今回の勝負は弾幕ごっこ。性能はそれぞれの出演作品に準ずることになった。
ルール説明中から不敵な笑みを浮かべるメディスン。
「ふふ、これでいいの?」
「どういうことだ?」
「これでいいかと聞いているのよ。花映塚をベースとしたわたしの力はあなたを圧倒的に上回っているわ。かき消しを前提とした濃密な弾幕、豊富な特殊攻撃! ボスアタックまでついているこちらに対し、あなたはボムの1つすらないのよ?」
「なるほど……しかし勝つのは私だ。お前の存在をなかったことにしてやる!」
「すごい自信ね、さあ鈴蘭の息吹に包まれて果てなさい!」
「ふふ、これでいいの?」
「どういうことだ?」
「これでいいかと聞いているのよ。花映塚をベースとしたわたしの力はあなたを圧倒的に上回っているわ。かき消しを前提とした濃密な弾幕、豊富な特殊攻撃! ボスアタックまでついているこちらに対し、あなたはボムの1つすらないのよ?」
「なるほど……しかし勝つのは私だ。お前の存在をなかったことにしてやる!」
「すごい自信ね、さあ鈴蘭の息吹に包まれて果てなさい!」
試合が始まった直後、メディスンは自らの不利を悟った。
花映塚のシステムでは自機ショット以外の弾を敵に放とうとすれば、とにかくまずはザコ敵を倒す必要がある。
しかし慧音かザコのどちらか1方ずつしか攻撃できないので効率が上がらない。
その上、慧音はあらゆる弾幕を正面から浴びた上で平然と立っているのだ。
花映塚のシステムでは自機ショット以外の弾を敵に放とうとすれば、とにかくまずはザコ敵を倒す必要がある。
しかし慧音かザコのどちらか1方ずつしか攻撃できないので効率が上がらない。
その上、慧音はあらゆる弾幕を正面から浴びた上で平然と立っているのだ。
「忘れていたようだな……そちらはプレイヤーキャラ仕様、しかしわたしはボスキャラ仕様だということを」
「こっ、こんなハズでは……!」
メディスンの移動妨害の毒霧もそもそもほとんど動かない慧音にはなんの効果もないものであった。
「こっ、こんなハズでは……!」
メディスンの移動妨害の毒霧もそもそもほとんど動かない慧音にはなんの効果もないものであった。
「ボム攻撃よっ! かき消されたあなたの弾は私の弾幕としてあなたに降り注ぐ!」
起死回生の緊急ボム攻撃、しかし弾の数が多少増えた所で慧音は体力バーの半分くらいを犠牲にして、ただ無防備に受け続けるだけ。
起死回生の緊急ボム攻撃、しかし弾の数が多少増えた所で慧音は体力バーの半分くらいを犠牲にして、ただ無防備に受け続けるだけ。
「ほーらほらほら、わたしはまだスペカモードをあと3回も残している。この意味がわかるな?」
「きゃあっ!」
精神的な動揺を誘われたメディスンは次々に被弾してしまい、残りライフは0.5、無情なる警告音が鳴り響く。
「きゃあっ!」
精神的な動揺を誘われたメディスンは次々に被弾してしまい、残りライフは0.5、無情なる警告音が鳴り響く。
「トドメだ……国体『三種の神器 郷』!」
「あああーーーーーっ」
「あああーーーーーっ」
ピチューン
運悪く、スペルカードにリリーの出現が重なり、回避不能弾幕となり押し寄せてくる。
対するメディスンは、先ほどボムを放出してしまいゲージはすっからかん。あえなく撃沈してしまった。
対するメディスンは、先ほどボムを放出してしまいゲージはすっからかん。あえなく撃沈してしまった。
「ルール等を深く吟味せずに行動するからこのようなことになる。まだまだ世間知らずだったな」
結果・・・慧音が人生の勝者。メディスンは負け犬に。