諏訪子「ツインテールにして、サニーミルク!」(シャキーン)
フラン「ドリル頭にして、ルナチャイルド!」(シャキーン)
輝夜「リボンくくって、スターサファイア!」(シャキーン)
三人「三人揃って、三月精!」(ゴレンジャイのノリで)
フラン「ドリル頭にして、ルナチャイルド!」(シャキーン)
輝夜「リボンくくって、スターサファイア!」(シャキーン)
三人「三人揃って、三月精!」(ゴレンジャイのノリで)
レミリア「何してんの我が妹」
フラン「あ、お姉さま。決まってたでしょー? 三月精の登場シーン!」
咲夜「あの妖精たちはいつ戦隊を組んだのかしら?」
美鈴「それ以前に、なんでこの三人こんなに仲良しなんでしょう」
フラン「あ、お姉さま。決まってたでしょー? 三月精の登場シーン!」
咲夜「あの妖精たちはいつ戦隊を組んだのかしら?」
美鈴「それ以前に、なんでこの三人こんなに仲良しなんでしょう」
サニー「できるわ、あの三人……このままだと、三月精存続の危機!」(←本気で言ってる)
スター「そうよサニー、ここいらで本物としての威厳を見せ付けないと!」(←煽って面白がっている)
ルナ「え、い、いや、別にそんな変に争わなくても私たちが倒されちゃうわけでもないのに」(←ノリきれずにおろおろしている)
スター「そうよサニー、ここいらで本物としての威厳を見せ付けないと!」(←煽って面白がっている)
ルナ「え、い、いや、別にそんな変に争わなくても私たちが倒されちゃうわけでもないのに」(←ノリきれずにおろおろしている)
みすちー「じゃあ東方ファイト入るわねー」
輝夜「あら、珍しい審判が来たわね」
みすちー「食べ物と歌を両方カバーできるのは私くらいだからね。
というわけで、吸血鬼姉とメイドと門番も参加するようにとのお達しよ。
勝負はシュークリーム早食い対決、最下位のチームは人里で熱唱すること!」
レミリア「あ、安価指定に熱唱とは書いてないし、私たちは別に最下位でもリスク無いはず……」
みすちー「しゃらーっぷ、今日は私が審判私がルールだ私の歌を聞いて手作りシュークリームを食すが良い!
あとついでにあの亡霊とかが妨害に来たら全力で防衛すること!
制限時間は一時間、それでは試合開始ー!」
幽々子「大食いと聞いて」
ルーミア「聞いたのかー」
みすちー「早いわ!? ちょ、だ、誰か私を守ってプリーズ!」
レミリア「しょうがない、まずは私が行ってくるわ……ほれ、そっちのチームも誰か人手出しなさい」
輝夜「じゃあまずは私が行くわね。他の二人は食べてなさいよー」
咲夜「お嬢様は小食だから、その分先に私たちが食べておかないと……気張るわよ、美鈴」
美鈴「合点です! こういう勝負なら私は張り切りますよー!」
諏訪子「甘いのは大好きだけど、一時間食べっぱなしは飽きちゃうかなぁ。頃合見計らって輝夜と交替しよう」
フラン「甘いの大好きバトルも大好きー♪ あかるい笑顔があればよいー♪」
みすちー「あ、先に歌われた、負けないわよー! さあ始まるぜParty night♪ お味はどぉーだいー♪」
ルナ「……一応お聞きしたいんですけど、私たちは防衛に参加しなくてもいいんですか?」
妖精以外「邪魔」
ルナ「ですよねー」
輝夜「あら、珍しい審判が来たわね」
みすちー「食べ物と歌を両方カバーできるのは私くらいだからね。
というわけで、吸血鬼姉とメイドと門番も参加するようにとのお達しよ。
勝負はシュークリーム早食い対決、最下位のチームは人里で熱唱すること!」
レミリア「あ、安価指定に熱唱とは書いてないし、私たちは別に最下位でもリスク無いはず……」
みすちー「しゃらーっぷ、今日は私が審判私がルールだ私の歌を聞いて手作りシュークリームを食すが良い!
あとついでにあの亡霊とかが妨害に来たら全力で防衛すること!
制限時間は一時間、それでは試合開始ー!」
幽々子「大食いと聞いて」
ルーミア「聞いたのかー」
みすちー「早いわ!? ちょ、だ、誰か私を守ってプリーズ!」
レミリア「しょうがない、まずは私が行ってくるわ……ほれ、そっちのチームも誰か人手出しなさい」
輝夜「じゃあまずは私が行くわね。他の二人は食べてなさいよー」
咲夜「お嬢様は小食だから、その分先に私たちが食べておかないと……気張るわよ、美鈴」
美鈴「合点です! こういう勝負なら私は張り切りますよー!」
諏訪子「甘いのは大好きだけど、一時間食べっぱなしは飽きちゃうかなぁ。頃合見計らって輝夜と交替しよう」
フラン「甘いの大好きバトルも大好きー♪ あかるい笑顔があればよいー♪」
みすちー「あ、先に歌われた、負けないわよー! さあ始まるぜParty night♪ お味はどぉーだいー♪」
ルナ「……一応お聞きしたいんですけど、私たちは防衛に参加しなくてもいいんですか?」
妖精以外「邪魔」
ルナ「ですよねー」
というわけで勝負開始。
ミスティアは歌いながら次々とシュークリームを量産し、
紅魔館トリオと偽三月精トリオは二人が、三月精は三人揃って食べにかかる。
その間、残りの二人がルーミアと幽々子を防衛する役に回る。
防衛するだけでなく、二人を倒せれば話は早いのだが、そこは食べ物がかかった大食いの両巨頭、そうやすやすと倒れはしない。
六人がかりでなら倒せるかも知れない……が、チームの全員を導入すると、その分食べるペースが落ちてしまう。
そうすると必然的に最下位が近づく。試合はこう着状態に陥った。
ミスティアは歌いながら次々とシュークリームを量産し、
紅魔館トリオと偽三月精トリオは二人が、三月精は三人揃って食べにかかる。
その間、残りの二人がルーミアと幽々子を防衛する役に回る。
防衛するだけでなく、二人を倒せれば話は早いのだが、そこは食べ物がかかった大食いの両巨頭、そうやすやすと倒れはしない。
六人がかりでなら倒せるかも知れない……が、チームの全員を導入すると、その分食べるペースが落ちてしまう。
そうすると必然的に最下位が近づく。試合はこう着状態に陥った。
ルナ「ミスティアさんお菓子作りも上手ですね。レシピあったら教えてもらえます?」
みすちー「後でその約束覚えてたらね~♪」
みすちー「後でその約束覚えてたらね~♪」
さて、後半戦に入ると、状況が変わってきた。
幽々子&ルーミアが、防衛側を押し始めたのだ。
幽々子&ルーミアが、防衛側を押し始めたのだ。
レミリア「まずい、満腹で動きが鈍ってきたわ……せめてシュークリームが紅魔館仕様だったらまだ動けたものを」
諏訪子「あーうー、こっちも胸焼けでちょっときついかも……こういう時はガチ甘党の早苗が羨ましいわ」
幽々子「おなかいっぱいで動けないですって? 妬ましい妬ましいうらめしやうらめしや」
ルーミア「胸焼けするくらいシュークリームをミスティアと一緒に食べてみたいのだー」
みすちー「ルーミアそれ私と食事を一緒にするって意味だよね!? ねえそうだと言って!?」
諏訪子「あーうー、こっちも胸焼けでちょっときついかも……こういう時はガチ甘党の早苗が羨ましいわ」
幽々子「おなかいっぱいで動けないですって? 妬ましい妬ましいうらめしやうらめしや」
ルーミア「胸焼けするくらいシュークリームをミスティアと一緒に食べてみたいのだー」
みすちー「ルーミアそれ私と食事を一緒にするって意味だよね!? ねえそうだと言って!?」
みすちーの悲痛な叫びも誰にも届かない。じりじりと戦局は不利に傾いてきた。
フラン「私も助太刀してくるわ。輝夜は引き続き食べててよ」
輝夜「そうさせてもらうわ……永遠と須臾を操っていくらでも食べられるとは言え、そろそろ味に飽きてきたわね」
美鈴「咲夜さん、私たちも加勢を……」
輝夜「そうさせてもらうわ……永遠と須臾を操っていくらでも食べられるとは言え、そろそろ味に飽きてきたわね」
美鈴「咲夜さん、私たちも加勢を……」
そうね、と咲夜は頷きかけて、そこで気付く。
レミリアが肩越しに送ってくる視線。何かを期待している――しかしそれは助太刀ではない。
瀟洒な従者はすぐさま動いた。どこからともなく楽譜を取り出し、ミスティアに差し出す。
レミリアが肩越しに送ってくる視線。何かを期待している――しかしそれは助太刀ではない。
瀟洒な従者はすぐさま動いた。どこからともなく楽譜を取り出し、ミスティアに差し出す。
みすちー「え、これは?」
咲夜「リクエストよ」
みすちー「了解!」
咲夜「リクエストよ」
みすちー「了解!」
お客さんのリクエストと聞いては黙っちゃいられない。ミスティアは快く、その歌を歌うことを引き受けた。
みすちー「♪Estuans interius ira vehementi
Estuans interius ira vehementi」
めーさく「Remilia!」
レミリア「我がカリスマここにあり! うおおおおおおおお!!」
幽々子「バカな……私たちのハングリーに勝る力を、満腹の小食吸血鬼が!?」
レミリア「満ちてなお望む、その度量の大きさこそが当主の証よ!
亡霊の血で勝利の美酒を味わわせるが良い!」
フラン「あ、お姉さまばっかりずるいー! 私も亡霊の血欲しいー!」
諏訪子「あ、じゃあ肉体はあげるから魂のほうは私が贄としていただこうかな」
幽々子「何これ! 何これ怖い! 食べられるほうに回るの初めて!」
ルーミア「そ、そうはさせるもんかー! 逆にEXボスを食べて私がEXに目覚めるのだー!」
Estuans interius ira vehementi」
めーさく「Remilia!」
レミリア「我がカリスマここにあり! うおおおおおおおお!!」
幽々子「バカな……私たちのハングリーに勝る力を、満腹の小食吸血鬼が!?」
レミリア「満ちてなお望む、その度量の大きさこそが当主の証よ!
亡霊の血で勝利の美酒を味わわせるが良い!」
フラン「あ、お姉さまばっかりずるいー! 私も亡霊の血欲しいー!」
諏訪子「あ、じゃあ肉体はあげるから魂のほうは私が贄としていただこうかな」
幽々子「何これ! 何これ怖い! 食べられるほうに回るの初めて!」
ルーミア「そ、そうはさせるもんかー! 逆にEXボスを食べて私がEXに目覚めるのだー!」
幽々子&ルーミアも奮起しようとするが、何やら危険な方向に結託したこの三人はそう簡単に崩せない。
そして――ついに防衛線は突破されないまま、一時間が経った。
そして――ついに防衛線は突破されないまま、一時間が経った。
みすちー「終了ー! ちょうどシュークリームもなくなったし、ここまでー!」
幽々子「くっ。今日はここまでにしておいてあげる……この屈辱は、いつか晴らしてみせるわ!」
ルーミア「覚えてろー!」
みすちー「ふうやれやれ今日は助かったか……あ、結果はどうだった?」
輝夜「審判がそれ聞いてどうするのよ」
サニー「私たちの勝ちよー」
ルナ「三人がかりだったものねー」
美鈴「私も頑張りましたけど、流石に勝てませんでした」
咲夜「時を止めて休憩しながら食べてたけど、ちょっと追いつかなかったわね」
諏訪子「最下位は私たち? まあ、途中から二人出払ってたからしょうがないか」
スター「(まあ、こっそりサニーの能力で誤魔化してシュークリームを隠したんだけどね。
審判も選手もシュークリームと大食いコンビに注目してたから簡単だったわ)」
咲夜「(ということに私だけは気付いてたんだけど、今回は選手じゃないから別にいいか)」
みすちー「てなわけで、敗者には罰ゲーム! これから人里に繰り出して歌いまくるわよー!」
偽三月精「おー!!」
フラン「人里で力いっぱいお歌を歌うのね、今から楽しみ!」
輝夜「たまには妖精気分で童心に帰るのもいいものね、寺子屋も冷やかしていきましょう」
諏訪子「ついでに私の美声で新たな信者を獲得するわよ!」
サニー「あ、だったら私たちも連れて行ってよ。気配消したり音を操作したりできるわよ」
ルナ「歌いながら悪戯三昧ね。たまにはこういうのもいいわね」
スター「ピクニック気分でゲリラライブね、いいわね、やりましょやりましょ」
レミリア「……なるほど、ここで引き下がったら当主の名折れね。咲夜、美鈴、行くわよ!」
美鈴「あー、ここで張り合っちゃいますか。さすがお嬢様」
咲夜「まだテンション高いままみたいね……仕方ない、最後までついていきましょう」
幽々子「くっ。今日はここまでにしておいてあげる……この屈辱は、いつか晴らしてみせるわ!」
ルーミア「覚えてろー!」
みすちー「ふうやれやれ今日は助かったか……あ、結果はどうだった?」
輝夜「審判がそれ聞いてどうするのよ」
サニー「私たちの勝ちよー」
ルナ「三人がかりだったものねー」
美鈴「私も頑張りましたけど、流石に勝てませんでした」
咲夜「時を止めて休憩しながら食べてたけど、ちょっと追いつかなかったわね」
諏訪子「最下位は私たち? まあ、途中から二人出払ってたからしょうがないか」
スター「(まあ、こっそりサニーの能力で誤魔化してシュークリームを隠したんだけどね。
審判も選手もシュークリームと大食いコンビに注目してたから簡単だったわ)」
咲夜「(ということに私だけは気付いてたんだけど、今回は選手じゃないから別にいいか)」
みすちー「てなわけで、敗者には罰ゲーム! これから人里に繰り出して歌いまくるわよー!」
偽三月精「おー!!」
フラン「人里で力いっぱいお歌を歌うのね、今から楽しみ!」
輝夜「たまには妖精気分で童心に帰るのもいいものね、寺子屋も冷やかしていきましょう」
諏訪子「ついでに私の美声で新たな信者を獲得するわよ!」
サニー「あ、だったら私たちも連れて行ってよ。気配消したり音を操作したりできるわよ」
ルナ「歌いながら悪戯三昧ね。たまにはこういうのもいいわね」
スター「ピクニック気分でゲリラライブね、いいわね、やりましょやりましょ」
レミリア「……なるほど、ここで引き下がったら当主の名折れね。咲夜、美鈴、行くわよ!」
美鈴「あー、ここで張り合っちゃいますか。さすがお嬢様」
咲夜「まだテンション高いままみたいね……仕方ない、最後までついていきましょう」
と、いうわけで全員して人里に敢行して思い思いに歌いましたとさ。めでたしめでたし。
なお、人里が軽いパニックになって妹紅率いる自警団とひと悶着あったのは言うまでもない。
なお、人里が軽いパニックになって妹紅率いる自警団とひと悶着あったのは言うまでもない。