神奈子「今日の東方ファイトは、この賽銭箱の中身を正確に数えてもらいます」
諏訪子「毎年この時期は神事で大変なのよねぇ。しかも今年は早苗も居なくなっちゃうし」
咲夜「うちの門番と同じでしょうか…『ぎにょるを追います』とか意味不明な事を言っていましたよ」
パチュ「むきゅー。しかし同じ神社でも博麗とは大違いなのね?」
神奈子「まあ実質的に幻想郷の信仰の大部分はうちが集めているもの」
諏訪子「というより、麓の神社がアレなんだけどー」
咲夜「まあいいです、ファイトである以上、瑣末な事情は置きます」
パチュ「…何だか辛そうね?」
咲夜「あの門番が、居なくなるだけならともかく、色々と雑務を増やしていってくれましたから…!」
神奈子「大変そうな所を申し訳ないけど、お願いするわね」
諏訪子「私たちは数え終わるまで、お金の音に反応した紅白巫女を撃退しなきゃいけないからねぇ」
パチュ「ええ、わかったは。ちなみにルールは?」
神奈子「タイムを争う競技なんで、時止めは禁止。後は好きにやって頂戴」
咲夜「直球過ぎて涙も出ませんわ」
諏訪子「じゃ、行って来るよー」
諏訪子「毎年この時期は神事で大変なのよねぇ。しかも今年は早苗も居なくなっちゃうし」
咲夜「うちの門番と同じでしょうか…『ぎにょるを追います』とか意味不明な事を言っていましたよ」
パチュ「むきゅー。しかし同じ神社でも博麗とは大違いなのね?」
神奈子「まあ実質的に幻想郷の信仰の大部分はうちが集めているもの」
諏訪子「というより、麓の神社がアレなんだけどー」
咲夜「まあいいです、ファイトである以上、瑣末な事情は置きます」
パチュ「…何だか辛そうね?」
咲夜「あの門番が、居なくなるだけならともかく、色々と雑務を増やしていってくれましたから…!」
神奈子「大変そうな所を申し訳ないけど、お願いするわね」
諏訪子「私たちは数え終わるまで、お金の音に反応した紅白巫女を撃退しなきゃいけないからねぇ」
パチュ「ええ、わかったは。ちなみにルールは?」
神奈子「タイムを争う競技なんで、時止めは禁止。後は好きにやって頂戴」
咲夜「直球過ぎて涙も出ませんわ」
諏訪子「じゃ、行って来るよー」
咲夜「110…120…130…」
パチュ「数えるためとはいえ、ナイフで敷石に傷をつけるのはどうかと思うけど」
咲夜「…150…あれ?140だったような…数え直しですね…いたたた」
パチュ「あなたも大変ね…手早く終わらせるわよ。『シルフィホルン』!」
咲夜「あっ…パチュリー様、小銭を吹き飛ばしてしまっては数えられません」
パチュ「いいから休んで見てなさい。吹き上げた小銭を風で飛ばして、重さで選別する」
咲夜「しかし数える方は…?」
パチュ「『ジェリーフィッシュプリンセス』…各々の小銭を、この水の玉で受け止める」
咲夜「はあ…」
パチュ「後は体積の増分を、一枚当たりの体積で割れば終わり。数える事も無いわ」
咲夜「体積の増分は、魔法で出した水だから正確に把握できる、という事ですか」
パチュ「大体そんな所ね。じゃあ後は各々袋に詰めて、と。社務所に運び込むのはお願いするわ」
咲夜「ええ、お安い御用です…ふぅ、今日は助かりました、ファイトがすぐ終わって」
パチュ「いいのよ、あなたが倒れたら、ネズミ捕りも美味しい紅茶もしばらくお休みだし、それに…」
咲夜「それに?」
パチュ「レミィが悲しむものね」
咲夜「…はい、ありがとうございました」
パチュ「じゃあ帰ったら、私とレミィに美味しい紅茶をお願い」
咲夜「ええ、とっておきの咲夜ブレンドを用意しましょう」
パチュ「…特製はレミィの分だけでいいわ」
パチュ「数えるためとはいえ、ナイフで敷石に傷をつけるのはどうかと思うけど」
咲夜「…150…あれ?140だったような…数え直しですね…いたたた」
パチュ「あなたも大変ね…手早く終わらせるわよ。『シルフィホルン』!」
咲夜「あっ…パチュリー様、小銭を吹き飛ばしてしまっては数えられません」
パチュ「いいから休んで見てなさい。吹き上げた小銭を風で飛ばして、重さで選別する」
咲夜「しかし数える方は…?」
パチュ「『ジェリーフィッシュプリンセス』…各々の小銭を、この水の玉で受け止める」
咲夜「はあ…」
パチュ「後は体積の増分を、一枚当たりの体積で割れば終わり。数える事も無いわ」
咲夜「体積の増分は、魔法で出した水だから正確に把握できる、という事ですか」
パチュ「大体そんな所ね。じゃあ後は各々袋に詰めて、と。社務所に運び込むのはお願いするわ」
咲夜「ええ、お安い御用です…ふぅ、今日は助かりました、ファイトがすぐ終わって」
パチュ「いいのよ、あなたが倒れたら、ネズミ捕りも美味しい紅茶もしばらくお休みだし、それに…」
咲夜「それに?」
パチュ「レミィが悲しむものね」
咲夜「…はい、ありがとうございました」
パチュ「じゃあ帰ったら、私とレミィに美味しい紅茶をお願い」
咲夜「ええ、とっておきの咲夜ブレンドを用意しましょう」
パチュ「…特製はレミィの分だけでいいわ」
結果:パチュリーが珍しく知能を活かせて、無難に勝利。