星「時にはこうして自分の足で幻想郷を巡って、見聞を深めるのも良い事ですね」
ナズ「ええ、まったく。ここが太陽の畑で、向日葵の名所です。次が鈴蘭畑で、ここには――(すたすた)」
星「いやぁ、一面向日葵畑ですね!しかも真ん中にあんな巨大な向日葵が。
凄いですねナズーリン、向日葵がこんなに大きくなるなんて。さぞかし幹も頑丈に……(ごすっ、ばきっ)
……おや、うっかり全力で殴ったら折れてしまいました。さてどうしたものか……」
リグル「こらーっ、幽香さんの大事な向日葵に……えっ……そ、その向日葵、もしかして……!?」
星「はい、つい先ほど、うっかりして私が――」
神綺「そこまでよ!」
藍「なに、折れたように見えるだけでまだ折れたと決まったわけではない」
リグル「どういう意味……の前に、あなた達誰の服着てるのよ!?」
神綺「アリスちゃんの成長を肌で感じるためよ」
藍「こうする事で式との一体感を高めているのだ」
星「よく解りませんが、私は鈴蘭畑に行かねばならないのです。行って良いですか?」
リグル「いいわけ無いでしょ!その向日葵どうするのよ!」
神綺「簡単な事よ。接いでやって、元通りに復元すればいいの」
藍「そう。有り余る妖力を使って、レーザーのように真っ直ぐな元の向日葵に戻せば良い」
神綺「そうそうレーザーの……ってレーザーはダメよ!」
星「なるほど、レーザーのように……ふんっ!」
(へにょり)
リグル「な……なにこの、へにょっと曲がった向日葵は……」
星「我ながら素晴らしい出来栄えです!まるで毘沙門天の威光を受けて育ったかのように見事な向日葵ですね」
藍「なっ……レーザーと言っただろう!何故曲げる!」
神綺「知らなきゃ仕方ないわよね……この子のレーザーは曲がってるのよ……」
星「あれ、いけませんでしたか?でもこの曲がった向日葵も味わいがあって良いですよ。まるで盆栽の松のように」
リグル「幽香さんの向日葵を勝手に盆栽にするなーっ!」
幽香「……これはどういう事かしら?」
藍「いや、別に悪気があってこうしたわけでは……」
星「はい、うっかり折ってしまいましたので、先程元通りに直したところです」
神綺「元通りじゃないし、それは言っちゃダメでしょう」
星「そうなんですか?しかし嘘を吐くのはよくありませんよ」
幽香「よーく解ったわ……あんたの背骨も、その向日葵と同じぐらい曲げてあげる!」
藍「くっ、かくなる上は……!」
早苗「そこまでです!」
諏訪子「その勝負、預からせてもらうわよ!」
神綺「なっ……なんて格好、恥ずかしくないの!?」
リグル「あなたにそれを言う資格は無いんじゃないの……」
藍「しかし風祝はともかく、そっちの蛙は何というか……」
幽香「太陽の畑にナイトドレスでお出ましとは随分余裕じゃない。それで、どうするつもり?」
諏訪子「私の能力で全部解決よ。早苗!」
早苗「はい、諏訪子様!この私の信仰心、全て捧げます!」
(どーん)
神綺「何?祟り神が光に包まれて……」
藍「……なんだ……?別人が居るぞ?」
諏訪子「十分な信仰があれば、全盛期の姿だって取り戻せるのよ」
星「ほほぅ、これは素晴らしい、聖の鍛え抜いた体に勝るとも劣らないプロポーションです」
リグル「何を冷静に解説してるの、あなたの所為なのよ」
諏訪子「問題無いわ。この私の、坤を創造する程度の能力で!」
(ずごごごご……)
幽香「何……地面が動いて……?」
藍「まさか、直接何とかするとは……!」
星「あっ、見て下さい、周りの向日葵が!」
(ぐねぐねぐね)
リグル「なにこれ……きもちわるい……」
神綺「これは……まるで魔界植物だわ」
諏訪子「祟りパワー最大出力で作り出した、恐怖の人食い向日葵畑よ。どうかしら?」
幽香「あんた達……私の向日葵畑を何だと思ってるの!」
リグル「やっぱり怒ってる~っ」
星「まったくです、このような悪しき向日葵は法の光にて浄化しましょう!」
幽香「え?」
(ぱぁぁぁっ)
神綺・藍・諏訪子・幽香・リグル「「……(ぽかーん)」」
星「いやぁ、これですっきりしましたね。それでは私はこれで失礼します(すたすた)」
幽香「……ちょっ……これって……うぐぐぐぐ……リグル!帰るわよ!」
リグル「えっ、でも向日葵は……」
幽香「今はストレス解消の方が先よ!(がしっ)」
リグル「ひぃぃぃ、私何もしてないのにぃぃぃ!」
神綺「……この勝負は……」
諏訪子「……まあ、ノーカンよね……」
藍「……なんと非常識な……」
早苗「やはり幻想郷では常識に囚われていてはいけないのですね!」
ナズ「ええ、まったく。ここが太陽の畑で、向日葵の名所です。次が鈴蘭畑で、ここには――(すたすた)」
星「いやぁ、一面向日葵畑ですね!しかも真ん中にあんな巨大な向日葵が。
凄いですねナズーリン、向日葵がこんなに大きくなるなんて。さぞかし幹も頑丈に……(ごすっ、ばきっ)
……おや、うっかり全力で殴ったら折れてしまいました。さてどうしたものか……」
リグル「こらーっ、幽香さんの大事な向日葵に……えっ……そ、その向日葵、もしかして……!?」
星「はい、つい先ほど、うっかりして私が――」
神綺「そこまでよ!」
藍「なに、折れたように見えるだけでまだ折れたと決まったわけではない」
リグル「どういう意味……の前に、あなた達誰の服着てるのよ!?」
神綺「アリスちゃんの成長を肌で感じるためよ」
藍「こうする事で式との一体感を高めているのだ」
星「よく解りませんが、私は鈴蘭畑に行かねばならないのです。行って良いですか?」
リグル「いいわけ無いでしょ!その向日葵どうするのよ!」
神綺「簡単な事よ。接いでやって、元通りに復元すればいいの」
藍「そう。有り余る妖力を使って、レーザーのように真っ直ぐな元の向日葵に戻せば良い」
神綺「そうそうレーザーの……ってレーザーはダメよ!」
星「なるほど、レーザーのように……ふんっ!」
(へにょり)
リグル「な……なにこの、へにょっと曲がった向日葵は……」
星「我ながら素晴らしい出来栄えです!まるで毘沙門天の威光を受けて育ったかのように見事な向日葵ですね」
藍「なっ……レーザーと言っただろう!何故曲げる!」
神綺「知らなきゃ仕方ないわよね……この子のレーザーは曲がってるのよ……」
星「あれ、いけませんでしたか?でもこの曲がった向日葵も味わいがあって良いですよ。まるで盆栽の松のように」
リグル「幽香さんの向日葵を勝手に盆栽にするなーっ!」
幽香「……これはどういう事かしら?」
藍「いや、別に悪気があってこうしたわけでは……」
星「はい、うっかり折ってしまいましたので、先程元通りに直したところです」
神綺「元通りじゃないし、それは言っちゃダメでしょう」
星「そうなんですか?しかし嘘を吐くのはよくありませんよ」
幽香「よーく解ったわ……あんたの背骨も、その向日葵と同じぐらい曲げてあげる!」
藍「くっ、かくなる上は……!」
早苗「そこまでです!」
諏訪子「その勝負、預からせてもらうわよ!」
神綺「なっ……なんて格好、恥ずかしくないの!?」
リグル「あなたにそれを言う資格は無いんじゃないの……」
藍「しかし風祝はともかく、そっちの蛙は何というか……」
幽香「太陽の畑にナイトドレスでお出ましとは随分余裕じゃない。それで、どうするつもり?」
諏訪子「私の能力で全部解決よ。早苗!」
早苗「はい、諏訪子様!この私の信仰心、全て捧げます!」
(どーん)
神綺「何?祟り神が光に包まれて……」
藍「……なんだ……?別人が居るぞ?」
諏訪子「十分な信仰があれば、全盛期の姿だって取り戻せるのよ」
星「ほほぅ、これは素晴らしい、聖の鍛え抜いた体に勝るとも劣らないプロポーションです」
リグル「何を冷静に解説してるの、あなたの所為なのよ」
諏訪子「問題無いわ。この私の、坤を創造する程度の能力で!」
(ずごごごご……)
幽香「何……地面が動いて……?」
藍「まさか、直接何とかするとは……!」
星「あっ、見て下さい、周りの向日葵が!」
(ぐねぐねぐね)
リグル「なにこれ……きもちわるい……」
神綺「これは……まるで魔界植物だわ」
諏訪子「祟りパワー最大出力で作り出した、恐怖の人食い向日葵畑よ。どうかしら?」
幽香「あんた達……私の向日葵畑を何だと思ってるの!」
リグル「やっぱり怒ってる~っ」
星「まったくです、このような悪しき向日葵は法の光にて浄化しましょう!」
幽香「え?」
(ぱぁぁぁっ)
神綺・藍・諏訪子・幽香・リグル「「……(ぽかーん)」」
星「いやぁ、これですっきりしましたね。それでは私はこれで失礼します(すたすた)」
幽香「……ちょっ……これって……うぐぐぐぐ……リグル!帰るわよ!」
リグル「えっ、でも向日葵は……」
幽香「今はストレス解消の方が先よ!(がしっ)」
リグル「ひぃぃぃ、私何もしてないのにぃぃぃ!」
神綺「……この勝負は……」
諏訪子「……まあ、ノーカンよね……」
藍「……なんと非常識な……」
早苗「やはり幻想郷では常識に囚われていてはいけないのですね!」
結果:星が向日葵畑を更地にして去ってしまい、勝負なし。