40スレ第18戦(2) - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

---

てゐ「おい博麗の巫女さんよ｡ 本当にあんたの仕事手伝ったら私のこと庇護してくれるンだろうね?」
霊夢「ええ｡もちろんよ｡貴女が紅魔館の連中にどんな悪戯を仕掛けたのかは知らないけど､
　　　私には関係のない事だもの｡ 今私は兎の手も借りたいほど忙しいのよ」
てゐ「そうかいっ! あいつ等洒落ってモンが解らなくてねぇ｡何にしろ助かるよっ♪」
霊夢「あら? 気が早いわね｡助かるかどうかは貴女の心掛け次第よ?」
てゐ「えっへっへ…｡わかってますってば! 兎鍋の準備以外なら何だって手伝いますよってに」 ﾓﾐﾓﾐ(←手揉み)

チルノ「大ちゃーん!早く早くー!!」
大妖精「待ってよー!チルノちゃあーん!」
てゐ「…ウサ?」
霊夢「あら､やっと来たわね」

チルノ「あっ､てゐがいる｡ なんでてゐがこんなところにいるのさ? 兎のくせに」
てゐ「私がココにいちゃ悪いのかい? てゐ様にだって､神仏に頼りたい時だってあるんだよ!」
大妖精「チ､チルノちゃん!喧嘩はやめなよ…! 巫女……じゃなくて
　　　　霊夢さんに用があるって呼ばれてここに来たんじゃなかったの?」
チルノ「おー! そうだった! ねー霊夢ー､あたいに用事ってなーに?」
霊夢「ん｡まあ､大した事じゃないのよ｡ ちょっとチルノに私と一緒に外の世界について来てほしいだけだから」
大妖精「なーんだ､そんなことだったんで………え､ええええ―――――ッ!!?」
チルノ「外の世界!? おもしろそー!! あたい､霊夢についていくよっ!!」
大妖精「ええっ!? ちょっ､チルノちゃん!?」
霊夢「決まりね｡じゃあ後はよろしくね､てゐ」
てゐ「…ん～? 何だ～? 話が見えないよ?」

霊夢「…まあ､忙しいっていうのはそういう事｡ 私とチルノが外の世界に行っている間だけ､
　　　この博麗神社の巫女の代わりをしておいてほしいのよ」
てゐ「ちょっ､おまっ!? あたしを守るって話は!?
　　　外の世界なんかに行ってたら､あたしのこと守れないじゃんさあ!!」
霊夢「大丈夫よ｡異変の時以外は､基本的に博麗の巫女には手出し無用なんだから」
チルノ「そうなの?」
霊夢「…幻想郷の結界を守る博麗の巫女の身に何かあったら､幻想郷は崩壊してしまうらしいの｡
　　　…まあ､紫の受け売りだから､真相は定かじゃないんだけどね｡」
大妖精「チ､チルノちゃん!私はどうすればいいの?」
霊夢「言っとくけど､貴女がついて来るのは無理よ｡チルノ程度の力があれば大丈夫だけど
　　　貴女は"幻想郷の妖精"なんだから､外の世界には長く存在できないわ」
チルノ「そんじゃ､大ちゃんはここで待ってて! あたい､すぐ帰ってくるから!」
大妖精「で､でも……｡でもっ…!!」
霊夢「じゃあ､貴女は てゐを見張ってなさい｡ やるならチルノが今着てる服あげるから」
大妖精「 やるます！ 」(0.01秒)

大妖精(チルノ服)「……二人とも､行っちゃったねー……」
　　※注:チルノがタメ口だったので､大妖精も てゐにタメ口で話しています｡

てゐ(腋だし巫女服)「……さーてと｡んじゃ､さっそく博麗の巫女として仕事でもすっか!」
大妖精「えっ!? なんでそんなやる気満々なの!?」
てゐ「ん～｡この因幡てゐ､やると決めたら半端はないウサ｡……ふっふっふ｡
　　　この私の能力で､このボロ神社を『博麗大社』にしてくれるわ――!!!」
大妖精「ふ､普通に留守番しちようよぉ…｡ 余計なことしたら､巫女にケツバットされちゃうよ!?」
てゐ「まずは賽銭の徴集かな?賽銭さえ集めておきゃ霊夢も文句言わないだろうし､上手く行けば……

　　　☆ 賽銭てんこ盛り → 霊夢ニッコリ御満悦 → 信頼と安心の因幡てゐ → 「　次　期　主　役　」 ☆

　　　……やっべぇ｡ 因幡政権発足の予感!? 幻想郷しやわせ計画の提案により長期政権を維持すっぞコレ!!」
大妖精「全然聞いてないし既に暴走している!?」

てゐ「ウサ～ッ! 燃えてきたぁ～!! この因幡てゐの狂い咲きは､もう誰にも止められん!!」┣"┣"┣"┣"┣"…!!

大妖精「ああ～…､行っちゃった…｡ は､早く追いかけないと…!」

　　　　～５時間後…～

てゐ「……ふぃ～､以前やってた賽銭詐欺のノウハウが生きた……｡」
大妖精「……ゼェ､ゼェ……｡き､気がついたら､なんだかんだで一緒にお賽銭を集めて回ってしまっていた……」

てゐ「どうよ相棒? この目にみえた信仰のカタチ?」(←リヤカー上にずっしり重い賽銭箱)
大妖精「い､いいのかな～……」(汗)

早苗「ヒョーウ! 妖怪のくせになかなかやるじゃねえの」(←神社の鳥居にもたれ掛かりながら)

てゐ･大「ゲェ～～!? 東風谷早苗だと～～っ!?」
早苗「おまいらみたいな雑魚に信仰とか集められると洩矢的には気分が良くないんですわ?お?
　　　つーわけで速やかにその賽銭を当方に渡すべきそうするべき さもないとその長耳とサイドポニが極めて遺憾なことになる」

てゐ「ふ､ふざけんなJK! どうせちょっかい出すなら紅魔館へ行けや! 都合が良いから!!」
大妖精「ちょっ､ちょっと! あの巫女に口答えなんかしたら…っ」
早苗「え?嘘? いくらなんでもその言い草は､あまりにもひどすぐるでしょう?
　　　想像を絶する悲しみが早苗を襲った もはやウザい長耳を引きちぎるしかねー」

大妖精「やっぱりこうなった……｡ も､もう私知～らないっ!」ﾋﾟｭ～ｯ! (←逃げた)
てゐ「名無しテメ―――ッ!!?」

早苗「んじゃ､いっとく?」
てゐ「……じょ､上等……ッ!! この幸運に賭ける!! ……窮兎巫女を噛むってやつだ――ッ!!」

　　　結果:大妖精逃亡により因幡てゐの勝利(但し､早苗にﾋﾟﾁｭｰﾝされました｡)

　　　～外の世界･某所～
チルノ「霊夢ー､クーラーって涼しいね!」
霊夢「……それでですね､そろそろ私が主役の新作を出してくれないと､博麗神社の台所事情が危ないんですよ｡
　　　秋は無理だと思うから､冬にはなんとかしてくれませんかね?
　　　……聞いてるんですか!? ……いやいや､ンフフじゃなくて!!」

---

てゐ コスプレ 大妖精 早苗 職業体験 霊夢