Imponderable data | |
Name | リン・ファースト |
Alias | 【ワールドイズマイン(世界の所有者)】 |
quality | カイツールのクリファホルダー |
WUP責任者守護役 |
PROFILE
ABILITY
【オーナーシップサーティフィケィト(所有証明書)】
他者の物の所有権を強制的に奪い取り、尚かつ自分が所有している物体からはいかなる物的被害を受ける事もなくなるという強力な能力。
所有権を奪い取れる物は物体に限り、特許などの目に見えないもの、財産など概念的なものは対象とならない。ただし、財産というカテゴリの中で更に細分化した場合(例えば宝石類)の所有権は奪い取れる。明確に対象が目に見えているものならば奪取する事が可能だ。なお、人間を含む生物の所有権は奪い取れない。それはアルバイトのような契約的所有でも、奴隷のような完全に人権ごと購入した上での所有であっても変わらない。
他者の物の所有権を強制的に奪い取り、尚かつ自分が所有している物体からはいかなる物的被害を受ける事もなくなるという強力な能力。
所有権を奪い取れる物は物体に限り、特許などの目に見えないもの、財産など概念的なものは対象とならない。ただし、財産というカテゴリの中で更に細分化した場合(例えば宝石類)の所有権は奪い取れる。明確に対象が目に見えているものならば奪取する事が可能だ。なお、人間を含む生物の所有権は奪い取れない。それはアルバイトのような契約的所有でも、奴隷のような完全に人権ごと購入した上での所有であっても変わらない。
発動の条件は、まず自身の自筆によるサインが書かれた紙を、奪い取るものに触れさせる事が第一。これは次の瞬間に剥がれても構わない。あくまでも触れさせる事が条件である。
第二に、相手に金を渡す。これは例え相手が受け取らなくても構わない。サインした紙を触れさせた後、所有権を奪い取る意図を告げて代価を突き付ければ、それを相手が受け取ろうが送り返そうが条件を満たした事になる。ただし,突き返された金をリンが受け取った場合は発動しない。突き返された場合は即座に金の所有権を放棄し、どこか他の場所に譲渡しなければならない。その場合は物質的な対価を伴わない譲渡でなければならず、購買による使用などは認められない。
この場合の金とは即ち価値の事であり、ワールドクレジットでなくとも構わない。代価となる権利でも構わなず、また物でも構わない。必要な価格は、奪い取る物体の価値ではなく、相手がそれをどれだけ愛着を持ち大事に扱っているかによって変動する。もし対象が大事にされているものであればゴミであれど渡す必要量は多くなり、反対に大事にされてないものであれば端金で構わない事もある。その判断は彼女の中のオドが勝手に判断する為、リンが左右出来るものではない。
なお注意点として、条件は大事にされているかいないかである事があげられる。重要視しているか、或は重宝しているか、などは対価値の上限には関係しない。手放したくないと思っていても、手入れが杜撰であったりした物は容易く奪い取る事が可能なようだ。それに関しては自分の手で手入れしていたかどうかには関係なく、どれだけ大切に保たれているかが主な判断基準となるらしく、武器などは(使用上の理由で整備していなければ使えなくなるから)殆どの場合で高額になる。
また第二条件で難しい所は、どれだけの価値を払えばいいのかがリン自身には分からない事だ。彼女は経験上、奪い取る対象の見た目の綺麗さや扱われ方などを見れば大体の価値が分かるが、それでも正確ではない為に大体、多めの額を渡している。
条件が満たされれば,張り付けた紙が発光して紙面に契約完了の文字が輝く。
その時点で対象の所有権はリンへと移り、物体がリンを傷つける事はなくなる。更にこの能力では、所有した対象に付随する、或は一般的にセットで考えられるもの,或はセットであったものからの影響をも防ぐと言う特徴を持つ。
例えば銃の所有権を奪えば、銃本体による打撃で被害を受けなくなるのは勿論だが、発射された銃弾による被害も受けなくなる(勿論、所有権を奪った銃以外の手段で弾丸を放たれた場合は被害を受ける)。剣の鞘の所有権を奪えば、それを納めていた剣自体からも影響を受けなくなる。
ただ、これには様々な制約が存在し、リン自身もその全ての制約を把握しきる事は出来ていない。例えば剣の例だが、確かに鞘を封じればそこに納められていた剣の影響も受けなくなる。しかし、一度,所有権を奪われた鞘を捨て、別の鞘に剣を入れ直した場合、所有権を奪ったその鞘と相手が使った剣はセットではなくなったと判断され、影響を受けるようになる。そういった細かな条件が対象物によって多数存在する為に、完全は悪が難しいのだ。しかし大前提としては、上記したようにセットで考えられるものはそれごと影響を与えるというものである為、大凡で判断している。
第二に、相手に金を渡す。これは例え相手が受け取らなくても構わない。サインした紙を触れさせた後、所有権を奪い取る意図を告げて代価を突き付ければ、それを相手が受け取ろうが送り返そうが条件を満たした事になる。ただし,突き返された金をリンが受け取った場合は発動しない。突き返された場合は即座に金の所有権を放棄し、どこか他の場所に譲渡しなければならない。その場合は物質的な対価を伴わない譲渡でなければならず、購買による使用などは認められない。
この場合の金とは即ち価値の事であり、ワールドクレジットでなくとも構わない。代価となる権利でも構わなず、また物でも構わない。必要な価格は、奪い取る物体の価値ではなく、相手がそれをどれだけ愛着を持ち大事に扱っているかによって変動する。もし対象が大事にされているものであればゴミであれど渡す必要量は多くなり、反対に大事にされてないものであれば端金で構わない事もある。その判断は彼女の中のオドが勝手に判断する為、リンが左右出来るものではない。
なお注意点として、条件は大事にされているかいないかである事があげられる。重要視しているか、或は重宝しているか、などは対価値の上限には関係しない。手放したくないと思っていても、手入れが杜撰であったりした物は容易く奪い取る事が可能なようだ。それに関しては自分の手で手入れしていたかどうかには関係なく、どれだけ大切に保たれているかが主な判断基準となるらしく、武器などは(使用上の理由で整備していなければ使えなくなるから)殆どの場合で高額になる。
また第二条件で難しい所は、どれだけの価値を払えばいいのかがリン自身には分からない事だ。彼女は経験上、奪い取る対象の見た目の綺麗さや扱われ方などを見れば大体の価値が分かるが、それでも正確ではない為に大体、多めの額を渡している。
条件が満たされれば,張り付けた紙が発光して紙面に契約完了の文字が輝く。
その時点で対象の所有権はリンへと移り、物体がリンを傷つける事はなくなる。更にこの能力では、所有した対象に付随する、或は一般的にセットで考えられるもの,或はセットであったものからの影響をも防ぐと言う特徴を持つ。
例えば銃の所有権を奪えば、銃本体による打撃で被害を受けなくなるのは勿論だが、発射された銃弾による被害も受けなくなる(勿論、所有権を奪った銃以外の手段で弾丸を放たれた場合は被害を受ける)。剣の鞘の所有権を奪えば、それを納めていた剣自体からも影響を受けなくなる。
ただ、これには様々な制約が存在し、リン自身もその全ての制約を把握しきる事は出来ていない。例えば剣の例だが、確かに鞘を封じればそこに納められていた剣の影響も受けなくなる。しかし、一度,所有権を奪われた鞘を捨て、別の鞘に剣を入れ直した場合、所有権を奪ったその鞘と相手が使った剣はセットではなくなったと判断され、影響を受けるようになる。そういった細かな条件が対象物によって多数存在する為に、完全は悪が難しいのだ。しかし大前提としては、上記したようにセットで考えられるものはそれごと影響を与えるというものである為、大凡で判断している。
リンは周囲の誰にも伝えていないが、この能力、実は解除方法が2種類ある。一種類は、リンから与えられた価値の3倍以上を彼女に渡せば、所有権は奪い返せる。更に、実はこの手法を用いれば、奪われた元の所有者以外でもこの能力の恩恵を受ける事ができるのだ。しかもこれはリンの発動条件と同じく、相手が受け取らなかった場合でもその額を他に譲渡すれば良い。もしこの手法でリンから第三者が奪った場合、そこから更に取り返す為には例えリンでも、第三者が払った価値の三倍を渡さなければならない。
もう一つの解除方法は、至ってシンプルである。能力発動の第一条件で使用された紙を破り捨てれば、その所有権は元の持ち主に戻る。誰が破ったか、どうやって破ったかは問われない。正確には破らなくとも、燃やしたり水で溶かしたりして、およそ紙としての価値をなくさせる事が出来れば能力は解除される。これは,例えリン以外の第三者に所有権が飛んでいる時でも同様である。
もう一つの解除方法は、至ってシンプルである。能力発動の第一条件で使用された紙を破り捨てれば、その所有権は元の持ち主に戻る。誰が破ったか、どうやって破ったかは問われない。正確には破らなくとも、燃やしたり水で溶かしたりして、およそ紙としての価値をなくさせる事が出来れば能力は解除される。これは,例えリン以外の第三者に所有権が飛んでいる時でも同様である。
なおこの能力、金を突き返された場合はその金を第三者に譲渡しなければならないのだが、自分の知人や関係組織に譲渡してはならないという制約は存在しない。一種のマネーロンダリングのように、関係組織に譲渡してからすぐに自分の手元に戻したりしても発動条件は満たされる。更に現物で渡した場合、決してその現物を譲渡しなければならない訳ではなく、同価値のものであれば何でも良い(例えば100万WCの宝石を突き返された場合は、関係機関に100万WCを口座から振り込めば何の問題もない)と言う裏技があり、殆ど被害を受けずに使う事が可能である。