今回のファイトは枯れ木に花を咲かせる…という内容。そこまでは何の問題もなかった。……しかし、
レティ「……。」
メディ「……。」
幽香「それじゃ、この枯れ木に花を咲かせてもらおうかしら」
メディ「……。」
幽香「それじゃ、この枯れ木に花を咲かせてもらおうかしら」
審判、風見幽香……。
ファイト参加者に嫌が応にも緊張感が走る。
……ともかく、ジャンケンによりまずはメディスンが先攻で行くことになった。
ファイト参加者に嫌が応にも緊張感が走る。
……ともかく、ジャンケンによりまずはメディスンが先攻で行くことになった。
メディ「…うーん。やっぱりスーさんの力を借りるしかないよね!
……コンパロコンパロ~…毒よ集まれ~……」
……コンパロコンパロ~…毒よ集まれ~……」
メディスンは微弱な毒を枯れ木に振り撒く。毒は枯れ木の表面を腐らせ、ボロボロに朽ちさせていく。
……やがて枯れ木は倒れ、そこから鈴蘭の花が咲きだす。
……やがて枯れ木は倒れ、そこから鈴蘭の花が咲きだす。
メディ「ふふん。どうよ?一応枯れ木から花が咲いたわよ!」
幽香「……枯れ木って言うか、もはや腐葉土よね。…まあ、鈴蘭の花は綺麗だから良いけど」
レティ「えぇ~…。それで良いの……。」
幽香「……枯れ木って言うか、もはや腐葉土よね。…まあ、鈴蘭の花は綺麗だから良いけど」
レティ「えぇ~…。それで良いの……。」
枯れ木をぶっ倒した時点で失格かと思われたが、さすがはUSC。
綺麗な花が咲けば枯れ木の事なんぞ知ったこっちゃなかった。
綺麗な花が咲けば枯れ木の事なんぞ知ったこっちゃなかった。
……さて、追い詰められた後攻レティ。幽香が別の枯れ木を指定すると、しばらく考え込んだ後、
氷の妖精チルノを呼んだ。
氷の妖精チルノを呼んだ。
チルノ「最強のあたいの力が必要なんだって?レティの為なら喜んで手伝ったげるよ!」
そう言うなりチルノは冷気を辺りに放出しまくった。
レティ「…うーん。これだけ寒くなれば大丈夫かしら。……それじゃあ行くわよ!」
程よい寒さに気合いを入れたレティは、枯れ木の枝に向かって寒気を吹き付ける。
一瞬にして凍りつく枝々。しかしレティは寒気の放出を止めない。
一瞬にして凍りつく枝々。しかしレティは寒気の放出を止めない。
レティ「…調節が難しいわねぇ。枝を折らないように…慎重に~」
……やがて辺りが冬のような寒さになった頃。枯れ木に花が咲いた。………氷の結晶の花である。
……やがて辺りが冬のような寒さになった頃。枯れ木に花が咲いた。………氷の結晶の花である。
レティ「…ふう。これでいかがかしら?」
幽香「ふぅん…。考えたわね。冬にしか見られない花がこの季節に見られるなんてね。…良い意味で予想外だったわ。
…この勝負、レティ・ホワイトロックの勝ちよ」
幽香「ふぅん…。考えたわね。冬にしか見られない花がこの季節に見られるなんてね。…良い意味で予想外だったわ。
…この勝負、レティ・ホワイトロックの勝ちよ」
メディ「鈴蘭は多年草だから、その気になれば何時でも見れるもんね~。
残念だったねスーさん。でも氷の花、綺麗だったね!」
レティ「ふふふ。気に入ったなら何時でも見せてあげるわ。………夏場以外ならね。」
チルノ「なるほど、氷の花を咲かせればみんな喜ぶのか。あたい理解した!」
残念だったねスーさん。でも氷の花、綺麗だったね!」
レティ「ふふふ。気に入ったなら何時でも見せてあげるわ。………夏場以外ならね。」
チルノ「なるほど、氷の花を咲かせればみんな喜ぶのか。あたい理解した!」
結果:枯れ木に氷の花を咲かせ、レティの勝利。
……余談だが、この後日チルノが辺り構わず氷の花を作りまくり元から咲いていた花を枯らし、
幽香におもくそシバかれたのは言うまでもない……。
幽香におもくそシバかれたのは言うまでもない……。