東方ファイトスレ @まとめウィキ

31スレ第32戦

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tohofight

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JS「それでは今回のファイトなのですが……」
レミ「くっくっく、遂にこの時が来たわね」
咲夜「その通りでございますわ、お嬢様」
レミ「最近わたしのことを、カリスマブレイクとか、うー☆とか言って嘲笑っている奴がいるらしいからね」
咲夜「その者達を見返す絶好のチャンスでございますね」
レミ「くっくっく、はっはっはっ、はぁーーーはっはっはっ!」
JS「種目はマグロ漁です!」
 その瞬間、カリスマ悪役三段笑いをしていたレミリアの動きがピタッと止まる。
レミ「マグロ漁……ですって……?」
聖「さあ船はこちらで用意しましたので乗り込んで下さい」
 聖がにこやかな笑顔で聖輦船を指さすのだが、レミリアは冷や汗を流しながら微動だにすることができなかった。
レミ「くっ……ここで引くわけには、いかないわね」
咲夜「おやめ下さい! 吸血鬼にとって流れる水の上を渡るのは自殺行為です!」
レミ「例え命を賭けようとも為さねばならないこともあるのよ、今こそ失われし我がカリスマを取り戻す時っ!」
咲夜「お待ちください! お嬢様、お嬢様ぁーーーーーっ!」
 制止しようとした咲夜の手は空を切り、レミリアはそのまま船のタラップを駆け上がっていく。
 そして、それが咲夜が見たレミリアの最後の姿になった――


レミ「――って感じの筋書きとか格好よくない?」
咲夜「うーん、ちょっと演出が臭すぎると言いますか、ていうか水は苦手なだけで致命傷じゃないですしねぇ」
レミ「そういや今現在からして船の上で漁してるんだものね、もうちょっと練り込む必要があるか……」
咲夜「お嬢様は自然体こそ美しいのですから、無理をしてカリスマぶることも無いとは思うのですけど……あ、引いてますよ」
レミ「きゃっ、本当に引いてる! このマグロはきっとデカイわ! ほら、咲夜も一緒に引っ張るのよ、早く早くー!」
咲夜「くすっ、仰せのままにお嬢様」

聖「あちらは楽しそうですね、それにひきかえ私のマグロストックは0匹ですし、こちらの負けでしょうかね?」
星「すみません、すみません。私がうっかりマグロを海に落としさえしなければ……」
聖「さっきまでは圧勝ムードだったのですが、とても残念ですね」
星「すみません、すみません、すいません……」
聖「別に責めてはいませんよ。私は誰も傷つかない勝負の勝敗などどうなってもよいのです。しかし先日のお花畑の時といい貴方はもうちょっと注意力を身に付ける必要がありますね。特に制限時間終了5分前にだなんてひどいタイミングであればなおさらです。人に迷惑をかける者は嫌われてしまうものです、まあ退治されてしまうことが無いように私も全力で守ることはやぶさかではないのですが、時には力及ばないこともあるのがこの世の無情というもので、それがまた悩ましいことですね。ああ南無三南無三」
星「……本当は怒ってるんじゃないですか?」

結果:時間制限終了5分前にサポーターの星がやらかしたせいで聖の敗北

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