「むきゅぅぅぅぅ!!(発狂)」
「今回ばかりはスナイパーにミッシング大江戸人形を送り付けたい気分ね……」
「パチュリー様! お気を確かに!! アリスさんも落ち着いて!!」
「今回ばかりはスナイパーにミッシング大江戸人形を送り付けたい気分ね……」
「パチュリー様! お気を確かに!! アリスさんも落ち着いて!!」
何やらもの凄い勢いで渦巻く殺意の中、一人で取り残された小悪魔が右往左往する。
「ほら、別に描いたからってそれが実現するわけじゃないことはパチュリー様自身がよく知ってるじゃないですか。
これはあくまでファイトの課題なんですからフィクションと割り切っ……ぴきゅぅ……」
これはあくまでファイトの課題なんですからフィクションと割り切っ……ぴきゅぅ……」
パチュリーが無言で小悪魔の喉を締め上げる。
「そっか……フィクションと割り切るならどんな展開もアリよね。
こんなときこそクールにならなきゃね……」
こんなときこそクールにならなきゃね……」
何かひらめいたらしいアリスが特設執筆デスクに向かう。
「むきゅ。要するにレイマリメインならいいわけよね。
消極的にカップリングを描写する方法は……」
消極的にカップリングを描写する方法は……」
人形を大量に広げて執筆準備をするアリスと、一心不乱に何かを調べるために本を読むパチュリー。
二人とも完全に目がイッちゃってる。
二人とも完全に目がイッちゃってる。
そんなこんなで……。
- アリスの作品 -
タイトル:Shrine Days
スーパー恋泥棒の魔理沙が少女たちをとっかえひっかえする日々を送っていたある日、魔理沙は不思議な雰囲気を纏った巫女(霊夢)と出会い、次第に霊夢に魅かれていく。
霊夢にばかりかまけている魔理沙は、他の少女たちをないがしろにするようになり、捨てられたことに絶望した少女たちは霊夢と魔理沙を……。
霊夢にばかりかまけている魔理沙は、他の少女たちをないがしろにするようになり、捨てられたことに絶望した少女たちは霊夢と魔理沙を……。
作者コメント:これは霊夢が魔理沙とともに(自主規制)な物語ね。霊夢には孤独な勝利が似合うと思って描いてみたわ。
- パチュリーの作品 -
タイトル:大河の向こうまで
魔法の森の瘴気にやられ、余命幾許もなくなった魔理沙。
そんな魔理沙を救おうと薬集めに奔走する霊夢だったが、それはアリスの罠だった。
アリスは魔理沙の症状が病ではなく寿命が縮んだだけだということを知っていたが、薬ではどうにもならないことを霊夢に教えなかった。
一方、永遠亭を尋ねた霊夢はそこで真相を知り、永琳に毒薬の調合を依頼する。
魔法の森に戻った霊夢は魔理沙に「永琳印の特効薬」と偽って口移しで薬を飲ませ、自らも残った薬を……。
そんな魔理沙を救おうと薬集めに奔走する霊夢だったが、それはアリスの罠だった。
アリスは魔理沙の症状が病ではなく寿命が縮んだだけだということを知っていたが、薬ではどうにもならないことを霊夢に教えなかった。
一方、永遠亭を尋ねた霊夢はそこで真相を知り、永琳に毒薬の調合を依頼する。
魔法の森に戻った霊夢は魔理沙に「永琳印の特効薬」と偽って口移しで薬を飲ませ、自らも残った薬を……。
作者コメント:むきゅ。この作品で私が表現したいのは、恋こそが最強の毒であり、同時に不治の病であるということね。
結果:様々な議論が交わされたが、アリス作品の方が魔理沙を忠実に描いてると評価され、アリスの勝利。