―― 今回のファイトは死体旅行コンダクターを上手くやること。…因みに今回旅行するのはこの方である。
芳香「……というわけでだな~、青娥にしばらく自由にしていいといわれたから、思い切って旅行したいのだ~」
藍「なるほどな。しかし、仕事をほったらかしなのは関心しないな。お姉ちゃんの言うことを聞いて、墓場で番してなさい!」
芳香「ひーどーいー!私だって自由を満喫しーたいーぞー!」
半分文半分咲夜の怪人アヤクヤー
「……藍さんがお姉ちゃんじゃない、という事にはツッコミがないんですね……。
しかし、そういうことなら私に有利ですね。文のスピードで手頃な観光地を探し咲夜の能力で時間を止めて下調べ、
かつ時間を掛けずに旅のプランを練って、快速かつ快適な旅を芳香さんにお届けしましょう!」
藍「なるほどな。しかし、仕事をほったらかしなのは関心しないな。お姉ちゃんの言うことを聞いて、墓場で番してなさい!」
芳香「ひーどーいー!私だって自由を満喫しーたいーぞー!」
半分文半分咲夜の怪人アヤクヤー
「……藍さんがお姉ちゃんじゃない、という事にはツッコミがないんですね……。
しかし、そういうことなら私に有利ですね。文のスピードで手頃な観光地を探し咲夜の能力で時間を止めて下調べ、
かつ時間を掛けずに旅のプランを練って、快速かつ快適な旅を芳香さんにお届けしましょう!」
芳香「おお~。さすが回りくどいことに定評のある、山の上の悪の秘密結社ゲルコチヤーの生み出した怪人だな~!
でも、できればのんびり旅がしたいぞぅ!ああ。後、美味いものも食べたいぞ~」
藍「私も美味い油揚げが食べたいな。あ、できれば旅行は橙と二人きりで行きたい」
アヤクヤー「(藍無視)むむむ。中々に注文が多いですね。そうなると結構予算が掛かりますが……大丈夫ですか?」
でも、できればのんびり旅がしたいぞぅ!ああ。後、美味いものも食べたいぞ~」
藍「私も美味い油揚げが食べたいな。あ、できれば旅行は橙と二人きりで行きたい」
アヤクヤー「(藍無視)むむむ。中々に注文が多いですね。そうなると結構予算が掛かりますが……大丈夫ですか?」
芳香「なーんだーとー!? キョンシーがお金なんて持ってるわけないんだぞ~!」
藍「自慢じゃないが、私もタダ働きでな。お金などビタ一文無い!お姉ちゃんの代わりにお前が立て替えておいてくれ!」
アヤクヤー「(藍無視)なんと!?無一文で旅行なんて無計画すぎますよ!? さすがにこれは無理です!」
藍「自慢じゃないが、私もタダ働きでな。お金などビタ一文無い!お姉ちゃんの代わりにお前が立て替えておいてくれ!」
アヤクヤー「(藍無視)なんと!?無一文で旅行なんて無計画すぎますよ!? さすがにこれは無理です!」
さすがにオツムの方が若干残念な芳香。先立つものも無い状態での旅行計画と知って、アヤクヤーはお手上げだと身振りで示す。
藍「さて…。冗談はこのくらいにして、そろそろ真面目に旅行コンダクターを務めるとするか」
アヤクヤー「馬鹿な…?お金も無しに旅行など出来るはずが…」
藍「ふん。八雲の式を甘く見るな」
アヤクヤー「馬鹿な…?お金も無しに旅行など出来るはずが…」
藍「ふん。八雲の式を甘く見るな」
~~~ 地底・旧地獄街道 ~~~
藍「宮古芳香。今日は私と橙が付き添いで地底旅行を楽しませてやろう」
芳香「ツアコンのはずなのに、何か偉そうだぞ~。…まあいいか、よろしくだ~」
橙「ゾンビさん、よろしくね!……え~と、そろそろお燐ちゃんが来るはずなんだけど……」
お燐「わーい!橙に藍お姉さん、久しぶりー!…ん?そこにあるのは……ウホッ!いい死体!」
芳香「なーにもーのーだー」
お燐「…ニャッ!?しかも動くとは!?こんなに活きの良い死体なんてそう滅多にないよー!」
藍「…先に言っておくが、やらんぞ? 今日はお前に、今まで橙をたぶらかしてくれた分のツケを払ってもらう。
お前は今日一日、芳香を猫車に載せて旧地獄中を案内して廻るのだ」
お燐「えええええ!?」
橙「わ~い!お燐ちゃんと藍しゃまと、それとゾンビさんと旅行だ~!」
芳香「ツアコンのはずなのに、何か偉そうだぞ~。…まあいいか、よろしくだ~」
橙「ゾンビさん、よろしくね!……え~と、そろそろお燐ちゃんが来るはずなんだけど……」
お燐「わーい!橙に藍お姉さん、久しぶりー!…ん?そこにあるのは……ウホッ!いい死体!」
芳香「なーにもーのーだー」
お燐「…ニャッ!?しかも動くとは!?こんなに活きの良い死体なんてそう滅多にないよー!」
藍「…先に言っておくが、やらんぞ? 今日はお前に、今まで橙をたぶらかしてくれた分のツケを払ってもらう。
お前は今日一日、芳香を猫車に載せて旧地獄中を案内して廻るのだ」
お燐「えええええ!?」
橙「わ~い!お燐ちゃんと藍しゃまと、それとゾンビさんと旅行だ~!」
……藍が芳香の無一文旅行に選んだ場所は地底。旅行の足代わりにちょくちょく橙と遊んでいるお燐を利用する。
こうすれば移動費用が掛からない。
こうすれば移動費用が掛からない。
芳香「な~、まだ美味しい食べ物が無いぞぅ!」
藍「ふむ。おいお燐、食べ物だそうだ。例の怨霊を出せ」
お燐「ちょっ、それはあもりにもひどすぐるでしょう?」
藍「お姉ちゃんの言うことが聞けないのか?…しかたない。おい芳香。飯は地獄猫の死体でも良いか?」
橙「藍しゃま!!?」
お燐「なにこの悪質なお姉ちゃん!?」
藍「姉とは理不尽な生き物なのだ」
藍「ふむ。おいお燐、食べ物だそうだ。例の怨霊を出せ」
お燐「ちょっ、それはあもりにもひどすぐるでしょう?」
藍「お姉ちゃんの言うことが聞けないのか?…しかたない。おい芳香。飯は地獄猫の死体でも良いか?」
橙「藍しゃま!!?」
お燐「なにこの悪質なお姉ちゃん!?」
藍「姉とは理不尽な生き物なのだ」
……そして食べ物。これまた怨霊を操るお燐を半ば脅迫し、芳香に食べさせる。
芳香「あまり美味しくないぞ~……。まあ、私は何でも食べられるから良いけーどなー」
藍「うむ。万事計算通りだな」
お燐「姉残酷すぐる……」
芳香「旅行って、何か思ってたのと違うぞー」
藍「うむ。万事計算通りだな」
お燐「姉残酷すぐる……」
芳香「旅行って、何か思ってたのと違うぞー」
結果:芳香は十分に満足したとは言い難いが、条件は満たしているので藍姉ちゃんの勝利。
橙「……今日の藍しゃま、紫しゃまみたい……」
藍「ちぇ、橙ッ!!?」 ガーン!!
藍「ちぇ、橙ッ!!?」 ガーン!!
アヤクヤー「首領~、残念ながらファイト内容に能力が活かせませんでs……」
ちゅど~ん!!(爆)
ゲルコチヤー首領『……ん~。やっぱり思いつきで合体怪人とか造っても意味はなかったですねぇ……。
一応お約束で爆発させましたが。……次の怪人はもっと考えて造らないと……』
一応お約束で爆発させましたが。……次の怪人はもっと考えて造らないと……』