某日、東方ファイト運営委員会により、幻想郷内の二者に封筒が届けられた。
チルノ「お?大ちゃん、あたい宛に手紙が来てるよ!裏になんか書いてある……何だこれ?」
大妖精「これは差出人の名前よ。えっと、射命丸……文ぁ!?(ぎりっ)」
チルノ宛に届いた、文からの手紙。
東方ファイト関係でなければ即座に破り捨てていただろう。
状況が状況だけに、と歯噛みしつつ封筒を開ける。
と、中に入っていたのは、一枚の写真だけ。
チルノ「あっ、あたいの写真だ!……なんであたいにあたいの写真なんだ?」
大妖精「…………」
その写真では、いつものチルノが、見た事もないような極上の笑顔を見せていた。
構図、光源、明暗の度合い、そのそれぞれが素晴らしかったが、
いつも側にいる大妖精でさえ見蕩れる程の『一瞬の輝き』が、そこにはあった。
大妖精「……何よ、真面目にやれば、凄いの撮れるんじゃない……」
チルノ「大ちゃん?」
大妖精「……えっとね、チルノちゃん。これは、ラ……ファンレターよ。
いつも元気なチルノちゃんの笑顔を、いつも見ています、って」
チルノ「なるほど、それであたいの写真なのか!文のやつ凝ってるなー」
大妖精「……(ちくっ)」
その日、大妖精は初めて、心の中で少しだけ文に謝った。
大妖精「これは差出人の名前よ。えっと、射命丸……文ぁ!?(ぎりっ)」
チルノ宛に届いた、文からの手紙。
東方ファイト関係でなければ即座に破り捨てていただろう。
状況が状況だけに、と歯噛みしつつ封筒を開ける。
と、中に入っていたのは、一枚の写真だけ。
チルノ「あっ、あたいの写真だ!……なんであたいにあたいの写真なんだ?」
大妖精「…………」
その写真では、いつものチルノが、見た事もないような極上の笑顔を見せていた。
構図、光源、明暗の度合い、そのそれぞれが素晴らしかったが、
いつも側にいる大妖精でさえ見蕩れる程の『一瞬の輝き』が、そこにはあった。
大妖精「……何よ、真面目にやれば、凄いの撮れるんじゃない……」
チルノ「大ちゃん?」
大妖精「……えっとね、チルノちゃん。これは、ラ……ファンレターよ。
いつも元気なチルノちゃんの笑顔を、いつも見ています、って」
チルノ「なるほど、それであたいの写真なのか!文のやつ凝ってるなー」
大妖精「……(ちくっ)」
その日、大妖精は初めて、心の中で少しだけ文に謝った。
藍「おお、橙から手紙か!しかし何故運営委員会からなのだ?(がさがさ)」
橙『藍さま、今までありがとうございました。
藍さまの式でいられた橙は、誰よりも幸せでした。
でも、やっぱりお別れの時が来ちゃいました。
だから、いつもワガママを聞いてくれた藍さまに、最後のワガママです。
わたしのこと、わすれてください』
藍「………………ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!(血涙)」
その日、藍はいつも以上に暴走し、幻想郷の各所で大混乱が起きた。
橙『藍さま、今までありがとうございました。
藍さまの式でいられた橙は、誰よりも幸せでした。
でも、やっぱりお別れの時が来ちゃいました。
だから、いつもワガママを聞いてくれた藍さまに、最後のワガママです。
わたしのこと、わすれてください』
藍「………………ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!(血涙)」
その日、藍はいつも以上に暴走し、幻想郷の各所で大混乱が起きた。
結果:誰がどう見ても橙の手紙が『恋文』と判定されなかったため、文の勝ち。