コマンドー実況

「コマンドー」の実況スレとともに映画を楽しんだ際の、語録と作品の感想。


+ 2010年5月16日 日曜洋画劇場「コマンドー」 (ファンタスティック・フォー/超能力ユニット)

2010年5月16日 日曜洋画劇場「コマンドー」 (ファンタスティック・フォー/超能力ユニット)

科学者4人が宇宙での実験中に宇宙線を浴び超能力を得る。元の体に戻ろうと研究をしつつ、その能力を平和のために使う。

語録

「なんと…醜い顔なんだ…」 (岩のような肌に変化してしまったベンを見て)
「見えないんだ…」 (透明になる能力を得たスーザンに対して)
「蒸気抜き」 (元の体に戻る装置を作動させるシーンで)
主人公たちの超能力がプレデターやターミネーターに似ていたため、その方面の語録がよく登場した。
また途中で5月30日放送の「レッドブル」のCMが入るたびに、組合員たちは歓喜に包まれた。

感想

アメコミを映画化するとどうしてつまらなくなるのだろうか。 感情移入できるタイプの主人公ではないのに、人間ドラマにしようとするからだろうか。
せめてロボコップ並みの突っ込みポイントを用意して欲しいのだが、なまじ映像だけは綺麗だから困る。 40点。

+ 2010年5月19日 水曜シアター9「コマンドー」 (WHO AM I?)

2010年5月19日 水曜シアター9「コマンドー」 (WHO AM I?)

南アメリカで作戦中にヘリの墜落により記憶を失ったジャッキーは、謎の組織に命を狙われつつも、自分の素性を探す旅に出る。

語録

「必ず返すと約束したな あれは嘘だ」 (ジャッキーが原住民の子供にコンパスを借りるシーンで)
「説明書を読んだのよ」 (クリスティーンが暗号を解読したシーンで)
「来いよベネット!」 (敵の刺客とジャッキーの格闘シーンの直前で)
ジャッキーのアクションがメインの映画で、爆発・発砲シーンは少なかったので、スレの伸びは今ひとつであった。

感想

ジャッキーが本名で出演していることに違和感を感じざるを得ない。 アクションは素晴らしいのだが、その分ストーリーを覚えていない。
内容は薄くともストーリーははっきりしていないと映画としては評価しづらいところである。 70点。

+ 2010年6月11日 金曜ロードショー「コマンドー」 (エボリューション)

2010年6月11日 金曜ロードショー「コマンドー」 (エボリューション)

隕石とともにアリゾナに落ちた微生物は、数ヶ月で地球を支配できるほど驚異的なスピードで進化しはじめた。

語録

「車がなくなっちゃったわ」 (隕石の落下にウェインの車が巻き込まれたシーンで)
「カービー将軍」 (主人公たちがラッセル将軍に呼ばれたシーンで)
「ビールでも飲んでリラックスしな」 (ダニーとディークが主人公たちにビールをすすめたシーンで)
理屈も心理描写もなく手放しで見られるコマンドーのような映画。ところどころコマンドーとシンクロする場面も見られた。

感想

ゴーストバスターズの監督が作っただけあり、非常に馬鹿で面白い完成度の高さであった。
まさにB級映画の鏡ともいうべき作品。 95点。

+ 2010年7月5日 日曜洋画劇場「コマンドー」 (センター・オブ・ジ・アース)

2010年7月5日 日曜洋画劇場「コマンドー」 (センター・オブ・ジ・アース)

ジュール・ベルヌの「地底旅行」を映画化した作品。

語録

「放してやった」 (主人公ら3人が地底へ落ちて行くシーンで)
「湖なのにサメ地獄」 (地底の海で怪魚に襲われたシーンで)
「カバンにするぞ!」 (襲ってきた恐竜を倒すシーンで)
本日の映画はアクション要素が多く含まれたエンターテイメント性の高い作品であり、実況がしやすい映画であったので、組合員たちは非常にまとまっていた。

感想

シーンが移り変わるごとに、主人公の服の汗染みの形が変わるのが非常に気になった。
全体的にB級臭がしたが、特にトロッコのシーンは清々しいまでの物理法則の無視っぷりで非常に気に入った。 85点。

+ 2010年7月7日 水曜シアター9「コマンドー」 (プレデター)

2010年7月7日 水曜シアター9「コマンドー」 (プレデター)

言わずと知れたシュワ映画。 ∴。

語録

「タナバターはプレデター」 (テレビ東京番組CMより)
「俺たちコマンドー部隊が」 (テレビ東京番組CMより 本当はレスキュー部隊)
今回はシュワ映画であり、本編から語録を列挙するときりがないため、テレビ東京の番組CM中から挙げた。
さすがテレビ東京、ノリノリである。

感想

「俺たちはレスキュー部隊だ、人殺しじゃない」この台詞にこの映画の全てが凝縮されているといっても過言ではない。
どこにチェーンガンとグレネードランチャーで武装して、ゲリラを皆殺しにするレスキュー部隊がいるだろうか。
序盤30分に集められた、この映画の突っ込みどころを視聴者は十分に楽しまなければならない。
プレデター登場後は、20年経っても色褪せない素晴らしいパニックホラーである、これも大いに評価に値する。
「血が出るなら、殺せるはずだ!」これは映画史に残る名台詞だろう。 組合員補正含めて100点。

+ 2010年7月14日 水曜シアター9「コマンドー」 (ブロークン・アロー)

2010年7月14日 水曜シアター9「コマンドー」 (ブロークン・アロー)

ディーキンス少佐の裏切りにより、同乗していた爆撃機から核弾頭を盗まれたヘイル大尉は、奪還するため少佐の後を追う。

語録

「レーダーから消えました…」 (脱出により無人となったB-2爆撃機が墜落するシーンで)
「審判の日」 (政府への警告のため核弾頭の1つを廃坑の地下で爆発させたシーンで)
「蒸気抜き」 (衝突で列車が急停止したため核弾頭が飛んでディーキンス少佐に突き刺さるシーンで)
貴重な「蒸気抜き」のある作品。爆発・銃撃シーンが多い上に、コマンドー同様「敵を追跡して倒す」というストーリーなので非常に実況しやすい映画であった。

感想

公園監視員の女性がエリート軍人と同等の戦闘力を持っていたり、軍のヘリが追跡に熱中するあまり前方不注意で山にぶつかったり…
と、細かい突っ込みどころは挙げればきりがないが、アクション映画としては楽しめる部類であるだろう。
ジョン・トラボルタの悪役のはまりっぷりは見事である。 75点。

+ 2010年8月6日 金曜プレステージ「コマンドー」 (HACHI 約束の犬)

2010年8月6日 水曜プレステージ「コマンドー」 (HACHI 約束の犬)

大学教授のパーカーは、駅前で迷子になっていた秋田犬を連れ帰り、首輪にあった漢字「八」からハチと名付ける。

語録

「ウルフィ」 (ハチに対して)
「追ってくるぞあの馬鹿」 (仕事に出かけるパーカーを追ってハチが家を飛び出すシーンで)
「もう会うことはないでしょう」 (ハチが帰らぬパーカーを駅で待ち続けるシーンで)
「ハチ公物語」のアメリカ版。それゆえ、しんみりとしたストーリーで組合員には非常に実況のしにくい作品であった。
加えて、裏番組の『金曜ロードショー「コマンドー」(サマーウォーズ)』に多くの組合員が動員されたため、全250レス程度という低速実況であった。

感想

ハチ役の犬の演技が上手すぎて驚かされた。ストーリーも原作に忠実で、しっかりまとまっていて素晴らしい作品。
ただ、ハチが駅で待ち続けるうちに季節が移り変わる描写にだけCGを使ってしまった点は、それまでの雰囲気を壊してしまった蛇足だろう。
主演のリチャード・ギアの声を当てたのは、ソフトバンクのお父さん犬役も務める北大路欣也である。
新聞のテレビ欄「声:北大路欣也」を見てハチが喋ることを期待したのは私だけではないだろう。 90点。

最終更新:2010年10月09日 05:32