文「さぁ毎度この時間がやってまいりました東方ファイト!今回は肉体が強ければ不利なのか!?
しかしこんな競技を提案したひとはドSですね」
勇儀「どうでもいいけど死んでもうらまないでくれよ、恨むなら天狗を恨め」
文「なぜっ!」
しかしこんな競技を提案したひとはドSですね」
勇儀「どうでもいいけど死んでもうらまないでくれよ、恨むなら天狗を恨め」
文「なぜっ!」
ステージの上にはすでに競技者であるパチュリーと神奈子がスタンバイしていた。
明らかにパチュリーが怯えているのに対し、神奈子はさすが肝っ玉が据わっているらしく平然としていた。
しかしその瞳の色は夢見る少女のそれである。
明らかにパチュリーが怯えているのに対し、神奈子はさすが肝っ玉が据わっているらしく平然としていた。
しかしその瞳の色は夢見る少女のそれである。
パチュリー「むきゅ、こんな勝負あんまりよぉ、負けでいいからやめて…」
神奈子「あの拳が私に、あぁ…空気を切り裂きながら体に食い込む感触はどんなものでしょう、あぁ…」
文「…なんとなく係わり合いになりたくない人が一人いますね」
勇儀「そんなに暇じゃないんでね、さっさといくよ」
文「ではパチュリーさんからお願いします」
パチュリー「ヒイイ!」
勇儀「あ、こら逃げるな!」
神奈子「あの拳が私に、あぁ…空気を切り裂きながら体に食い込む感触はどんなものでしょう、あぁ…」
文「…なんとなく係わり合いになりたくない人が一人いますね」
勇儀「そんなに暇じゃないんでね、さっさといくよ」
文「ではパチュリーさんからお願いします」
パチュリー「ヒイイ!」
勇儀「あ、こら逃げるな!」
喘息が発病する危険性もどこへやら、全速力で会場を脱兎のごとく逃げ出すパチュリー。
目の前の危険のほうが上と判断したのだろう。
目の前の危険のほうが上と判断したのだろう。
文「あやや…まぁ鬼の力で殴られたらあの虚弱体質ではひとたまりもないですからねぇ、喘息が発病す
るのが先か殴られるのが先か…あ、倒れた」
るのが先か殴られるのが先か…あ、倒れた」
所詮虚弱体質娘と肉体派の鬼、勝負はあっさりついた…日陰少女の不足であっさりとダウンするパチュリー。
勇儀「よっと、おい、気絶してるけど殴っていいのか?」
文「あーあ、引きずられちゃって…こぶの大きさ勝負ですからそのまま殴って結構ですよ。
その方が面倒がなくていいんじゃないですか?」
勇儀「了解、しかし体力のないやつだなこいつ…」
文「あーあ、引きずられちゃって…こぶの大きさ勝負ですからそのまま殴って結構ですよ。
その方が面倒がなくていいんじゃないですか?」
勇儀「了解、しかし体力のないやつだなこいつ…」
ゴンッ
パチュリー「むきゅううぅぅぅぅ」
パチュリー「むきゅううぅぅぅぅ」
文「えーと…7センチってところでしょうかね?これがすごいのかどうかはわかりませんが」
勇儀「まぁ、こぶができてるからいいんじゃないか?次は神奈子か…なんか聞こえないか?」
文「え?そういえば何かゴツゴツとさっきから音が…?ヒイ!」
勇儀「まぁ、こぶができてるからいいんじゃないか?次は神奈子か…なんか聞こえないか?」
文「え?そういえば何かゴツゴツとさっきから音が…?ヒイ!」
神奈子「私の番はまだかしら?うふふ、きっとこういう感じに来るのよね?(ゴッ!)それともこうかかしら?(ガツッ!)」
勇儀「おわあああ、お、お前なにやってんだ!」
勇儀「おわあああ、お、お前なにやってんだ!」
パチュリーとの追いかけっこが展開されていた間、神奈子は一人どう殴られるのかオンバシラに頭をぶつけて
乙女チックに妄想をしていたのだった!
乙女チックに妄想をしていたのだった!
神奈子「あらぁ?私の番がやってきたのかしらぁ?」
ゆっくりと振り向いた神奈子の額は割れ顔面が流れ出た血液で真っ赤に、オンバシラも一部分が赤く染まっていた。
文&勇儀「ぎゃあああああああ!」
神奈子「さぁ、どうぞ…私にその拳を!」
勇儀「ま、まて!お前なんか変だぞ…って、こら天狗逃げるな!」
神奈子「さぁ、どうぞ…私にその拳を!」
勇儀「ま、まて!お前なんか変だぞ…って、こら天狗逃げるな!」
幻想郷最速のなは伊達じゃなかった、空気を切り裂く音を炸裂させながら文は青空に消えていった…。
神奈子「どうしましたの?さぁ、遠慮なさらずに…!」
勇儀「ち、近づくなあああああ!」
勇儀「ち、近づくなあああああ!」
ゴシャア!
神奈子「ごぶうぅぅぅぅぅ!」
神奈子「ごぶうぅぅぅぅぅ!」
錯乱した勇儀のハードパンチが神奈子の腹に決まり文が飛んでいった方向に胃液を吐き出しながら吹っ飛ばされる神奈子。
勇儀「な、何だってんだ…見てはいけないものを見ちまって気がするぜ」
ちなみに競技者は一人いなくなってしまったためにパチュリーの勝ちが決定した。
パチュリー「むきゅー」