東方ファイトスレ @まとめウィキ

2スレ第34戦

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集


試合開始と同時に、雛は神様パゥワーで、
同じ神様仲間の穣子、静葉、神奈子、諏訪子に念話を送り、
これこれこういうわけだからよろしく、と世間話とお願いをした。
さて、後はどうしようか、と毛玉に向き直ると、

毛玉のドアップ。
――ちょ、こっち見んな……じゃなくて近い近い、鼻、鼻に擦り寄ってくるな!

そう、毛玉の分際でこの毛玉、毛玉の毛玉たる体毛を鼻でこちょこちょすることで、
雛のくしゃみを誘発させようと目論んだのだ。
むぅ、と耐える雛。どうする、こちらも相手の鼻を攻めるべきか。でもこいつ、鼻ってどこだよ。
ちなみに、自分の鼻をふさぐことは試合内容的に許されない。
(豆知識:鼻を手でつまめばくしゃみを防ぐことができます。ただし、効かない人もいるそうです)

雛は耐えた。耐えに耐えた。出そうで出せずに苦しんで、実に30分。

ぶるるるぅうぇっっっくしょぉおい!

やたらでっかいくしゃみを出したのは、毛玉のほうだった。
雛の勝利だ。


実は雛は、神様仲間に「毛玉ってこれこれこういう噂があるのよ、みんなにもお話しておいてね」とお願いしていた。
幻想郷では、「くしゃみを出させたければ噂を立てろ」はほとんど常識である。
さほど強いまじないというわけではないので誰にでも効くわけではないが、
神様が立てた噂なら、毛玉程度にくしゃみを出させるには充分だったのだ。

しかし手ごわい敵だった。雛はほっと一息つき。
へくちっ。
と、我慢していたくしゃみをして、すっきりした。




























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