映姫「さて、今日の東方ファイトですが…」
霊夢「幻想郷の全ての異変を時を越えて解決してきた私と、誰が戦うって?」
映姫「いつにも増して自信過剰なようですが、構わず話を進めます。
今日のファイトはリアルマリオカート、よく解りませんでしたのでコース製作は山の皆さんに任せました」
霊夢「どんな障害だろうと私を止められない…そう、奴が来なければ…」
映姫「奴が誰なのかは解りませんが、対戦相手は遅いですね」
輝夜「あら、もう来てるわよ。紹介を待ってたのに」
映姫「…今日の対戦者は蓬莱山輝夜、あなたのような健康的な人ではありません」
輝夜「だから私が蓬莱山輝夜。声で解ると思ったんだけど」
ショートカットに加え、タンクトップにホットパンツ。まぶしいほど白い肌を露にした格好だ。
霊夢「止まれ、陰陽玉…まだあいつを倒すステージじゃないわ」
輝夜「あんまり暑かったんで、髪の長さを須臾にしたのよ」
映姫「服装はそれに合わせたわけですか。しかし驚くほど白い肌ですね」
輝夜「永琳は日焼けするから止めろって泣いて止めたけどね」
映姫「まあとりあえず、二人ともあちらのカートへどうぞ。コースは妖怪の山特設コースです。
特に制限は加えませんが、能力を直に使っての直接攻撃は控えて下さい、主に霊夢」
霊夢「私の能力は私でも制御できない…コース上の全てを壊すまでは…」
輝夜「へえ、館の壁を壊すだけかと思ったら、こんな物も作っちゃうのね」
映姫「基本仕様は元の作品に従うそうですが、細部についてはオリジナルルールとなります」
輝夜「それでいいわ、解りきったゲームじゃつまらないもの」
霊夢「未知のコースだろうと、私の天の眼をもってすれば全て見渡せる…」
映姫「それでは準備ができましたか?位置について、用意!」
霊夢「幻想郷の全ての異変を時を越えて解決してきた私と、誰が戦うって?」
映姫「いつにも増して自信過剰なようですが、構わず話を進めます。
今日のファイトはリアルマリオカート、よく解りませんでしたのでコース製作は山の皆さんに任せました」
霊夢「どんな障害だろうと私を止められない…そう、奴が来なければ…」
映姫「奴が誰なのかは解りませんが、対戦相手は遅いですね」
輝夜「あら、もう来てるわよ。紹介を待ってたのに」
映姫「…今日の対戦者は蓬莱山輝夜、あなたのような健康的な人ではありません」
輝夜「だから私が蓬莱山輝夜。声で解ると思ったんだけど」
ショートカットに加え、タンクトップにホットパンツ。まぶしいほど白い肌を露にした格好だ。
霊夢「止まれ、陰陽玉…まだあいつを倒すステージじゃないわ」
輝夜「あんまり暑かったんで、髪の長さを須臾にしたのよ」
映姫「服装はそれに合わせたわけですか。しかし驚くほど白い肌ですね」
輝夜「永琳は日焼けするから止めろって泣いて止めたけどね」
映姫「まあとりあえず、二人ともあちらのカートへどうぞ。コースは妖怪の山特設コースです。
特に制限は加えませんが、能力を直に使っての直接攻撃は控えて下さい、主に霊夢」
霊夢「私の能力は私でも制御できない…コース上の全てを壊すまでは…」
輝夜「へえ、館の壁を壊すだけかと思ったら、こんな物も作っちゃうのね」
映姫「基本仕様は元の作品に従うそうですが、細部についてはオリジナルルールとなります」
輝夜「それでいいわ、解りきったゲームじゃつまらないもの」
霊夢「未知のコースだろうと、私の天の眼をもってすれば全て見渡せる…」
映姫「それでは準備ができましたか?位置について、用意!」
合図の空砲と共にロケットスタートを決める輝夜。対する霊夢は通常のスタートだ。
その後もシリーズをやり込んだ輝夜がソツなく攻め、楽しげに笑いながらのステアリングは観客を魅了した。
対する霊夢は攻撃のたびに怪しげな技名を叫び、被弾しては意味不明の呪詛を漏らし、
世の中全てを憎むような三白眼は見る物全てを恐れさせた。
そして最終コーナー直前、勝負は決したと誰もが思った時、霊夢は大技を放った。
霊夢「やるわね…まさか奴の刺客だったなんてね。でもそれもここまで…行きなさい、玄爺!」
輝夜「なっ…甲羅?いや、違うわ、これは…!?」
巨大こうらが猛回転と共に拘束で輝夜に迫る。既にコーナーに突入していた輝夜は避け切れず…
霊夢「ふふふ…あはははは!所詮この程度!私に敵う奴など居るはずが無いのよ!」
輝夜「…残念ね、生憎と私は無事よ」
霊夢「なっ…まさか!?」
早苗「このレースの名称は守矢カップ、霊夢さんに勝たせるわけには行きません」
輝夜「あなたのスター、ありがたく使わせてもらったわ」
霊夢「まさか…このレース自体が奴の罠だったなんて…ふふ、奴め、それほど私が恐ろしいのね…!」
負け惜しみを大声で叫ぶ霊夢を尻目に、輝夜が悠々とゴールし、勝負を決めた。
その後もシリーズをやり込んだ輝夜がソツなく攻め、楽しげに笑いながらのステアリングは観客を魅了した。
対する霊夢は攻撃のたびに怪しげな技名を叫び、被弾しては意味不明の呪詛を漏らし、
世の中全てを憎むような三白眼は見る物全てを恐れさせた。
そして最終コーナー直前、勝負は決したと誰もが思った時、霊夢は大技を放った。
霊夢「やるわね…まさか奴の刺客だったなんてね。でもそれもここまで…行きなさい、玄爺!」
輝夜「なっ…甲羅?いや、違うわ、これは…!?」
巨大こうらが猛回転と共に拘束で輝夜に迫る。既にコーナーに突入していた輝夜は避け切れず…
霊夢「ふふふ…あはははは!所詮この程度!私に敵う奴など居るはずが無いのよ!」
輝夜「…残念ね、生憎と私は無事よ」
霊夢「なっ…まさか!?」
早苗「このレースの名称は守矢カップ、霊夢さんに勝たせるわけには行きません」
輝夜「あなたのスター、ありがたく使わせてもらったわ」
霊夢「まさか…このレース自体が奴の罠だったなんて…ふふ、奴め、それほど私が恐ろしいのね…!」
負け惜しみを大声で叫ぶ霊夢を尻目に、輝夜が悠々とゴールし、勝負を決めた。
翌日。
輝夜「…もうダメ、永琳…全身ヒリヒリ痛いの、助けてえーりん…」
永琳「だから日焼けするから止めろと言ったんです。ほら、薬を塗りますから…」
輝夜「…もうダメ、永琳…全身ヒリヒリ痛いの、助けてえーりん…」
永琳「だから日焼けするから止めろと言ったんです。ほら、薬を塗りますから…」
魔理沙「よっ、昨日はノリノリだったな!」
霊夢「何のことかしら?」
咲夜「テンションが上がると何をやらかすか解らないとは思っていたけれど」
妖夢「いつも本心ではあんな事を考えていたんですね」
霊夢「だから一体何なのよ?」
一時的な邪気眼付与による言動が、むしろ素なのだと幻想郷中に勘違いされた霊夢は、
以前にも増して人々から恐れられ、さらに日々の賽銭量は減ったのだった。
霊夢「何のことかしら?」
咲夜「テンションが上がると何をやらかすか解らないとは思っていたけれど」
妖夢「いつも本心ではあんな事を考えていたんですね」
霊夢「だから一体何なのよ?」
一時的な邪気眼付与による言動が、むしろ素なのだと幻想郷中に勘違いされた霊夢は、
以前にも増して人々から恐れられ、さらに日々の賽銭量は減ったのだった。