「抱え持っている」からそうなったんだろうけれども。
ちなみに進化はなついていなくてもよいが、「なつきを必要とする」などの誤った記述がいくつかのサイトに見られていた。そういう意味でもややこしい進化方法である。
No.441 ペラップ
ペラッポゥ
音符と融合したごく普通のオウムだが、実は数奇な運命を辿ってきたポケモン。
登場時の「おしゃべり」の謎の存在感、いざ録音すると全然録れていない衝撃、ポケダンでの大活躍、Pt以降始まった録音機能を使っての乱数消費、BWでの絶望のランダムマッチ使用禁止。色んなものに巻き込まれすぎている。
対戦ではごく普通のノーマル・ひこうだったが、XYで「おしゃべり」録音機能削除と同時に確定こんらん・「ばくおんぱ」獲得・「するどいめ」超強化で実戦級にまで成長し、そして漸くランダムマッチ使用解禁と相成った。
そもそも何故こいつが伝説や幻でもないのにランダムマッチで使用できなかったのだろうか? 「おしゃべり」のせい? 罵声を録音しても聞き取れるわけじゃないのに?
ポケGOでは何とインドネシア、ブラジル、オーストラリア等の限定種。オウムがそっちの方に生息するからなのだろうか?
ポケダン探検隊ではプクリンのギルドにておやかたさまの一番弟子。仕事を命令するのは主にこいつ。高慢な態度が鼻につくが、誰よりも仲間思い。
No.442 ミカルゲ
おんみょ~~~~~~~~ん
まず出現条件が色々ぶっ飛んでいる。「かなめいし」を道路脇にはめ込んでちかつうろで32人以上に話しかけるとかなめいしからポケモンが出てきて戦うことになる。色々ハードル高過ぎやしないか。そもそもこいつを四天王で初めて見て「なんだこいつは!どこにもいないぞ!」となった。タイプも分からないし。HGSS以降多少マシになったがそれでも高難易度は変わらず。一番手軽なのがORASってどうなのか。
煩悩の数108にまつわるポケモンでもある。シンオウ図鑑番号、体重、ぼうぎょ・とくぼうの種族値が全て108。
対戦では弱点が一切ない高耐久ポケモンとして持久戦を展開し、ダブルでは攻撃役もこなしてきた。だが同タイプのヤミラミが世代を追うごとに強化されミカルゲは放置状態。XYから弱点もついてしまった。どうなるミカルゲ。
ポケダン探検隊ではトラウマメーカーの1匹。「あやしいかぜ」「おきみやげ」がとにかく凶悪。その分レベル1ダンジョンでは滅茶苦茶強い。
ポケGOでは実質ハロウィン限定種。限定スペシャルリサーチのリワードとして手に入る他、同期間のフィールドリサーチのリワードとしても登場する。
No.443 フカマル
DPの所謂600族初期形態。鮫のような見た目でみずタイプかと思いきや何とドラゴン・じめん。何故みずタイプではないのか、謎がフカマル。
DPでは超僻地にいる。シナリオに関わらない「まよいのどうくつ」のしかもマップ上で見えない場所から入り、「かいりき」「フラッシュ」を使わないとまともに進めないエリアの先に低確率で出現。最初にこいつの存在に気付いた人は凄いと思う。
アニメではサトシがゲットし、「りゅうせいぐん」を完成させようとがんばっていた。このまま最終形態になるかと思いきやこの状態のままDP編が終わってしまった。呼び戻してガブリアスとして活躍する日は来るのだろうか。
ポケGOは600族系列なのにコミュデイではなく別のイベントで色違いが解禁され、これとは別にコミュデイが開催されるという異色の経歴を持つ。
No.444 ガバイト
中間進化は目立たないの法則のはずが、こいつはポケダン探検隊のプロモーションビデオでダンジョン奥に構えるボスポケモンとしての重責を果たしたことがある。実際にゲーム上でもビデオ同様ボスとして構え、倒すと「ガバイトのウロコ」をくれる。巣穴に宝石を貯め込む習性という設定が生かされているのが個人的によかった。
シナリオで使おうとする場合まともなじめん技に乏しい。「あなをほる」まで辛抱するか、思い切ってマシンを使ってしまってもいいかもしれない。ドラゴン技はBW以降進化して「ダブルチョップ」を覚えられるようになり、多少改善された。
No.445 ガブリアス
昔の光、今いづこ。
5匹目の所謂600族にして、ポケモンバトルをありとあらゆる方向から牽引する史上最強のポケモン……だった。特にシングルバトルではこいつが登場したDP期から常に使用率最上位……だった。
ドラゴン・じめんという攻撃でも防御でも優秀なタイプ、高水準で無駄がない能力、「げきりん」「じしん」を始めとした優秀な技に加え、特性「すながくれ」で「かわせ!」機能、特性「さめはだ」で「俺はただでは死なんぞ!」機能を追加できる。
だがその強さもSM期には陰りを見せ、剣盾現在では強いと評されるものの最強というほどではなく、かつての栄光は過去のものになりつつある。
ダブル/トリプルでは「げきりん」が使いにくく「じしん」の威力も低くなるせいであまり目立たなかったものの、XY期のカロス限定大会ではライバルも少なく見事世界一を掴み取った。だがランドロスという最強のライバルがいるせいでこいつが出られるルールでは使用率が頭打ちになりがち。
……同タイプのフライゴンが草葉の陰で泣いている。
だがこういうポケモンほど外伝になると弱い法則はこいつも免れなかったようだ。特にポケダンは「すながくれ」が鬱陶しい「だけ」のキャラになってしまった。本人の実力も微妙そのもの。
そして色違いが異様に分かりにくい。どこがどう違うんだこいつ?メガシンカすれば紫にはなるが。
DPtのチャンピオンシロナの切り札でもある。「じしん」「ドラゴンダイブ」にだいぶ泣かされた。だけでなくHGSSの強化ワタルがまさかの「つるぎのまい」から「げきりん」「じしん」をぶっ放してくる。勘弁してくれ。
ちなみに私は元々こいつが凄く苦手で、相手に出て来ると必ずその試合に負けるほどだったが、第5世代以降は積極的に起用するほどに落ち着いてきた。
No.445 メガガブリアス
最強がメガシンカしても最強になるとは限らないことを身をもって示してくれたポケモン。
特性が「すなのちから」になってとくこうが上がるまではいい。なぜすばやさが落ちた。こいつの強みはすばやさじゃなかったのか。これのせいでフライゴンはおろかオノノクスにすら負ける。どうしようも。
だがダブルでは物理技が使い辛い関係で特殊技主体の運用ができるこいつの採用の余地が若干ながらあったようだ。
No.446 ゴンベ
カビゴンの進化前という触れ込みで登場し、実際カビゴンより一回りも二回りも低い能力を持つ。特にすばやさはツボツボと並び最低値。
DPの頃こいつが一体野生でどこに出現するのか本当に分からなかった。みつのなる木限定でしかも超レア出現は流石に分からない。
自力で「ゆびをふる」を覚えられる他、BWからUSUMまで遺伝限定で「じばく」できるようになり、進化前で孵化する意味がきちんとあった。だが「じばく」を覚えるには第6世代までXDが必要だった。HGSS期に存在した配布限定のポケウォーカーコース「チャンプのみち」があれば、そこに出てくる「じばく」持ちゴンベを第5世代以降に送ることで遺伝可能だった。第7世代ではVC初代のカビゴンに「じばく」を覚えさせることで遺伝できる他、剣盾では遂にわざマシンに「じばく」が追加されたのでそこから覚えればよくなった。
そういえば「じばく」ゴンベ配布なるものをやったことがありましたねえ。
No.447 リオル
ルカリオの名前を少し入れ替えて1文字取ったらリオルの出来上がり。
ただのベイビィポジションと思いきや隠れ特性が「いたずらごころ」なので意外と仕事ができる。特に「このゆびとまれ」は全ポケモン中最速で放つことができる。
ポケダン空では主人公候補になった。技は少ないがマシン対応率が高く火力面は申し分ない。
ポケGOでは色んな意味でトラウマメーカー。そもそもにしてタマゴ限定種。当然というべきかレア枠で、10kmのものからしか生まれる可能性がない。そしてあろうことか色違いまで実装されたため、タマゴを割り続けては外れを引かされるという悪夢を見せることになった。せめてルカリオが野生出現してくれるなら。野生でなくてもレイドボスとして出てくれるなら。運営への不満を募らせる原因の1つである。
アニメではDP期に「はどうだん」が使えるリオルなる個体が登場。連動企画でゲーム内でも配布されたことがある。そして新無印で何とサトシの手持ちに加わった。
No.448 ルカリオ
波導は我にあり!
映画『ミュウと波導の勇者ルカリオ』で先行登場し、多くのケモノ好きを生み出した元凶。映画での忠義の士ぶりに涙した。映画でチョコを食べていたが現実の犬に同じことをやらせると死んでしまうので厳禁。
映画の活躍ぶりから伝説かそれに準ずるポケモンかと思っていたら、まさか普通に手に入るポケモンだったとは。実質アブソルの後継者。
対戦では物理特殊どちらでも戦えるステータスを持ち、代名詞「はどうだん」や強力な物理技「インファイト」を引っ提げる。だが耐久が低い割にすばやさが中程度しかない。はがねタイプが入っているので数値の割に多少は耐えるが、実際は「はがねタイプなのに全然耐えない」と見られがち。
「波動」なのか「波導」なのかはこの際置いておこう。「はどうだん」も固有技でないんだし。
ところでこいつのはがね要素は一体どこにあるんだろう?ツメ?
スモモの切り札、ゲンのパートナー、コルニの「伝承者としての」パートナーなど、名だたるトレーナーに愛されている。シロナやシバも起用するほど。なおポケマスではコルニのバディとして選ばれている。
ポケGOではかなりのレアポケモンにして、カイリキーを上回るかくとうアタッカー。「はどうだん」がとにかく優秀で、自身もエスパー・フェアリーに弱点を突かれないため安定してジム討伐が可能。
ポケダンでは映画での先行公開が幸いしてか救助隊の頃から名前が登場。伝説の救助隊としてルカリオが存在し、最終到達ランクもルカリオランクとなっている。そしてDXではルカリオ系列が既存種の進化前・進化後を除いてシンオウ組で唯一の参戦と相成った。
スマブラはXから参戦。ミュウツーのモーションを流用した動きが幾つかある。ダメージを受ければ受けるほど与えるダメージが上がる「波導システム」を上手く扱えれば勝利は近い。最後の切りふだは波導を放出するオリジナル技「はどうのあらし」だが、Forのみメガシンカした上で自由行動をとることができる。
アニメではコルニの切り札としてのイメージが強いが、ゲーム内ではジム戦で使ってこず、メガシンカ継承の時にのみ繰り出してくる。そして新無印で何とサトシのリオルが進化し、コルニとのルカリオ対決が実現した。
なお、第3世代後期(2004後半~2006)はルカリオを中心にDPで登場予定のポケモンが各種メディアミックスで積極的に起用されていたことから、事実上「ルカリオ世代」ではないか、とする説がある。その例が上記映画やポケダンであるとのこと。確かにルカリオ登場からゲーム実装まで1年以上も空いている。今から考えれば異例である。
No.448 メガルカリオ
命! 爆! 発!
XYシナリオで初めてメガシンカさせることになるポケモン。
「こうげき」「すばやさ」に急に特化し始め、かつ特性「てきおうりょく」で超絶火力を誇る。ひとたび「つるぎのまい」が決まればかくとう半減でも命が危ない。だがこのせいで代名詞だった「はどうだん」は急激な採用率低下を見ることになってしまった。はどうポケモンなのに。
どうせならXYのジム戦でこいつを出してほしかったというのが本音。アニメでは実現していた。
スマブラForではルカリオの最後の切りふだでこいつにメガシンカする。波導全開で相手をボコボコにするのだ。SPでもメガシンカするが、自由に技を出せるわけではなく「はどうのあらし」で攻撃するだけになった。
No.449 ヒポポタス
ピポポタスではない。
鳴き声が妙に面白い。
DP時代の出現方法は特殊で、アンノーンを捕まえれば捕まえるほどこいつの出現率が上がるという不思議な仕様だった。
そしてユキカブリと並び初期形態で初の天候変化特性持ちでもある。設定上鼻から砂を噴射するので「すなおこし」も納得。
そして♂♀で色合いが結構違うが、色違いではないらしい。何故だ。
No.450 カバルドン
進化して物凄くでかくなり体が砂に埋もれるようになった。決して某うがい薬のキャラクターではない。♂と♀で色がまるで違うが色違い扱いではないらしい。いや、確実に色違いだろあれ……
分類が「じゅうりょうポケモン」であり、初の分類6文字ポケモン。
特性「すなおこし」だが、バンギラスと異なりスリップダメージや後続支援目的で活用される。圧倒的な物理耐久を誇り、登場当時から「ステルスロック」をよく任される。物理攻撃をがっちり受け止めて「あくび」で後続に繋げる。「たくわえる」ないし「のろい」から「なまける」で持久戦もお手の物。特殊耐久はないわけではないが物理に比べれば低い。また「ちょうはつ」にもすこぶる弱い。
四天王キクノのDPにおける切り札。Ptではドサイドンが担当。
ポケダン探検隊でも登場時必ず「すなあらし」が吹き荒れていた。これのせいで周りの進化前ほのおタイプが砂で死んでしまい仲間になれずじまい、なんてこともよくあった。
No.451 スコルピ
ドラピオンの方が先に公開されたため、どんな進化前なのか色々議論になっていたが、至って普通の見た目のサソリポケモンだった。名前もサソリの英名から後ろの部分を取っただけ。ここまではシンプル。
だがこいつは数多くいるむし・どく複合で唯一どくがタイプ1に来るポケモンでもある。そして進化するとタイプ2の「むし」が取れて「あく」になる。似たケースはクズモーとドラミドロでも見られる。
ポケダンでは要注意ポケモンの1匹。「つぼをつく」で部屋中の敵の能力どれかを2段階上げ、殴らせれば遠距離からタイプ一致「ミサイルばり」。勘弁してくれ。
No.452 ドラピオン
どらぴょんではない。そういうNNをつけたことならあるが。
DP初期に発表されたポケモン。
初めてのどく・あくタイプで、3色のキバ技と共に公開され、それまで物理技のなかったタイプに初登場した物理技として話題になった……が、実際は威力があまりに低くて微妙だった。グライガーの進化形ではないかとも話題になった……が、実際はスコルピの進化前だった。前評判が高すぎるのも問題である。
対戦ではXYになってどく・あく両タイプの相性が強化されたことで、同じく強化された「はたきおとす」を中心に戦術を組み立てやすくなった。だが能力自体はそこそこなので過信は禁物。
四天王リョウがDPでこいつを切り札にしていたが、彼は本来むしタイプのトレーナーである。そしてこいつはむしタイプが既に取れている。ちぐはぐ。しかもこの例は第8世代現在でも唯一。流石にPtではメガヤンマに変えられている。
No.453 グレッグル
ノモセ大湿原のマスコットポケモン。けだるそうな見た目と癖になる顔つき、初見殺しのタイプの組み合わせで有名になった。いや、どう見てもあくタイプ入ってるでしょ。まさかどく・かくとうだなんて。
アニメにも登場し、タケシの暴走を止める役として活躍……いや、人間に向かって「どくづき」って。死んじゃうでしょ。しかもこいつの「どくづき」はハッサムも倒すし伝説ドラゴンの攻撃も防ぎきるらしい。どんだけ強いんだ。
ポケダンではアイテムトレード店の店主をしている。明らかに怪しそうだが腕は確か。
No.454 ドクロッグ
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪
毒殺天使ドクロッグちゃん。実際BW以前の鳴き声をよく聞くと「ぴぴるぴ~」と聞こえなくもない。
当初は某新世紀アニメの機体に似ていると言われていたが、某トレーナーの奮闘によりすっかり毒殺天使になった。
固有タイプであるどく・かくとうに加え「かんそうはだ」によるみず無効が特徴的。天候「あめ」や技「なみのり」との相性がすこぶるよく、「ねこだまし」もあるためダブルでのサポート役として有用。特に対カイオーガのシャットアウト能力は凄まじく、相手のみず技を無効化しつつ返しのタイプ一致「けたぐり」で大ダメージを与えられる。このためHGSS期にはGSルールで大暴れしていた。
最初にこいつの活躍を見た時の相方はエンペルトだった。その後その使い手たるトレーナーは世界を制することになる。「かんそうはだ」でダメージを受けるシーンを最上位の戦いで見るとは公式も思っていなかったらしい。恐るべし毒殺天使。
No.455 マスキッパ
まさかのくさタイプで「ふゆう」という謎の生き物。どういう原理で浮いているんだこいつは。元となった生物はそもそも浮かないというのに。
だが初見のインパクトとは逆に戦闘能力は凄く微妙。こいつにしかできないことがほぼない。「かみくだく」とか「しぼりとる」とか実用性はともかくインパクトが絶大な技は結構覚える。
どことなくウツボットを彷彿とさせる……どころか実際アニメでウツボットポジションとしてコジロウに激しく懐いていた。最早コジロウのお約束である。
No.456 ケイコウオ
某動画サイトにDP期に上げられた動画で「最もgoogleの検索件数が少なかったポケモンランキング」の1位を取ってしまったのがこいつ。2016年期の総選挙でバオッキーが記録したものに相当すると言ってもよい。
確かにシナリオ上で目立った活躍が今までこれと言ってないしアニメでもそこまで活躍していない…… 普通の深海魚過ぎてポケモンとして認識されることが少ないからだろうか。
だがポケダンでは一転進化前ながら要注意ポケモンになる。こやつが自力で「あまごい」なんてものを覚えるものだから周りにいる「すいすい」持ちのリミッターが外れてしまう。下手に行動させてはならない。
そしてNewポケスナでは何とキャモメ系列の捕食対象であることが判明。実際キャモメに攫われていた。
No.457 ネオラント
進化前が地味なら進化後はというと、正直あんまり変わらない。シナリオ上でも使ってくるトレーナーが極端に少ない。
対戦でもこれと言って特徴がない……と思いきや地味に「みずびたし」を覚え、特性「すいすい」が発動すれば高速で放つことができる。そして特性「よびみず」ならみず技シャットアウトも可能。上手く扱えれば幾らでも可能性はある。あるのだが……
ポケダンではケイコウオ同様要注意だが進化前のインパクトが強過ぎるのかここでもあんまり目立てていない……
No.458 タマンタ
マンタインの進化前……という触れ込みでDP発売前に登場したはいいのだが、正直進化後と性能面で一切の差がない。進化前限定で何か技を覚えるかと言えば覚えないし。こいつの存在意義とは一体。
だがBW以降の作品で野生のマンタインがかなりレアになり、代わってタマンタの方が野生で多く出るようになった。所謂ベイビィ枠の追加というよりは単純に進化前として出したかっただけなのだろうか?
なお進化条件はかなり珍しく、「テッポウオを手持ちに入れた状態でレベルアップ」というもの。共生関係という設定からだろう。
No.459 ユキカブリ
「テンガン山のトンネルを抜けると雪国であった。」
そんな豪雪地帯で初めて目にする正に雪国らしいくさ・こおりのポケモン。DP発売前にこんなタイプのポケモンいたらいいなと言っていたのがまさか実現するとは。
そしてこいつの特性にびっくり。まさかの天候「あられ」発生。それで人懐っこいってトレーナー大丈夫なのか。なお弱点の数は7つもある……
ポケダンではアクトーズという盗賊集団のリーダー。ビッパを騙してほしのどうくつに連れて行く。演技力はヨノワールさん並に優秀だった。
……どうでもいいが種族値合計は334で「しろいきり」を覚えるという。なんでや。
No.460 ユキノオー
ジョインジョインユキィデデデデザタイムオブレトビューション バトゥーワン デッサイザデステニー ユキュッユキノオーハマモリノタイセイニハイッタアラレガフリツヅイテイルユキュッユキュッフブキニミヲマカセドウカスルユキュッユキノオーノコオリノツブテユキュッハアアアアキィーンユキノオーノウッドハンマーK.O. ウィーンユキィ イノチハナゲステルモノ バトゥートゥーデッサイザデステニーユキノオーハクサムスビヲシタハアアアアアキィーンテーレッテーユキノオーハゼッタイレイドヲツカッタハァーン FATALK.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーンユキィ(パーフェクト)
20XX年、シンオウ地方は吹雪の嵐に包まれた……!
シンオウ地方らしい万年雪の山脈にいるポケモン。自ら雪ならぬ霰を降らす能力があるが、例えばホウエンに連れて行くとどうなってしまうのだろうか。体が解けるのかそれとも。
ユキノオウではない。知り合いがそう名付けていたが。
対戦では能力がそこまで高くなく、タイプもくさ・こおりとほのお4倍を始め弱点満載なせいで当初は無用の長物の意味も込めて「御大」とネタにされたが、攻撃相性はよくみずタイプに問答無用で強いことや天候「あられ」によってスリップダメージを見込めることから評価が徐々に高くなり、気付けば文字通り「霰の御大」になった。
特にDPtHGSSでは「霰」主体パーティの中核として、シングルでは「まもる」「みがわり」の持久戦、ダブルでは必中2体攻撃「ふぶき」連打のそれぞれアシスト役として縦横無尽の大活躍を見せた。果ては伝説のミュウツーまでも味方に引き連れ「ふぶき」連打。本人の実力も高く「ぜったいれいど」までぶっ放す。命は投げ捨てるもの。
特に圧巻は地区大会決勝戦で「ミュウツーの『ふぶき』で凍らせたもののラムで回復された相手をユキノオーが追撃の『ふぶき』で再び凍らせて大勝利を収めた」という場面。せめて痛みを知らずに安らかに死ぬがよい。
XY以降天候ターンの制限がかかったせいで急激に弱体化したが、同ゲームでは固定グラフィックを獲得しフロストケイブとエイセツシティに住んでいる。特にフロストケイブのユキノオーはマンムーさん思いのいい奴。ゆきゅ。
スズナの切り札。ポケマスでもバディとして連れている。
No.460 メガユキノオー
ユキノオーがまさかのメガシンカで……背中の氷が重くなりすぎて四足歩行になってしまったようだ。そしてすばやさを大胆に削って攻撃面大幅強化。分かりやすい鈍足火力職になった。もうこれが通常進化でいいんじゃないかな。「ゆきふらし」のターンも短くなってしまったし。
ちなみにXYでメガストーン「ユキノオナイト」をくれるのはフロストケイブにいるユキノオー本人である。ゆきゅ!
No.461 マニューラ
ニューラが進化してカッコ可愛くなって帰ってきた。高速ねこにゃん誕生。RS中期に先行公開されているので映画やポケダン救助隊にも姿を見せている。
すばやさとこうげきが上昇し、同じDPで同時にあく・こおりの物理技が手に入ったことで、高いこうげきが漸く活かせるようになった……かに見えた。実際は技威力が低く弱点を突かないとまともに倒せない。「マニューラの『れいとうパンチ』はコラッタの『すてみタックル』より弱い」と揶揄される始末。流石に弱過ぎたのかその後大きく改善され、HGSSで「けたぐり」を、XYで「つららおとし」を獲得、更に「はたきおとす」の強化が入り、SMでは「じごくづき」を、剣盾では遂に「トリプルアクセル」まで手に入れた。が、今度は「すばやさ」が足りていないという現実に直面している。あっちが立てばこっちが立たず。
マルチタレントの中川翔子が最も好きなポケモンとして挙げており、これが影響してか、ゲーム内でもトレーナー「ショウコ」がマニューラを繰り出してくる。下記マックスレイドバトルでも同様。
剣盾のマックスレイドバトルにおいては当たりNPCの1匹。高いすばやさと全て攻撃技で固めた技構成は非常に役に立つ。全体的に技威力が控え目なのはバランス調整か。
ポケダン探検隊ではチームMADのボスとして登場する。ゼロの島を攻略しているらしい。
そして私もお気に入りの1匹。DPで真っ先に育てたのはこいつ。よくほのおタイプと並べてブイブイ言わせていた。
No.462 ジバコイル
進化したらコイルが9つくらいつくんじゃないかとか、流石にこれ以上進化しないだろうとか、そんなレアコイル進化予想をものの見事に打ち破りUFOに近い進化を遂げた。
元来の進化条件はダイノーズと同じく磁場や電力が強い場所でレベルアップすること。残念ながらカントー・ジョウトには存在しない。科学の力をもってしても進化できないというのだからとんでもないポケモンでもある。でんきタイプだしシトロン辺りがチャレンジしそうではあるが。ただし剣盾では「かみなりのいし」を使うことで進化できるように変更された。
目は真ん中……ではなく、左右にしかない。真ん中の部分はただの模様で、一切動かない。
すばやさが低くなった代わりに能力が全体的に上昇し、安定感がかなり増した。特にとくこうは初代組のサンダーを抜き去るほどに。特性はどれも強いが、やはり「がんじょう」が凶悪。近年では「アナライズ」も見直されている。だがじめんへの対抗策はあまり多くなく、「ラスターカノン」の火力も高くないのが難点。
ポケGOでは場所進化が再現され、「マグネットルアー」の近くでしか進化できないようになっている。このゲームでも実力は御墨付き。
ポケダンでは探検隊で保安官のリーダーとして活躍し、無機質的なのに愛嬌のある喋り方で人気になった。
……レンジャー光の奇跡の過去編ジバコイル?忘れろ、あれは悪夢だ。
No.463 ベロベルト
あの地味だったベロリンガがこんなに立派に……立派に……丸く、なりましたね……
進化条件は「ころがる」を覚えてレベルアップなのだが、あれ? Emの教え技にこの技なかったっけ? なのに進化はDP以降? どういうことだ。
進化してまさかのまさか、「だいばくはつ」を技マシンで覚えられるようになった。これによってタイプ一致で超火力の「だいばくはつ」を使うことができる。さらに「つるぎのまい」「はらだいこ」で火力増強も可能。ダブル/トリプルで特性「マイペース」を活用して隣から「いばる」を受けて放つのもよい。最早爆発するために生まれてきたポケモンといえる。ところが、剣盾で「じばく」と引き換えに「だいばくはつ」が剥奪の憂き目に遭う……ベロベルトが何をしたというのか。
ちなみに映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』に出たことがあるが、その時にこいつを持っていたトレーナーがアルベルト男爵だった。実に紛らわしい。もうベロベルト男爵でいいじゃないか。
No.464 ドサイドン
あの完成されたデザインのサイドンがこんなにダサ……逞しくなってくれて……
サイドンが茶色のプロテクターを身に纏って進化したが、こいつが判明した当時専ら「ダサイドン」「どうしてこうなった」「無駄進化」と酷評の嵐だった。現在では多少落ち着いていると思いたい。
対戦においては勿論無駄進化などでは全然なく、寧ろ新たに獲得した特性「ハードロック」で耐久が引き上げられて格段に扱いやすくなった。いわ・じめんの攻撃相性がとてもよいので攻撃性能は抜群……と言いたいが、無効化されたり外れたりする可能性が十分あるので理論ほどの活躍ができないことも。ダブルでは専ら鈍足「いわなだれ」のイメージがついて回り、擬似グラードンのような動きも可能。剣盾では「じゃくてんほけん」と「ダイマックス」のコンボが開拓されて更に強化された。
四天王キクノのPtにおける切り札。頭に「ド」がついたのでピオニーが使いそうだが、彼ははがねタイプ使いなので縁がない。
ちなみにポケナガにも出たことがあるが、「がんせきほう」があまりにも使い辛く、元からの所有者シンゲンを除けば進化がためらわれることになってしまった。やっぱりダサイドン。
ポケGOでも合計CPに目を奪われてジム置き要員に選ばれることがそれなりにあるが、弱点丸出しのこいつをジムに置いたところでボーナスゲームにしかならない。単独置きされたドサイドンを攻めて金ズリラッシュを食らったものの2~3分で落としきってしまったこともある。やっぱりダサイドン。
No.465 モジャンボ
あの地味だったモンジャラがこんなに……なんだこりゃあ!?
でかくなった上に触手から手のようなものが伸びてきた。だが依然として触手の中身は分からずじまい。一体何者なんだこいつは。
対戦では物理特殊どちらでも戦える上に物理耐久が恐ろしく高い。物凄い能力スペックを誇るのだが……物理に比べて特殊耐久があまりに低い。弱点も多いので扱いはかなり難しい。しかもBWで「しんかのきせき」が登場し、「いかりのこな」という優秀なサポート技まで覚えたせいで、進化前モンジャラがサポートとして見出され、こちらは差別化を余儀なくされるという……
Newポケスナではその伸びる腕を活用してきのみをつまんだり大ジャンプしたりと大胆なアクションを見せるが、大ジャンプは一瞬な上に全身を映すのが非常に難しく、高得点は至難の業。せっかく全身が撮れてもポーズが「惜しいのう(意訳)」と言われる始末。
No.466 エレキブル
あの無骨ながら良デザインのエレブーが大胆な進化を遂げて衝撃を受けた。見た目が商店街にいる電気屋の親父のように見える。モチーフはそれなのだろうか。カラーリングがカラーリングなので某球団ファンのおっさんにも見える。ろっこーおろしにさーっそーとー。実際ポケダンの連結店ではいいオヤジぶりを発揮していた。
対戦ではこうげきがやたらと高くなったが、タイプ一致物理技は貧相そのもの。DPの頃は特殊技を使わせた方が火力が出るという有様だったし、もっとまともな技を下さい。「ワイルドボルト」とか威力100でも足りないくらいだし。他タイプの技はかなり多く、「じしん」や「れいとうパンチ」があるのででんきキラーとしては有能。
ちなみに技「ギガインパクト」も同時に公開されたが、でんき技だと思っていたらただの物理版「はかいこうせん」だったためガッカリした。
Ptにおけるデンジの切り札。DPではクリア前にエレキッド系列が出てこないためデンジ自体が使ってこない。何故に。
ポケGOではかつてコミュデイでブーバー系列共々ピックアップされたが、何と「エレキブルが『かえんほうしゃ』を、ブーバーンが『10まんボルト』を覚える」という逆転現象が起き、トレーナー達を困惑させた。その技もう片方が欲しがってるんだが?
No.467 ブーバーン
あの火吹き男としてキャラが定着していたブーバーがエレブーの後を追って進化した。手に大きなキャノン砲がつき、その手のファンを歓喜させた。ただしそれを用いたと言える技は見当たらない。某大王様のようなタラコ唇も特徴的。
特殊ほのおとしては珍しくでんき技を操れる上にとくこうも高いが、ライバルが多過ぎて埋もれているのが現状。特性「やるき」なら「ねむり」が効かないのでその対策にはなるか。
Ptにおける四天王オーバの切り札。DPではクリア前にブビィ系列が出てこないためオーバ自体が使ってこない。何故に。なお、彼が繰り出すブーバーンはモーションに合わせてボールシールが使われていて中々に綺麗。
ポケGOではかつてコミュデイでエレブー系列共々ピックアップされたが、何と「エレキブルが『かえんほうしゃ』を、ブーバーンが『10まんボルト』を覚える」という逆転現象が起き、トレーナー達を困惑させた。その技もう片方が欲しがってるんだが?
No.468 トゲキッス
「速攻特性発動!『てんのめぐみ』!」「『てんのめぐみ』!?」「この特性を持つ者が技を使う時、その追加効果発生率を2倍にする! そして技『エアスラッシュ』は使用者が先手を取る限り、3割の確率で追加効果でひるむ!」「追加効果でひるむ!? まさかあの時『でんじは』ですばやさを落としたのは……」「さあいくぜ! まず1発目! 『エアスラッシュ』!」「ぐわっ!」「2発目! 『エアスラッシュ』!」「ぐわあっ!」「3発目! 『エアスラッシュ』!」「『エアスラッシュ』!」「『エアスラッシュ』!」……「もうやめて! 相手のHPは0よ!」
当時流行っていたネタ「ずっと俺のターン!」をポケモンで実現させてしまった張本人。
トゲチックが進化してまさかのまさか、とくこうが物凄く高くなった。それだけでなく自力で覚える技が「はどうだん」「しんそく」「ゴッドバード」「エアスラッシュ」という強力なラインナップで度肝を抜いた。強い技揃えすぎだろ幾ら何でも。
登場してからというもの技「でんじは」やアイテム「こだわりスカーフ」で先手を確保してから「エアスラッシュ」で怯みゲームを展開するポケモンとして君臨する。動けなかったら負け。ちなみに私はかつてランターンをこの技だけで倒したことがある。強過ぎる。ダブル/トリプルでは「このゆびとまれ」が強力で、高耐久からこの技でサポートしつつ「アンコール」「エアスラッシュ」で更に動きを制限する。ドーブルやドータクンがお友達。
ところが第6世代ではノーマル・ひこうからフェアリー・ひこうになったことで逆に弱くなってしまった。ノーマル技からタイプ一致が外れフェアリー技で加わったのが「ようせいのかぜ」「マジカルシャイン」だけ。弱点も3つから5つに増加。しかもゴースト技の無効が取れてしまったことで「このゆびとまれ」役としても一二歩劣ることに。だが剣盾ではダイマックスで中途な技威力が改善され、更に「ダイジェット」で機動力も改善され、特性「きょううん」を引っ提げたフェアリーのエースとして大復活を遂げた。時期が進むにつれて鳴りを潜めてきたが、それでもダイマックスが使えるルールでは脅威そのもの。
設定上は本来争いを好まない性格らしいのだが、どうしてこうも強いのか……
どうでもいいが、とても手を使って攻撃できるようには見えないのに、こいつが「きあいパンチ」や「ドレインパンチ」を使えるのは何故だろうか?
No.469 メガヤンマ
この虫野郎!!
むしタイプの強ポケはおれど、害悪とまで言わしめたポケモンはこいつが初ではなかろうか。
DPの「さいみんじゅつ」の仕様が「命中70%」かつ「ねむり」の仕様が「最低2ターンねむり」という鬼畜そのものだったため、突如ヤンヤンマから進化したこいつが「さいみんじゅつ」と「かそく」を引っ提げ、高いとくこうからの「むしのさざめき」「エアスラッシュ」で対戦相手を次々永眠させてきた。しかもDPから複数「ねむり」が解禁となったからもう大変。勝てる方法は「さいみんじゅつ」が外れるよう祈ることだけとまで言わしめたほど。Pt以降「ねむり」の仕様が元に戻ったため鳴りを潜めたが、むしタイプここにありと言わしめたポケモンの1匹である。
四天王リョウのPtにおける切り札。
Newポケスナではジャングルに生息。他のむしタイプを攻撃するらしく、アリアドスやビビヨンを狙っている。
No.470 リーフィア
イーブイのくさ進化。見た目が草ではあるが海藻にも見える。海藻と言えばワカメッチ・コンブールというガセポケモンがいた。
進化条件は森の苔むした岩なのでそれがある場所であれば無条件で進化可能。だがBW2ではイーブイが出るにも関わらずクリア後にしか行けない。何という罠か。剣盾では「リーフのいし」で進化できるように変更された。
対戦ではぼうぎょ・こうげきが高いというよく分からないステータスをしている。そしてイーブイ進化形の性か攻撃技が不足気味。補助は多いものの、くさ特有の粉技や「やどりぎのタネ」を覚えてくれない。「リーフブレード」をするだけのポケモンにならないようにしたいところだが…… 「ようりょくそ」の中でそこそこ速いのが救いだろうか。
Newポケスナではジャングルコースに出現。メッソンやラグラージ等主にみずタイプと仲が良く、★4行動が3つもある等、写真映えしやすい。
No.471 グレイシア
イーブイのこおり進化。氷を象徴するような凛とした冷静な表情がどことなく可愛い。♀色が強いが実際♂の方が多い。現実は非情。
進化条件はひんやりした岩なのでそれがある場所であれば無条件で進化可能。だがBW2ではイーブイが出るにも関わらずクリア後にしか行けない上にORASでは時間帯によってはその場所に行けない。どういうことだ。剣盾では「こおりのいし」で進化できるように変更された。
対戦ではとくこう・ぼうぎょが高く、とくこうはメガシンカと伝説以外でこおりタイプで1位。そこからの「ふぶき」連打でDPtHGSSでは次々と対戦相手を氷の世界に誘った強力なポケモン。天気が「あられ」なら「ゆきがくれ」でひょいひょい避ける。ただXY以降天候弱体化や技威力低下でだいぶ肩身が狭い。いっそ特性「ゆきかき」でもあれば。
Newポケスナでは近くで撮影させてもらえなかった2大ポケモンのうちの1匹。遠くのグレイシアを撮影したり起こしたりするだけでは大きく撮れず、最終エリアでもう1つアクションを起こす必要がある。その条件を求めて情報が錯綜した。
No.472 グライオン
グライガーの進化形はドラピオンではなくこっちだった。ハサミをちょきちょきと動かすモーションが妙に可愛い。
対戦では優秀な物理ストッパー。「はねやすめ」まで覚えるので耐久面はバッチリ。さらにBWから特性「ポイズンヒール」獲得で時間稼ぎ戦法も可能になった。困ったら「ハサミギロチン」だ。
個人的にフライゴンのライバルはガブリアスでなくこいつだと考えている。ダブルでじめん技が効かないじめんタイプかつ「おいかぜ」「フェイント」持ちで、4倍弱点も同じこおりタイプ。
Newポケスナでは荒野に出現。天井にぶら下がってぐっすり寝ている。飛ぶ時は羽を広げて滑空するような動きを見せる。ペンドラーとの決闘は見もの。
No.473 マンムー
イノシシがマンモスになってしまった。目がぱっちり出てきた。物凄くでかい。
進化条件である「げんしのちから」は思い出させるか遺伝技としてつけるか教え技でくっつけるかをしなければいけないのが面倒。
対戦ではマニューラ以上のこうげきから放たれるこおり・じめん両方のタイプ一致物理技が優秀。メジャーキラー兼「ステルスロック」設置役として登場時から用心棒として大活躍。特性も優秀で、「あついしぼう」ならほのお弱点が消え、「どんかん」なら特性「いかく」や「ちょうはつ」も効かない。私も本当にお世話になった。
XYではスーパーアイドルマンムーさん、マンムーに乗りながら移動する「マンムーロード」など、謎の優遇がされている。
ポケダンでは空の探検隊におけるジュプトルエピソード後半のボスとして君臨。味方につけても全体攻撃技が多く非常に優秀。
Newポケスナでは雪原に出現。ウリムー達の親のようだ。温泉に浸かってのんびりしている様子も見られる。
No.474 ポリゴンZ
アニメに出してもらえない腹癒せが遂にこやつを狂わせてしまったのだろうか。
「あやしいパッチ」を当てたら何かがおかしくなってしまったようだ。かくんかくんと不思議な踊りを踊っている。メガシンカしたら逆にまともになるんじゃなかろうか。パッチの制作者は不明だが、プルートではないかと言われている。
ちなみに日本名は「ポリゴンゼット」と読むのが正式。「ポリゴンズィー」ではない。
対戦では何はなくとも「はかいこうせん」。「てきおうりょく」または「ダウンロード」+とくこう上昇から繰り出してしまえば並のポケモンは一撃粉砕。文字通り相手を破壊する光線で、ケンタロスやカイリューの後継者である。Zワザやダイマックスを駆使すれば更に凶悪な性能になる。
ちなみに数少ない「トリックルーム」の自力習得者でもある。本人との相性は微妙で、どちらかと言えば進化前が欲しそうな技だが。
ポケダン探検隊でも凶悪ぶりは健在。「こうそくいどう」から色々しでかしてくる。ポリゴン一家は揃いも揃って凶悪。
No.475 エルレイド
子供の頃やったことあるよ 色褪せた記憶だ 紅白帽頭に エールトラマン!エールトラマン!セブン!
キルリアがめざめいしを受けて剣術に目覚めた。肘を伸ばして刀のようにして斬りつける。下半身が袴のようになっているので騎士というより武士か。頭の部分が某宇宙ヒーローに見えなくもない。
♂しかこの姿になれず、♀は自動的にサーナイトになるしかない。女剣士もカッコいいと思うのだが。またこのせいで♂のサーナイトはかなり肩身が狭くなった。仕方ない。
「サー」や「ナイト」の称号は♂しかいない上に剣術が使えるこちらの方が似合うんじゃないかというのはよくある話。だが元が武士と思われるので「samurai」かも知れない。
対戦ではエスパー・かくとうに変化し、サーナイトとはとくこうとこうげきを入れ替えただけとなる。サーナイト以上に技が豊富で、何をしてくるかを悟らせない。DPtまでレベル50以下の大会で「インファイト」を使えず火力不足だったが、HGSSから完全解禁され火力も十分備わった。「フェイント」「てだすけ」「ワイドガード」「ファストガード」で多人数戦の助太刀もできる。物理耐久がかくとうにしては異様に低いのが弱点。
しかもXYから何とサーナイトにフェアリータイプが加わったせいで向こうからタイプ一致技で弱点を突かれるようになってしまった。嫁の尻に敷かれる旦那の図。一生頭が上がらなそうだ。哀れ。
サーナイトとよくセットで見られる関係上昔は好きポケの1匹になってはいたが、最近はそうでもない。それでも「和」の要素から気になるポジションにいる。
四天王ゴヨウのPtにおける切り札にして、ORASのミツルの切り札。これ以外にカトレアやナツメなど、名だたるエスパー使いに起用されている。ポケマスではミツルのバディとして登場。
ポケダン探検隊ではレイダーズという探検隊に所属している……のだが、彼らの冒険は一切語られていない。一体何者なんだこいつら。
No.475 メガエルレイド
XYでサーナイトがメガシンカを獲得し、置いてけぼりだったエルレイドもORASで無事獲得した……はいいが、他の分岐進化組も何故そうしてあげられなかったのか。
サーナイトが花嫁モチーフとのことから、エルレイドもそれに合わせたのか花婿に近くなっている。ただし腕はデュエルディスクに似ている。俺のターン!ドロー!
ORASではミツルがメガシンカさせてくる。まさかの進化先を変えてかつメガシンカまでやってのけるという大胆なリメイクに度肝を抜いた。予想されてはいたことだけれども。
特性が「せいしんりょく」になり、かつ「すばやさ」が上がることで高速アタッカーとして活躍……できればよかったのだが、世はかくとう暗黒時代。実装以降これといって大活躍した話を終ぞ聞くことがなく終わってしまった。不憫。せめて「せいしんりょく」が剣盾の仕様だったら。タイプも変わっていないのでメガ化してもサーナイトに弱点を突かれる。嫁の「ハイパーボイス」で一喝されてボコボコにされる旦那の図。だが「ワイドガード」で切り返すことはできる。
No.476 ダイノーズ
ノズパスの偽進化情報で「モアイゴン」とかいうのが昔あったが、より大胆な姿になるとは。はがねじゃなく「はなげ」タイプだろうという冗談はさておき。
周りについているのがチビノーズで、本体がダイノーズ。本編でチビノーズがいて何か特別なことができるわけではない。このチビノーズを使った技がいつか出てくれることを信じている。
進化条件はジバコイルと同じく磁場や電力が強い場所でレベルアップすること。残念ながらカントー・ジョウトには存在しない。剣盾でジバコイルが「かみなりのいし」を使うことで進化できるように変更されたが、ダイノーズは未登場なので現在のところ変更されておらず、次作がBDSPなので恐らくそのままと思われる。でんきタイプでもないのに「かみなりのいし」で進化するのも不自然だし仕方ない。
対戦では守りが固いが、はがねがついたせいで4倍弱点が2つもできてしまい、切り返しも難しいため不安定。だが「がんじょう」を活かしレベル2で「いたみわけ」を使う戦法が編み出されて話題になった。せっかく最終形態なんだしレベル50で目立ちたいところではあるが。
ポケGOでは場所進化が再現され、「マグネットルアー」の近くでしか進化できないようになっている。やはり耐久寄りのポケモンで、火力はそこまで出ない。
No.477 ヨノワール
ヨノワールさん!
あのサマヨールが更に大きくなって帰ってきた。大きくなった手で相手を掴み無理矢理あの世に連れて行くという。恐ろしい設定だが個人的にサマヨールよりは恐怖感が少ないデザインをしている。
対戦ではサマヨール以上の耐久力から「トリックルーム」や「ふういん」などで大暴れ。攻撃させてもかなり強い。が、タイプ一致物理技が威力60止まり。しかもBWでサマヨールが「しんかのきせき」を獲得したせいで耐久も上回られる始末。火力勝負をしたいが技に乏しく、長らく不遇の状態だったが、剣盾で漸く威力110の「ポルターガイスト」を手に入れて救済された。
「サマヨールがヨノワールに進化するとすばやさが『下がる』」という言葉の意味が分かる人は間違いなくダブル/トリプルの民である。
こいつと言えばポケダン探検隊の探検家「ヨノワールさん」だろう。迫真の演技は見事としか言いようがない。
No.478 ユキメノコ
あの可愛いユキワラシが♀限定で妖艶な雪女になる。その怪しげな姿や鳴き声で多くの人を虜にした。ふつくしい。だがタマゴグループは進化前と共通なので「鉱物・妖精」なのだが……どこに鉱物要素が?
オニゴーリと異なりすばやさが高く、固有タイプであるこおり・ゴーストを持つ。
対戦では強力なこおり技をタイプ一致で放てる反面火力が低いゲンガーのようなポケモン。天候「霰」なら「ゆきがくれ」で攻撃回避もできるが、「みちづれ」との相性は微妙。登場当初は特殊技の運用が中心だったが、剣盾で「トリプルアクセル」「ポルターガイスト」という強力なタイプ一致物理技を2つも手に入れたため現在では物理の方が主流になりつつある。意外に思われるかも知れないがこうげきととくこうは同値なので物理技も普通に使いこなせる。ヨロイ島の教え技の影響を一番受けたのはゴリランダーでもラグラージでもなくこいつだと思う。
ORASで分岐進化のオニゴーリがメガシンカを獲得したが、こちらには何も追加されなかった。不憫。
ポケダン探検隊では「全体攻撃を3種も揃える」超強力ポケモンとして君臨、多くの探検隊を沈めてきたトラウマメーカーな他、私も冒険用として能力値MAXまで育て上げて愛用していた。……すまぬ、サーナイト。救助隊DXにも進化前の都合で登場し、全体攻撃が2種に減ったものの依然強力な使い手として名を馳せている。
Newポケスナでは雪原に出現。移動の際に吹雪で自らの体を包み込む。何もないのに吹雪いていたらそこにユキメノコが出てくるサイン。
No.479 ロトム
最初このポケモンを見て何人の人が「伝説のポケモン」だと思ったことだろうか。実際はタマゴが作れるので単なる「性別不明のレアなポケモン」。BGMは伝説っぽいけれども。
能力自体は高くないが耐性や技が優秀で、特性「ふゆう」でじめんを弱点としないでんきタイプ。プラチナ以降5種の新フォルムが追加され大幅に強化されたが、当初はタイプの変更がなかったため事実上の進化扱いだった。BW以降フォルムごとにタイプが変わるようになったため、でんき・ゴーストは現在通常ロトムの固有タイプである。それぞれのフォルムは本来「○○フォルム」という名前だが、「○○ロトム」という呼び方が現在でも定着している。
洗濯機に入った「ウォッシュロトム」は「ハイドロポンプ」を覚えられ、BW以降でんき・みずタイプを持つ。弱点がくさしかなく、みずタイプで「おにび」が扱える。安定感は随一で使用率も高かったが、世代を経るごとにくさタイプが強化され、現在ではやや苦しい。「ハイドロポンプ」の命中率が不安定なので、補う手段があれば強い。
芝刈り機に入った「カットロトム」は「リーフストーム」を覚えられ、BW以降でんき・くさタイプを持つ。この組み合わせは剣盾現在でも固有。みずタイプに滅法強いことからみずキラーとして名高いが、弱点は全フォルム中最も多い。
扇風機に入った「スピンロトム」は「エアスラッシュ」を覚えられ、BW以降でんき・ひこうタイプを持つ……が、じめん無効が「ふゆう」と被ってしまう。フォルム固有技も他に比べて威力が低く不遇だったが、剣盾では「ダイジェット」が強力なことから採用される機会が増えていた……サンダー登場までは。
電子レンジに入った「ヒートロトム」は「オーバーヒート」を覚えられ、BW以降でんき・ほのおタイプを持つ。この組み合わせは剣盾現在でも固有。特性「ふゆう」の恩恵が最も大きく、4倍弱点が消えている。おまけにタイプ耐性も全ロトム中最も多い。世代を経るごとに評価が高くなり、現在ではウォッシュロトムと双璧を成すほどに採用されている。だが「かたやぶり」には要注意。
冷凍庫に入った「フロストロトム」は「ふぶき」を覚えられ、BW以降でんき・こおりタイプを持つ。でんきとこおりの攻撃相性はよく、霰パによく混ざっていたが、霰パの弱体化と共に使用率も下降してしまった。剣盾では同タイプのライバルであるパッチルドンに水を開けられている。
SM以降「電化製品に入り込める性質」が更に研究され、ポケモン図鑑やスマホと呼ばれる機器、果ては電気自転車にまで入り込み、現実世界のAIに相当する役割を担うようになっている。しかも何と人間の言葉を喋れる。アニメでBW期にオーキド博士がゲットしたことがあるが、そこから研究が進められたのだろうか。ただし流石に戦闘用というわけではないようだ。
ポケダン探検隊ではトラウマメーカーの1匹。壁から「あやしいかぜ」を連発しこちらを壊滅に追い込む。勿論味方にしても強く、特に超ポケダンではフロストロトムが何と全体攻撃を3種も持つようになり、強力なアタッカーとして見出された。
DP期に現実世界のポケモンセンターでこいつにちなんだ「もりのヨウカン」が配布されたことがある。ポケモンセンターおよびその関連店舗が生の食品を扱った初めての例となった。
No.480 ユクシー
メロンパンではない。トリビアは知識だから関係あるかも知れない。
DPの伝説の1匹。
エイチ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部がUを逆さまにした形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。
知識を司り、湖の名前も恐らく「叡智」から来ていると思われる。ただこいつの目を見てしまうと全ての記憶が失われるという。何だそのおぞましい設定は。ジラーチ共々開眼させてはいけない。
対戦ではぼうぎょ・とくぼうの高さと「ステルスロック」「おきみやげ」「あくび」「とんぼがえり」などで補助を司る。後続にどう繋げるべきかで頭を使う。
ポケダン探検隊では主人公達に対しグラードンの幻影を出現させて湖の歯車を守るという芸当をやってのけた。
ポケGOでは日本を含むアジア限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。
No.481 エムリット
MだけどMではない。
DPの伝説の1匹。
シンジ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部のヒラヒラがMの形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。
感情を司り、湖の名前も「心司」から来ていると思われる……のだが実在する湖の名前と被る。しかも北海道どころか山陰。遠すぎる。こいつは唯一湖に定住せず、一度湖で会うといきなり飛び去りシンオウの各地を飛び回る。そのため能力厳選が異常なまでに難しい状態が長らく続いていたが、BW2で解消された。
対戦では能力バランスがよいが同時に中途半端で、技も優位性が特になく、他の2匹どころかクレセリアとも比較される始末。妖精のような見た目なのに何故フェアリータイプでないのか。寧ろピンクと名前から大人の嗜みに……これ以上はいけない!
ポケダンでは同様湖の主なのだが……女の子のような喋り方になっている。セレビィといい勝負である。
ポケGOではヨーロッパ限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。
No.482 アグノム
どこかの星雲から来ていそうだがそういうわけではない。
DPの伝説の1匹。
リッシ湖の主。3匹それぞれUMA(未確認動物)の1文字をモチーフにしており、こいつは頭部がそのままAの形に見える。だがタイプまで全員同じってどういうことだ。
意志を司り、湖の名前も「立志」から来ていると思われる。DPtシナリオ中で唯一、湖の水がギンガ団によって吹き飛ばされてしまった経緯を持つが、その後無事復活させている。伝説の力は強かった。
対戦ではこうげき・とくこう・すばやさが高いという分かりやすい攻撃役。2番目に素早い「だいばくはつ」持ちの他「かえんほうしゃ」「だいもんじ」まで揃え、特に第4世代ではエスパーとしては珍しいこれらの技を使いこなす固有の役割を持っていた。現在ではその勢いも落ち着き、高速「ステルスロック」から「とんぼがえり」や「だいばくはつ」で後ろに繋ぐ役になっている。勿論攻撃させればかなり強い。
ポケダン探検隊では唯一ときのはぐるまを奪われず、伝説としての貫禄を見せつけた。
ポケGOでは南北アメリカ限定種。ごくごく稀にだが野生でも出現するようだ。
No.483 ディアルガ
グギュグバァ!
ダイヤモンドの看板ポケモン。時間の神と呼ばれ、実際時間を操ることができるという。その青々とした見た目に頑丈そうな体つきを見ただけで物凄く強いオーラが出ている。これが「プレッシャー」というやつか。
タイプが初のはがね・ドラゴンで、とくこうが高く専用技「ときのほうこう」を有する。対戦では「ドラゴンなのにこおり・ドラゴン・フェアリーが弱点ではない」が、「はがねなのにこおり・ドラゴン・フェアリーを半減できない」という両面を持つ。とりあえず困ったら「りゅうせいぐん」をぶっ放すポケモンと思いきや、「トリックルーム」を覚えることが周知されて以降この技の始動役にも抜擢され、多彩な戦法が確立された。初見では全くと言っていいほど読めないのが強い。なお専用技「ときのほうこう」は反動で1ターン動けないので使える場面が限られる。ダイマックス技のベースにするのはあり。
映画では三部作が用意され、最後の作品ではアルセウスの暴走を食い止めるべくサトシ達をタイムスリップさせるという大役を果たした。
ポケダンでは探検隊シリーズでラスボス「闇のディアルガ」として登場し、本人の圧倒的な強さややっとの思いで倒した後の展開も合わさり、目からハイドロポンプが次々と流れた。戦闘時のBGM『けっせん!ディアルガ!』はシリーズはおろか全ゲーム音楽でも屈指の名曲。オカリナの奏でる切ない主旋律に語彙力を失う。
No.484 パルキア
ぱるぱるぅ!
パールの看板ポケモン。空間の神と呼ばれ、あちこちの空間を自由自在に移動できる力を持つという。そのどっしりとした体に流線型のような頭部を見ただけで物凄く強いオーラを感じる……のだが、ディアルガに比べるとネタにされがちな不遇のポケモン。
鳴き声も当初は「ガギャギャァッ!」と鳴いていたはずがPt以降何故か「ぱるぱるぅ!」になってしまった。映画ではサトシに「バカヤロー!」と罵られた。伝説なのに。ポケダン探検隊では「主人公達のせいで空間に歪みが生じた」となどと言いがかりをつけ無理矢理自分のダンジョンに連れ去り勝負を挑ませ、果ては一人称「オレ」というかなり乱暴なキャラになってしまった。哀れ。
対戦ではタイプがみず・ドラゴンと弱点が少なく、とくこうが高い他すばやさも周りより頭一つ抜けており、専用技「あくうせつだん」が大変使い勝手が良い。基本的にこの技を連発しつつ効きにくい相手にはサブ技をぶつける分かりやすい攻撃役で大変強……かったはずなのだが、XYでフェアリータイプが登場したせいで立ち位置が危うくなった。それでも「すばやさ」では上回り、剣盾ではダイマックスアタッカーとして再び日の目を見ている。
No.485 ヒードラン
ごぼっごぼぼっ!
決してカサカサ……ではない。┌(┌^o^)┐ホモォ……でもない。
れっきとした伝説のポケモンなのだが、「十字の爪を食い込ませ壁や天井を這い回る」という、伝説の威厳の欠片もない図鑑説明文に落胆し、しかも四つ足なのですっかりゴキブリとして扱われてしまった。しかも教え技で「むしくい」を覚えたり、BW2で上から突然降ってきたり、映画で普通に壁を這い回って笑いを誘ったりと、もう擁護しようのないくらいにネタ度が満載。ついた渾名が「ゴキブロス」。元々ファンメイドのオリジナルポケモンだった(タイプは「むし・あく」だったと記憶している)が、こいつの渾名になってしまった。哀れ。
しかも伝説では数少ない両性別持ち。伝説なのに。一体何のために設定されたのだろう?
対戦ではかなりの引っ張り凧で、固有タイプほのお・はがねを持ち、じめんが4倍だが相性で1/4にできるタイプが何と5つもある。得意な相手には滅法強く、そこから「どくどく」で持久戦に持ち込んだり「マグマストーム」で相手の自由を奪ったり「ふんえん」で「やけど」を撒いてみたりと、嫌らしさ満載。ダブルでは「ねっぷう」での範囲攻撃や同族対策の「だいちのちから」が強力。剣盾で「どくどく」が剥奪されたがそれでも強力なことに変わりはない。
そこまで強いせいでこいつは何度もトレーナー達をやきもきさせてきた。かつてはこいつの対策のために伝説のポケモンの「めざめるパワー」じめんを厳選した結果乱数の仕組みにまで辿り着いてしまい、またかつてレンジャー光の軌跡で何と「ふんか」を覚えたヒードランが手に入ったことがあり、これを求めて各地でこのソフトが次々買い取られた。人気過ぎて困ってしまう。壁や天井を這い回るのに。
No.486 レジギガス
……ズッ ズッ!
レジロック・レジアイス・レジスチル3匹の生みの親で、登場させるにはどの本編でもその3匹を手持ちに入れていないといけないのでかなり面倒。同一ソフトで手に入らないこともしばしばある上にORASでは更なる条件まで要求される。
縄で縛って大陸を引っ張っていた……のはいいのだが、特性「スロースタート」で5ターンの間本気を出せない。このせいでレジワロスなどとネタにされてしまった。不憫。しかもPtでは何と伝説で初のレベル1で登場してしまい、更にネタにされた。不憫。
対戦ではこの特性が物凄く足を引っ張るが、種族値は何とグラードン・カイオーガ・ケッキングに並ぶ高さを誇るので、一度解除されてしまえばいいのだが……何故「まもる」や「ねむる」を使えなくした。ダブルでなら特性を消せば何とかならなくもないが。専用技「にぎりつぶす」は相手のHPが低いと威力が下がるという謎の仕様。どうすりゃいいんだこいつ。
だが時は剣盾。やっと「まもる」や「ねむる」が覚えられるようになり、更に通常種・ガラル種共々マタドガスが持つ「かがくへんかガス」と並べると1ターン目からフルパワーで攻撃できるようになった。伝説の面目躍如といったところか。
ポケGOでは特性の概念がないのでそのフルパワーが遺憾なく発揮される……と思いきや、技があまり優秀ではない。一致技は「ギガインパクト」しなかく、この技も使用後の硬直が長いため使い辛い。耐久は御墨付き。
映画では鳴き声がネタにされている。何故棒読み感満載にしてしまったのか。
No.487 ギラティナ
ビシャーンッ! ギゴガゴーゴーッ!
プラチナの看板ポケモン。
古代の墓場に現れるおどろおどろしい見た目をしたポケモン。見た目がムカデに見えるせいでネタにされがちだが、ムカデポケモンではない。
DPでは特に何も語られなかったが、Ptにて「暴れ者だったためこの世界から追い出され、現在ではやぶれたせかいを本拠としている。『はんぶっしつ』を司り、荒れた世界を元に戻す役割も持つ」ということが判明。何も語られなかったのは神話が消されてしまったためだという。実際に同ゲームでやぶれたせかいに向かい、こいつと戦闘になる……のだが、このやぶれたせかいが曲者で、方向感覚が狂いまくる。引き返すこともできないので大変。
やぶれたせかいではこの世界と全く別の姿になり、これを「オリジンフォルム」という。この世界での姿は「アナザーフォルム」。ただしこの世界にいても「はっきんだま」を持たせることでオリジンフォルムにチェンジできる。
ただしこの「はっきんだま」はPt/HGSSでは交換に出すことができない。そのせいでHGSSではこのアイテムが手に入るのは「映画配信アルセウスを手に入れてシント遺跡のイベントでギラティナを選んだ時」だけだった。おまけにこのフォルムでのみ「おいかぜ」を教えられるので、フォルムチェンジできない場合どう頑張っても教えられない。BW以降はこのような事態が解消されている。
タイプは初のゴースト・ドラゴン。どちらのフォルムもHPが高く、アナザーではぼうぎょ・とくぼう、オリジンではこうげき・とくこうに優れる。特性はアナザーが「プレッシャー」と「テレパシー」、オリジンは「ふゆう」のみ。
アナザーは持久戦に向く……と思いきや、専用技「シャドーダイブ」が2ターン技なのに「まもる」系統の技を強制解除するという破格の性能なので攻撃役もこなせる。持久戦なら「おにび」や「めいそう」が中心。
オリジンは攻撃役なのだが、アイテムが強制的に「はっきんだま」になるせいで状態異常対策や能力の補助などができない。ゴースト・ドラゴン共に通りはいいので一度攻めさせてしまえば強い。グラードンに強いのも高評価。
外伝やメディアミックスでは基本的にアナザーが登場し、オリジンは出番がないことが多い。スマブラがいい例で、アナザーの状態でボールから登場し、「りゅうのいぶき」でファイターを吹き飛ばすが、オリジンは出てこない。ポケダン空の探検隊では特定のダンジョンに行くときにのみオリジンになれる仕様だったが、超ではダンジョンごとにランダムとなった。なお、ポケダン超では何と序盤にギラティナがボスとして登場する。
映画では三部作のうち2作に登場……したはいいが、あまり活躍させてもらえなかった。
No.488 クレセリア
るなーん
DPtの徘徊伝説。設定上ダークライと何らかの関係があるはずが、こちらは普通に出現しあちらは幻。何故だ。
徘徊するせいで厳選は困難を極めたが、某仕様解析によってかなり数を増やし、BW2から固定シンボルでも厳選できるようになった。だがORASでは「ゆみなりのしま」がランダム出現のため、別の意味で厳選が困難を極めていた。扱いとしては準伝説なので通常の対戦でも使用可能。
対戦では耐久が異常に高く、すばやさもそこそこあるので先手も取りやすい。「めいそう」「でんじは」「トリックルーム」「いばる」などを駆使し超絶耐久で相手を絶望に陥れる。こいつを一撃で倒す術は殆どない。だが剣盾では周りの火力が大きく上昇した上に「いばる」まで奪われ、以前ほどの強さはない。専用技「みかづきのまい」は自らを犠牲に味方のHP・状態異常・PPを完全回復させる。「いやしのねがい」との違いはPP回復があるかないか。
だがポケダン探検隊では最後の最後に依頼主として同行するものの、結構倒されやすいためすぐゲームオーバーになる。特にムウマージに狙われたら最後「おどろかす」で2発。弱過ぎる。
No.489 フィオネ
私は誰だ…… ここはどこだ…… 誰が生めと頼んだ! 誰が造ってくれと頼んだ! 私は私を生んだ全てを恨む! だからこれは、攻撃でもなく宣戦布告でもなく……私を生み出したお前達への……逆襲だ。
マナフィとメタモンを預けてそのタマゴから孵るポケモンがこいつ。従って進化前扱いのはずなのだがマナフィにはなれない。どういうことだ。種族値もマナフィより全部20低い。マナフィの専用技「ハートスワップ」や強力な「ほたるび」も覚えない。どういうことだ。
対戦でも何をやらせてもマナフィの下位互換にしかならない。そして入手方法が方法なだけに幻のポケモン扱いで公式大会や通常の対戦でも使用不能。マナフィですらポケモンの数が増えるにつれて埋もれかけているのにフィオネが同じようにならないはずがなく。何故こんなポケモンが生まれてきてしまったのだろうか……
一応ポケダンやレンジャーなどでマナフィより入手が難しくなってはいる。
No.490 マナフィ
グーミ!グーミ!
DP発売前に公開された幻のポケモン。幻の中で初めてエスパータイプがついていない。専用技が専用技なのでみず・エスパーでも違和感ないけれども。
新特性「うるおいボディ」が専用特性のように紹介されていたが、全くそんなことはなかった。
対戦では4匹目の全能力100ポケモン。特性のおかげで雨とのシナジーが強く、「ほたるび」「とける」などの優秀な能力強化技を使いつつ「ねむる」で回復するのが中心。準固有技「ハートスワップ」は能力強化を入れ替える技。上がった能力を味方に渡すサポートとして活躍できる。何故かマギアナに配られてしまったが。
ポケモンレンジャーやそのゲームシリーズとの関係が強く、シリーズ全3作でタマゴが配布された他、出演した映画の題名も『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』である。しかも配布されたタマゴは通常のデザインと異なるレアものである。だがBDSPではタマゴだけが復活し、レンジャーシリーズ4作目は作られないことになった。哀しいかな。
ポケダン探検隊では主人公達がお世話することになるが、「あおいグミ」を常に欲しがっている。闇ではこのアイテムが中々手に入らないのでかなり苦労した……何度沿岸の岩場を回ったか。しかも次のダンジョンがトラウマダンジョンと名高い奇跡の海ときた。勘弁してくれ。
No.491 ダークライ
三つ巴にするためにダークライを巻き添えにしたいオタクVS事あるごとに巻き込まれるダークライが可哀想だと思うオタクVSダークライ
「地獄へ突き落としてやる!」とか「何本目に死ぬかな?」とか「さあ!お前の罪を数えろ!」とかは言わない。
悪夢を見せるが悪気は一切ないらしい。本当なのかそれ? 映画でも「ここは皆の庭だ!」とか言い張るし、どういう性格なんだこいつは。
「なぞのばしょ」バグでその存在を知った人も多いだろう。というかDP全体で致命的なバグが多過ぎる。
対戦では様々なトレーナー達を悪夢に沈めてきた張本人。とくこう・すばやさが高く、固有特性「ナイトメア」と固有技「ダークホール」で複数の相手を眠らせながらダメージを与えるという凶悪な性能を誇る。DPでは「ねむり」ターンが最短2ターンだったため暴れ放題で、Ptから短くなったものの「わるだくみ」を手に入れて火力が更に上昇した。通常の対戦では当然使用不能だが、バトレボでは全種族使用可能かつ重複も可能だったせいで、こいつやカイオーガが我が物顔で暴れ回っていた。これで悪気は一切ないと言われてもふざけるなとしか言えない。そしてこの「ダークホール」をスケッチして通常対戦でドーブルが暴れ回っていた。悪夢の連鎖は止まらない。
だが時はSM、何と「ダークホール」が命中率50に低下、さらに「ワイドガード」で防御可能になるという致命的な弱体化を受けた。「さいみんじゅつ」より当たりにくいのであれば使い所はないに等しい。ただ大体ドーブルのせいなので、こいつ自身が悪夢を見てしまったということらしい。
アニメではシンオウリーグでサトシの対戦相手がこいつを繰り出し、大事に育ててきたポケモン達を力任せに次々と薙ぎ倒すという暴挙をやってのけた。正に外道。
ポケダン時闇空では真の黒幕として降臨。壮大な世界支配計画を仕掛ける様は正に極悪非道。こういうダークライを待っていた。
最近では何か対立があると一番後ろに何故か「VSダークライ」がつくのが定番になってしまった。自身が出演する映画のタイトルが何故か『ディアルガVSパルキアVSダークライ』という「何故そこにお前が?」と突っ込みたくなるものだったのが影響したようだ。
No.492 シェイミ
ミーに感謝するでしゅ!
丸っこくて可愛らしい花の精のようなポケモン。喜ぶと背中の花がたくさん開く。可愛い。見るからにくさタイプで、他のタイプは持っていなかった。
DPでは未発表で、Ptの時期に発表されただけでなくフォルムチェンジすることが判明。アイテム「グラシデアのはな」の匂いを嗅がせることで犬のような姿に変身し、羽が生えて空も飛べるようになり、タイプとしてもひこうタイプが追加される。フォルムチェンジでタイプが追加されるのは初。丸い状態を「ランドフォルム」、犬のような状態を「スカイフォルム」という。ただどうもスカイフォルムの見た目が某有名漫画家のキャラクターに見える。第5世代のケルディオも恐らくその方向性と思われるが。
スカイフォルムは「グラシデアのはな」をもう一度使うことで解除する……というわけではなく、夜になった時、ボックスに入った時、または「こおり」状態になった時に自動で解除される。だがこおりが4倍弱点なせいでまず「こおり」状態にならない。「トライアタック」でもぶつけてみると面白いことになるかもしれない? そしてボックスに入るとフォルムが戻るせいで第6世代までオンラインの大会に出場できなくなっていた。第7世代で「ボックスから引き出した時に解除される」仕様になったため、漸く出場できるようになった。
こいつは「なぞのばしょ」バグで出現場所まで行くことができてしまう。だがその代償なのかシェイミイベントのチケットはPtにのみ配布され、かつDPで捕まえた個体はスカイフォルムになれない。そしてそのイベントはマイとナナカマド博士も関わり、そして「うみわれのみち」の異様なまでの長さと「はなのらくえん」のあまりの綺麗さに衝撃を覚えた。マイがとにかく可愛い。
ランドフォルムは5匹目の全能力100ポケモン。対戦では固有技「シードフレア」が何と4割の確率でとくぼうを2段階も下げるという恐ろしい技で、これを適当にぶっ放しているだけでもそれなりに活躍できるが、スカイフォルムに比べ火力が乏しいので「やどりぎのタネ」などの持久戦も視野。
スカイフォルムは特性がまさかの「てんのめぐみ」で「エアスラッシュ」を覚えてすばやさまで上昇。無限怯み戦法が素早さ127でやれてしまう。可愛い顔して。対戦ではこの「エアスラッシュ」もそうだが「シードフレア」が8割とくぼうダウンというぶっ壊れた性能になっているので、下手な受け出しも許さない超性能。くさ技の通りが悪すぎるのが難点。
ポケダン空の探検隊では新しく追加されたダンジョン空の頂の主をしていた。ただ仲間になるまでの道のりは険しい。
ポケモンカードでは特性「セットアップ」によって自分を手札からベンチに出すだけでプレイヤーが手札を6枚になるまで引けるカードとして登場。手札にいるだけで簡単にカードをドローできるぶっ壊れカードで、フラダリや回収ネットとの組み合わせで猛威を振るった。可愛い顔して。
映画『ギラティナと氷空の花束シェイミ』ではまさかの恩着せがましいわがままな子が登場し、度肝を抜いた。でも何だかんだで可愛いから許す。
アニメではダイヤモンド&パールで登場したが、何とサン&ムーンでも登場。マオがカプ・レヒレの力で亡き母と再会し、再度お別れした後にシェイミが出現。彼女が一時的に保護していた。スカイフォルムになって旅立つときの目の感じからするに、そのシェイミの正体は恐らく……
Newポケスナでは公園に出現。スカイフォルムにはならないが、小さなポケモン達と仲良く遊ぶ様子が見られる。
No.493 アルセウス
ダマレコゾウ!
この世界を創造したポケモンとされ、ありとあらゆるものを超越した存在だという。HGSSではディアルガ・パルキア・ギラティナを生み出していた。そんなとんでもないポケモンが僅か10歳程度の子供が持つモンスターボールに入っていていいのか。
特性「マルチタイプ」で各種プレートを持たせるとタイプや姿が変わるが、ゴーストとドラゴンがとにかく見分けにくい。若干緑が入っている方がドラゴン、赤い方がゴースト。
アルセウス用のアイテム「○○プレート」はノーマル以外の全タイプに用意されているが、大体どの作品でも集めるのに一苦労する。特にHGSSとORAS、お前らは許さない。ちなみに登場時フェアリータイプは存在しなかったが、第6世代で「せいれいプレート」が追加され、フェアリータイプにもなることができる。
対戦では全種族値120と通常形態の中で合計種族値が最も高く、固有技「さばきのつぶて」も確かに強いが、ノーマルタイプのままタイプ一致先制技「しんそく」を軸に戦うことが多い。「つるぎのまい」まで入ったら最早先制技の威力ではない。これ以外にもできることは多いのでとにかく読めない。
HGSSのポケスロンでも最強で、もし大会があるなら是非とも禁止にしていただかないと不公平が生じる。あれは、ずるい。
ところが第7世代でウルトラネクロズマが登場し、種族値合計で上回られてしまった。もっともZクリスタルがなければこの姿になることが叶わないという制約はあるが。そして剣盾ではザシアンとザマゼンタもアイテムが固定される代わりにアルセウスと同等の合計種族値となる他、ムゲンダイナも敵専用形態「ムゲンダイマックス」で種族値合計が1000を突破する。これも時代か。
ちなみに「なぞのばしょ」バグでは行くことができ……なかったが、近年になって行ける方法が見つかってしまったらしい。
映画には2回登場し、『アルセウス超克の時空へ』では中の人が某黙れ小僧の人と同じだったことからミワセウスという通称がついた。本人の前世はピカチュウらしい。どういうことだ。『光輪の超魔人フーパ』では本編より公開前でとんでもないことが起きた。前売り券で何と「色違いのアルセウスが手に入るかもしれない」という仕様が発覚し大騒ぎになった。何故色違いが出ないようにルーチンブロックをかけなかったのか。ちなみに私は偶然にも引き当てている。
ポケモンカードでは自身の名前がついたカードを何枚もデッキに入れてよい「アルセウスルール」がある。エネルギー不足が気にならなければじゃんじゃん入れるといいのかもしれない。
新作アクションRPG『ポケットモンスターハンター ブレス・オブ・ジ・アルセウス』……じゃなかった、『ポケモンLEGENDS アルセウス』、こうご期待!
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最終更新:2021年10月16日 22:04