
あの人を融かした痛みと声を、彼は今も覚えている
【名前】万事 槇乃(バンジ マキノ)
【年齢】34
【性別】男
【役職】魔法工学研究員
【容姿】94cm、40㎏(義足含めると174cm58㎏)蛍光の赤みがかった紫と緑が入り交じった短髪に黒曜石のような吊り目。元は黒髪。機械油で薄汚れた白いロングシャツに錆色の作業着、手に皮と布を合わせた分厚い手袋をしている。股下5㎝ほどから下は金属製の義足。様々な接続プラグがついており、それ自体が1つの魔道具で、彼の研究の集大成の1つ……になるはずである。今のところただ何かをしたりしなかったりするだけのガラクタ。普段は外され、車椅子にのって生活している。義足の形をとってはいるものの、歩くための装備はない。一応普通の義足もあるようだ。
【性格】唯我独尊。何もなければ物静かなのだが…。一度興味を惹かれるものを目にすると暴走が止まることを知らない。魔道具を弄ることが好きだが、執着心などのものが混ざり混ざった結果らしい。
【魔法】“溶接工手”。本来は白火を出して怪異を焼き払う為に作られた魔道具を掌に埋め込んだことで、両手首から指先にかけて手の温度を上げることが出来る。はんだ付けからアーク溶接まで幅広く調節出来るがじわじわと自身の体温にも影響されるため、素早く使用素早く解除が望ましい。相手に直に触れることで文字通り融かす。勿論細々とした金属などの癒着にも使える。この魔法を使うことで魔道具と魔道具を合成する。直で触れなければいけない為、戦闘で使われることは殆どない。普段は人より少し温かい程度で、チョコやアイスが溶けやすいこと、コーヒーなどの温め直しをさせられることが悩み。この魔道具のおかげで年中熱中症である。
【得物】義足。魔道具である以前に、膝下を取り外すことで散弾が撃ち込める。弾は装填につき5発まで。
【備考】両脚はM.A.Dに入った直後である18歳頃、怪異に襲われた結果食い千切られた…と記憶している。復讐してやりたいが痛みで記憶が飛び飛びのため、その怪異は口が実に大きかったということしか覚えていない。そこから万事は魔法工学にのめり込み今に至る。曰く、「失われた機動力を火力に変えるのだ」。深夜に食べる生クリームとマッシュポテトが何よりの好物。
【SV】「この槇乃の専門は魔道具の合成と~…その他だ!」
「階段だ…抱き上げてくれ。嫌なら車椅子ごと引き上げてもらえるかな?」
「私の魔法でコーヒーを温め直すのは許可しない!」
【トラウマ】唯我独尊を具現化したような万事にも弱点がある。大きくぽっかりと空いた口や虚無の空洞は、彼に彼の脚を食らった怪異のことを彷彿とさせる。それを見るとどうしても固まり、無い脚を擦って対象から遠ざかろうとする。例として、大型動物の開けた口は勿論、公園にある人が立てるほどの土管、ドラム洗濯機など。曰く、「正面から見なければ大丈夫だ、鯨のなどは見たくもないが」と。生物の開ける口に大きさの上限はなく(カバでダウン)、無機物だと怪異の大きさが基準になるため、直径4メートル程から激しく逸脱すると恐怖対象から外れる。
【性別】男
【役職】魔法工学研究員
【容姿】94cm、40㎏(義足含めると174cm58㎏)蛍光の赤みがかった紫と緑が入り交じった短髪に黒曜石のような吊り目。元は黒髪。機械油で薄汚れた白いロングシャツに錆色の作業着、手に皮と布を合わせた分厚い手袋をしている。股下5㎝ほどから下は金属製の義足。様々な接続プラグがついており、それ自体が1つの魔道具で、彼の研究の集大成の1つ……になるはずである。今のところただ何かをしたりしなかったりするだけのガラクタ。普段は外され、車椅子にのって生活している。義足の形をとってはいるものの、歩くための装備はない。一応普通の義足もあるようだ。
【性格】唯我独尊。何もなければ物静かなのだが…。一度興味を惹かれるものを目にすると暴走が止まることを知らない。魔道具を弄ることが好きだが、執着心などのものが混ざり混ざった結果らしい。
【魔法】“溶接工手”。本来は白火を出して怪異を焼き払う為に作られた魔道具を掌に埋め込んだことで、両手首から指先にかけて手の温度を上げることが出来る。はんだ付けからアーク溶接まで幅広く調節出来るがじわじわと自身の体温にも影響されるため、素早く使用素早く解除が望ましい。相手に直に触れることで文字通り融かす。勿論細々とした金属などの癒着にも使える。この魔法を使うことで魔道具と魔道具を合成する。直で触れなければいけない為、戦闘で使われることは殆どない。普段は人より少し温かい程度で、チョコやアイスが溶けやすいこと、コーヒーなどの温め直しをさせられることが悩み。この魔道具のおかげで年中熱中症である。
【得物】義足。魔道具である以前に、膝下を取り外すことで散弾が撃ち込める。弾は装填につき5発まで。
【備考】両脚はM.A.Dに入った直後である18歳頃、怪異に襲われた結果食い千切られた…と記憶している。復讐してやりたいが痛みで記憶が飛び飛びのため、その怪異は口が実に大きかったということしか覚えていない。そこから万事は魔法工学にのめり込み今に至る。曰く、「失われた機動力を火力に変えるのだ」。深夜に食べる生クリームとマッシュポテトが何よりの好物。
【SV】「この槇乃の専門は魔道具の合成と~…その他だ!」
「階段だ…抱き上げてくれ。嫌なら車椅子ごと引き上げてもらえるかな?」
「私の魔法でコーヒーを温め直すのは許可しない!」
【トラウマ】唯我独尊を具現化したような万事にも弱点がある。大きくぽっかりと空いた口や虚無の空洞は、彼に彼の脚を食らった怪異のことを彷彿とさせる。それを見るとどうしても固まり、無い脚を擦って対象から遠ざかろうとする。例として、大型動物の開けた口は勿論、公園にある人が立てるほどの土管、ドラム洗濯機など。曰く、「正面から見なければ大丈夫だ、鯨のなどは見たくもないが」と。生物の開ける口に大きさの上限はなく(カバでダウン)、無機物だと怪異の大きさが基準になるため、直径4メートル程から激しく逸脱すると恐怖対象から外れる。
【研究者にまつわる噂】突然いなくなって、あの時は本当、肝を冷やしたよ。遂に自殺するんじゃないかってね。結局ひょっこり戻ってきたんだけど…あの人、何しに行ってたか何も言わないわけ。友人に逢いに、だってさ。あの人に友人?まさか。そういえばその日から、義足をつけてる日が多くなったけど…歩く練習とか、それこそあり得ないよね。
__外されない手袋が、せめてもの贖罪。
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