はっぴゃくきゅうじゅうはち > カロス

はっぴゃくきゅうじゅうはち

ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「ななひゃくにじゅういち」を25周年を記念して書き直したもの。
要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。
企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。
当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!?

感想対象

全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記)
ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記)
外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』)
『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
『みんなのポケモンスクランブル』
『ポケモンスナップ』シリーズ(全て)
『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY&Z』『S&M』『新無印』中心)
映画シリーズ(全て)
『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
『スマッシュブラザーズ』シリーズ
その他(『ポケモンマスターズ』など)

元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。
前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。

非対象

『ポケモンパネポン』
『ポケモンピンボール』
『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
『ポケモンレンジャー バトナージ』
『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
『ポケモンピクロス』
『ポケモンユナイト』

ポケモン分類法

フォルムチェンジ、姿違いは「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」としてあります。
例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目

ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。
また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。
例:トリトドン、ビビヨン

目次

No.650~721 カロス

No.650 ハリマロン

  • ハリマ、ハリハロ!
  • XY御三家の1匹。
  • 可愛いハリネズミのようなポケモン。この時はまだ可愛い。この時はまだ。
  • シナリオでは最初のジムがかなり不利と思いきや実は有利で、技「ころがる」を連打すればあっという間に勝ててしまう。その他も結構技が豊富で心配なのは鈍足と弱点の多さくらい。能力強化も「グロウパンチ」や「ビルドアップ」がある。ただ要所要所でフェアリータイプが来るので特に最終形態は要注意。
  • スマブラではFor・SPにてモンスターボールから登場し「タネばくだん」をぶっ放す。小さいからってなめてかかると痛い目を見るぞ。
  • アニメでは本編でシトロンが、『最強!メガシンカ』組でマノンが手持ちに入れている。両者ともハリマロンのままだったがマノンの個体が素直なのに対しシトロンの個体は随分とやんちゃ坊主だった……伝説のドジキャラポッチャマを彷彿とさせる。

No.651 ハリボーグ

  • ぼおおおおおおおおおおぐばとおおおおおおおおおおおおおお!! それは、熱きボーグバトラー達の戦い! ぼおおおおおおおおおおぐばとおおおおおおおおおおおおおお!! それは、人生の縮図!男のロマンである!
  • 進化してだいぶ丸くなってしまった。しかも名前が名前なのでハリではなくカブトを入れたくなる。チャージ3回フリーエントリーノーオプションバトル!
  • 最終形態で何タイプになるのかこの恰好ではまるで予想できなかった。くさ単タイプになるのかそれともじめんなのかと思ったら更に予想を裏切られることになった。ポケモンは分からないものだ。
  • アニメで超惚れっぽいハリボーグがセレナのイーブイを狙っていたが、やんちゃなハリマロンですらまともに近づけないのにがっつくように近づいたら結果はどうなるか察しがつくというもの。

No.652 ブリガロン

  • 立派なガードマンになったのだが、最初見た時サッカーのゴールキーパーかと思った。はたまたラグビーの選手か。どちらにしても何かを止めるのが得意そうな見た目をしている。
  • 進化してまさかのくさ・かくとうタイプになり、しかも半固有技「ニードルガード」を手に入れたことで守りながら勝つポケモンになった。
  • 対戦ではぼうぎょ・こうげきが高く、更に隠れ特性にして固有特性「ぼうだん」で「ばくだん」「ボール」系統の技を無効化できることから一部の技を牽制しつつ場を展開できる。やっぱりボールを止めるポケモンなのだろう。一度「ビルドアップ」を使ってしまえば4倍弱点のひこうでも不一致程度なら耐える。攻撃技も豊富にあるので攻めさせても強く、ダブル/トリプルでは「ニードルガード」で身を守りつつ接触技を使った相手にダメージも与えられる。中々の実力者なのだが……4倍弱点のひこうタイプが全体的に強いのが逆風。
  • 『みんなのポケモンスクランブル』ではこの「ニードルガード」のせいで強烈なカウンターを貰ってボコボコにやられまくった……勘弁してくれ。

No.653 フォッコ

  • XY御三家の1匹。
  • 見るからに可愛い狐の子供。3匹の中で真っ先に目を引いた。とても可愛い。流石にこの見た目でかくとうタイプはないだろうと思い安心した覚えがある。
  • シナリオでは序盤有利かと思いきや結構不利で、最初のジム戦が有利に見えてアメタマに「みずあそび」を使われると一転押し切られてしまう。こいつで戦う場合先に進化させておきたい。2番目のジムは問答無用の弱点タイプ。だがその2つさえ乗り切れば後はかなり楽に進める。厄介なフェアリータイプも3匹中唯一半減可能。
  • スマブラではFor・SPにてモンスターボールから登場し「やきつくす」を使ってくる。火柱は小さいが連続で当たるので結構厄介。
  • アニメではセレナが捕まえており、その後テールナーに進化している。

No.654 テールナー

  • 何だこの可愛い成長期の狐は。見るからにツンツンしてそうと思ったらポケパルレで実際ツンツンしていた。世に言うツンデレというやつだった。めっちゃ可愛い。これでいて♂の方が多いんだから業が深い。偶然とはいえ冒険用のこいつが♀で本当によかった。
  • アニメでセレナの手持ちとしてバトルにトライポカロンにと大活躍。すっかりセレナのイメージポケモンになった。どちらも可愛いのが高評価。
  • そしてポッ拳にも登場し、魔法少女さながらの動きで相手を翻弄する。可愛い。
  • だが超ポケダンでは一転出会い頭に枝系アイテムを振ってくる強敵に変貌。でも可愛いから許……せるのか?
  • テールナーしか勝たん。

No.655 マフォクシー

  • 可愛い可愛いテールナーが進化して大人になった。進化前より魔法使いっぽくなり、その姿は魔女のよう。だがグラフィックはちょっと目つきが鋭すぎて何とも言い難い。最初進化させてちょっとガッカリした思い出。公式イラストでは美人さんなのに。
  • 進化してほのお・エスパータイプになり、相手のとくこうを下げるという珍しい効果を持つ半固有技「マジカルフレイム」も獲得した。
  • 対戦では2匹目のガブリアスより素早いほのおタイプ。とくこうが最も高くエスパータイプも持つため攻撃に補助にと色々な選択肢がある。苦手だったあくタイプもORASから「マジカルシャイン」が加わり対抗できるようになった。
  • 隠れ特性「マジシャン」は自分が何も持っていない状態で相手にダメージを与えるとアイテムを奪える。アイテム集めにはもってこいの特性で、私も何匹か育てて各ROMに派遣してアイテムを集めていた。もちろん対戦でも強力。
  • アニメではカロスクイーンエルさんの手持ち。才色兼備とはこいつのことを言う。セレナはXY編終了時点で進化させていない。
  • なおセレナはゲームベースのキャラでだがポケマスにてバディとして連れている。だがまさか性能がダークライだとは誰が思ったか。

No.656 ケロマツ

  • XY御三家の1匹。
  • 3匹中最もネタにされてしまった悲劇のポケモン。まず初期形態で何故蛙なのか。しかもどことなくTシャツに宿っていそうな姿をしている。見た目が可愛いと言えば可愛いが残りの2匹に人気が集中する始末。極めつけは名前が「ケツマロ」に空目しやすい。みず御三家初期形態は3作連続でネタ枠なのか。だが進化を重ねるにつれてとんでもない大逆転があろうとは発売前当時予測できなかった。これだからポケモンは分からない。
  • シナリオでは結構不憫で、ジムでは最終形態を含めると弱点を取られかねないジムが何と5つもある。というかくさの次のジムがでんきなのは何かの陰謀か。しかも初代御三家に加えラプラスも加入できるのでライバルも多数という。ぐんぐん伸びるすばやさで差をつけたい。
  • スマブラには御三家中唯一登場しないが、代わりに最終形態がファイターとして参戦している。
  • アニメではサトシが捕まえ、サトシが捕まえたみず御三家で初めて進化することになった。

No.657 ゲコガシラ

  • 進化してお頭になったようだ。ただ「ゲコガシラ」はとても言いづらい。アニメでサトシが必死に早口で言っていたが噛まないかどうか心配だった。
  • 御三家が野生で出ることはまずなかったがカロスは例外で、カロス御三家全てフレンドサファリで条件を満たせば野生で出て来る。しかも更に一定条件下で隠れ特性の個体も出現し、こいつの隠れ特性「へんげんじざい」を追い求めてこいつが出るサファリを探したものである。
  • アニメでは忍者のサンペイとの絡みが多く、ケロマツ一家を競って育てていたのが印象深い。素早く動いて「いあいぎり」を決めていたが、ゲーム中では考えられないほどに高い威力を誇っていた。また、ゴジカ戦で大奮闘の末ニャオニクス2匹を破ったが、あそこで進化すると思った人はどれだけいただろうか。まさかのフルパワーで押し切って進化お預け。これに限らず予想外エンドはよくあることだが。

No.658 ゲッコウガ

  • ドーモ、ゲッコウガ=サン。トレーナーです。
  • ネオサイタマではゲッコウガと名乗るがネオイッシュではグレニンジャと名乗る。ニンジャの……ポケモン!
  • 進化によってエスパーを倒すあくタイプを手に入れた。おお……まさしくその姿……エスパースレイヤー!
  • ゴサンケ=ニンジャで最も高いすばやさ重点。
  • 「みずスリケン」=ジツはアンブッシュめいた連続攻撃。実際便利な。
  • シークレット=カラテ「へんげんじざい」は技に合わせて自分のタイプを変える。タイプ一致めいた威力ヤバイ級のジツの前に相手ニンジャはしめやかに爆発四散。ランキングに上ることはチャメシ=インシデントである。
  • ゲッコウガ=サンの突然めいたスマブラ参戦にヘッズ達はしめやかに失禁した。アイェエエエエエエ!?ゲッコウガ!?ゲッコウガナンデ!?
  • この日のためにゲッコウガ=サンはヒサツ・ワザ「しのびのひおうぎ・ジツ」を編み出した。怒濤めいた連続攻撃と強烈めいた叩き落としの前に相手ニンジャはしめやかに爆発四散。コトダマに包まれてあれ。
  • フロムアニメイションでサトシ=サンのゲッコウガ=サンがユニーク=ジツ「サトシゲッコウガ」変化を手に入れた。サトシゲッコウガ=サンの豪快めいた怒濤のジツを見よ!
  • アローラ=ディストリクトではユニーク=カラテ「きずなへんげ」でサトシゲッコウガ=サンの力を使うことができる。ヤッター!
  • ガラル=ディストリクトにニンジャはいない。いいね?
  • 720匹で争う人気投票で絶対めいた人気のニンジャ・ピカチュウ=サンを上回り1位を取った。ゴウランガ!

No.659 ホルビー

  • ホルビーは可愛いよね。
  • カロス地方の所謂序盤ノーマルとして無難な性能かと思ったら最初から「こうそくいどう」を覚えている。高レベルでないと覚えないポケモンも多いのに。
  • アニメでは本来でんきタイプ使いのはずのシトロンがジム奪還のためにゲットした。サトシのピカチュウとはカロスにおける最初と最後の対戦相手でもあり、彼のジム戦でも最初にホルビーとピカチュウが激突した。
  • Newポケスナではベースキャンプに出現。よく跳ねる。とにかく跳ねる。地面の中に潜っていても跳ねて出てくる。お前はコイキングか。

No.660 ホルード

  • 何を見てこのデザインでヨシ! って言ったんですか?
  • ホルビーから進化したその姿は工事現場にいるおっさんのような何とも言えない顔つきの兎。勿論♀も同じ姿。おお、もう。進化前とのギャップが凄い。だが意外と愛嬌があるのでヨシ!
  • 進化してじめんタイプがついたが、実はジガルデを除くとXY新登場のじめんタイプはこいつだけ。非常に貴重。しかも「ものひろい」や「いかりのまえば」で後方支援もできる。旅パのノーマルに困ったらこいつを選べばヨシ!
  • 対戦ではこう見えて隠れ特性「ちからもち」なのでガブリアスより強い「じしん」とケッキングより強い「おんがえし」をぶっ放すとんでもポケモンでもある。後は中途なすばやさを補えばヨシ!
  • 何だか知らんがとにかくヨシ!

No.661 ヤヤコマ

  • 所謂序盤鳥だが、登場時他の序盤鳥と異なり出現範囲が本当に序盤だけで、進化後が野生入手できなかったという異例の登場となった。実は序盤鳥の進化後がシナリオ道中に野生で出てこないのは初かつ第8世代現在唯一となる。フレンドサファリには出て来るがクリア後で限定された人のみ。
  • XYのシナリオ開始と終了のどちらにも姿を見せる印象深いポケモン。
  • 隠れ特性がかの有名な「はやてのつばさ」だが、ミラクルやマジカル交換でこいつが流れてきたら十中八九「はとむね」である。人生そんなもん。
  • 進化後が進化後なせいでほのおタイプだと思われがちだが、こいつはまだ「ノーマル/ひこう」。だが剣盾で「たいあたり」を忘れるという序盤鳥にあるまじき仕様変更を受け、代わりに覚えたのは「ひのこ」。ここまで来ると初期から「ほのお/ひこう」でよかったのでは。
  • アニメではサトシがいつものように捕まえていたが、現在のところサトシが所謂序盤鳥をゲットしたのはこれが最後である。

No.662 ヒノヤコマ

  • 進化してほのおタイプがついた。所謂序盤鳥でタイプが変わるのは初となる。第8世代のアーマーガアがこれに続いた。
  • 序盤鳥でかつ中間進化だが歴代の序盤鳥と異なりシナリオ道中で野生出現しない。その代わりフレンドサファリに出てくる上にここでしか隠れ特性「はやてのつばさ」が手に入らないので躍起になって探していた覚えがある。
  • シナリオで使おうとするとタイプ一致技が異常なまでに貧相。レベルをうんと上げるか技マシンを使わないとろくに攻撃できない上にノーマルタイプが取れたせいで「おんがえし」すらダメージソースになりにくい。根気の要るポケモンである。

No.663 ファイアロー

  • 折り畳んだ両翼は 突撃の嚆矢だ 鋭利なるその羽根で 獲物を屠るイェエエエエエエガアアアアアアアア! 燃え盛る衝動に その身を灼きながら 戦場に火を放つ 疾風の翼
  • 登場当初は正直まるで期待していなかった。いつものような序盤鳥の最終形態。唯一の注目点と言えば名前が6文字であること。これによってNNも6文字対応になるだろうことにワクワクした覚えはある。
  • だが蓋を開ければ隠れ特性「はやてのつばさ」が「ひこう技を必ず先制で出せる」というぶっ壊れにも程がある性能で、しかも「ブレイブバード」まで覚えるのでこの技をひたすら連打するだけで弱点ポケモンや物理耐久の低いポケモンは次々倒れていく。正に紅蓮の弓矢。だけならまだしも「おいかぜ」「ちょうはつ」「ファストガード」「つるぎのまい」「ビルドアップ」「おにび」「はねやすめ」と変化技も少ないながら粒揃い。これらのせいでこいつに狩られるくさ・むし・かくとうの3タイプは一気に駆逐されてしまった。たった1匹でここまで変えるか。
  • 流石に暴れ過ぎたのか第7世代で「はやてのつばさ」が「HPが満タンの時にのみ発動する」という仕様変更を受け大幅弱体化。耐久型は全滅し、ダブルでも「おいかぜ」サポートくらいしか役割がなくなってしまった。
  • ちなみに登場時から現在でも通常形態のほのおタイプ最速はこのポケモンである。ただし特定条件下ではガラルヒヒダルマが最速。
  • アニメではサトシが進化させていた。しかもファイヤーと戦っている最中に。先輩の力を受けて後輩が進化したのだろう。

No.664 コフキムシ

  • 所謂序盤虫だが特性が2つある。両方とも強いのだが「ふくがん」が便利過ぎて相変わらず「りんぷん」が霞む。無念。といってもこいつの場合先頭で瀕死にさせる以上の役割がないのだが。
  • そして序盤虫にしては珍しく遺伝技がある。「いかりのこな」が後々役に立つ。

No.665 コフーライ

  • 進化してもふもふな蛹になりました。可愛い。身を守る時に紙吹雪みたいなものをぼふって出してくる。可愛い。
  • スマブラFor・SPにもちゃっかり登場して粉を振りまいてくる。可愛い。だがこれに触れると痺れて動けなくなる。
  • ちなみに蛹形態では珍しく隠れ特性が「だっぴ」にならず「フレンドガード」のまま。「しんかのきせき」で何かしら使える……と思いきや種族値が低すぎる。

No.666 ビビヨン

  • ビヨヨンではない。
  • もう何匹目かという蝶をモチーフにしたポケモンだが、強烈なインパクトを残したことで有名になった。
  • 何とゲーム機本体の居住地域設定によって羽の模様が変わるというぶっ飛んだ仕様を持つ。その数何と20。おかげで珍しい模様はGTSで引っ張り凧。伝説のポケモンでさえも釣り合うかどうかといったところ。そしてこれらの模様のうち「ファンシーなもよう」「ボールのもよう」は配布限定でしか手に入らないという珍品中の珍品。それ以外の18の模様ゲーム機次第で手に入るが、自力で集めようとすると設定の関係で日本版・北米版・欧州版のゲーム機が1台ずつ必要だそうな。こうして誕生したのがビビヨンマニアならぬ「ビビヨニスト」。今でも世界中のビビヨニストが模様を求めてGTSを彷徨っている。
  • 対戦でもありとあらゆる蝶ポケモンのほぼ最上位に位置する実力を誇る。特性「ふくがん」からの「ねむりごな」「ぼうふう」が強力で、「ふんじん」「いかりのこな」といった珍しい技も覚える。これによってバタフリーは一気にこいつの下位互換と見られることに……
  • ビオラがジム戦で使ってくるが、実は最初のジム戦で最終形態が出てきたのは初となる。
  • Newポケスナでは全ての模様のビビヨンが撮影できるのだが……当然簡単に撮影できるものもあれば複雑な手順を必要とするものもある。特にモダンなもようのビビヨンは世界中の写真家が探し回り、1人の酔狂な人の手によって発見されお祭り騒ぎとなった。

No.667 シシコ

  • ライオンの子供のようなポケモンだが、顔がどこか間抜けに見えてしまう。もうちょっと凛々しいか可愛い顔にならなかったのか。
  • XYでは出現場所が結構分かりにくい上にタイプも分かりにくい。ほのおとノーマル……言われてみればそんな感じもするが。この組み合わせはこの系統が唯一。
  • ちなみにライオンの雄が生き残りにくいためかこいつも♀の方が多く、その比率はポケモン唯一の♂:♀=1:7である。

No.668 カエンジシ

  • メガフラダリのことカエンジシって言うのやめろよ!
  • ♂のその見た目からすっかりフラダリポケモンと化してしまった悲しきポケモン。本人が実際に使ってくるのも後押ししてしまった感。
  • ♂♀共に成獣ライオンのような見た目をしており、その生態に準拠したのか進化前同様こいつも♀の方が多い。
  • 対戦ではその見た目にそぐわず特殊攻撃が得意で、ガブリアスより素早いほのおタイプ。範囲攻撃も「ハイパーボイス」「ねっぷう」と覚えられダブルバトル適性もある。さらに固有タイプのほのお・ノーマルがギルガルドやミミッキュなど強豪ゴーストに軒並み強い。ただし耐久はそこまで高くない。
  • 「おたけび」は元々こいつの固有技だった。

No.669 フラべべ

  • 体長0.1m、体重0.1kgという、どちらの最少記録も持っている文字通り最もミニサイズなポケモン。抱えている花は不思議な力で持っているらしい。
  • 花を「ただ持っているだけ」なのでくさタイプではなくフェアリータイプ。自力技にくさ技が多いのは気にしてはいけない。
  • 色違いは体にのみ起こり、花の色は変わらないので相当気づきにくい。体が小さいせいで違いに気付かないと言った方が正しいかもしれないが。
  • シナリオで「初めてのフェアリータイプ」として言及されているが、それ以前のポケモン達はいつからフェアリーになったのかよく分からない。いつの間にか環境に適応したのだろうか。
  • 花は赤・青・黄色・オレンジ・白の5種類あり、進化しても同じ花と共生する。なお、仕様上オレンジと白の隠れ特性は第7世代でしか手に入らない。

No.670 フラエッテ

  • 高さが進化前の倍になった……0.1mが倍になっても0.2mにしかならないが。
  • 花を抱え持つようになったがそれでもくさタイプではない。くさ技を相変わらずよく覚えるが。
  • 某AZにゃんが永遠の命を与えたポケモンなのだが、通常のものと異なりどす黒い花に寄生している。こいつはいつどこで出会えるのだろう?とんでもない破壊力を持っていそうだし出会ってはいけない気はするが。
  • フレンドサファリ限定で出現するが、仕様が中々に鬼畜で「花の色ごとに出現枠が決まっている」上に「どれもこれも3枠目なので互いに殿堂入りした状態で通信しないと出てこない」ので隠れ特性のコンプリートは中々に至難の業。私は何とかサファリを自力で揃えられたからよかったものの、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか?
  • ちなみにこのフレンドサファリにオレンジと白の花を持ったフラエッテは出てこないので、この2つの花の隠れ特性を手に入れるには第7世代の乱入バトルで粘る必要がある。加えてこの方法の場合何故かあおいはなの隠れ特性は手に入らない。

No.671 フラージェス

  • 遂に花と融合してなんだかやたらとゴージャスになった。それでもなおくさタイプじゃないと。謎がフカマル。実際くさタイプであった方が強い特性や技スペックをしているからもうくさタイプでいいんじゃないかな?
  • 合計種族値が矢鱈と高いが、特性が使いどころを選ぶ上に技の選択肢もそこまで多くないので強さは今一つ。隠れ特性「きょうせい」を上手く活かせれば多少チャンスが見出せるだろうか。
  • ちなみにXYの旅のお供の1人トロバの使うフラージェスは珍しい白色の花である。このおかげで最初の図鑑登録が白だったという人も多いだろう。だが実際手に入れようとなると出現率の壁が立ちはだかる。
  • Newポケスナでは公園に出現。花畑の主で、花の成長を見守る役目を持つ。なお、5色全部登場するが、1回の調査につき1匹しか出会えないためコンプリートは大変。

No.672 メェークル

  • 名前が覚えにくい。「メークル」でも「メエークル」でもなく「メェークル」。小さい「ェ」が大事。
  • XYでシャラシティの先にある牧場ではこいつに乗って走ることができ、そうすることでしか手に入らないアイテムもある。存外楽しかったけれどもうちょっと活用してもよかった気がする。
  • ちなみに進化形共々♂でも「ミルクのみ」が使える。そのミルクは生成するのか、それとも?
  • 系統固有隠れ特性「くさのけがわ」はフレンドサファリ限定……だが、非常に認知度が低い。

No.673 ゴーゴート

  • 進化前と同じく背中に乗れるのだが、そもそもこいつにどこでどうやって乗れるかを知らない人の方が多い気がする。私もよく知らない。事前情報では「こいつに乗れる町がある」という触れ込みだったのに。
  • 対戦でも色々面白い技を覚えてくれるが今一つ目立たない。もう1つタイプがあったらまだ面白かったのだが。系統固有の隠れ特性「くさのけがわ」も認知度がかなり低いし。色々噛み合わないポケモン。
  • だがスマブラFor・SPではモンスターボールから出て来るポケモンに選ばれ、ファイターがこいつの背中に乗ることができるという、地味ながら楽しい仕様になっている。乗りながら体当たりをかまして相手を吹っ飛ばせれば気分爽快。

No.674 ヤンチャム

  • こいつのモチーフが最初よく分からなかった。後になってパンダだと言われてなるほどと思った。そしてこいつからは「メンタルハーブ」が盗める。パンダモチーフ……ハーブ……ウッ頭が。
  • 見た目上あくタイプっぽいがあくタイプではなくかくとうタイプのみ。あくタイプになるのは進化してから。そしてその進化の方法が「手持ちにあくタイプが入っている状態で一定レベル以上にレベルアップ」というタマンタを彷彿とさせるもの。つまりあくに目覚めるということなのか。
  • アニメでセレナの手持ちとして加入し、独特の赤渕眼鏡が印象的なポケモン。覚えている技も中々強力。
  • Newポケスナではジジーロン・フシギダネと仲良くしている姿が見られる他、ダーテングのもとで修行をしている個体も見られる。

No.675 ゴロンダ

  • 達磨さんがゴロンダ!
  • いかつい顔のパンダで常にハーブのようなものを咥えている。まさかそのハーブって? そしてその顔に違わずあくタイプが加わった。が、このせいでフェアリーは4倍弱点。だがそのギャップも良い。
  • 対戦ではこうげきが高いが、フェアリーが環境を席捲する、有用な技が少ないなど、中々に不憫だったが、ORAS以降たくさんの技が手に入り一気に強くなった。が、固有技だった「すてゼリフ」は第7世代以降他のポケモンに配られ、攻撃型のあく・かくとうタイプも剣盾で強力なライバルが出てきてしまった。何とも不憫。
  • 某画像投稿サイトのとある漫画では番長をしていたが、クラスメートはマリルリだらけだった。じゃれつかれると死ぬ。

No.676 トリミアン

  • 特性「ファーコート」の超性能で皆びっくり、すばやさがガブリアスと同じで更にびっくり、カットの種類がたくさんあってこれまたびっくり。ただしカットで能力が変わるわけではない。あくまで性能としてはフレーバー要素。ちなみにボックスに出し入れすると元に戻るので注意が必要。色違いは全身真っ黒になる。これまたびっくり。
  • 対戦では……うーん、うーん。何ともコメントが難しい。特性「ファーコート」も別のポケモンに配られてしまったし。「スキルスワップ」させてみる?
  • ちなみにXY新登場組で唯一のノーマル単のポケモン。というか他が皆複合タイプという珍現象が起きている。
  • ポケGOではステータス画面でカットを変えられるようになった。写真撮影ができるので見た目の変化が本編より活用されていると言ってよい。

No.677 ニャスパー

  • つぶらな瞳の可愛いねこちゃん、こう見えてエスパー。
  • 設定が結構シリアスで、耳を抑えていないと大変なことになるらしい。でも可愛い。なでなでしたい。
  • 未だに特性がよく覚えられない。どれが隠れ特性だったっけ?「マイペース」?
  • 超ポケダンのニャスパーはかわいくかしこくしたたかなある種最強のキャラ。こういう飄々とした子は大好き。
  • ポケGOではまさかのレイドバトル・タマゴ限定のポケモン。10kmタマゴに設定されているが、性能が特に突き抜けているわけではない。完全なるコレクション枠である。
  • Newポケスナでは樹海に出現。ふわふわと空中浮遊しながら移動する。超能力で岩を浮かせているが、何の目的なのかは不明。おいしそうにふわりんごを食べてニコニコしたり、ぐっすり寝ていたりと、ここでも可愛い。

No.678 ニャオニクス

  • ♂と♀で見た目や覚える技や特性までも違うポケモン。見た目はよくある二足歩行の猫キャラだが、♂♀共々攻撃の時に目が耳に移るのがちょっと怖い。
  • ♂の方はどちらかと言えば補助が得意。そして補助と相性抜群の特性「いたずらごころ」を手に入れたため対戦では第一線を担うようになった。事実上最速の「ファストガード」を使い先制技を封じる他、自身も「ねこだまし」や「でんじは」「いばる」「じゅうりょく」などの先制技を駆使する。
  • ♀の方はどちらかと言えば攻撃が得意。強烈な「アシストパワー」を軸に様々な攻撃技、能力強化技を駆使して戦う。特性「かちき」なら更に火力を上げるチャンスがある。だが♂が強過ぎてあまり日の目を見ていない……強いのに。
  • ちなみにXYでのカルムは必ず♂を、セレナは必ず♀を使ってくる。
  • 色違いの配色は青い部分が黄色になるが、♂だとややミスマッチ。かたや♀は黄色が抑えられていてとても綺麗な姿になる。
  • アニメではゴジカの手持ちポケモンとして登場。まさかのニャオニクス♂♀が両方登場し、♂は補助役を、♀は攻撃役を務めた。また、本編では実現しなかったダブルバトルで挑んできた。

No.679 ヒトツキ

  • 最初見て「遂にはがね/ゴーストが出てしまったか」と思ったものである。この組み合わせだと甲冑辺りに霊が宿るかなとも思ったけれどそっちで来たか!という感じ。西洋チックで中々好き。
  • その後弱点が増えてしまい一転評価が下がってしまったが、最終形態が強過ぎるので寧ろよかったのかもしれない。
  • こいつの遺伝技に「ワイドガード」があるのだが、XY時点では何と「プロトーガなど→ミズゴロウ→ナエトル→パラス→イシズマイ→ヒトツキ」という、正に針の穴に糸を通すような細い細い遺伝経路を辿る必要があった。私もやってみたが相当しんどかった。何せ♀率が1/8のポケモンが2体もいるのだから。ORASからダイノーズがレベル1で覚えてくれるので、そこから遺伝させれば大丈夫になった。

No.680 ニダンギル

  • 進化して剣が2つになった。これ最終形態3つになるのかと思ったらまさかの進化形で驚いた覚えがある。フォルムも怪しげでいい感じ。
  • 意外と耐久が高いので「しんかのきせき」を持たせて進化前とは違った戦法もできるが、特性のせいで相手の攻撃全部を受けないといけないのが難点。「おにび」など食らった日には悲惨。

No.681 ギルガルド

  • 聖剣エクスカリバー! 又の名を「けんたくん」というらしい。
  • 通常形態シールドフォルムと攻撃形態ブレードフォルムで「こうげき・とくこう⇔ぼうぎょ・とくぼう」の能力を入れ替えながら自由自在に戦う攻防一体のポケモン。攻撃技を選ぶとブレードになり、技「キングシールド」を使ったり手持ちに引っ込めたりするとシールドになる。自分で使うにも相手するにも読み合い必至。トレーナーの実力が試される。
  • 第6世代でははがねと言えばこいつかクチートかナットレイ、特に拘りがなければこいつを選べばよいというほどの圧倒的シェアを誇り、特にトリプルバトルでは必須級の性能を誇った。
  • ちなみに剣のイメージから物理技が似合いそうだが、「いかく」の影響や同種対決などを考えて特殊技主体のギルガルドが現在では多い。ただ公式としては物理技主体のつもりで設定していたらしく、ここまで特殊技主体が流行するとは公式は予想だにしていなかったという。いや、とくこうも上がるのなら使わない手はないだろうに。
  • 剣と盾がタイトルに使われた剣盾では更なる飛躍が期待されたが、何と(第2世代のとくぼう追加による特殊攻撃・特殊耐久削減を除けば)ポケモン史上初めて種族値が下がるという手痛い修正を受け、大きく弱体化してしまった。おまけに新要素であるダイマックスとの相性は最悪。今までが強過ぎたといえばその通り。

No.682 シュシュプ

  • シュプシュプではない。
  • 香水モチーフのポケモン……らしいのだが、鳥のようにも見える。一体どうしてこんな姿になったのだろう?香水瓶なのか?だがひこうタイプは入っていない。
  • ペロッパフとは対関係。
  • シナリオで連れて行こうとすると進化条件がアイテムを持たせての通信進化なせいで結構面倒。しかもこいつ異様に遅い。耐久は結構ある上に「めいそう」も覚えるので何とかなるとは思うが。
  • なお、何故かレベル50でフェアリー特殊技中威力が最も低い「チャームボイス」を覚える。しかも「ムーンフォース」を覚えてからこの技を覚える。どういうことだ。
  • アニメではマーシュが切り札として使用し、「トリックルーム」を作り上げサトシを苦しめたが、とんでもない方法で打ち破られてしまった。

No.683 フレフワン

  • 進化して……何と形容したらいいかよく分からない見た目になった。マダム御用達のポケモンのように見える。二足歩行で手もあるが嘴もある。ペスト医師と呼ばれた伝染病用の医師の姿と似ているらしい。幾らカロスがフランスモチーフだからってそんなネタをさりげなく仕込ませるとは。
  • 対戦では耐久がかなり高い反面、すばやさがムシャーナと同じ29と非常に遅い。ムシャーナ同様「トリックルーム」を使え、隠れ特性「アロマベール」なら「ちょうはつ」などもシャットアウトするという、「トリックルーム」のために生まれてきたような存在。フェアリータイプなので弱点も少ない。ただその代償か自分から退場して後続に繋げる技がない。自分も戦うか交代させても大丈夫な味方を選ぶか。腕の見せ所と言える。しかも剣盾では似たような役割で攻撃面も優秀なブリムオンが出てきてしまい、立ち位置が危うい。

No.684 ペロッパフ

  • 可愛いわたあめのぽふぽふっとした可愛いポケモン。そのまま食べられそう。
  • シュシュプとは対関係。
  • シナリオで連れて行こうとすると進化条件がアイテムを持たせての通信進化なせいで結構面倒。能力自体は多少遅い程度でそれなりなので頑張れば行けなくもないが。
  • ポケダンではデンリュウ調査団の食事担当(作る担当と食べる担当の両方)をしており、スマブラにも登場するなど、シュシュプより他作品の登場回数が多い。

No.685 ペロリーム

  • 進化してケーキのような見た目になった……が、ちょっと横に広がってしまった。可愛いと思うかは人それぞれ。進化前同様そのまま食べられそう。お腹空いてきた。
  • 対戦では能力が平均的で、物理特殊どちらでも戦えるが今一つパンチに欠ける。だが隠れ特性「かるわざ」で「はらだいこ」を使い、「オボンのみ」でHPを回復させれば高速かつ超火力のポケモンがあっという間に完成する。……まではいいのだが、物理技は「じゃれつく」「ドレインパンチ」くらいしかない。特殊にしようとすると他タイプ技は豊富に覚えるが肝心のフェアリー技は「マジカルシャイン」止まり。「めいそう」があるだけマシだが。そして剣盾では「はらだいこ」剥奪というまさかの弱体化措置が取られ、大きく弱体化してしまった。こいつが何をした。
  • なお、通常特性「スイートベール」が忘れられがちだが、味方全員の「ねむり」を防ぐ効果がある。フェアリータイプも合わさりダークライに密かに強い。
  • 剣盾にて同じお菓子モチーフで特性「スイートベール」を持つマホイップが登場した。もしかすると親類かも知れない。

No.686 マーイーカ

  • こいつの項目に何を書けばいいか分からない。うーん、マーイーカ!
  • 今の今までイカをモチーフにしたポケモンが出ていなかったが、XYになって漸く登場。だがみずタイプではなく、まさかのあく・エスパーという。どういうことだ。タマゴグループは水中1なのに。マーイーカ!
  • 偶然にもXY発売の2年後に陸に上がって水が苦手になったイカのゲームが出ているし、今どきのイカは陸に出てアクティブに活動するのがトレンドなのだろう。マンメンミ! じゃなかった、マーイーカ!
  • 進化条件がまさかの「ゲーム機を上下逆さまにした状態でレベルアップ」という、前代未聞の方法で度肝を抜いた。Switchでも据え置きモードでは進化せず、携帯モードに切り替えた上で上下逆さまにしないと進化しないという徹底ぶり。しかもポケGOにまでこの進化が採用されている。今後ハードが変わる度に適用させるのは大変じゃないだろうか。マーイーカ!
  • アニメではコジロウが捕まえており、その独特なキャラと癖になる可愛さでで人気になった。スマブラにも登場し、ポケモンセンターでもグッズキャンペーンが展開された。こんなに人気でいいんだろうか。マーイーカ!
  • Newポケスナでは海のコース全般に出現。月に向かってジャンプしたり、自分と同等サイズのポケモン達と一緒に遊んだりと、とても可愛い。だがどうしてもサイズが小さくて高得点が狙いにくいのはどうにかならないものか。マーイーカ!

No.687 カラマネロ

  • お前のようなあまのじゃくがいるか!
  • 進化することで進化前とは頭と足が逆になった。このデザインセンスは正に逆転の発想。だがすっかり可愛さは失われてしまった……ポケモンにはよくあることだが。
  • 新技「ひっくりかえす」や特性「あまのじゃく」など、とことん逆転を意識した設定を持つ。強力な催眠術を操るという図鑑説明もあり、攻撃よりは補助を中心にして戦うものと思われていた……発売前までは。
  • 蓋を開ければそこにいたのは、特性「あまのじゃく」を活かして「ばかぢから」を連発しどんどんムキムキマッチョになっていく文字通りの脳筋イカ娘orイカ息子だった。「いかく」などかけようものなら逆上してこうげきが上がっていく。何なんだこいつ。
  • そして剣盾のマックスレイドバトルでは「あまのじゃく」の個体を引いた場合バリアが割れるとぼうぎょととくぼうがぐーんと上がる。つまりHPを削れば削るほど倒しにくくなってしまう。このイカ野郎!!
  • ……という、色んな意味で予想の逆を行ってくれたある意味ポケモンらしいポケモンと言える。

No.688 カメテテ

  • 岩から顔のようなものがついた手のようなものがにょきっと2つ出ているだけという、何とも形容しがたいポケモン。進化して更にとんでもないことになるけれども。最初見た時ジヘッドの偽物かと思った。ちなみにどうやって移動するのかというと、体ごと飛び跳ねるようだ。とても大変そう。
  • 登場時、野生のものはツボツボのように「いわくだき」でしか出てこない仕様だった。現在では普通に出現するようになっている。

No.689 ガメノデス

  • カメノデスではない。ズミノデス……は強ち間違いではない。
  • よくこんなデザインを許可したよなと思わせる恐ろしくも奇形な見た目。何と脳が7つもある。4本ある手と2本の足と顔の合わせて7つ。これが全部カメテテから分裂したものだという。どこから突っ込んでいいか分からない。まるで名状し難き異形の人ならざる者である。見てしまったらサイコロを振る必要があるのか。1or1d6か。
  • 対戦ではこう見えて「からをやぶる」を覚えるので、そこから攻めを展開するのが得意。同タイプのライバルはいるがすばやさで勝る。安定した物理技がないのが難点だったが、剣盾で漸く「アクアブレイク」を覚えられるようになった。自身の特性「かたいツメ」が適用されるので非常に強力。
  • なおカロス四天王ズミの切り札だが、色男の切り札が色物とはまた皮肉である。この痴れ者が!!

No.690 クズモー

  • ゴミポケモンの次はクズポケモンが出てしまったという。次はカスポケモンか。
  • どことなくタッツー系列を思い出させる見た目だが、こちらはどく・みずタイプ。
  • ウデッポウとは対関係。
  • Yではいいつりざおを手に入れて海辺で釣れば手に入るので入手自体は中盤なのだが、進化レベルがまさかの48と物凄く高い。クズモー自体の能力も平均的なのでシナリオで使うならすごいつりざおを使って進化後を捕まえた方が早い。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。ORASになって野生出現することでサーチによって手に入る……のだが、前述の通り対関係のポケモンなので、手に入るのはORのみとなる。
  • こいつが登場するアニメの回が某事故によって放送延期になったが、後日無事放映された。

No.691 ドラミドロ

  • 進化すると何とみずタイプが取れて初のどく・ドラゴンタイプになった。アメタマ以来のみずタイプが進化で取れるポケモンとなった。
  • 進化することでリーフィーシ―ドラゴンのような見た目になった。体に装飾がたくさんつき、その禍々しい姿と初となるタイプの複合に惹かれたトレーナーは多い。「ドラミちゃん」とも呼ばれる……あれこの名前どこかで?
  • 対戦では当初パッとしなかった。すばやさがに低く、とくぼうは高いもののHPが低いので耐久も微妙。火力もあるわけではない。確かにドラゴンの割にフェアリーに強いが逆にドラゴンに先手を取られる始末。だがORASで隠れ特性「てきおうりょく」が解禁されると一転重火力攻撃役に化けた。「りゅうせいぐん」の火力があのラティオスを上回るってどういうことだ。どく技に至っては物理特殊どちらもナンバーワン火力。すばやさの低さは「トリックルーム」で補えばよい。同タイプのライバルが増えた現在でも「トリックルーム」を併用した重戦車としての運用で十分差別化可能。

No.692 ウデッポウ

  • 腕に鉄砲がついているからウデッポウ。
  • どことなくクラブ系列の香りがするが体の色は青い。だがやっぱり仲間なのか「クラブハンマー」を自力で覚えられる。
  • クズモーとは対関係。特性がまさかのメガカメックスも持っていた「メガランチャー」で度肝を抜いた。メガシンカポケモンと同じ特性ってどういうことだ。そして2体とも同じようにはどう技マイスターという。
  • なおこいつには隠れ特性が存在しない。そのためASで幾らサーチしても特性は「メガランチャー」のまま。

No.693 ブロスター

  • 立派な波動の勇者になりました。ルカリオ? あいつは「波導」の勇者だ。
  • とくこうが急上昇したことで一気に特殊アタッカーへの道が開けた……が、何とこいつ「ハイドロポンプ」を覚えない。わざレコードが実装されてもなお覚えない。何故に。
  • 対戦では特性「メガランチャー」を活かした「○○のはどう」の技を駆使して戦うのが軸となる。そのためルカリオ以上に「はどう」技を使いこなしてしまうという。ただし前述の通り「ハイドロポンプ」を覚えないせいで一致技の威力が90止まりで、やや物足りない。またはどう技だけだとマリルリに止められるので、こおりではなくどく技が必要になる珍しいみずタイプでもある。
  • なお「クラブハンマー」も覚えられるが、こうげきが低いのでそちらで戦うことはあまりない。
  • Newポケスナでは水中で自慢のキャノン砲をぶっ放し、道を切り開いたり敵をやっつけたりする。とてもカッコいい。

No.694 エリキテル

  • 名前が紛らわしい。エレキテルではなくエリマキトカゲモチーフなのでエ「リ」キテル。よく実生活でもごっちゃになってしまう。危ない。
  • 初のでんき・ノーマルタイプで、トカゲのような可愛い見た目でシナリオメンバーにも連れて行った覚えがある。だがぼうぎょが悲しいくらいに低いので注意しないと不意の物理技で即死してしまう。しかも石進化なせいで進化のタイミングは慎重を要する。……というか最初進化方法がよく分からなかった。「たいようのいし」だとは。
  • そしてこの見た目でちゃっかり「なみのり」を覚えられる。サブ技にするもよし、移動要員にするもよし。
  • 実はタマゴグループに陸上がなく、怪獣/ドラゴンとなる。そのせいで「エレキフィールド」を覚えるのが「ライボルト→メリープ→エリキテル」と経由しなければならず、結構手間だった。ヒトツキの「ワイドガード」よりはマシだが。剣盾でわざマシンになってくれてよかった。
  • スマブラではFor・SPでステージ背景として登場。ミアレシティのスタート位置にいることがある。

No.695 エレザード

  • 進化して立派なエリマキトカゲになった。現実のエリマキトカゲで襟を広げるのは威嚇している時だけだという。そのためこいつも普段は襟を閉じていて、襟を広げるのは技を放ったり電気を溜めたりしている時だけ。太陽の光を浴びて充電するから「たいようのいし」が進化条件なのだろうと推測される。
  • とくこう・すばやさが高くこうげき・ぼうぎょが低いという分かりやすい速攻型。対戦では特性が3つとも天候下で強くなるもので、天候の申し子と言える。分かりやすいのが特性「かんそうはだ」で隣から「なみのり」を受ける役目。自身もちゃっかり「なみのり」を覚える。だが最も話題になったのは隠れ特性「サンパワー」発動状態で「はかいこうせん」をぶっ放す戦術だろう。その火力は何とあのポリゴンZをも上回る。ガブリアス程度なら余裕で一撃。とんでもないロマン砲である。
  • だが系統固有技「パラボラチャージ」があるせいなのか、「ほうでん」を覚えられなかった。そしてその「パラボラチャージ」も威力が悲しいくらい低く、シナリオではまだ使えるが実戦となると…… 第7世代で無事覚えられてよかった。
  • Newポケスナでは砂漠に出現。どうやら砂漠のような暖かい地域が本来の生息地らしく、元気に暮らしているようだ。

No.696 チゴラス

  • XY化石組。
  • タイプが初のいわ・ドラゴンで、実は同期のアマルスとは互いが互いの弱点を突ける関係。この例は化石組では初となる。
  • 特性「がんじょうあご」で噛む系統の技が強い、という触れ込みだったが、全部タイプ不一致なので実際サブ技の底上げがいいとこである。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。Wi-Fi大会での景品で配られたが、進化後と特性が異なるため混乱をきたした。しかもその特性も「がんじょう」。通常が「がんじょうあご」なので非常に紛らわしい。
  • ザクロの切り札でもあり、アニメではピカチュウを「がんせきふうじ」で苦しめたがまさかの「がんせきふうじふうじ」を食らい敗北した。

No.697 ガチゴラス

  • ガチなポケモンになってしまった。何がどうガチかは置いておくとして。
  • 対戦では特性「がんじょうあご」が多少有名になったものの不一致技ばかり恩恵を受けるので正直微妙だった。しかも「げきりん」を覚えない。ORASになって隠れ特性「いしあたま」が解禁され、まさかの「いしあたま」+「もろはのずつき」でこうげき・すばやさ共に最高値を更新し高速でこの技を乱打しまくる化け物に変化した。相手によって「げきりん」に変えるのもよし。だがはがねにすこぶる弱い…… 「じしん」があればどうにか?
  • ちなみに剣盾からじゃれつくことができる。こいつにじゃれつかれたら死んでしまわないだろうか。
  • Newポケスナでは火山に出現。自分の領域内に強敵があまりいないらしく、少々余裕ぶっている所があるようだ。

No.698 アマルス

  • XY化石組。
  • タイプが初となるいわ・こおりで、実は同期のチゴラスとは互いが互いの弱点を突ける関係。この例は化石組では初となる。
  • 系統固有特性だった「フリーズスキン」でノーマル技をこおり技に変換し、更に威力まで上げて放つ。ただ弱点が多く4倍弱点を2つも抱えるので結構苦しい。こおりタイプとしては異例の早さで手に入りはするが。
  • とはいえザクロ戦で超火力のタイプ一致「とっしん」を使ってくるので油断は大敵。1回ボコボコにされた……
  • なお、技「フリーズドライ」が同時公開されたが、こいつ系統の固有技というわけではなかった。
  • XYで隠れ特性が解禁されなかった種族の1体。Wi-Fi大会の景品として配られ、何と「ゆきふらし」を持っている。

No.699 アマルルガ

  • 進化して巨大な恐竜のようになった。ドラゴンタイプがついていそうでついていない。そして鳴き声がとてもうるさい。
  • いわ・こおりなので4倍弱点を2つも抱える。しかも系統固有特性「フリーズスキン」の適用技が少なく、まともなのは「はかいこうせん」くらいで、登場時はまるで弱かった。ORASになって教え技で「ハイパーボイス」獲得、更に隠れ特性「ゆきふらし」獲得で一気に強くなった。……漸く第一線に立てたと言った方が正しいかもしれないが。4倍2つは相変わらず痛いし。
  • Newポケスナでは雪原に出現。流氷地帯でのんびり暮らしている他、氷漬けになって閉じ込められている個体もいる。条件を満たすと氷の中から出てくる。

No.700 ニンフィア

  • イーブイのフェアリー進化。そして初めて「フェアリータイプとして」公開されたポケモン。
  • 最初見てタイプが不明で一体何になるのか予想合戦になった。ちなみに私はリボンを巧みに操ってパンチやキックを繰り出すかくとうタイプか、リボンで空を飛ぶひこうタイプだと思っていた。まさかのまさか新タイプだったなんて。
  • XY登場組で唯一の既存ポケモンからの進化形。メガシンカ? あれはフォルムチェンジ扱いだろ? リージョンフォーム? あれは別種だろ?
  • とくぼう・とくこうが高くHPも中々。というか特殊耐久はブラッキーと全く同じ。反面すばやさは歴代イーブイ進化組で最も低い。
  • 対戦では当初こそ特徴に乏しく何をしていいか分からないポケモンだったが、隠れ特性「フェアリースキン」に「特性の対象となった技威力を1.3倍にする」という隠れ効果が発見され、更にこいつが教え技で「ハイパーボイス」を覚えることが分かって以降、「フェアリースキン」+「ハイパーボイス」による超火力攻撃役として一躍超メジャーポケモンの仲間入りを果たした。特に複数戦ではこいつの対策を怠るとどやされてあっという間に倒されること請け合い。技の不足は「こだわりメガネ」で寧ろゴリ押しスタイルにしてしまえばよい。が、第7世代で補正倍率が1.2倍に修正されてしまい、ゴリ押しが通用しなくなり大きく弱体化。現在ではアシレーヌ等にシェアを奪われつつある。
  • ……だがこんな可愛い見た目で♂:♀=7:1なので♀が欲しい場合相当頑張らないといけない。何とも罪作りなポケモン。
  • アニメではセレナが進化させ、進化前から得意だったダンスパフォーマンスで観客はおろか視聴者までも魅了した。
  • Newポケスナでは公園に出現。争いを鎮める力を発揮して喧嘩を止めさせる姿が非常に可愛いと評判になった。

No.701 ルチャブル

  • 最初見た時ネタポケモンかコラ画像かと思った。マジで。ただの鳥人間がポケモンになっただけじゃないかと。
  • モチーフは実在する覆面レスラーではないかと噂されている。「Sky High」のテーマが聞こえてきそう。
  • こんな見た目でかくとう・ひこう。しかもかくとうとしては当時最速。しかも固有技「フライングプレス」はかくとうとひこうの2つのタイプを併せ持つという前代未聞の技。もう色々ぶっ飛び過ぎてどこからどう突っ込んでいいか分からなかった。
  • だがアニメでサトシの手持ちとなり、一気に印象が変わる。熱い闘志と技に対する美学、弱きを助け強きを挫く。何よりその風貌がヒーローのそれ。一番驚いたのはマーシュのシュシュプが展開した「トリックルーム」をまさかの「シザークロス」でぶち破って勝ちをもぎ取った場面。あんなの予想できない。アニメで大幅に株を上げたポケモンの1体と言える。
  • 対戦では結構器用で、「パワフルハーブ」+「ゴッドバード」からの「かるわざ」+アイテムなし「アクロバット」を叩き込める他、「かたやぶり」+「ちょうはつ」を最速で決められるなど、できることは多い。安定したかくとう技に乏しかったが、剣盾になって漸く「インファイト」を手に入れた。
  • なお、かくとう・ひこうタイプのこいつが出たこと、またトゲキッスがフェアリー・ひこうに変更されたことにより、ひこうタイプは全タイプとの複合を達成した。
  • 剣盾のマックスレイドバトルでは外れ寄りの当たり。速攻タイプのポケモンなのだが、何を間違ったのか「フェザーダンス」が入っており、バリアが貼ってあるのにこの技を使い無駄行動に終わることが時々ある。からておうなら拳1つで勝負せんかい!

No.702 デデンネ

  • デデンデンデデン!(ネ) デデンデンデデン!(ネ) \デデーン!/(ネ) アウトー!
  • 所謂ピカチュウポジションなのだが、歴代でもかなり似せた姿なせいでライチュウの偽者疑惑が出た。確かに間違えやすい。そして名前もド直球。電気の鼠だからってそのまますぎるだろと。時々ネネンデと言ってしまうことがある。
  • タイプがまさかのでんき・フェアリータイプ。はがねを弱点としないフェアリータイプなのでスペックが高ければ対戦でも強かったはずだった。蓋を開ければ低い能力、1の差でギリギリガブリアスに抜かれるという嫌がらせのようなすばやさ、フェアリー技が何と「じゃれつく」しかないことが重なりネタポケの烙印を押されてしまった。悲しいンネ。
  • だが弱いわけでは決してなく、特性「ほおぶくろ」+アイテム「オボンのみ」でかなりの回復量を確保できる他、「いかりのまえば」「あまえる」「かいでんぱ」などでサポートもできる。そして剣盾になって遂に「マジカルシャイン」を覚えられ、漸くフェアリータイプとしても活躍できるようになった。やればできるンネ。
  • アニメではユリーカがキープして以降マスコットとして愛くるしい姿を見せ、一躍人気者になった。作画崩壊の槍玉にも挙げられてしまったが。その功績からかスマブラFor・SPにも登場し、様々なデデンネグッズが現在進行形で発売されている。デデンネ凄いンネ。

No.703 メレシー

  • メレ! メレ!
  • 宝石の妖精だという。宝石は石なのでいわタイプ。……うーん? 宝石なのに火に強い? なんか釈然としないのは私だけだろうか。ディアルガははがねタイプだったし。宝石タイプとかクリスタルタイプとか用意できないものか。なお、体が宝石でできているせいでヤミラミに命を狙われる定めにある。第7世代の乱入バトルでもNewポケスナでも実際に命を狙われていた。
  • 恐らく全ポケモン中最も「パワージェム」が似合うだろうポケモン。確かにこの技はいわタイプ。
  • 対戦ではぼうぎょ・とくぼうが高いがそれ以外が低いという極端な能力で、しかもいわ・フェアリーなので4倍弱点も抱える。だが隠れ特性が「がんじょう」なので1発耐えて色々できる。「トリックルーム」「ガードシェア」「ステルスロック」「スキルスワップ」などで場を整えて危なくなったら「だいばくはつ」だ。
  • ただ、この隠れ特性「がんじょう」を第6世代で手に入れる場合、カロスの映し身の洞窟で群れバトルを誘い、ダンゴロの群れに稀に混ざっているメレシーを調べる必要がある。物凄く骨が折れる……
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』ではダイヤモンド鉱国なるメレシーの国が登場した。独特の発音の「メレ!」がツボだった。

No.704 ヌメラ

  • よわくたって いいじゃない。 だって ヌメラだもの。
  • 最も弱いドラゴンとして登場した……のだが、どこからどう見てもナメクジにしか見えない。どく? みず? それとも別のタイプ? 捕まえるまでよく分からなかった。所謂600族の幼体だが、他の幼体と比べてもダントツに可愛い。丸くて持ちやすいが凄くぬめぬめしているので取り扱い注意。でも可愛い。
  • 英名がGoomyだという。何だそれ。可愛い。日本名ヌメラも最初はゴジラシリーズに出てきそうだと思ったが慣れた今では可愛く思える。
  • 実は600族初期形態にしては珍しく、初登場作品での出現場所が分かりやすい。その代わり最終形態への進化条件は面倒。
  • その癖になる可愛さが受けたのか、アニメでレギュラー入りし、それと前後してポケモンセンターで「ヌメラだもの。」グッズ販売という大プッシュを受け、すっかり人気者に成長した。ファンシーポケモン組に混ざって色々頑張っているヌメラが可愛すぎる。ずるい。
  • アニメではサトシがゲットしたが、ユリーカのデデンネといつも仲良しで、デデンネが頑張ってヌメラを守るという一面も見せた。この2匹めちゃ可愛い。
  • つまり、こいつは可愛い。

No.705 ヌメイル

  • 可愛いヌメラが進化しても可愛さはそんなに失われなかったようだ。だがドラゴンになったかというと、どちらかと言えばカタツムリになったような……
  • 進化条件が特殊で、「レベル50以上かつフィールド上に雨が降っている時」というもの。カロス地方で頻繁に雨が降ったり止んだりするのはこいつのためだったというのか。戦闘する必要は一切ないので、雨の降る場所で「ふしぎなアメ」を投与すればそれだけで進化できる。ただしガラル地方ではどこにも雨が降っていない日があるので1日お預けになることも。
  • だがあくまでフィールド上なので戦闘中に「あまごい」を使っても進化しない。アニメでは進化していたのでせっかくだからゲームでも採用されてもいいと思う。
  • なおポケGOでは実際に天気が「雨」の時に進化できる他、「レイニールアー」という特殊なルアーを付近で発動させている時に進化できる。

No.706 ヌメルゴン

  • ヌーゴォ!!
  • 最終形で立派なドラゴンになりました。ナメクジがドラゴンになるぶっ飛び進化かと思いきや、幾つかの国にそういう伝承が残っているらしい。
  • 7匹目の所謂600族。だが全くいかつくないどころか可愛い。
  • 対戦ではとくぼうが物凄く高く、しかもドラゴン単タイプ。特性も系統固有の「ぬめぬめ」を始め守りに有利なもの。そのためどちらかと言えば守りに重点を置いた戦い方が得意。ぼうぎょは低いが「とける」や「のろい」を覚えたりする。攻撃面も貧弱と思いきや優秀で、物理特殊どちらでも攻めていける。ただしぼうぎょは低く、弱点タイプのうちドラゴン・フェアリーは高火力なので押し切られかねない。現実は厳しい。だが特性の1つに「そうしょく」があるため、くさタイプが対戦環境に多ければ活躍の目が出る。実際剣盾ではダークホースとして注目されたことが何度もある。やればできる子。
  • アニメではサトシのヌメイルがシトロン戦で自らの「あまごい」で進化し、かつ特性「うるおいボディ」で「まひ」まで治るというとんでもない大逆転で見事勝利を収めた。その後故郷である湿地帯の主として凱旋帰還することになった。本当に立派に成長してくれました。

No.707 クレッフィ

  • クレッフィッフィー!!
  • モチーフは鍵束と非常に分かりやすく、はがねタイプがついているのは分かる。だが何故フェアリータイプでしかも何故特性「いたずらごころ」なのか。鍵束をジャラジャラして遊ぶ人が多いからか?
  • 対戦でははがね・フェアリーという弱点が2つしかない優秀なタイプに加え「いたずらごころ」まで持っていることから、攻撃技をあまり使わず「いばる」「でんじは」「リフレクター」「ひかりのかべ」などで嫌らしく場を展開する。何もできずに倒されたポケモン数知れず。ついた渾名が「糞鍵」。流石に暴れ過ぎたのか、第7世代で「いばる」も「でんじは」も弱体化され、とうとう剣盾で「いばる」が没収されてしまった。壁貼りとしての役目も同タイプに奪われる始末。
  • なお、こいつに「すりかえ」を遺伝させようとなるとXYでは「スリーパー→サボネア→モンメン→ユキワラシ→クレッフィ」という細いルートを経由させる必要があった。ORASからマイナンが自力で覚えられるようになったので「マイナン→ユキワラシ→クレッフィ」で遺伝できる他、こいつ自身ORASでサーチできるので最初から「すりかえ」を覚えている個体を手に入れることもできる。
  • アニメではトライポカロンの案内役ムッシュ・ピエールの横に常にいて、次のステージに進める鍵はこいつが持っている。映画短編『ピカチュウ、これ何のカギ?』の主要ポケモンにも抜擢され、不思議な鍵穴世界にピカチュウ達を招き入れた。
  • ポケGOではカロス地方のモデルになったフランスにしか出現しない。

No.708 ボクレー

  • 木の霊だからボクレー。非常に分かりやすい。お化けにありそうな可愛い鳴き声が特徴。
  • XYではバケッチャ共々出現場所が分かりづらく、バージョン違いではないかと言われた。実際はシナリオに関係ない道路で普通に出て来るのだが。
  • 進化が通信交換のはずなのに、進化形が普通にシナリオ中の道路で出てきてしまう。しかもそれなりの確率で。進化が面倒ならそっちをゲットしてしまうという手もある。
  • シナリオで使おうとすると自力でくさの攻撃技を覚えるのが物凄く遅いのが結構辛い。「はっぱカッター」すら覚えないってどういうことだ。代わりに「相手にくさタイプを追加する」という個性的な技「もりののろい」を覚えるので上手く活用したい。

No.709 オーロット

  • おぞましい姿の木のお化け。別のゲームにも似たようなデザインのキャラがいる。
  • 進化形でかつ通信進化のはずなのだが、XYでは野生でわんさか出て来る。どういうことだ。過去にも通信進化組が野生で出たことはあったが、初登場したその作品で出て来るのはこいつが初となる。
  • くさ・ゴーストの複合は当時初登場。対戦では隠れ特性「しゅうかく」をフルに生かし、「ウッドホーン」等でじわじわと回復し、大きくHPを削られても「オボンのみ」で回復かつ「しゅうかく」できのみを再生、という永久機関を作り上げられる。サポートとしても「トリックルーム」や系統固有技「もりののろい」が優秀。油断しているとこいつ1匹に骨抜きにされてしまうぞ。
  • Newポケスナでは樹海に出現。森の案内人のポジションで、音楽をかけると喜ぶ個体もいる。ニャスパーとは仲がいいようだ。

No.710 バケッチャ

  • 可愛い可愛いカボチャのお化け。顔はカボチャではなくその上の部分にある。
  • モチーフはハロウィンのカボチャ提灯で、実際に「ハロウィン」という技を覚える……のはいいのだが、この「ハロウィン」、3回もレベルアップ技に出て来る。毎日ハロウィンにでもする気なのか。
  • モチーフがモチーフなのでハロウィンの時期になると毎年のようにグッズが出るハロウィンの申し子。横にシャンデラもどうぞ。
  • サイズが「ちいさい・ふつうの・おおきい・とくだい」の4種類あり、種類ごとに種族値が異なる。サイズが小さいほどすばやさが高く、HPが低い。かつ、とくだいサイズは何と鳴き声まで違い、重々しい感じに鳴くので聞き分けも簡単。「ふつう>ちいさい>おおきい>とくだい」の順で出現率が高く、とくだいサイズは激レア。
  • XYではボクレー共々出現場所が分かりづらく、バージョン違いではないかと言われた。こいつはシナリオに関係ない道路の長い草むらにしか出てこないので仕方なかったが。剣盾ではシナリオで通る道に普通に出現する。
  • なおフレンドサファリにも出て来るが、サイズはふつうのサイズしかいない。そのため第6世代時点で隠れ特性「ふみん」はふつうのサイズのみ……と思いきや、かつて公式でとくだいバケッチャが配布された際に実は特性を粘ることができ、この時に隠れ特性「ふみん」になることがあるため、この方法で手に入れることができた。
  • ちいさいサイズ、おおきいサイズの隠れ特性については第8世代のマックスレイドバトルまたは「とくせいパッチ」によって解禁されたが、どちらも非常にレアなので入手は大変。
  • 特性「おみとおし」+「どろぼう」もしくは特性「ものひろい」でアイテム集めには便利なポケモン。群れバトルでも「はっぱカッター」があるので一掃できる。
  • アニメではムサシが捕まえており、独特の鳴き声が面白かった。
  • Newポケスナにも登場するが、大きく撮影するのが難しく、かつ後ろ向きになりがちなので高得点が狙いにくい。

No.711 パンプジン

  • バンブジンではない。パンプキンの婦人で「パ」ンプジン。ただし♂もいる。
  • 進化前同様大きさによって種族値が異なる。サイズが小さいほどすばやさが高くHPとこうげきが低い。かつ、とくだいサイズは何と鳴き声まで違う。
  • 進化条件が通信交換なので入手は面倒だが、カボチャ提灯モチーフなのでハロウィンの時期になるとミラクル交換やマジカル交換でバケッチャを交換に出す人が多く、この交換は通信交換扱いになるので、受け取った相手側で即進化する。こうして簡単に手に入るのだが、実はこれで進化方法が「通信進化」だと知った。
  • 対戦ではとくだいサイズが主に使われ、特性「おみとおし」や系統固有技「ハロウィン」、その他「タネマシンガン」「トリックルーム」などが強い。また、くさタイプでは珍しくほのおタイプの攻撃技を覚えられるので奇襲として使ってみてもよい。
  • なおこの「ハロウィン」、4回もレベルアップ技に出てくる。進化前より1回増えている。幾ら何でもしつこい。
  • アニメではムサシがバケッチャとクチートを交換した時に進化させており、その時に自分のパンプジンを馬鹿にされたことに怒り引き戻させた。ムサシのポケモン愛を感じさせる一幕だった。

No.712 カチコール

  • 氷の塊そのまんまなポケモン。石ではないので氷の上で滑らせて得点を競うことは難しいかも知れない。
  • こおりタイプの性か出現場所はシナリオ終盤になりがち。だが鈍足でとくこうが低く、こうげきは高いがこおり物理技もあまりいいものを覚えない……と、扱いに困る。こういうポケモンほど対戦で輝ける……と思いきや、実際にそうなったのは剣盾からである。
  • 余談だが、こいつとよく似た名前の注射器がある。カルチコールというらしい。

No.713 クレベース

  • 何だこの平べったいテーブルのような何かは。見ようによっては航空母艦のようにも見える。ただどうも平べった過ぎて何か上に載っていないと物足りない。100人乗っても大丈夫だろうか。ORASでは何とこいつをモチーフにしたテーブルが登場している。大きいので色々載せても大丈夫。
  • ちなみに航空母艦モチーフを反映してか海に浮かんで泳ぐこともでき、カンムリ雪原では実際に海に浮かんでいた。
  • 対戦ではぼうぎょが異常に高く、HPも高水準。この空母を生半可な力で破壊しようなどと考えてはいけない。そこから「じこさいせい」「てっぺき」までできる。特殊耐久は低いが「ミラーコート」があり、更に隠れ特性が「がんじょう」なので決まりやすい。反面攻撃面は難ありで、タイプ一致こおり技で有用そうなのが「ゆきなだれ」「こおりのキバ」くらい。サブ技は多いのだが。しかも物凄く遅い上に先制技もない。どうにかならないものか……と思っていたら、剣盾でそのぼうぎょを大きく活用できる「ボディプレス」が加入し、さらにこおり技も「つららばり」が加入。対物理要塞としての才能が開花した。不沈艦ここにあり。
  • そしてさかさバトルでは弱点が何とこおりだけで半減も4つ、能力を強化すれば更に沈まないという化け物空母になる。一撃必殺は特性で無効。正に不沈艦。
  • さかさバトルでの活躍から、同じくさかさバトルの要塞であるこおり単タイプのレジアイスを上に載せたコラ画像が流通したことがあった。
  • Newポケスナでは何と海を優雅に泳いでいる。さながら生きる流氷である。上にポケモンを載せることもあるようだ。

No.714 オンバット

  • オンバーンの方が先に公開され、進化前がどんなポケモンか、どこに出て来るか話題になったが、まさかのシナリオ終盤でしかも上から落ちて来るとは。扱いがBWのワシボンを彷彿とさせる。
  • タイプの組み合わせがひこう・ドラゴンと、珍しくタイプ1にひこうが来ている。トルネロスに次いで2例目、そして進化形が3例目となる。進化形はそうでもないがこいつのこの見た目では確かにドラゴンかと言われればただの蝙蝠にしか見えない。しかもドラゴン技を「りゅうせいぐん」以外覚えない。
  • 種族値は実はこうもりポケモンの先輩であるズバットとこうげき・とくこうを入れ替えたもの。そのためドラゴンタイプの中で最も合計種族値が低い……
  • なお、「すりかえ」を遺伝させるには「カラマネロ→ヘイガニ→アーケン→オンバット」と経由させる必要がある。アーケンが発売当初登場しなかった剣盾では遺伝技から消えてしまった。
  • アニメではサトシがタマゴから孵化させたポケモン。最初は飛べなかったが、ルチャブルやヒノヤコマの指導のおかげで飛べるようになった。3匹で出場したスカイレースの回は手に汗握るものがあった。
  • Newポケスナではどうくつに生息。ふわりんごを与えるとちょうおんぱで検査して判別するようだ。

No.715 オンバーン

  • 巨大蝙蝠とワイバーンの合体形。
  • 最初に公開された時に何故最初にひこうが来るのかがよく分からなかった。進化前を見て蝙蝠モチーフのせいだろうと納得した。蓋を開ければ何とラティオスより速いドラゴンタイプ。そして鳴き声がとってもうるさい。
  • なお種族値はクロバットからこうげき・とくこうを入れ替えて、更にすばやさの7をとくこうに持って行ったもの。
  • 技「ばくおんぱ」と共に公開されたが、まさかノーマルタイプ威力140でしかも全体攻撃技とは。
  • 対戦では特殊技が豊富で、ひこう・ドラゴンの技の他「かえんほうしゃ」「ばくおんぱ」などで安定して攻められる。特性も「おみとおし」「すりぬけ」が強力。変わった所では「いかりのまえば」も。とくこうはそこまで高くなく、能力強化にも乏しいのが弱点。しかもこいつより素早いドラゴンが次々出てきたせいで肩身が狭い。「おいかぜ」が差別化ポイント。
  • また、特性「おみとおし」+技「すりかえ」ができるポケモンの中で最速で、アイテムハンティングにも有用。ただ「すりかえ」の遺伝はかなり面倒で、剣盾では過去作限定。
  • アニメではサトシのオンバットが進化し、兄貴分のルチャブルと一緒に大活躍を見せた。
  • Newポケスナでは遺跡に出現。どうやらヤトウモリと縄張りを争っているらしい。

No.716 ゼルネアス

  • イクシャア!!
  • 七色メガオドシシではない。
  • Xの看板ポケモン。まさかの新タイプフェアリーが伝説に加入した。アルファベットのXに見えるポケモンという設定なのだが、上半身だけ見えるとYに見える。あれ?
  • 普段は木に擬態して眠っており、いざという時に起き上がるが、実は非戦闘時と戦闘時でも若干姿が変わり、非戦闘時は「リラックスモード」、戦闘時は「アクティブモード」という。この2つの色が違うせいで色違いだと誤認した人が多数いる。更にこれが災いして対戦中に相手の手持ちポケモンを見てゼルネアスを確認すると、選出されている場合必ずアクティブモードになるためゼルネアスが選出されているかいないかが簡単にバレてしまう。何てことだ。
  • BW以降のシナリオのお約束でシナリオ中に捕まえなければいけない仕様になっている。有用なポケモンだけに厳選環境はしっかり整えなければならない。
  • ゼルネアスとイベルタルは「再生⇔破壊」の関係。だがイベルタルはゼルネアスに一方的に弱点を突かれてしまう。不憫。
  • 対戦では禁止級伝説の勢力図をたった1匹だけで塗り替えてしまった張本人。種族値はこうげき・とくこうが高くすばやさはそれなり。というかイベルタルと全く同じ。固有技「ジオコントロール」は1ターン溜めるもののとくこう・とくぼう・すばやさを何と2段階も上げる技。アイテム「パワフルハーブ」を持たせて使うことで次のターンから超高速で「マジカルシャイン」などのフェアリー技をぶっ放す。特性「フェアリーオーラ」で威力増し増し。しかもとくぼうまで上がるので特殊技では中々倒れない。物理耐久は低いと思いきやHPがかなり高いので存外耐えるという。
  • このせいで今までのさばっていたドラゴン軍団はゼルネアス対策を余儀なくされた。せいめいポケモンなのにドラゴンを駆逐して回る破壊神のようになってしまった。何てことだ。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』では暴走したイベルタルをこいつが治めた。やっぱりそういう役回りなのかこいつは。
  • スマブラではFor・SPでモンスターボールから登場。呼び出したファイターを「ジオコントロール」で黄金に輝かせ、技の火力を引き上げる。
  • Newポケスナでは最後のイルミナポケモンとして登場。その神々しい姿と圧倒的な力を放つ「ジオコントロール」で見る者を圧倒させる。正に最後に相応しいポケモン。

No.717 イベルタル

  • イガレッカ!!
  • 赤いメガドンカラスでもなければ中学生のジャージズボンでもない。
  • Yの看板ポケモン。アルファベットのYに見えるポケモンという設定。こちらは確かに飛んでいる姿や威嚇した姿がそれに見えなくもない。
  • BW以降のシナリオのお約束でシナリオ中に捕まえなければいけない仕様になっている。有用なポケモンだけに厳選環境はしっかり整えなければならない。
  • ゼルネアスとイベルタルは「再生⇔破壊」の関係。だがイベルタルはゼルネアスに一方的に弱点を突かれてしまう。不憫。
  • 種族値はこうげき・とくこうが高くすばやさはそれなり。というかゼルネアスと全く同じ。対戦ではあく・ひこうそれぞれの技を器用に使いこなすが、特性「ダークオーラ」と固有技「デスウイング」が噛み合わないのが残念。いや、何故「デス」なのにひこう技なのかと。だが決して弱くなく、「はたきおとす」「ふいうち」「バークアウト」などで嫌らしく攻めるのが得意。流石あくタイプといったところ。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』では技「デスウイング」で石化するというおぞましい能力を引っ提げて登場し、眠りを覚ました者達に次々と襲いかかったが、ゼルネアスに沈められた。やっぱりゼルネアスには勝てないのか。
  • スマブラではFor・SPで何故かステージ背景として登場。夜のミアレシティを優雅に飛んでいるが、夜景の中からいきなり現れるのでビックリする。

No.718 ジガルデ

  • ゼドアーッ!!
  • XYで終の洞窟という場所にひっそりと暮らしているポケモン。最初見た時「何だろうこのうねうねしたものは」と思った。タイプが想像できない。うねうねしてるからドラゴンっぽいのは分かるが、もう1つがまさかじめんとは想像できなかった。特性は「オーラブレイク」で、ゼルネアスとイベルタルの持つオーラの効果が反転するというものだったが、そもそもこの2匹にタイプ上不利なので全く意味を成さないという悲しみを背負っていた。そのままZバージョンが出るのかと思ったら次回作が出てしまい、Zは幻に終わってしまった。一応「Zワザ」は出たが、違う、そうじゃない。
  • 実はカロス新規追加のじめんタイプはホルードとこいつだけ。少なすぎる。
  • このうねうねが受け付けない人が多かったのか、俗に言う「GTSの通貨」としてレアポケモンとの交換材料に出されてしまう事態に。伝説よりもビビヨンが珍重される世界など、正したくもなるだろう。
  • だがアニメで先行登場した通称「プニちゃん」が妙に癖になる。最初はモノアイでウッとなったがすっかり慣れてしまった。ユリーカとの絆の物語は一見の価値あり。正式名称は「ジガルデ・コア」という。アニメオリジナルかと思ったらSMでちゃんと登場し、事なきを得た。
  • ちなみにユリーカが歌う「プニちゃんのうた」は佐香智久氏が書き下ろした……のではなくユリーカが自分で考えたものであるという。佐香氏本人が言うんだからきっと正しい。
  • SMにて、犬の形態10%、ロボットのような形態100%(パーフェクトジガルデ)が登場。従来の形態は50%フォルムという位置付けに変更された。パーフェクトフォルムになることができる固有特性「スワームチェンジ」も追加された。ジガルデ・コアはジガルデの本体のような働きを持ち、セルを各地に派遣して秩序の乱れをチェックしている。
  • ……のだが、ジガルデの体の一部であるジガルデ・セルがアローラ地方の各地にばら撒かれており、それを1つ1つ集めなければ真の力を発揮できないという鬼畜仕様が追加されてしまい、トレーナーを発狂させた。昼または夜のどちらかにしか出てこないセルもあるのは勘弁して欲しい。私も未だに集めきっていない。剣盾ではアイテム「ジガルデキューブ」で特性とフォルムを自由に切り替えられるようになった。最初からそうしておいて欲しかった。
  • 対戦では当初大外れと見なされていたが、HPが削れるとパーフェクトフォルムに変化するようになり、おまけに変化後に回復するため、十分戦えるようになった。10%はすばやさが高く場作りが得意。50%はバランスがよく居座って戦うのが得意。100%は圧倒的高種族値で敵を薙ぎ払う……というよりは、50%同様居座り型。なお、主に使われる技が「へびにらみ」と「とぐろをまく」なせいでメガノコッチと呼ばれているとか。
  • 固有技として「グランドフォース」があったが、第7世代で更に「サウザンアロー」「サウザンウェーブ」「コアパニッシャー」の3つが加わり、ポケモン史上初めて固有技が4つもあるポケモンになった。が、実際使われているのは「サウザンアロー」のみ。「コアパニッシャー」は見た目も派手で強そうなのだが、何故か特殊技で、しかも「相手が行動した後に発動すると相手の特性を消すことができる」という謎仕様。これのせいでパーフェクトフォルムのすばやさが下がったのではないかと言われるほど。そして実際採用率は低い…… なお、従来覚えられていた「しんそく」が剣盾で何故か剥奪されるという憂き目に遭っている。特に何をしたというわけでもないのに。
  • ORASのハピナスひみつきち、通称「ハピナス道場」を味方の巻き込みなしで瞬殺できるほぼ唯一の存在である。味方を巻き込まないじめん物理技「グランドフォース」を真ん中でぶっ放すだけであっという間に3匹分の経験値をゲットだぜ。
  • そして時は剣盾。ダイマックスアドベンチャーにて伝説のポケモンを狩ろうとするトレーナーの前に立ちはだかったのは、HPを削ると突如フォルムチェンジし体力を回復するだけでなく、2種の全体技を使い挑戦者を次々と薙ぎ倒すというラスボス級の強さを誇るジガルデであった。ゲットすると低確率で色違いが手に入るため挑戦者が後を絶たなかったが、あまりの強さにソロプレイではまず勝てず、複数人で通信プレイを行っても勝てるかどうかは運に依存する。この超絶難易度に音を上げたトレーナー数知れず。ダイアドのラスボスである。私は友人達の協力のお蔭で色違いを運よく手に入れられた。高難易度を好む人でないと連戦はまず厳しいため本当に感謝しかない。

No.719 ディアンシー

  • メレシーの突然変異体。つまりメレシーが生まれる時に偶然生まれるのがディアンシーということらしい。だがメレシーを孵化してもこいつは生まれない。あくまで幻の存在ということらしい。♀のように見えるが性別は不明。
  • ピンクのダイヤモンドという恐ろしく貴重なものを体に纏っており、しかもダイヤモンドを簡単に生成できるらしい。どんな圧縮技術だ。
  • なお、最も美しいポケモンと言われているが、それミロカロスの称号だったような……
  • XYでこいつを手に入れると突然紳士が現れ、こいつを譲るようせがまれるイベントが発生する。別に譲ることはないのだが、このせいで能力厳選に時間がかかる。何故そんな茶番を挟んだ。
  • また、映画館配信のみならずORAS発売の少し後にキャンペーンとして「ポケモンセンター・ポケモンストア限定かつORAS限定」で再配布された。しかも何と色違い個体。色違いの幻のポケモン配布はゲノセクト・ジラーチに次いで3例目となった。ORASではせがむイベントは起こらない……と思いきや……
  • 対戦ではいわ・フェアリータイプでメレシーと耐久・すばやさが同じで火力はこちらの方が上なのだが、特性「がんじょう」ではない上にはがね4倍弱点が足を引っ張る。これで当初はタイプ一致技不足に悩まされていたが、第7世代・第8世代で大きく解消され、物理・特殊どちらでも戦えるようになった。メガシンカができる環境にある場合、メガシンカすることで高速アタッカーに化ける。戦法ががらりと変わるので育成方針が悩ましい。遅くしてじっくり居座るか、素早くしてメガシンカでガンガン攻めるか。裁量次第で大きく変わるポケモンと言える。
  • 固有技「ダイヤストーム」はダイヤをぶつける技のためなのか、見た目に合わず物理技になっている。「リーフストーム」は特殊なのに。
  • 映画『破壊の繭とディアンシー』ではダイヤモンド鉱国のわがままお姫様として登場した。メガシンカすることで国のピンチを切り抜けたが、まさかユリーカが持っていた石がメガストーンだったとは。

No.719 メガディアンシー

  • \ロイヤルピンクプリンセスちゃーん!!/
  • ディアンシーがメガシンカして少女アニメに出て来るお姫様のような格好になった。「ロイヤルピンクプリンセス」と呼ばれるらしい。月に代わってお仕置きか、それともプリティでキュアなやつか。
  • メガシンカに必要なメガストーンは第6世代ではORASでのみ受け取れるが、その時のイベントでまたもディアンシーを譲るよう催促される。しかも欲しかったはずの当人は「ごついポケモンが欲しいからディアンシーは要らない」という旨の発言をする。それでいいのか。USUMではとあるコレクターに話しかけると所謂「オタク特有の早口」が発生した後にメガストーンをくれる。
  • メガシンカすることでぼうぎょ・とくぼうが大幅ダウンし、こうげき・とくこう・すばやさが急上昇するという、魔改造にも似た能力変化を遂げる。特性は「マジックミラー」に変わるため状態異常や「ちょうはつ」などを受けない。素早いポケモンの天敵「まひ」を追加効果以外で受けないのは強み。また昔はすばやさが反映されるのがメガシンカした次のターンであるせいでメガシンカ直後の隙が大きすぎたが、第7世代になって即反映となり、事なきを得た。
  • そういえばORASのプロモーションに出てきたダイヤモンド製のレイピア持ちメガディアンシーの実装はいつですか?

No.720 フーパ

  • おでましー!
  • 某何とか大魔王ではない。アクビの方でもない。
  • XYでは解禁されず、ORASになって初めて発表された。初のエスパー・ゴースト複合。異空間を繋ぐリングを自在に操ることができるというパルキアが怒りで飛んできそうな能力を持つ。セレビィとディアルガも似たような能力の持ち主だしそういうものなのかもしれない。どうでもいいけど某猫型ロボットアニメにそんなリング状の道具があったよね。そしてORASで大量のリングが色んな僻地に置かれていたのはもしかすると?
  • そして「いましめのツボ」を使うことで巨大なランプの魔人となる。何とタイプがエスパー・あくへと変わり、能力・分類までも変わる。通称「超フーパ」。無数にある手で沢山のリングを操る。お前は千手観音か。この姿になれるのは3日間だというが、元に戻ったら二度とこの姿になれないというわけではない。また、ボックスに預けると元に戻ってしまう。なお、通常形態を「いましめられしすがた」、魔人の姿を「ときはなたれしすがた」という。過去にあまりにも色んなものを無邪気に取り出したために壺の中に封印されていたようだ。
  • いましめられしすがたはとくこうが高い。固有エスパー技「いじげんホール」を持ち、一切の防御技を貫通して攻撃する。ただし威力は80と低く、ゴースト技の威力も期待できないので、思ったより火力が出ない。しかもエスパー・ゴースト複合が第7世代以降ライバル続出で肩身が狭くなってしまった。
  • ときはなたれしすがたはムキムキになったためなのかはこうげきが高くなり、物理特殊どちらも十分使いこなせる。さらに完全固有のあく技「いじげんラッシュ」まで追加された。何とこの技、ドーブルやいましめられしすがたも覚えられるがこの2匹は使うことができない。正に完全固有。だがこの技を使うとぼうぎょが下がるので乱発厳禁。
  • なお、ときはなたれしフーパはボックスに預けると戻ってしまうせいで第6世代ではインターネットの大会に事実上出禁を食らっていたが、第7世代にて「ボックスに預けただけでは戻らないが、引き出す時に戻る」という仕様に変更されたため、出られるようになった。
  • 映画『リングの超魔人フーパ』ではめっちゃ幼い悪戯っ子になっていた。そしてときはなたれた後は幼い口調そのままにやたらと野太い声になった。中の人恐るべし。ただ映画自体はリングを抜けるのに一苦労していたイメージしかなく、「反省」の映画だったのだろうか、よく分からない。伝説の無駄遣い感満載。
  • ポケマスのフィクサーはこいつである。そのままパシオの王ライヤーのバディにもなった。
  • ポケGOでも伝説のポケモン祭りを引き起こした。あらゆる世界線を飛び越える無限の可能性を持つので今後も何かしらが起きるかもしれない。

No.721 ボルケニオン

  • ぶっ飛べ!!
  • 次回作の幻のポケモンマギアナと共に公開された。マギアナが歯車で動いているため、こいつの蒸気機関モチーフから2匹共々近代産業革命を彷彿とさせる。凄くワクワクする。だが産業革命の拠点である連合王国をモチーフにしたガラル地方には当初行くことができなかった。アップデートでビザが下りたため事なきを得たが。
  • タイプが初のほのお・みずで、これでみずタイプは全タイプとの複合を達成した。
  • タイプ的に最も似合う「ねっぷう」の他、「ハイドロポンプ」の完全上位互換である固有みず技「スチームバースト」を有する。
  • 対戦では特性「ちょすい」を持ち、ほのお初のみず無効ポケモン。とくこう・こうげきが高く耐久もそれなり……なのだがすばやさが低く、ほのおもみずも伝説幻込みの戦いでは通りが悪すぎるのが難。このスペックで一般ポケモンだったら…… だが能力バランスはいいので一定の仕事はできるだろうか。
  • 映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』では超がつくほどの人間嫌いでピカチュウを電気ネズミ呼ばわりしていた。だが根は優しくマギアナのよき保護者だった。なお水がないと技が放てないという致命的な弱点がある。幻のポケモンといっても万能ではないようだ。
最終更新:2021年10月16日 22:04