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ブラックボックス15

最終更新:2017年01月25日 22:30

jelly

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第15章「One-Shot(汁一本)」



『くっ……やつらいつの間に。どうして私たちの存在に気付いたのでしょう』
「まぁ、精神兵器相手にあれダけドンパチやってたからなぁ。そりゃ気付くダろ」
 ゲーヒルン中枢タワーを目指して林の中を進んでいたメイヴたち。敵の目をかい潜るためにこのルートを選んだはずであったというのに、精神兵器レティス、ブロウティス、そしてG-メイシスの襲撃を受け、そして今はヴェルスタンド軍の一部隊に包囲されていた。
 銃を突きつける兵士たちの間からは、眼帯をつけて白いひげを蓄えた壮年の男がおもむろに姿を見せる。
 部隊の指揮官と思しき男は、メイヴたちをまじまじと見つめてからゆっくりと口を開いた。
「ふむ。見たことのない機械だな。ヴェルスタンドの機構ではない。マキナのものとよく似ているが、それとも違うようだ」
 たった一目でそれを見抜いた男にメイヴは警戒した。
 この男はどうやら機械に精通している。それもかなり詳しいと見える。只者ではない。
「そして……そこにいるのは、ガイスト博士だな。よくぞ崩壊するドームから脱出できたものだ」
「な……なぜそれを! ま、まさかあの攻撃は貴様らが!?」
 ガイストに問いに答える者はいない。が、それに対する答えが肯定であることは兵士たちの表情を見ればすぐにわかった。なぜなら、それを聞くなり兵士たちは誰もがガイストから目線をそらせたからだ。
 ただひとつ気になるのは、その誰もが苦々しいような後ろめたいような、複雑な表情をしていたということだ。
「おまえたちか、ガイストクッペルにミサイルを撃ち込んダのは! 許せん。今ここで仕返しダ!」
 睨み付ける幾十もの銃口に対抗して、ゲンダーは汁千本の構えを取った。無数の衝撃波なら、少なくとも前方に並ぶ兵士たちぐらいは一掃できるはず。一箇所でも包囲を崩せれば、突破口が開けると考えたからだ。
 しかし、そんなゲンダーを制したのは敵ではなく、意外にもガイストだった。
「待つんだ。何か事情がありそうだぞ」
「なぜ止めるんダ。あいつらはガイストを殺そうとしたんダぞ」
「だが僕はまだ生きてる。ゲンダー、表面上の事実だけが真実とは限らない。機械のおまえには理解できないかもしれないが、人間というものはめんどくさいものでね。ときに望まないことをあえてやる必要に迫られることがある。軍人ならば尚更、な」
 ガイストは兵士たちの表情を見逃さなかった。彼らはガイストに対して後ろめたさを感じている。
 だから理解した。ヴェルスタンドの実情を知るガイストだからこそ、それを察したのだ。
「さては大統領の命令か。いくら軍人だからといって、まともなヴェルスタンド人なら同胞や自国の領土にミサイルをぶち込むような馬鹿はいないはず。だが命令を下したのは国のトップだ。逆らえるわけもないよな」
 兵士たちはうろたえた。それはガイストの推理が間違っていないことを証明していた。
「ご明察。さすがはガイスト博士、我が国を牽引する頭脳の持ち主だな。そのとおり、我々は上官の命令には逆らえない。たとえそれが間違っていると思ったとしてもな。それが軍隊というものだ」
 指揮官の男だけは心を乱すことなく、そしてガイストを称賛した。銃を突きつけて包囲されていることには変わりないが、どうやらガイストに対して敵意はないようだ。
「申し送れたな。私はヘルマン・グレッヒ。大佐としてこの近くにある第壱基地を任されている。レーダーが貴殿らの存在を感知したため、規則に従い包囲させてもらった」
『レーダーに捉えられたですって!? そんなはずは……まさか私がそんなミスをするなんて信じられません』
 表情こそ憎たらしいスマイルのままだが、うろたえたような様子を見せたメイヴを横目に見ながらヘルマンは尋ねた。
「そこの機械は貴殿が発明したものかね? たしかに貴殿はヴェルスタンド人であり、ゆえにゲーヒルンに貴殿がいること自体には何も問題はない。なぜ身を隠すようにこんな場所を歩いているのか、ということを除けばね。ガイスト博士、こんなところで何をしている。その機械で何をするつもりだ?」
 機械とは言うまでもなくゲンダーとメイヴのことだ。
 ヘルマンは二人の機械を交互に見つめた。
(マズいな。ガイストが疑われてる。見つかったのもマズいが、銃があるのが問題ダ。オレやメイヴは少々撃たれても平気ダし、壊れても直してもらえればまた動ける。でもガイストは撃たれたらおしまいダよな。なんとかガイスト一人ダけでも逃がせれば…………おい、ガイスト)
 ゲンダーは兵士たちに聞こえないよう、そっとガイストに耳打ちした。
(どうした、ゲンダー?)
(オレたちのことは知らないと言え。いや、さすがに無理があるか。それじゃあ、オレたちはマキナの機械ダってことにしろ。新型だから違うように見えたってことでさ。それで敵国の機械に捕虜にされて……ってそれでヴェルスタンドにいるのはおかしいな。ええと、じゃあ敵国の機械を見つけて研究のために持ち帰ったことにするんダ)
(それだと僕がこんな場所にいることの説明ならないと思うが)
(うう、それは……実験のためダ。何かこう、そこはうまいこと誤魔化してくれ。例えばほら、マキナの兵器の情報を掴んダから、大統領に報告しにきたとか。それで大統領に取り入って許してもらいに来た、ってことにしてこの場をなんとか切り抜けるんダ! よし、我ながら名案ダぞ。オレにしては冴えてるダろ)
(なるほど。そうやって敵の懐に潜り込もうという作戦か。なかなか面白いな……しかし)
「だが拒否する」
(わッ、バカ! なに急に大声出してんダよ!)
 周囲の視線が一気にガイストに集まる。
「おい。何をこそこそ話している」
 兵士の一人が銃口を向けて問い詰めるのも構わずガイストは続けた。
「あの大統領に取り入るだって? たとえ嘘でもありえないな! この僕の研究を……いや、プライドを滅茶苦茶にした男だぞ。それに僕だけじゃない。これまでも裏で何人もの研究者を……もしかしたらきっとヘイヴ師匠も……そんな男に冗談でも頭を下げるなんてまっぴら御免だ!!」
「おいやめろ。落ち着くんダ」
「この機械で何をするつもりかって? いいだろう、正直に答えてやる。これから僕は中枢タワーに乗り込む。それからどうするかは具体的には考えてない。あの男のことだ、どうせ説得しても無駄だろう。だから大統領を人質に取るかもしれない。もしかしたら拘束して二、三発ぐらいぶん殴るかもしれないな。まあ手段はともかく、あいつの暴走を止める! そして無意味な戦争をやめさせる! 少なくとも僕が学生だった頃から他の大統領の顔を見たことがない。ずっとあいつだ。もはやこれは独裁だ! あいつを放っておくのは国のためにならない!」
 国家代表の拠点に踏み込んで、しかも拘束するだなんて、誰が聞いても立派なテロリストである。それも大統領の配下である軍隊の目の前で堂々と大っぴらに宣言してしまった。現行犯はおろか、即刻射殺されてもおかしくないかもしれない。「ああ、もうおしまいダ…」ゲンダーはそう思った。やはりガイストを連れてきたのは間違いだった。そう後悔した。
(今にもやつら突撃してくるぞ。あるいは銃弾の雨が降るか)
 ゲンダーは頭を抱えてうずくまった。
 しかし、いくら待っても兵士の声も銃声も聞こえてこない。恐る恐る顔を上げると、予想もつかない事態がゲンダーを待っていた。
「よくぞ言った! それでこそ、真のヴェルスタンド国民だ」
「誰もが一度は心に思っても、恐ろしくて口には出せなかった」
「でもあんたは違う。国民の真意を代弁してくれた。あんたが英雄だ」
 まさか兵士たちが全員、ガイストに向かって敬礼しているなどと誰が予想できただろうか。
 それどころか、感極まって涙を流している者までいる始末だ。
「え……? 嘘ダろ。な、何がどうなってるんダ…」
 状況を飲み込めないゲンダーに説明するようにヘルマンは言った。
「多くのヴェルスタンド人は今の大統領のやり方をよく思っていない。もう何年もな。だが多くがそう思っていても、それを公言できない理由がある。その理由のひとつが……我々ヴェルスタンド軍なのだ」
「どういうことダ? しかしその様子を見ると、おまえたちも大統領のことは好きじゃなさそうダが」
「正確には軍の在り方だ。軍の最も上に立つ最高司令官の立場にある男、それが大統領なのだ」
「なんダよそれ。つまり軍隊を使って自分に反対するやつを脅してるっていうのか。そんなのおかしいダろ! 職権乱用ってやつダ」
「かもしれんな。だがこれがこの国の制度なのだ。それにもうひとつ、軍の大将にあたるフリードリヒという男の存在だ。大統領の従兄弟にあたるのだが、それをいいことに軍を自分の玩具か何かのように考えている節がある。恐ろしいことに、そんな男が軍のナンバー2なのだ。大統領を除けば、やつが実質上のトップだな」
「おいおい……そんなメチャクチャあるのかよ」
「それでも上官は上官だ。悲しいかな、我々にとって上官の命令は絶対なのでね」
『ふむ。事情はわかりました。しかし、そのわりにはずいぶんと上官に対して自由な意見をお持ちですね』
「行動は縛れても精神までは縛れぬさ。規則のせいで命令には従わねばなるまいが、それをどう思うかは個人の自由だ。精神こそヴェルスタンド人の誇り。固く自分の意志を貫き通すというのが我々の生き方でね」
『それはなんとなく理解できます。彼を見ていると特に、ね』
 少し気恥ずかしそうにガイストは肩をすくめた。
「と、とにかく僕たちは大統領を止めるためにタワーへ向かっているんだ」
 ヘルマンは腕を組んで少し考えた後に言った。
「立場上、我々は大統領やフリードリヒを止めることはできない。しかし……そうだな。貴殿らならあるいは、とくに国籍に縛られない機械の二人なら、この国を変えられるかもしれん。賭けてみる価値はある、か。ならば我々の為すべきことは決まったな。おまえたち、彼らの進むべき未来を教えてやれ」
 大佐の指示で、こちらを取り囲んでいた兵士たちはさっと道を開けた。
 その先には目的地の中枢タワーがそびえ立っている。
「では調査結果を確認する。見つかったのは我が国の国民が一人、そしてその所有する機械が二体。さて、これは何も問題あるまいな」
「はっ、異常なしであります! 総員撤収」
「「イエッサー」」
 兵士たちは敬礼すると、何事も無かったかのように引き揚げていった。
 その敬礼はヘルマン大佐や部隊長だけではなく、ガイストにも向けられていたような気がした。
「あいつら…」
『敵ながら天晴れですね。いや、敵の中の味方とでもいいますか。その剣で私を好きにして』
「何の話ダ?」
『ともかく彼らが示してくれた道を急ぎましょう。まだゴールじゃない。やっとスタートラインですよ』


 それから少し歩き、林を抜けるとゲーヒルン中枢タワーの裏手に出た。
 見上げるほどに高く、そして警備は厳重。正面入口から堂々と入っていく馬鹿はいないが、それでも見つからずに上まで行くのは骨が折れるだろう。
「おエラいさんがいるっていうのはたぶん最上階ダよな。どうする?」
『建物ごと爆破してしまえば一発で終わって話は早いんですけどねぇ』
「やめてくれ。僕たちはテロリストじゃない。タワーには大勢の人間がいるんだ」
『もちろん冗談ですよ。空が飛べれば屋上から侵入するんですが、さすがにすぐバレそうですしね。どれどれ、ちょっと探ってみましょう。ゲンダー、ホログローブを貸してください』
 メイヴは受け取ったホログローブに小さな基盤のようなものを組み込むと、続けてホログローブのシステムを慣れた手つきで弄り始めた。曰く、これもスヴェンから提供されたもので、飛行艇に搭載するレーダーに使われる部品だそうだ。これを取り付けることによって、立体地図の有効範囲をセンサーを使って感知するよりもさらに広げることができる。
『ただしオーバースペックのため、動体センサーを同時に起動することができません。現在位置は自身で把握しておく必要がありますし、近くにいる存在を地図上に表示することもできません。ですが、その代わりにこうやって…』
 メイヴが操作すると、ブゥン……という音とともに、ホログローブ内に小さな中枢タワーのホログラムが現れた。
『タワーの全体像です。拡大縮小、回転が可能で、すべての通路や部屋の位置が確認できます。言わば立体見取り図ってところですね』
「こいつは面白いな」
『さて、どこか侵入しやすそうなところは、と』
「これなんかどうダ? 最上階まで直通のエレベータがあるぞ」
 タワーの裏口から入ってすぐのあたりをゲンダーは指し示した。
『ほう、これはまたやけに都合のいい……ふむ。どうやら荷物の搬送用リフトですね。これはちょっと無理です。ゲンダーなら入れそうですが、私やガイストには狭すぎます』
「なるほど、オレなら入れるんダな」
 一人納得したようにうなずくゲンダーを見て、メイヴは忠告した。
『まさか一人で行くなんて言わないでくださいよ。何かあったときにバックアップできません』
「そのまさかダ。オレが先に言って警備を引きつける。その隙にメイヴたちも中に入れるダろ」
『しかしあまり無闇に騒ぎを起こしては余計に警戒されますし、それにゲンダーに何かあったら……』
「心配すんな。騒ぎは起こさない。警備に嘘の交代時間を教えるとか、警備場所が変わったと偽の情報を流すとか、やり方はいろいろあるさ。それにオレ一人じゃない。オレが入れる程度の広さなら、グメーも入れるダろう?」
『それはそうですが……』
「じゃ、そういうことダから、ちょっくら行ってくる。いくぞ、グメー!」
 そう言うや否や、ゲンダーはメイヴの制止も聞かずに走り出して行ってしまった。
「あの頑固さというか、言い出したら聞かない感じはちょっとヴェルスタンド人らしいな」
『まあ開発者がヴェルスタンド人ですからね……』
 タワーの裏口の中へ消えていくゲンダーの背中を、二人は呆れた様子で見送った。
 そしてその後を追ってついていく小さな影を目で追おうとしたが、いつまで経ってもグメーが現れないことに二人は気がついた。
「あれ、グメーは?」
『見当たりませんね。もしかして他のグメーシスと一緒に凍っちゃいましたかね。冷却レーザーで』
 事実、グメーは彼らに襲い掛かった多数のグメーシスとともに冷凍マグロよろしく、凍った状態で林の中に転がっていた。
 捜しに戻ることはできるが、見た目ではどれがグメーでどれがただのグメーシスなのかはまるで見分けがつかない。自然に解けて自分で戻って来てくれるのを待つ他はなかった。
 そんなことはつゆ知らず、ゲンダーは「グメー遅いな」と思いながらも、上へ向かう搬送リフトの中にいた。
 さて、乗り込んだはいいが、どうやって警備を引き付けよう。このリフトはそのまま最上階へ向かうから、最上階でできることを考えるべきか。大統領が招集をかけたという情報でも流して警備の目を引き付けるか。
 そんなことを考えているうちに、リフトは最上階へ到着した。
 メイヴに見せてもらった立体見取り図によると、リフトを降りたすぐのところに荷物を溜めておくのであろう広いスペースがあった。おそらくは倉庫か何かだろう。
 そこならば警備も手薄だろうし、まさかこんなところから侵入者がやってくるとも思っていないはず。そう踏んで、まずはここで様子をうかがいつつ次の行動を決めようと考えていた。
 いざリフトを降りて倉庫に出てみると思っていた以上に広い空間で、前方ずっと先にシャッターで仕切られた壁が見える。高い天井からはクレーンがぶら下がっていたり、赤いランプの回転灯が光ったりしている。コンテナが柱のように積み上げられていて、おそらくはその中に荷物がぎっしりと詰め込まれているのだろう。そしてその横を走るベルトコンベアの上を小さな箱がいくつも流れていく。
 たしかに倉庫らしい景色ではあったが、これがタワーの中、それも最上階にあるのだと思うと何か違和感がある。
「なんダここは。まるで工場みたいな場所ダな。何のためにタワーの中にこんな…」
 予想外に広い空間にゲンダーの声がこだまする。
「教えてやろうか。ここが何なのか」
 すると不意にゲンダーのものとは別の声が響いた。
「何ッ……誰ダ!? どうしてオレがここにいるとわかったんダ」
「馬鹿め。ここをどこだと思っている。タワーのセキュリティをなめてもらっちゃあ困るなぁ」
 奥のシャッターが開き、ズシンズシンと地響きを鳴らしながら大型の機械がその姿を現して近づいてきた。
 それはゲンダーの前までやってくると、くるりと横を向いてこちらを睨みつける。どうやら今見えている方向が正面らしい。
 大型の機械は二本の巨大なアームを振りかざしながら、小さな侵入者と対峙する。そのアームは先端が二股に分かれて開くようになっていて、まるで巨大な顎か鋏のようだ。足はキャタピラのようだが、それを護るように六本の小さなアームが機体の左右に三本ずつ生えている。その姿はさながら甲殻類のようである。
 それを見てゲンダーは思った事を素直に口に出した。
「か、蟹……ダと?」
 そう、まさに巨大な鉄の蟹だった。
 その異様な井出達の機械から、さっきの声が再び聞こえてくる。
「ワハハハ、驚いたか! これぞ我が国の誇る精神兵器がひとつ『クラブグラヴ』だ」
「精神兵器……『鯰』といい『蟹』といい、おまえら海産物が好きなのか?」
「ほォう。侵入者というからどんな奴かと思えば、ずいぶんちっぽけな機械じゃないか。俺様は知ってるんだぜ。おまえが搬送リフトから昇ってきたことも、外に仲間が二人いることもなぁ」
「ちっ、早くもバレちまってんのか」
「まあおまえがどこの誰の差し金かは知らんが、そんなことはどうだっていい。俺ァちょうど退屈してたんだよ。マキナの奴らはあまりに不甲斐なくて歯応えがないし、最近はフィーティンの奴らとの戦闘もなくてなぁ。鈍っちまうんだよ……身体とか勘とか、いろいろさぁ」
「な、何を言ってるんダ。なんなんダおまえは」
「俺か? 俺はヴェルスタンド軍大将、フリードリヒ・ヴェトレイ様だぜ! わかるか? 大将。大統領の次にエラいんだぜ、俺は。見ろよ、この勲章の数々を!」
 おそらく目の前の兵器の中にフリードリヒは乗っているのだろう。こちらには全然見えていないのだが、そんなことは気にせずに自身の胸にきらめくお飾りをこれでもかと自慢し始めた。
「……それからこの勲章はなぁ。フィーティンのなんとかいう兵士を退けた記念に賜ったもので、なんていったかなぁ。伝説の兵士とか呼ばれてるらしいが、所詮フィーティンの伝説如き、大したことはなかったようだなぁ」
「なんダこいつ。変なやつに出くわしちまったぞ」
「おっと。いかんいかん、思わず俺様の輝かしい栄光に酔いしれちまったぜ。まあとにかく俺はエラいのさ。だから大統領以外はみんな俺の命令を聞かなくっちゃあいけないんだ。さっきも言ったが俺は退屈でなぁ…」
 そのとき突然『蟹』のアームが持ち上がると、ゲンダー目掛けて巨大な鋏が振り下ろされた。
 不意打ちを食らったゲンダーは辛うじて直撃は免れたものの、衝撃で吹き飛ばされて後方の壁に叩き付けられた。
「だから……俺を愉しませろよ。侵入者」
 二本の鋏を振り上げて『蟹』は唸り声を上げる。
 そしてまだ体勢を整え切れていないゲンダーに向かって追い討ちをかける。
「ほらほらほらほらほらァ!! 逃げろ、慌てふためけ、泣き叫べ! クラブグラヴの鋏はどんな機械だってあっという間にスクラップにしちまうんだぜぇ!?」
 巨大な鋏のついたアームが勢いよく伸びて、立ち上がれていないゲンダーの胴体を挟み込もうとする。
「くそッ」
 ゲンダーは右腕を上げて汁千本の構えを取る。
 しかし狙いは『蟹』ではない。その腕先は足元に向けられている。
 そしてそのまま汁千本を発射。無数の衝撃波は拡散する前に地面にぶつかり反射する。跳ね返った衝撃波はゲンダーに当たり、その小さな身体を弾き飛ばした。一瞬遅れて、つい今までゲンダーのいた場所を『蟹』の鋏が大きく削り取る。
 弾き飛ばされたゲンダーは、倉庫内に柱のように積まれたコンテナの上に落ちた。
「おほ! 面白え。そんな避け方を見せてくれるとはな。よーし、いいぞ。おまえには期待できそうだ」
「痛ってぇ。このやろう、卑怯だぞ!」
 コンテナの上から汁千本で反撃するが、攻撃は弾かれるだけで『蟹』にはまるで効いていない。
「ダメか。つくづく使えねえな!」
 身を翻して敵の死角に姿を隠す。コンテナは『蟹』よりも高く積まれているので、フリードリヒからはゲンダーの姿が見えない。立ち並ぶコンテナの柱の上をゲンダーが走る音が聞こえるだけだ。
「いいぞいいぞ。隠れるがいい、逃げるがいい。だがすぐに捕まえてやるよ。このアームでおまえをがっしり掴んでゆっくりゆっくり潰してやる。敵が命乞いしながらその表情が恐怖に歪んでいく様はゾクゾクするんだよォ!」
 『蟹』がアームでコンテナを横殴りにすると、倉庫の端まで吹き飛ばされたコンテナはそのまま壁にめり込んで刺さった。フリードリヒはだるま落としでも楽しむかのように、次々とコンテナを殴り飛ばしてはコンテナの柱を崩していく。
「おおい、どこに隠れたんだぁ? グヘヘヘ、もっと逃げろよ。じゃないとスクラップだぜぇ」
 ゲンダーは天井から吊るされたクレーンに飛び移って、コンテナ相手に暴走する『蟹』の様子をうかがっていた。
「なんて馬鹿力ダ、化け物かよ。それにあの声のやつもちょっと普通じゃない感じダぞ。汁千本は効かないし……さて、どうする」
 敵は破壊力抜群の兵器。迂闊に近づくのはまずい。懐に潜り込めばあのアームの攻撃は受けないかもしれないが、まだ他に攻撃手段を持っている可能性もある。あの六本の小さなアームが何かを仕掛けてくるかもしれない。
 できれば遠距離からの攻撃を仕掛けたいが、汁千本はまるで役に立たない。そもそもなぜ汁千本がこれほどまでに通用しないのか。これまでに何度もそんな場面に遭遇して、何も考えないゲンダーではなかった。
 汁千本は量による攻撃だ。無数の衝撃波を放つことによって面で攻撃する。例えるならばショットガンのようなものだ。これによって高い命中率を誇るが、威力が分散することで一発当たりの攻撃力としては心もとない。敵の懐でぶちかませば強力な一撃をお見舞いしてやれるかもしれないが、反撃を受ける可能性も高くリスクが大きい。
(ならば量ではなく質を上げてやることはできないのか? 千本を一本に束ねてやることができれば。理論上は千発の威力が一発分に凝縮されるから、単純に計算して威力は1000倍になるはずダ)
 しかし、あくまで理論上の話で実際に試してみたことはまだない。
 衝撃波の凝縮によって威力が1000倍になるなら、それによる反動も同様に1000倍になるはず。果たしてゲンダーの身体がそれに耐えられるかどうか。ともすれば、接撃汁千本よりも遥かにリスキーかもしれない。
(それどころか、発射する前に圧力に耐え切れなくなって腕が爆発して消し飛びかねないな。自爆しちまっちゃあ目もあてられない。くッそぉ、ダったらどうすればいい)
 必死に思考を巡らせるゲンダーをそのとき不意に衝撃が襲った。
 『蟹』のアームが伸びて、先端の鋏でゲンダーのぶら下がっていたクレーンを切断してしまったのだ。
「しまった! 油断した」
 ゲンダーの身体は空中に投げ出される。
 空中にあっては敵の攻撃を避けることも反撃することもできない。できるのはただ落ちることだけ。相手に付け入られる大きな隙ができてしまった。
 地面に激突する前に『蟹』はその鋏でゲンダーをがっしりと掴んだ。
「グヘヘ、つーかまえたぁ!」
「やられた。まさか天井まで届いてくるなんて」
「そろそろ教えてやろうか。ここはどこかだって? そりゃあもちろん、おまえの墓場に決まってんだよ!! さーて、どうして欲しいかなぁ。んー? ひと思いに潰して欲しいか。それとも真っ二つに切断されたいか」
「ちくしょう! どっちにしてもオシマイじゃないか」
「いいねぇ、その表情……ん? そういやおまえ機械なのに表情があるのか、変わってるな。まあどうでもいいが。よーし、決めたぜ。おまえは首を切断して殺す……じわじわと……1ミリずつギロチンを引いていくようにな!!」
 巨大な鋏がゲンダーの首もとを挟み込み、少しずつ少しずつ、しかし確実に万力のように締め上げていく。
 ミシミシと厭な音を立てながら徐々に首がひしゃげていくのがゲンダーにもわかった。
「ああー。しかしひとつだけ惜しいぜ。機械は呼吸をしてないからな。喉が潰れて苦しさに喘ぐ苦悶の表情が見れないのだけは惜しい」
 首を挟まれていてゲンダーの胴体部分は空中にぶらんと垂れ下がった状態だ。手足は自由に動けるが、いくらじたばたしたところで、一向にこの状況からは抜け出せそうにもない。
(ぐ……万事休すか。いや、いいのかオレ! このまま何もせずスクラップにされるのを待つダけか!? どうせ死ぬなら黙って死ぬより、最後まで足掻いて死んダほうがましダ。ええぃ、迷ってる暇はない。やるしかないんダ。千本の威力を一本に!)
 この時、迫り来る危険がゲンダーの集中力を最大限にまで高めていた。その集中力はゲンダーの処理能力を大幅に引き上げ、短い時間の中でより多くの思考を巡らせることを可能にしていた。
「んん? どうした、急に静かになったな。諦めて抵抗をやめたのか。なんだなんだなんだ、こいつ急に無表情になりやがって。これだから機械ってやつはよぉ。あー、冷めた。なんか冷めてきたぞー」
 ゲンダーの頭の中では瞬時に高度な計算が行われていく。
 必要な圧力は。それに伴う反動は。それを緩和する手段は。攻撃を放つ最も効果的な位置は。
 威力計算開始。角度計算開始。状況確認。エネルギー充填。波動精製。目標確認。照準展開。角度修正。計算完了。照準固定。シミュレーション省略。準備完了。
(そして……覚悟完了ダ)
 フリードリヒに気付かれないように、右腕を『蟹』の胴体中央ド真ん中に向け、左腕でそれを固定している。ここまでは汁千本の構えと全く同じだ。しかし、内側は今までとは違う。
 汁千本の要領で右腕の波動内圧を高めていく。しかしまだ発射しない。圧力を徐々に、しかしさらに高める。千の波動を高速で射出する力が一点に集約される。
 右腕が内側からの圧力で破裂しそうになる。しかしまだだ。まだ発射しない。さらに力を凝縮。限界まで溜めていく。いや、限界以上に溜めていく。限界を超える。限界を超えたその先に行き着くのはまさに、極限。
「あーぁ、冷めた。つまらん、もう死ね」
 さっきまでとは打って変わり、抑揚のない声で冷酷に呟くフリードリヒとは対照的に、ゲンダーは力強く叫んだ。

「うおおおおおおおっ! みなぎってきた!! 食らえッ……汁一本!!!」

 一筋の閃光が走った。
 閃光は『蟹』の胴体を貫通して壁の向こうへと消えていく。
 それは派手さも豪快さも持ち合わせない、細い細いただ一本の光の筋に過ぎなかった。
 そして、閃光の飛び去った後には静寂が訪れる。
「……なんだぁ? 何か仕掛けてきたと思えば、まるで大したことないじゃないかよ」
 フリードリヒは何気なく視線を操縦室の計器に移した。
 するとどういうことか、計器の針がどれも振り切れている。
「な…? これは一体どういう……」
【警告! 警告! 機体内気圧上昇中。危険レベル7――ただちに減圧してください】
「ば、馬鹿な……!? 一体何が……う、うう、うわあああぁぁあぁぁぁあッ!!」
 キィ……ンと耳をつんざくような高音が一瞬響いたかと思うと、『蟹』は突然にして大爆発した。


 極限までに高められ凝縮された波動エネルギーが汁一本により射出され『蟹』に注入される。
 そのエネルギーが臨界点を超え、突発的なエネルギー解放現象が起こる。それにより急激なエネルギーの氾濫が起こり、結果としてそれは『蟹』を爆発させ、搭乗者もろとも跡形も無く消滅させてしまった。
 メカニズムとしては太陽のエネルギーのそれに近い。
 天文学者はその現象をこう呼ぶ。【フレア】と。


 倉庫だったその部屋は何もかもが跡形なく吹き飛び、灰と煤だけになった部屋の中にはゲンダーただ一人の倒れている姿があるのみだった。
「な、何が……起きたんダ? お、オレ、生きてる……のか。勝っ……たの、か? は、はは……新技、完成……ダな。でも……まダ、調整が不可欠か……な」
 安堵からか、あるいは疲労からか。ゲンダーはそのまま意識を失った。
 それからどれだけの時間が経ったのだろうか。
 次に意識を取り戻したとき、ゲンダーは見覚えのない場所で目を覚ました。
 それはあたり一面が白一色で埋め尽くされた奇妙な空間だった。


第15章 了

ブラックボックス16
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