パチュ「掟破りの開幕『そこまでよ!』」
文「あやややや、それは一方的な裁定です!見て下さい、清く正しい射命丸文の、心を映したような純白の羽を!」
パチュ「…そう、いつもの羽の色は心の表れだったのね」
文「そういう意味で言ったのではないのですが…」
パチュ「いいわ。その熱意に免じて競技を認めてあげる」
文「あやややや、それは一方的な裁定です!見て下さい、清く正しい射命丸文の、心を映したような純白の羽を!」
パチュ「…そう、いつもの羽の色は心の表れだったのね」
文「そういう意味で言ったのではないのですが…」
パチュ「いいわ。その熱意に免じて競技を認めてあげる」
パチュ「では仕切り直しよ。今日のファイトは、自分の胸のサイズでプリンを作って味で勝負。
私は司会兼ジャッジで、プリンの評価は二人のゲストがしてくれるわ」
お燐「それはそうと、道具が何も無いじゃない」
パチュ「ちゃんと用意したわよ、このぱっちゅんプリンの素を」
文「ぱっちゅん…まさかあの悪夢のプリンが…」
パチュ「失礼ね、弾力と柔軟性を兼ね備えたぱっちゅんプリンこそ、このファイトに最適なのよ。
とりあえずベースの味は普通のプリンだから、味付けは各自適当に何か入れて頂戴。
あとサイズや形の方は、何なら奥の更衣室で型を取ってもいいわ」
お燐「それなら手間が無くて良いね」
文「むむむ…わかりました。私も全力を尽くします」
私は司会兼ジャッジで、プリンの評価は二人のゲストがしてくれるわ」
お燐「それはそうと、道具が何も無いじゃない」
パチュ「ちゃんと用意したわよ、このぱっちゅんプリンの素を」
文「ぱっちゅん…まさかあの悪夢のプリンが…」
パチュ「失礼ね、弾力と柔軟性を兼ね備えたぱっちゅんプリンこそ、このファイトに最適なのよ。
とりあえずベースの味は普通のプリンだから、味付けは各自適当に何か入れて頂戴。
あとサイズや形の方は、何なら奥の更衣室で型を取ってもいいわ」
お燐「それなら手間が無くて良いね」
文「むむむ…わかりました。私も全力を尽くします」
しばらくして、調理場からきれいに盛り上がった二つの膨らみを持って現れる二人。
お燐の方はやや大きく張りのありそうな膨らみ、対する文はそれより小さいながら整った形をしている。
パチュ「それじゃ、特別審査員に登場願うわ」
椛「どうも、こんにちは」
お空「うにゅ?」
お燐「審査員って、お空と…」
文「椛なんですか?」
パチュ「味の方は私でも決められるけど、前提条件の方はそうはいかないもの」
文「むむむ…しかし閻魔様が出て来るよりは…!」
お燐「確かにご主人様が来るよりは…」
パチュ「じゃあ二人とも、早速始めて頂戴」
椛「はい。では遠慮なく…(もみじもみもみ)」
お空「うにゅ、じゃあ私はお燐のを…(うにゅうにゅ)」
文「これはなんというくすぐったさ…」
椛「私はいつもと同じように手を動かしているだけですよ」
パチュ「……」
お燐「お空、それはプリンだから顔を押し付けちゃ…」
お空「いつものおりんりんランドとおんなじで安心するー」
パチュ「……」
文「じゃ、じゃあもういいですよね!食べましょう!」
お燐「そうだね、あたいもそう思う!」
パチュ「居たたまれなくなったのね」
お空「うにゅ、お燐のプリン美味しい~」
お燐「って一口でほとんど食べちゃってるし…」
文「あの、椛?そんなにじっくり眺めなくても…」
椛「…失礼して、上にトッピングを乗せますね」
パチュ「……」
文「な、なんですか、その赤い実は…」
椛「妖怪の山にも生ってるグミの実じゃないですか」
文「いえ、そうじゃなくて…突付かないで下さい、なんだかくすぐったく…」
椛「私、甘い物の方が好きだから、これもかけますね」
パチュ「…コンデンスミルクなんて持って来てたのね」
椛「はい、これを…」
お燐「これは、すごく…」
文「あやややや、パチュリーさん、これは良いんですか!?」
パチュ「セーフ」
椛「だそうですよ。ほら、文さま、写真は撮らないんですか?明日の文々。新聞を読者が待ってますよ?」
文「と、時には極秘の勝負もあります…!」
椛「じゃあそろそろいただきます…(ちろっ)」
文「も、椛、食べるならスプーンを…」
椛「いつもわんこ扱いですから、犬っぽく食べても問題ないですよね(ちろちろ)」
文「あああああ!」
パチュ「…案外脆かったわね」
椛「意外と自分の事には弱いんですよ」
お燐「えーと…勝負の方は?」
椛「ああ、文さまのは形もサイズも本物と違いましたから、文さまの負けです」
パチュ「という事ね。それじゃみんな、お疲れ様」
お空「うにゅ?そっちのプリンも食べて良いの?」
椛「すいませんがこれは、また後で使いますので。この実の残りなら分けてあげますよ」
お燐の方はやや大きく張りのありそうな膨らみ、対する文はそれより小さいながら整った形をしている。
パチュ「それじゃ、特別審査員に登場願うわ」
椛「どうも、こんにちは」
お空「うにゅ?」
お燐「審査員って、お空と…」
文「椛なんですか?」
パチュ「味の方は私でも決められるけど、前提条件の方はそうはいかないもの」
文「むむむ…しかし閻魔様が出て来るよりは…!」
お燐「確かにご主人様が来るよりは…」
パチュ「じゃあ二人とも、早速始めて頂戴」
椛「はい。では遠慮なく…(もみじもみもみ)」
お空「うにゅ、じゃあ私はお燐のを…(うにゅうにゅ)」
文「これはなんというくすぐったさ…」
椛「私はいつもと同じように手を動かしているだけですよ」
パチュ「……」
お燐「お空、それはプリンだから顔を押し付けちゃ…」
お空「いつものおりんりんランドとおんなじで安心するー」
パチュ「……」
文「じゃ、じゃあもういいですよね!食べましょう!」
お燐「そうだね、あたいもそう思う!」
パチュ「居たたまれなくなったのね」
お空「うにゅ、お燐のプリン美味しい~」
お燐「って一口でほとんど食べちゃってるし…」
文「あの、椛?そんなにじっくり眺めなくても…」
椛「…失礼して、上にトッピングを乗せますね」
パチュ「……」
文「な、なんですか、その赤い実は…」
椛「妖怪の山にも生ってるグミの実じゃないですか」
文「いえ、そうじゃなくて…突付かないで下さい、なんだかくすぐったく…」
椛「私、甘い物の方が好きだから、これもかけますね」
パチュ「…コンデンスミルクなんて持って来てたのね」
椛「はい、これを…」
お燐「これは、すごく…」
文「あやややや、パチュリーさん、これは良いんですか!?」
パチュ「セーフ」
椛「だそうですよ。ほら、文さま、写真は撮らないんですか?明日の文々。新聞を読者が待ってますよ?」
文「と、時には極秘の勝負もあります…!」
椛「じゃあそろそろいただきます…(ちろっ)」
文「も、椛、食べるならスプーンを…」
椛「いつもわんこ扱いですから、犬っぽく食べても問題ないですよね(ちろちろ)」
文「あああああ!」
パチュ「…案外脆かったわね」
椛「意外と自分の事には弱いんですよ」
お燐「えーと…勝負の方は?」
椛「ああ、文さまのは形もサイズも本物と違いましたから、文さまの負けです」
パチュ「という事ね。それじゃみんな、お疲れ様」
お空「うにゅ?そっちのプリンも食べて良いの?」
椛「すいませんがこれは、また後で使いますので。この実の残りなら分けてあげますよ」