「むきゅ……審判のパチュリー・ノーレッジよ」
「解説は河童の河城にとりでお送りするよ!」
「は、離しなさいよ、私の家が燃えてるのよ!」
「解説は河童の河城にとりでお送りするよ!」
「は、離しなさいよ、私の家が燃えてるのよ!」
審判として、アリスの家の火事を眺めるにとりとパチュリー。
二人の足元には、取り押さえられてじたばたしているアリスがいる。
二人の足元には、取り押さえられてじたばたしているアリスがいる。
「あなたが消したらファイトにならないわ」
「ないしー」
「くっ……ならあんた達も消火に参加しなさいよ、水使えるでしょ!
家の中には大江戸もいるのよ!? 爆発するわ!」
「私達、審判であって選手じゃないわ」
「ないしー」
「貴様達のやっている事、どんな理由があろうと犬畜生以下だ!
鬼だ! 外道の極みだ! うわああああ!!!」
「ないしー」
「くっ……ならあんた達も消火に参加しなさいよ、水使えるでしょ!
家の中には大江戸もいるのよ!? 爆発するわ!」
「私達、審判であって選手じゃないわ」
「ないしー」
「貴様達のやっている事、どんな理由があろうと犬畜生以下だ!
鬼だ! 外道の極みだ! うわああああ!!!」
もちろん言うまでもないが、アリス宅が燃えているのはファイトの指示を受けて二人が放火したからである。
さて、消火にあたる二人の下着つけてない二人。
優曇華は律儀に水をかけているが、効果は思わしくない。
そもそも近場の川から水をここまで運んでくるというプロセスが必要である以上、
水をかけて消える分より多く延焼していってしまう。
そして、お燐は水を運ぶのに猫車を使える分、優曇華より有利である。
焦り始めた優曇華、つい水を自分の体にこぼしてしまう。当然透けだす服、特に胸。
さて、消火にあたる二人の下着つけてない二人。
優曇華は律儀に水をかけているが、効果は思わしくない。
そもそも近場の川から水をここまで運んでくるというプロセスが必要である以上、
水をかけて消える分より多く延焼していってしまう。
そして、お燐は水を運ぶのに猫車を使える分、優曇華より有利である。
焦り始めた優曇華、つい水を自分の体にこぼしてしまう。当然透けだす服、特に胸。
「 そ こ ま で よ !!」
直撃するパチュリーの魔法。吹き飛ぶ優曇華。
水を持ってくる勝負では、勝てないとかそういう以前に審判にやられる……
そう判断した優曇華は起き上がってバケツを放棄し、戦法を変えた。
水を持ってくる勝負では、勝てないとかそういう以前に審判にやられる……
そう判断した優曇華は起き上がってバケツを放棄し、戦法を変えた。
「あ、月兎が家を壊し始めたわね」
「確かに爆発する前に粉砕すれば火災で爆発は起きないねぇ」
「それが審判の言うことか! 貴様らぁぁ!」
「確かに爆発する前に粉砕すれば火災で爆発は起きないねぇ」
「それが審判の言うことか! 貴様らぁぁ!」
のんびりと眺めるパチュリー&にとりとキレているアリス。次々に家に突き刺さる座y……弾丸。
弾幕の嵐は家を破壊するだけではなくお燐を近づけさせない効果も果たす。
家の側で困ったように右往左往するお燐。
……話は変わるが、燃えていると気温が上がる。更に酸素もなくなる。
酸素がなくなると周囲から空気が取り込まれる。気温が上がると空気は上に登る。
結果、上に向かって気流が発生する。火事が起こっているアリス宅の周りでは。
そのため、はいてないお燐のスカートは捲れ上がりまくる。
当然、そんなことを見逃すパチュリーではない。
弾幕の嵐は家を破壊するだけではなくお燐を近づけさせない効果も果たす。
家の側で困ったように右往左往するお燐。
……話は変わるが、燃えていると気温が上がる。更に酸素もなくなる。
酸素がなくなると周囲から空気が取り込まれる。気温が上がると空気は上に登る。
結果、上に向かって気流が発生する。火事が起こっているアリス宅の周りでは。
そのため、はいてないお燐のスカートは捲れ上がりまくる。
当然、そんなことを見逃すパチュリーではない。
「そこまでにしておけよ猫車」
「――あ゛」
「――あ゛」
ロイヤルフレアがぶっぱされ、それがお燐に直撃し。
その余波がアリス宅に直撃した。そして、その熱が中にいた大江戸人形に直撃した。
……言うまでもなく、アリスの視界は、二重の意味で真っ黒になった。
その余波がアリス宅に直撃した。そして、その熱が中にいた大江戸人形に直撃した。
……言うまでもなく、アリスの視界は、二重の意味で真っ黒になった。
魔理沙へ。
お元気ですか?
私は家も人形も本も全て吹き飛んだので、
しばらく実家に帰ってお母さんの世話になるつもりです。
――アリスより
お元気ですか?
私は家も人形も本も全て吹き飛んだので、
しばらく実家に帰ってお母さんの世話になるつもりです。
――アリスより
結果:パチュリーがアリス宅を完全破壊しノーゲーム