「とある飛空士への恋歌」感想
KaichoXが送るアニメ「とある飛空士への恋歌」の感想です。
原作既読者として、アニメに出てこない情報も(勝手に)補完して書くので、
ネタバレ上等どころか、今後の展開も分かってしまうかもしれません。
とある飛空士への恋歌1話「旅立ちの島」
放送時間:2014年1月6日(月)22:00~
「とある飛空士への恋歌」は「とある飛空士」シリーズの第二部に当たる作品で、
空を飛ぶ島「イスラ」に乗って世界の果てを目指すという、一見すると素敵な話です。
一見するとと言葉を濁した表現になっているのは、この人の作品の世界観は、
なんというか舞台装置でしかないと私が思っているからです。
原作者が書きたいのは、主人公とヒロインのイチャラブなのは間違いないのですが、
そのために色々と設定を無駄遣いしているというのが、私の感想です。
1話の感想としては、説明がほとんどないなというのにつきます。
- イスラの話
- 3カ国合同事業の話
- 戦艦の話
- 水素電池スタックの話
- 主人公の出自の話
- 主人公がイスラに乗る理由
- 主人公とアリエルの関係
このあたりは描写はあれどほとんど説明がないので、原作見てない視聴者は大丈夫なのか気になりました。
主人公とアリエルが妹・弟と言い合うのは、1話の内容だと意味不明じゃないかなと。
あとまあ、個人的には一瞬だけ出てきた寮監(これも説明がなかったけど)をどう使うのか気になりました。
そして、主人公とクレアの邂逅が想像よりも早かったと思いました。しかも、初対面なのに好感度高いです。
「ああ、うん・・・」って気持ちになりました。私の読んだ「とある飛空士への恋歌」のままです。
アルペジオみたいに原作とアニメの展開が異なることはあまりなさそうですね。
「とある飛空士への恋歌」の第二部が、完結しているというのはあると思いますが。
はじめに並べた説明不足の点は、正直なところ主人公とヒロインのイチャラブを書くための方便でしかありません。
主人公とヒロインがイチャラブするのは、大いに結構なのですが、
そのために島を空に飛ばしたりしないといけないのか?というのが、私の不満の根底にあります。
ただまあ1話を見る限り、世界観を原作よりも適当に使う可能性があるので、逆によい作品になるかと期待しています。
水素電池スタックとかまじめに取り扱うほど、何でそんな使い方してるのかとツッコミが入る理想機関なので、
適当に描写した方がいいですし。
TRI-OBOG会は「とある飛空士への恋歌」を応援しています。
最終更新:2014年01月07日 22:46