レミィ「(この勝負、タッグパートナーに誰を選ぶかで大きく変わる……。
ゲームでは咲夜の時間停止も意味が無い。パチェの知識は頼れるけど内容的に長期戦で体力面の不安が残る。
豪運なら霊夢だけど協力はしてくれないだろうし……やはりアレか)」
咲夜「お嬢様?」
レミィ「咲夜、山の巫女を連れて来て」
元が外界のゲームである事もあり、ゲーム知識と勝負運、そして奇跡を呼ぶ力に期待して、早苗を選んだ。
一方のフランは――
フラン「頑張ろうね、美鈴!」
美鈴「はい、妹様!……ちなみにこのゲームってどうやるんでしょうね?」
フラン「きっとお姉様が教えてくれるよ!」
特に悩む事もなく、いつもの遊び相手である美鈴を選択した。
ゲームでは咲夜の時間停止も意味が無い。パチェの知識は頼れるけど内容的に長期戦で体力面の不安が残る。
豪運なら霊夢だけど協力はしてくれないだろうし……やはりアレか)」
咲夜「お嬢様?」
レミィ「咲夜、山の巫女を連れて来て」
元が外界のゲームである事もあり、ゲーム知識と勝負運、そして奇跡を呼ぶ力に期待して、早苗を選んだ。
一方のフランは――
フラン「頑張ろうね、美鈴!」
美鈴「はい、妹様!……ちなみにこのゲームってどうやるんでしょうね?」
フラン「きっとお姉様が教えてくれるよ!」
特に悩む事もなく、いつもの遊び相手である美鈴を選択した。
早苗「では早速始めましょう。八坂の神風よ!」
フラン「うわっ、はやーい!」
美鈴「サイの目が良いですねぇ」
レミィ「(初代桃鉄はおおよそサイの目で全てが決まる。本当は霊夢が良かったんだけどね)」
早苗「はい、では次の方」
美鈴「私ですね。ではコントローラーを頂きまして……ていっ!」
レミィ「ちょっ、気をつけなさいよ、少しの衝撃で止まっちゃうんだから」
フラン「ふーん、ばりけーどなんだね」
美鈴「妹様、でりけぇと、ですよ」
レミィ「次は私ね。買う物件は……鉄道にしようかしら」
フラン「うわっ、はやーい!」
美鈴「サイの目が良いですねぇ」
レミィ「(初代桃鉄はおおよそサイの目で全てが決まる。本当は霊夢が良かったんだけどね)」
早苗「はい、では次の方」
美鈴「私ですね。ではコントローラーを頂きまして……ていっ!」
レミィ「ちょっ、気をつけなさいよ、少しの衝撃で止まっちゃうんだから」
フラン「ふーん、ばりけーどなんだね」
美鈴「妹様、でりけぇと、ですよ」
レミィ「次は私ね。買う物件は……鉄道にしようかしら」
後の作品と違い、初代には仕掛けや競争の要素が無い。
だから単純に、進行サイとイベントサイの目が良いほど有利になる。
そして早苗がサイの目の優位を背景に物件を買い漁り、ホテル王・外食王を目指す。
その穴を埋める形でレミリアは鉄道に重点を置き、鉄道をを押える。
レミリアは、自らが脇役に回る事を良しとする程に、勝利を希求していた。
だから単純に、進行サイとイベントサイの目が良いほど有利になる。
そして早苗がサイの目の優位を背景に物件を買い漁り、ホテル王・外食王を目指す。
その穴を埋める形でレミリアは鉄道に重点を置き、鉄道をを押える。
レミリアは、自らが脇役に回る事を良しとする程に、勝利を希求していた。
早苗「という事で、資金が溜まりましたので桃太郎ランドを頂きます!」
レミィ「やった、勝った!勝ったわよ、咲夜!パチェ!」
フラン「お姉様すごーい!」
美鈴「やっぱりお嬢様の指揮があればこそなんですね」
レミィ「えっ……その、負けて悔しくないの?」
フラン「面白かったよ、ほんとに旅してるみたいで」
美鈴「そうですね、ちょっと実際に行ってみたくもなりましたが」
レミィ「そ、そう……」
早苗「お疲れ様でした、レミリアさん……一つ質問なんですが」
レミィ「な、なによ」
早苗「楽しめましたか?」
レミィ「えっ……」
早苗「ゲームは楽しむための物、それは勝負であっても変わりません。
もし勝つために楽しくない手を使ったのなら……それは既にゲームではありません」
レミィ「……」
早苗「なんちゃって、東方ファイトだからそれもアリですけどね。それじゃ、また~」
フラン「またね~」
美鈴「お気をつけて~」
レミィ「……何よ、みんなして……これじゃ私が勝ったように見えないじゃない!」
咲夜「試合に勝って勝負に負ける……ですね」
パチェ「そういう事。レミィは幻想郷随一のカリスマなんだから、形振り構わずなんて似合わないわよ」
レミィ「……言いたい放題言ってくれるじゃないの」
咲夜「お嬢様の度量を信じればこそです」
パチェ「そうそう、こんな事で怒ったらブレイクしちゃうわよ」
レミィ「何よ、このカリスマの権化たるレミリア・スカーレットを馬鹿にする気!?
こうなったら弾幕ごっこで決着をつけてあげるわ!どこからでもかかってらっしゃい!」
咲夜「では」
パチェ「遠慮無く」
フラン「いっちゃうよー」
美鈴「失礼します」
小悪魔「こぁー!」
レミィ「え?ちょ、なんで一斉に!?」
レミィ「やった、勝った!勝ったわよ、咲夜!パチェ!」
フラン「お姉様すごーい!」
美鈴「やっぱりお嬢様の指揮があればこそなんですね」
レミィ「えっ……その、負けて悔しくないの?」
フラン「面白かったよ、ほんとに旅してるみたいで」
美鈴「そうですね、ちょっと実際に行ってみたくもなりましたが」
レミィ「そ、そう……」
早苗「お疲れ様でした、レミリアさん……一つ質問なんですが」
レミィ「な、なによ」
早苗「楽しめましたか?」
レミィ「えっ……」
早苗「ゲームは楽しむための物、それは勝負であっても変わりません。
もし勝つために楽しくない手を使ったのなら……それは既にゲームではありません」
レミィ「……」
早苗「なんちゃって、東方ファイトだからそれもアリですけどね。それじゃ、また~」
フラン「またね~」
美鈴「お気をつけて~」
レミィ「……何よ、みんなして……これじゃ私が勝ったように見えないじゃない!」
咲夜「試合に勝って勝負に負ける……ですね」
パチェ「そういう事。レミィは幻想郷随一のカリスマなんだから、形振り構わずなんて似合わないわよ」
レミィ「……言いたい放題言ってくれるじゃないの」
咲夜「お嬢様の度量を信じればこそです」
パチェ「そうそう、こんな事で怒ったらブレイクしちゃうわよ」
レミィ「何よ、このカリスマの権化たるレミリア・スカーレットを馬鹿にする気!?
こうなったら弾幕ごっこで決着をつけてあげるわ!どこからでもかかってらっしゃい!」
咲夜「では」
パチェ「遠慮無く」
フラン「いっちゃうよー」
美鈴「失礼します」
小悪魔「こぁー!」
レミィ「え?ちょ、なんで一斉に!?」
この後レミリアは、必死の善戦も空しくピチュってしまうのだがそれはまた別の話。