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10スレ第1戦(1)

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匿名ユーザー

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霊夢&魔理沙チームと秋姉妹チームの勝負。
今回の勝負は24時間に設定された制限時間内に、輝夜の出す難題を全てクリアした方の勝ちである。
より早くクリアしたチームの勝利であるが、仮に制限時間内に両チームが全クリアできなかった場合は解決した問題数の多いほうが勝ちとなる。
なお、特殊ルールとして稼いだ刻符1枚につき制限時間の1秒延長ボーナスが設定されている。

「迷いの竹林に住まう、紅き少女の髪の毛を一房取りて賜へ」
「地の底に住まう烏の背に優美な衣あり。それを取りて賜へ」
「ここより東の花畑に、さる大妖あり。その傘を取りて賜へ」
「冥界に純白の花を咲かす妖しき桜あり。それ一枝折りて賜はらむ」
「永遠なる屋敷のいずこかに隠された、光と音奏でる小箱を取りて賜へ」

輝夜がさっそく無理難題を吹っかけると両チームは一斉に飛び出して行った。

秋姉妹チームは二人一緒に、難題を1つずつ確実に片付けていく作戦を採る。
最初に二人が向かったのは竹林で、妹紅に二人がかりで襲い掛かる。
ルール無用の2対1戦法の前に妹紅とていつまでも抗えるはずも無く、見事その髪をゲット。
しつこいリザレクションによって大幅に時間をロスしたかに思われたが、ボス戦でのグレイズによる大量の刻符の獲得に成功する。

秋姉妹チームが次に向かったのは地底である。
道中が非常に長くせっかく稼いだ時間をかなり消費してしまうものの、やっと地霊殿に到着。
やはり二人がかりで空に襲い掛かるものの、同じく神である八咫烏の力を前に苦戦を強いられる。
長時間による戦闘の末に何とか撃破しそのマントをゲットする。
しかし刻符稼ぎをする余裕がないほどの接戦だったこともあり、もう時間は余り残されていない。
「さあお姉ちゃん、残りの難題も急いで片付けるわよ!」
と気合を入れてみたのだが、帰りの道中もやっぱり長いことを失念していた秋姉妹。無念のタイムアップを迎えてしまう。

一方、霊夢&魔理沙チームは、それぞれ別行動をとることに。
霊夢は近いからというだけの理由で花畑に向かい幽香に勝負を挑む。
戦闘自体は長時間に渡ったものの、完璧にパターン化された動きとチキンボム連打で幽香を危なげなく撃退し、その傘を奪うことに成功。
なお、魔理沙は忍び込んだ永遠亭で珍しい物品を漁ることに夢中になり勝負のことを完全に忘れ去っていた。

その後、霊夢は巫女らしい横暴さを発揮してずけずけと冥界に侵入。
西行妖の枝に手をかけようとした所で、あまりにも早いタイムアップを迎えてしまった。
霊夢が勝利優先プレイをしていた事と魔理沙が勝負放棄した事が重なり、刻符をまったく稼げていなかったのが悪かったようだ。


結果 難題を2つクリアした秋姉妹チームの勝ち


「あれ……永琳に没収された私の携帯ゲーム機は? 一番解決して欲しい難題が未解決ってどういうことー!?」


































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