Imponderable data | |
Name | メア・ナイトメア |
Alias | 【ミッシングパワー(失われた力)】 |
quality | アクゼリュスのクリファホルダー |
HRP責任者守護役 |
PROFILE
ABILITY
【バニシングシール(封印消滅)】
三段階に渡り、体を強化する能力。
まず第一段階は、一般的な身体能力の超強化だ。五感など強化も含まれる。その強化は骨格、血流,内蔵など多岐に渡り、あらゆる能力が最大で10倍近くまで上昇する。
第二段階は、身体強度の変質。この状態になれば、例えば肌を鉄以上の硬度へと強化する事も、爪を刃に等しい鋭さにする事も可能である。長い髪を極太のロープより丈夫にする事や、火に対する耐性などもつくという。
この第二段階の変質には条件がある。それは、強化する必要があるだけのダメージを受けている事だ。火への耐性ならば、一度火に焼かれなければ効果はない。髪なども、一度千切れれば次以降から強化されるのだが、最初から強化されている訳ではない。しかも受けたダメージに比例して強化される為、例え強化された後でも火に負けたり、髪が千切れたりする事はある。ただし、その場合も再び強化がなされるので、極端な話をすれば傷つく度に強化される。更に、強化は部分単位ではなく全体。髪が一本でも100kgの力で引き千切られれば100Kg分,全ての髪が強化される。それを活かし、火への耐性などは彼女がわざと自分の体の一部を高温で炙る事によって手に入れている。
今現在では、一人で傭兵部隊と戦っても痛みを受けない程に強化されてしまっており、この段階にまで辿り着かせてしまえば正攻法での勝ち目はほぼない。というか、殺す手段さえないだろう。何せ毒や炎、電力や酸欠に至るまで、ほぼ通常考えられるあらゆる臨死を経験している彼女だ。殺す為には、彼女が今まで経験した事のない力で殺す事のできるミスティックか、或は彼女が今まで受けた事も無い程、途轍もない力を用いるしかない。
そして最終段階である三段階目では、身体自体が変質する。例えば手指を統一して鎌のように鋭利な武器にする事や、背中から翼を生やす事もできる。10m以上巨大化する事も可能で、反対に10cm以下にまで縮む事も可能。体組織から変質するので、この状態になったメアは最早、人間とは定義できない。例えば心臓機能を三つ以上有する事も可能であり、肺呼吸とえら呼吸を同時に行うようにする事も可能。恐るべき化物と化す。
三段階に渡り、体を強化する能力。
まず第一段階は、一般的な身体能力の超強化だ。五感など強化も含まれる。その強化は骨格、血流,内蔵など多岐に渡り、あらゆる能力が最大で10倍近くまで上昇する。
第二段階は、身体強度の変質。この状態になれば、例えば肌を鉄以上の硬度へと強化する事も、爪を刃に等しい鋭さにする事も可能である。長い髪を極太のロープより丈夫にする事や、火に対する耐性などもつくという。
この第二段階の変質には条件がある。それは、強化する必要があるだけのダメージを受けている事だ。火への耐性ならば、一度火に焼かれなければ効果はない。髪なども、一度千切れれば次以降から強化されるのだが、最初から強化されている訳ではない。しかも受けたダメージに比例して強化される為、例え強化された後でも火に負けたり、髪が千切れたりする事はある。ただし、その場合も再び強化がなされるので、極端な話をすれば傷つく度に強化される。更に、強化は部分単位ではなく全体。髪が一本でも100kgの力で引き千切られれば100Kg分,全ての髪が強化される。それを活かし、火への耐性などは彼女がわざと自分の体の一部を高温で炙る事によって手に入れている。
今現在では、一人で傭兵部隊と戦っても痛みを受けない程に強化されてしまっており、この段階にまで辿り着かせてしまえば正攻法での勝ち目はほぼない。というか、殺す手段さえないだろう。何せ毒や炎、電力や酸欠に至るまで、ほぼ通常考えられるあらゆる臨死を経験している彼女だ。殺す為には、彼女が今まで経験した事のない力で殺す事のできるミスティックか、或は彼女が今まで受けた事も無い程、途轍もない力を用いるしかない。
そして最終段階である三段階目では、身体自体が変質する。例えば手指を統一して鎌のように鋭利な武器にする事や、背中から翼を生やす事もできる。10m以上巨大化する事も可能で、反対に10cm以下にまで縮む事も可能。体組織から変質するので、この状態になったメアは最早、人間とは定義できない。例えば心臓機能を三つ以上有する事も可能であり、肺呼吸とえら呼吸を同時に行うようにする事も可能。恐るべき化物と化す。
発動の為には、第一段階から順番に発動していく必要がある。第一段階から第二段階に移行する為には1時間、第三段階に移行するには更に2時間がかかる。しかしそれ以外に必要条件はなく、制限時間などの制約もこれといって無い。恐ろしく使用は容易である。
その代わり、発動にはいくつかのリスクが伴う。
まず第一に、理性の消失。第二段階迄は精神が高揚,暴走する程度ですむのだが、第三段階にまで発動し、あまりに人間から離れ過ぎると理性が崩壊し、まともな判断能力が失われてしまう事がある。そうなってしまえば、能力を解除もせずに延々と、ただ思うがまま暴れる化物となってしまう為に、普段は第二段階にまでで留めている。第三段階にまで行った時も、精々が少し身体を武器の形へ変えたり翼を生やしたりする程度で、人間の姿からは離れ過ぎないようにしている。
第二に、能力の使用後に後遺症として残る負荷があげられる。第一段階だけでも、使用後は一週間程慢性的にダルく、本来の身体能力の半分も発動出来なくなる。これはそういう制約ではなく、単純に能力行使による疲労によるもの。これは能力を使えば使う程に重くなり、段階を経れば減る程に強くなる。第三段階にまで行った場合、解除後は体中の骨と言う骨が折れ、筋肉と言う筋肉が軋みをあげて最低でも一ヶ月は動く事すらままならない。第二段階の強化の為、多くの痛みを受け入れて来た彼女を持ってしても『死にたくなる程に辛い』と言わしめるダメージだ。
そして最後に、この能力は強制的に無効化させる事ができる。能力発動中はメアの胸部が発光する。そこに紋章が浮き出て発光しているのだが、そこに彼女以外が触れれば能力は強制キャンセルされ,更にキャンセルされてから半年に及び能力を封印される。触れるのは人の手でなくとも良いし、服の上や布の上、或は鎧の上でも構わない。しかし一定以上に分厚いものの上から触れても無駄のようだ。実験的に胸部が異常に膨らんで空洞ができる程の鎧を作り、その上から触れさせてみた事があったが、能力はキャンセルされなかった。
しかし彼女が実際に能力を行使する際は、そのような小細工はしない。彼女自身がそういった奇抜な衣装や姑息とも取れる手段を好まないという個人的な理由が一つ、そんなものがなくても触れられはしないと言う自信が一つ。そして何よりも重要な理由は、暴走時に能力を止めて貰う必要があるからだ。もし完全な化物とかした状態で理性を失い、更に余計な細工によって外部からのキャンセルも困難となった場合、自我も失ってただの獣となってしまうのは彼女にとって宜しくない。幸い、そんな小細工さえしなければ、どれだけ暴走しようとも軽々しく接近する事ができる能力を持つ山田がいるので、彼女は万一を考えてその対策は取らない。
その代わり、発動にはいくつかのリスクが伴う。
まず第一に、理性の消失。第二段階迄は精神が高揚,暴走する程度ですむのだが、第三段階にまで発動し、あまりに人間から離れ過ぎると理性が崩壊し、まともな判断能力が失われてしまう事がある。そうなってしまえば、能力を解除もせずに延々と、ただ思うがまま暴れる化物となってしまう為に、普段は第二段階にまでで留めている。第三段階にまで行った時も、精々が少し身体を武器の形へ変えたり翼を生やしたりする程度で、人間の姿からは離れ過ぎないようにしている。
第二に、能力の使用後に後遺症として残る負荷があげられる。第一段階だけでも、使用後は一週間程慢性的にダルく、本来の身体能力の半分も発動出来なくなる。これはそういう制約ではなく、単純に能力行使による疲労によるもの。これは能力を使えば使う程に重くなり、段階を経れば減る程に強くなる。第三段階にまで行った場合、解除後は体中の骨と言う骨が折れ、筋肉と言う筋肉が軋みをあげて最低でも一ヶ月は動く事すらままならない。第二段階の強化の為、多くの痛みを受け入れて来た彼女を持ってしても『死にたくなる程に辛い』と言わしめるダメージだ。
そして最後に、この能力は強制的に無効化させる事ができる。能力発動中はメアの胸部が発光する。そこに紋章が浮き出て発光しているのだが、そこに彼女以外が触れれば能力は強制キャンセルされ,更にキャンセルされてから半年に及び能力を封印される。触れるのは人の手でなくとも良いし、服の上や布の上、或は鎧の上でも構わない。しかし一定以上に分厚いものの上から触れても無駄のようだ。実験的に胸部が異常に膨らんで空洞ができる程の鎧を作り、その上から触れさせてみた事があったが、能力はキャンセルされなかった。
しかし彼女が実際に能力を行使する際は、そのような小細工はしない。彼女自身がそういった奇抜な衣装や姑息とも取れる手段を好まないという個人的な理由が一つ、そんなものがなくても触れられはしないと言う自信が一つ。そして何よりも重要な理由は、暴走時に能力を止めて貰う必要があるからだ。もし完全な化物とかした状態で理性を失い、更に余計な細工によって外部からのキャンセルも困難となった場合、自我も失ってただの獣となってしまうのは彼女にとって宜しくない。幸い、そんな小細工さえしなければ、どれだけ暴走しようとも軽々しく接近する事ができる能力を持つ山田がいるので、彼女は万一を考えてその対策は取らない。
なお、暴走時以外で彼女を封印する事ができた味方以外の人物は、後にも先にも時夜夜巌ただ一人であるという。