慧音「博麗の巫女、緊急事態だ」
霊夢「どうしたの?私の方は特に何も感じないけど」
パチュ「どっかの天人とフラワーマスターの属性が入れ替わったり」
慧音「映姫様が仕事を放り出したりしている。誰かの仕業ではないのか?」
霊夢「うーん…たまにはそんな気分になるんじゃない?」
パチュ「はぁ…折角図書館から出てきたのに無駄骨なんて、いやになるわ」
天子「誰がどっかの天人ですって?」
パチュ「むきゅ!」
慧音「あの幽香が、馬になって天子を背中に乗せている…」
霊夢「あら、ずいぶん悪趣味な乗り物ね」
天子「この子がどうしてもって言うものでね」
幽香「ええ、今まで私は間違っていたわ…こんな高貴な方に今までなんて酷い事を…」
天子「悪い子にはお仕置きが必要よね♪(ぴしっ)」
幽香「きゃん♪」
慧音「これは…」
パチュ「あなたたち、今回のファイトの趣旨は解ってるわよね?」
天子「もちろん。さっきもこの子の向日葵畑をガレキにしてきたところよ」
幽香「向日葵畑が炎に包まれる瞬間、いろいろ頭を過ったけど…全てを肯定したら楽になったの」
天子「やる事も無いから、皆にこの子を見てもらおうと思ったわけよ」
パチュ「限界までやれば裏返る、っていうのを期待したのかも知れないけど…」
慧音「腐ってる…遅すぎたんだ…」
霊夢「いいんじゃない?二人とも楽しそうだし」
霊夢「どうしたの?私の方は特に何も感じないけど」
パチュ「どっかの天人とフラワーマスターの属性が入れ替わったり」
慧音「映姫様が仕事を放り出したりしている。誰かの仕業ではないのか?」
霊夢「うーん…たまにはそんな気分になるんじゃない?」
パチュ「はぁ…折角図書館から出てきたのに無駄骨なんて、いやになるわ」
天子「誰がどっかの天人ですって?」
パチュ「むきゅ!」
慧音「あの幽香が、馬になって天子を背中に乗せている…」
霊夢「あら、ずいぶん悪趣味な乗り物ね」
天子「この子がどうしてもって言うものでね」
幽香「ええ、今まで私は間違っていたわ…こんな高貴な方に今までなんて酷い事を…」
天子「悪い子にはお仕置きが必要よね♪(ぴしっ)」
幽香「きゃん♪」
慧音「これは…」
パチュ「あなたたち、今回のファイトの趣旨は解ってるわよね?」
天子「もちろん。さっきもこの子の向日葵畑をガレキにしてきたところよ」
幽香「向日葵畑が炎に包まれる瞬間、いろいろ頭を過ったけど…全てを肯定したら楽になったの」
天子「やる事も無いから、皆にこの子を見てもらおうと思ったわけよ」
パチュ「限界までやれば裏返る、っていうのを期待したのかも知れないけど…」
慧音「腐ってる…遅すぎたんだ…」
霊夢「いいんじゃない?二人とも楽しそうだし」
文「あややや、やっぱりあっちの二人を見に行った方が楽しかったかもしれません。
こちらは地獄に来ました、清く正しく今日も元気に働く射命丸文特派員です」
小町「ねえ四季様、どうしてあたいが連れて来た連中を裁いてくれないんですか」
映姫「…小町、ちょっと小銭を貸してください」
小町「え?ああ、どうぞ」
映姫「じゃあこの小銭を放って、表が出たら天国、裏が出たら地獄で(ピーン)」
小町「(はしっ)ちょっと待って下さい!そんな裁き方おかしいですよ!」
映姫「どうしたんですか、急に真面目ぶって。いつも通り休んでていいですよ」
小町「一体どうしちゃったんですか、四季様、いつもあんなに真面目に頑張ってたのに…」
映姫「もうね、真面目に裁くより、適当にジャッジメントして斬ってた方が楽しいんです。
だから小町も、いつも通りその辺で好きにしてて下さい」
小町「…四季様、あたいは本当に好きにしてていいんですね?」
映姫「くどいのと説教臭いのは嫌われますよ。どうぞご自由に」
小町「…じゃあ、悪いけど四季様には退いてもらうよ!」
映姫「いたっ…椅子ならその辺にいくらでもあるでしょう」
小町「この椅子じゃなきゃダメなんだ…所詮あたいは三途の渡し守、
裁くなんてガラじゃないけど、どうしてもやるなら…せめて形ぐらいは」
映姫「…形だけ裁いたって、霊が納得しないでしょう」
小町「くっ…わかってる、あたいだってわかってるよ!
でもダメなんだ、あたいが働かなくても誰も困らないけど、四季様が働かないと
幻想郷も地獄もおかしくなっちまう…だから、なんとかしなきゃ!」
映姫「なるほど…覚悟は結構ですが、この悔悟棒が使えますか?」
小町「これが悔悟の棒…これにそこの霊の名前を書いて…ッ!?
お、重い…こんなに重い物を、四季様は使ってたんですか!?」
映姫「身の丈に合わない分、重く感じるんでしょう…それとも、人を裁く重さが耐えられませんか?」
小町「ふんっ、あたいは肉体派ですよ。四季様に使える道具なんだ、あたいの体力と腕力で…せいっ!」
映姫「おやおや、それで一日持つのかどうか」
文「なんだか近付くのも憚られるオーラがお二人からにじみ出ています…」
こちらは地獄に来ました、清く正しく今日も元気に働く射命丸文特派員です」
小町「ねえ四季様、どうしてあたいが連れて来た連中を裁いてくれないんですか」
映姫「…小町、ちょっと小銭を貸してください」
小町「え?ああ、どうぞ」
映姫「じゃあこの小銭を放って、表が出たら天国、裏が出たら地獄で(ピーン)」
小町「(はしっ)ちょっと待って下さい!そんな裁き方おかしいですよ!」
映姫「どうしたんですか、急に真面目ぶって。いつも通り休んでていいですよ」
小町「一体どうしちゃったんですか、四季様、いつもあんなに真面目に頑張ってたのに…」
映姫「もうね、真面目に裁くより、適当にジャッジメントして斬ってた方が楽しいんです。
だから小町も、いつも通りその辺で好きにしてて下さい」
小町「…四季様、あたいは本当に好きにしてていいんですね?」
映姫「くどいのと説教臭いのは嫌われますよ。どうぞご自由に」
小町「…じゃあ、悪いけど四季様には退いてもらうよ!」
映姫「いたっ…椅子ならその辺にいくらでもあるでしょう」
小町「この椅子じゃなきゃダメなんだ…所詮あたいは三途の渡し守、
裁くなんてガラじゃないけど、どうしてもやるなら…せめて形ぐらいは」
映姫「…形だけ裁いたって、霊が納得しないでしょう」
小町「くっ…わかってる、あたいだってわかってるよ!
でもダメなんだ、あたいが働かなくても誰も困らないけど、四季様が働かないと
幻想郷も地獄もおかしくなっちまう…だから、なんとかしなきゃ!」
映姫「なるほど…覚悟は結構ですが、この悔悟棒が使えますか?」
小町「これが悔悟の棒…これにそこの霊の名前を書いて…ッ!?
お、重い…こんなに重い物を、四季様は使ってたんですか!?」
映姫「身の丈に合わない分、重く感じるんでしょう…それとも、人を裁く重さが耐えられませんか?」
小町「ふんっ、あたいは肉体派ですよ。四季様に使える道具なんだ、あたいの体力と腕力で…せいっ!」
映姫「おやおや、それで一日持つのかどうか」
文「なんだか近付くのも憚られるオーラがお二人からにじみ出ています…」
小町「はぁ…はぁ…次、名前は!」
映姫「粘りますねぇ。今止めれば、さっきまでの不敬も越権行為も見逃しますよ」
小町「ご冗談を…あたいの体力はまだまだ有り余ってますよ。
それに、見逃すだなんて、やっぱりあたいのしてる事に白黒つけたいみたいじゃないですか」
映姫「……」
小町「いいんですよ、四季様。誰だって休みは必要です。
今日はあたいが何とかしますから、明日からまた四季様が――(ガタッ)」
映姫「…小町!」
文「こ、小町さんが倒れました!むしろ今まで持っていたのが不思議なくらいですが」
小町「はは…ダメだなぁ、あたいは…こんな時に、いつものサボり癖が出るなんて…」
映姫「…ええ、まったく…ダメな部下です。そして、部下が倒れるほど働かせた私は、もっとダメな上司です」
小町「四季様…」
映姫「小町、これは上司としての命令です。そこでゆっくり休んで、私の裁きをよく見ておきなさい」
小町「…はい!」
映姫「さあ、さっき小町に裁かれた霊も戻って来なさい。溜まった分、駆け足で行きますよ!」
小町「四季様…やっぱり四季様は…すぅ…」
文「あややや、疲れて眠ってしまったようです。こちらは元に戻りましたが、地上のお二人はどうですか?」
映姫「粘りますねぇ。今止めれば、さっきまでの不敬も越権行為も見逃しますよ」
小町「ご冗談を…あたいの体力はまだまだ有り余ってますよ。
それに、見逃すだなんて、やっぱりあたいのしてる事に白黒つけたいみたいじゃないですか」
映姫「……」
小町「いいんですよ、四季様。誰だって休みは必要です。
今日はあたいが何とかしますから、明日からまた四季様が――(ガタッ)」
映姫「…小町!」
文「こ、小町さんが倒れました!むしろ今まで持っていたのが不思議なくらいですが」
小町「はは…ダメだなぁ、あたいは…こんな時に、いつものサボり癖が出るなんて…」
映姫「…ええ、まったく…ダメな部下です。そして、部下が倒れるほど働かせた私は、もっとダメな上司です」
小町「四季様…」
映姫「小町、これは上司としての命令です。そこでゆっくり休んで、私の裁きをよく見ておきなさい」
小町「…はい!」
映姫「さあ、さっき小町に裁かれた霊も戻って来なさい。溜まった分、駆け足で行きますよ!」
小町「四季様…やっぱり四季様は…すぅ…」
文「あややや、疲れて眠ってしまったようです。こちらは元に戻りましたが、地上のお二人はどうですか?」
天子「ふふふ…怖がらないでいいんだよ、そこの蛍…ほら、この剣でこの子を叩いてあげなさい」
幽香「リグル…はい、お願いします」
リグル「う…そ、そんなこと…できませんーっ!」
天子「さっきから皆泣いて逃げ出すわね。あなたはそんな格好でも、ここまで畏れられてるみたいよ?」
幽香「私は…天子様にしか理解して頂けないんです…」
天子「わかってきたじゃない、その通りよ(ぴしっ)」
幽香「きゃんっ♪」
パチュ「ぞ、ぞこまで…ごほごほっ」
慧音「無理をするな、さっきから何度叫んだ…もう、次の満月で造り直すしかない…」
天子「はーっはっはっは、愉快愉快!」
幽香「ああっ、素敵ですわ天子様」
霊夢「まあ、何か悪さするわけでもないし、いいんじゃない?」
幽香「リグル…はい、お願いします」
リグル「う…そ、そんなこと…できませんーっ!」
天子「さっきから皆泣いて逃げ出すわね。あなたはそんな格好でも、ここまで畏れられてるみたいよ?」
幽香「私は…天子様にしか理解して頂けないんです…」
天子「わかってきたじゃない、その通りよ(ぴしっ)」
幽香「きゃんっ♪」
パチュ「ぞ、ぞこまで…ごほごほっ」
慧音「無理をするな、さっきから何度叫んだ…もう、次の満月で造り直すしかない…」
天子「はーっはっはっは、愉快愉快!」
幽香「ああっ、素敵ですわ天子様」
霊夢「まあ、何か悪さするわけでもないし、いいんじゃない?」
紫「ちょっと境界を弄っただけなんだけど…相乗効果って凄いのねぇ」
藍「はぁ…(うう、後の事を考えると胃が痛くなってきた…)」
藍「はぁ…(うう、後の事を考えると胃が痛くなってきた…)」