映姫「東方ファイトの時間です。
審判は私、四季映姫がつとめます。そして、あなたは黒!」
リリー「ブラックですよー」
藍 「今日の対戦は、大根のかつら剥きをどれだけ長くつなげられるか、だな」
妖夢「切れないものなどほとんどない!」
藍 「切れたらだめなんだよ」
映姫「さ、試合開始ですよ!」
審判は私、四季映姫がつとめます。そして、あなたは黒!」
リリー「ブラックですよー」
藍 「今日の対戦は、大根のかつら剥きをどれだけ長くつなげられるか、だな」
妖夢「切れないものなどほとんどない!」
藍 「切れたらだめなんだよ」
映姫「さ、試合開始ですよ!」
◆
映姫「藍は手際がいいですね」
紫 「そりゃあ藍は私の式神だもの」
映姫「わぁ、ミイラ女!」
紫 「…………(前回あんなこと仕組んでおいて)。
毎日毎日、台所に立っている彼女だもの。
これくらいのこと、まさに朝飯前ですわ」
映姫「朝早く起きて支度している式神に感謝しなさいよ?」
リリー「まだまだ春ですよー」
映姫「リリー、弾幕はやめなさい。
大根がコナゴナになってます」
妖夢「んんんん」
映姫「そして妖夢は とてつもなく薄く剥いてますね」
妖夢「幽々子様になるべくたくさん食べさせてあげたいという普段の癖が……
しかしこのままでは限界が来る。どうすればいい?
そういえば、かつて師匠が……
紫 「そりゃあ藍は私の式神だもの」
映姫「わぁ、ミイラ女!」
紫 「…………(前回あんなこと仕組んでおいて)。
毎日毎日、台所に立っている彼女だもの。
これくらいのこと、まさに朝飯前ですわ」
映姫「朝早く起きて支度している式神に感謝しなさいよ?」
リリー「まだまだ春ですよー」
映姫「リリー、弾幕はやめなさい。
大根がコナゴナになってます」
妖夢「んんんん」
映姫「そして妖夢は とてつもなく薄く剥いてますね」
妖夢「幽々子様になるべくたくさん食べさせてあげたいという普段の癖が……
しかしこのままでは限界が来る。どうすればいい?
そういえば、かつて師匠が……
~妖夢回想~
妖夢「師匠、今日はどんな修行ですか?」
妖忌「今日はこの長い褌をまいて、地面につかないようにして走るのだ」
妖夢「師匠、それは忍者の修行でしょう」
妖忌「ばかもの。剣士といえどスピードは必要だ。
将来、花が咲き乱れた時に移動速度5つ星になりたいのなら頑張るのだ」
妖夢「はい、師匠。
ってこの褌は大根の皮!? しかもなんと薄く、そして長い!」
妖忌「うむ、今朝は大根の味噌汁だったからな」
妖夢「いや、ちゃんと布のを使いましょうよ」
妖忌「ばかもの! 剣士たる者、包丁さばきとて真剣であれ。
いつの日か、かつら剥きで戦う日が来るやもしれぬ!
精進せよ」
妖夢「は、はい! そ、それでは、大根のかつら剥きのコツとはなんでしょうか?」
妖忌「うむ。だが、それは後日教える。今日は走りの修行じゃ」
妖夢「はい、師匠!」
妖忌「今日はこの長い褌をまいて、地面につかないようにして走るのだ」
妖夢「師匠、それは忍者の修行でしょう」
妖忌「ばかもの。剣士といえどスピードは必要だ。
将来、花が咲き乱れた時に移動速度5つ星になりたいのなら頑張るのだ」
妖夢「はい、師匠。
ってこの褌は大根の皮!? しかもなんと薄く、そして長い!」
妖忌「うむ、今朝は大根の味噌汁だったからな」
妖夢「いや、ちゃんと布のを使いましょうよ」
妖忌「ばかもの! 剣士たる者、包丁さばきとて真剣であれ。
いつの日か、かつら剥きで戦う日が来るやもしれぬ!
精進せよ」
妖夢「は、はい! そ、それでは、大根のかつら剥きのコツとはなんでしょうか?」
妖忌「うむ。だが、それは後日教える。今日は走りの修行じゃ」
妖夢「はい、師匠!」
~妖夢回想おわり~
妖夢「…………。
そういえば教えてもらってなかったな」ザクッ
映姫「はい、妖夢の皮は切れちゃいましたね。
この時点で結果は、藍が1.3m、妖夢0.9m、リリー(一番大きくて)2cm角。
このファイト、藍の勝ちですっ!」
幽々子「もう、妖夢は未熟者なんだからっ」
そういえば教えてもらってなかったな」ザクッ
映姫「はい、妖夢の皮は切れちゃいましたね。
この時点で結果は、藍が1.3m、妖夢0.9m、リリー(一番大きくて)2cm角。
このファイト、藍の勝ちですっ!」
幽々子「もう、妖夢は未熟者なんだからっ」
結果:藍しゃまの勝利!