東方ファイトスレ @まとめウィキ

11スレ第6戦(1)

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匿名ユーザー

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 今回の東方ファイトは漫談対決である。
 漫談とは、よーするに話芸のことであるのだが、⑨で有名なチルノとカオスを体現したような生物であるキメ子の組み合わせで、まともに勝負が成立するのかどうかがまず疑問視されたが、競技者当人による「最強のあたいなら漫談なんて楽勝よ!」とか「マンダンナラマカセロ……」との宣言により、不穏な空気に満たされながらの決行となった。

 先手:チルノ
「この前、湖の上を散歩してたら白黒の人間と会ったのさ。
 あたい、前から不思議に思ってたことがあったから、白黒に訊いてみたのよ。
『いつも箒にまたがってるけど痛くないの?』ってね。そしたら白黒が『痛い思いをせずに乗るには、ちょっとしたコツがあるんだぜ』って言ったの。
 それってつまり、最初は痛かったけど今は平気ってことだと思うの。
 だとすると、今は股の皮がぶ厚くなってるから痛くないけど、皮が厚くなる前はきっとメチャクチャ痛かったのよね。
 で、あたいは『痔ってそんなに痛いの?』って訊いたんだけど、そうしたら白黒は『おいおい、私は痔じゃないぜ。急いでるからまた今度な』って言って飛んでっちゃった。
 そこで天才のあたいは気付いたのよ! 白黒は今でも痔で苦しんでるって。だって、その話をしたらすぐに逃げたんだもの。
 だから、今度白黒に会ったらそこらへんの兎からもらったチューブ入りの薬をプレゼントしてあげようと思うの。
 あたいは最強だから困ってる人間は助けてやるのよ! だから、みんなも白黒を見付けたらあたいが探してたって教えてあげてほし……」

 ドゴォォォ!!

 チルノの天然か確信かを判断しかねるトークに観客一同が大爆笑する中、突然、天から極太の光が降り注ぎ、特設ステージに振動と轟音が荒れ狂う。
 暴力的な光が収まった後、特設ステージは見るも無残に破壊され、そこに氷精の姿はなかった。
 奇跡的に難を逃れた観客の誰もが競技続行は不可能であると確信している中、不意にキメ子が呟いた。

「ステージナドナクトモ ハナシハデキル」

 諦めムードだった観客の心をまとめ上げ、あくまで競技を続行しようとするキメ子。このあたりは神たる者のカリスマか?
 ガレキの山と化した特設ステージ跡に立ち、キメ子は全ての観客に語りかける。

 ……。

 まぁ、心意気は立派なものだったし、カリスマを発揮したのは認めよう。
 しかし、キメ子の話は独特の言語体系と面白いと感じるポイント……つまり笑いのツボが、観客の持つそれとかけ離れ過ぎていたため、観客は全員揃って ( ゚д゚)ポカーン 状態となった。


 結果:途中で脱落したものの、結果的により多くの笑いを取ったチルノが勝利。


















































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