勇儀「ここが紅魔館か」
パルスィ「本当に紅いのね。紅というよりピンクっぽくもあるけど」
咲夜「お待ちしていました。ファイトの指定により聖水を受け取りに来たのですね?」
勇儀「いいや?」
咲夜「は?」
勇儀「そうだな、強いて言うなら……新婚旅行か」
パルスィ「いやだわ勇儀ったら、私達『まだ』結婚してないじゃない」
勇儀「おっと、じゃあ婚前旅行になるね」
パルスィ「外泊付きの、ね」
勇儀「泊まるけど寝られないかも知れないよ?」
パルスィ「やーん、勇儀のえっちぃ」
咲夜「……(なにこれうざい)」
勇儀「まあでも、そういうファイトの指定だった気もするし、聖水をもらっておくよ」
咲夜「…………はい、取り分けて小瓶に入れておきました」
パルスィ「澄んだ色をして……とってもキレイね」
勇儀「こんな物より、お前の涙の方がキレイさ……そう、まるで地底の宝石」
パルスィ「嬉しい……嬉しくて、涙が出そう」
勇儀「おっと、じゃあこの小瓶で受け止めようじゃないか(ばしゃ)」
咲夜「あ」
勇儀「ん?」
咲夜「いいえ、何でも。用件がお済みでしたらとっとと戻られた方がよろしいかと」
パルスィ「そうね、彼女のお邪魔をしちゃいけないもの」
勇儀「パルスィは気が利くなあ、いい奥さんになるよ。もちろん私のね」
咲夜「…………(素数……素数を数えるのよ……)」
パルスィ「本当に紅いのね。紅というよりピンクっぽくもあるけど」
咲夜「お待ちしていました。ファイトの指定により聖水を受け取りに来たのですね?」
勇儀「いいや?」
咲夜「は?」
勇儀「そうだな、強いて言うなら……新婚旅行か」
パルスィ「いやだわ勇儀ったら、私達『まだ』結婚してないじゃない」
勇儀「おっと、じゃあ婚前旅行になるね」
パルスィ「外泊付きの、ね」
勇儀「泊まるけど寝られないかも知れないよ?」
パルスィ「やーん、勇儀のえっちぃ」
咲夜「……(なにこれうざい)」
勇儀「まあでも、そういうファイトの指定だった気もするし、聖水をもらっておくよ」
咲夜「…………はい、取り分けて小瓶に入れておきました」
パルスィ「澄んだ色をして……とってもキレイね」
勇儀「こんな物より、お前の涙の方がキレイさ……そう、まるで地底の宝石」
パルスィ「嬉しい……嬉しくて、涙が出そう」
勇儀「おっと、じゃあこの小瓶で受け止めようじゃないか(ばしゃ)」
咲夜「あ」
勇儀「ん?」
咲夜「いいえ、何でも。用件がお済みでしたらとっとと戻られた方がよろしいかと」
パルスィ「そうね、彼女のお邪魔をしちゃいけないもの」
勇儀「パルスィは気が利くなあ、いい奥さんになるよ。もちろん私のね」
咲夜「…………(素数……素数を数えるのよ……)」
咲夜「……はあ、やっと居なくなったわ」
レミリア「咲夜、熊よ!熊を捕まえたわ!(ぱぁぁ)」
フラン「違うわ、捕まえたのは私!私がこの熊を捕まえたの!(ぱぁぁ)」
咲夜「熊……何ですかこのふさふさの熊は」
神奈子「……」
咲夜「……」
レミリア「ねえ咲夜、この熊飼おう!私が面倒見るから!」
フラン「熊は危ない動物なんでしょ?それなら地下室がいいよ!私と一緒に!」
神奈子「…………」
咲夜「……この聖水をお求めですか?」
神奈子「(こくこく)」
レミリア「熊がお遣いするなんて……素敵だわ、きっとサーカスの花形になれるわよ!」
フラン「サーカスなら相方のヒロインも必要よね!」
咲夜「……お嬢様、妹様。この熊はお遣いの途中です、引き止められたら困ってしまいますよ?」
レミリア・フラン「「……うー」」
神奈子「……(撫で撫で)」
レミリア「んっ……そうね、我侭は言わないわ。また遊びに来るのよ、いいわね!」
フラン「来なかったらどかーんしちゃうんだから!」
神奈子「…………」
咲夜「……(こくり)」
神奈子「……(こくこく)」
レミリア・フラン「「やったー!」」
咲夜「……(ぬいぐるみ好きが高じて着ぐるみに……外界のセンスも侮れませんね)」
レミリア「咲夜、熊よ!熊を捕まえたわ!(ぱぁぁ)」
フラン「違うわ、捕まえたのは私!私がこの熊を捕まえたの!(ぱぁぁ)」
咲夜「熊……何ですかこのふさふさの熊は」
神奈子「……」
咲夜「……」
レミリア「ねえ咲夜、この熊飼おう!私が面倒見るから!」
フラン「熊は危ない動物なんでしょ?それなら地下室がいいよ!私と一緒に!」
神奈子「…………」
咲夜「……この聖水をお求めですか?」
神奈子「(こくこく)」
レミリア「熊がお遣いするなんて……素敵だわ、きっとサーカスの花形になれるわよ!」
フラン「サーカスなら相方のヒロインも必要よね!」
咲夜「……お嬢様、妹様。この熊はお遣いの途中です、引き止められたら困ってしまいますよ?」
レミリア・フラン「「……うー」」
神奈子「……(撫で撫で)」
レミリア「んっ……そうね、我侭は言わないわ。また遊びに来るのよ、いいわね!」
フラン「来なかったらどかーんしちゃうんだから!」
神奈子「…………」
咲夜「……(こくり)」
神奈子「……(こくこく)」
レミリア・フラン「「やったー!」」
咲夜「……(ぬいぐるみ好きが高じて着ぐるみに……外界のセンスも侮れませんね)」
美鈴「ところで咲夜さん、なんで聖水なんて持ってるんですか?」
咲夜「お嬢様のお茶に隠し味で入れるのよ。ちょっとピリっとしたアクセントがつくわ」
小悪魔「その内、毒とか混ぜるんじゃないですか?」
パチェ「……福寿草のお茶が既にあったわね」
咲夜「あ、春ですし何でしたらまた作って、今度は皆さんにも差し上げますよ」
咲夜「お嬢様のお茶に隠し味で入れるのよ。ちょっとピリっとしたアクセントがつくわ」
小悪魔「その内、毒とか混ぜるんじゃないですか?」
パチェ「……福寿草のお茶が既にあったわね」
咲夜「あ、春ですし何でしたらまた作って、今度は皆さんにも差し上げますよ」