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12スレ第17戦

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匿名ユーザー

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輝夜「ブン屋さんには、今日限りで幻想郷最速の看板を下ろして貰うことになりそうね」
文「おやおや、幻想郷最速の私に勝とうなんて、竹林の姫様も随分と酔狂でいらっしゃる」
輝夜「でもそれはあくまで本人のみの話でしょう?」
てゐ「ブン屋さん、気をつけなさいよ。姫は暇に飽かせてありとあらゆる娯楽を極めようとした女よ。
永遠亭の廊下を無限の長さにして、ひたすら走らせ回ってたのはまだ記憶に新しいわ」
輝夜「あらイナバ、随分な言い方ね。まあ、事実だから否定はしないけど」
文「なるほど、相手にとって不足無し、ということですか。
いいでしょう。引きこもりの姫様に、本当の速さという物を見せてあげますよ」

マシンはにとりに改造して貰った音声反応するミニ四駆である。
ただ、どういう訳か、それぞれのマシンは各人の顔があしらわれた非常にシュールなマシンとなっている。
(参照例:ttp://nanasenomio.yaekumo.com/image/image%20219291.jpg)
このマシンで、紅魔館特設コースを一周回ってきて、一番に帰ってきた選手のチームが勝ち。
合計タイムではないので、そこが勝負の分かれ目となる。

映姫「それでは、各人スタート!」
スタートダッシュ良く飛び出したのは、やはり射命丸号。幻想郷最速は伊達じゃないということだろう。
「姫は任せるウサ」
そういうと、てゐのマシンが輝夜のマシンを食い止める。
あっという間に第一コースの美鈴の門を抜け、図書館へと向かう。
てゐの作戦もあって、射命丸の一人旅が続く。
図書館の七曜をくぐり抜け、メイド長の部屋では秘密を探る余裕すらみせ、
館主の妨害にもからかうように突っ走っていく、そして……
「わー、新しいおもちゃ?私にも遊ばせてよ」
「げげ、妹様。そりゃそうですよね」
マシンを壊されては身も蓋もない。射命丸文、ここでが踏ん張りどころである。

数分後、いくつかの弾幕と文々。新聞連載4コマの『もみじちゃん』の単行本を渡すことで、ようやく禁断の間を抜けることが出来た。
さあ、ここまでくればゴールは目前。
やっぱり、幻想郷最速はこの射命丸文で決まりだ。明日の文々。新聞の一面はこれで決まりですね。


文「それではゴールイン。どうです、なかなかなタイムでしょう」
四季「いえ、あなたは二着ですよ?」
文「ええっ?」
こいし「残念でしたー、私が先にゴールしてましたー」
四季「あなたが呑気にメイド長の部屋を漁ってる間に、こいしさんは一度あなたを抜いていますよ。
その後あなたは抜き返しましたが、フランドールさんとじゃれ合っている間にもう一回抜かれました。
まあ、あなた自身は抜かれたことも抜いたことも気が付いていないようでしたが」
文「あやややや……」

あの存在感の強すぎる姫に気を取られすぎたのが間違いだった。
思えばアレも、こいしから目を逸らさせるための作戦だったのだ……

END13 油断大敵、物事の本質を見失わないようにしよう。














































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