紫「さて、七夕も終わり……願いも出揃ったようね。さっそく内容のチェックと行きましょうか」
早苗「気に入った願いがあれば私が奇跡的にそれを実現しないこともないです!」
霊夢「……あんまり変なことしたらぶっ飛ばすわよ?」
早苗「気に入った願いがあれば私が奇跡的にそれを実現しないこともないです!」
霊夢「……あんまり変なことしたらぶっ飛ばすわよ?」
『幻想郷が蟲の気配で満ちますように』
霊夢「夏だからってウキウキし過ぎじゃないの、ただでさえ蚊とかうざったいのに」
早苗「ヒャッハー! 乙女の肌を傷つける虫どもは消毒だー!」
紫(かわいそうに……)
霊夢「退治する妖怪が決まったところで、つぎつぎ」
早苗「えーっと、これは宵闇妖怪ですかね……なになに」
早苗「ヒャッハー! 乙女の肌を傷つける虫どもは消毒だー!」
紫(かわいそうに……)
霊夢「退治する妖怪が決まったところで、つぎつぎ」
早苗「えーっと、これは宵闇妖怪ですかね……なになに」
『世界が全てまっくらやみになりますように』
早苗「だ、大魔王ゾーマ……」
霊夢(魔王?)
紫「食い気ではなく暗闇を選ぶ辺りが七夕パワーなのかしらねぇ?
次、夜雀は……」
霊夢(魔王?)
紫「食い気ではなく暗闇を選ぶ辺りが七夕パワーなのかしらねぇ?
次、夜雀は……」
『あの亡霊が少食になりますように』
紫「無理」
早苗「……どう考えてもこれが一番現実的じゃ?」
霊夢「そうね、現実的だわ」
早苗「あ、やっぱりそう思……」
霊夢「あの亡霊の食べる量が減る分、私に回されるから現実的ね」
早苗「……幻想郷では常識にとらわれてはいけないのですね」
紫「じゃあ最後、行くわよ?」
早苗「……どう考えてもこれが一番現実的じゃ?」
霊夢「そうね、現実的だわ」
早苗「あ、やっぱりそう思……」
霊夢「あの亡霊の食べる量が減る分、私に回されるから現実的ね」
早苗「……幻想郷では常識にとらわれてはいけないのですね」
紫「じゃあ最後、行くわよ?」
『2008年か2010年の春が来ますように』
早苗「…………」
霊夢「…………」
紫「…………」
早苗「結果は出ましたね。あまりにも大きすぎる願いです」
霊夢「えぇ……霖之助さんには悪いけど、これが一番不可能だわ」
紫「幻想郷そのものを司る神でも為せないことね……」
霊夢「…………」
紫「…………」
早苗「結果は出ましたね。あまりにも大きすぎる願いです」
霊夢「えぇ……霖之助さんには悪いけど、これが一番不可能だわ」
紫「幻想郷そのものを司る神でも為せないことね……」