ま(俺…なんでこんなところにいるんだ?)
畳部屋の6畳の部屋、行灯の薄暗い灯りが揺らめく中、布団の上に胡坐をかいて困惑した表情を浮かべていた。
帰り道、上半身だけというとんでもない女に腕をつかまれて変な裂け目に引きずり込まれたのは覚えている。
どすんと落とされたが布団がクッションとなり怪我は負っていないみたいだが…。
帰り道、上半身だけというとんでもない女に腕をつかまれて変な裂け目に引きずり込まれたのは覚えている。
どすんと落とされたが布団がクッションとなり怪我は負っていないみたいだが…。
ま(あれって、スキマだよな?ということは…まさか、幻想郷!?いや、んなばかな。
だってあれはゲームなはずで、いやしかし確かにあれはゆかりん…)
だってあれはゲームなはずで、いやしかし確かにあれはゆかりん…)
まとまらない考えが頭の中を駆け巡る中、静かな音と共にふすまが開いて…
魔「お、いたいた。しかしこんな格好で男の前に出るのは少し恥ずかしいぜ」
ま「うえっ!ま、魔理沙!?」
魔「お、お、なんだ私の名前知ってるのか?」
ま(マジモンかよ!本物かよ!どうなってんだこりゃ!)
ま「うえっ!ま、魔理沙!?」
魔「お、お、なんだ私の名前知ってるのか?」
ま(マジモンかよ!本物かよ!どうなってんだこりゃ!)
さらにまとめ人は混乱した、目の前に本物の魔理沙がいるという事実に。
困惑をよそに魔理沙はまとめ人の隣まで来ると静かに腰を落とし、しなだれかかった。
行灯の明かりが暗いせいではっきりと格好を確認できなかったが、かなりきわどそうな格好である。
怪しく揺らめく灯りのせいで部屋は幻想的な雰囲気をかもし出していた。
困惑をよそに魔理沙はまとめ人の隣まで来ると静かに腰を落とし、しなだれかかった。
行灯の明かりが暗いせいではっきりと格好を確認できなかったが、かなりきわどそうな格好である。
怪しく揺らめく灯りのせいで部屋は幻想的な雰囲気をかもし出していた。
ま「うお、ど、どうなって?ここはどこだ」
魔「ここは幻想郷さだぜ、あんたはこっちの都合で呼び出されたんだ、まぁ一時の辛抱だから我慢してくれるとうれしいぜ」
ま(やはり幻想郷か!しかしなんだってこうくっついて来るんだ?うお、柔らか!ていうかなんつー格好してんだ!)
魔「ここは幻想郷さだぜ、あんたはこっちの都合で呼び出されたんだ、まぁ一時の辛抱だから我慢してくれるとうれしいぜ」
ま(やはり幻想郷か!しかしなんだってこうくっついて来るんだ?うお、柔らか!ていうかなんつー格好してんだ!)
腕に絡まる魔理沙の格好は肌が透けてしまう動くうすのネグリジェ、透ける下着のせいでかえってドキドキとまとめ人の心拍数はいやがうえにも上昇する。
白い首筋に浮いた鎖骨のラインはまとめ人の目を釘付けにしてやまない、ふわっととした金髪からはいいにおいがかすかに漂い理性を失わせていくのには十分だった。
白い首筋に浮いた鎖骨のラインはまとめ人の目を釘付けにしてやまない、ふわっととした金髪からはいいにおいがかすかに漂い理性を失わせていくのには十分だった。
魔「こういうの慣れてないからな、いやだったらちゃんと言うんだぜ?」
ま「いややややいやだなんてそそそ」
魔「そうか、それならよかったぜ(この分だと勝負はこっちのものだぜ)」
ま「いややややいやだなんてそそそ」
魔「そうか、それならよかったぜ(この分だと勝負はこっちのものだぜ)」
魔理沙はゆっくりとまとめ人の胸に額を当てて、その指先で胸板をくすぐる。
もはやしゃべることさえできず、顔が真っ赤にほてって行くのが押さえきれない。
もはやしゃべることさえできず、顔が真っ赤にほてって行くのが押さえきれない。
ま(どうなってんだこりゃあ!夢か、死んだのか俺ええぇ!)
興奮状態で思考がめちゃくちゃになり、その腕が魔理沙を抱きしめようとした刹那。
ひんやりとしたものが頬に当たりまとめ人はぎょっとした。
衣「あら、そんな小さい子ばかりじゃなく私も見てくださいな」
ま「えっ!?」
ま「えっ!?」
視線だけでその白いものを確認するとどうやら女性の手のようだった、細く華奢で綺麗な女性のもの。
それはけして力をこめないが強制的に首を動かされてしまうあるしゅ魔力のこもった仕草。
優しく振り向かされるとそこには美女の顔があった。
それはけして力をこめないが強制的に首を動かされてしまうあるしゅ魔力のこもった仕草。
優しく振り向かされるとそこには美女の顔があった。
ま「うおぁあ!い、衣玖さん!?」
衣「あらひどい、私を見てそんな声を出すなんて」
喋る度に鼻腔をくすぐる甘い吐息と鈴の音のような綺麗な声、澄んだ瞳は視線を掴んで放さない。
なにより、ものすごく近くに顔があるのだ…近すぎて格好が見えないのが幸か不幸か。
衣「あらひどい、私を見てそんな声を出すなんて」
喋る度に鼻腔をくすぐる甘い吐息と鈴の音のような綺麗な声、澄んだ瞳は視線を掴んで放さない。
なにより、ものすごく近くに顔があるのだ…近すぎて格好が見えないのが幸か不幸か。
衣「貴方って暖かいのね、変な格好を指定されてしまって寒いからちょうどいいわ」
そういうとゆっくりと、優しくまとめ人の頬を手がなでていく、なぜかその動きはまとめ人の心をざわめかせた。
視線が釘付けになっている中、柔らかい重みが足にかかった。
視線が釘付けになっている中、柔らかい重みが足にかかった。
魔「おいおい、私を忘れてもらっちゃ困るんだぜ?」
ま「ま、魔理沙!何を!」
ま「ま、魔理沙!何を!」
身体の前面にかかる柔らかな圧迫感、魔理沙は胡坐をかいたまとめ人の足の間に入り身体を密着させてきたのだ。
身体は細くともきちんと女性特有の柔らかさと暖かさを内包した身体にまとめ人の理性の意図が危うい状態に陥る。
身体は細くともきちんと女性特有の柔らかさと暖かさを内包した身体にまとめ人の理性の意図が危うい状態に陥る。
ま「離れてくれ!このままじゃマスタースパークが出てしまう!」
魔「お、あんたも打てるのか?一緒に打つか?」
衣「…ふふ、無垢というのも罪ですね。さて…前は占領されてしまいましたし…私はこちらから暖を取ることにいたしましょう」
魔「お、あんたも打てるのか?一緒に打つか?」
衣「…ふふ、無垢というのも罪ですね。さて…前は占領されてしまいましたし…私はこちらから暖を取ることにいたしましょう」
衣玖さんは意味深な微笑を浮かべるとまとめ人の背後に廻り…背中をぎゅっと抱きしめた。
柔らかくも弾力のある何かが背中でつぶれる感触にまとめ人は悲鳴を上げる。
柔らかくも弾力のある何かが背中でつぶれる感触にまとめ人は悲鳴を上げる。
ま「衣玖さああぁぁん!やべええええええ!」
衣「何がですか?」
ま「それがですよおおおっ!」
衣「何がですか?」
ま「それがですよおおおっ!」
唇が触れるほどの近距離で耳元で囁かれ、くすぐられたような甘さに背筋を何かが這い上がっていくようだ。
その細い指先がまとめ人の唇をなぞり、いたぶるように衣玖さんの唇は耳たぶをはむりと挟む。
サンドイッチ状態の身体はもはや限界まで熱くなり、頭に血が上り訳が分からなくなる。
その細い指先がまとめ人の唇をなぞり、いたぶるように衣玖さんの唇は耳たぶをはむりと挟む。
サンドイッチ状態の身体はもはや限界まで熱くなり、頭に血が上り訳が分からなくなる。
ま(おおぉっ!ここは天国か!するとあの光はそこへの扉か!あぁ、まぶしい、こんなにも世界はまぶしかったんだ…!)
まとめ人の意識はここで途絶えた、気を失う瞬間ある言葉を聞きながら。
パ「そこまでよ」
パチュリーに吹き飛ばされ慧音に全部なかったことにされてノーゲームと相成った。