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はっぴゃくきゅうじゅうはち
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GO&ガラル
はっぴゃくきゅうじゅうはち
ポケモン20周年を記念して全種族について独断と偏見を交えて感想を書いた「
ななひゃくにじゅういち
」を25周年を記念して書き直したもの。
要は「ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説を証明してみせましょう企画」です。
企画名『はっぴゃくきゅうじゅうはち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』のリスペクト。
当時は721だったからまだ語感がよかったけれど898だとちょっと響き悪いな!?
感想対象
全本編(それぞれ世代別に『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・Em・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS/S・M・US・UM/Goピカ・Goブイ/剣・盾』と表記)
ポケモンGO(『ポケGO』と表記、またレイドバトルは「レイド」、フィールドリサーチは「リサーチ」、コミュニティ・デイは「コミュデイ」と表記)
外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)
『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』『救助隊DX』)
『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)
『みんなのポケモンスクランブル』
『ポケモンスナップ』シリーズ(全て)
『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)
アニメシリーズ(『無印』『XY』『XY&Z』『S&M』『新無印』中心)
映画シリーズ(全て)
『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)
『スマッシュブラザーズ』シリーズ
その他(『ポケモンマスターズ』など)
元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。
前回書けなかった『ポケモンGO』の話も遂に。
非対象
『ポケモンパネポン』
『ポケモンピンボール』
『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ
『ポケモンレンジャー バトナージ』
『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)
『ポケモンピクロス』
『ポケモンユナイト』
ポケモン分類法
フォルムチェンジ、姿違いは
「変更できれば同一項目、不可逆のものは別項目」
としてあります。
例:ロトムのフォルムチェンジは同一項目、ロコン(原種)とロコン(アローラ)は別項目
ただしメガシンカとウルトラバーストは例外として別項目にしてあります。
また、姿違いかつ不可逆でも性能差が存在しない場合は同一項目にしてあります。
例:トリトドン、ビビヨン
目次
No.001~151 カントー
No.152~251 ジョウト
No.252~386 ホウエン
No.387~493 シンオウ
No.494~649 イッシュ
No.650~721 カロス
No.722~807&リージョンフォーム アローラ
No.808~898&リージョンフォーム GO&ガラル
No.808~898&リージョンフォーム GO&ガラル
No.808 メルタン
何だこの一つ目のナットは!?
西暦2018年9月22日、チコリータのコミュデイ終了直後に突如として現れた謎の存在。名前は「??????」で、金属のナットの真ん中に一つ目があり、下半身はメタモンのようにぐにゃぐにゃ。ゲットすると正体はメタモンで、当時は新手のバグかそれとも新ポケモンか議論が交わされていた。正直私はどちらでもいいと思っていたが、新ポケモンなら面白いなという感じだった。
そして後日、このポケモンが全く新しい幻のポケモン「メルタン」だと判明。そのサプライズの仕込み具合がミュウのそれと酷似していたことから懐かしさと感動を誘った。ちなみにイベント対象ポケモンだったチコリータの図鑑番号は152、初代のバグポケとして有名な「けつばん」も図鑑番号が152である。これも仕組まれていた可能性がある。
そしてこのような登場の仕方をしたため、「○○地方出身」というカテゴリーの埒外に置かれている。強いて言うなら「ポケモンGO出身」か。
メルタンは初の「進化する幻のポケモン」なのだが、何と進化にポケGOが必要。本編に送ると進化できない。何故。
アニメではガッツリ金属を食す。このせいでどれだけの機械が犠牲になったか知れない。それがたとえロケット団のものであっても。
No.809 メルメタル
メルタンが100匹集まると融合合体してメルメタルになる。やっぱりメルタン、100匹集まっても大丈夫! ちなみに重さもメルタンのきっかり100倍になっている。
初の「進化した幻のポケモン」なのだが、ポケGOでしか進化できない。その方法は「メルタンのアメを400個集めて進化ボタンを押す」。ちなみにポケモン1匹をゲットすると得られるアメは3個、ポケモンを博士に送ると得られるアメは1個。つまりメルタンを100匹ゲットして全部博士に送ることでアメが400個手に入る。その状態で手持ちのメルタンを進化……あれ?
メルタン同様ポケGOが初お目見えのポケモンであるため、「○○地方出身」というカテゴリーの埒外に置かれている。強いて言うなら「ポケモンGO出身」か。
対戦ではこちらも幻のポケモン初となる鈍足高火力アタッカーで、耐久も比較的高い。固有技「ダブルパンツァー」は2連続攻撃で、タイプ一致威力実質120かつ先制できれば1発につき3割の確率で怯む。加えて1発ごとにひるみの判定があるため実質51%の確率で怯む。こいつの特性「てつのこぶし」の補正がきちんと乗るので、威力面も申し分ない。これで味方の「トリックルーム」が入れば無双状態。幻のポケモンなので通常ルールでは出場できないのが惜しい。
ちゃっかりキョダイマックスが可能。手足がにゅーっと伸びる。固有はがね技「キョダイユウゲキ」は相手を「いちゃもん」状態にするが、代わりにぼうぎょが上げられなくなる。入手はポケモンホームのみで、既存個体をキョダイマックスにしたり、キョダイマックス個体を通常個体に戻したりができない。
アニメではサトシが持っていたメルタンが一緒についてきた仲間と融合合体して進化。アローラリーグ最強の切り札として対戦相手を恐れさせた。特にエンペルトを分からん殺し状態にしたのは圧巻だった。
No.052 ニャース(ガラル)
原種から髭がかなり増えた荒々しい感じの猫になってやってきた。タイプが想像つかなかったが、まさかのはがねタイプとは。
原種同様「ものひろい」はちゃんと残っているので連れ歩くには十分。だが原種同様進化すると「ものひろい」は消えてしまう。「ものひろい」のために進化させないのも手だが、進化しないと自力で覚えるはがね技は「メタルクロー」のみ。まあ非戦闘要員と割り切るのも手だが。そしてはがねタイプになった影響か、原種に比べてすばやさが大きく減少している。その差何と50。
そして進化先はペルシアンではなくニャイキングという全く新しいポケモンになる。リージョンが原種のリージョンではなく別種に進化する例はデスマス(ガラル)と共に初となる。
No.077 ポニータ(ガラル)
別のキャラコンテンツにいそうなパステルカラーのお馬さん。きっとカップ焼きそば現象だろう。メルヘンチックで可愛い。ルミナスメイズの森の幻想的な雰囲気にマッチする。
だがこいつの第一印象はあまりよくない。何故なら公式が用意したルミナスメイズの森24時間ライブカメラにてポケモンが殆どの時間映らず、ほんの数十秒こいつが映ったのみでそれ以外何の新情報もなく、時間泥棒でしかなかった同企画に批判が殺到したため。普通に公開することはできなかったんだろうか。
盾限定種。剣ではガラルダルマッカが出現する。
No.078 ギャロップ(ガラル)
いそうでいなかったユニコーンポケモン。ただし♀もいる。
進化してフェアリーがつく。もうエスパー・フェアリーはお腹いっぱいなんですが。ユニコーンなら空でも飛んで欲しかった。
種族値は原種から変化せず、いそうでいなかったフェアリー物理の速攻型という立ち位置。カプ・コケコはフェアリー物理アタッカーではないので問題ない。技バリエーションもほのお・くさ技を覚えない以外は原種と似通っている。地味に「ドリルライナー」や「つのドリル」を覚えられるのもポイント。
アニメではルミナスメイズの森の中で怪我をしていたところをコハルに助けられ、お礼として彼女を背中に乗せて森の出口まで案内した。
No.079 ヤドン(ガラル)
原種に比べて頭や尻尾に黄色い装飾がついた。黄色といっても馬鹿になるわけではなく、むしろ香辛料の影響で刺激物だという。このためガラルヤドンの尻尾はスパイシーな味がするらしい。
原種同様水辺に生息するが、みずタイプが取れてエスパータイプ単体になった。みず技を操れなくなったわけではないのだが、一体どういう経緯があったのだろうか?
DLCで正式解禁となったが、DLC以前にもキャンペーンで入手可能。だが進化方法がDLCで登場するアイテムを使うものだったため、先行解禁の状態では進化できなかった。
No.080 ヤドラン(ガラル)
ヤドランがガンマンになって帰ってきた。シェルダーの毒素が強くなったためどくタイプが追加され、どく・エスパーに変化。これによりエスパータイプが全タイプとの複合を実現させた。
サイコなガンマンということで某宇宙海賊を連想させるが、普段がのんびり屋なので空気砲を構えた某小学五年生にも見える。彼の数少ない特技にして最強の取り柄だし。
対戦では「せんせいのツメ」を特性化させた特性「クイックドロウ」の奇襲性が非常に高く、「せんせいのツメ」と重複するため更に強い。ただし防御能力は落ちているので、持久戦ならガラルヤドキングの方が適任。固有技「シェルアームズ」は攻撃時に相手の防御と特防を比較して与ダメージが高い方を採用するテクニカルな技で、問答無用の主力。
No.083 カモネギ(ガラル)
キャーモ!
ネギガナイトが先に公開されたため、通常のカモネギから進化するのかワクワクしていたトレーナー達の希望を打ち砕いたポケモン。進化するのはガラル種のみなのだ……
手に持っている植物の茎は明確に「ネギ」と称されている。そのネギは太くて長い。モチーフになったのはリーキという西洋のネギだという。そしてこの葱を大剣の如く振り回し、並み居る敵を薙ぎ倒す。こんな生態からかくとう単タイプに変化。鴨が葱をしょっているが、この鴨には勝てそうにない。
剣にのみ出現し、盾ではガラルサニーゴが出現する。5番目のジムリーダーが自身の進化形を繰り出すところが共通する。
アニメではサトシがゲットし、負けず嫌いな性格で修行に打ち込むストイックな性格を持つ。かつて敗れたエルレイドに勝つために修行に励み、進化して見事リベンジを果たした。
No.110 マタドガス(ガラル)
リージョンは何かが縦に伸びるもの。ナッシーは首が伸びたがマタドガスは煙突が生えた。
この見た目でフェアリータイプがついた。どこがどうフェアリーなのかはよく分からないが、関節式機関車の「フェアリー」式から採られているらしい。いや確かに機関車に見えるけど妖精と関係あるか? 一応毒ガスや汚い空気を体内に吸い込んで綺麗な空気を頭頂部から排出する生態があるので、「綺麗な空気」からフェアリーになったと考えられなくもないが。
対戦では剣盾新登場の特性「かがくへんかガス」で相手の特性を封殺できるが、実は原種にも追加されている。さらに種族値は原種から一切変化なく、技もフェアリー技が増えた以外原種と大差ないので、基本戦術は原種同様状態異常を駆使した耐久やサポートが中心。固有技「ワンダースチーム」は優秀なフェアリー特殊技だが、命中率が95しかない。直近ではレジギガスの相方として見出され、かくとうを1/4にできるだけでなくフェアリー技で弱点を突くこともできるこちらの方が原種より適任とされる。
なお、特性「ミストメイカー」も持っているが、こいつの戦術の要の1つである状態異常が無効化されてしまうため、あまり相性がよくない。一応「だいばくはつ」等を使って後ろからアタッカーを降臨させる戦術がなくはないが。
No.122 バリヤード(ガラル)
バリヤードからフェアリーが取れてまさかのこおりタイプに変化したが、進化前マネネはそのままという少しちぐはぐなことになっている。こちらはこちらで追加進化があるのだが、だったらガラルマネネも見たかったとは思う。
いかんせん出てくるのが終盤なため「雪原でいきなりこちらを追いかけてくる怖い人型ポケモン」という印象ばかりが残っている。しかもタイミングが悪いことに進化後の姿を先にレイドで見てしまったという。
原種よりすばやさが上がっているので「しんかのきせき」を持たせて戦えなくもない。が、何故かこうげきが微増してとくこうが削られてしまった。しかもだからといって有用な技が覚えられるわけでもない。うーん。ちなみに壁系の技はせっかく張っても特性「バリアフリー」のせいで消してしまうことがある。
No.144 フリーザー(ガラル)
私の戦闘力は53万です。
あのフリーザーが某タキシード何たらの人のサングラスをかけたような怪しげな顔つきになってしまった。全てを見下すが振る舞いは上品。お前は嫌味な執事か何かか。怪しさ満点の見た目に違わずエスパータイプに変化。おまけに目からビームも出す。怖い。
体色といい設定といい某53万さんにより近くなってしまったが、それの作品と同じ漫画雑誌の連載で、こいつと似たような顔つきで同じエスパーの属性を持った主人公の漫画があった気がしたが、確かサイキック何とかだったかな?
剣盾ではカンムリ雪原に出てくるが、あられが降っている場所でHPを削り過ぎるとあられのダメージで倒れてしまう。名前が名前だけにうっかりやりがち。
対戦では原種に比べてとくこうが高く、固有技「いてつくしせん」はエスパー技なのに相手を凍らせることがあるという変わった効果を持つ。が、一致技以外に乏しく、あく・はがねへの対抗手段がないに等しい。どちらかと言えば変化技の方を重視して戦った方がやりやすいだろうか。
No.145 サンダー(ガラル)
どっかのファンタジーゲームに出てくる鳥ではない。
フリーザーが怪しげなポケモンになり、ファイヤーがおぞましいポケモンになったのに対し、サンダーは大地を自由に駆け巡り、華麗な蹴り技をお見舞いするのであった。1匹だけとても平和そうである。一応ひこうタイプは失っていないが、蹴り技ということでかくとうタイプがついた。
ワイルドエリアに出現する際も超高速で大地を駆け巡る。お前本当にひこうタイプか? 暫くすると疲れて立ち止まってしまう。可愛い。
対戦では事前の予想通りこうげきが高く、両タイプ一致技は安定技と反動ありの大技との両方を揃えるため戦法によって切り替えられる。サブ技も必要最低限揃っており隙が無い。固有技「らいめいげり」は当たると確定でぼうぎょを下げることができる。だが哀しいかな、原種サンダーがあまりに高い使用率を誇っているため、こいつに勝てないだけでなく同時採用ができないことで使用率が伸び悩んでいる。
No.146 ファイヤー(ガラル)
キッ……!!!!
「にらみつけるさん」と馬鹿にされたのが許せなかったのか、ファイヤーが怒りの炎に身を包んで帰ってきた。体色も黒くなり、あくタイプに変化。自力で「にらみつける」を覚えるが、こんな怖い奴に睨みつけられたらぼうぎょが1段階下がるでは済まない気がするのだが。
いそうでいなかった「精神系能力者」のあくタイプ。邪悪なオーラを纏って相手の精神を痛めつけるのが得意。
ヨロイ島を悠々と飛んでいるが、こちらの姿を認めると近付き、結構遠くにいても精神攻撃を飛ばして戦闘モードに入る。怖過ぎやしないか。
対戦では固有技「もえあがるいかり」が何とあく特殊で威力90、相手全体攻撃、2割ひるみという破格の性能を持ち、これを能力強化でサポートするという戦法が単純かつ強力。こう見えて最も高い種族値はとくぼうで、「耐えて返す」もやりやすいのが利点。使用率はガラル3鳥中最も高い。
No.199 ヤドキング(ガラル)
何と噛みついていたシェルダーが覚醒し、ヤドンを乗っ取ってしまった。いつぞやのパラセクト状態。しかもヤドンの目はシェルダーに覆われ見えなくなっている。白目を剥いているのだろうか。ここまで来るとシェルダーもそろそろ巻貝タイプを出していいと思うのだが。
ヤドキング同士で謎の呪文を使って会話をするが、内容は解読できていないらしい。分類も「じゅじゅつしポケモン」だという。危険すぎる。闇を祓わなきゃ。
進化条件が通信交換ではなくアイテムの使用に変更されている。通信進化ポケモンがリージョンで通信進化でなくなる例は初。
タイプはどく・エスパーでガラルヤドランと共通するが、種族値はガラルヤドランと大きく差別化され、とくこう・とくぼうに秀でるようになった。原種が取る戦法をそのまま踏襲することができ、火力も原種以上。
固有特性「きみょうなくすり」は登場した瞬間に隣の能力変化を打ち消す効果があるが、居座ると発動せず、発動させるには一々戻す必要があり使いにくい。固有技「ぶきみなじゅもん」もダメージと共に最後に使用した技のPPを3削るが、自身のPPが5しかないのでこれまた使いにくい。
No.222 サニーゴ(ガラル)
「サニーゴが死んでしまった! このひとでなし!」とかなんとか言っていたら本当に死んでしまった。南無三。
ガラル地方ではサニーゴは一度絶滅しており、その霊が転生してポケモンになったのだとか。このためタイプはゴースト。生えている枝のようなものは実は霊体で、本体は石のようになっている部分のみ。蹴り飛ばすと祟られるという。怖過ぎる。
そして何とこの姿でのみ進化を獲得。トレーナーが願い続けていた進化と引き換えに命を失うとは、こんな悲しいことがあるのか?
盾にのみ出現し、剣ではガラルカモネギが出現する。5番目のジムリーダーが自身の進化形を繰り出すところが共通する。
新規追加組の中では珍しく、DLC追加エリアを除いてワイルドエリア以外に出現しない。この例は他にゾウドウやドラメシヤがいる。
対戦では原種に比べて耐久が上昇しただけでなく、何と進化形を獲得した影響で「しんかのきせき」の効果が発揮されるようになり、超耐久を手にした。おまけに隠れ特性で「のろわれボディ」まで獲得し、要塞として申し分ない強さになった。特に対物理で強く、「ちからをすいとる」や「おにび」で徹底的に骨抜きにする。攻撃能力は貧相のため「ナイトヘッド」等の固定ダメージが中心。なお「どくどく」や「じこさいせい」は覚えられない。
No.263 ジグザグマ(ガラル)
ジグザグマがパンクロッカーのような姿になってやってきた。だがジグザグに動く性質は変わらないようだ。可愛い。ちょっと舌を出すようにもなった。可愛い。あくタイプを複合したが、ニャース同様ものひろいは健在。やったね。
どうもジグザグマ系統はガラル種が大本の姿らしく、他の地方のジグザグマ系統は恵まれた環境にあるため穏やかな気質に変化したのだとか。だとすればガラルはどれだけ厳しい環境なのだろうか?
No.264 マッスグマ(ガラル)
マッスグマ……様……?
我らがマッスグマ様がまっすぐグレてしまわれた。これは最早マッスグマ様ではない……
フィールド上に出現するときは素早くまっすぐに動き回るせいでよく衝突事故を起こす。飛び出し注意。
ちなみに原種と異なりここからもう1段階進化する。つまりこいつは「しんかのきせき」が有効……なのだが、技は原種に比べて少々見劣りする。何と「しんそく」も「はらだいこ」もない。これでどうやって戦えばいいんだ。さらに進化すると「ものひろい」が失われるので、うっかり進化させると大変なことになる場合も。
No.554 ダルマッカ(ガラル)
雪原地帯に突如現れた丸くて真っ白な可愛いダルマ。まさかのダルマッカがこおりタイプになってやってきた。ダルマッカというより最早ダルマッシロである。
寒冷地に適応した結果炎袋は退化し、性格が穏やかになった。口元も口角が下がっている。寒さに震えているのだろうか。
剣限定種。盾ではガラルポニータが出現する。さらにこおりタイプのリージョンの性か、進化条件はレベルアップではなく「こおりのいし」に変更されている。
No.555 ヒヒダルマ(ガラル)
真っ白なダルマッカが進化したらどうなるのかと思ったら、頭に雪玉を載せてやってきた。なんか可愛い。いそうでいなかった雪だるまのポケモンがここに誕生した。
それなりにごつい顔つきにもかかわらず実は臆病で、炎袋と共に闘争心がすっかり消え去っているという。カンムリ雪原でのみ野生出現するがこちらを見ると何と逃げ惑う。お前本当にヒヒダルマか?
だが一部の個体のみ、追い込まれると体の中に眠っていた闘争心が蘇り、体内に炎袋が再び生成され、何とほのおタイプが追加される。そしてこの変化した姿は原種にならい「ダルマモード」と呼ばれるが、怒りの炎を燃やして跳ね回る姿は荒ぶる雪だるまのよう。穏やかな気質から一転荒れ狂うという、原種とは真逆のフォルムチェンジである。
対戦では原種同様分かりやすい物理アタッカー適性を持つ。特性「ごりむちゅう」の場合1つの技しか出せなくなるが、火力は御墨付き。特性「ダルマモード」の場合技選択の自由が利き、HPが半分を切るとさらに強化されるが、火力はそれなり。とはいえ「ダルマモード」が実戦に耐えうるレベルになったのは嬉しい限り。
ちなみに「ごりむちゅう」は日本のことわざ由来のため外国でどう訳すか注目されたが、英語では何と「Gorilla Tactics(ゴリラ戦術:ゲリラ戦術をもじったもの)」。したたかで臨機応変どころかゴリ押しに変わるところがハイセンス。
No.562 デスマス(ガラル)
デスマスがデスマスクではない別のものをくっつけてやってきた。この別のものが粘土板なのでじめんタイプがつく。
どうやらこの粘土板はデスマスの意思でくっつけたものではないらしく、はがそうとしてもはがせず困っている様子が見られる。しかも呪いの粘土板と言われていて、デスマスに寄生しているらしい。お前はパラスのキノコか。
進化条件が何と「49以上のダメージを受けた状態で砂塵の窪地の岩のアーチの下をくぐる」という歴代でもトップクラスに特殊なもの。何でそんな進化をするのかと疑問に思ったが、どうもそのアーチは実は墓で、ある種の怨念パワースポットなのだという。ダメージの数「49」は恐らく「死」と「苦」だろうか。そしてその怨念はデスマスではなく粘土板の方に宿ってしまい、デスカーンにならず別のポケモンに進化する。
No.618 マッギョ(ガラル)
マッギョが海ではなく陸地で擬態するようになった。口元がモンスターボールのように変化し、これを使って相手をおびき寄せる。さらに全身がトラバサミのようになり、そのものずばり「トラバサミ」という技を固有技として覚える。そしてトラバサミだけにはがねタイプがつき、でんきではなくなる。
対戦ではこうげきが高くなったのに物理技に恵まれず、「トラバサミ」も何故かくさタイプの技になったせいでタイプ不一致という悲しみを背負う。一応固有特性「ぎたい」でフィールドに応じてタイプを変えられるため、「だいちのはどう」とは好相性。とくこうが低いのが残念だが。
こいつの色違いは原種の色になるが、ベトベターのようにリージョンの通常色が原種の色違いの色をしているというわけではない。
No.810 サルノリ
ルゥーキィー!
ガラル御三家の1匹。手にした木の枝でひたすら何かを叩いて叩きまくる。アニメの影響でやんちゃ坊主の印象が強い。つまり「ノリ」って「悪乗り」のことか?
冒険ではくさタイプお家芸の変化技を自力で一切覚えないので、アタッカーとして育てることになる。くさ技の通りはよくないが、わざマシンやわざレコードで色々な技を覚えるので、対応力を高めるとよい。「かわらわり」・「じしん」・「じだんだ」・「つるぎのまい」が手に入ればだいぶ楽だろうか。ジム戦の相性は微妙。剣の方が進めやすい。
アニメではまさかの「ロケット団の手持ちだったのに自らの意思でボールを破壊しゴウのポケモンに鞍替え」というとんでもない方法でゴウの手持ちに加入した。鳴き声は恐らく「ウーキー」だと思うのだが、どう聞いても上のようにしか聞こえない。無邪気でやんちゃなトラブルメーカーで、ゴウも手を焼いているようだ。
Newポケスナでは仲間のポケモンと一緒に公園や川辺を元気に走り回っている様子が見られる。
No.811 バチンキー
手に持っていた木の枝が2つになり、スネアドラムでも叩くかのような構えを取るようになった。ドラムがあるわけではないが、華麗にビートを刻んで戦うらしい。分類は「ビートポケモン」だが、ビートが使ってくるわけではない。
実は「しんかのきせき」を持たせると耐久が確保され、すばやさ種族値も進化後とは5しか変わらないため、この姿のまま運用することがなくはない。某有名実況者がネタで始めたそうだが、意外と強いことから広まっていったようだ。
No.812 ゴリランダー
バウゥwwwwww(特性「グラスメイカー」)
ロックバンド「マキシマイザス」のドラム担当。華麗なドラム捌きは聞く者の心を昂らせ、アンチの動きを鈍くしてしまうほど。
かくとう辺りが入っていそうな見た目だが、タイプはくさのみ。背中にドラムを抱えていて、対戦の時に取り出してリズムを刻み始めるようだ。そういえばゴリラが太鼓を叩くゲームがあったような。
対戦ではそこそこ硬くて強いくさタイプだったのが、隠れ特性「グラスメイカー」が解禁され、さらにヨロイ島で「グラススライダー」を手に入れてしまい、自らグラスフィールドを展開してタイプ一致威力91の先制くさ技をぶっ放すというとんでもポケモンになった。火力だけで言えばファイアローの「ブレイブバード」より少し上。いいのかこれ。それ以降シングルにダブルにと大活躍を果たし、「くさ単の限界に挑戦するポケモン」と呼ばれているとか。
固有技に「ドラムアタック」があり、攻撃と共にすばやさを下げるという優秀な効果なのだが、上記のせいで「ゴリランダー=グラススライダー」というイメージがついてしまった。不憫。
キョダイマックス可能。ドラムがドラムセットに化ける。固有くさ技「キョダイコランダ」は威力160固定特性貫通という化け物仕様。ただし「グラスフィールド」は展開せず、「グラススライダー」をベースにしても先制技にならないので使い分ける必要がある。
No.813 ヒバニー
にばにばー!
ガラル御三家の1匹。そのまんま火の兎。脚力が自慢で走ったり飛び跳ねたりととにかくよく動く。運動大好き小僧のようにも見えるが、これが最終進化形への伏線となる。
冒険では高速物理アタッカーなのだが、ほのお物理技解禁までが遅く、序盤はやや苦労する。途中で覚える「にどげり」の方が頼りになることもしばしば。そして何と自力では「ひのこ」・「ニトロチャージ」・「かえんボール(最終形態のみ)」しかほのお技を覚えない。ヒノアラシを見習え。どうしても安定技が欲しければわざマシンで「ほのおのパンチ」辺りを補充するのが得策。ジム戦の相性はそこそこ。盾の方が進めやすい。
アニメではゴウが最初にゲットしたポケモン。そのニッコリ笑顔と陽気な性格の虜になった人多数。「ひのこ」が使えず苦戦していたが、石ころに炎の力を込めて蹴り飛ばしてダメージを与えるという仕方で習得した。あれ、それ「かえんボール」じゃ?
Newポケスナではとにかく走るのが大好きな元気印。こちらに手を振る仕草を見せることもある。可愛い。しかも軽々と大ジャンプをやってのけ、ステージのあちこちを移動する。
No.814 ラビフット
中学生男子ポケモン。中二病男子ではない。
見た目がどう見ても首にパーカーを巻いたけだるそうな中学生男子。手をポケットに突っ込んでる辺りそれっぽい。恐らくサッカー部の練習帰りだろう。
アニメではゴウのヒバニーが進化し、陽気な性格から一転ゴウに対して冷めた態度を見せるようになった。要するに反抗期だが、まんま中学生男子である。バトルでは一転闘志を燃やし、自分の拘りを見せつつ強い相手に果敢に挑む。やっぱり中学生男子である。
No.815 エースバーン
オーーーーオーオオー オーオオオーーーオオオー
立派なサッカー選手に成長した。名前はそのものずばりエースストライカーから採られているが、後述の特性「リベロ」とは矛盾してしまう。
かくとう辺りが入っていそうな見た目だが、タイプはほのおのみ。もっともこいつの場合かくとうタイプになることがよくあるが。
対戦ではごく普通の高速物理アタッカーだったのが、自身の技と同じタイプに変更できるというチート級の特性「リベロ」を手に入れてしまい、一気に最メジャーへとのし上がった。技も「とびひざげり」「アイアンヘッド」「ダストシュート」「とびはねる」→「ダイジェット」で隙がない。特にシングルバトルではあまりにも暴れ過ぎてヘイトを買いまくったほど。これで固有キョダイマックスまで手に入れて、タイプ一致威力160かつ防御特性貫通の固有ほのお技「キョダイカキュウ」をぶっ放すんだからたまったものじゃない。何もかもが優遇されている。
ダブルバトルでは一転「いかく」に弱い、「とびひざげり」が使い辛いというマイナスが目立つことから席捲するまでには至らなかった。が、2021年度日本一決定戦ではあるトレーナーのエースバーンが大暴れしてそのまま優勝までしてしまい、その主人公ぶりが話題となった。
固有技に「かえんボール」がある。「ボールを相手のポケモンにシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」して「超!!エキサイティン!!」する。なお材料は小石。まんまリフティングからのシュートで、これが受けたのか、何とエースバーンがJFAのキッズアンバサダーに任命された。
もう1つ固有技として「コートチェンジ」がある。場の効果をそっくり入れ替えるので決まるとおいかぜもステルスロックもキョダイベンタツすら入れ替わる。が、使っている暇があるかは微妙。
アニメではゴウのエースとして君臨。バトルでは非常に頼りになるが、ヒバニーの時の陽気な性格が復活し、悪戯っ子の一面もある。
No.816 メッソン
めそぉ……
ガラル御三家の1匹。めそめそするカメレオン。かなりの泣き虫で、一度泣き始めるとタマネギ100個分の催涙成分を撒き散らす。最初にメッソンを選ぶと「ガラルの現チャンピオンは昔超泣き虫だった」と言われることになるのだろうか。
冒険では高速特殊アタッカーなのだが、とくこう努力値を稼げる相手がガラル地方に少ないため、思ったより火力が出ないことも。しかも「みずでっぽう」・「みずのはどう」を除いて自力技が物理だらけ。最終進化直後に覚える「ねらいうち」は逃さないようにしたい。終盤のドラゴン対策にわざマシン・わざレコードによる補充は必須だろう。ジム戦の相性は良好。剣の方が進めやすい。
アニメでは設定通りの泣き虫ポケモンとして登場。しかも透明化して逃げる。最終的にゴウの手持ちになり、インテレオンに憧れてバトルを頑張るようになった。
Newポケスナでは目立たない場所や遠くにしかおらず、大きく撮影するのが非常に困難。ふわりんごをぶつけると泣き出して、周りのポケモンを涙目状態にする。この涙目アクションがレア行動なせいで何度もふわりんごをぶつけることになる。ごめんよメッソン。
No.817 ジメレオン
陰キャポケモン。といっても自分から攻撃しないのではない。
臆病だったメッソンが臆病さを拗らせてすっかり内向的になってしまった。ポケモン関係で疲れてしまったのだろうか。常にけだるそうな振る舞いを取るが、バトルの腕は磨き続けているようだ。
アニメではゴウのメッソンが進化したが、インテレオンにまだなれていないことにガッカリしてそのまま本当に引き籠ってしまった。だがゴウは見捨てることなく引き籠ったまま餌だけ与えてパーク内で育てることに決めたという。ゴウのポケモンへの理解力の高さが窺える。その後研究所への襲撃者からゴウ達を守るべく戦った末に、遂に念願のインテレオンへと進化した。
No.818 インテレオン
計 画 通 り
陰キャ・根暗などマイナスの印象があったジメレオンがすらっとしたインテリスナイパーへと変貌を遂げた。進化と同時に固有技「ねらいうち」を覚えるが、そのあまりのギャップと進化後のカッコよさに真っ先にハートをねらいうちされたトレーナー(主に女子)多数。トレーナーに こうかは ばつぐんだ!
頭脳プレーを得意とし、かつ主人に絶対の忠誠をとる点で、元ネタはスパイとみられているが、あくタイプは入らない。
対戦では速攻特殊型みずタイプとして活躍できるが、みずタイプ自体にライバルが多いのがネック。しかも他の同期御三家に比べ隠れ特性も普通程度の性能なので使用率が伸び悩んでいる。エースバーンより1だけ速いのは魅力なのだが。
先にも登場した固有技「ねらいうち」は相手の「このゆびとまれ」等対象誘導技を全て無視し、かつ急所に当たりやすい効果を持つ。威力は80と対戦用として見るとやや低めだが、特性が「スナイパー」なら急所で威力180に化けるので侮れない。ただし狙って打つ割に必中ではない。
キョダイマックス可能。その巨体をフルに活用して高所から大胆に狙撃する。固有みず技「キョダイソゲキ」は威力160固定でかつ特性を貫通する。ただし急所に当たりやすいわけではない。
アニメではゴウのジメレオンがゴウを守るため進化を遂げ、超絶イケボで同様視聴者のハートをねらいうちした。
No.819 ホシガリス
きのみが手に入ると思った? 残念ホシガリスちゃんでしたー!
ガラルの所謂序盤ノーマルなのだが、きのみがなる木をゆすって何度もゆするといきなり落ちてきてバトルになる。バトルが終わると仲間がきのみを1種類奪っていく。前作のマケンカニもやらなかった所業をやってのけ、印象はよくない。おまけにホテル内のきのみ紛失事件も犯人はこいつ。進化前でこれなのだから進化したらどうなるか察しがつく。
なお、ホシガリスという名前で分類も「ほしがりポケモン」なのだが、「ほしがる」は何故か覚えず、進化した直後に覚える。何故に。
アニメではサクラギ研究所のきのみを根こそぎ奪い、所内の大騒動の原因となった。
No.820 ヨクバリス
やい きのみ よこせ
まずその見た目からして強欲。生態が「きのみの木をゆすりすぎると落ちてきて、バトル後に仲間がきのみを回収する」というもので、とんでもなく強欲。一応犯人は仲間であってヨクバリス自身ではない……のか? ちなみにヨクバリス自身体内に大量のきのみを隠し持っており、攻撃を受けるとそれらが零れ落ちる。強欲が過ぎる。
こう見えてニョロモ程度のたかさとピカチュウ程度のおもさしかない。その大きさのどこにきのみを隠しているというのか。強欲な奴め。
カンムリ雪原にあるダイ木の丘の周辺にはこいつしかおらず、おまけに木を揺らすとダイマックスしたヨクバリスが登場し、バトルになる。倒すとヨクバリスが持っていたきのみが大量に手に入る。お前どんだけ強欲なんだ。
対戦ではすばやさを極端に落とした上でとくこうもそこそこにしか配分せず、それ以外の能力にガッツリ配分するという強欲な配分。しかも固有技「ほおばる」と特性「ほおぶくろ」が合わさればきのみを能動的に食べて能力を上げつつHPも回復させることができる。何と強欲な。
アニメではゴウが大食い大会にホシガリスを参戦させた際、限界を超えて進化。圧倒的な強欲ぶりを発揮し見事優勝を飾った。
No.821 ココガラ
いつもココガラ!
初にして現状唯一の「ノーマルがつかない序盤鳥」。純ひこうタイプは3世代ぶり2種族目となる(アルセウスを除く)。
ガラルの所謂序盤鳥。剣盾に秘伝技はないが、最初のジムチャレンジがくさなのでヒバニーを選んでいなければ持っておいて損はない。
ちなみに何と遺伝技に「はねやすめ」がある。使わせるとどうなるかというとノーマルタイプになる。
No.822 アオガラス
進化しても純ひこうタイプのまま。進化前を含めると3種族目の純ひこうタイプ。少なすぎる。
進化して「カラス」とついた段階で、最終形態が事前公開されていたアーマーガアだと気付く。が、序盤鳥にしては最終進化が38と遅い。一番需要があるポプラ戦に間に合うかどうかギリギリなところ。
No.823 アーマーガア
アーマーガーではない。アーマーガァでもない。
アオガラスから進化することではがねがつき、純ひこうタイプでなくなる。強いんだが何か勿体なく感じるのは気のせいだろうか。
ガラルの空の配達員。この地方のタクシー運転手は空の便も担当している。乗り心地は抜群のようだ。系列の中で最初に公開されたが、まさか序盤鳥ポジションだとは思いもしなかった。とてもカッコいい。
対戦では固有特性「ミラーアーマー」によって能力低下を跳ね返せるため、ダイマックスや「いかく」に強い。ただし「ステルスロック」等を覚えないため、どちらかと言えば居座って戦うのが主流。
キョダイマックス可能。大きく翼を広げファンネルのような機体を周りに散らす。デザインは1、2を争うほど人気だが、固有ひこう技「キョダイフウゲキ」が場の効果を取り払うのと引き換えに「ダイジェット」のすばやさ上昇効果を捨ててしまっているせいで、採用率が全然伸びないという悲しみを背負う。
薄明の翼でもアーマーガアタクシーがガラルのあちこちを飛び回り、キャラクターを運んでいた。中にはちょっとした人間ドラマも。
No.824 サッチムシ
ガラルの所謂序盤虫。
知能が高いが力が弱いという設定になっている。危険を察知して逃げるからサッチムシという名前なのだろうか。ちなみに芋虫ではなくテントウムシ。
何と種族値合計がヒマナッツと同等という低さで、かつ自力技が「むしのていこう」のみ。幸い遺伝技はあるが、だからといってこのままでは戦うことも難しい。進化自体はレベル10と低いが、歴代の序盤虫に比べれば高い。
こいつは剣盾で最も早く手に入る「ふくがん」。つまり、そういうことである。ごめんよ。「きょううん」が同効果になったことで選択肢が他にもできたのは救いか。
No.825 レドームシ
進化してエスパーがつき、初のむし・エスパータイプになった。
蛹の形態だが、脱皮することはないようだ。分類にもある「レドーム」とは、建物に設置したアンテナを外部から保護するためのドームのようなもの。つまるところこいつは成長途中の内部を硬いドームのようなもので覆って身を守っていることになる。
何と進化レベルが驚愕の30。御三家アリゲイツと同じといえばどれだけ遅いか分かるだろうか。そして自力では壁技と「ねんりき」「むしのていこう」しか覚えない。育てるのはかなりの苦行。わざマシンでいくつか技を覚えられる他、耐久はまあまああるので壁役にはなるか。
No.826 イオルブ
立派なテントウムシの成虫に進化したが、同じモチーフのレディアンとは似ても似つかない姿になった。虫ではあるが地球外生命体のようにも見える。ちなみに七つ星の部分は何と脳味噌らしい。でかい。
対戦では固有タイプむし・エスパーを持ち、序盤虫らしからぬ高ステータスで耐久が高くすばやさも悪くない。エスパー・むしそれぞれの優秀な変化技を覚え、持久戦が得意。はがねで止まると思いきや「ボディプレス」で十分対抗できる。弱点が6つと多いのが難点。むしなのにあくに弱い。
キョダイマックス可能。その姿はテントウムシというより最早UFOである。固有エスパー技「キョダイテンドウ」で場を「じゅうりょく」状態にする。性能からダブル向きで、アップリューとさりげなくコンボが組める。
No.827 クスネ
序盤に登場するお狐様。ジト目が妙に癖になる。
物理方面は強くなく、とくこうやとくぼうの方が高い。が、自力で覚える特殊技は進化後共々何と「バークアウト」ただ1つ。冒険で連れて行く場合マシンやレコードの補強はほぼ必須。
No.828 フォクスライ
狐の盗賊といういそうでいなかった種族。猟犬モチーフのパルスワンが天敵らしい。ただし剣盾ではトレーナーを見ても襲いかからない。隙を窺っているのだろうか。
対戦では正直語ることに困る。あまり種族値が高くなく、特性で勝負することになるのだが、「かるわざ」は同タイプで強力なライバルがいるのが難。「はりこみ」は剣盾では唯一だが活かしきれるかというと…… 少々不遇気味である。
が、かつてダイマックスアドベンチャーにてこいつが出ているときに自分が瀕死状態になったために応援して手持ちの能力をぐーんと上げることに成功したら、次の瞬間こいつが「しっとのほのお」を使ってきて残りの3匹全員がやけどしてしまったというビックリ展開をやってきたことがある。油断は禁物というやつだ。
No.829 ヒメンカ
姫と綿花が合わさってヒメンカ。ただし♂もいる。
綿がモチーフなので系統固有の特性「わたげ」を持つが、ダブルやマックスレイドだと自分以外全員のすばやさが下がるので結構面倒。
笛みたいな鳴き声をしている。草むらからこいつが現れてこの鳴き声が聞こえてくると、特に用もないのに鳴いている方に向かいたくなる。単純に「誰?」ということもあるが。
No.830 ワタシラガ
実況で「ワタシラガ、やりました!」と叫ぶと実況自身がやらかしたように聞こえる。
背中に綿がたくさん増えた。エルフーンとは恐らく親戚。ワタッコとも多分近縁。
剣盾の事前情報で進化前と同時に発表され、ヒメンカの進化形であることがすぐさま公開された。
5番道路を通っている時にふわふわとこいつがやってくるが、どうもこの個体は固定シンボル扱いらしく、倒すか捕まえるかすると二度と出現しないという。もっとたくさんやってくるものだと思って経験値の足しにしてしまったのが悔やまれる。
対戦では系統固有特性「わたげ」で攻撃されればされるほど周りのすばやさが下がっていくので、これをきっかけに場を展開するのが中心。「やどりぎのタネ」や「ねむりごな」等もきっちり覚える。居座って「コットンガード」で綿を増やすのもあり。
ジムチャレンジにおけるヤローの切り札だが、チャンピオントーナメントでは別のポケモンを切り札にしてくる。恐らくキョダイマックスできないからだと思われる。
Newポケスナでは遺跡に出現。優雅に空から降りてくるが、全体的に動作がゆっくりなので、例えばふわりんごを食べさせる場合も近くに置かないと食べる前に消えてしまう。
No.831 ウールー
ごろごろごろごろ。
真ん丸な体の羊さん。よくごろごろ転がっているという。可愛い。顔の横に三つ編みのようなものがある。可愛い。もふもふそうな見た目の通り特性の1つが「もふもふ」。可愛い。恐らくメリープとは親戚。
ジムリーダーのヤローがたくさん飼っており、ターフタウンのジムチャレンジでも大量のウールー達を誘導する試練がある。ごろごろする様子がとても可愛い。が、本人はくさタイプではない。
ちなみにホップの繰り出すウールー→バイウールーは序盤から全く同じ個体である。
No.832 バイウールー
進化してメリープのように毛が抜けるわけではなく、毛を保ったまま大人の羊然とした姿になった。模様がサッカーボールに見えるのはガラルのモチーフ故か。ただし進化しても他のタイプはつかない。
対戦では見るからに「コットンガード」の使い手で、特性「もふもふ」がよく似合う。さらに何と「ボディプレス」が使えるので大火力に化ける。ただしゴースト相手はかなり厳しい。
ちなみにホップの繰り出すウールー→バイウールーは序盤から全く同じ個体である。味方として共に戦う機会も多いが、「すてみタックル」で自傷してやられることも……
No.833 カムカメ
カムカムではない。アニメのムサシが名前を覚えられていないのかそう呼ぶことはあったが。
カメの幼体のような体つきをしている。こちらを見るとその小さな体を一生懸命動かして追いかけてくる。可愛い。カジリガメが先に公開されたため、すぐにその進化前だと気付いた。
特性の1つが「がんじょうあご」で、適用技の1つ「かみつく」を何とレベル7で覚える。このため序盤とは思えない高火力を叩き出すことがある。野生戦やトレーナー戦でこいつと戦う場合噛み殺されないように注意。
アニメではたまたまガラルで出会ったカムカメにムサシの髪の毛が喰いつかれていたが、無事ゲットしてロケット団の本部に送られた。
No.834 カジリガメ
おしりカジリガメ~♪
見た目は普通の亀だが、カミツキガメのように噛む力が強く、何でも噛み千切ってしまう。凶暴な外来種のようなので池の水でも全部抜けば解決するだろうか。進化していわタイプがつき、同じ亀モチーフのアバゴーラと同じタイプになった。
キョダイマックスのすがたと同時に公開されたため、この姿が進化途中に見える現象が何ヶ月か続いていた。
対戦では「がんじょうあご」を使って噛みまくる戦法……ではなく、雨を降らせて特性「すいすい」から物理技を自在に操るアタッカーとしての運用が主。誰が呼んだか「カジラナイガメ」。固有技「くらいつく」は互いを交代できなくするが、あくタイプの技で不一致となるためあまり使われていない。
キョダイマックス可能。何と後ろ足で立ち上がった。昔いた亀モチーフの怪獣に見える。固有みず技「キョダイガンジン」は相手の場に「ステルスロック」を設置する……のだが、雨を降らせられなくなるため、特性「すいすい」とはミスマッチ。活用するなら特性「シェルアーマー」辺りか。
No.835 ワンパチ
イヌヌワン!
剣盾内で「イヌヌワン」と鳴くポケモン。そのためこのポケモンの名前が「イヌヌワン」だと思った人多数。NNがこれになるケースも。
固有特性「たまひろい」でゲットしそびれた時に使っていたボールを拾ってくる。ただ本人は「みねうち」等捕獲に適した技があるというわけではない。精々「ほっぺすりすり」くらいか。それにしても「ワン(1)パチ」で「たま」を拾うというフレーズは駅前でいつも新装開店しているアレの店を連想させる。
アニメではサクラギ博士のペット扱い。たまーにバトルをする。コハルになついているが、最近はコハルがイーブイをゲットしたせいで嫉妬心に駆られているようだ。
No.836 パルスワン
イヌヌワンを進化させたらイヌヌヌワンになるわけではなかった。
昔ゲームフリークから発売されていたゲーム「パルスマン」が名前の元ネタと思われる。だが同ゲームに出てくる「ボルテッカ」が元ネタの「ボルテッカー」は残念ながら覚えない。
対戦では分かりやすい速攻型だがこうげき・とくこうは100に満たない。特性は「がんじょうあご」が優秀で、キバを使った技を多く覚えるため大ダメージが期待できる。さりげなく「ほっぺすりすり」を覚え、同技使用者中最速を更新した。とくこうも高いが、活用できる技が少ないのが残念。
カンムリ雪原にあるボールレイクの湖畔では草むらに大量に生息し、異常な速度でこちらを追いかけてくる。サメハダーよりマシだが振り切るのが面倒。
No.837 タンドン
石炭の塊に一つ目がついただけの姿。これでもポケモンとすぐに認識できるくらいには色んなポケモンを見てきたものだと思う。
フィールド上に出てくるとまるで浮いているようにふよふよと動く。実際は石炭を車輪のように回転させて移動しているのだが、ちょっとかわいい。
タンドンの次にジュラルドンが紹介されたため、何か関係があるのかと思われたが、名前の後ろ以外の共通点は存在しなかった。
ちなみにポカブ系列以来の「ヒートスタンプ」を自力習得できる系列でもある。タンドンは不一致な上に滅茶苦茶軽いのでまるで意味がないが。
No.838 トロッゴン
ガラル鉱山を探索中のこと。線路があったので興味本位に近付いたら、いきなり石炭を載せた機関車のような何かが目の前を横切っていった。あれは何だったんだろうと思いつつ鉱山を抜け、ふと用事を思い出して4番道路側から鉱山に入り直し、線路の上を歩いていたら、いきなり例の機関車に正面衝突されてしまった。こうして1人のジムチャレンジャーが命を落とし……んなわけあるか!
出会い方のインパクトがあまりに強過ぎた。こいつのNNを瞬時に「げきとつ」に決定したほど。ゲットしてタイプを見て「いわ・ほのお」とあって「うわっ……こいつの弱点、多すぎ……?」と思ったが、激突事故のインパクトの前に霞んでしまった。
No.839 セキタンザン
知り合い曰く「ボスゴドラの首と尻尾切り落として岩で覆って石炭乗っけたポケモン」。いわタイプで弱点過多で物理耐久が高いので確かにボスゴドラやゴローニャの系譜を継いでいるポケモンと思われる。
マグカルゴ以来のいわ・ほのお複合。ただしあちらより種族値合計が90高い。そして剣盾にマグカルゴは存在せず、特性「じょうききかん」「ほのおのからだ」で孵化歩数が半分になるので、事実上マグカルゴの後継者でもある。
対戦では正直弱点が多過ぎる上にこうげき・とくこうも大して高くないため活躍の目がない……と思われていたが、「じゃくてんほけん」と「ダイマックス」の相性が抜群で、弱点であるみず技を受けると「じょうききかん」ですばやさが最大(通常時の4倍)まで上昇し、さらに固有キョダイマックス持ちで固有いわ技「キョダイコウジン」は相手の場に4ターンスリップダメージを設置する効果を持つことから、主にダブルバトルで味方がみず技をこいつにぶつけてリミッターを解除する戦法が編み出され、大流行した。物理特殊どちらでも活躍できるのもポイント。
固有技「タールショット」は相手のすばやさを下げつつほのお弱点を追加するというテクニカルなもの。ただしこいつ自身のすばやさが低い上にダイマックスが基本戦術のため、滅多にお目にかかれない。ちなみに自力で「ヒートスタンプ」を覚え、体重の関係でエンブオーより遥かに活用できる。
No.840 カジッチュ
初見殺されポケモンその1。見るからにくさタイプで恐らくむしタイプが入っているだろうと予測して弱らせようと「ドレインキッス」をぶち当てたら死んでしまった。ドラゴンとか聞いてない。
りんごに寄生する虫のようなポケモンだが、タイプはむしではなくドラゴン。そしてリンゴも体の一部として活用するらしくくさタイプ。ちなみに「りんご」という植物が存在する証明にもなっている。
分岐進化するポケモンだが、2つの進化アイテムは何とバージョンごとで片方しか手に入らない。剣では「すっぱいりんご」、盾では「あまーいりんご」が手に入るが、もう片方は通常プレイでは入手不可。一時期ピックアップレイドで手に入ることがあったが、それっきりになっている。ちなみにこのりんごは石と同じくその場で使えばすぐ進化する。
Newポケスナでは何とりんごから飛び出してしまったカジッチュを見ることができる。
No.841 アップリュー
ハクリュー・カイリュー以来の「リュー」表記をするポケモン。タイプもドラゴンが入る。
剣でのみ手に入る「すっぱいりんご」で進化する。といっても通信交換や持たせてどうこうではなく使えばよい。いきなりりんごを2つに割いて羽ばたくようになる。りんごを食べた影響で酸性の液体を吐くというが、そのような技は覚えない。ちなみに何とピカチュウより小さい。羽を閉じたらりんごに見えるが、間違えて拾おうとすると大変なことになりそう。
対戦では隠れ特性「はりきり」なので物理攻撃役が主。固有技「Gのちから」は何の力かよく分からないが、「じゅうりょく」状態で威力が倍になるのだから要はgravityと思われる。ちなみにりんごを落として攻撃するという。それで威力80なのだからよほど大きなりんごなのだろう。
キョダイマックス可能。何故かタルップルと同じ姿になってしまう。同一デザインは採用しないという決まりじゃなかったのか。固有くさ技「キョダイサンゲキ」は相手の回避率を1段階下げる。何気に攻撃技で回避率を下げる効果を持つのは初だが、「グラスフィールド」を展開できないのは痛い。
剣におけるヤローの真の切り札でもある。ジムリーダーやライバルトレーナーを含めてバージョンで切り札が変わるのは彼のみ。
No.842 タルップル
盾でのみ手に入る「あまーいりんご」で進化する。といっても通信交換や持たせてどうこうではなく使えばよい。「あまい」ではなく「あまーい」とあるあたり相当甘いようで、食べた後の姿は何と動くアップルパイ。背中のパイは実際に食べられるらしい。某アンパンのヒーローか。
対戦では隠れ特性「あついしぼう」のおかげでこおり4倍弱点を2倍に抑え込むだけでなくほのおを半減できるくさ・ドラゴンタイプ。しかも「じこさいせい」まであるので持久戦が得意。固有技「りんごさん」でとくぼうを下げて火力補佐も可能。あれ、りんごの「さん(酸)」ってそれアップリューの方じゃ?
キョダイマックス可能。何故かアップリューと同じ姿になってしまう。同一デザインは採用しないという決まりじゃなかったのか。固有くさ技「キョダイカンロ」は味方の状態異常を回復する。自身がこな技を受けないので味方へのケアにはなるが、「グラスフィールド」を展開できないのは痛い。
盾におけるヤローの真の切り札でもある。ジムリーダーやライバルトレーナーを含めてバージョンで切り札が変わるのは彼のみ。
No.843 スナヘビ
ポケモンの爬虫類は何故か砂地に棲みたがる設定がある。こいつもそう。
砂の中に埋まって口の中に砂を入れて敵に吐き出す。系統固有特性の「すなはき」は「攻撃されると同時に砂を吐く」という特異な効果を持つ。
こいつの分類は何と「すなへびポケモン」で、分類名とポケモン名が合致する稀少なポケモン。もしかすると唯一か。
Newポケスナでは砂漠や荒野に出現。砂の中に埋まっていることが多く、ふわりんごを当てると出てくるが、すぐにまた砂に潜ってしまうことが多い。生態は砂を吐いて相手を撃退したり、ふわりんごを丸呑みしたりする。
No.844 サダイジャ
大きな砂の蛇になった。常にとぐろを巻いているが、この状態でまともに動けるのだろうか。一応這って動いているようだが。
対戦では固有特性「すなはき」ですなあらしを展開する砂の起動役。自身で「ステルスロック」や「へびにらみ」を展開して場を整える。が、カバルドンというライバルが立ちはだかる。居座って自身が戦う方が持ち味を生かせるだろうか。ちなみに攻撃されるたびに再起動でき、砂パの保険として入れるのもあり。実際にジムリーダーのキバナがこいつを起用して砂の2段構えを展開してくる。
キョダイマックス可能。何と直立して独楽のような姿になる。カッコいい。固有じめん技「キョダイサジン」は相手に「すなじごく」の効果を与える。これは何と「相手の場全体にかかり、『みがわり』貫通、こちらが交代しても有効」という中々の性能。他の拘束技もこのくらいの性能があれば。
No.845 ウッウ
(´;ω;`)ウッウ…
「鵜」という鳥がモチーフ。餌を丸呑みする生態がポケモンを嘴で呑み込んでしまうという性質として反映された。普段はサシカマスを咥えているが、恐らくはそのまま食べるのだろう。本編では「なみのり」または「ダイビング」を使うことで咥えてくる。咥えた状態を「うのみのすがた」という。
だがまさかHPが半分を切るとピカチュウを咥えるとは誰が想像したか。お前そんなあられもない姿を曝け出していいのか。これを「まるのみのすがた」というが、流石に餌ではないので吐き出してしまうようだ。そもそも食べようとしてもでんき技で逆に餌にされそうだが。
対戦では固有特性「うのミサイル」によって上記条件で獲物を咥えてくる。 それだけでなくその状態でダメージを受けると獲物を吐き出してダメージと効果を与える。サシカマスだとぼうぎょが下がり、ピカチュウだと何と相手がまひする。まひの優秀さは言うまでもないため、特に「こらえる」と組ませることが多い。それにしても吐き出されたポケモン達はどうしているのだろうか。特にピカチュウはそのウッウに反撃してこないだろうか。心配である。
色違いがオレンジ色なのでよく安物のホウオウとネタにされる。きっと通販サイトで注文したに違いない。また某アイドルゲームのキャラクターが「うっうー」と鳴いている上に色がオレンジ色なのでよく関連付けられるようだ。
最近スマブラ入りしたとも噂されるが、あちらはタマゴを発射するので他人の空似だろう。
No.846 サシカマス
ウッウの餌。そのまま塩焼きにすると美味しそう。バスラオとどっちが美味しいだろうか。
基本的に釣りで手に入れる……と思いきや、水上にもシンボルエンカウントとして登場する。こちらに気付くと猛スピードで突進するので他の魚ポケモンより注意を要する。
No.847 カマスジョー
魚が大きくなって魚雷のようになって帰ってきた。水上にいてこちらを見つけると進化前よりも更に素早く突っ込んでくる。しかも遠目だと姿がサシカマスと区別がつかないせいでどっちなのか一瞬分からない。怖い。ただサメハダーよりはマシ。
対戦では何とすばやさ136、さらに特性「すいすい」、こうげきも高水準、代わりに他の能力はからっきしという、非常に分かりやすい速攻みず物理アタッカー。しかもこのなりで「どくづき」「じごくづき」「インファイト」まで覚える。とにかく突っ込んで一撃で致命傷を与えれば勝ち。耐えられたら負け。
そして何と特殊技を8つしか覚えず、しかもタイプ一致のみず技以外はノーマル技しかない。「れいとうビーム」等のこおり技すら覚えない。実際に育てたことがあるが、こいつで特殊型はネタにしかならないのでお勧めしない。
隠れ特性として系統固有特性「スクリューおびれ」がある。「このゆびとまれ」等の技誘導を無視する……が、「すいすい」が強過ぎるのと本人があまりに低耐久なのもあって優先度は低い。
No.848 エレズン
ガラル地方の5番道路にある預かり屋で貰えるタマゴから孵るポケモンだが、実は7番道路やワイルドエリアで野生出現するのでタマゴ限定ポケモンというわけではない。
タイプがなんとでんき・どく。名前もエレキとポイズンだから「エレズン」。
その姿はやっと首が座った赤ん坊で、おむつらしきものも確認できる。正真正銘のベイビィポケモン。当然預かり屋に預けてもタマゴは見つからない。そのジト目が癖になるようで、愛好家も結構多い。
No.849 ストリンダー(ハイなすがた)
陽キャの姿。エレズンの性格が「がんばりや・ゆうかん・いじっぱり・やんちゃ・すなお・わんぱく・のうてんき・せっかち・ようき・むじゃき・うっかりや・なまいき・きまぐれ」の時に進化する。とくぼうが下がる性格は全てこのすがたに進化する。性能面での違いは「ベノムショック」「ギアチェンジ」を覚えることと特性が異なることだが、特性については名前が異なるだけで効果は同じ。
鶏冠や腹部の色は黄色く、性格は喧嘩っ早く気が短い。胸部を掻き鳴らすとエレキギターのような音が出る。
ロックバンド・マキシマイザスのギター担当。その荒れ狂うようなオーバードライブは聞く者を痺れさせる。
対戦では系統固有タイプでんき・どく、固有特性「パンクロック」、固有技「オーバードライブ」の3つを揃えた特殊アタッカーが最も分かりやすい。「ギアチェンジ」を覚えるので物理型も可能。「ひかえめ」等の性格は全てローに進化してしまうが、ハイでもミントを使ってこうげきを下げれば特殊型として運用できる。なお、隠れ特性「テクニシャン」は適用技が殆どなく、完全に外れである。
キョダイマックス可能。四つん這いのオオトカゲになり、背中から電波塔のようなものが生えてきた。しかも体から多量の毒が染み出していて、動く度に体から溢れて辺りを浸蝕する。攻撃方法はギター状の電気の塊を鉈のように振り下ろすという、中々カッコいいもの。ちなみにハイ・ローどちらも同じ姿。固有でんき技「キョダイカンデン」は相手をまひ・どくのどちらかの状態異常にするが、片方が無効の場合何も起こらないことがある。両方を無効にできるのは自身の系列とでんき・はがね複合のみ。
No.849 ストリンダー(ローなすがた)
陰キャの姿。エレズンの性格が「さみしがり・ずぶとい・のんき・おくびょう・まじめ・ひかえめ・おっとり・れいせい・てれや・おだやか・おとなしい・しんちょう」の時に進化する。こうげきが下がる性格は全てこの姿に進化する。性能面での違いは「ベノムトラップ」「じばそうさ」を覚えることと特性が異なることだが、特性については名前が異なるだけで効果は同じ。
鶏冠や腹部の色は青く、性格はどんな相手も舐めてかかるほどふてぶてしい。胸部を掻き鳴らすとエレキベースのような音が出る。
ロックバンド・マキシマイザスのベース担当。どっしりとした構えから奏でるオーバードライブは聞く者の心を震わせる。
対戦では系統固有タイプでんき・どく、固有特性「パンクロック」、固有技「オーバードライブ」の3つを揃えた特殊アタッカーが最も分かりやすい。特性「マイナス」なら「じばそうさ」を「コスモパワー」同様に使えるので耐久型も可能。「どくどく」が必中なのも利点。なお、隠れ特性「テクニシャン」は適用技が殆どなく、完全に外れである。
キョダイマックス可能。四つん這いのオオトカゲになり、背中から電波塔のようなものが生えてきた。しかも体から多量の毒が染み出していて、動く度に体から溢れて辺りを浸蝕する。攻撃方法はギター状の電気の塊を鉈のように振り下ろすという、中々カッコいいもの。ちなみにハイ・ローどちらも同じ姿。固有でんき技「キョダイカンデン」は相手をまひ・どくのどちらかの状態異常にするが、片方が無効の場合何も起こらないことがある。両方を無効にできるのは自身の系列とでんき・はがね複合のみ。
No.850 ヤクデ
ほな、焼くでー。
薄っぺらい赤いひらひらしたものが飛んでいるというかなりシュールな見た目をしている。ただし腹部のオレンジの部分は発熱器官なので触ると危険。
ちなみにモチーフはムカデ……ではなくヤスデという近縁種がモチーフのようだ。実際フシデとは近縁種らしいが、超がつくほど仲が悪いらしい。同族嫌悪なのだろうか。
SMの「ヒドイデ」「ヤレユータン」から続く関西弁ポケモン。そのうち方言シリーズで「○○たい」とか「○○だべ」とかの名前が出るのだろうか?
3番道路が主な生息地なのだが、実は出現率が僅か1%かつランダム出現なので出会えたら非常にラッキーレベル。そんなにレアだとは知らず捕まえていたので後から知ってビックリした。一応、自身も持っている特性「もらいび」がいればわんさか出てくるようにはなるが。それ以外ではエンジンシティのジムチャレンジ時にゲットするミッションがあるので、そこでゲットするのが一番確実。
No.851 マルヤクデ
マルヤクデ、丸々焼くでー。
進化して体が更に長くなり、ヤスデというよりムカデになった。腹部のオレンジの部分は進化前同様発熱器官で、体が長くなったことで数も増えて強力になった。得意技は締め付け攻撃からの丸焼き。だから「丸焼くで」。堪忍したってーな。
進化前から仲が悪かったが、ペンドラーとは喰うか喰われるかの関係になる。対戦で考えてみると相性だけで見ればマルヤクデが有利だが、ペンドラーはいわ技も覚えられるので互角か。
対戦ではウルガモス以来のむし・ほのおで、こちらは物理の方が得意。むしにしてはHPが高く、一致技を「とぐろをまく」で強化して戦うのが中心。ぼうぎょが低めなのが気がかり。ちなみに熱を操るからなのか、ほのおタイプなのに「ねっとう」が使える。
キョダイマックス可能。体が大きく伸びてムカデというより龍のような独特の姿になり、更に技を出す時に体を規則的に折りたたんで中華圏にある文様のような姿になる。とてもカッコいい。固有ほのお技「キョダイヒャッカ」は相手に「ほのおのうず」の効果を与える。これは何と「相手の場全体にかかり、『みがわり』貫通、こちらが交代しても有効」という中々の性能。他の拘束技もこのくらいの性能があれば。
ジムリーダー・カブの切り札で、キョダイマックス個体でもある。ワイルドエリアを除いてシナリオ中で初めてキョダイマックスと対峙することになる。ちなみに彼のマルヤクデは「まるやくで」と鳴く。ピカチュウかお前は。
No.852 タタッコ
オクタンは進化して蛸になるが、こいつは進化前から蛸。ただしみずではなくかくとう。足の一部がボクシンググローブのようになっていて、手あたり次第叩く。めっちゃ叩く。ケケンカニかお前は。ただしそれらしい技はゲーム内では覚えない。
ガラル地方において水上を進めるようになるとゲットできるが、進化形に先に出会うことになるため非常に影が薄いポケモン。何故そんな仕様にした。
技進化をするポケモンでもあり、覚えさせる必要がある技は「ちょうはつ」。わざレコードでもOKで、ゲーム内でレベル2のオトスパスも実現可能。
No.853 オトスパス
はい! より! ますか! たーこがため! Hi!(『蛸はオトスの奴隷也』)
初見殺されポケモンその2。多分みずタイプだろうと思い弱らせようとして「サイコキネシス」をぶち当てたら死んでしまった。かくとうとか聞いてない。
先輩蛸のオクタンは魚が蛸になったが、こちらはボクサーがレスラーになる。水棲生物だがタイプはかくとう。しかも陸地にも普通に上がってくる上に強い相手を求めているという。ゲーム内ではこちらを見るとうねうねと高速移動して襲いかかってくる。夜に見たらダイスロールする羽目になるだろう。ちなみに「はいよるいちげき」はちゃんと覚えられる。
対戦では固有技「たこがため」で相手を逃がさず能力も下げられる。「ビルドアップ」と「ドレインパンチ」のコンボも強い。しかもカラマネロ同様「ひっくりかえす」も覚えられる。だがかくとうで最も遅く、耐久もそこそこ程度。なお特性は2つあるが、どちらもほぼないに等しい。
アニメでは原作で所有していなかったサイトウが手持ちに入れている。サトシの連勝を止めた上に2戦目も引き分けに持ち込んだ恐るべき実力者。このままトラウマになればダイスロールが待っているだろうか。
No.854 ヤバチャ
ポットデスが先に公開されいたため、すぐにその進化前と気付いた。進化も楽にできる……とは限らない。
紅茶カップのお化け。間違えて飲もうとすると大変なことになる。本人としては飲まれて欲しいらしいが、「危険を察知!」するようだ。
「しんさく」と「がんさく」がある。ただし真作の証となる模様はカップの裏側にしかなく、通常時に確認が一切できない。一応攻撃モーションの時にちらっと見えるが、視認できるか怪しい。
しんさくは「かけたポット」、がんさくは「われたポット」を与えると進化する。これが真贋を確認できる最も確実な方法。ちなみに殆どががんさくで、アイテムも「われたポット」の方がよく手に入る。このため、せっかくしんさくが手に入っても進化ができないという困ったことになりがち。
No.855 ポットデス
私はポットDEATH。
ポットのお化けに進化。進化前と異なり自身のお茶は一応飲めるらしいが、たくさん飲むと体を壊すという。お茶は元々薬だから仕方ない。
「しんさく」と「がんさく」がある。ただし真作の証となる模様はポットの裏側にしかなく、通常時に確認が一切できない。一応攻撃モーションの時にちらっと見えるが、視認できるか怪しい。進化前と異なり攻撃時に確認するしかないのも厳しい。
実は種族値があの御方によく似ている。合計はこちらの方が10だけ低いが、中途なすばやさや高いとくこう・とくぼうは同じ。
対戦では何故か「からをやぶる」を覚えられ、特性「くだけるよろい」でさらに能力を上げられる。そこから「バトンタッチ」してもよし、自分で殴ってもよし。強力な戦法には違いないが、どうやら対戦において容器は砕くものらしい。固有技「おちゃかい」はきのみを強制消費する技。ダブルでの用途が中心。
なお、「ゆびをふる」を覚えるが、自身の隠れ特性が「のろわれボディ」なのでポットデス同士が指を振り合うと運次第でそれを封じられるというロシアンルーレットのようなゲームが楽しめる。ちなみにゲンガーでも可能。一度その大会で優勝したことがあるが、なかなかスリリングだった。
現実世界でポットデス型のポットでお茶を注ぐというサービスが東京にある「Pikachu sweets」で行われたことがある。
No.856 ミブリム
メカクレエスパータイプ。どことなくラルトスを彷彿とさせるが、色合いはパステルチックな水色とピンク。手と言える部分ががどこにあるのかは不明。横に伸びている房の部分が手代わりか。♀しかおらず、ベロバー系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。
穏やかな心の持ち主にしか心を開かない上に荒々しい心を感知すると逃げ去ってしまうという。ただしガラルではテレポートで移動するものの何故か逃げる様子はない。ラルトスはめっちゃ逃げるのに。
ちなみにビートが連れているが、自身がゲットしたのではなくローズから貰ったポケモンだということが判明している。進化前のビートとは明らかに相性が悪いだろうからゲットしに行っても逃げられただろうと予想される。
No.857 テブリム
身振りから手振りに進化。ただしオチはつかないようだ。
進化してよりメルヘンチックな見た目になったが、進化直後に何故か「ぶんまわす」というイメージに全くそぐわないであろう技を覚えることで度肝を抜いた。それもそのはず、帽子のような部分の左右にある大きな房をぶん回して相手をボコボコにするという。が、ゲーム中でこうげきのステータスはそんなに高くない。
♀しかおらず、ベロバー系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。そしてギモー同様、系列の中で最も素早いのはこいつである。それでも49しかないが。
No.858 ブリムオン
身振り手振りときて何が来るかと思ったら無音になってしまった。
進化して箒型の帽子を被った魔女のような姿になった……と思いきや、実は本体が外殻に包まれている状態で、本当の体は小さくかつ超ほっそりとした宇宙人のような姿をしている。箱入りならぬ殻入り娘。
そして進化するとフェアリータイプまでつく。エスパー・フェアリーはもうお腹いっぱいなのだが。エスパー・フェアリーで女性的な見た目というどう見てもあの御方を意識したポケモン。キャラ被りかと思いきや、こちらは人を遠ざけて森の奥に籠るという、あの御方とは真逆の振る舞いをする。加えてこちらは♀しかおらず、ベロバー系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。
対戦では超鈍足と高いとくこう、更に隠れ特性「マジックミラー」を活かし「トリックルーム」の始動役兼攻撃役として活躍。「サイコメイカー」を持つイエッサン♀との組み合わせは有名。ただし「ムーンフォース」は覚えない。固有技「まほうのこな」はエスパー版「みずびたし」。そのうち色んなポケモンが覚えるかも知れない。マフォクシーが候補か。
キョダイマックス可能。体が大きくなって頭部の触手が増えた以外はそんなに変わっていない。固有フェアリー技「キョダイテンバツ」は相手全体をこんらんさせる。あれ、「キョダイコバン」と被ってないか?
ちなみに使用者であるビート自身もピンクオタクに進化した。無論彼の切り札。
No.859 ベロバー
事前情報に出ていたものの、その存在が発売まで公式から明かされることがなかったという稀有なポケモン。第6、第7世代とはこういう所が違うし本来こうあるべきなのだ。ちなみに名前が判明するまではインプに似ていたことからインプ君と呼ばれていた。
タイプが系統固有のあく・フェアリー。根っからの悪戯っ子で、案の定「いたずらごころ」を持つ。♂しかおらず、ミブリム系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。
アニメでは剣盾同様ルミナスメイズの森に生息している。一緒に遊びたがっていた様子にコハルが気付き、イーブイ共々一緒に遊んだことで彼らを喜ばせた。
No.860 ギモー
キモーではない。第一印象がそれだった人はいるかもしれないが。
小悪魔のような見た目だったベロバーが成長して不良少年のようになった。実際に長い髪の毛が生えている。この長い髪の毛はそのまま槍のように相手に刺すことができ、これがギモー・オーロンゲだけが覚える技「どげざづき」になる。ちなみに必中。
♂しかおらず、ミブリム系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。そしてテブリム同様、系列の中で最も素早いのはこいつである。それでも70しかないが。加えてギモーの場合、進化後オーロンゲと異なりこうげきよりとくこうの方が高い。といっても流石に進化後の値に並ぶわけではないが。
No.861 オーロンゲ
黒と緑を基調としたムキムキの体に天狗のような顔つき。だが実はムキムキに見える部分は髪の毛が巻き付いてできたものだという。恐るべし。こう見えてフェアリータイプでもあるが、あまりにフェアリーらしからぬ肉体派で度肝を抜いた。
さらに名前が「オーロング」ではなく「オーロン『ゲ』」だったことにも度肝を抜いた。いや確かに髪の毛は長いがロンゲって。また「オーロング」の響きがよいせいで暫くの間「オーロンゲ」と検索すると「もしかして:オーロング」と出ていた。何てことだ。
♂しかおらず、ミブリム系列とは対照的な関係だが、バージョン出現が対になるわけではない。
対戦では「いたずらごころ」と壁技の相性があまりにも良すぎる上にタイプがメジャーどころに強いせいで、攻撃的な見た目と種族値にも関わらずサポート要員として起用されることが殆どというちぐはぐなポケモン。そのせいで弱点を突かずとも高火力一致技であっさり倒れるなんてことも少なくない。それでも展開力自体は魅力的。
あまりにも壁張りが広まり過ぎたせいで、ポケモンカードの広告にこいつが起用された際に「壁張ってる場合じゃねえ!」という宣伝文句が使われた。この広告を作った人は明らかにその筋の人と思われる。
キョダイマックス可能。悪の王のような禍々しい見た目で強烈なドリルキックを得意とするらしいが、それらしい技はない。固有あく技「キョダイスイマ」であくび状態にしてねむりを誘発するが、「ダイフェアリー」を使ってしまうと眠らなくなる。ここでもちぐはぐ。
マリィの真の切り札でもある。
No.862 タチフサグマ
最高にロックってやつだぜ!
ロックバンド「マキシマイザス」のヴォーカル担当。その歌声は恐ろしいまでに魅力的で、相手のぼうぎょを2段階下げてしまうほど。
まっすぐ進んだと思ったら急に止まった。分類も「ていしポケモン」。
2番道路の水辺から陸地に上がる場所にいるタチフサグマは主人公の動きに合わせて瞬時に前を塞ぐ。とても面倒。一応戦わずに通過する方法がなくはないらしいが。
進化してすばやさが下がるが、火力も耐久も大幅上昇。一番高いのはぼうぎょだが、特性が全て火力増強なので普通にアタッカーとして育てるのが無難。アローララッタと比べると、あちらと異なり先制技はないが、種族値の高さや防御関係の補助技ではこちらが勝る。もっともガラルで共演することは現在ないが。
固有技「ブロッキング」は「キングシールド」のぼうぎょ版で、あちらと異なり2段階下がる。ただしその方法はこいつの場合「相手に向かって叫びながら手を交差させて威嚇する」というもので、ぼうぎょが下がるのは多分叫びのせい。
No.863 ニャイキング
ガラルニャースが進化するとガラルペルシ……何だお前は!?
ニャースがそのまま大きくなったような姿をしている。これを見るとペルシアンはかなり大胆な姿変更だと思い知らされる。そしてペルシアンとは真逆の荒くれ者。タイプははがねから変化しないが、目つきはあくタイプが入っていてもおかしくないほど。
「キング」と名がつくが♀もいる。ヴァイキングが元ネタだから違和感はないかも知れないが。
対戦では種族値合計が低いながらも極力こうげきやぼうぎょに寄せた鈍足物理アタッカー。特性「かたいツメ」でさらに火力が伸び、接触技が多い本人との相性は抜群。隠れ特性「はがねのせいしん」ははがね技限定で強くなるが、ダイマックスでも有効な上に何と重複する。マックスレイドバトルで4匹のニャイキングが集まり一斉に大ダメージを叩き出す様は正に圧巻。
No.864 サニゴーン
サニーゴがゴーン(gone:「行った・死んだ」等の意)したからサニゴーン。つまりお逝きになってしまったということなのか。ゴーンといっても車会社の悪徳な元社長ではない。ホームランをかっ飛ばした時の「ゴーンヌ」……は元が同じ。
霊体が進化したら幽体離脱を始めた。これを進化と呼んでいいのだろうか。そしてこのせいでぼうぎょが大きく削られ、代わりにとくこうが急上昇した。あまりにも能力の傾向が変わり過ぎる。
対戦では鈍足高火力特殊アタッカー……なのだが、進化前があまりに強いこと、ぼうぎょがあまりに低いことが災いして中々採用率が伸びない。哀しいかな。
固有特性「ほろびのボディ」は接触攻撃を受けると自身と相手に「ほろびのうた」をかける。接触攻撃をぶつけたくなるスペックをしているので相性はそれなり。後ろに「かげふみ」などがいればなおよし。
No.865 ネギガナイト
やっぱりお鍋にはネギガナイトね!
長い葱を2つに割いて剣と盾のように構える正に剣盾のポケモン。元がカモネギなのに目がキリッとしているのがシュールだが、その実力は本物。
対戦では隠れ特性「きもったま」持ちかくとうタイプで、アイテム「ながねぎ」の急所狙いが強烈。ただしかくとう技で急所に当たりやすいチョップ系の技は覚えない。「みねうち」も覚えるので場合によっては捕獲要員にも。固有技「スターアサルト」は威力こそ高いが反動で動けないのが痛すぎる。
アニメではサトシのガラルカモネギが進化してこの姿になった。なお鳴き声は「ネーギ」等ではなく進化前と同じ「キャーモ」のようだ。
No.866 バリコオル
最初見た時完全新規系列のポケモンだと思っていたがまさかリージョンの進化形だったとは。モチーフはかの喜劇王チャップリンとのこと。ただ爆笑王なのにこおりタイプというのは可哀想に思える。周りを寒くしてしまう。
ガラルバリヤードから進化するのだが、本人の登場が最終盤なせいで初見がレイドのネタバレかダンデさんが繰り出して判明するかのどちらかになりがち。
対戦では何故すばやさを下げたのか解せない性能。火力は確かに高いがすばやさが進化前どころかルージュラより低い。火力は出るし耐久もそれなりだがいかんせん弱点の多さが気になる。それですばやさが中程度。うーん。
No.867 デスバーン
ガラルデスマスが進化するとガラルデスカ……何だお前は!?
遺跡を通りかかったことで呪詛版の力が増幅し、デスマスを完全に乗っ取ってしまった。その板は龍とも蛇ともつかないものが描かれている。ちなみにこの粘土板は普段切り離されていているが、待機状態で時折体を閉じることがあり、その時に粘土板がくっついてその姿を見ることができる。
対戦ではデスカーン同様持久戦が得意。デスカーンと比べると、じめんタイプが付与されてこうげきが上がり、じめん技や「ステルスロック」等を新たに覚えただけでなく特性も系統固有の「さまようたましい」に変化した。接触技を受けると特性が相手と入れ替わる効果を持つ。あまり目立つことがなかったが、公式大会でベスト8に残ったことで注目を集めた。じめんタイプの需要自体がダブルで高く「トリックルーム」で有利状況を作れるのが魅力。
No.868 マホミル
カスタードクリームがふわふわ浮いているような見た目をしている。マホイップが先に公開されていたため、名前やその容姿からすぐ進化前と分かった。が、進化させられるかどうかは別の話。
マホイップのあまりの人気と見た目の多さから、進化するとキョダイマックスできる「マホミル」のピックアップレイドが主にバレンタインの時期に開催されることがある。最初は特定のマホイップだけがキョダイマックス可能だったが、マホミルが手に入ることで好きな見た目に進化させた上でキョダイマックスできるようになった。
No.869 マホイップ
クリームの戦士! キュアマホイップ!
ホイップクリームに顔がついて可愛いポケモンになった。タイプや性別がこれほどまでに簡単に想像できるポケモンも中々いない。日曜朝のアニメ番組に出てきそう。
事前情報では様々な種類のフレーバーがあり、色合いが全く異なると説明された。だがまさか進化方法が「マホミルに『あめざいく』を持たせて自分がその場で回転する」、そしてフレーバーが「回転数と回転方向と時間帯で決定する」とは誰が想像したか。初見でこの進化条件に気付いた人は恐らく相当少数だろう。友人がその少数に該当し、進化条件であるあめざいくをもらってマホミルに持たせて喜びのあまりくるくるしたら進化したそうな。ちなみにアニメのゴウも同じような展開で進化させていた。
フレーバーは全9種。中でも夕方にしか進化できず、回転数も非常に多く必要で、カラフルな見た目が目を引く「トリプルミックス」は一番人気。色違いは全フレーバーでごまのような黒い見た目になる。これも1種としてカウントすれば全10種。
あめざいくは通常プレイ内で手に入る「いちご」「ハート」「おはな」「よつば」「ベリー」の全5種……と思いきや、当初未実装だった「スター」「リボン」の2種がイベントで解禁された。バレンタインの時期になるとピックアップレイドが行われ、報酬として手に入る。それ以外の期間はカンムリ雪原のワットショップの目玉商品にたまに選ばれるのみ。
結果、9×7の全63(色違い込みで70)種のマホイップが存在することになる。全部揃えると2ボックスを超える。さながらボックスがスイパラ状態。
対戦では特殊方面が強く、それ以外は低い。だが耐久強化技・回復技が充実しているため、積みに積みまくってクリーム要塞を築き上げれば粘り勝ちも十分可能。さらにダブルでは固有技「デコレーション」で味方を映えさせることでこうげき・とくこうを上げ、バトルで大活躍する上に「いいね!」もたくさんもらえる。キバナさんが喜びそうだが彼のエキスパートタイプの弱点。ちなみに「ゆびをふる」を覚えるので指振り大会に出ると可愛い光景が次々見られること間違いなし。
キョダイマックス可能。ケーキのトッピングっぽい見た目だったのが巨大ウェディングケーキに変貌。顔はてっぺんについている。固有フェアリー技「キョダイダンエン」はダメージと共に自分と味方のHPを回復する効果があるが、「ミストフィールド」を展開できなくなり状態異常耐性がなくなるので戦術と要相談。ちなみにザシアンの「きょじゅうざん」をぶつけるとケーキカットのようになる。レイドでよくやっていた。
ダイマックスアドベンチャーに出てくるマホイップは「マジカルシャイン・マジカルフレイム・マジカルリーフ・デコレーション」の技を持つキョダイマックス個体という正にお菓子の魔法少女。攻撃にサポートにと大活躍間違いなしの大当たりキャラだが、倒すとなると大変。
No.870 タイレーツ
隊列を組むからタイレーツ。整列するとセイレーツ。縦に並ぶとチョクレーツ。横に並ぶとヘイレーツ。
真ん丸の虫のような連隊のような何かがとことこと歩いているのを発見したのが最初。何だろうこの生き物。配管工のゲームにいそうな見た目をしている。同種なのだろうか。実際に戦ってみると何か可愛い。めっちゃとことこしてる。可愛い。この見た目で性別がないのも面白い。最初むしタイプかと思ったが、かくとうしかタイプがなくて驚いた。
対戦では固有技「はいすいのじん」で全能力を上げて戦うが、文字通り背水の陣を敷くため逃げられない。サブ技が豊富にあり、かくとう単タイプとしてみればそれなりの性能を持つ。
ポケGOではあまりの幅の長さに他のポケモンのスペースを侵食し、ジムに配置してもジムのスペースからはみ出るというインパクトのある登場の仕方をした。
映画『ココ』ではサトシとココが出会うきっかけとなる事件がタイレーツによって引き起こされている。アニメではタイレーツならぬピカレーツが誕生した。皆も一緒に行進だ。
No.871 バチンウニ
\バチンウニ!/\バチンウニ!/\バチンウニ!/
モチーフは名前からしてバフンウニなのだが、それを見事にでんきと融合させたポケモン。トゲを避雷針に見立てるセンスは中々のもの。その割にはサイズが小さいが。
対戦ではあのコータスよりも素早さが低く、かつ特性「エレキメイカー」も持つ。物理特殊どちらでも戦え、特に「エレキメイカー」からの「ライジングボルト」のコンボは強力。が、耐久が不安定なのですばやさの低さが足を引っ張りかねないのがネック。
その小さくて丸い姿からナマコブシ・ユキハミと一緒に通称「おもち組」と呼ばれ、ファンが多い。残念ながらこいつだけNewポケスナに未登場。
No.872 ユキハミ
雪原地帯に突入して草むらからいきなりもそもそと歩いてきた丸っこくて餅みたいな可愛いポケモン。何この雪餅。とある大福か。可愛い。技からタイプが想像できたので安全にゲットできた。
進化させてモチーフが蛾の幼虫と知る。それをこんな愛らしい姿にしてしまうとは。そしてその設定からなのかカレーを大量に食べる。栄養を蓄えて大きくなるんだよ。なお、蛹にはならず直接蛾になる。
Newポケスナでは雪原に生息。中々見つけづらく、木や洞窟の天井でひっそり暮らしている。天井から糸でぶら下がることもある。とてもかわいい。
その小さくて丸い姿からナマコブシ・バチンウニと一緒に通称「おもち組」と呼ばれ、ファンが多い。が、3匹の中でこいつだけ進化する。
No.873 モスノウ
真っ白で美しい雪の蛾に進化。可愛いから美しい路線に変貌し、トレーナー達を驚かせた。
進化前は大量に食べるのに進化すると極端に食事を摂らなくなる。多くの成虫型ポケモンがその仕様なのだが、ユキハミを進化させるのになかよくなる必要があるため、キャンプでカレーを作る機会が多いことが特に話題にされる一因だろう。
対戦では系統固有タイプこおり・むしを持ち、固有特性「こおりのりんぷん」によって特殊技を受け止めて場を展開するポケモン。「ちょうのまい」が戦術の軸。だが4倍弱点が2つもあり、特殊に比べて物理耐久はからっきし。
Newポケスナでは雪原に出現。普段は壁や木の上に張り付いていて、ふわりんごでどかすと移動してコース終盤に現れるようになる。ただその張り付いている姿が壁に蛾が張り付いている姿そのままなので初見ではビックリする。
No.874 イシヘンジン
[ '-']<イシヘンジン!
石の変人といってもダイゴのことではない。
巨大な石の遺跡と思わしき体に顔がついて動き出した。イギリスの観光地・ストーンヘンジがモチーフ……なのだが、そもそもストーンヘンジすら一体何の目的で作られたものかよく分かっていないらしい。こいつも生態には謎が多く、無機質なのに性別がある、おもむろに太陽を眺めて暮らす、年1で仲間と円陣を組んで過ごすなど、解明されていない部分が多いという。まあイシツブテやノズパスにも性別があるし謎具合は今に始まったことではないかも知れないが。
剣にのみ登場し、盾は代わりにコオリッポが出現する。どちらも7番目のジムリーダーが繰り出してくるところが共通する。
DLCがない状態では非常にレアだが、カンムリ雪原にはこれでもかというほど出現する。もしかするとこちらが本来の生息地なのだろうか。主な生息地が「巨人」の寝床だし。ちなみにシンボルエンカウントでサイズが大きいので草むらでよく激突事故を起こす。
対戦では高水準の物理方面、それなりに高いすばやさを持つが、特殊耐久は絶望的。固有特性「パワースポット」は味方の技威力を1.3倍にするので、事実上ダブル専門ポケモンだろうか。
No.875 コオリッポ
真四角な氷の塊のようなものを顔につけた謎のペンギン。何なんだお前!? 頭部に衝撃を受けると氷が砕け、丸い真の顔が出てくる……が、とても困ったような表情をしている。見られたくないのだろうか。また、1本毛が生えているだけの姿が非常にシュールで、某長寿アニメの父親に見えるとも言われる。氷がくっついた状態を「アイスフェイス」、割れた後の素顔の状態を「ナイスフェイス」というが、困り顔を「ナイス」と呼ぶのは皮肉か何かか。
盾にのみ登場し、剣は代わりにイシヘンジンが出現する。どちらも7番目のジムリーダーが繰り出してくるところが共通する。
DLCがない状態では非常にレアだが、カンムリ雪原にはこれでもかというほど出現する。元々ガラルよりも寒い所に生息していたという設定なので違和感は特にない。流氷地帯に顔だけ出して泳いでいる姿を見かける。結構可愛い。
対戦では氷が砕けて姿が現れる生態が特性「アイスフェイス」で表現され、物理技を1度だけ無効化して氷が砕け、ナイスフェイスにチェンジする。アイスフェイスの状態ではぼうぎょ・とくぼうが高いが、ナイスフェイスになるとどちらも下がる代わりにすばやさが大きく上がるため、フォルムチェンジを活用して戦うのが中心。「はらだいこ」が決まれば攻撃力も十分。ただし特殊技や特性「かたやぶり」が相手の場合氷が破れず、フォルムチェンジの機会すら与えてもらえないのが難点。
No.876 イエッサン
最初タブンネ(ガラルのすがた)かと思ったポケモン。ポケセンにいるし体つきがそっくりだし。後から2匹のデザイナーが同一人物であることを知る。それなら致し方なし。
人間に仕えるポケモンで、♂は執事、♀はメイドがモチーフと思われる。イエッサンカフェとかがヤマブキシティ辺りにあったら受けそうだが果たして。
タブンネ同様ノーマルだが、こちらはエスパーも含む。それだけでなく♂♀で姿も違えば種族値も一部特性も、果ては覚える技まで違う。これもうニドランのように♂♀で別の図鑑番号でいいんじゃないかな。ただしニドラン族と異なり進化はしないので、同一図鑑番号でも今のところは問題なさそう。
対戦では♂♀共に持つ隠れ特性「サイコメイカー」が強力無比。♂は攻撃的で、とくこうが最も高い。「ワイドフォース」を活かしたアタッカーが中心。すばやさが100未満なのが惜しい。♀は守備的で、とくぼうが最も高い。何と「このゆびとまれ」を覚えられるため、「ねこだまし」無効の「このゆびとまれ」持ちがここに誕生。「トリックルーム」始動サポート筆頭として重宝されている。ただしバランス調整のためなのか、♀は「トリックルーム」を覚えず、♂のみが覚える。
このように対戦での人気は♀の方が高く、♂は陰に隠れがち。剣盾のランクバトルシリーズ6にて使用禁止ポケモンが選定されたが、何とイエッサンが♂♀共に指定された。♂は完全に♀のとばっちりである。この部分では同一図鑑番号が仇になったようだ。
No.877 モルペコ
たくさん盛るペコ!どんどん盛るペコ!とにかく盛るペコ!何を盛るペコ? Of course... Kyodai-max Curry!!!(5匹の鳥が首をぐるぐるさせる)
ガラルのピカチュウポジション。こいつとエモンガとの類似性をマリィが指摘していたが、当のピカチュウと似ていることは特に言及がない。
「うらら!」と鳴くことでもお馴染み。「浦和ぁぁぁぁぁぁ!」ではない。「この世は私のためにある」かも知れない。
タイプは固有のでんき・あく。すぐにお腹を空かせ、お腹が空くと「はらぺこもよう」という怒りモードに突入する。収まるといつものモードである「まんぷくもよう」になる。
対戦では固有技「オーラぐるま」ですばやさを上げながら戦うのが中心。まんぷくもようではでんきタイプ、はらぺこもようではあくタイプの攻撃技になるため、繰り出すターンに注意したい。また、どちらかのタイプを無効化される相手に「まもる」等で粘られると少々面倒。
マリィの手持ちとしてあまりにも有名だが、真の切り札は別にいる。
アニメではロケット団のアジトに住み着き食料を根こそぎ食べ尽くすという極悪なポケモンで、最終的にはコジロウの手持ちになった。
No.878 ゾウドウ
ドウゾウではない。
モチーフは現実の方のインド象。ガラルのモチーフである連合王国がかつてインドを植民地にしていたことが反映されたものと思われる。
新規追加組の中では珍しく、DLC追加エリアを除いてワイルドエリア以外に出現しない。この例は他にガラルサニーゴやドラメシヤがいる。しかも出現場所のハノシマ原っぱでも天候依存でかつ低出現率。ゲーム冒頭で出てくるポケモンにもかかわらずシナリオクリア前に手に入りにくい。
No.879 ダイオウドウ
インドぞう(ガラルのすがた)。ライチュウの電撃を受けても倒れなければゴースのガスは毒ガスなのでタイプで無効。
野生ではワイルドエリアやカンムリ雪原の一部に多く生息している。草むらでシンボルエンカウントする場合あまりの巨体に道が塞がれることがよくある。特に巨人の靴底で移動する場合こいつによく激突する。
対戦では鈍足でアタッカー適性があるはがねタイプ。何と隠れ特性「ヘヴィメタル」で体重が実質1300.0kgというテッカグヤも真っ青な重さになり、そこからの「ヘビーボンバー」「ヒートスタンプ」はあらゆる相手をぺしゃんこにする。通常特性「ちからずく」も物理にしては適用技が多く、攻撃面は非常に優秀。ただしどちらもダイマックスとの相性は最悪。
キョダイマックス可能。体が更に大きくなり、直方体の壁となって立ちはだかる。固有はがね技「キョダイコウジン」ははがね版「ステルスロック」。次回作以降この効果を持つ技がばら撒かれないことをただ祈る。
ローズ・ピオニー兄弟共に切り札にしており、どちらもキョダイマックスを発動させる。
No.880 パッチラゴン
俗にカセキメラと呼ばれる1体。不安定な姿のためか繁殖はできない。強靭な下半身に対して上半身の鳥部分が異様に小さく、姿はアンバランス。だが他3体に比べればまだ生活面で支障はないらしく、図鑑でも特に動きづらいとする様子は書かれていない。
タイプは一般ポケモン初のでんき・ドラゴン。
対戦では特性「はりきり」から放たれる先制「でんげきくちばし」が問答無用で強い。たまに外れるがダイマックスで打ち消す手もある他、隠れ特性「すなかき」で砂パにしてしまう手もある。でんきにしては技を豊富に覚えるため対応力も高く、非常に強力。
No.881 パッチルドン
俗にカセキメラと呼ばれる1体。不安定な姿のためか繁殖はできない。鳥の頭に何故か寒冷地の首長龍がくっついているせいで寒さで震えており、歩くのも難しい。多分本当に存在していたらすぐ絶滅していただろう。
対戦ではでんき・こおりの技相性がよく、攻撃面は申し分ないが、弱点は多めですばやさが低い。ただし隠れ特性「ゆきかき」があればすばやさを増強でき、上から「ふぶき」やでんき技をぶつけられるため、かなり強力。何気にウオチルドンと並び「ゆきかき」で「ふぶき」をまともな威力で使えるポケモンでもある。
No.882 ウオノラゴン
ウーノー!
俗にカセキメラと呼ばれる1体。不安定な姿のためか繁殖はできない。速く走れる強靭な足を持つが、魚の頭をくっつけてしまったせいで水中でしか呼吸ができないという設定を持つ。本当にこんな生き物が古代に生息していたのか疑わしい。
が、設定からは考えられないほど愛嬌のある顔つきや対戦でのぶっ飛んだ実力から人気のポケモンになっている。アニメにも登場し更に人気が高まった様子。
対戦では先制「エラがみ」で次々と相手を薙ぎ倒す脳筋ポケモン。特性「がんじょうあご」が適用されるためその威力は何と威力382.5。ここから「あめ」を含め更に火力を高める手段が存在するから尚恐ろしい。みずの新しい物理エースとして大活躍している。
アニメではサトシが化石の復元を手伝った際に手持ちに加わった。どうやら発見されたばかりの新ポケモンという扱いのようで、どんな戦い方をするのか詳しいことは分かっていないらしい。だがサトシは突如「エラがみ」を指示し、ウオノラゴンに使わせていた。一体どこからその技の情報を仕入れたんだろうか?
No.883 ウオチルドン
俗にカセキメラと呼ばれる1体。不安定な姿のためか繁殖はできない。魚の頭と首長龍の下半身を合わせたのだが、何故か頭を逆さにつけてしまったらしく、物が食べにくいどころか呼吸もしづらい。流石にここまでちぐはぐな生き物が古代に生きていたとは思えないが……
対戦では他3匹に比べ目立った部分が少なくやや不憫。タイプもライバルが強力な上にすばやさも低く、隠れ特性「ゆきかき」が解禁されたものの純粋アタッカーで生きていけるパッチルドンほどのパンチ力もない。一応「ゆきかき」のみずタイプは唯一で、パッチルドンと並び「ゆきかき」で「ふぶき」をまともな威力で使えるポケモンだが…… なお、ウオノラゴンには滅法強いのでアンチとして活躍させることは可能。
No.884 ジュラルドン
金属でできた怪獣のような見た目をしているが、性別があり繁殖も問題なくできる。タンドンと同時に発表されたが、特に関係はなかった。
事前発表されているが、出現場所の関係でキバナ戦で初お目見えすることになる。出現場所は雪の降る10番道路かワイルドエリアの隅の方で、どちらも出現率が非常に低い……が、DLCや過去作経由で手に入る特性「じりょく」がいればわんさか出てくる。固定シンボルもいるが、クリア後にしか登場しない。
対戦ではアタッカーとして運用するのが分かりやすいが、特殊耐久があまりに低いのでこれをどうするかによる。とくこうが高いがこうげきもそれなりなので物理で戦わせてもよい。固有特性「すじがねいり」は「このゆびとまれ」等を無視するので、例えばイエッサンで隣の補助をするようなパーティに対して特に強く、ダブルではダークホース的な存在。
キョダイマックス可能。都会にありそうな高層ビルのような姿になる。固有ドラゴン技「キョダイゲンスイ」はダメージと共に直前に使った技のPPを2減らす……のだが、正直対戦では使い所が少なく、キョダイダイマックス最弱候補とも言われている…… 最後のジム戦の最終盤に出てくるのでインパクトは絶大なのだが。
キバナのニコイチ。
No.885 ドラメシヤ
ガラルの600族初期形態で、非伝説では初のドラゴン・ゴーストの複合。
実は一度絶滅したポケモンの生まれ変わりで、元は水棲生物だったという。進化形がみず技を使えるのは恐らくその名残と思われる。
剣盾での入手は非常に困難。マックスレイドバトルを利用するのでなければげきりんの湖にしかいないが、天気が雷雨・曇り・霧の時にしか出現せず、しかもシンボルではなくランダムエンカウントでないと出てこず、更に超低確率。探している間に進化形の方がシンボルで出現して手に入ることすらあるので、いっそ進化形をゲットして孵化させて手に入れる方が早いかもしれない。
新規追加組の中では珍しく、DLC追加エリアを除いてワイルドエリア以外に出現しない。この例は他にガラルサニーゴやゾウドウがいる。
だがこのポケモン、あまりに弱い。自力では一致技を「おどろかす」しか覚えず、一応「りゅうせいぐん」は覚えるがとくこうは低い。すばやさだけは取り柄だが耐久はボロボロ。しかも進化にはレベルが50も必要。ヌメラが「最弱のドラゴン」と紹介されていたが、実際最弱のドラゴンはこいつではなかろうか。設定上は仲間に鍛えられて強くなるが、進化先を見るに恐らく進化形が鍛えるのだろう。
No.886 ドロンチ
やっとの思いでドラメシヤが進化して、今度はドラメシヤを世話する番。頭にドラメシヤを載せて育てている。可愛い。
ドラメシヤが非常に手に入りにくい代わりにこちらは比較的手に入りやすい。といっても天候依存だったりDLC限定だったりと面倒なことに変わりはないが。
No.887 ドラパルト
ガラルの600族。非伝説では初の「ドラゴン/ゴースト」の最終形態。
幽霊の見た目そのままに手足が生えた爬虫類のようになった。進化前同様頭にドラメシヤを抱えている……というより頭の空洞に格納している。このドラメシヤはドラパルトの力で発射され、マッハのスピードで相手に襲いかかる。さながらカタパルト。ドラメシヤ達は発射されるのを心待ちにしているらしい。何それ可愛い。これはそのまま固有技「ドラゴンアロー」として対戦でも使われ、ドラメシヤが実際に発射される様子が見られる。「いってきまあああああす!」
対戦ではすばやさが130を遥かに飛び越えて142。それ以外が低いと思いきやこうげき・とくこうが3桁越えているので火力も十分。こうげきが高いが物理技は癖が強く、ダイマックスなしでは不安定。とくこうは100しかないが特殊技が多彩でこちらでの運用も十分。そしてゴースト由来の変化技があまりにも多彩で、とにかく読めない。何をさせても一定の仕事ができる。使用率は常に安定上位。特に初期は1位が定位置だった。
そして対戦での強さもそうだがその見た目のスマートさからキャラ人気が高い。ドラパルトぬいぐるみが発売された時は頭のドラメシヤが着脱可能なだけでなく「ドラメシヤが足りない方への増量セット」まで登場し、ファンを歓喜させた。皆も一緒に発射されよう。
No.888 ザシアン
三つ編みお姉ちゃんポケモン。小さい男の子がトレーナーになったらおね……これ以上はいけない!
アイテム「くちたけん」を体に取り込むことで巨大な剣にして振り回す。ただしドリャーとは叫ばない。残念だったなとも煽らない。フレアスマッシュ……は属性が違う。「こんなところで!」……ヤラレチャッタ。
「アイアンヘッド」を変換させ、固有技「きょじゅうざん」をぶっ放す。口に咥えた剣を思い切り振り降ろし激しく切り刻む。そして爆発する。何故。ダイマックス相手には特効。そして何気に初めての「剣で切り裂くはがね技」である。これをキョダイマホイップにぶつけるとケーキカットになる。
対戦では問答無用の最強伝説。高いすばやさとこうげき、そして特性「ふとうのけん」で登場しただけで更にこうげき上昇。上から殴るだけで簡単に勝てる。ただしヌオーには滅茶苦茶弱い。可愛い。
No.889 ザマゼンタ
むすっとした弟ポケモン。大人の女の人がトレーナーになったらおね……これ以上はいけない!
アイテム「くちたたて」を体に取り込むことで顔面に巨大な盾ができる。だがその姿はフラダリのよう。結果、早速クソコラが作られる始末。
「アイアンヘッド」を変換させ、固有技「きょじゅうだん」をぶっ放す。顔に構えた盾に思い切り力を込めて突進し、相手にぶつかる。そして爆発する。何故。ダイマックス相手には特効。
……が、盾を持つとすばやさが下がり、何とムゲンダイナより遅くなってしまう。このせいで盾を外す選択肢が普通に出てくるという始末。高いすばやさが落ちることがどれだけ対戦に影響するかが分かるというもの。お姉ちゃんは素早くなるのに…… 「ワイドガード」があるのでダブルではまだ使い道がある。
No.890 ムゲンダイナ
ムゲーンダーイナーゆーめのーあとのー 何もない千年後ー そうさいーとしいー チャンプも負けそうにーなるーけどー(『Dande-Lion』)
まず名前が某アニメの主題歌と被る。そして見た目がいかにも強そう感溢れた姿。しまいには固有技が「ダイマックスほう」と「ムゲンダイビーム」。ぼくのかんがえたさいきょーのぽけもん!
たかさが何と20.0m。遂にたかさでホエルオーを抜き去るポケモンが出た。おもさも950.0kgと重いのだが、たかさの割にはスカスカ気味。
剣盾ではシナリオ中に必ず捕まえることになる。今までパッケージ伝説だったのがまさかの第3伝説が捕獲対象になるとは。
初期は皆ポケモンが育っていなかったこともあってマックスレイドバトルにこいつを連れて行くトレーナーが続出したが、そのせいで盛大なネタバレになってしまった。おまけに「ダイマックスほう」は演出が出るので時間がかかるかかる…… しかもフェアリー相手にも何も考えずにこの技を撃つトレーナーまでいる始末。タイプ相性をべた褒めされた君はどこに。
対戦でも独活の大木……と思いきや、HP・とくこう・すばやさが高いのでアタッカーとして育ててもよし、耐久型として育ててもよしの便利なポケモンになっている。特にシングルで強力。
ダイマックスできないポケモンの1匹だが、ムゲンダイマックスという敵専用形態が存在する。種族値合計は脅威の1125。すばさ130はそのままにHP255-ぼうぎょ250-とくぼう250とかいうハピナスも真っ青の超耐久。こんなのが対戦で使えたら頭おかしいとかいうレベルではない。巨大な手のようなフォルムが特徴的で、とあるポケモンがこれにトラウマを覚えているという。なお、ポケカやポケマスでは普通にこの姿で戦うことができる。
アニメでは剣盾ゲーム内と同様のシナリオが組まれ、同様にゲットすることになったが、まさかのゴウがゲットしていた。なお、暴れないようにマグノリア博士の自宅内の金庫で厳重に保管されているという。飼い殺し?
No.891 ダクマ
ヨロイ島の試練をクリアすることで「秘伝のヨロイ」として貰うことができるポケモン。伝説のポケモンだが、シンオウに沢山生息しているらしい。それは伝説と言えるのか? 進化することで伝説級の強さを手に入れるという意味ならそうかも知れないが。
ちなみに性別比が♂:♀=7:1に設定されているため、数が少ないながらも♀のダクマも存在する。だがタマゴは進化しても見つからない。
進化先は2つに分かれるが、バージョンごとではなく自分で選ぶことができる。一度選ぶともう片方は選べず、よそからやってきたダクマも片方の姿にしか進化させられない。
なお、ダクマが進化するまでがイベントなので、進化する前にポケモンHOMEに預けるのを忘れるとダクマの図鑑がポケモンHOMEに登録されない。全国図鑑完成ができなくなりかねないので注意が必要。
No.892 ウーラオス(いちげきのかた)
ダクマに「あくのかけじく」を見せることでいちげきのかたのウーラオスに進化し、あくタイプが加わる。見た目はれんげきとさほど変わらないが、脚部分や鬣が逆立ち、モーションは拳をぐっと構え、殆ど動かない。
怒りに身を任せ、狙った敵に対して瞬時に間合いを詰めて強烈な一撃を放つのが得意。固有技「あんこくきょうだ」がそれを体現する。
何と選出時のアイコンではどちらのかたなのか判別できないようになっている。相手のミスリードを誘うのにも使える。
固有特性「ふかしのこぶし」によって接触技を使う場合「まもる」系統が「ダイウォール」以外打ち破られる。「インファイト」「あんこくきょうだ」等は守っていても相手に当たるため縛り性能が非常に高い。さらに「ふいうち」まであるためエスパー・ゴーストに強く、主にダブルで活躍する。「いかく」や壁も「あんこくきょうだ」が確定急所のため打ち破られる。ただし先制技が「ふいうち」しかないため読みが必要になる他、フェアリーが4倍弱点になるのも難点。
キョダイマックス可能。体の黒部分が赤に変わり、固有あく技「キョダイイチゲキ」で「ダイウォール」すら無視する。が、確定急所ではない。
ちなみにキョダイマックスを切り替えるにはダイキノコだけでなく、ビークインから採れるダイミツが必要。イベントで手に入るが、ダイマックスビークインをたった1匹で倒さなければいけない。イベント後はハニカーム島のレイドで出てくるミツハニー系列を倒した時にたまに手に入る。
No.892 ウーラオス(れんげきのかた)
ダクマに「みずのかけじく」を見せることでれんげきのかたのウーラオスに進化し、みずタイプが加わる。見た目はいちげきとさほど変わらないが、脚部分や鬣や流れており、モーションは腕をカマキリの如く構えながら体をしなやかに前後させる。
水のようにしなやかな動きから連続攻撃を放つのが得意。固有技「すいりゅうれんだ」がそれを体現する。
何と選出時のアイコンではどちらのかたなのか判別できないようになっている。相手のミスリードを誘うのにも使える。
固有特性「ふかしのこぶし」によって接触技を使う場合「まもる」系統が「ダイウォール」以外打ち破られる。「インファイト」「すいりゅうれんだ」等は守っていても相手に当たるため縛り性能が非常に高い。連続技があるため「みがわり」「きあいのタスキ」等に強く、主にシングルで活躍する。「いかく」や壁も「すいりゅうれんだ」が確定急所のため打ち破られる。ただし接触技のデメリット要素をいちげきのかたより受けやすく、弱点が多いのも難点。
キョダイマックス可能。体の黒部分が青に変わり、固有みず技「キョダイレンゲキ」で「ダイウォール」すら無視する。が、確定急所ではない上に「レンゲキ」と名がついている割に連撃技でもない。
ちなみにキョダイマックスを切り替えるにはダイキノコだけでなく、ビークインから採れるダイミツが必要。イベントで手に入るが、ダイマックスビークインをたった1匹で倒さなければいけない。イベント後はハニカーム島のレイドで出てくるミツハニー系列を倒した時にたまに手に入る。
No.893 ザルード
われら森の血! 声をあげろ!
ジャングルで群れを作って暮らすポケモン。こいつが幻のポケモンな理由は「群れで協力してジャングルに人が入り込むのを防いでいる」ということなのだろうか。知能が高いのでその可能性は高いかも知れない。
映画『ココ』では大きなジャングルを根城にしてジャングルの王者として君臨していた。だがそのうちの1匹が突然人間の子供を拾い、この子供を育てるかどうかを巡って仲違いし、1匹だけ群れから離れてこの子供を育てることになった。子供が持っていたピンク色のスカーフを持つことで子供が泣き止むので、常にスカーフを巻くようになり、ここに「とうちゃん」が生まれた。
剣盾のテータでは「通常のザルード」と「とうちゃんザルード」が分かれており、図鑑説明も異なっている。ゲーム中の性能自体に変化はない。映画での活躍を見るに「とうちゃん」の方に特別な力が加わっても良さそうではあるが。
ちなみにこのザルードに育てられた「ココ」はポケモンカードではポケモン扱いになっている。
対戦ではセレビィ以来の弱点7つという不名誉な状態になっているだけでなく、特性「リーフガード」は発動機会に恵まれず、固有技「ジャングルヒール」も弱点過多では発動前に倒されかねない……と、今一つ噛み合わない。一応「ジャングルヒール」が発動できなくなる事態を天候「はれ」で防ぐことができる、という利点はなくはない。能力バランスは良好で攻撃技も豊富にあるので、くさ・あく弱点を相手にするには十分か。ただし残念ながら「ふいうち」は覚えない。
『ココ』は全人類が見るべきである。特にお父さん方。
No.894 レジエレキ
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
丸くて黄色くてぴょんぴょんしているポケモン。ご注文はエレキですか?
冠の雪原追加組の1匹。レジドラゴとは双子関係にある。カンムリ雪原ではどちらか一方を選ぶともう一方は手に入らない。
のんびりぴょんぴょんしている割にすばやさ種族値が史上最高の200。下手なスカーフ持ちにすら先制できる。バトルになると高速で飛び回るようになるのだろうか。それもそれで可愛い。さらに固有特性「トランジスタ」が何と「自身のでんき技威力1.5倍」になるためでんき弱点は真っ青。何せ第7世代のカプ・コケコのフィールド込みでんき技よりも高威力。でんき技以外ろくに覚えないのでシングルでは微妙だが、ダブルでは「エレキネット」をばら撒けば全て解決するので半ばパーティに必須のポケモンと化した。正にすばやさの支配者。レジエレキ登場以降のダブルの使用率上位3匹は大体レジエレキ、ゴリランダー、ガオガエンという状態。
固有技「サンダープリズン」はダメージと共に相手を拘束するでんき技だが、あまり出番はない。シングルならエースに交代する繋ぎとして使えるだろうか。
No.895 レジドラゴ
真ん丸で真っ赤な顔にドラゴンの頭のような手を持つ。某星の戦士ゲームにいそうな見た目。レジギガスが頭だけ作ったがパーツが足りなかったためこれを完成形としたらしい。このままでも可愛いから問題ないと思うが。
冠の雪原追加組の1匹。レジエレキとは双子関係にある。カンムリ雪原ではどちらか一方を選ぶともう一方は手に入らない。
特性「りゅうのあぎと」が「自身のドラゴン技1.5倍」、さらに固有ドラゴン技「ドラゴンエナジー」はドラゴン版「ふんか」「しおふき」なので、無傷で攻撃できさえすれば強い。が、すばやさは中途な上にドラゴン以外の特殊技に乏しいのでフェアリーやはがねを出されると対抗しづらい。無論使いこなせれば強力で、エースバーン等と組んで全国大会で優勝したことはある。
No.896 ブリザポス
プリザポスではない。ブリザボスでもない。
冠の雪原追加組の1匹。いそうでいなかった白馬のポケモン。乗り回しているのは王子様というより王様。その白い体は氷の塊なので重く、持久力はあるが素早い動きは苦手。その代わり悪路は壊して進む。颯爽どころか粗暴。昔は暴れ馬だったがバドレックスに調伏されたという。
好物はつめたいにんじん。冠の雪原では生成するにんじんを選ぶ必要があり、こちらを選ぶとレイスポスは手に入らない。ポケモン世界に「にんじん」があることが判明した瞬間でもあった。
対戦ではこおりタイプで鈍足という見るからに弱そうな組み合わせだが、鈍足と引き換えにれいじゅうランドロスと同じこうげき種族値、スイクンと大体同じ耐久種族値を持ち、「耐えて返す」を体現するポケモン。「じゃくてんほけん」との相性が抜群で、ここから「トリックルーム」やダイマックスが入ればエースとして十二分の強さを発揮する。1体倒せば固有特性「しろのいななき」でこうげきが上がるので本当に手が付けられなくなる。暴れ馬ってそういう……
すばやさが低いので個体値0を厳選したくなるが、手に入るのはバドレックスと合体した状態で、一度分離させないとブリザポスの個体値が分からない。そのため、バドレックスがすばやさ個体値0でもブリザポスはそうとは限らないので、必ず分離させて調べないと泣きを見ることになる……
No.897 レイスポス
夜に駆けるポケモン。夜遊びはしないし投身もしない。
冠の雪原追加組の1匹。黒と紫の色をした馬なのだが、脚と蹄は分離しており、いかにも幽霊という出で立ち。ただ、手持ちアイコンの時の蹄の描き方が足をジタバタさせているように見えて少しダサい。ちなみに視覚は退化しているため何も見えないらしい。分類が「しゅんば」なので移動速度は速いようだ。
好物はくろいにんじん。冠の雪原では生成するにんじんを選ぶ必要があり、こちらを選ぶとブリザポスは手に入らない。ポケモン世界に「にんじん」があることが判明した瞬間でもあった。ただこのニンジン、食物というより漢方薬に見える。
対戦ではゴーストタイプでとくこうとすばやさが高いという分かりやすいアタッカー……に見えるが、何とゴースト技以外非常に貧相。「はかいこうせん」すら選択肢に入るほど。ただし変化技は多くサポートには有用。しかも1体倒せば固有特性「くろのいななき」が発動しとくこうが上がり、アタッカーに化けることもできる。ややテクニカルな運用が必要だが嵌れば強力な性能を持つ。
手に入るのはバドレックスと合体した状態で、一度分離させないとレイスポスの個体値が分からない。こうげき個体値0を粘りたい場合必ず分離させて調べないといけない。それでもブリザポスのすばやさよりは必要性が薄いと思われるが。
No.898 バドレックス
これが 愛にあらずば 何なりけるか ヨは知らざりけり(モノズ玄師『バドレックス』)
エゴサポケモン。自分の評判を常に気にし、忘れ去られていると分かると酷くガッカリするという。人々に見捨てられた理由も勘違いするポンコツ気質。じゃんけんのパーを出されると怯えてしまうらしい。過去に何があったというんだろうか。
冠の雪原追加組の1匹。「豊穣の王」の異名を持ち、土地に豊かな実りを与えるという。剣盾ではピオニーを操って人の言葉を喋る。一人称は「ヨ」。これは王様など権威を持つ方々が伝統的に使うもの。漢字では「余」「予」など。どうでもいいがこの2字の本来の意味はこの一人称で現在使われている「あまり」「あらかじめ」などは本来「餘」「豫」という別の字であって……(オタク特有の早口)
ブリザポスとレイスポスは元々バドレックスの愛馬だったのが逃げられてしまい、冠の雪原ではこのどちらかを呼び戻して再び絆を結ぶまでの物語が描かれる。ちなみにバドレックスは鹿がモチーフの1つで、愛馬は当然馬。つまり馬と鹿が絆の力で合体する。仲直りしてノーサイド。
イベント終了後に手に入る「キズナのタヅナ」によって2匹が合体・分離する。ブリザポスに跨ると「はくばじょうのすがた」、レイスポスに跨ると「こくばじょうのすがた」となり、どちらも特性「じんばいったい」となるが、何と「合体前のそれぞれの特性を併せ持つポケモン」となる。2つの特性を同時に持つ状態は本編では初となる。
バドレックス本体は正直対戦で使えるだけのスペックは皆無。タイプはエスパー・くさで弱点が7つ。種族値はHP100以外全てオニゴーリ。特性も「きんちょうかん」で役に立つ場面が少ない。馬に乗らなければ本気は出せない。
はくばじょうのすがたになるとくさがこおりに変わる。固有こおり技「ブリザードランス」が強烈で、ダブルでは2体攻撃になるので相手を一気に壊滅させることもできる。ブリザポス由来の鈍足高耐久で「じゃくてんほけん」と好相性な他自力で「トリックルーム」も可能。ブリザポス同様「耐えて返す」が持ち味。ちなみにこいつ、-300℃を操るというのだが、それはこの世に存在するのか?
こくばじょうのすがたになるとくさがゴーストに変わる。固有ゴースト技「アストラルビット」が強烈で、ダブルでは2体攻撃になるので相手を一気に壊滅させることもできる。おまけにレイスポスが素早いため何とすばやさ150を手にした。これによりミュウツーは完全に駆逐されてしまったのであった……
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最終更新:2021年10月16日 22:04