～香霖堂～
（から～ん）
霖之助「いらっしゃい……むっ」
幽香「何で店主が客から目を逸らすの」
霖之助「いやその、先日見たばかりのアレがね……」
幽香「……あぁ……（ぽっ）……ま、まあ、ファイトだからあれぐらいはね」
霖之助「（しかも事前にスターから別情報が入っていたし……）」
幽香「……なんだけど、聞いてる？」
霖之助「えっ！？い、いやサイズなんて全然知らないよ！？」
幽香「何のサイズよ何の！これ、紅魔館で使ってる肥料らしいけど、在庫ある？」
霖之助「ん……ああ、倉庫にあるよ。ちょっと取って来よう」
幽香「……って、客に店番任せるってどういう事よ」
（から～ん）
霖之助「いらっしゃい……むっ」
幽香「何で店主が客から目を逸らすの」
霖之助「いやその、先日見たばかりのアレがね……」
幽香「……あぁ……（ぽっ）……ま、まあ、ファイトだからあれぐらいはね」
霖之助「（しかも事前にスターから別情報が入っていたし……）」
幽香「……なんだけど、聞いてる？」
霖之助「えっ！？い、いやサイズなんて全然知らないよ！？」
幽香「何のサイズよ何の！これ、紅魔館で使ってる肥料らしいけど、在庫ある？」
霖之助「ん……ああ、倉庫にあるよ。ちょっと取って来よう」
幽香「……って、客に店番任せるってどういう事よ」
～香霖堂・倉庫～
霖之助「ふー、まったくああいう状況は、僕のキャラじゃないよ」
小傘「（きゅー）」
霖之助「……傘？じゃないな、人……でもない。付喪神かな？」
霖之助「ふー、まったくああいう状況は、僕のキャラじゃないよ」
小傘「（きゅー）」
霖之助「……傘？じゃないな、人……でもない。付喪神かな？」
～香霖堂～
幽香「何だか色々置いてあるわねぇ……何に使うのか見当もつかないけど」
椛「お邪魔します」
幽香「あら、山の天狗じゃない」
椛「あれ、魔理沙さんじゃなかったんですね。店主さんは留守ですか？」
幽香「ちょっと倉庫まで物を取りにね」
椛「なるほど……あ、その辺りは触らない方が良いですよ。爆弾とかありますし」
幽香「何でそんな物を店頭に並べてるのよ……」
椛「まったくですね。この前落として大変な目に遭いました」
霖之助「それはこっちの台詞だよ……よいしょ」
小傘「うーん……」
幽香「あら、傘の付喪神じゃない。何、誘拐？監禁？」
椛「真面目に見えてその裏では……ですね。鴉天狗達が喜びそうです」
霖之助「からかわないでくれ。倉庫の近くで倒れてたんだよ。
きっと物盗り対策の罠に引っかかったんだろう」
椛「あぁ……驚かすために藪に潜もうとしたら、とか」
幽香「白黒には効かないけど、普通の相手には効くってわけか」
霖之助「魔理沙は元々、店頭から勝手に持って行くだけだからね……。それよりそちらは例のアレかな？」
椛「はい、そろそろ出来たかと思って」
幽香「例のアレ？」
椛「千里眼を封じる眼鏡です。非番の時まで千里眼だと疲れますからねー」
幽香「ふーん……そういや前にファイトでも眼鏡してたわよね」
椛「あれは鴉天狗の悪質な嫌がらせで……！」
霖之助「出来てるよ。眼鏡仲間が増えるのは、個人的には歓迎だ」
椛「仲間というか、二人しか居ない気もしますけども」
幽香「三人目に心当たりはあるけど、最近見ないわね」
魔理沙「（ばんっ）香霖、かくまってくれ！」
椛「さっき噂をしたから早速という事でしょうか」
幽香「悪事が千里を走ってやって来たんじゃないの？」
霖之助「よくある事だよ。適当に裏に隠れててくれ」
魔理沙「すまない、礼はいつか必ずするぜ！」
椛「ふぅ～ん（にやにや）」
幽香「へぇ～（にやにや）」
霖之助「……そういう意味じゃないからね」
神綺「（ばーん）魔理沙ちゃん、お義母さんの言う事を聞いて！」
椛「……お義母さん？」
幽香「誰が誰の……？」
霖之助「……まあこの場合一択だろう」
神綺「あら、魔理沙ちゃんが分裂したの？」
霖之助「どうしたらそういう結論に至るんだ……」
椛「何かあったんですか？」
神綺「そうそう、魔理沙ちゃんに一言苦言を呈そうかと思ってたのよ。
日頃からマスタースパークとか何とか言ってるけど、ついにテストスレイブまで作って……。
マスターとかスレイブとか、そんな不純なお付き合いはお義母さん認めませんよ！」
幽香「あら、あれってそういう意味だったの」
椛「その割には幻想郷サディスティッククイーン決定戦には出てきませんね」
霖之助「お相手がそういうのを好まないんじゃないかな？」
魔理沙「……（くそっ、私が出て行けないのをいい事に好き勝手言ってくれる）」
神綺「でも魔理沙ちゃんがどうしてもモヤモヤを持て余すんなら、お義母さんが一肌脱いであげる！」
霖之助「……人の店で何を騒いでるんだ」
幽香「どうするの、これ」
椛「そろそろどうにかする人が来ますよ」
アリス「（ばーん！つかつか、ごっすん）」
神綺「きゅ～（ぱたん）」
アリス「（がしっ、ずるずる）」
神綺「（ずるずる）」
椛「……荒んでますね」
幽香「場慣れよね。ファイトにもよく出てるし」
魔理沙「助かったのは助かったんだが……今一つしっくりしないな」
幽香「そういう時は弾幕ごっこよ。久々に遊んであげるわ」
魔理沙「なるほどな。私のスレイブの仕込みを見せてやるぜ！」
霖之助「いいからやるなら外でやってくれ！」
幽香「何だか色々置いてあるわねぇ……何に使うのか見当もつかないけど」
椛「お邪魔します」
幽香「あら、山の天狗じゃない」
椛「あれ、魔理沙さんじゃなかったんですね。店主さんは留守ですか？」
幽香「ちょっと倉庫まで物を取りにね」
椛「なるほど……あ、その辺りは触らない方が良いですよ。爆弾とかありますし」
幽香「何でそんな物を店頭に並べてるのよ……」
椛「まったくですね。この前落として大変な目に遭いました」
霖之助「それはこっちの台詞だよ……よいしょ」
小傘「うーん……」
幽香「あら、傘の付喪神じゃない。何、誘拐？監禁？」
椛「真面目に見えてその裏では……ですね。鴉天狗達が喜びそうです」
霖之助「からかわないでくれ。倉庫の近くで倒れてたんだよ。
きっと物盗り対策の罠に引っかかったんだろう」
椛「あぁ……驚かすために藪に潜もうとしたら、とか」
幽香「白黒には効かないけど、普通の相手には効くってわけか」
霖之助「魔理沙は元々、店頭から勝手に持って行くだけだからね……。それよりそちらは例のアレかな？」
椛「はい、そろそろ出来たかと思って」
幽香「例のアレ？」
椛「千里眼を封じる眼鏡です。非番の時まで千里眼だと疲れますからねー」
幽香「ふーん……そういや前にファイトでも眼鏡してたわよね」
椛「あれは鴉天狗の悪質な嫌がらせで……！」
霖之助「出来てるよ。眼鏡仲間が増えるのは、個人的には歓迎だ」
椛「仲間というか、二人しか居ない気もしますけども」
幽香「三人目に心当たりはあるけど、最近見ないわね」
魔理沙「（ばんっ）香霖、かくまってくれ！」
椛「さっき噂をしたから早速という事でしょうか」
幽香「悪事が千里を走ってやって来たんじゃないの？」
霖之助「よくある事だよ。適当に裏に隠れててくれ」
魔理沙「すまない、礼はいつか必ずするぜ！」
椛「ふぅ～ん（にやにや）」
幽香「へぇ～（にやにや）」
霖之助「……そういう意味じゃないからね」
神綺「（ばーん）魔理沙ちゃん、お義母さんの言う事を聞いて！」
椛「……お義母さん？」
幽香「誰が誰の……？」
霖之助「……まあこの場合一択だろう」
神綺「あら、魔理沙ちゃんが分裂したの？」
霖之助「どうしたらそういう結論に至るんだ……」
椛「何かあったんですか？」
神綺「そうそう、魔理沙ちゃんに一言苦言を呈そうかと思ってたのよ。
日頃からマスタースパークとか何とか言ってるけど、ついにテストスレイブまで作って……。
マスターとかスレイブとか、そんな不純なお付き合いはお義母さん認めませんよ！」
幽香「あら、あれってそういう意味だったの」
椛「その割には幻想郷サディスティッククイーン決定戦には出てきませんね」
霖之助「お相手がそういうのを好まないんじゃないかな？」
魔理沙「……（くそっ、私が出て行けないのをいい事に好き勝手言ってくれる）」
神綺「でも魔理沙ちゃんがどうしてもモヤモヤを持て余すんなら、お義母さんが一肌脱いであげる！」
霖之助「……人の店で何を騒いでるんだ」
幽香「どうするの、これ」
椛「そろそろどうにかする人が来ますよ」
アリス「（ばーん！つかつか、ごっすん）」
神綺「きゅ～（ぱたん）」
アリス「（がしっ、ずるずる）」
神綺「（ずるずる）」
椛「……荒んでますね」
幽香「場慣れよね。ファイトにもよく出てるし」
魔理沙「助かったのは助かったんだが……今一つしっくりしないな」
幽香「そういう時は弾幕ごっこよ。久々に遊んであげるわ」
魔理沙「なるほどな。私のスレイブの仕込みを見せてやるぜ！」
霖之助「いいからやるなら外でやってくれ！」
