はっぴゃくきゅうじゅうはち > イッシュ

はっぴゃくきゅうじゅうはち

ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「ななひゃくにじゅういち」を25周年を記念して書き直したもの。
要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。
企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。
当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!?

感想対象

全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記)
ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記)
外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』)
『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
『みんなのポケモンスクランブル』
『ポケモンスナップ』シリーズ(全て)
『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY&Z』『S&M』『新無印』中心)
映画シリーズ(全て)
『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
『スマッシュブラザーズ』シリーズ
その他(『ポケモンマスターズ』など)

元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。
前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。

非対象

『ポケモンパネポン』
『ポケモンピンボール』
『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
『ポケモンレンジャー バトナージ』
『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
『ポケモンピクロス』
『ポケモンユナイト』

ポケモン分類法

フォルムチェンジ、姿違いは「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」としてあります。
例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目

ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。
また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。
例:トリトドン、ビビヨン

目次

No.494~649 イッシュ

No.494 ビクティニ

  • きゅきゅわわーん!
  • ビクティニ道場師範代。とある島に居を構えポケモン達のHPを鍛えるべく相手をする。たまに攻撃をこらえることでポケモンバトルの厳しさを教えてくれるぞ。
  • ……という、とてもじゃないが幻のポケモンとは思えぬ扱いを受けてしまった犠牲者(victim)。こいつの語源もしかしてそれなのか?
  • こいつが手に入る「リバティチケット」がBW発売から1ヶ月間無料で手に入った……はいいのだが、倒しても倒しても復活する仕様のせいでHPを鍛えるためだけに倒され続けるようになってしまったという。幻のはずなのにサンドバッグとは。
  • 対戦でもそんな扱いかと思いきや全くそんなことはなく、寧ろ固有技「かえんだん」、半固有技「Vジェネレート」で超火力をぶつけられる。初のほのお・エスパーで、種族値は6匹目のオール100。「Vジェネレート」はぼうぎょ・とくぼう・すばやさが下がるが自ら「トリックルーム」を使えば逆に加速する。
  • ただし「Vジェネレート」は第7世代まで配布限定で、しかも配布でレシラム・ゼクロム・キュレムの技までも獲得している。何者だこいつ。そしてそのせいで配布された個体の方が強く、「リバティチケット」を使って手に入るビクティニは道場師範代として半永久的に倒される定めになったという…… 剣盾になって漸く全個体に「Vジェネレート」が解禁されたが、だからといって道場師範代の処遇が改善されたわけではないのが悲しいところ。
  • 映画ではこいつの声に有名な声優兼歌手の起用で度肝を抜いた。だが2タイトル同時公開って一体何がどうしてそうなったのか。内容も普通だったし違いもそこまであるわけじゃないし何故にそんなことを。

No.495 ツタージャ

  • BW御三家の1匹。
  • きりっとした見た目の蛇さん。ツンツンしてそう。かわいい。
  • 攻撃系の能力は低く、BWシナリオは3匹中ぶっちぎりの難しさを誇る。まずヤグルマの森を突破できない。ジムでまともに戦えるのが5番目くらい。電気石の洞穴は洞窟なのにくさ半減祭り。すばやさは高いがこうげき・とくこうは何とチコリータ以下。おまけに周りのくさタイプが強過ぎてそいつに乗り換えられてボックス行きの末路もありえる。BW2は有利なジムが1つ増えてヤグルマの森がシナリオから外れたのはいいがそれでも楽になったかというと…… 「やどりぎのタネ」があるし「とぐろをまく」「せいちょう」などで粘れなくもないが。
  • ポケダンでもぶっちぎりの高難易度。遠距離技がほとんどないせいで近距離で殴り合うしかないがその攻撃技も足りないという。超ポケダンではボコボコにされた。選ぶんじゃなかった。ヒノアラシの次に好きな御三家なのだが……冒険ではとかく恵まれていない。可愛いしもう愛玩用でいいよね。

No.496 ジャノビー

  • 進化して鳴き声が色っぽくなった。BWで繰り出す度こいつ大丈夫かって思っていた。
  • 進化しても火力不足は変わらず、冒険では「やどりぎのタネ」「グラスミキサー」「せいちょう」がお友達状態。正直しんどいとしか言えない状態だった。勘弁してくれ。
  • ちなみにアニメではサトシがツタージャを捕まえているもののジャノビーに進化させておらず、伴ってこいつの知名度はうんと低い……

No.497 ジャローダ

  • 随分と高貴な蛇になりました。かしずいていいですか。分類もズバリ「ロイヤルポケモン」。
  • 足が退化したせいで移動はくねくねする羽目になる。元々蛇なのに足があった方がおかしいのだが……蛇足ってそういうことか。
  • 冒険での冷遇から一転対戦では恐ろしく強い。すばやさがかなり高く耐久もそれなり。ただしこうげき・とくこうは歴代でも一番の低さとなる。能力強化技が豊富で「へびにらみ」「やどりぎのタネ」「ひかりのかべ」「こうごうせい」などを駆使した持久戦が得意……だったはずが、ORAS期に隠れ特性「あまのじゃく」が解禁され突如「リーフストーム」をやたらとぶっ放しとくこうをぐんぐん上げるとんでもないポケモンに変貌した。ただしそれ以外の攻撃技に乏しいため、「サポート役が強力な自己火力増強手段を持っている」という立ち位置。それでもだいぶ強いが。
  • アニメでは正面絵が酷いことで有名になってしまった。横顔美人とはいうが流石にもうちょっと描きようがあったのでは……
  • ポケナガではモトナリのベストリンク。攻撃能力は低く、おまけに技が「リーフストーム」なので次のターンの火力が落ちる。防御や回避能力は高いのでモトナリとの相性がいい。
  • Newポケスナでは樹海に出現。その優雅な立ち居振る舞いに魅了される。が、おおきさ点が稼ぎづらいし向きも横が基本なので高得点を狙うのは大変。条件を満たすと技を放つが、これがまさかビビヨン出現のトリガーだとは。

No.498 ポカブ

  • BW御三家の1匹。
  • かわいい豚さん。燃え豚であり、萌え豚ではない。
  • BWシナリオはかなり有利に進められる。こうげきが高く物理技に強力なものが多い。「ニトロチャージ」を覚えてからかなり強くなり、暫く主砲として使っていける。ジムも比較的有利な相手が多く、洞窟のいわタイプも進化すれば寧ろカモになり、懸念材料のみずタイプも少ない。ただBW2になるとみずタイプも増えてくるので結構きつくなる。しかも最終ジムがみずという。
  • アニメではサトシがゲッソリしていた別トレーナーのポカブを保護している。出会い方がヒトカゲを彷彿とさせる。捨てたトレーナーに対するリベンジバトル中に進化した。
  • Newポケスナでは追加コースの荒野に出現。実はジャンプ力が物凄く高いことが判明した。

No.499 チャオブー

  • ポカブが進化することでかくとうがつく。あれ、この流れ前作でも見たような…… 進化と同時にかくとう技「つっぱり」を覚える。あれ、この流れ前作でも……
  • 流石に3作連続で同じ流れなのは寒い。年数にして9年間。いい加減別のタイプをつけてやれと言っていたら次回作で漸く叶った。
  • 「つっぱり」自体は非常に便利で、連続攻撃なので強化された「がんじょう」を物ともしない。だがこれ以外にかくとう技を自力で一切覚えない。わざマシンかBW2であれば教え技で補強せよということらしい。
  • なお、「ヒートスタンプ」はその昔系統固有技で、相手より重ければ重いほどダメージが増すが、こいつは中程度の重さしかないので微妙。しかも進化後も重いかと言われると……

No.500 エンブオー

  • 立派な大豚になりました。どっしりとした面構えでBWでは登場時にどしーんと衝撃が起こるのが特徴的。故に滅茶苦茶重いのかと思いきや150kgしかない。確かに重いといえば重いがもっと重いポケモンはいくらでもいる。うーむ。
  • 対戦では3作連続で同じタイプになったせいでバシャーモ・ゴウカザルの2匹に出番を取られがちになっている悲劇のポケモン。こうげき・とくこう・HPは高いがそれ以外が低く、特にぼうぎょ・とくぼうが低いせいでHPの割に耐えない。技自体は非常に多く、ほのおでは珍しくみず技「ねっとう」を使える他「もろはのずつき」「くさむすび」「ふいうち」などかなり器用。だがかくとう技は「インファイト」「とびひざげり」のどちらも覚えられない。しかも何が苦しいって反動技が地味に多いせいで攻撃を振るっても相討ちか、さもなくば次のターンこちらが不利になる。これで素早ければカバーリングも利いたのだろうが…… 一応隠れ特性「すてみ」で「フレアドライブ」や「もろはのずつき」を超火力でぶつけられるようにはなった。ただし倍率は1.2倍なので「もうか」+「フレアドライブ」には劣る。
  • そんな境遇から誰がつけたか「猿負王」。火力特化型という特徴がある分ダイケンキよりはマシなのだが。
  • ポケナガでは強力な範囲技「だいもんじ」を扱えるのだが……ヒヒダルマと被る上にあちらは「ししふんじん」で相手を倒す度に能力が上がるというチート級の性能を持つ。「ほのおブースト」でサポートできるが移動可能マスが少なくそれも厳しい。いかんともしがたいところ。

No.501 ミジュマル

  • BW御三家の1匹。
  • ミズではなくミジュな上にホクロが妙に癖になるせいでだいぶネタにされたポケモン。「たまらッコ」のネタもだいぶ広まってしまった。進化を経て救われるが。
  • お腹にある貝殻は「ホタチ」といい、これを使った技「シェルブレード」を武器とする。遊び道具ではないらしい。
  • BWシナリオではこの「シェルブレード」をレベル17で覚えてから覚醒する。みずタイプ自体が少ないため置き換えられることも少ない。ただ「れいとうビーム」の加入がクリア後になるためドラゴン対策には不十分。ただしサザンドラは最終形態の「メガホーン」で弱点を突ける。BW2ではクリア前に手に入るので安心だが最後のジムがみずタイプになるためジリ貧。ライバルも登場したため乗り換えられる可能性もある。
  • アニメではポッチャマの後継者としてギャグポジションになってしまった。やっぱりネタポケモンなのかこいつは?

No.502 フタチマル

  • 進化して髭が蓄えられてだいぶ凛々しくなった。ホタチは両手に持ち二刀流のようにして戦う。
  • ミジュマルの頃の面影がだいぶ薄れ若武者のようになったことで、反動で人気が上昇し、最終形態で更に驚かされることになる。とはいえホタチで戦う姿が似合うのにとくこうの方が高いのは一体どういうことなんだ。
  • 進化形共々同時期に出たポケナガによくマッチするポケモン。ただここでもホタチを使った「シェルブレード」ではなく「みずのはどう」だったりする。何たることだ。

No.503 ダイケンキ

  • 立派な武士のようになった……はいいが、ミジュマルの面影どこ行った。しかもラッコからアシカになった。どうなってるんだ。
  • ホタチはアシガタナと呼ばれる刀に変化し、これを使った攻撃が得意……なのだが、それにしては「シェルブレード」の威力低くないか。
  • 対戦では正直語ることに困る。確かに能力バランスはよくたくさん技を覚えてはくれるものの、みずタイプ自体が非常にライバルが多く、何をやらせてもそこそこにしか機能せず、所謂器用貧乏になりがちなのが凄く辛い。御三家で比べても物理特化にオーダイル、特殊特化にエンペルト、鈍足重量級にラグラージ、そして二刀流にゲッコウガとおり、何をさせてもこいつらの劣化気味になるのが本当に苦しい。しかも特性「シェルアーマー」を活用できる積み技が皆無。せめてタイプがもう1つ増えるかまともな積み技でもあれば……
  • ポケナガではモトチカのベストリンク。「アクアテール」で前方3マス攻撃に加えて相手を押し出すことができ、加えて相手を倒す度に「ししふんじん」で能力が上がる……が、同タイプには最強ポケモンギャラドスがいる上に技も被っている。攻めに特化するならこちらが一考の余地ありか。

No.504 ミネズミ

  • イッシュ地方の所謂序盤ノーマルなのだが、「さいみんじゅつ」でもかけてきそうな目つきが特徴。実際「さいみんじゅつ」を覚え、レベルが上がれば「いかりのまえば」まで覚える。特性が「にげあし」なら進化後に「はっこう」にもなる。
  • ……と、ここまで書けば優秀な捕獲要員なのだが、実際はヨーテリー一家に序盤ノーマル枠を奪われがち。1進化と2進化とでは大きな差があるのだった…… だが向こうが覚えない「いあいぎり」「フラッシュ」を覚えるので、秘伝その他便利技要員を専任させるのも手。

No.505 ミルホッグ

  • 進化したら顔立ちが強化された上に腕組までし始めた。偉そう。某鼠の国の住人に似たようなのいた記憶がある。
  • 対戦での性能はうーんという感じ。他の序盤ノーマルにない点が「さいみんじゅつ」くらいしかない。特性もあってないようなものだし、隠れ特性「アナライズ」も効果は強いがこいつは中速帯なので発動機会は多くない。
  • だがBWのアロエ戦では凄まじい威力の「かたきうち」をぶっ放しトレーナーに鮮烈な印象を植え付けてくれた。しかもエンカウントでは「みきり」で技のPPを削ってくる。やめてくれ。
  • そしてポケダンでは学校の教頭先生をしている。見た目通りというべきかプライドが高い性格。

No.506 ヨーテリー

  • 優秀な番犬の幼体。イッシュ地方の所謂序盤ノーマルの1匹。
  • ノーマルらしいバランスのよさで活躍するが、進化すると大幅に特性が変わるのが厄介なポケモンでもある。「やるき」が「いかく」に、「ものひろい」が「すなかき」に、「にげあし」が「きもったま」になる。凄くややこしい。よく確認しないと大変なことになる。特に「ものひろい」要員のつもりで序盤から連れていて気付いたら拾わなくなっておかしいなと思ったら……という事件が多発したとか。
  • アローラ地方ではアローラニャースをゲットしない場合の「ものひろい」要員。「あかいいと」を手に入れるためだけに大量に孵化して育てた覚えがある。
  • ちなみにBW2のチェレンの切り札はこいつ。

No.507 ハーデリア

  • 更に番犬っぽくなった。顔つきがどことなくジェントルマンに見える。
  • ヨーテリーの所でも書いたが進化後の特性に愕然とした人も多い。そしてこの系列は「とっしん」の習得レベルが異常に低い。そのせいで「いかく」を嫌って交代した先に「とっしん」が入って大ダメージ、というパターンもありうる。登場して早々「かたきうち」よりは良心的かも知れないが。
  • BW2でこいつの隠れ特性を粘るとなるとサンギ牧場の奥地かつ「なみのり」が必須になるのでかなり面倒。わざわざ出向いても出てこないこともあるし大変。

No.508 ムーランド

  • 立派なもふもふ犬に成長した。進化前から更にジェントルマンっぽいと思っていたらORASで本当に強化後ジェントルマンの手持ちになった。
  • シナリオで使う場合ミルホッグとの差は主に火力、耐久と「なみのり」なのだが、こいつの「なみのり」は犬かきでもしているのだろうか? ただしノーマル技は「とっしん」「かたきうち」が扱いづらく「かいりき」も「おんがえし」も分かりづらい所にあるため、最悪の場合「たいあたり」一本になることもある。
  • 対戦ではバランスのよさとノーマルタイプであるが故に一通りの仕事はしてくれる……のだが反面特徴がないのがややマイナス。ノーマル唯一の「すなかき」での運用も面白いが、かくとう弱点が被りがちなのが難点。
  • SM/USUMではポケモンライドでムーランドに乗れる。通常時に速く走れるためケンタロスの代わりになるだけでなく、しゃがんで臭いを嗅がせることで見えないアイテムを探すことができる。
  • 強化後のチェレンが切り札にしている関係で、ポケマスにおけるチェレンのバディ。
  • アニメではサン&ムーンにて老体のムーランドが登場し、何とアニメにて初となる「死」が描かれたことで話題となった。そしてそれに直面し深い悲しみを経験したサトシのニャビーは強く成長していくことになる。

No.509 チョロネコ

  • チョココロネではない。
  • Nが最初に連れているポケモンとして公開された。見た目があざと可愛い。パルレで更にあざと可愛い。隠れ特性は「いたずらごころ」でもうあざと可愛い。
  • BW期には四足歩行のように見えたが、映画での初登場で実は二足歩行だったと判明し、以降剣盾に至るまで二足歩行になっている。どうせならパンチとか覚えて欲しいものだが進化後の都合からか覚えない。覚えても猫パンチとかになりそうだが。それはそれであざと可愛い。

No.510 レパルダス

  • 猫が進化して豹になった。スマートでお洒落。残念ながら四足になってしまったのでパンチ技は使えない。
  • だがBW当初は殆ど注目されなかった。シナリオでもまともな一致技を覚えるのが遅く、他タイプ技もなく、対戦でも正直強いとは言い難く、ただシナリオで「ねこだまし」が鬱陶しいだけの愛玩動物だった。
  • BW2になって隠れ特性「いたずらごころ」が解禁されると、「ねこのて」を絡めた凶悪戦術で一躍その名を轟かせた。場が整うとこいつが出てきて「ほえる」「ふきとばし」をあろうことか先制で連打し始める。TOD(タイムオーバーデス:時間切れによる判定勝ち)の恐怖を世に知らしめた。流石に凶悪過ぎたのか「ねこのて」関連の仕様がXYで修正され、剣盾で技ごと廃止されたが、それでもまだまだ第一線。剣盾ではとある条件下で「まねっこ」を使い「トリックルーム」を先制で発動させる裏技も開拓された。図鑑通り「れいこくポケモン」である。

No.511 ヤナップ

  • 所謂3猿の1匹。BWでは最初にポカブを選んでいるとこいつを貰える。というか貰わないとジムが突破できない。とはいえくさタイプはライバルがたくさんいるため、貰った後に別のポケモンに乗り換えられる事例が多発することになる。
  • 3猿の中では真っ先に公開されているが、まさか残りが2匹もいてどれもこれも同じようなキャラデザインで、かつ使ってくるジムリーダーも三つ子でそれぞれ1匹ずつとは誰が予想しただろうか。
  • また3猿は揺れる草むらの中でのみ野生で出て来るが、このうちヤナップは稀に「オッカのみ」を持っている。一応他にクチートが持っているのでそっちを狙えば何とかならなくもない。
  • デントの切り札でもあり、アニメでも大体こいつを繰り出して色々頑張っていた。序盤ジムリーダーの性ではあるのだが如何せん戦力としてはどうなのだろうか。
  • ポケGOでは日本含むアジア限定種。

No.512 ヤナッキー

  • ヤナッキー、バオッキー、ヒヤッキー共通でカフェをイメージしてあるという。ヤナッキーはお茶を淹れるのに必要な葉っぱらしい。だが何も見た目被りで能力も全く同じにしなくても。
  • すばやさが最も高く、こうげき、とくこうが同じくらい伸びる。だがジュカインの壁が厚く、隠れ特性であれば特性までもが被る始末。一応「わるだくみ」「はたきおとす」等があるのでまだ戦えなくはないはず。だが「わるだくみ」に合う特殊技がタイプ一致以外に乏しい……

No.513 バオップ

  • 所謂3猿の1匹。BWでは最初にミジュマルを選んでいる場合こいつを貰うことができる。というか貰わないとジムが突破できない。ほのおタイプは中盤以降に出てくるようになるため、それまでに育っているかどうかでこいつの処遇が決まる。「やきつくす」を早期に覚えるが、滅茶苦茶強そうな名前なのに威力がBW当時で30だとは誰が想像しただろうか。
  • 3猿の中では目がうつろでどこかカッコつけていそうな見た目をしている。
  • また3猿は揺れる草むらの中でのみ野生で出て来るが、このうちバオップは稀に「イトケのみ」を持っている。PDW本格稼働前はこの実を求めてバオップを探したものだった……それ以前に何故そんなにきのみの入手難易度を高くしたのかという問題がある。BWが賛否両論と言われる部分の一端である。
  • ポケGOではヨーロッパ限定種。

No.514 バオッキー

  • ヤナッキー、バオッキー、ヒヤッキー共通でカフェをイメージしてあるという。バオッキーはお湯を沸かすための火らしい。だが何も見た目被りで能力も全く同じにしなくても。
  • 3猿全員がすばやさ101なのだが、何故この値にしてしまったのか。すぐ1つ上にとんでもない化け物がいる上にこいつは3猿の中で唯一こいつにタイプ一致技で弱点を突かれるというのに。
  • 更にまずいことに、こいつの場合ゴウカザルという能力や技はおろかモチーフまでも被っているとんでもないポケモンがいる。隠れ特性であれば特性までも被る始末。こいつ固有でできることは「あくび」「はたきおとす」「かみくだく」など。
  • だがモチーフ被りまで引き起こしたのが祟ったのか、2016年度ポケモン総選挙で最下位になってしまった。こいつの明日はどっちだ。

No.515 ヒヤップ

  • 所謂3猿の1匹。BWでは最初にツタージャを選んでいる場合こいつを貰うことができる。というか貰わないとジムが突破できない。シナリオ中でみずタイプが少ないせいか結構出番があり、そのまま秘伝要員にしてしまってもよく、3猿の中では優遇されている方ではある。というか他の2匹がライバル過多で埋もれ過ぎているだけなのだ……
  • 3猿の中ではニコニコしていて愛嬌がある。
  • また3猿は揺れる草むらの中でのみ野生で出て来るが、このうちヒヤップは稀に「リンドのみ」を持っている。だがケイコウオも持っているのでそっちを狙った方が早い。
  • ポケGOでは南北アメリカ限定種。

No.516 ヒヤッキー

  • (^ω^)ノシ
  • ヤナッキー、バオッキー、ヒヤッキー共通でカフェをイメージしてあるという。ヒヤッキーはお茶を抽出する水らしい。だが何も見た目被りで能力も全く同じにしなくても。
  • 3猿の中では一番まとも。高速みずタイプ自体がそこまでいない上にそいつらが覚えない「わるだくみ」を覚えられるので嵌れば強引に押し切ることも可能。何より隠れ特性「げきりゅう」持ちで最速である……というのはBWまでの話。XY以降ゲッコウガというとんでもないライバルの出現で一気に肩身が狭くなってしまった。「げきりゅう」の火力で勝負といきたかったが、あちらもUSUM期に「げきりゅう」を活用し始めたせいで立場がない。
  • ちなみにいつもニコニコしており、その状態で技も出すのでかなりシュール。そんな笑顔設定があるためか超ポケダンでは学校の校長先生に抜擢された。

No.517 ムンナ

  • 「おら!ゆめのけむりを出せ!(ムンナをゲシゲシする)」「やめたげてよお!」
  • ……というシナリオ中のムンナ虐待事件で一躍有名になってしまったポケモン。
  • 初代でNPCが言及した「ピンクで花柄のポケモン」が満を持して登場。
  • BW/BW2共に夢の跡地にしか出てこないが、BWで「シンクロ」を手に入れたい場合こいつが最も手っ取り早く外れも判別しやすいので「シンクロ」目的で捕まえる人が多かった。

No.518 ムシャーナ

  • ポケモンドリームワールドの主。本来「グローバルリンク」につなぐ役目を持つポケモンだったが、夢を見る機能はXYが登場して少し後に廃止されてしまった。
  • モチーフが分かりにくいがバクに近いらしい。初代バクモチーフのスリープ共々エスパータイプ。
  • 対戦ではシングルはランクルスの壁が厚いもののダブル/トリプルでは持ち前の耐久と絶妙な素早さ、有用性の高い技や特性で味方を支えることが可能……だったのだが、剣盾でブリムオンという強力なライバルが出現し肩身が狭い。あちらにはない特性「テレパシー」を活用したい。
  • ちなみに隠れ特性「テレパシー」はBW期に既に解禁されており、夢の跡地建物内の奥にある草むらから毎週金曜日に野生で固定シンボルとして登場する。このように3代目曜日ポケモンでもある。更に言えば特性「テレパシー」を持つ個体はBWで2種族しかいない「通常プレイ内で手に入る隠れ特性の個体」である。
  • ポケナガでは技が「ゆめくい」なのだが、技を1つしか覚えないせいで眠らせる方法がなければダメージを与えられない。一応特性で周囲のポケモンを確率で眠らせることがあるが。

No.519 マメパト

  • 所謂序盤鳥のはずなのだが歴代で最も登場が遅い。最初のジムよりも後って幾ら何でも遅すぎやしないか。
  • 当時とある国(きっと日本ではない。そういうことにしておいて欲しい)のとある首相が鳩のようだったためその首相になぞらえる人が多かった。難しい指示が理解できずとても忘れっぽい性格である辺りそっくりである。ついた渾名はルーピー。
  • そして歴代で最も技のレパートリーに乏しい…… 進化して改善されるかと思いきや、そういう所は裏切らないのがポケモンである。

No.520 ハトーボー

  • ハトーポーではない。
  • 進化してキジバトのようになった。ミルホッグ同様エンカウントで出てきては「みきり」で技のPPを削ってくる。イッシュの序盤組はそんなに見切りたいのか。
  • そしてこの辺りからこの系統の技のレパートリーが異常に少ないことに危機感を覚えるようになる。そしてこいつが事前発表されていたウォーグルに進化するのではないかという淡い期待はすぐに打ち砕かれることになる……

No.521 ケンホロウ

  • お前はもう、死んでいる!
  • 「北斗神拳がケンシロウ、ほっとくと死んでんのがケンホロウ」というネタが昔あった。
  • 実際こいつの性能はシナリオにおいてもかなり厳しいものがあった。何とひこう技をろくに覚えない。「ブレイブバード」も「ドリルくちばし」もない。フウロが繰り出してくるのにフウロがくれるわざマシン「アクロバット」を覚えないのはいかがなものか。結果「そらをとぶ」を使わないといけなくなる羽目に。能力自体はそこそこあるというのに。初代のポッポを彷彿とさせる……
  • 対戦では輪をかけて酷く、正直語るに落ちる。ひこう技にろくなのがない。物理技の威力順で上から「ゴッドバード」の次が「そらをとぶ」という。変化技もほぼ誰かと被っている。先輩にも後輩にもぶっ飛んだ性能の持ち主がいて、間に挟まれているのがこいつ。悲しみを背負い過ぎている。
  • それでも強化されないかといえばそんなことはなく、XYでは確定急所+「つじぎり」を手に入れて隣のワルビアルの特性を発動させるコンボが編み出され、剣盾になって漸く「ブレイブバード」を覚えてくれた。いや、遅過ぎる。
  • だがポケGOでは性能的に「ゴッドバード>ブレイブバード」なので、攻撃力が高く「ゴッドバード」が使えるこいつは寧ろ重宝されている。
  • またダイマックスアドベンチャーでも対ジガルデのサポート要員としては優秀な方で、「おいかぜ」「フェザーダンス」で攻防共に活躍できる。

No.522 シママ

  • 「ワイルドボルト」という物理でんき技と共に公開され、見るからにコリンクの後継者という触れ込みで登場したのだが、肝心のでんき物理技はレベル25まで覚えず、それまで特殊技で戦う羽目になる。苦行。むしろ物理ほのお技「ニトロチャージ」を早くに覚えるので、こちらを多用することになる。
  • 地味に「でんきショック」を覚えない。代わりに「でんげきは」を覚える。
  • こいつで「ひらいしん」の仕様が変わっていることに気付いてびっくりした人も多いだろう。だが物理技適性の方が高いのに「とくこう」が上がっても……というところ。

No.523 ゼブライカ

  • 「ゼブライカ?」「ウホッ、いいポケモン……」「よかったのか?ほいほいでんきを出して」「俺はいたずらおっさんだって食っちまうポケモンなんだぜ?」
  • 名前が色々ネタ方向で有名になってしまった。仕方ないね。
  • ステータスが物理寄りのはずなのに覚える技や特性は特殊寄り。そのせいでシナリオでも対戦でも結構使いづらい。どうしてでんき物理は揃いも揃ってちぐはぐなのか。
  • ちなみに隠れ特性「そうしょく」の場合「キノコのほうし」も「でんじは」も効かない鬼畜捕獲難易度のポケモンになる。特性を消す手段かタイプを変える手段があれば何とかなるが。
  • カミツレ様の切り札。ポケマスでも彼女のバディとして登場した。

No.524 ダンゴロ

  • イッシュのイシツブテポジション。だがタイプはいわだけ、特性も1つだけ……だった。
  • 登場したBW期に「がんじょう」が強化されたため、シナリオ上で非常に鬱陶しい存在になった。「どろかけ」で命中まで落としてくるのだから本当に鬱陶しい。
  • BW2でダンゴロばかり4匹使ってくるトレーナーまでもが登場した。名前もズバリ「ガンジロウ」。勘弁してくれ。
  • ちなみにこの「がんじょう」の仕様を利用して薬を大量に使うことで四天王を無理矢理突破することも可能。
  • 第7世代になって通常特性「くだけるよろい」が追加され、野生戦やトレーナーバトルでこの特性に悩まされることは少なくなった。

No.525 ガントル

  • 進化しても鬱陶しさは変わらず。「どろかけ」以外基本的にいわ技しか覚えないのが救いではある。
  • BWでは主にこいつが「かわらずのいし」を持っているので、手に入れるために野生のこいつを捕まえたり攻撃したりを繰り返した思い出。
  • ちなみにXYで隠れ特性のダンゴロ系列を捕まえる場合、ダンゴロの群れよりもガントルのサファリで狙った方が早い。というかダンゴロの群れは「どろかけ」のせいで判別が果てしなくめんどくさい。勘弁してくれ。
  • 第7世代になって通常特性「くだけるよろい」が追加され、普通の野生戦やトレーナーバトルでこの特性に悩まされることは少なくなった。
  • BW2ではノボリ兄さんが使ってくる。

No.526 ギガイアス

  • 名前が凄くカッコいい。そして見た目は妙にゴツゴツしい。ロボットアニメとかにいそう。そしてやっぱり「がんじょう」健在。文字通りシナリオの壁である。
  • エネルギーコアを体内に蓄積していて、赤い模様はそのエネルギーが露出したもの。そして体内から強力なビームを撃ち出すことができる。晴れた日にしか撃てないとのことだが、後述の理由からその機会は中々訪れない。
  • 対戦では技の揃いがあまりよくなく、ライバルに埋もれてしまう状態だったが、第7世代になって突如「すなおこし」が追加され、天候起動要員として抜擢された。バンギラスと比べられるが、あちらと異なり4倍弱点がなくすばやさも低いため、役割が大きく異なる。「トリックルーム」からアタッカーとして降臨させる戦法が分かりやすいか。
  • だが、「晴れた日にしかビームが撃てない」ことと「通常特性の1つに『すなおこし』がある」ことは大きな矛盾になっている。設定よりも対戦での性能を優先したが故の弊害である……
  • BW、BW2でタブンネ爆殺隊として活用していた。お世話になりました。
  • ポケダンマグナゲートではムンナの配下として活躍した。

No.527 コロモリ

  • モリィ!モリモリィ!
  • イッシュのズバットポジション。まずその見た目にびっくり、タイプにびっくり、新登場の技「ハートスタンプ」にびっくり、能力の低さにびっくり、進化方法がなつきでびっくり。妙にハートマークの鼻が癖になるポケモン。
  • シナリオで使ったけれど進化が30台後半になってしまった……どういうわけなのか道中でだいぶ瀕死にさせてしまったようで、申し訳ない気持ちになった。
  • Newポケスナにも登場するが、体が小さいため高得点が非常に狙い辛い。

No.528 ココロモリ

  • ズバット一家とは違った方向での進化。鼻のハートマークはそのまま残っている。可愛い。BWでのモーションは飛び方が少し不自然だったが、XY以降修正された。
  • 能力はすばやさが高い以外は恐ろしく低い……が、特性「たんじゅん」を活かして運を味方につければ多少なりとも戦える、やればできる子。能力を上げに上げまくって超火力「アシストパワー」だ!
  • 名前がハハコモリと紛らわしい。こっちが「ココロ(ハート型)」だ。

No.529 モグリュー

  • ドシドシフォー!
  • BWの図鑑画面で洞窟全般って書いてあるのにどこにもいないなあと思ったら土煙からひょっこり。モグラらしい出現方法に驚いたものである。
  • 初代モグラと異なりかなり攻撃的なポケモン。地雷要素は……アイテムが欲しい時に洞窟の土煙から出てきて鬱陶しい部分だろうか。
  • ポケナガでは技が「あなをほる」のせいで倒すのに時間がかかる。特にブショーやポケモンを勧誘する時に困ることになる。
  • Newポケスナではリバーに出現。体が小さいため大きさ点が狙い辛いが、コースのあちこちに出てくる上に仲間点が稼げるアクションも多く、意外と高得点が取れる。

No.530 ドリュウズ

  • 本気サブマスの手持ちその1。
  • BW/BW2ではシナリオ後半からクリア後にかけて進化前同様土煙の中から出て来る。ただアイテムを集めようと思った時に出てこられるのは迷惑。
  • こうげき・HPが高くすばやさもそこそこある。対戦では砂の申し子で、天候「砂嵐」時に特性「すなかき」で高いすばやさから超火力をぶつけてくる。カバルドンやバンギラスと仲良し。砂とのシナジーを捨てた特性「かたやぶり」も強力。登場時から剣盾に至るまでじめん・はがねの優秀なアタッカーとして前線を張り続けている。
  • だがはがねタイプなのに自力で覚えるはがね技は「メタルクロー」しかない。後付けタイプだからか。
  • 地味に「一撃必殺技を自力で2つ覚える」唯一のポケモン(つのドリル、じわれ)。遺伝でなら3つ覚えるポケモンがいる。
  • 実は思ったよりも小柄で体重も軽い。XYで見た時のサイズ感に驚いたものだった。
  • ポケマスにおいてノボリ兄さんのバディとして登場。戦アタッカーかと思ったらサポーターとして登場し度肝を抜いた。砂の起動役で、クダリちゃんのアーケオスと組み合わせると最強の2両編成が完成する。やっぱりサブマスはニコイチ。

No.531 タブンネ

  • 「おら! けいけんち だせ!」
  • BWで揺れる草むらに出てきてはポケモンに大量のけいけんちをくれるおかげで皆がこぞって狩りの対象にしてしまった悲劇のポケモン。プラズマ団がポケモンの解放を訴えるのもさもありなんといったところか。
  • XYで収まるどころかバトルシャトーのふりそでが高レベルのタブンネを出してくる。剣盾ではカンムリ雪原でレア枠として登場し、こちらを見ると逃げ出す上に倒すとけいけんちが大量に貰える。更にマックスレイドバトルでも倒すとけいけんアメ類が大量に貰える。やっぱりそういう役回りらしい。
  • 対戦では地味に「トリックルーム」や「シンプルビーム」などの変わり種を覚えるのでサポートに回せば結構強い。攻撃能力はお察し。

No.531 メガタブンネ

  • メガシンカして「けいけんちがどれだけになるのか」と思った人がいるとかいないとか。
  • メガシンカしてまさかのフェアリータイプ付与。だが「ムーンフォース」を覚えるわけではなく「マジカルシャイン」止まり、おまけに「ドレインキッス」は遺伝限定。うーんこの。そして特性は「いやしのこころ」だがダブルでわざわざこいつにメガシンカを渡してしまうのはもったいない気がする。うーんこの。
  • だがBW組唯一のメガシンカであり、タブンネのかわいさが更に強まった感じで好印象。

No.532 ドッコラー

  • 常に木材を運んでいるらしいポケモン。最初見た時大工のお兄さんかと思った。Nも使ってくるが、「奴」の印象が強過ぎて影が薄い。
  • マグナゲートでは便利な施設をドテッコツと一緒に作ってくれる……のだが、もうちょっと利便性に富んだものを作って欲しかったのが本音。
  • ポケGOでは何とレイドバトルまたはタマゴでしか手に入らず、最終進化に合計250ものアメを要求してくる鬼畜仕様のポケモン。交換すると50に減るが、それでも入手手段に乏しいため楽になっているかというと……

No.533 ドテッコツ

  • 進化したら鉄筋を担ぐようになった。文明の進歩だろうか。
  • ワンリキー一家よりも「ばくれつパンチ」の習得レベルが早いせいでトレーナーのドテッコツがいきなりぶっ放すことがある。止めてくれ。
  • 実はドテッコツが一番働き盛りで、ローブシンは隠居しているらしい。が、その設定が対戦で反映されることはない。
  • BW2ではクダリちゃんが使ってくる。

No.534 ローブシン

  • ゴンーーゴンーー
  • コンクリートの棒を2本抱え持っている。コンクリートの技術はこいつが教えたらしい。
  • カイリキーから更に火力と耐久を増強させた種族値を持ち、対戦ではそこから放たれるタイプ一致の体力吸収技「ドレインパンチ」と先制技「マッハパンチ」の組み合わせで多くの敵を薙ぎ倒してきた老兵。特性も3つ全部強力。かくとう単タイプでカイリキーと並び最強クラスの実力を誇る。「ビルドアップ」を積んだら物理ではまず倒せない。かくとう全体が弱体化してもこいつの需要は一定数あり、その強力さが窺える。
  • ただXY以降の技のモーションでコンクリートを広げてぐるぐる回るのが妙に面白い。
  • ポケナガではヨシヒロのブショーパワーをつけてこいつで「ばかぢから」をぶっ放すのが楽しかった。超火力一撃粉砕!!

No.535 オタマロ

  • それは、シッポウシティ博物館前での出来事であった。カラクサタウンで出会ったNが再び登場し、ポケモン勝負を挑んでくるという。望むところだと受けて立った私の目の前に現れたのは、まるでコラ画像のような顔をしたこのポケモンだった……

No.536 ガマガル

  • 進化して可愛くなるかと思ったらニヒル方向に進んだ。顔が妙に癖になる。
  • セッカシティにこれでもかというほど沸いているが、残りがチョボマキとマッギョというからもうシュール。ポケモンってこんなゲームだっけ。
  • 地味にじめんタイプが加わったので弱点が少なく倒されにくくなった。シナリオでも便利。

No.537 ガマゲロゲ

  • 見た目はシュールなまま。イボガエルモチーフの体におっさんのような顔つき。ラーメン詳しそう。
  • そして習得技や特性から本来こいつらはどくタイプだったんじゃないかという名残が幾つかある。技「どくづき」とか隠れ特性「どくしゅ」とか。
  • 対戦ではみずタイプなのに「れいとうビーム」も「ふぶき」も覚えないという謎仕様。物理みず技も何故か覚えなかったが、剣盾で漸く「アクアブレイク」を獲得した。「すいすい」アタッカーまたは「ちょすい」のみず封じが主戦術。「すいすい」の方は一回り小さくなったメガラグラージのような性能を持ち、中々強力。
  • ポケモンカードでは相手の「グッズ」を封じる効果を持つ技を駆使する凶悪なポケモンとして登場した。「アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!!」

No.538 ナゲキ

  • あまりに直球なデザインと序盤にしては破格のスペックでトレーナーを驚かせた武闘派その1。
  • ダゲキと対関係。BW/BW2では出やすい出にくいの関係だったが、XY以降は片方が出て片方が出なくなっている。
  • 分かりやすい耐久寄りの能力と後攻発動技や確定急所技で「耐えて返す」のが得意。だが同世代のローブシンとキャラが被ってしまうのが難点。あちらには先制技もあるし。
  • また名前が名前のせいで常に悲しんでいるのかと勘違いされることも。「ナゲキの壁」とか「ナゲキのロザリオ」とか。
  • なお、かくとうタイプなのに未だに「インファイト」も「ドレインパンチ」も覚えない。最大威力は「ばかぢから」という悲しみを背負う。やっぱりこいつ嘆いてるんじゃ?
  • 剣盾のマックスレイドバトルにおいては外れ寄りの当たり。攻撃技4つなのはよいが、ゴーストタイプに手も足も出ない。出てくるNPCを選べないので、ゴーストタイプのレイドの時にナゲキを引き当てるとこっちが嘆く羽目になる。特性のおかげで「いかく」と「ひるみ」が無効なのは救い。

No.539 ダゲキ

  • あまりに直球なデザインと序盤にしては破格のスペックでトレーナーを驚かせた武闘派その2。
  • ナゲキと対関係。BW/BW2では出やすい出にくいの関係だったが、XY以降は片方が出て片方が出なくなっている。
  • まさかの特性「がんじょう」持ちで物理に偏ったステータス。しかも育てると「インファイト」まで覚える。おかげでNもゲーチスもこいつでさっくり倒せてしまった。何ともバランスブレイカーなポケモン。
  • 対戦ではやはり「がんじょう」が強く、様々なアイテムと相性がよい。逆に相手に使われると厄介。無論それが四天王でも。

No.540 クルミル

  • タイプを見てパラスかよと思ってしまってごめんなさい。よく見たら意外と可愛い、ていうかこの進化系統皆可愛い。「むしのていこう」が同時に解禁されたので、そのイメージが強い。
  • こいつのまま育て上げることで「むしのさざめき」を覚えられる。

No.541 クルマユ

  • 進化してジト目になった。可愛い。しかも丸々とした体にもなった。超可愛い。
  • だがこれ以上技を覚えなくなる。なついていれば更に進化して技を新しく覚えるのだが、可愛いのでこのままでもいい気がしてくる。

No.542 ハハコモリ

  • 立派な親になりました。名前に「ハハ」だが♂もいる。
  • 対戦では「ようりょくそ」や「ぼうじん」といった特性で天候合戦に強い存在。だがくさもむしも半減されやすいのが苦しい。状態異常技もこれと言って覚えるわけではないし。しかも第6世代に追加された「ぼうじん」の効果が同時期に追加されたくさタイプの効果と全く同じというからもう泣くしかない。
  • 名前がココロモリと紛らわしい。こっちが「ハハ(お母さん)」だ。
  • アーティの切り札。ハハコモリの初見が彼のものだった人が殆どだろう。

No.543 フシデ

  • 最初見た時に気味が悪いポケモンだなと思った。一瞬コラ画像かとすら。家に出てきたら真っ先にスプレーかけそう。名前もポケモンらしくないし、何が由来なんだろう?
  • だがよく見ると初期形態からジト目。見ようによっては可愛い奴と取れなくもない。
  • クルミルと同期で出て来る場所も同じだが進化方法は異なる。

No.544 ホイーガ

  • 進化して丸くなりました。蛹形態ととれなくもない。
  • 某ピンク玉のゲームにこんな感じのキャラがいる。こいつも実際に転がったり相手を轢いたりする技を覚えるし親戚かもしれない。しかも隠れ特性がXYから「かそく」になった。どんどん転がり続けて速度が上がるというのか。恐怖の車輪である。
  • その昔「てっぺき」はこの形態でしか覚えられなかった。確かにあの進化形で壁を張れるイメージはあまり湧かないが。
  • ホミカの切り札。

No.545 ペンドラー

  • 名前や進化にメガはあれど、分類にメガがつくのはこいつとゴローニャくらいなもの。超巨大ムカデ。カビゴンよりでかい。しかも恐ろしく素早い上にXYから「かそく」まで手に入れた。あのラティオスより素早い。
  • 初期形態からのジト目と妙にぷにぷにしそうなお腹周りが癖になる。あと鳴き声も可愛い。
  • 対戦では特性「かそく」と「てっぺき」「つるぎのまい」「みがわり」などの技を「バトンタッチ」で引き継がせるか、自身が攻撃に回るかのどちらでも戦える。火力はそこそこ。
  • だが当初隠れ特性は「はやあし」で、こいつはどく状態にならず物理主体ポケモンなのでやけど状態とは相性が悪く、自力でまひ状態になるアイテムは存在しないため、活用するとすれば「ねむる」等と無理矢理組み合わせるしかなく、非常に使い辛かった。
  • 強化後ホミカの切り札。その関係でポケマスでは彼女のバディのホイーガがペンドラーに進化するようになっている。
  • Newポケスナにも登場するが、リクエスト「独沼の決闘」のクリア条件が非常に複雑で度肝を抜いた。サンドをボーリングの如く転がす必要があるって何なんだ。

No.546 モンメン

  • 進化前なのだが進化後より表情に乏しいのは何故なんだろう? 口にあたる部分も見当たらないし。
  • 元々B/B2限定だがW/W2でも交換で手に入る親切設計。
  • 凶悪特性「いたずらごころ」に衝撃を受けた人数知れず。案の定野生で「やどりぎのタネ」や「しびれごな」を先制でぶち当てられてイライラさせられること請け合い。
  • ちなみにデザインに羊の要素が入っているせいか、アニメでは鳴き声が「メー」だった。お前はメリープか。

No.547 エルフーン

  • @0ヮ0@<やあ!ボク、エルフーン! よーし!いたずらするぞー! うおりゃー! うりゃー! とりゃー! そりゃー! うわーーーーーーーーーー!! た、たすけてー…… なーんちゃって! ばいばーい! またあそぼーねー!
  • 3大好きポケの1体。まず進化前からだいぶ表情豊かに可愛くなってしまった。何だこの可愛いもふもふは。そして特性の1つが「いたずらごころ」。いたずらっ子設定なのがもう可愛い。バトルさせてもトラウマメーカーになっちゃうのが本当に可愛い。XYからちゃっかりフェアリータイプになっちゃった。ずるい可愛い。もうとにかく可愛い。もふもふもふもふ。とはいえ最初はそこまで好きではなく、寧ろジャローダさんに惹かれていたのでそっちを連れて行った。ハマったのはシャンデラと組ませて以降。場を制圧するのって楽しいね。
  • 対戦では「いたずらごころ」の圧倒的展開力で勝負する分かりやすいトリッキータイプ。くさタイプお馴染み「やどりぎのタネ」「みがわり」の他「アンコール」「おいかぜ」「うそなき」「てだすけ」「ひかりのかべ」「ちょうはつ」、果ては「トリックルーム」までやってのける。可愛い顔して。とくこうも最低限あるため攻撃技を入れてもよい。シングル/ローテでも強いが、特にダブル/トリプルで隣のテラキオンに「ふくろだたき」をぶつけてこうげきをどんどん上昇させるのが恐ろしく強い。ちなみに私は「アンコール」「うそなき」「にほんばれ」「ちょうはつ」を巧みに操るのが好き。
  • 第7世代から「いたずらごころ」の乗ったへんか技があくタイプに無効になったが、こいつはあくタイプの弱点を突けてしまう。その分攻撃面にも意識を向けないといけなくなったが。また「サイコフィールド」等先制技アンチの要素も増えたため、戦術が通用しない場面も増えた。それでも「絶対先制で場を操作する」性能が弱いわけがなく、ことダブルでは使用率が安定して高い。
  • だが「いたずらごころ」や変化技が存在しない場合、攻撃能力があまり高くないのが災いして活躍できない。ポケナガやポケGOにも出ているが、観賞用ポケモンの域を出ない……

No.548 チュリネ

  • 名前がチェリムと紛らわしい。こっちは進化前。
  • 元々W/W2限定だがB/B2でも交換で手に入る親切設計。
  • ♀しかいないので技の遺伝やボール厳選がちょっと面倒。進化形が進化形なので拘れるなら拘っておきたい。
  • スマブラFor3DSにもちゃっかり出現し、「フィールドスマッシュ」でファイターを眠らせてくる。早めに処理しないと大変なことになるぞ。

No.549 ドレディア

  • 可愛い可愛いお姫様。だがその正体はマイペースに舞を踊り続けるダンサー。キレイハナのポジションだろうか。
  • 対戦では「ねむりごな」で動きを止め「ちょうのまい」から「マイペース」+「はなびらのまい」で相手をボコボコにしてくる。効きが悪い相手には「フラフラダンス」で牽制だ。ただしフェアリータイプがつきそうでついていない。同期のエルフーンはついたのに。第7世代になって「ようりょくそ」+「おさきにどうぞ」でコータスの「はれ」+「ふんか」を先制で繰り出させるコンボが開発され、一躍注目を集めた。
  • ポケダンでは屈指のトラウマメーカー。遠距離から「ちょうのまい」か「フラフラダンス」のどちらかを使ってこちらに甚大な被害をもらたす。やっぱりここでもダンサー。

No.550 バスラオ(あかすじ)

  • イッシュでみずタイプが手に入りにくいが、その中でもよく出て来る類がこいつ……なのだが、何故か2種類いる。こちらは「あかすじ」で体のラインなどが赤い。
  • BWの段階ではどこがどう違うのか一切分からずじまいだった。特性も覚える技も同じだし。だがBW2になって特性に差が生まれるようになった。「てきおうりょく」と隠れの「かたやぶり」は共通だがこちらは「すてみ」を持つ。
  • 捕獲係数が異常に低かったり、それでいて自滅技を3つも持っていたり、孵化歩数が何故か最も多いタイプに所属していたりと、何かとイライラさせられるポケモンでもある。
  • 対戦ではみず単体はライバルがごまんといるので埋もれがち。肝腎の「てきおうりょく」も「ちからもち」マリルリの前に霞む始末。「みずびたし」中最速の座は第7世代でフローゼルに奪われた。剣盾ではフローゼルが出てこないので一応最速をキープしてはいるが。色々要素を詰め込み過ぎた結果破綻しているようにも思える……うむむむ。一応「すてみ」+「もろはのずつき」ができるようにはなったが、タイプは不一致。
  • ちなみに食べるとおいしいらしい。食用ポケモンなのだろうか。
  • この度進化形が見つかったようだが、原種からなのかリージョンからなのか、続報が待たれる。

No.550 バスラオ(あおすじ)

  • イッシュでみずタイプが手に入りにくいが、その中でもよく出て来る類がこいつ……なのだが、何故か2種類いる。こちらは「あおすじ」で体のラインなどが青い。
  • BWでは野生産、トレーナー産で赤と全く同じスペックを持ち、唯一トレーナーと交換でもらえるバスラオのみ特性が「いしあたま」だった。何故こいつだけ特性が違うのか長らく謎だったが、BW2になって野生産でのみ「いしあたま」が手に入るようになり、更にはXYで孵化でも「いしあたま」が手に入るようになったことで、要するに設定ミスだったのではないか説が濃厚になった。なお、「すてみ」の個体はポケモンバンクに送ると自動的に「いしあたま」に修正される。
  • ということでこいつは「特性が4つ存在するポケモン」だった。現在ではイワンコがこれに該当する。
  • 対戦ではみず単体はライバルがごまんといるので埋もれがち。肝腎の「てきおうりょく」も「ちからもち」マリルリの前に霞む始末。「みずびたし」中最速の座は第7世代でフローゼルに奪われた。剣盾ではフローゼルが出てこないので一応最速をキープしてはいるが。色々要素を詰め込み過ぎた結果破綻しているようにも思える……うむむむ。あおすじ専用の「いしあたま」は適用技が「すてみタックル」くらいしかなかったが、第7世代で「もろはのずつき」を覚えたため活用できるようにはなった。ただし不一致。
  • ちなみに食べるとおいしいらしい。食用ポケモンなのだろうか。
  • この度進化形が見つかったようだが、原種からなのかリージョンからなのか、続報が待たれる。

No.551 メグロコ

  • 目黒は全く関係ない。
  • ワニノコ一家以来のワニポケモン。サングラスのような目と黒のストライプが良デザイン。
  • あく・じめんの複合なので、BW/BW2共にこいつを捕まえて育てておくとカミツレ戦で優位に立てる。じめんが効かないエモンガはあく技で返り討ちだ。
  • ポケナガにも登場し、「どろかけ」で命中率を下げて来る面倒な相手である。
  • ポケGOではGOロケット団のリーダーを倒すと手に入るタマゴからしか手に入らないという稀少種の1匹。

No.552 ワルビル

  • 某所何とかさんではない。
  • 進化して二足歩行になった。BW/BW2では常に腕組をしている。
  • BW/BW2シナリオ中で相手としてよく出て来る上に「いかく」なのでかなり鬱陶しい存在。特にBWはみずタイプが少ないのでみず以外で対策する必要があるが、弱点技が結構物理に寄っているので面倒なことこの上ない。
  • ちなみに色違いは色が完全に反転し、サングラスのような部分からつぶらな瞳が見えてしまう。どことなく可愛い。
  • ポケナガではマサノリのベストリンク。

No.553 ワルビアル

  • 最終形態は異様に鼻が長くなってしまった。最早一本の太い棒である。色違いは茶系なのでこれが別の何かに見えてしまう。危ない。
  • 性能としては固有タイプで一部の相手に異様に強い反面弱点が多いため不安定。特性「いかく」が便利な上能力もとくこう以外それなりにあり、タイプ一致技も一通り覚えられるので性能自体は弱点を考えなければバランス型。上手く活用すれば強いことは間違いなく、実は2017年に世界制覇したこともある。またケンホロウと並ぶと「いかりのつぼ」の最大パワーが発揮される。
  • ちなみにBWシナリオでは「いかく」を利用してレシラムやゼクロムのすばやさ厳選に抜擢されることがあった。
  • ポケナガではマサノリのベストリンク。だがブショーパワーとの相性はあまりよくなく、別キャラに乗り換えられることも多い。
  • BW期のサトシの切り札は実はこいつである。

No.554 ダルマッカ

  • 「ダルダルマッカー!ダルマッカー!ダルマッカ弁当は要りませんかー?」
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』のこの台詞とダルマッカ弁当が妙に印象に残っている。可愛い。
  • 赤いダルマだからダルマッカ。可愛い。寝る時は手足をひっこめる。可愛い。鳴き声が「ポッポコピャー」って聞こえる。可愛い。仲間にするとやたらと強いんだけれど、特性「はりきり」のせいで攻撃が外れがち。可愛い。ポケナガでも滅茶苦茶強い。けれど可愛い。

No.555 ヒヒダルマ

  • 大きく……なっちゃったね……
  • ダルマと霊長類が合体してしまったようだ。それでも多少愛嬌が残っているのが救いか。
  • 登場時から恐るべき火力を誇るポケモンとして名を馳せ、恐るべき特性「ちからずく」+「フレアドライブ」はタイプ一致威力156とかいう化け物火力。毎ターン「ギガインパクト」をぶっ放しているようなもの。それでこうげきが異常に高く、食らえばひとたまりもない。だが現実は半減タイプがメジャーどころにわんさかいる上にすばやさも中途半端なので先手で殴られて倒されるか耐えられて返り討ちに遭うかのどちらか。小回りが利かないのは色々と不便。
  • 隠れ特性は「ダルマモード」。HPが半分以下になると動きが止まり、手足が引っ込んで青い達磨のようになる。能力は速攻物理特化から何と特殊型適性のバランス型に変化し、新たにエスパータイプもつく……のだが、速攻型からバランス型になったところで先手が取りにくくなるだけで、しかも物理型から特殊型へ適性が変化するのは育成方針が立てづらく活用しきれない。おまけにHPが半分以上になると元の姿に戻ってしまう。まるで使い所が分からない大外れ特性と言われている。ガラル種では通常の姿の純粋強化なので要はこちらが噛み合っていないだけなのだが。
  • ちなみに特性「ダルマモード」を持つ個体はBWで2種族しかいない「通常プレイ内で手に入る隠れ特性の個体」である。リゾートデザートの中にある古代遺跡の入り口に瞑想している青い達磨のような姿をした個体群がそれ。
  • ダルマモードの扱いは他のゲームでもまちまちで、ポケモンスクランブルでは通常ヒヒダルマとは別個体として登場。ポケダンシリーズでは隠れ特性の概念がないため未登場。ポケGOはまだ実装されていないが、恐らく別個体として登場すると予想される。
  • ポケナガではゲーム内最強格の特性「ししふんじん」で相手を倒すと全能力上昇+攻撃範囲が広い「だいもんじ」という化け物性能を誇り、特にシナリオクリア後で大活躍する。なおこちらにもダルマモードはいない。
  • アニメでゴウが捕まえたヒヒダルマは実は特性「ダルマモード」。リゾートデザートで実際にダルマモードになって瞑想していた個体だったため。

No.556 マラカッチ

  • 名前が色々怪しい雰囲気を醸し出しているが、きっと気のせいだ。
  • 麦わら帽子でも被ってルンパッパと一緒に南国にいそう。サボネアに次ぐサボテンポケモンなのだが、サボネアと異なり「すなあらし」を無効化できない。むしろ「晴れ」の時に素早くなる。炎天下には強いらしい。
  • だが「晴れ」で有利になるせいで他の「ようりょくそ」持ちと比較されがち。物理特殊どちらも行けそうなステータスなのが災いして技のレパートリーはちぐはぐ。残り2つの特性はみず無効なので何かしらのサポートはできそう。
  • 剣盾のマックスレイドバトルにおいては当たりNPCの1匹。2ターンかかる「ソーラービーム」を使いがちだが、それ以外の攻撃技は優秀。特性でみず技も吸収する。コータスが同時に出ていれば「ソーラービーム」を1ターンで使えるので安心。地味に「ちょすい」なのも○。

No.557 イシズマイ

  • イシマズイではない。「いしづまい」という名前の人でもない。
  • ヤドランに次ぐヤドカリポケモンだがこちらは岩をくりぬいて住処にしている。つぶらな瞳と小さな口でとても可愛い。
  • だがこの見た目で「がんせきほう」なんてものをぶっ放し、更には「からをやぶる」で覚醒する。実は結構おっかないポケモン。しかもそれをアニメで再現しようとは。

No.558 イワパレス

  • 進化してミルフィーユのような四角い岩を背負うようになった。おいしそうだが全部岩なので食べられない。
  • 縄張り争いは岩を壊された方が負けになるらしい。それがあってのことなのか某ゲイ動画のネタに結び付けられてしまった。仕方ないね。
  • 対戦では「からをやぶる」を軸にし、4倍弱点もない上に元の耐久が高いため一回決まれば高火力で暴れられる。だがタイプ一致技を両方半減されるはがねタイプにも注意。しかも同じいわタイプかつ同世代登場組でこの技を使い特性「がんじょう」まで被るアバゴーラの壁が立ちはだかる。微妙なすばやさの差で勝負したい。
  • 手加減サブマスの手持ちの1匹でもある。こいつを突破できるかどうかが勝負の分かれ目。

No.559 ズルッグ

  • ずぐ!ぐず!ずぐ?ぐぐ!
  • 初見ではタイプが分かりづらいポケモン。トカゲのような見た目だしドラゴンなのか?それともノーマル?蓋を開ければまさかのあく・かくとう。初の組み合わせかつエスパーを返り討ちにできるかくとうタイプということで話題を呼んだ。
  • ポケGOでは当初PvPの報酬限定で出現していたが、現在ではイベント等でも手に入るようになった。が、まだ通常出現はしていない。
  • アニメではサトシがゲットした初のあくタイプで、物凄く負けず嫌いな性格。

No.560 ズルズキン

  • ヒャッハー!
  • 進化してモヒカンのような見た目になった。脱皮した皮を常にずり上げながら持っている。やる気のなさそうなヤンキーにも見えるが、進化前から考えるにモチーフはもしかすると皮がむけて大きくなる……これ以上はいけない!
  • 対戦ではぼうぎょ・とくぼうがかなり高く、あく・かくとうの両タイプどちらにとっても珍しい持久戦を得意とする。「ビルドアップ」からの「ドレインパンチ」に何度泣かされたことか。状態異常をかけても「だっぴ」で治るし。かと思いきや「りゅうのまい」「とびひざげり」「もろはのずつき」で奇襲することもできる。ダブルでは「ねこだまし」「ファストガード」や特性「いかく」での牽制も可能。だがXYで突如フェアリーが4倍弱点になってしまった。

No.561 シンボラー

  • 最初見た時その異様な風貌に目を奪われた。ナスカの地上絵らしきものが飛んでいる。なんだこれは。そのまま名前もナスカ関連にした覚えがある。
  • 野生戦の時に「すなあらし」のダメージを受けなず何故だろうと思えば特性「マジックガード」という。そして設定が「古代都市を守っていた記憶を残し同じルートを飛び回る」という切ないもの。色々と度肝を抜かされたポケモン。
  • アンノーンのような目があるがアンノーンとの関連性は不明。
  • 対戦では無進化ゆえに能力が比較的高く、技のレパートリーも多岐に渡る。エスパーにしては珍しい「れいとうビーム」や「コスモパワー」「さいみんじゅつ」「おいかぜ」なども使いこなす。ただ今一つパンチに欠ける。
  • Nのこいつにボコボコにされたのは私だけではないはずだ。あの時点でこの高スペックはズルい。

No.562 デスマス

  • 先にデスカーンの方が公開され、その進化前はどうなるのかと思ったらデスマスクのモチーフだったという。だが名前が「ですます」って国語の文体か。
  • 常に自分のデスマスクを掲げては泣いているという。こいつ……人間だった……!? だがタマゴから普通にこいつが孵る。カラカラと同じ矛盾である。
  • アニメではこのマスクがデントに憑りつき暴れ散らしたことで有名。

No.563 デスカーン

  • 「デスカーンのタイプは何タイプですかーん?」というネタがカミツレ様からもたらされた。
  • 対戦画面でその姿が初めて公開され、初めて「デス」の名前を冠したことで話題を呼んだ。棺桶モチーフのポケモンで、金塊を好んで食べる。だがタイプはゴーストのみで、はがねタイプは入っていない。消化してしまっているのだろう。
  • 対戦では分かりやすい持久戦タイプで、体に触れられた相手の特性を強制的に「ミイラ」にする。だがこいつで有名なのはラッキーに「ガードシェア」をぶつけて超絶要塞を作り上げる通称「デスラッキー」だろう。一度嵌ったら絶対に抜け出せない。
  • ポケダンではマグナゲート以降ダンジョン内の「きんかい」を集めるデスカーンが登場している。「ゴージャス!」が口癖。

No.564 プロトーガ

  • イッシュの中でも名前と姿が覚えにくかった1匹。どこら辺がプロでどこら辺がトーガなのか? 後からプロトステガという亀がいたことを知るという。
  • 古代亀がモチーフなので初代以来のみずタイプ複合。イッシュで貴重なみずタイプなのでそのまま戦力になれる。
  • すばやさがやたらと低いがぼうぎょが異様に高い。そこから「からをやぶる」や「アクアジェット」も使える。最近の化石はやたらと好戦的らしい。

No.565 アバゴーラ

  • 進化前も覚えにくいが進化後も名前の由来がよく分からない。アバ?甲羅?
  • 対戦では「からをやぶる」で大胆に攻めるのが中心となる。「がんじょう」「ハードロック」「すいすい」それぞれ長所と短所があるので戦術に合わせて育成することになる。地味に「ワイドガード」を覚えるのでダブルやトリプルに潜ませる手もある。すばやさを上げる手段が多い反面元のすばやさが低いのが難点。
  • 超ポケダンではパートナーの居候先として頑固な年寄りぶりを発揮した。

No.566 アーケン

  • 始祖鳥がモチーフ。始祖鳥が飛べなかった説があるためか、ひこうタイプなのに飛ぶことができない。当然「そらをとぶ」は覚えない。
  • 進化後共々タマゴグループに何故か「水中3」が紛れている。みずタイプどころかみずが弱点なのにどこら辺が水中3なのだろうか?
  • ポケダンではデンリュウ調査団の一員として空を調査している……でもやっぱりここでも飛べない。「飛べずのアーケン」とまで呼ばれる始末。

No.567 アーケオス

  • 本気サブマスの手持ちの1匹(ただしマルチのみ)。
  • 進化して漸く飛べるようになったが、XYのモーションがどう見てももがきながら一生懸命飛んでいるようにしか見えない。飛べるようになったばかりで慣れていないのかもしれない。
  • 対戦では能力が矢鱈と高い反面デメリット満載の特性「よわき」を抱える両極端な性能。タイプ一致のいわ・ひこう物理技をぶっ放してブイブイ言わせたいが現実は先制技が横行してすぐ「よわき」が発動する始末。肝腎のひこう技もBW当時「アクロバット」が有名だったが、「ひこうのジュエル」が消滅したXY以降鳴りを潜めてしまった。始祖鳥の明日はどっちだ。
  • ポケマスにおいてクダリちゃんのバディとして登場。問答無用の砂アタッカーで、特性「よわき」は「HPが半分以上の時に技威力上昇」という効果に切り替わっている。それは最早「つよき」ではないか。天気がすなあらしの時に能力や一部技の性能が上昇し、さらに得意技が全体攻撃。流石はダブルの申し子のバディポケモン。そして砂の起動役として最適なのがノボリ兄さんのドリュウズ。やっぱりサブマスはニコイチ。
  • ちなみにこのポケモン、アーボを抜き去って五十音順の1番目に来るポケモンでもある。

No.568 ヤブクロン

  • ゴミ袋が化学変化を起こして誕生したのだという。イッシュは都会だからゴミ袋がたくさんあるということなのだろう、何故かヒウンでなくライモンの周辺に生息しているが。そして手のように見えるのはゴミだったりする……
  • ちなみにタマゴグループは何故か「鉱物」である。……鉱物!? 元々が産業廃棄物、つまり金属系のゴミだったからなのだろうか。

No.569 ダストダス

  • ゴミが進化してもゴミにしかならない本物のゴミポケモン。その露骨なデザインゆえに議論を呼んだ。見方によっては某ジブリ映画の生き物に見えなくもない。
  • ぶっ飛んだ能力の持ち主が多いイッシュにしては控え目なスペックで、対戦では「ステルスロック」をばら撒いた後に「くだけるよろい」で素早くなってから「だいばくはつ」などをやっているが如何せん地味。
  • 剣盾では何と初代・第8世代・メルメタルを除いて唯一キョダイマックスを獲得することとなった。専用どく技「キョダイシュウキ」の効果は「相手全体をどく状態にする」というもの。場面が噛み合えば強いかも知れないが、どく技の威力が謎のバランス調整の煽りを受けて下がっているのが悲しい所。
  • 手加減サブマスの手持ちの1匹でもある。オリーヴの切り札でもあり、上記キョダイマックスを使ってくる。

No.570 ゾロア

  • おいら、ゾロアだゾ!
  • 映画で初登場したちんまりとした可愛い狐さん。だがあくタイプでありイリュージョンの使い手でもあるので油断禁物。騙した時のにひひと笑う顔が凄く可愛い。が、映画での声が某ハムスターが主役のアニメの主人公にしか聞こえない。へけっ。
  • 入手方法は中々鬼畜で、BW当初は進化形共々前作の映画関係配布物を送らないと手に入らない限定ものだった。それなのに一般ポケモン扱いというのだから何とも度し難い限り。BW2になって「Nのゾロア」をNPCから手に入れることで初めて同一世代内での入手ルートが確立された。
  • なお後発作品では普通に野生で出てくるので安心。しかもXYでは何故か進化後の方が出てくるという。

No.571 ゾロアーク

  • 可愛らしい見た目をしていて、とても素直で人懐っこく、皆から愛されるポケモン……んなわけあるか!!
  • 騙し騙されが身上の、存在そのものがトリックスターなポケモン。登場時に味方の一番後ろにいるポケモンの姿や性別までそのまま映す。能力や特性(特に発動するタイプのもの)までは真似できないので、よく考えないと一瞬で見破られること請け合い。攻撃されると元に戻るが、その間に主導権を握れば大勝利。自身もあくタイプらしい「ちょうはつ」「ふいうち」や奇襲に最適な「カウンター」等、トリッキーな技を揃える。
  • 系統専用技に「ナイトバースト」があったが、後に何故かあくタイプに関係ないルナアーラも覚えるようになった。高い威力と共に命中率を下げられる貴重な技でもある。
  • ポケナガでも別のポケモンに化けるだけでなくトレーナー本人も別のブショーに化ける……が、特性を変えることができ、特性が変わると化ける能力は失われてしまう。
  • なおBWではNも使ってくるが、ギギギアルに化ける関係上かくとう技で一瞬で葬られてしまうこと請け合い。後にUSUMにてグラジオがタイプを変化させたシルヴァディに化けるという芸当を見せるが、Zワザを発動すると自動的にイリュージョンが解除されてしまう。うーんこの。そしてORASのカゲツさん、あく統一でゾロアークは意味ないんですが。

No.572 チラーミィ

  • 「ぐふぐふぐふ!」という謎の鳴き声をするポケモン。あれ?実際は「ぽわんっ」って鳴いてた、ような?
  • 名前が「チラ見」だし、BWで博士が出してきて実際にチラ見しているし、BW2で初めての隠し穴にも出てきたし、その上さっきの鳴き声だし……と、何かと話題になったポケモン。
  • 技「スイープビンタ」と共に公開された。「おうふくビンタ」のようなファンシー技に見えたが、まさかこの技がチラチーノの生命線にして超強力な技であると誰が思ったか……

No.573 チラチーノ

  • 進化しても可愛いのでただの愛玩動物かと思いきやさにあらず。
  • 対戦では特性「テクニシャン」ないし「スキルリンク」から放たれる「スイープビンタ」が凄まじい火力を叩き出す。しかも何故か「タネマシンガン」と「ロックブラスト」を覚えられる。お前どこからそんなものを取り出してるんだ。剣盾では何と「トリプルアクセル」まで手に入れた。連続技マシーンかよ。これを嫌って迂闊に防御系統を高めようものなら「アンコール」が刺さる。ダブルでは「おさきにどうぞ」を天候抜きで最速でぶっ放せる。油断しているととんでもないことになりかねない。ポケモンは見かけによらないものである。
  • ただし外伝作品で活躍できるかというと……少なくともポケダンでは強いが、それ以外では何とも。

No.574 ゴチム

  • 初期形態なのだが、最終形態が先に公開されているため進化前だとすぐ分かった人が多いという。
  • ムチュールを彷彿とさせる見た目だがどちらかと言えば目の力の方が強い。氷も使わない。♀が多い種族だが♂も存在する。この見た目で♂がいるのが違和感満載だがサーナイトやミミロップにも♂がいるし別に問題はない、はず。

No.575 ゴチミル

  • どことなくキルリアを彷彿とさせるが、あちらより♀イメージが強い。実際に♂♀比率は♀の方が高い。
  • BW2期にこの系列の隠れ特性「かげふみ」が初めてこの種族で解禁された。そのため進化させず敢えてこちらの姿のまま使用するトレーナーも中にはいたという。ゴスロリは正義。ただし当時配布された個体は♂だった。ウホッ。
  • ポケナガではガラシャのベストリンク。進化後が大外れと見なされているのでこちらでもこの姿のまま戦う人もいた。

No.576 ゴチルゼル

  • BW発売前にこの種族が最初に公開された。最初サーナイトの偽者かと思ってしまった。
  • よりゴスロリが強調されたが、唇と目が妙な違和感。空間を歪めて星を見せるという天体のモチーフも入っている。未来を予知するところはサーナイトと共通。
  • ゴジカさんに似合いそうだが使ってこない。
  • 対戦では当初こそ目立たなかったものの、BW2期に特性「かげふみ」が解禁されたことで一躍第一線に躍り出た。ソーナンスと違い技が豊富で耐久もそれなり。剣盾では遂に「ねこだまし」「ふういん」まで手に入れ詰み性能がさらに強化された。これのせいでサーナイトの立場が一時かなり厳しいものになってしまった。ちなみに地味に「あくのはどう」や「わるだくみ」を覚える。お前あくタイプか?
  • なお、XYにて第2特性「かちき」が実装されたが、「かげふみ」が強過ぎるせいで見かけることはほぼない。
  • ポケナガではガラシャのベストリンク。「みらいよち」を持つが……何とこの技で倒すと相手が仲間にならない。このため大外れポケモンの1匹とされている。哀しいかな。

No.577 ユニラン

  • 初期形態なのだが、最終形態が先に公開されているため進化前だとすぐ分かった人が多いという。
  • 受精卵モチーフらしいというちょっと危ない感じのポケモン。ただそれすらこんな水饅頭やらゼリーやらにしてしまうデザインセンスには脱帽を禁じ得ない。鳴き声もぷにぷにしてる感じだし。
  • 特性の1つ「ぼうじん」がほぼ外れ扱いという悲しみを背負ったポケモンでもある。現在でも「かえんだま」と「まもる」があれば「ぼうじん」の役目はほぼ果たせる。

No.578 ダブラン

  • 進化……というか、受精卵から成長したと言った方が正しいのだろうか。
  • 何気にとくこうが進化後と同じ値というのが驚き。そのためこいつのエスパー技はシナリオでも食らってはいけない部類。強烈な一撃でHPをごっそり持っていかれる。

No.579 ランクルス

  • ゴチルゼルと同じくこの種族が最初に公開された。胎児モチーフらしいがぷにぷにしていてとても可愛い。デザイン次第でこうも可愛くなるのかと。
  • 設定上は拳の力が強くなっているらしいが、別にこうげき種族値が爆発的に上がったわけではない。ちなみにとくこうは何と進化前から変動していない。
  • 対戦ではとくこうや耐久が高くすばやさが低め。かつ「マジックガード」が強い。「トリックルーム」を使うか普通に戦うか、アイテムも火力増強か状態異常対策か、といった具合で戦略の幅がかなり広い。似たような耐久エスパーであるムシャーナときちんと住み分けができているのも優秀。だが剣盾で特性は違えど似たような役回りのブリムオンが出てきており、差別化に苦慮することに。
  • こいつもサーナイトの立場を危うくした1匹。とくこう種族値が同じで耐久が上なのは色々と意識しすぎではないのか。

No.580 コアルヒー

  • 本来「醜いアヒルの子」がモチーフだったはずが、進化後が先に公開されてしまったのでモチーフが台無しになってしまった感のある残念なポケモン。出現方法もBW/BW2では「空から橋に飛来してくる」というかなり分かりづらいものだった。XYで草むらから普通に手に入るようにはなったけれども。
  • ちなみにBWでミジュマルを選んでいない場合オタマロの次に手に入るみずタイプはこいつ。「そらをとぶ」と兼任したい場合はかなり重宝する。
  • Newポケスナでは公園コースに登場。空を飛ぶ練習をする貴重な姿が見られる。

No.581 スワンナ

  • 本来「醜いアヒルの子」がモチーフだったはずが、進化後のこいつが先に公開されてしまった。どうしてこうなった。「醜いアヒルの子が白鳥になる」というストーリーを強調して欲しかった。名前も「座んな」だの「すまんな」だのネタにされるし。ちなみに同時に公開された技が「ぼうふう」だったりする。
  • 対戦ではみず・ひこうの中で最もすばやさが高いが、100に届かないのは一体何の意図があってのことなのか。「ぼうふう」は覚えるのに「ハイドロポンプ」を覚えないし。今一つ足りていない感じのあるポケモン。
  • ポケダンマグナゲートではカフェのママさんをしていた。
  • Newポケスナでは公園コースに登場。その優雅な姿や喜びの舞で写真映え抜群。

No.582 バニプッチ

  • 小さなバニラアイス君。この進化系列のデザイナーはイギリス人で、初めて日本人以外がデザインしたポケモンの1匹。実においしそうなアイスクリームそのまんまで、デザインがド直球だが今では結構しっくり来る。吐く息が可愛い。
  • 元々BWでは冷凍コンテナにいたが、BW2でそこが潰されてからは姿を見せなくなってしまった。他の地域にはたくさんいるようだ。
  • 何気にBWでは歴代でも「バッジ4個時点」というかなり早くに手に入るこおりタイプ。他のシナリオだと大体バッジ6つか7つは必要。ちなみに剣盾では運がよければワイルドエリアでバッジがなくても手に入る。
  • ポケGOで初登場した時非常に捕獲率が低く問題になった。レベル1でも確定でゲットできるとは限らないのは流石に低すぎる。後に修正が入ったようだ。

No.583 バニリッチ

  • 進化して大きくなり、バニラアイス感が強まったが、色を間違えたらとんでもないことになりそう。
  • こおりからタイプが増えず、こおりとノーマル以外の技を中々覚えない。代替ポケモンも見つからない。とはいえこおり自体はシナリオでもそれなりに強い方だし、残り2匹のとんでも具合に比べればこの一家はまだマシだろう。
  • なおBW2では進化前が出ないのでこの一家を使いたければ必然的にこいつを捕まえることになる。
  • ダイマックスアドベンチャーでは対ジガルデの攻撃役として何度もお世話になった。先手を取られるのでサポートは必須。

No.584 バイバニラ

  • バ~ニラ♪ バニラ♪ バ~ニラ♪ Foo♪ Foo♪ バ~ニラバニラで猛吹雪~♪
  • バニラアイスが進化したらツインになった。お前はマタドガスか。
  • 対戦ではまさかのこおり単タイプ。まさかの「ミラーコート」。まさかの先制技「こおりのつぶて」が遺伝のみ。まさかのすばやさ79。色々まさか過ぎてどこから突っ込めばいいか分からない。能力配分も中途半端で技も少ない。「種族値合計が強さに直結するとは限らない」という理論の例としてよく取り上げられた過去があった。
  • だが第7世代で突如特性「ゆきふらし」を獲得。これにより天候始動要員としての道が開けた。アタッカーにしてもよいが、剣盾では「オーロラベール」の始動役としても見出されている。「だいばくはつ」でそのまま後続に繋げられるのはアローラキュウコンにはない強み。
  • 「ゆきふらし」の衝撃で忘れがちだが、隠れ特性「くだけるよろい」は第7世代からすばやさが2段階も上がるようになっているので、物理を受けて超速アタッカーに化けることもできる。出世したものだ。
  • Newポケスナでは雪原に出現。こちらの様子を窺うような仕草を見せたりクレベースに驚いて逃げ去ったり寝ている所を起こすと半目開きでウロウロしたりする。とても可愛い。

No.585 シキジカ

  • 最初見た時手塚作品に出て来るのかと思った。そしたら季節で姿が変わるというまさか過ぎる設定だった。その設定のせいでXY以降野生では春しか出てこず姿を変える手段がなくなってしまう事態に。
  • 特性「そうしょく」をこいつで知ってびっくりした人も多いだろう。「キノコのほうし」では眠らないので捕まえるのに苦労する。
  • 超ポケダンのシキジカちゃんで元々高かった株が更に上がった。「とびげり」で次々と相手を蹴り殺すとんでもない一面も披露してくれたが。
  • ポケGOでは設定を反映して、実際の季節に合わせて姿が変わって出現する。ただし一度ゲットして以降姿を変えることはできない。
  • Newポケスナでは季節をテーマにした樹海エリアに生息。季節ごとに仲良くしているポケモンが異なる他、何と4つのすがたが同時に見られる場所もある。リクエスト「迷子のシキジカ」は必見。

No.586 メブキジカ

  • 進化後がオドシシと妙に被る姿になった。頭の草木が季節によってこれでもかと姿を変える。個人的には秋と冬が好き。シキジカの例に漏れずXY以降の野生のシキジカを進化させると春の姿にしかならない。
  • 半固有技「ウッドホーン」は根を押し付けて体力を物理的に吸収するという結構えぐい技。
  • 対戦ではBW期に大活躍を見せていた。こうげき・すばやさが高く、かつ「ようりょくそ」で「晴れ」ですばやさが上がり、更には「しぜんのちから」で「じしん」を使えたことからほのおタイプなども倒せた。
  • だがXY以降通信対戦でこの技は「トライアタック」になってしまいその役目を奪われてしまった。というか普通に「じしん」を覚えて下さい「とびげり」だと外れて怖いです。
  • 隠れ特性「てんのめぐみ」は対象となる技が殆どなく外れそのものだったが、ORASで漸く「ひみつのちから」が加わったのでマシになった。
  • ポケGOでは設定を反映して、実際の季節に合わせて姿が変わって出現する。ただし一度ゲットして以降は姿を変えることはできず、進化した場合でも進化前の姿を継承する。
  • Newポケスナでは季節をテーマにした樹海エリアに生息。基本的にシキジカの親ポジションで、遊ぶシキジカを見守っている他、何と4つのすがたが同時に見られる場所もある。リクエスト「迷子のシキジカ」は必見。

No.587 エモンガ

  • イッシュのピカチュウポジションなのだが、BWシナリオ上ではイライラメーカーとして有名。
  • カミツレ様が繰り出すこいつに「ボルトチェンジ」で逃げられまくり、草むらではタブンネ狩りの邪魔をし、しかも迂闊に攻撃しようものなら「せいでんき」を発動させてくる。可愛い顔してやることなすことえぐい奴である。
  • BW2の黒の摩天楼・白の樹洞でも接触技をぶつけようものならすかさずこいつの「せいでんき」が発動して酷い目を見る。勘弁してくれ。
  • 対戦ではあのガブリアスを1だけ抜き去る絶妙なすばやさを持ち、「アンコール」で行動を制限する。隠れ特性「でんきエンジン」があればでんきも無効。やればできる子である。
  • ポケダンマグナゲートではよき兄貴分としてお世話になった。
  • ちゃっかりスマブラFor・SPにも出ていて、ミアレシティにステージ背景として登場している……はずなのだが、Forではいくら探しても見つからないため、実質SPから登場ということになるだろうか。
  • Newポケスナでは何とあるコースにてエモンガに乗れてしまう。ファンは一度体験すべし。

No.588 カブルモ

  • カブトムシのような見た目だが元ネタはマイマイカブリという別の虫。カブトムシに見えるせいで「メガホーン」を覚えたりするけれども。
  • 進化方法が「チョボマキと同時に通信交換する」というかなり特殊なもので、アニメでもそのような進化方法だった。だがまさか妹がミラクル交換で実現させてしまうとは。
  • なお、ポケGOでは普通に進化できるが、アメが200個も必要。ただし別の人と交換した個体であればアメは不要。本編と異なりチョボマキと交換する必要はない。

No.589 シュバルゴ

  • ぶるぁぁぁぁぁ!! 貴様ら、こんな所で長々と何をしている? 晒せぇ!(ダブルニードル) 真っ二つだ!(シザークロス) 微塵に砕けろ!(アイアンヘッド) 効かんなぁ!(ファストガード) それで攻撃のつもりか!(まもる) 甘い!(カウンター) サイコクラッシャー!(ドリルライナー) アイテムなぞ使ってんじゃあ!ねええええええ!(はたきおとす) 貴様の死に場所はぁ!ここだあああああああ!!(メガホーン)
  • 進化したら立派な騎士になった。謙虚なナイトのネタが尽きない。もう片方の進化先が丁度忍者なのも何かの縁か。汚いなさすが忍者きたない。
  • だが私が思ったのは「イメージボイスは若本」だった。その結果こんなことに…… より若本らしくするためにわざわざ知り合いにお願いしてダークボールの隠れ特性持ちカブルモ♀を捕まえてもらったくらい。
  • 対戦では確かに強いが、攻撃一辺倒の前のめりな技しか覚えられず小回りが利かないのが弱点。同じタイプのライバルが強過ぎるだけともいうが。
  • 4倍弱点を突かれると大体即死するので「馬鹿な……有り得ん!有り得んぞ!!」ができる。

No.590 タマゲタケ

  • 小さなキノコだがモンスターボールのような模様がある。このサイズならモンスターボールと間違えかねないなと思った。それで胞子までばら撒くんだからたまったもんじゃない。
  • BW2でかくしあなでもモンスターボールに擬態して潜んでいるためかなりうんざりした思い出。特性「さいせいりょく」は実戦的だから損はないが。
  • 「キノコのほうし」の習得レベルがこれまた高い。キノココと違い進化しても覚えるのは安心だが。

No.591 モロバレル

  • 大きくなったがばれるようになってしまった。名前もそのまんま。ただ大きさはマルマインより小さいから意外とばれないんじゃないか?
  • 対戦ではシングルでは目立たないが、ダブル/トリプルでは「いかりのこな」「キノコのほうし」が強力で、超絶耐久と便利な特性を盾にパーティのサポートを手がける超実力者。すばやさも低いので「トリックルーム」も何のその。ダメージを受けても引っ込めれば「さいせいりょく」で元通り。怖いメガシンカポケモンだって「ゴツゴツメット」で返り討ちだ。
  • どうでもいいがダンスがフルフルしていて面白い。

No.592 プルリル

  • 透き通るような見た目の可愛いクラゲさんと思いきや、ゴーストタイプがついて腕で獲物を捕まえて海中に引きずり込むおぞましいポケモン。こんなのがうようよしているイッシュの海は大丈夫なんだろうか。
  • ♂♀で色や顔が全然違う珍しいポケモンでもある。進化前は♀の方が好み。進化前は。
  • ポケGOでは「♀が野生出現、♂はPvPリワード限定」という区別がなされている。
  • Newポケスナではそのおぞましい生態が存分に生かされたのか、獲物となる魚ポケモンを抱えて喜ぶ姿が目撃されている。恐ろしや。

No.593 ブルンゲル

  • 海の幽霊である。ただし星が降る夜に会えるとは限らない。思いがけず光るわけではない。その正体は何と2mを超える超巨大クラゲ。ドククラゲよりもでかい。
  • 進化前より更に図鑑説明がえぐくなった。最早殺戮クラゲなのだが本当にイッシュは大丈夫なのか。
  • ♀の顔がそこはかとなくシュール。どうしてこうなった。♂も♂で某ポテトチップスのキャラクターに似ている。
  • 対戦では優秀なタイプと耐久力、「じこさいせい」「おにび」などを武器に持久戦を展開する。攻撃されても「のろわれボディ」で技封じ。はたまたアイテム「こだわりスカーフ」もしくは技「トリックルーム」で先手を取って威力150の「しおふき」をぶっ放すこともある。中々のトラウマメーカー。
  • そしてポケダンでは「あやしいかぜ」の全体攻撃をやってのける。ポケダンのゴーストは揃いも揃ってトラウマメーカーばかり。
  • だからなのか隠れ特性は大外れの「しめりけ」。ゴーストタイプだから爆発技は元から無効なのだ……
  • シズイの切り札。

No.594 ママンボウ

  • 最初見た時にラブカスの進化形だと思った人数知れず。どうして進化させてやらなかったんだ。
  • ママと名がつくが♂も同じ姿。
  • 対戦では圧倒的なHPを盾に「ねがいごと」で後ろに繋げたり「みずびたし」から「どくどく」をばら撒いたりと持久戦が得意。変わり種で「ワイドガード」なんかも使える。現実世界のマンボウは死にやすいというのに。
  • Newポケスナではプルリルに抱きかかえられて喜んでいた。 ……お前今から死ぬんだぞ?

No.595 バチュル

  • ばちゅ!ばちゅばちゅ!!
  • ディグダを抜き現在最も小さいポケモン。蜘蛛がモチーフなのにもかかわらずつぶらな瞳で凄く可愛い。何故「つぶらなひとみ」を覚えられない。しかも自力で発電できないという。可愛い。そしてこいつは初のむし・でんきタイプ。可愛い。
  • 特性「ふくがん」が便利なように見えて、こいつの時点では「かみなり」を覚えられない。そのため進化させられる場合を除いて専らアイテムハンティング用としてひんしにされること多々あり。ごめんよ。
  • Newポケスナではフワンテに運ばれて喜ぶバチュルという大変に可愛らしい姿を見ることができる。また他のでんきポケモンの電気を食べてしまう生態も見られる。

No.596 デンチュラ

  • ちゅららっ!
  • 最初「遂にタランチュラのポケモンが!」「遂にむし・でんきのポケモンが!」とかなり大騒ぎになっていた思い出。
  • 癖になる可愛さと「ふくがん」+「かみなり」のびっくり火力というギャップを持つ子。対戦でもこの「かみなり」をフルに活用する。命中率は脅威の91%。でんきなのにじめん弱点でなくくさにも強い。とはいえとくこう自体は100に届かないので過信禁物。「ねばねばネット」で後続のサポートに回るのも強力。ダブル/トリプルで「きんちょうかん」から「でんじは」をぶつけても面白い。
  • マルチのノーマルトレインでのみクダリちゃんが使用するものの、何故か物理技に特化している。とくこうの方が高くなかったか?
  • ポケダンでも他のむしの例に漏れず部屋攻撃を使うが、「ぎんいろのかぜ」ではなく「ほうでん」なのでじめんには効かない。
  • ポケナガではでんきタイプ最強候補。何せ強豪と目されたデンリュウやレントラーは「かみなり」が残念性能のため使い辛く、サンダースは強力だが加入できるブショーが限られ、かたやこいつは「ほうでん」で確実に攻撃でき、かつ周囲1マス攻撃なので非常に使いやすいため。敵としても強く、盗賊のデンチュラにボコボコにされることもある。

No.597 テッシード

  • 上から来るぞ!気をつけろ!
  • こんなとげとげボールが上から襲ってくるポケモン世界怖い。タイプがまさかのくさ・はがねで耐性が豊富で更に怖い。育ててみるとビックリするほど遅く「のろい」や「ジャイロボール」でそれを火力に変えるからもう怖い。
  • BW/BW2のモーションはくるくるくるくる回転していて可愛かったが、XY以降じっと動かなくなってしまった。何があった。
  • こいつは現状唯一「初期形態で隠れ特性が通常と同じなのに進化させると違うものになる」ポケモン。こいつの通常特性も隠れ特性も同じ「てつのトゲ」だが、進化後の通常特性は「てつのトゲ」、隠れ特性は「きけんよち」と、進化させないと隠れ特性かどうか判別できなくなっているという、珍しくもめんどくさい仕様になっている。フレンドサファリやマックスレイドバトルで手に入る隠れ特性のナットレイから孵化しても全部「てつのトゲ」になるため、タマゴの状態で隠れ特性の個体を貰って進化させると突然特性が別のものになる。何も知らない人にそのタマゴを渡すと「バグか!?」となること請け合い。
  • なおこの系統の特性のためにポケダンのアイテム「てつのトゲ」が「てつのハリ」に変わった。

No.598 ナットレイ

  • トゲトゲボールが大きくなって鞭までついてきた。こんなのが上から落ちてきたら即死待ったなし。
  • BWでは常時ぶら下がっているようなドット絵だったがXY以降地に足をつけるようになった。
  • 対戦では持久戦の申し子。ぼうぎょ・とくぼうが高くタイプもくさ・はがねで異常なまでに倒しにくい。くさなのにこおりが抜群でないことからみずタイプに特に強い。「やどりぎのタネ」「でんじは」「ステルスロック」で仕掛けるか、はたまた「ジャイロボール」「パワーウィップ」で奇襲するか。ただしほのおにはすこぶる弱い。同族対決はその昔「めざめるパワー」がほぼ必須だったが、現在では「ボディプレス」で殴りかかるのが主流。
  • 隠れ特性の入手が物凄く面倒。「進化前の特性が通常と同じせいで進化させないと分からない」という鬼畜仕様のため。わざわざ「とくせいパッチ」を使うのも勿体ない。

No.599 ギアル

  • ぐるぐるぐるぐる回る子。XY以降かくんかくん動いているせいでいつ止まるかちょっと心配になる。2匹セットで動いているのだが片方だけになったらどうなるんだろう。名前が「アル」とかになるのか?
  • 「100年前より前には存在した痕跡がなかった」=「100年前に初めて姿を見せたことになる」らしい。同じ歯車繋がりのマギアナとは何か関係があるのだろうか。
  • BW2期に系統の隠れ特性が解禁されたが、進化後でのみ解禁で、BW2当時メタモンと預けても隠れ特性が遺伝しないため事実上こいつの隠れ特性は解禁されずじまいとなってしまった。XYになってメタモンでも隠れ特性が遺伝するようになり、漸く解禁された。
  • ギアルギギアルギギギアルと並んだ後に「ゲーチス!ゲーチス!」となるのか「アイアントヒトモシモノズイシズマイ」となるのかでその人がBW当時ネットを見ていたかどうかが分かる。

No.600 ギギアル

  • 進化してまさかの「ギ」が1文字増えてパーツが増えただけという。
  • BW2で隠れ特性「クリアボディ」が何故かこいつの状態で解禁された。当時性別不明のポケモンは隠れ特性を孵化させられないため1品ものの貴重品だった。ギアルは犠牲になったのだ……
  • 中間進化にしては耐久が高く、「しんかのきせき」で戦えないこともないのだが、進化前と異なり「トリックルーム」を覚えられないのがネック。というか何故進化後はそれを覚えられるのか。
  • ギアルギギアルギギギアルと並んだ後に「ゲーチス!ゲーチス!」となるのか「アイアントヒトモシモノズイシズマイ」となるのかでその人がBW当時ネットを見ていたかどうかが分かる。

No.601 ギギギアル

  • 名前どういうことだってばよ。更に進化があるならギギギギアルとかになるのか。メガシンカが来たら「メガギギギアル」か。言いづらい。ギアルが1匹ギギアルが2匹ギギギアルが3匹合わせてギアルギギアルギギギギギギ……
  • 歯車から何かの部品の一部のようになった。メガシンカが来た場合何かの製品にでもなるのだろうか。
  • 対戦では系統固有技「ギアソーサー」が優秀だが、それ以外の技に恵まれていないというちぐはぐ具合。その少なさたるや「いわくだき」すら技候補に上がるほど。こうげきの方が高いのに何故特殊技ばかり覚えるのか。特性も「プラス」「マイナス」ととくこうが上がるもの2つだし。隠れ特性「クリアボディ」ならまだマシだが。
  • ギアルギギアルギギギアルと並んだ後に「ゲーチス!ゲーチス!」となるのか「アイアントヒトモシモノズイシズマイ」となるのかでその人がBW当時ネットを見ていたかどうかが分かる。
  • 手加減サブマスの手持ちの1匹でもある。

No.602 シビシラス

  • 「例えば シビシラスと ガーメイル おんなじ ところ いくつ あるかな?」
  • 初見で明らかに弱そうなポケモン。だがこういう奴ほど化けるのはポケモンのお約束。実際ビックリ進化を遂げる。
  • BWでどこにいるのかさっぱり分からなかったポケモン。電気石の洞穴にいるが出現率が恐ろしく低い。特性「せいでんき」で吸い寄せようと思ってもバチュルばっかり引っかかる。実は地下2階が最も出やすかったりする。
  • でんきタイプで「ふゆう」なので実質弱点がないが能力は低く、技が初期の4つしか覚えられず、進化レベルも39と異様に高いため育てにくい。しかも困ったことにでんきタイプ御用達の「めざめるパワー」の判定が「進化させないと不可能」というトレーナー泣かせ。
  • だがアニメではこいつが「たいあたり」だけでサトシのピカチュウを沈めてしまった。ジムリーダーのポケモンとはいえ強過ぎである。

No.603 シビビール

  • 頑張って進化させた結果この姿。立派なウナギに……電気ウナギ?みずタイプは?しかも「ふゆう」のまま?ぴょんぴょんしてるのに?色々とぶっ飛んだポケモン。ぽかんと開いた口が妙に癖になる。
  • 何と4世代ぶりに登場した「かみなりのいし」で進化するポケモンでもある。
  • 最終進化は石進化なので、系統の中でこいつのみレベルアップで技を覚えられる。中間進化のみがレベルアップで技を覚えられるのはこの系統が唯一となる。
  • BWで野生種がおらず入手が大変だったが、BW2になって満を持して登場した。が、ORASでまた初期形態のみの出現になってしまった。少しレベルを上げれば進化するのは救いではあるが。
  • その昔ポケモンカードでは進化途中にも関わらず環境を席捲していたらしい。特性は偉大である。

No.604 シビルドン

  • 本気サブマスの手持ちその2。
  • でんきタイプで特性「ふゆう」がそのまま維持され、実質弱点がないポケモン。当初は「あく・ゴースト」もそうだったが、あちらがXY以降フェアリー弱点になったため、この系列が唯一となった。
  • 対戦では技のデパートで、他タイプ技だけでも「かえんほうしゃ」「くさむすび」「いわなだれ」「ドラゴンクロー」「ドレインパンチ」「かみくだく」「アクアテール」など、よりどりみどり。こうげき・とくこうも高くどちらも使いこなせる。ただ耐久が中途半端なせいで器用貧乏になりがち。
  • BW/BW2では地に足をつけてぴょんぴょん跳ねていたが、XYからは空中をうねるようなモーションに変わった……あのね、すっごい違和感。
  • サブウェイではクダリちゃんが「ほうでん」で隣のドリュウズと「じしん」のコンボを決めてくる。「すごく本気」の言葉は伊達ではない。
  • アニメではこちらもクダリちゃんの手持ちとして登場。トロッコを自分の電気でずっと走らせるというとんでもスタミナを披露した。目指すは勝利! 出発進行!

No.605 リグレー

  • こいつが初見で何タイプか全く判別できなかった。タイプが分かった後も一体何者なのか全く分からなかった。地球外生命体?エイリアン?謎が深まるばかり。アニメでもそんな感じだった。個性派揃いのイッシュエスパーの中でもとびきり個性派。
  • ただしBW/BW2共に出現場所が「タワーオブヘブンの3階より上」と結構狭いせいで中々見かけなかった。シビシラスやフリージオよりはマシだが。

No.606 オーベム

  • 進化して更に怪しげになってしまった。最早完全にエイリアン。しかもこいつ自体が野生で出て来る所もあるし。ただ四天王カトレアが使ってくれなかったせいで印象がかなり薄かったポケモン。
  • BW2でアクロマが使用し、超ポケダンで敵の手下として登場したおかげで印象に残りやすくなった。超ポケダンのオーベムは何だかんだでいい奴。
  • 対戦での性能としては隙間産業の隅の方にいる感じがどうも拭えない。同世代でランクルスムシャーナゴチルゼルと強烈なライバルがいるし、同じとくこう種族値で技や特性が似通っているサーナイトにはXYでフェアリーがついてしまうし。
  • Newポケスナでは遺跡に出現。何とゴルーグを操っている。ただ中には疲れて寝ている個体も……

No.607 ヒトモシ

  • モシモシ!
  • 火を灯すからヒトモシ、人を燃すからヒトモシ。
  • 見た目はまんま蝋燭だが、道案内をすると見せかけてそいつの生命エネルギーを吸い取って生きている。実際BW2で連れていたトレーナーの生気を吸い取っていた。怖過ぎる。こいつがよく出て来るタワーオブヘブンはつまりそういうエネルギーの溜まり場所ということなのだろうか。墓場だからなのか?
  • この例に漏れずこの系列は全員揃いも揃って図鑑説明が怖い。けど可愛いから許す。
  • 当初は焚火のポケモンが初期形態で、こいつは中間進化だったらしい。だが焚火でどうやって蝋燭になるのか上手く説明が付けられないため現在の「蝋燭→ランプ→シャンデリア」になったのだとか。魚が蛸になるんだからいいじゃないかというツッコミは禁物。
  • シャンデラに惚れ込んでこいつを冒険に連れて行ってクリア後にせっせと孵化した思い出。BW初の孵化は勿論こいつ。
  • 隠れ特性「かげふみ」なんてものはなかった。いいね?
  • ポケGOでは当然のようにレア枠。台風のため避難を余儀なくされて一晩小学校で寝泊まりした翌朝に突然影が見えて急いでゲットしに向かった思い出。その子はシャンデラに進化させて今でも大切にしている。
  • もしもし!

No.608 ランプラー

  • 進化して街灯のようになった。だが不用意に近づくと魂ごと燃やされてしまう。しかも臨終寸前の人を探すために街に繰り出すという……要するに街灯のような姿は擬態なのか?
  • 炎の部分が口のように見えるが厳密には口がない。どうやって食事しているんだろう、まさか食事も養分を吸い取るのか?
  • XYで解禁された隠れ特性を同世代で手に入れるにはこいつのフレンドサファリが必要。だがまさか「すりぬけ」になっていたとは誰が思っただろうか。

No.609 シャンデラ

  • Ψ( o|+|o)Ψ<よーっす あたいに何か用か? 何?また奴が暴れてるだ? 任しときな!あたいがぜーんぶ片付けっから! あたいの可愛い可愛い仲間たちに楯突く奴ぁ全員この炎で燃やしてくれる! 覚悟しな! 「オーバーヒート」!!
  • 3大好きポケの1体。まずその妖しげな見た目に惹かれる。タイプに惹かれる。そして恐ろしく高いとくこうに惹かれる。ストライクゾーンをそのまま撃ち抜かれた感じ。それでもサーナイトには及ばない。あのお方は本当の特別。
  • 本気サブマスの手持ちその3。
  • 図鑑設定がやっぱり怖い。魂を完全に燃やし尽くして抜け殻しか残らないという。こいつを怒らせてはいけない。
  • とくこう種族値は登場時点でゴースト・ほのお第1位の145。下手な準伝説のポケモンすら上回る。具体的に言うと初代のサンダーやファイヤーより高い。当然サーナイトより高い。ついた渾名が「とくこうお化け」。二重の意味が込められているセンスに脱帽。
  • 対戦ではこの特攻を活かした強烈なほのお技・便利なゴースト技を武器とする。特に「オーバーヒート」は強力無比。「れんごく」はイメージに合うが、命中率が低すぎるのが残念。ゴースト技は威力こそ控え目だが相手に通りやすく、相手が状態異常の時に威力が上がる「たたりめ」が強力。ダブルでは範囲攻撃「ねっぷう」が強力だが、自力では覚えない。
  • 耐久やすばやさは高くはないが低くもない。どちらか片方に寄せることで戦い方が大きく変わる。すばやさを上げて「こだわりスカーフ」で奇襲するか、敢えて下げて「トリックルーム」で奇襲するか、中間を取ってバランスよく攻めるか。ただし弱点が多くかつ突かれやすいので過信禁物。
  • 見ただけでは戦い方が分からないので奇襲にはうってつけのポケモン。実際色々育てて相手の虚を突いてきた。まさかコジョンドと並んで「トリックルーム」などするとは思うまい。かと思えば別の試合で「こだわりスカーフ」で突撃したりもした。
  • 特性は「もらいび」が強力。「ほのおのからだ」でも孵化用として活用できる。隠れ特性は……元々「かげふみ」だったらしいが、XY以降「すりぬけ」になっている。「かげふみ」だったらさぞとんでもないことになっていただろう。何せこいつは「めいそう」はおろか「ちいさくなる」まであるのだから。
  • ただ本編で強い反面ポケダンでは部屋技が「おきみやげ」くらいしかないのでトラウマメーカーというほどではない。教え技で「ねっぷう」をつけることはできるので味方にすれば強いが。かたやポケナガでは「ほのおのうず」が範囲攻撃かつ2~5回連続攻撃になっており、おまけにすりぬけ移動まで持つため問答無用で強い。
  • アニメではノボリ兄さんの手持ちとして登場。鳴き声は「デラッシャ~ン♪」。何だその色っぽい響きは。そして強烈な「おにび」でロケット団を粉砕した。ブラボー! スーパーブラボー!
  • ちなみにシキミさんの切り札でもあるが、ノボリ兄さんのイメージが強過ぎて今一つ連想されない。一応ポケマスではシキミさんのバディとして登場しているが。

No.610 キバゴ

  • 木箱ではない。
  • 鶯色の体にどことなく抜けた感じのする顔つきが妙に癖になるポケモン。こういう子ほど強くなる。
  • だがBWでの出現場所は少々分かりにくい。進化後が進化後だから仕方ないのかもしれないが。そしてこのようなレアさから所謂600族の初期形態かと思われたが……?
  • ポケダンマグナゲートの主人公候補にもなっているが、超ポケダンでは外されてしまった。
  • アニメではアイリスの手持ちとして有名。あの髪の毛にすっぽり収まってしまうのだからビックリである。

No.611 オノンド

  • オノノクスとキバゴの間を埋めるべく系列で最後にデザインされたという。中間進化の不憫さを感じさせる。多くの中間進化がそうでないことを祈る。
  • キバが折れると生え変わらないという残酷な設定を抱えている。あんなに剥き出しなのに折れないなんてことがありうるのだろうか。折れた時が本当に心配になるポケモン。
  • ポケナガではキヨマサのベストリンク。

No.612 オノノクス

  • 本気サブマスの手持ちその4。
  • 初の最終形態でのドラゴン単タイプ。そして第5世代の所謂600族……ではない。
  • すらっとした見た目に立派な牙を生やしたカッコいいポケモン。色違いは黒になるため人気が高い。BWで最初にデザインされたポケモンだと公言されている。
  • 対戦では一般ドラゴンタイプではメガシンカを除き最高となるこうげき種族値を盾に「りゅうのまい」からの「げきりん」で攻めさせたら天下一品の強さを誇るポケモン。しかも「かたやぶり」で相手の特性も無視できる。が、XYからのフェアリーラッシュでだいぶ押されている。対抗手段は「どくづき」「アイアンヘッド」とないわけではないが。
  • BWシナリオ上では非常に強く、育て上げれば「りゅうのまい」から無双ゲームを展開することが可能。「かたやぶり」で「がんじょう」も何のその。怖いのは「ねこだまし」とハチク戦くらい。
  • BWではシャガとアイリスが共に切り札に据え、更にBW2ではチャンピオンになったアイリスが引き続き切り札に据えている。更にBW2では図鑑を完成させると行くことができる「自然保護区」の最奥に野生の色違いのオノノクスがいる。
  • ポケナガではキヨマサのベストリンク。「げきりん」を使うが反動で次のターン動けない。
  • アニメでは遂にアイリスのキバゴがオノノクスに進化し、サトシを迎え撃った。

No.613 クマシュン

  • 鼻水が垂れている熊さん。しかもこれが健康のバロメータで技の元になるとは。こいつの出すこおり技ってつまりこれを凍らせたものということなのか。なんということだ。しかもまんま「しおみず」まで覚える。やっぱり人間のものと同じく塩気があるというのか。これでみずタイプが入っていないのだから謎が謎を呼ぶ。
  • 割とぶっ飛んだ設定だが中々に可愛い。やっぱり小熊は可愛いものである。熊といえばヒメグマも可愛かったな。ということで嫌な予感しかしなかったのだが、得てしてそういうのは現実になってしまう。
  • ちなみにBW期に「おたすけクマシュン」なるものが配られたことがある。ひでん技をたくさん覚えるから冒険に役立つということらしい。確かに何故か「なみのり」とか覚えるし便利なのかもしれない。

No.614 ツンベアー

  • 進化してやっぱりいかつくなってしまった。リングマの悪夢再び。
  • 進化と同時に覚える「つららおとし」が問答無用の主力技になる。だがリングマと似たようなステータスかつこおり単タイプで、冒険ではやや使い辛い。「つららおとし」もひるみ効果があるのに本人のすばやさが低いためその効果を活かしきれないのが難。
  • 対戦でも当然ながら肩身が狭い。何と「こおりのつぶて」を覚えない。自慢の「つららおとし」もウリムーに遺伝させるためのものと扱われてしまう始末。他タイプ技もそれなりに覚えるが一番欲しい「じしん」を覚えない。何故に。一方で隠れ特性である「すいすい」はこおりタイプで唯一の所持者で、しかも特性解禁と同時期に「アクアジェット」まで手に入れた。……いっそみずタイプ複合でよかったんじゃ? ホッキョクグマっぽいし。
  • 第7世代になって「ゆきかき」というあられで素早さが倍化する特性を手に入れ、更に種族値まで強化されたことで漸くまともに戦えるようになったが、結局技不足であまり日の目を見ていない。「じしん」を下さい。それかせめてみずタイプを下さい。
  • Newポケスナでは流氷地帯を普通に泳いでいた。うん、だからいい加減みずタイプになろうか。

No.615 フリージオ

  • BW組随一のレアポケモン。イッシュカロス共に氷の洞窟にのみ生息するが出現率が非常に低い。モチーフが氷の結晶なせいか体温が上がると蒸発してしまうらしいので暖かい所では暮らしていけないということらしい。夏場にこいつを手持ちから出しても何故か蒸発しないのは気にしないでおこう。しかも異様に捕まりにくい。シナリオ途中でボールが枯渇した人数知れず。
  • ちなみに私は最初のシナリオ時に運よく入手でき、クリア後孵化してGTSに流しまくっていた。ビクティニとも交換できてしまったくらいにはレアだった。
  • 剣盾のカンムリ雪原ではレジアイス入手のトリガー役を務めた。フリージオの需要が高まったのは上記BW初期の超絶レア度以来か。
  • 対戦では特殊耐久に優れる一方物理耐久はからっきし。ガブリアスより素早いので時と場をしっかり選べば大活躍も夢ではない。ちなみに登場時最速「ぜったいれいど」使いだったが、後にアローラキュウコンに更新された。
  • ちなみにこいつは性別不明だが何故か「メロメロ」を覚えられた。元々性別があったのだろうか。
  • ポケGOでは案の定というべきか雪の日にのみ出現する。またアイスルアーを使うと低確率で出てくることがある。

No.616 チョボマキ

  • マイマイカブリモチーフのカブルモに殻を狙われているということはカタツムリなのだろうか。だがマイマイカブリと異なり中身ではなく殻の方を持っていく。殻がついて向こうははがねタイプになるのだが、こいつにははがねタイプがついていない。何故に。
  • だが殻の影響で意外と耐久があり、進化前より高い。その反面異様に遅い。背負っている殻は相当重いらしく、進化で被ることになるシュバルゴもこいつと同じ素早さにまで落ちてしまう。
  • 超ポケダンではヤンチャムの手下として活躍していた。
  • なお、ポケGOでは普通に進化できるが、アメが200個も必要。ただし別の人と交換した個体であればアメは不要。本編と異なりカブルモと交換する必要はない。

No.617 アギルダー

  • 「怪傑!ア☆ギルダー! 参上!」
  • 殻を奪われた結果異様に素早くなった。しかもバイクにでも乗っていそうなヒーローっぽい見た目になった。見方によっては忍者にも見える。実際「みずしゅりけん」を覚える。アニメでは謎の怪人ヒーローとして登場した。グライガーマンの後継者か。
  • すばやさの次にとくこうが高いが、殻がなくなったせいで耐久は落ちてしまった。対戦では攻撃一辺倒では心許ないので「アンコール」「バトンタッチ」「ガードシェア」「あまごい」などでトリッキーに戦うと持ち味を出せるだろう。ちなみに最速かつ一般ポケモンではムクホークに次ぐ威力の「いのちがけ」使いでもある。
  • なお隠れ特性は「かるわざ」で、この状態で「カムラのみ」を発動させるとすばやさが驚異の648になる。レジエレキもよもやここまでは追いつけまい。

No.618 マッギョ

  • 初見で「なんじゃこりゃあ!?」となった文字通り地雷のポケモン。薄っぺらい。茶色と黄色の不思議な造形。タラコ唇。しかも時々顔がにやりと笑う。清水が舞台の某少女漫画にこんなキャラがいたよね。しかもこんなポケモンがネジ山をやっとの思いで抜けた先のセッカシティで出迎えてくれるのだからもうたまったもんじゃない。BW2ではサンヨウシティの夏の夜に大量発生し、通称「マッギョナイト」と呼ばれる。そんなところにまで。
  • だが意外と愛嬌があり、コアなファンが多い。マッギョグッズフェアがかつてポケモンセンターで開催されたことがあるほど。
  • 対戦でも甘く見ていると「じわれ」だの「あくび」だのを食らって大変なことになる。おまけに耐久も異様なまでに高い。だがじめん・でんきなせいででんきの癖にみずに弱く、くさタイプにはとことん弱い。
  • ポケダン超ではこいつがふしぎなゆかに紛れて出現する。やめてくれ。
  • 地味にタマゴグループが不定形なのでサーナイトと……?

No.619 コジョフー

  • BW新登場組はかくとうが多いなと思いながらもこいつのデザインが中々良好ですぐに許せてしまった1体。見るからにカンフーの使い手かつオコジョなので名前共々凄く分かりやすく可愛い。
  • だが育てようとなると進化レベルがまさかの50というとんでもない高さなのでかなり苦労する。こうげきはそこそこ高いが耐久が信用できない上にすばやさも微妙。加えて「とびひざげり」を進化前に覚えようものならBW/BW2ではレベル53まで必要。それ以降の作品では更にレベルが上がり、剣盾では60を要求してくる。勘弁してくれ。
  • ポケGOではPvPの報酬限定で出現していたが、後にタマゴからも出るようになった。

No.620 コジョンド

  • 妖艶な見た目に反して物凄い蹴り技が飛んでくるオコジョ。これに「さん」をつけると別作品になる。
  • 対戦ではこうげきが元祖「とびひざげり」使いサワムラーより高い上にすばやさも高水準というかなり罪作りな存在。でも可愛いから許す。高速「とびひざげり」が持ち味で、特性が3種とも便利そのもの。だが耐久は低いので技が外れたりしようものなら。どうしても外したくなければ剣盾で手に入れた「インファイト」を使えばよいが、やはり蹴り技の火力は魅力的。ダブルでは「せいしんりょく」で「ねこだまし」「けたぐり」も使えるので特に禁止伝説込みの戦いで強い。
  • かつて「くろいてっきゅう」を持たせたすばやさの低いコジョンド+「トリックルーム」持ちをダブルで登用したことが何度かある。相手が引っかかる率はかなり高かった。

No.621 クリムガン

  • 顔面が真っ赤である。だからどうしたというわけではないが。
  • 非伝説ドラゴンで初の無進化系列。しかも素早さが低い。最初見た時にブロックか何かでできているのかと思ってしまうほど動きがぎこちなかった。
  • 対戦では遅いことが災いしさほど動けない……と思いきや「ふいうち」「ステルスロック」「へびにらみ」など珍しくも有用な技を覚えるのでそれなりに仕事はできる方。耐久もないわけではなく、特性も優秀。惜しむらくはドラゴン自体が狙われやすいタイプであることか。
  • 時は第7世代、まひの弱体化、「ふいうち」の弱体化、「さめはだ」のダブルノックアウトの仕様変更と、別の強力なポケモンのとばっちりを受けて大幅弱体化を食らってしまった。哀しいかな。

No.622 ゴビット

  • 古代の科学力によって粘土から生み出されたポケモンらしい。要するにゴーレムなのだが、進化後が進化後なだけに小型のロボットに見える。
  • 初見でまずこいつのタイプが分からない。はがねではなくじめん・ゴースト。いやどこからその2タイプが来た? じめんは材料から分かるとしてゴーストってお前。魂を宿らせたからなのか。色々突っ込みたくなるポケモン。
  • こいつからたまに「ひかりのねんど」が取れるが、材料の余りなのだろうか。

No.623 ゴルーグ

  • 俺が!俺達が!!ゴルーグだ!!!
  • 古代イッシュ王国軍による防衛用機体として製造され、王国が滅んだ後も残存機体のデータをもとに現イッシュ連邦政府による量産が行われている陸上用戦闘機体である。人間が中に入り操作することはできないが一定程度の指示命令は可能で、飛行形態(「そらをとぶ」)も有するため移動手段としても使用可能。
  • 機体の大きさに似合わず近接戦闘を得意とし、小技ながら絶対命中の幻影拳(「シャドーパンチ」)、大振りながら敵機体に多大なる損傷をもたらす爆風拳(「ばくれつパンチ」)、その他各種属性を込めた拳技が中心戦術となる。近年では自らの出力を足に込めて相手を蹴り飛ばす(「10まんばりき」)技術を習得した。近距離牽制にはその巨体を活用し地表に衝撃波(「じしん」)を与える他、遠方より岩石刃(「ストーンエッジ」)を放ち防壁として利用する。切り札として相手機体の装備を操り奇襲をかける(「ポルターガイスト」)ことも可能。
  • なお光線を放つこともできるが、自らの出力の大半を動力に使っている関係上熱量をそこまで消費できず、決定打とはならないことから、遠方への牽制にのみ使用される。
  • レンティル地方のアウラム島に古代遺跡にて主を守る複数体のゴルーグが確認されており、その生態についての研究報告書がカガミ博士からもたらされた。どうやらオーベムなるポケモンが指示系統を管理しているとのことで、更なる調査報告が待たれる。
  • かつて英雄と呼ばれし存在にのみ姿を現すとされるレシラム・ゼクロム両者の侵略を止めにかかり、一度は撃墜されたものの再び立ち上がり、争いを収めるという功績を残している。またこの度イッシュ地方リゾートデザートにて巨大なゴルーグが眠りについていたという情報があり、現在カントー地方サクラギ研究所にてその個体の詳しい調査を行っている。

No.624 コマタナ

  • 「コマタナの 育ちが遅い コマッタナ」というネタがかつてあった。
  • 初のあく・はがね複合のポケモン。全身に刃が巡らされている。凄く怖い……顔や見た目はそれなりなのだが。
  • 最初何かの部隊の歩兵かと思ったが、実際親玉キリキザンの命を受けて行動する戦闘員である。要はショッカーか。
  • なおこいつは進化レベルが52と異様に遅い。確かにBWではそれなりの高レベルで出てきてはいるのだが何もそこまでしなくとも。
  • ポケダンマグナゲートではノコッチを騙して追い詰めたものの主人公達にボコボコにされた挙句ビリジオンに罵倒されるという。4倍弱点だし仕方ないね。
  • ポケGOではGOロケット団のリーダーを倒すと手に入るタマゴからしか手に入らないという稀少種の1匹。

No.625 キリキザン

  • 駄洒落を言う奴は全てこのキリキザンがキリキザンでくれる。
  • 進化して戦隊もののヒーローのようになった。色も真っ赤だしきっとリーダーに違いない。あれ、こいつあくタイプ……?
  • ちなみにキリキザン同士で戦って負けると群れを追い出されるというが、かくとう技が4倍なので「けたぐり」でもぶつけ合うのだろうか。先に当てた方の勝ちになりそう。
  • 対戦では4倍弱点が響きBW/BW2共に正直パッとしなかったが、XYでタイプ一致で4倍弱点をぶつけてくるかくとうタイプが一気に衰退し、あくタイプの技相性が見直され、更に「はたきおとす」が超強化されたことから、特にダブル/トリプルで急激に強くなった。特に「いかく」などかけようものなら逆にこうげきが上がる。だが不意のかくとうには弱い。

No.626 バッフロン

  • ケンタロスの偽物ではない。れっきとした別種のポケモン。
  • バッファローがモチーフで、その昔にあった漫画に同じバッファローがモチーフのキャラがいたが、そいつと目つきがそっくりだったりする。アフロ頭がトレードマークの人間が好んで使ってきそうだが、生憎BW以降そんなキャラは出ていない。アロエ? 彼女はドレッドヘアだ。
  • だがそんなアフロを惜しげもなくぶつけてしまう固有技「アフロブレイク」があり、この技共々紹介されたことで絶大なインパクトを残していった。ちなみに「すてみタックル」に比べ反動で受けるダメージが少ない。
  • BW発売前に公開されたにもかかわらずBW/BW2共にかなり終盤にならないと出てこない。ウォーグルよりはマシだが。
  • 対戦ではケンタロスのような姿の割に鈍足で、反面耐久がかなり高い。しかもそこから特性「すてみ」で先の「アフロブレイク」の火力を引き上げることができる。が、それ以外の特徴はこれといってない…… だがやっぱり「アフロブレイク」のダメージは絶大で、耐久も高く一矢報いることはできる。
  • 剣盾のヨロイ島に生息するバッフロンは前動作もなしにいきなりこちらに向かって突進してくる。とても怖い。

No.627 ワシボン

  • ウォーグルの方が先に公開されたため、その進化前が一体どうなるのか色々想像されたが、まさか♂のみ、しかもW/W2限定、更にはシナリオクリア直前になって漸くこいつが手に入る、極めつけに進化レベルがまさかのまさか54とは誰が想像しただろうか。怒りを通り越して色々諦めたくなる。B/B2共にNPCすら使ってこないので存在を知らない人も多い。
  • しかもW2で隠れ特性解禁とはなったが、まさかのまさか進化後が野生で出現して解禁という形になったため、♂で隠れ特性が遺伝できない仕様から、こいつの隠れ特性は未解禁に終わってしまった。ワシボンが何をした。XYになって漸く解禁された。
  • ポケGOでも当初PvP限定のポケモンとして実装され、非PvPプレイヤーからの怒りを買った。現在ではタマゴやレイド等で入手できるようにはなったが。

No.628 ウォーグル

  • がんばれ! がんばれ! ウォーグル! がんばれ! がんばれ! ウォーグル! イッシュー! ウォーグルース! イッシュー! ウォーグルース! 世界へー! とどろけー! イッシュ! イッシュ! ウォーグルース!(イッシュウォーグルス球団歌『羽ばたけイッシュウォーグルス』)
  • BW発売前に公開されたポケモンで、序盤鳥かと思われていたのだが、序盤鳥どころか♂のみW限定でしかも超終盤に出てくる、かつ進化までレベル54を要求することから、不満の火種になってしまった悲劇のポケモン。
  • 同時に公開された新技「フリーフォール」は致命的なバグが発見されてランダムバトルで使用禁止に追い込まれたし、色々とついてない。
  • W2で入手条件が多少改善されたが、その改善方法が「レベル25の隠れ特性『まけんき』持ちウォーグルを曜日限定固定シンボルで出現させる」という大胆なものだった。しかも当該地点は砂嵐が吹き荒れている。おいちょっと待て。捕獲どうするんだ。しかも♂なので当時孵化で隠れ特性を増やすことはできず、厳選は非常に困難。ここでも悲劇のポケモン。
  • 対戦では所謂鳥ポケモンとしてはそこそこという感じ。色々技を覚えはするがサブ技に乏しく、特に「ちからずく」の仕様上ひこう物理技がほぼ強化されないというかなり大きな悲しみを背負う。それ以外2つの特性で何とか戦えるのでそちらで活路を見出すのがよい。剣盾初期は貴重な「おいかぜ」持ちかつゴースト無効で、「ダイジェット」や特性「まけんき」まであるので重宝されていた。
  • 剣盾ではマックスレイドバトルの強敵として登場。何せバリアが割れると能力が下がるせいで隠れ特性「まけんき」が発動してしまうのだ。しかも1回バリアが割れるごとに2回も。このため隠れ特性「まけんき」のウォーグルは非常に入手が厳しかった。
  • なおポケナガではマサムネのベストリンクで、技は「フリーフォール」なのだが、ターン数が限られる同ゲームにおいて2ターンかかるこの技はかなり使いづらい。従って他のポケモンに出番を取られまくるという……やっぱり悲劇のポケモン。
  • 冒頭の歌は「鷲モチーフ」「特性『まけんき』が例の投手を彷彿とさせる」「マサムネに縁がある」「悲劇に見舞われた過去がある」ということで、東北が本拠地の某球団の応援歌を真似たもの。

No.629 バルチャイ

  • ワシボンと対になるポケモン……なのだが、骸骨を逆さに穿いている。かなり怖い。だけならまだしも分類が「おむつポケモン」。しかも♀しかいない。更にあろうことかWではトレーナーが使う姿すら見せてくれない。Bでも野生で捕まえる以外にないが、そもそも終盤かクリア後でしか手に入らないせいで地味。おまけに進化レベルが54。もうどこから突っ込んでいいやら。
  • 進化させるために育てるにしてもワシボンと異なり耐久重視なので育てにくい……「どくどく」を覚えさせるといいかもしれない。
  • なお、図鑑に「飛べない」とあるのに「そらをとぶ」を覚えたりする。
  • ポケGOではGOロケット団のリーダーを倒すと手に入るタマゴからしか手に入らないという稀少種の1匹。

No.630 バルジーナ

  • 立派なハゲワシに成長した。骨や骸骨を集めるという何とも不気味な設定。こいつに狙われたら最後骨まで頂かれてしまう。骨が野晒しにされるよりマシなのかもしれないが。
  • 進化レベルが54と高く、おまけにBWでは誰も使ってこないためかなり地味だった。W2で多少改善されたが、その改善方法が「レベル25の隠れ特性『くだけるよろい』持ちバルチャイを曜日限定固定シンボルで出現させる」という大胆なものだった。進化レベルから考えれば恐ろしいくらいの低レベル。
  • 対戦ではかなりの実力者で、HP・ぼうぎょが高く持久戦向け。特性「ぼうじん」で厄介な天候や粉技を防ぎつつ「はねやすめ」で粘り「どくどく」や「イカサマ」でちまちまダメージを与えていくのが得意。アイテム「ゴツゴツメット」でメガガルーラだって手玉に取れる。
  • だがBW2で教えられたはずの「てっぺき」は、ORASになって進化前共々覚えられなくなっていた。第7世代で再び覚えられるように修正されたが、バグだったのだろうか?
  • 剣盾で「どくどく」と「はねやすめ」がわざマシンおよびレコードから削除されたが、バルジーナは自力もしくは遺伝でこの2つをきちんと覚えられる。戦術の要と判断されたのだろうか。他のポケモンにもその配慮をして欲しくはあるが。ビークインとか。
  • なお、バルジーナが上になってバルチャイに重なると、骨の部分がちょうど骸骨を逆さにしたように見えるという。

No.631 クイタラン

  • アイアントを食い過ぎて食い足らなくなっているらしいポケモン……のはずなのだが……
  • BWではチャンピオンロードに出る、というらしいが、いくら内部をうろついても出てこない。それもそのはず、外部のしかも1F部分にしか出現しない。まずその時点でアイアントより地味。
  • いざ捕まえてみると能力のアンバランスぶりに愕然とする。終盤だというのにとくこう・こうげきが高いだけでそれ以外が低いのは流石に使いづらい。これもアイアントに劣る。
  • 対戦でもモチーフに溶鉱炉が入っているのが災いして「ニトロチャージ」「オーバーヒート」を覚えなかった。何故か「あまごい」を覚えるのに。一応「ふいうち」や「ギガドレイン」があったり、特性「くいしんぼう」からの「ゲップ」があったりと、頑張れなくはないのだが…… これまたアイアントより不遇。
  • 第7世代で専用技「ほのおのムチ」が配られたことで多少マシになったが、その専用技も剣盾で別のポケモンに取られてしまった。一方のアイアントは剣盾でダイマックスエースとして見出された。どこまでもアイアントより不遇。
  • 極めつけはアイアントと戦った場合、野生産はまだ何とかなるとしても対人戦では「ストーンエッジ」を高速でぶち当てられて高確率で負ける。しかも群れバトルで野生のアイアント4匹とこいつが出ることがあるが、そこでも数の暴力に負けること多々あり。
  • というように、こいつの方が色んな意味でアイアントに食われているのが現状である。
  • だが剣盾のマックスレイドバトルにおいては当たりNPCの1匹。優秀な「ほのおのムチ」に弱点対策の「かみなりパンチ」を揃え、残り2つも攻撃技なので安定してバリアを割ってくれる。性格が「ずぶとい」なのが惜しいが、少なくとも活躍の場が用意されたことは救いだろう。
  • なお自力技に「むしくい」があるが、虫「が」食うが本来の意味なのでこいつはつまり虫だったということに。あれ?

No.632 アイアント

  • アリアントではない。
  • クイタランに捕食されるはずがクイタランを数の暴力で追い払う勇猛な戦士。「あなをほる」や「ストーンエッジ」で返り討ちだ。
  • BWではチャンピオンロード内部に出現し、異様に高いすばやさと強烈な一撃で苦戦したトレーナー数知れず。こいつを捕まえて少し育てると四天王戦やその後のイベントでも役に立つ終盤のお助けキャラでもある。
  • 対戦ではぼうぎょ・こうげき・すばやさの3つが高くそれ以外は低水準という分かりやすい能力配分。特性「はりきり」なら大ダメージか空振りかの博打に打って出ることが可能。どうしても倒せそうにないなら「ハサミギロチン」もある。剣盾ではダイマックスを活用し命中不安定を踏み倒すことができ、エースとして見出された。
  • 隠れ特性「なまけ」は大外れかと思いきや大当たりで、「なかまづくり」で相手の特性を「なまけ」に上書きし、攻撃を受けて「だっしゅつボタン」で戻ると能力強化の隙を簡単に作れる。当然メガシンカポケモンにも有効。とてもクイタランと同じ種族値合計とは思えない……
  • 「なまけ」+「なかまづくり」はポケモン捕獲要員としても活用でき、後ろに「ポイズンヒール」+「みがわり」+「どくどくだま」のキノガッサを用意すれば大半のポケモンを安全に捕獲することができる。対伝説のポケモンでは何度もお世話になった。
  • 『みんなのポケモンスクランブル』で私が最もお世話になったポケモンの1体。最高の通り名「レジェンド」を持つこいつが来て以降捕獲に殲滅にと縦横無尽の働きを見せた。「がむしゃら」でちまちま削りつつ捕獲のチャンスを窺う。

No.633 モノズ

  • たったいーっしゅーんのー このきらーーめーきをー 食べ尽くーそうーふたーりでー くたーばるまーでー
  • BW/BW2共にチャンピオンロードにしか出てこないドラゴンの幼体。目が見えず顔を毛のようなものが覆っている。ここから成人向けゲームの主人公のようだと言われたこともある。鳴き声が怖い。何かを貪りたくてしょうがないように聞こえる。
  • だがせっかく捕まえて最終進化を楽しみにしていたのにシナリオ最終盤でネタバレされるとは。夢ならばどれほどよかったでしょう。
  • 近年、見た目が米津玄師に似ていることが話題となり、「モノズ玄師」という渾名がついた。一応「ハイパーボイス」は使える。
  • 進化レベルが異常に高く、この状態でレベル50まで上げないと進化できない。火力は高いが「はりきり」でよく外れる。勘弁してくれ。
  • また、こいつはBW期に遺伝技で深刻な問題を抱えていた。「あくのはどう」「だいちのちから」「もろはのずつき」の3つが非常に有用だが同時遺伝が不能、おまけに前2つはPtHGSSの技マシンや教え技が必須という、BWで新規に始めたプレイヤーにとってはかなり優しくない仕様だった。BW2で前2つの教え技が登場したため、漸く同時に覚えさせることができるようになった。

No.634 ジヘッド

  • 最初見て拒絶反応が出たポケモンの1匹。2つの頭が妙にリアルなせいで奇形に見えてしまう。ドードーくらいならまだ平気なのだが。ただXY以降互いが互いを噛みつくモーションが結構可愛い。
  • 進化レベルが歴代で最大となる64。幾ら何でも高過ぎる。経験値に直すと327680必要。モノズがサザンドラになる間に何とボーマンダが2匹進化する。最早狂気の沙汰としか言いようがない。
  • なお、進化させるととくこうの方が高くなるが、進化させない場合特性「はりきり」も相俟ってサザンドラよりも物理技の威力が高くなり、進化後とは別の戦法を取ることが可能。特にこいつの「げきりん」はあのゼクロムよりも火力が高い。

No.635 サザンドラ

  • サザンゴー!
  • 後ろにオールスターズはつかない。初期形態は玄師だが。
  • まるでヤマタノオロチのような、どっかの映画のキングギドラのような三つ首ドラゴン。某パペット何とかという芸人ではない……が、腕部分の頭には脳がついていないので似たようなものなのかもしれない。
  • 6匹目の所謂600族。ジヘッドをやっとの思いで育て上げて進化するが、ゲーチスはそれよりもレベルの低い個体を出してくる。お前それどこで手に入れた。
  • ゲーチスとセットのイメージが強く、戦闘曲のゲーチス連呼に合わせて登場するとそのおどろおどろしさが絵になる。正しくラスボス。だがBWで特殊型だったのをBW2で何を間違ったのか物理型に変更させている。どういうことだ。
  • 対戦ではとくこう・こうげきが高く、あく・ドラゴンの一致技「あくのはどう」「りゅうせいぐん」を始めとした技も豊富で、一致技を半減されても別の攻撃手段で十分対抗可能。耐久や半減無効も多く使いやすい。ただし98と中途半端なすばやさがネックな上XYからフェアリーが4倍弱点になってしまった。
  • ポケダンマグナゲートでは「きれいなサザンドラ」が登場し度肝を抜いた。お前の性別はどっちだ。
  • ポケナガではノブナガのベストリンクの1体。空中浮遊してステージを自由に移動し「りゅうのはどう」で大ダメージを与えられる。

No.636 メラルバ

  • BW/BW2共に1番道路の脇から行ける17番水道の先にある僻地、18番道路の小屋にいるトレジャーハンターからもらえるタマゴからしか手に入らない。地味を通り越して普通気づかない。タマゴから孵るのでレベル1だが進化レベルが59と果てしなく高い。しかもこうげきがそれなりに高いがろくにいい技を覚えない。いい技を覚えられるのは進化レベルに達した後という…… いや、「フレアドライブ」を覚えるのがレベル100って何かの間違いかと。しかも進化するとこうげきが下がりとくこうがぐーんと上がるという。色々突っ込みどころが満載である。
  • ちなみにこの系統は何故か「メロメロ」を覚えなかった。元々性別不明だったのだろうか。
  • なお、BW組だが隠れ特性解禁はXY以降。BW組で系列丸ごと隠れ特性が解禁されなかったのは御三家以外でヒトモシとメラルバの2系列のみ。

No.637 ウルガモス

  • ぷひぃぃぃぃぃぃぃぃっぷ!
  • 太陽のように神々しい……蛾!?まさかの蛾と太陽が融合したポケモン。翅も6枚でかなり豪勢。どうやら「むし・ほのおのポケモンをデザインしてください」という指令が下りて誕生したという。
  • BWではメラルバから進化させなくてもまさかのクリア後古代の城最深部に固定シンボルで出て来る。しかも「メロメロ」を覚えない。当初は伝説のポケモンとして設定されていたのかもしれない?
  • BW2では古代の城の最深部に至る通路が砂に埋もれているので古代の抜け道を経由しないといけないが、クリア前に手に入る……のはいいとしてレベルが何と35。進化レベル59なのにどういうことだ。
  • 対戦ではとくこう・とくぼう・すばやさがかなり高く、超強力な能力強化技「ちょうのまい」をフルに活用でき、一度使い始めたらまず止まらない。BW/BW2ではハッサムと並びむしの2大巨頭として活躍していた。だが第6世代ではファイアローとその対策に巻き込まれて大きく弱体化。さらにファイアローは孵化要員としての立場も脅かす事態に。あちらは第7世代で弱体化されたが、「そらをとぶ」が要らなくなったので孵化要員としてはトントンか。剣盾では当初はパッとしなかったがザシアンに強いことが評価されて禁止伝説環境で活路を見出している。
  • 固有技に「ほのおのまい」がある……のだが、正直別の技で代用が利くので地味。XYから威力も下げられてしまった。ポケナガでは重宝したけれども。
  • Newポケスナでは火山のイルミナポケモンとして選ばれ、何と2匹も出てくる。とても豪華でしかも美しい。2匹のコミュニケーションの様子は是非とも写真に収めたいほど綺麗。

No.638 コバルオン

  • イッシュの伝説のポケモンは『ダルタニヤン物語』の三銃士をモチーフにしている。こいつはアトスというキャラクターが該当する。3匹とも特性が「せいぎのこころ」で、あく技を受けると正義感が刺激されるらしく、こうげきが上がるようになっている。また技「せいなるつるぎ」を覚えるが、剣となる部分は額の角だったりする。
  • BWではこいつがいる場所に近づくとおじいさんの昔話に付き合わされ、その後こいつと戦って認められないと他2匹に会えなかった。差し詰め3匹の中のリーダーポジション。
  • 三銃士は3匹とも同じ種族値の高さを持つが、どの能力が高いかは3匹それぞれ異なる。ただしHP91、すばやさ108は全員共通。こいつはぼうぎょが高いがこうげき・とくこうはそれなりでとくぼうは低い。タイプはルカリオと同じはがね・かくとう。
  • 対戦では物理特殊それぞれの技を色々と覚えてくれるので、タイプによって受け止めて返すのが主な戦術となる。だが火力自体はそこそこしかない。
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』でもリーダーポジションは変わらず、ケルディオを導いていた。

No.639 テラキオン

  • イッシュの伝説のポケモンは『ダルタニヤン物語』の三銃士をモチーフにしている。こいつはポルトスというキャラクターが該当する。3匹とも特性が「せいぎのこころ」で、あく技を受けると正義感が刺激されるらしく、こうげきが上がるようになっている。また技「せいなるつるぎ」を覚えるが、剣となる部分は額の角だったりする。
  • こいつは3匹の中でも力持ちらしく、その説明が図鑑のいくつかに見られる。
  • 三銃士は3匹とも同じ種族値の高さを持つが、どの能力が高いかは3匹それぞれ異なる。ただしHP91、すばやさ108は全員共通。こいつはこうげきが高く、ぼうぎょ・とくぼうがそれなりでとくこうは低い。
  • 3匹中最も種族値配分の無駄がなく、力持ちの名に恥じない攻撃役のポケモン。かつ唯一のいわ・かくとう複合で、この2タイプの攻撃相性はすこぶるよいため様々な相手に有利。中でも強力なのがダブル/トリプルで隣から「ふくろだたき」を受けて特性「せいぎのこころ」でこうげきを上昇させてから相手に強烈な一撃をぶっ放す戦法。特にエルフーンが始動役に選ばれたことから「エルフテラキ」と呼ばれた。……相手からすれば内輪揉めのとばっちりを受けているようなものなので理不尽ではあるが。最近ではドラパルト等もこれに参加するようになっている。
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』でも気が強くて力持ちのいいオヤジポジションだった。

No.640 ビリジオン

  • イッシュの伝説のポケモンは『ダルタニヤン物語』の三銃士をモチーフにしている。こいつはアラミスというキャラクターが該当する。3匹とも特性が「せいぎのこころ」で、あく技を受けると正義感が刺激されるらしく、こうげきが上がるようになっている。また技「せいなるつるぎ」を覚えるが、剣となる部分は額の角だったりする。
  • アラミス自身が美形だったことから見た目は非常にスマート。その容姿からビジリオンではないかと言われた。なお性別は不明。
  • 三銃士は3匹とも同じ種族値の高さを持つが、どの能力が高いかは3匹それぞれ異なる。ただしHP91、すばやさ108は全員共通。こいつはとくぼうが高いがこうげき・とくこうはそれなりでぼうぎょは低い。タイプはキノガッサやブリガロンと同じくさ・かくとう。そのため3匹で唯一4倍弱点を抱える。
  • 対戦ではくさらしい状態異常技を一切覚えてくれないため、専らくさにタイプ一致補正がかかるかくとうタイプとして戦うのが基本。だがBWでキノガッサが超強化されたため肩身が狭く、XYでくさ・かくとう両タイプが大幅に弱体化したため追いやられてしまった。その後はどうにか持ち直すものの物理耐久の低さがネック。
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』でも中性的な雰囲気で常に敬語だった。もう性別ビリジオンでいいんじゃないかな。

No.641 トルネロス

  • 何なんだお前らはポジションその1。イッシュの伝説のポケモンはコバルオン達だけでよかったはずなのだが。
  • 風神雷神をモチーフにしているらしいがそもそもここのモチーフは日本じゃない。百歩譲ってそれはいいとしよう。何故ボルトロスやランドロスと姿がそっくりなのか。トルネロスボルトロスに至っては種族値まで全く同じ。違いは一部パーツと色とタイプと覚える技だけ。手抜きにもほどがある。誰が名付けたか通称「コピペロス」。実際これ以外にも3猿やギアル系列、ひいてはサブマスもコピペと言われればそうなってしまうが。これでいて対戦では実力者なのだからもう頭が痛い。
  • フォルムチェンジ可能で、コピペ状態を「けしんフォルム」、獣状態を「れいじゅうフォルム」という。ただしどちらが本当の姿かは不明。霊獣フォルムのこいつは鳥のような見た目になり、コピペからは脱却したものの顔がそのままなので結構シュール。
  • こいつの特筆すべきは初のひこう単色ポケモンという点。ひこう技のエキスパートとして物理特殊どちらでも対応可能。けしんは特性「いたずらごころ」で「おいかぜ」や「ちょうはつ」が有用。剣盾現在ではカイオーガと仲良くしている様子が見られる。
  • れいじゅうはすばやさと耐久が上がり、「さいせいりょく」になったのはいいが、回復技が「ねむる」しかない。「はねやすめ」は何故か両フォルムとも覚えない。結局かなり扱い辛いフォルムになってしまっている。
  • ちなみにけしんフォルムの隠れ特性「まけんき」は、BW2と連動する外部ソフト『ポケモンARサーチャー』で手に入ったれいじゅうフォルムのトルネロスをけしんフォルムに戻すことで手に入った。ボールでバレかねないので既存の個体に「とくせいパッチ」を使うのが○とされている。

No.642 ボルトロス

  • 何なんだお前らはポジションその2。イッシュの伝説のポケモンはコバルオン達だけでよかったはずなのだが。
  • 風神雷神をモチーフにしているらしいがそもそもここのモチーフは日本じゃない。百歩譲ってそれはいいとしよう。何故トルネロスやランドロスと姿がそっくりなのか。トルネロスボルトロスに至っては種族値まで全く同じ。違いは一部パーツと色とタイプと覚える技だけ。手抜きにもほどがある。誰が名付けたか通称「コピペロス」。実際これ以外にも3猿やギアル系列、ひいてはサブマスもコピペと言われればそうなってしまうが。これでいて対戦では実力者なのだからもう頭が痛い。
  • フォルムチェンジ可能で、コピペ状態を「けしんフォルム」、獣状態を「れいじゅうフォルム」という。ただしどちらが本当の姿かは不明。霊獣フォルムのこいつは……一体何のモチーフの生き物なのだろうか?ともかくコピペからは脱却したものの顔はそのままなので結構シュール。
  • けしんは特性「いたずらごころ」をフルに活用し「でんじは」「いばる」を高速で使い続ける。弱点も2つだけと少なく特性のおかげですばやさに振る必要もそこまでない。この2つの技で動けず負けたトレーナー数知れず。こんなおっさんもどきに…… 暴れ過ぎたのか第7世代で大幅弱体化措置が取られ、剣盾現在では「かいでんぱ」を使う以外は隠れ特性「まけんき」の物理アタッカーとしての運用が主。
  • れいじゅうはとくこうが上昇しでんきタイプで1位に躍り出た。すばやさは下がったが特性が「ちくでん」になり同族に強く出られる。が、自身の攻撃も無効になるため同族対決は非常に不毛。「めざめるパワー」の打ち合いになることもしばしば。分かりやすいアタッカーでレボルトの愛称で親しまれたが、剣盾で強力なでんきタイプが次々増え、おまけに「めざめるパワー」が廃止され自身含むでんきタイプ相手に大きく不利を取られる事態に。
  • でんきタイプの性か、こおりタイプの「めざめるパワー」が欲しくなる場面がちょくちょくあった。が、BWは徘徊するしBW2は『ARサーチャー』で送るので乱数調整なしでは厳選など到底無理だった。剣盾で廃止されてよかった。
  • ちなみにけしんフォルムの隠れ特性「まけんき」は、BW2と連動する外部ソフト『ポケモンARサーチャー』で手に入ったれいじゅうフォルムのボルトロスをけしんフォルムに戻すことで手に入った。ボールでバレかねないので「とくせいパッチ」を使うのが○とされている。

No.643 レシラム

  • モエルーワ! ンバーンニガガ!
  • ブラックの看板ポケモン。綺麗なほどに真っ白な見た目だがほのおタイプ。もふもふしてそう。カッコいいけど可愛い。
  • ただBのシナリオ上絶対に捕まえないといけないポケモンで、厳選したい場合シナリオの途中で厳選環境を整えないといけない。かなり難儀な仕様。
  • 対戦ではドラゴン・ほのおという攻撃相性が非常にいい組み合わせで、とくこうも高く特殊アタッカーとして優秀。固有技も「クロスフレイム」「あおいほのお」と2つもある……のはいいのだが、こいつの主戦場はドラゴンやフェアリーが多く、みずタイプも強いせいで殴り合いに負けやすい。すばやさが中途で火力強化手段もないし中々に苦しい。専用特性のはずの「ターボブレイズ」も中身は「かたやぶり」と同じ。「おいかぜ」「ねっぷう」などで何とか戦えなくもないのだが……
  • ポケナガではヒデヨシのベストリンクとして登場する……のはいいとして登場条件がWi-Fi配信のみだったせいでDSのWi-Fiが終了した現在では入手不能という悲しみを背負っている。
  • 真実を司るとはいうが、噛み合っていそうで噛み合っていない状態が真実とは何とも悲しいものである。2本立てどころか同時に2作品も作ってしかも内容をちょっと変えただけの映画もあったし。

No.644 ゼクロム

  • バリバリダー! ババリバリッシュ!
  • ホワイトの看板ポケモン。どす黒いフォルムにコワモテの見た目。ごつごつしてそう。中々にカッコいい。
  • ただWのシナリオ上絶対に捕まえないといけないポケモンで、厳選したい場合シナリオの途中で厳選環境を整えないといけない。かなり難儀な仕様。
  • 対戦では初のでんき・ドラゴンで話題を呼び、固有技も「クロスサンダー」「らいげき」と2つもあるが、こうげきが高いにもかかわらずタイプ一致技以外の物理技に乏しい。この巨体で「じしん」すら覚えないのは一体どうなってるんだ。しかもそのせいではがねで簡単に止められる始末。専用特性のはずの「テラボルテージ」も中身は「かたやぶり」と同じ。当然ドラゴンを始め色々弱点満載ですばやさも中途……と、いい所がなかった。だが剣盾で突如「りゅうのまい」を得たことでアタッカーとしての才能が開花。技不足は変わらないがゴリ押しが利くようになり、大きく改善された。
  • 某ポケモン漫画で主役級の座を射止めるも扱いは雑で、その漫画もポケモン最大の黒歴史と呼ばれるほどに酷かった。幾ら体が黒だからと言っても酷すぎる。ポケナガでもパッケージを飾ったにもかかわらずシナリオの最後にちょこっと出て来るだけでこいつ自身が手に入るようになるのはだいぶ後という。かなり不憫。
  • 理想を司るはずなのに、理想を追い過ぎて潰されそうになっていはしないか、心配である。2本立てどころか同時に2作品も作ってしかも内容をちょっと変えただけの映画もあったし。

No.645 ランドロス

  • 何なんだお前らはポジションその3。イッシュの伝説のポケモンはコバルオン達だけでよかったはずなのだが。
  • 風神雷神をモチーフにしているらしいがそもそもここのモチーフは日本じゃない。百歩譲ってそれはいいとしよう。何故トルネロスやボルトロスと姿がそっくりなのか。違いは一部パーツと色とタイプと覚える技だけ。手抜きにもほどがある。誰が名付けたか通称「コピペロス」。実際これ以外にも3猿やギアル系列、ひいてはサブマスもコピペと言われればそうなってしまうが。これでいて対戦では実力者なのだからもう頭が痛い。こいつの何が驚きって風神雷神にはないオリジナルの設定ということ。一応2匹の制御役らしいのだが、うーむ?
  • フォルムチェンジ可能で、コピペ状態を「けしんフォルム」、獣状態を「れいじゅうフォルム」という。ただしどちらが本当の姿かは不明。霊獣フォルムのこいつは犬のような見た目になり、コピペからは脱却したものの顔がそのままなので結構シュール。
  • けしんフォルムは「すなのちから」を利用し天候「砂嵐」での攻撃役として、また隠れ特性「ちからずく」で強力な特殊アタッカーとして活躍していたが、れいじゅうフォルムが強過ぎるせいで影が薄くなってしまった…… それでも「いかく」が通りづらいルールであればこちらの方が多く採用される。ダブルでは貴重な単体じめん技を使えるのも評価が高い。
  • れいじゅうフォルムはこうげきが上がったことでメガシンカ以外でじめんタイプのこうげき1位になった。特性も「いかく」になったことで耐久まで確保し、高種族値安定ポケモンとして絶対的な地位を確立。その強力ぶりは剣盾現在に至るまでトップメタから陥落したことがないほど。
  • ただ両フォルムともひこう技は殆ど覚えない。大体「じしん」か「いわなだれ」をぶっ放しているが、こいつ何タイプだ? ただ覚えないわけではないので「ダイジェット」をちゃんと物理で使うことができる。
  • 実はBWでのイッシュ図鑑完成条件にこいつは必要ない。何故に。クリア後でしか手に入らないからか。
  • ちなみにこいつの隠れ特性「ちからずく」は、BW2と連動する外部ソフト『ポケモンARサーチャー』で手に入ったれいじゅうフォルムのランドロスをけしんフォルムに戻すことで手に入った。ボールでバレかねないので「とくせいパッチ」を使うのが○とされている。

No.646 キュレム

  • ヒュラララ!
  • 「氷の戦士!キュレブラック!」「氷の戦士!キュレホワイト!」「「ふたりは!プリキュレ!」」
  • 登場当時、まるで抜け殻のような不完全な見た目でかつレシラム・ゼクロムより種族値が20も低いことから「何だこいつは」と騒がれた。動きもかくんかくんとしているし目も死んでるように見えるし。BWでの出現方法もジャイアントホールを探検していたらいきなり声が聞こえて一面真っ白になってから洞窟が出現という結構不気味なもの。初見でかなりビビった。
  • 対戦でも正直強いとは言えず、ドラゴン・こおりの一致技を覚えるのはいいが、はがねへの対抗手段に乏しくかつ弱点まで貰ってしまう。耐久も中途半端。強いてメリットを上げるとすればすばやさがレシラム・ゼクロムより5高いことくらい。専用技「こごえるせかい」も「こごえるかぜ」の威力を10上げただけというショボい技。禁止伝説の威厳を感じられないポケモンだった。
  • BW2で突如覚醒したのだが、その方法がまさかの「ゼクロムまたはレシラムと融合合体する」というものだったため度肝を抜いた。個体上はキュレムの方が優先され、ゼクロムと融合した個体は「ブラックキュレム」、レシラムと融合した個体は「ホワイトキュレム」と呼ぶ。そしてその融合合体した後の姿がBW2のパッケージに採用されている。
  • タイプは変わらないが、技や特性はゼクロム・レシラムのものが入り込む。ゼクロム・レシラムの専用技だった「クロスサンダー」「クロスフレイム」も使うことができ、新たに専用技として「フリーズボルト」「コールドフレア」を使えるようになった。なお、アイテム「いでんしのくさび」を使って融合できるのは1匹までなので、ブラック・ホワイトを同時に存在させることはできない。
  • ちなみに合体時の技はキュレムが本来覚える技を置き換える仕方で覚える。「クロスサンダー」「クロスフレイム」は「こわいかお」と、「フリーズボルト」「コールドフレア」は「こごえるせかい」と入れ替わる。つまり「ブラックキュレム・ホワイトキュレムの『こごえるせかい』」あり得ない。
  • ブラックキュレムはこうげき170からの「げきりん」が強力無比。特性が「ターボブレイズ」なのでがんじょうもヌケニンも怖くない。「クロスサンダー」も覚えるのではがねタイプもある程度は攻撃できる。だがこおり技は貧相で、剣盾になって漸く覚えた「つららばり」ぐらい。しかもこれがない時期は専用技にして溜め技「フリーズボルト」しかなかった。一応「ぜったいれいど」もあるが、これも剣盾から。サブ技や変化技も乏しかったが、剣盾で「ボディプレス」「ダブルウィング」「りゅうのまい」が加入しある程度揃った。剣盾になって技が揃うまで非常に戦い辛く、採用率も低かった。
  • ホワイトキュレムはとくこう170からの「りゅうせいぐん」と「ふぶき」が強力無比。特性が「ターボブレイズ」なのでがんじょうもヌケニンも怖くない。ブラックと異なりサブ技も充実。ただその強さを「ふぶき」に依存しているせいで、こおり技や特殊技の通りが悪いと途端に苦しくなる。とくこうを上げる積み技がないため持久戦も厳しい。いっそ「ぜったいれいど」に賭けるか。なお「コールドフレア」は溜め技のためまず採用されない。
  • 『みんなのポケモンスクランブル』ではキュレムをゲットした状態で特定の時間帯にゼクロム・レシラムがいるはずのステージに行くと何故かこいつが出て来る。お前いつの間に融合合体した? なお「フリーズボルト」「コールドフレア」を覚えていることがあるが、このゲームでは好きなだけ連発できるので強力。
  • こいつをゲーム内で捕獲する場合「がむしゃら」を覚えているせいで予想外にダメージを負う可能性がある。だいぶ痛い目を見た。
  • 実はBWでのイッシュ図鑑完成条件にこいつは必要ない。何故に。クリア後でしか手に入らないからか。
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』ではケルディオの前に立ちはだかる強敵として登場した。何とフォルムチェンジを自在に行えるという物凄い能力の持ち主で、最終的にはケルディオを倒してしまう。「地上最強のドラゴン」の名は伊達じゃなかった。

No.647 ケルディオ

  • 「僕は!聖剣士になるんだ!」
  • まさかの『ダルタニヤン物語』の主人公をモチーフにしたポケモンが幻枠。
  • コバルオン・テラキオン・ビリジオンの3匹が育てていた弟子のようなポジション。そのためこの3匹の特徴がそのまま受け継がれている。タイプにかくとうが入り「せいなるつるぎ」「インファイト」などを同じレベルで覚える他、種族値の配分法則も3匹と全く同じ。HP・すばやさは全く同じで、その他とくこうが高く、ぼうぎょ・とくぼうはそれなりでこうげきは低い。というかテラキオンからこうげき・とくこうを入れ替えただけ。
  • 固有技に「しんぴのつるぎ」があり、つるぎなのに特殊技扱いでかつ相手のとくぼうではなくぼうぎょに依存してダメージを与えるというよく分からない技になっている。USUMまでは誰かに教わらないといけなかったが、剣盾で自力技に追加された。そしてこの技を覚えると「かくごのすがた」になる、というか強制的になってしまうので「かくごの姿=技の1つが『しんぴのつるぎ』」という式が成り立ってしまう。そして図鑑上はこの姿の時に素早くなるはずなのだが、能力は一切変わらない、というか何もかも変わらない。その「かくご」はつまり技がバレる覚悟っていう意味なのか?
  • 実は、かくごのすがた登場はBW2で、以降の作品で「しんぴのつるぎ」を覚えた場合にこの姿になるのだが、BWで「しんぴのつるぎ」を覚えた場合この姿にはならない。つまり「『しんぴのつるぎ』を覚えたいつもの姿のケルディオ」は実在する。嘘のようなホントの話。現に私も持っている。ただしそのケルディオの親は(日本版の場合)「しょこたん」固定。ちなみに覚えるにはケルディオ以外にコバルオン・テラキオン・ビリジオンを手持ちに入れてセッカの湿原に行く必要がある。
  • 対戦ではみず・かくとうのタイプを持ち、他の三銃士に違わず十分活躍でき……ればよかったのだが、幻のポケモン扱いなので通常のバトルには出せない。かくとうやみずは伝説や幻に対してそこまで通りがよくない。しかも三銃士の仲間なせいで他の幻組より種族値が20低い…… 何故幻のポケモンにしてしまったのか。
  • 時は剣盾、何とこいつが遂に通常出現するようになった。コバルオン・テラキオン・ビリジオンの3匹を連れてとある場所でカレーを作るとひょっこり出現する。カレーに釣られる幻とは。お腹が空いていたのかも知れない。
  • 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』ではケルディオが聖剣士として成長する物語が描かれた。

No.648 メロエッタ

  • 「ご存知、ないのですか!?彼女こそ幻枠からチャンスを掴み、アイドルポケモンの座を駆けあがっている超時空せんりつポケモン、メロエッタちゃんです!!」「抱きしめて!銀河の!!はちぇまれ!!!」 キラッ☆ミ
  • エロメッタではない。
  • 音符に似た緑色の髪型や歌を歌う設定からミクエッタと言われたが、映画での声優はGUMIの中の人。つまるところメグエッタないしグミエッタ。そのせいで超時空何たらというネタがピッタリ来る上にそのままボカロ曲を歌い始めかねない。メグメグファイアーエンドレスナイッ。
  • そして歌を歌うとテンションが上がって踊り始めてしまうようだ。しかも突如体色が茶色になり格闘術に目覚める。何だそれは。「みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwww」というやつなのか。
  • 通常形態を「ボイスフォルム」、踊り始めた形態を「ステップフォルム」という。ステップフォルムになれるのは戦闘中に専用技「いにしえのうた」を使った後のみで、任意でフォルムを変えて戦闘終了後に元に戻る点で後のメガシンカの先駆けと言える。
  • ボイスフォルムはキリンリキ以来のノーマル・エスパーでとくこう・とくぼうが高い。対戦ではノーマルもエスパーもそれなりの技しかなく、特性「てんのめぐみ」を活かせそうな技はどれもこれもタイプ不一致という、どうにも説明に困る性能をしている。
  • ステップフォルムはタイプがノーマル・かくとうになるだけでなく能力も大きく変わり、こうげき・すばやさが急上昇してメガシンカ以外でノーマルタイプ最速を手にする。逆にとくこう・とくぼうは大きく下がる。高速「インファイト」等が持ち味で、「とんぼがえり」などで器用に動くこともできる。ただ特性を活かせそうな一致技は「ひみつのちから」ぐらい。ないよりマシだが入れるスペースがあるかというと…… またフォルムチェンジに「いにしえのうた」が必要なせいで実質技を3つしか入れられない。最初からこの状態で戦えればよかったのだが。
  • なお、両フォルムで覚える技は共通する。つまりボイスフォルムのあの見た目で「インファイト」を使える。ミクミクならぬボコボコにしてあげるということか。そして第6世代でステップフォルムが使う「インファイト」のモーションが「何故かこっちを向いて踊りながら相手にズドドドドと突っ込む」というものなのでとてもシュール。
  • 固有技「いにしえのうた」は第7世代までNPCから教えてもらう必要がある。BW/BW2のイベントは一見の価値あり。
  • 映画『メロエッタのキラキラリサイタル』で主役を務めた。幻組唯一の短編映画である。
  • スマブラではFor・SPでモンスターボールから登場。ボイスフォルムのみ登場し、「りんしょう」で音の球を出現させてダメージを与える。

No.649 ゲノセクト

  • イエニ・・・・・・カエリタイ・・・・・・
  • 色合いや姿が某新世紀アニメの機体に似ていると噂されたポケモン。残酷な科学のテーゼ昆虫よ機械になれ。
  • プラズマ団が改造したと明言されたポケモン。モチーフとなった虫は諸説あるが実はゴキブリが有力らしい。確かにあいつは古生代からいるが。後にストレートにゴキブリをモチーフにしたフェローチェが登場した。
  • BW/BW2では行くのが物凄く面倒な僻地P2ラボにてイベントが発生し、こいつ用のアイテム「○○カセット」が手に入る……はいいのだが、B/B2とW/W2とでもらえるカセットが違うので、全部集めたければ2つROMが必要。何てことだ。XY以降は1つのROMで全部集まるのご安心を。
  • 対戦ではタイプこそむし・はがねとありふれているが特性「ダウンロード」が優秀で、物理特殊どちらを使うかを相手に合わせて選べ、かつこうげき・とくこうどちらも高く技も様々に覚えられる。すばやさ種族値が100にあと1届かないのが最大のネック。
  • 固有技「テクノバスター」は先のカセットを嵌めることで嵌めたカセットに応じて技タイプが変わる。BW当初威力85と物足りなかったがXY以降120に修正されてかなり使い勝手が良くなった。
  • 映画『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に出演し、5匹のチームで家に帰るため頑張っていた。特に冒頭の台詞はそのうちの青(アクアカセット)が言ったもの。とても健気で可愛い。
  • なお「映画の名前の癖に『しんそく』を覚えない」とネタにされたが、その後色違いのゲノセクト配布なるものが登場し、こいつ限定で「しんそく」を覚えることになった。とても赤い。色違いの幻のポケモン配布が行われたのはこいつが初。
  • そしてこの色違いの赤い個体、ギギギアル系統の固有技だった「ギアチェンジ」を覚えており、これを2回使うことで「通常の3倍の速さ」になる。
  • スマブラではFor・SPでモンスターボールから登場。最初は牽制射撃を行い、狙いを定めてから強烈な「テクノバスター」を放つ。
  • ポケGOではカセット違いが見た目違いと認定されたようで、カセットが違うだけのゲノセクトのレイドバトルが事あるごとに開催されている。
最終更新:2021年10月16日 22:04